Topics クロニクス テクニカルセミナー開催 去る 7 月 7 日(水) 、8 日(木)の 2 日間にわたり、 野として、太陽電池と海水を真水に変える装置を挙げ、 京都と東京にて、クロニクス株式会社主催による「テク 今後伸びる製品としては、LED 照明とパワー半導体を ニカルセミナー」が開催された。セミナー冒頭には、ク 挙げた。クロニクス株式会社では、昨年、LED 照明と ロニクス株式会社の代表取締役・黒江春海氏より、 太陽電池を組み合わせた装置の開発を行い、宮古島と鹿 2010 年半導体市場についての動向が語られた。世界同 児島県指宿市に寄付するほか、自社ブランドの LED 照 時不況を経て、ようやく半導体マーケットも上昇に転じ 明を日本国内で販売を開始しており、同事業を通して、 ているとし、なかでもアジアパシフィックの成長が顕著 CO2 削減にも注力している。 となった状況に着 東京・京王プラザホテルで行われた同セミナーでは、 目した。その観点 同社を含め全 13 社の講演者によるプレゼンテーション から、今後世界の が行われ、クラシックギタリストの宮下祥子さんによる マーケットを牽引 生演奏も披露されるなど、今年も充実した企画内容で構 するのは、インド、 成されたセミナーとなった。 中国、中近東とし、 シンプルで低価格 クロニクス株式会社 な製品の需要が高 TEL : 0120-17-9629(フリーダイヤル) まると述べた。ま E メール : sales@chronix.co.jp た、今後伸びる分 http://www.chronix.co.jp クロニクス株式会社 代表取締役 黒江春海氏 Topics 最新液晶ビデオウォールソリューションで 電子看板市場を拡大 日商エレクトロニクス株式会社、日商エレグループの ビスを展開。電子看 ビジュアライゼーションの専門会社である株式会社エヌ 板(デジタルサイネー ジーシー(以下、NGC)と日本サムスン株式会社は、 ジ)市場と同社事業 次世代型液晶ビデオウォールソリューションの発売を発 を拡大したいとして 表した。 いる。また、ユーザ サムスン電子では、同社独自のビデオウォール専用ソ に多様なデジタルサ フトウェア「MagicInfo VideoWall」を開発。同社製液 イネージの可能性を 晶ディスプレイ一体内蔵型 Windows コントローラに対 体感してもらうため、 する大容量ネットワーク配信技術を用い、従来製品によ 常設ショールーム「デジタルサイネージフォレスト」を るシステム構成に比べてコストを半減しながら、シンプ 日商エレクトロニクス株式会社の本社に開設。NGC で ルで簡便なシステム構成と高度なビデオウォールコンテ は、これらの取り組みによりサムスン電子製ディスプレ ンツ制作機能を提供する。同社製液晶ディスプレイは、 イを使用したソリューション売上を 2011 年には、前 異なるサイズのディスプレイ、縦横設置を混在しながら 年比 2 倍の 30 億円に拡大したいとしている。 最大 250 台まで自在に配置し、1 つのビデオウォール として構築・運用することができる。 日商エレクトロニクス株式会社 NGC ではこれら機器とソフトを同社のコンテンツ制 TEL : 03-3544-3829 作・提案ノウハウと組み合わせ、 「MATRIX」としてサー E メール : pr-info@nissho-ele.co.jp 24 ︱ August 2010 eizojoho industrial Topics 動的画像処理実利用化 ワークショップ DIA2011 http://www.tc-iaip.org/DIA2011/ DIA(Dynamic Image processing for real ■講演申込要項 Application)ワークショップは、マシンビジョン/ 講演申込み期限:2010 年 12 月 17 日(金) コンピュータビジョン分野における画像処理の実利用 原稿提出期限:2011 年 1 月 14 日(金) に関わる研究・開発の発表、討議、情報交換の場とし 申込方法:DIA2011 ホームページよりオンライン て、毎年日本各地で開催されており、2011 年は、 でお申し込みいただける。講演題目、希望講演形式(イ 阿波踊りで全国に知られている徳島での開催の運びと ンタラクティブセッション、オーラルセッションの なった。 別)、講演概要(A4 用紙 1 枚程度)、講演者氏名(フ 画像処理を実用化する上での新手法・新技術の提案 リガナ)、(協賛組織会員/非会員/学生の別)、連名 や最新のビジョン関連技術に関する情報交換の場とし 者氏名(フリガナ)、同所属、連絡者氏名、連絡者の て有益な機会となることは間違いない。研究者・技術 所属、連絡先住所(郵便が届く内容)、電話、FAX 番 者、そのほか画像処理とその応用技術に関心をもつ関 号、E-mail アドレス(登録確認などに必要)の情報 係者の積極的な参加をお待ちしている。募集内容は以 を記入。 下のとおりである。 ◆参加者と 1 対 1 で対話可能なインタラクティブセッ ション ◆会場で講演いただくオーラルセッション ■お問い合わせ先 〒 182-0026 調布市小島町 1-11-6 エンケ 102 (株)キャンパスクリエイト内 ◆その場でシステムの動作の様子や効果をアピールで 画像応用技術専門委員会事務局 DIA2011 係 きる機器デモ展示 TEL :080-1076-0019 なお、若手研究者による優秀な発表には研究奨励賞 FAX :020-4662-8246 を授与する。 E-mail :gazoh@campuscreate.com URL :http://www.tc-iaip.org/DIA2011/ ■動的画像処理実利用化ワークショップ DIA2011 開催事項 共 催:精密工学会 開催日:2011 年 3 月 3 日(木)、4 日(金) 共同企画:画像応用技術専門委員会(精密工学会)、 会 場:四国大学交流プラザ 知能メカトロニクス専門委員会(精密工学会)、マシ (〒 770-0831 徳島市寺島本町西 2-35-8) ンビジョンのハイブリッド化技術調査専門委員会(電 気学会)、非整備環境におけるパターン認識技術の社 ■スコープ 会への展開協同研究委員会(電気学会)、パターン計 論文募集分野を例示する。ただし、これらに限ら 測部会(計測自動制御学会)、画像処理特別研究委員 れるものではない。 会(日本非破壊検査協会) ・ 画像応用システム(FA、セキュリティ、防災、 協 賛:電気学会、計測自動制御学会、情報処理学会、 ITS、農業、医療、環境、エネルギー分野など) 日本ロボット学会、電子情報通信学会、エレクトロニ ・ イメージセンサ、画像デバイス、3D 計測、センサ クス実装学会、センシング技術応用研究会、日本電気 統合、画像処理プロセッサ 制御機器工業会、映像情報インダストリアル ・ ヒ ュ ー マ ン・ マ シ ン・ イ ン タ ラ ク シ ョ ン、VR、 AR、感性情報処理、情報提示 ・ 画像照合、画像検索、映像分析、メディア理解、コ ンテンツ生成 ・ 画像理解、物体認識、ロボットビジョン、シーン解析、 多波長センシング ・ パターン認識、学習アルゴリズム、統計的手法、 モデリング、進化型システム eizojoho industrial August 2010 ︱51
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