Vol.133(2009年10-11月号

133
2009/10・11
より快適に、使いやすくなりました
待望のリニューアル 完成!
アイハウスは、「市民のた
めの国際交流の場」として、
国際交流・協力をはじめ、さ
まざまな催しにご利用いただ
き、みなさまに愛される施設
としてその役割を果たしてき
ました。
開館 20 周年を機に、より
安全に、より快適にご利用い
ただける施設づくりをめざし
て、内装や空調設備の更新な
ど大規模なリニューアル工事
大ホール
を実施。主要な施設が装い新
たに生まれ変わりました。
大ホールでは、1,006 席すべての座席をより座りやすいものに更新。付属のテーブルも大きく使い
やすくなりました。また、大会議室「さくら」は、壁紙やカーペットを一新し、華やかで明るい空
間にしました。
そのほか、同時通訳や映像機器など、最新設備
の整備も行い、ギャラリーやホテル、レストラン
をあわせ持った施設として、大規模な国際会議や
学術会議をはじめ、社内会議やコンサート、発表
会など、多彩な催しにご利用いただけます。
このたびグレードアップした大阪国際交流セン
ターをぜひご利用ください。経験豊かな専門のス
大会議室「さくら」
タッフが、お客様の多様なニーズに丁寧にお応え
します。
(財)大阪国際交流センター 総務部 施設担当
お申込み・お問合
せ
06-6772-6729 eigyo@ih-osaka.or.jp
施設の詳細はホームページでもご覧いただけます ⇒ http://www.ih-osaka.or.jp/
アイハウスニュース No.133
1
国 際 交 流・協 力
アイハウス夏祭り“The 賑”2009 今年も盛り上がりました!
第10回目となる今回は、7月26日(日)に開催し、
家族連れ、高校生グループ、外国人留学生等、約
1,700名のみなさんにご来場いただきました。
今年も、五条和太鼓倶楽部、天王寺体操民踊同好
会、大阪カトレアライオンズクラブ、大阪USライオ
ンズクラブといった、地域で活動する団体のみなさ
んやボランティア137名のご協力により、盛大に開催
することができました。
このうち、55名がアイハウスの南隣にある日本学
生支援機構(JASSO)大阪日本語教育センターで学
ぶ外国人留学生で、日本語能力レベルはそれぞれな
がらも、共に活動する他のボランティアや来場者と
の交流を深めました。留学生からは「わたしの国の
お祭りとは全然違った。楽しかった。」「活動しなが
ら日本の人たち、外国の人たちと会話ができて、友
達ができた。
」
「大変だったけれど楽しかった。
」とい
った声が寄せられました。
●「ステージ」
のコーナーでは、
和太鼓、盆踊り、
韓国のサムルノ
リ、外国人留学
生によるパフォ
ーマンスに加え、
今年は「ペルー
移住110周年」
▲参加者もステージに上がって和太鼓体験
「ボリビア移住
110周年」「日メ
コン交流年」にあたるということでフォルクローレ
(南米音楽)とタイ舞踊を新たに取り入れ、楽しんで
いただきました。
●「遊び」のコ
ーナーでの人気
は、やはり「ス
ーパーボールす
くい」と「ヨー
ヨーつり」。子
どもも大人も、
また、日本人も
外国人もみなさ
ん大いに盛り上
がりました。
▲遊びのコーナーは大人も子どもも真剣!
●「食」のコーナーでは、日本の夏祭りの定番料理
の焼きそばやフランクフルトなどに加え、水餃子や
チヂミ、メキシコ料理、ペルシャ料理など、アイハ
ウス夏祭りならではの国際色豊かなメニューを提供
しました。
▲各国の美味しい料理が並んだ食のコーナー
●例年盛況の「体験」のコーナーでは、ボランティ
アに浴衣を着付けてもらった外国人のみなさんが、
浴衣で夏祭りを満喫している姿が会場の雰囲気をよ
り一層盛り上げてくれました。着付けを担当したボ
ランティアから、
「みなさんが日本の文化に深い関心
を示してくださり、また礼儀正しさに感心しました」
との感想がありました。今年は特に、男性の希望者
が多かったので、来年は男性用浴衣を少し増やして
準備したいと思います。
▲熱気あふれるサムルノリのステージ
2
これからも、気軽に国際交流を体験していただく
催しとして、多くの方々にお越しいただけるよう企
画してまいります。どうぞご期待ください。
国 際 交 流・協 力
国際交流人材養成講座フォローアップ講座
「ゆっくり日本語コース」で中国帰国者とふれあいました。
平成20年度に実施した国際交流人材養成講座の受
講者のうち希望者を対象に、実際に日本語教室や外
国人集住地域などを訪問し、現状を知ることで、講
座で学んだ知識を深めるフォローアップ講座を開催
しました。
第1回目は7月18日(土)、大阪YWCA 近畿中国
帰国者支援・交流センターにて中国残留邦人1世の帰
国者のための「ゆっくり日本語コース」での会話練
習に9名が参加しました。
はじめに、学習者お一人お一人が1カ月余りをか
けて書きあげたという作文を披露してくださいまし
た。
『わたしの好きな料理』や『わたしの毎日』と題
された作文の朗読で、日本での生活の様子や生まれ
故郷の中国について語られました。
その後、グル
ープに分かれて
の会話練習。
「中国に行った
ことがあります
か」「最近おも
しろいと思うニ
ュースは何です
か」など、この
日のために用意
▲グループごとに会話が弾みました し、読む練習を
重ねてこられた質問を受けました。練習中に本場の
餃子の作り方を教えてもらったグループもあり、ま
た、約10年、日本に住んでいながら教室外で日本人
と話をするのは初めてと緊張されていた学習者にも笑
顔が見られて、楽しい会話練習となりました。
授業の後、担
当教員の氏原庸
子先生にお話を
伺ったところ、
「1世の方々は
同じクラスで学
習していても、
中国にいたとき
の教育環境は
▲氏原先生を囲んで質疑応答
様々。漢字を読
めないという方もいます。検定や就職など学習目標
のある若い人に比べて、
『ゆっくりコース』では積み
上げていく学習の成果は期待せず、勉強を続けるこ
と、仲間に会うことに意味があります。習ったこと
を忘れてしまう学習者に『先週も勉強したでしょ』
とは絶対言わない。教員は『忘れても、何回でも繰
り返し教えますよ』という気持ちで学習者と向き合
っています」とのことでした。実際に中国帰国者の
方々と交流することで、中国帰国者支援について考
え、理解を深めるよい機会となりました。
アイハウスでは、国際交流の担い手となる人材育成のため、
国際交流基金(JF)との協力による事業を行っています。
アメリカで日本を伝えるボランティア
第 9 期コーディネーター募集説明会をアイハウスで開催!
国際交流基金日米セ
ンター主催による「日
米草の根交流コーディ
ネーター派遣(Japan
Outreach Initiative: JOI)
プログラム」の参加募
集説明会が開催されま
す。過去の参加者が日米の学校・社会の違いなど
2年間のボランティア活動の体験談をご紹介する
他、担当職員が事業概要をご説明します。国際理
解の促進、日米交流を深める活動にご関心のある
方、ぜひ会場にお越しください。
■日 時:平成21年11月29日
(日)
14:00∼16:00
■場 所:大阪国際交流センター会議室3・4
■参加費:無料
■申 込:お名前・電話番号・ご希望の会場名(大
阪会場)を明記の上、電子メールにて
お申し込みください。
(宛先:CGPinfo@jpf.go.jp)
■問合せ:国際交流基金日米センター
TEL:03-5369-6072
■主 催:国際交流基金日米センター
http://www.jpf.go.jp/cgp/fellow/joi/boshu
アイハウスニュース No.133
3
国 際 交 流・協 力
ファシリテーター研修の場として開催!
つくる・つなげる・ひろげていく 2009年度 開発教育連続セミナー
近年、学校や地
域活動などで注目
されている「開発
教育」をテーマに、
平成21年11月∼平
成22年2月まで
(月1回)の全4回
のセミナーを開催
▲セミナーの様子
します。
今年度は、参加者の発言や全体の状況を見ながら、
実際にプログラムを進行していく“ファシリテータ
ー”としての力量を様々な角度で高める内容になっ
ています。(詳細は、http://www.ih-osaka.or.jp/
i.house/010/09dear.htmlをご覧ください。)
※第2∼4回の各セミナー終了後、45分間をファシリテーター研修
の場として設定します。 第1回のセミナー参加者の中から希望者を
募り、実際にファシリテーターをしていただいて、参加者相互に意
見交換をしながら学びます。ぜひご参加ください。
第1回 平成21年11月8日(日)
13:30∼17:00
「参加型の学びとファシリテート
∼ファシリテーターのための基礎講座∼」
講師:向井 一朗(関西セミナーハウス開発教育研究会運営委員)
参加型の学びの場をつくる時、ファシリテーターとして大切
にすべきことは何でしょうか? アイスブレイク、フォトラ
ンゲージ、ランキングなどの基本ワークを体験し、ポイント
を確認しながら学んでいきます。
第2回 平成21年12月6日(日)
13:30∼16:30
「教材と発展 ∼既存の教材を
授業・プログラムに取り入れる∼」
講師:佐藤 友紀(関西セミナーハウス開発教育研究会運営委員)
自分が体験したワークショップを授業や企画したプログラム
に取り入れたいが、どんな流れで構成すれば単なる「ゲーム
■会 場:大阪国際交流センター
■定 員:各回40名 ■参加費:無料
■主 催:
(財)大阪国際交流センター
(特活)開発教育協会 大阪事務所
(独法)国際協力機構 大阪国際センター
■申 込:氏名・所属・電話番号・E-mailアドレス・参
加希望の回を明記の上、右記連絡先まで
FAXまたはメールでお申込ください。
お申込み
ご存知ですか?
体験」で終わらせずにすむのでしょうか?「貿易ゲーム」の
体験を通じて、オリジナルの展開プランを考えます。
16:45∼17:30
ファシリテーター研修Ⅰ「アイスブレイク」
※第1回開催時に参加者を募ります。
第1回、第2回に引き続き、来年1月(第3回)
、2月(第4回)にも
開催します。詳しくは次号でお知らせいたします。お楽しみに!
(財)
大阪国際交流センター 情報企画部 〒543-0001 大阪市天王寺区上本町8-2-6
06-6773-8182
06-6773-8421
kikaku@ih-osaka.or.jp
教育関係機関へセンター所蔵のビデオ・DVDの一部を無料で貸出します!
青少年の国際理解促進を目的として、教育機関を対象に「教
貸出期間は2週間まで、料金
育目的で、授業の一環として使用される場合」に限り、著作元
は無料です。所定の利用申込書
から許可のあった映像資料の貸出しを行っています。
に必要事項を記入のうえ、イン
アイハウスが企画・制作した開発教育関連ビデオ・DVDを
フォメーションセンターまでお
はじめ、150以上の国や地域で子ども達のために活動している
申込みください。(ホームペー
ユニセフ(国際連合児童基金)制作の世界の子ども達の様子が
ジからも申込み可能ですので、
分かる映像資料、開発途上国において海外協力の活動をしてい
お気軽にご利用ください。
)
▲アイハウス作成フォトCDとビデオ
るJICA(独立行政法人国際協力機構)の映像資料など国際理
解に役立つ映像資料をご用意しています。また、日本国内にお
ける多文化共生に関する映像資料もありますので、是非ご利用
ください。
4
(財)大阪国際交流センター 情報企画部
06-6773-8989
06-6773-8421
お問合せ
johokikaku@ih-osaka.or.jp
http://www.ih-osaka.or.jp/i.house/
国 際 交 流・協 力
「メディアフォーラム2009」11月に開催!
気づかなかった日本の魅力に迫る
通算15回目となる今回のフォーラムでは、
「日本の
文化“再発見”!!∼関西で活躍する外国人の視点から
∼」をテーマに、食・マンガ/アニメ・伝統芸能・
観光の各分野において関西で活躍する外国人をパネ
リストに迎え、各人の活動内容の紹介も交えながら、
彼らがとらえた関西の魅力とその情報発信について
お話をうかがいます。
会員の方は、所定の用紙で
アイハウスへお申込みください。
アイハウス会員
ご招待イベント
■日 時:平成21年11月11日
(水)13:30∼16:30
■会 場:大阪国際交流センター 大会議室
■主 催:関西プレスクラブ
関西広域機構 関西広報センター(KIPPO)
(財)
大阪国際交流センター
■募集人数:50名
■締 切:平成21年10月30日
(金)
■参 加 費:無料 ■使用言語:日本語
■出演者(予定)
○パネリスト
お申込み・お問合せ
エイダン・オコナー氏(フードジャーナリスト・大阪大学非常勤講師)
〒530-0005 大阪市北区中之島5-3-51
大阪府立国際会議場11階
関西広域機構 関西広報センター(KIPPO)
「メディアフォーラム」係
06-4803-5551
06-4803-0570
シルヴァン・旭西・ギニャール氏(大阪学院大学国際学部教授、筑前琵琶奏者)
杉本・バウエンス・ジェシカ氏(京都精華大学マンガ学部准教授)
ブラッド・トウル氏(田辺市熊野ツーリズムビューロー国際観光推進員)
○コーディネーター
楠 淳生氏(朝日放送アナウンサー)
「関西留学生音楽祭 in OSAKA」に
20名をご招待!
大阪で学ぶ外国人留学生が母国の民族舞踊や音楽
などを披露する「関西留学生音楽祭 in OSAKA
19th」の入場券を抽選で20名にプレゼントします。
ご希望の方は、ハガキ、FAX、メールのいずれかで、
郵便番号、住所、
氏名、電話番号を
明記のうえお申込
みください。締切
は11月13日(金)の
消印有効。当選発
表は入場券の発送
をもってかえさせ
▲前回の様子(出演者全員での記念撮影)
ていただきます。
大阪市の姉妹都市協会会員と
アイハウス会員 限定の交流会
会員の方は、お申込みの際に
会員番号をお知らせください。
★日 時:平成21年12月11日
(金)18:30∼20:30
★会 場:大阪国際交流センター 大会議室
★参加費:会員ご本人3,000円、同伴者4,000円、
子ども1,000円(就学年齢未満は無料)
★定 員:200名(先着順)
◆大阪市姉妹都市各協会とは…◆
ご招待イベント
■日 時:平成21年12月13日
(日)14:00∼16:00
■会 場:堺市民会館 大ホール
(堺市堺区翁橋町2-1-1
072-238-1481)
※音楽祭終了後に開催する「交歓の集い」に参加ご希望の場合は、
参加費(2,000円)が必要です。
お申込み・お問合せ
〒543-0001 大阪市天王寺区上本町8-2-6
(財)大阪国際交流センター 情報企画部
「留学生音楽祭」係
06-6773-8989
06-6773-8421
johokikaku@ih-osaka.or.jp
「国際交流の夕べ」開催
大阪市姉妹都市各協会とアイハウスの主催による交流会を開
催します。在阪の総領事館等の関係者や各国の留学生・研修生
の方々にもお越しいただき、賑やかに開催します。軽食やアト
ラクションのほか、豪華賞品が当たる抽選会など楽しいプログ
ラムをご用意しています。ぜひお越しください!
アイハウス会員
会員の方は、お申込みの際に
会員番号をお知らせください。
アイハウス会員
ご招待イベント
会員限定イベントなど魅力的な特典がいっぱい
∼アイハウス会員 入会受付中∼
年会費(入会金不要)
:一般会員1万円、メイト 3,000円、法人会員 10万円
「国際交流の夕べ」のほか各種のイベントやセミナーに無料または会員料金
でご参加いただけるほか、図書の貸出やレストランの割引などの特典をご用
意しております。特典の詳しい内容や入会申込書のご請求は下記までお願い
します。また、ホームページでも会員制度について詳しくご紹介しています。
(財)大阪国際交流センター 総務部
〒543-0001 大阪市天王寺区上本町8-2-6
お問合せ
06-6772-6389
kaiin@ih-osaka.or.jp
http://www.ih-osaka.or.jp/
大阪市の8つの姉妹都市のうち6都市(サンフランシスコ、サンパウロ、メルボルン、シカゴ、ハンブルク)に姉妹都市
協会が設立され(ミラノのみ姉妹都市委員会)、市民の方々や団体、企業の皆様方に会員となっていただき、様々な交
流活動を行っています。各姉妹都市協会の事務局業務はアイハウスが行っています。
アイハウスニュース No.133
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姉妹都市交流
姉妹都市シカゴ、サンフランシスコから学生が来阪
夏の大阪を満喫しました!
毎年、姉妹都市協会ではシカゴとサンフランシス
コから来阪する学生を受入れて、大阪での生活を体
験していただくプログラムを実施しています。
シカゴからは日本語弁論大会の大阪・シカゴ協会
賞受賞者の大学生ブランドン・ロバーツさんが6月
15日(月)から1週間、サンフランシスコからは日本
に関するエッセイコンテスト優秀賞受賞の高校生ミ
ヤ・ヤンさん、セラ・パークさんが7月15日(水)か
ら3週間滞在しました。
滞在中は、アイハウスボランティアの家庭にホー
ムステイし、ホストファミリーとの交流や大阪での
生活を楽しみました。また、高校生2名は日本語ボ
ランティアによる日本語特別コースで指導を受け、
日本語のスピーチを練習しました。
連日の猛暑にも負けず大阪城、大阪歴史博物館や
大阪くらしの今昔館など市内の多くの施設見学を通
じて、大阪に対しての理解がより深いものになりま
した。
サンフランシ
スコと大阪は
とても違いま
す。でもサン
フランシスコ
より日本が好
きになりまし
た。全部に驚
いています。
▲日本語ボランティアの伊尾木さんと
(左)
ミヤ・ヤンさん(右)
セラ・パークさん
たとえば、日本の文楽を見た時、とても感動し
ました。そして、景色はきれい、日本の料理は
おいしい、みんなはとてもやさしいですね。私
の家にかえりたくないです。おおきに!
ミヤ・ヤン
私は高校のアニメクラブと新聞の写真部と
毎日、大阪の街を歩いて、日常
の生活に触れることが出来て、
とても面白かったです。いろい
ろな人と出会い、話をしました
が、みんな素敵で温かい人たち
でした。大阪の人たちの優しさ
が、私の大阪訪問を特別なものにしてくださっ
たことを私は忘れないでしょう。
ブランドン・ロバーツ
Japanese Societyの部長をしています。私は他
の人より日本に興味があるからこの姉妹都市交
流プログラムに応募しました。このプログラム
に選ばれた時、私は「ほんま?!」と思いました。
大阪に来て、毎日とても楽しくておもしろいで
す。毎日大阪で新しい発見をしています。サン
フランシスコと大阪は違うけど、町を愛する気
持ちは同じだと思います。
セラ・パーク
第23回納涼のつどい
ワインでめぐる魅惑の姉妹都市
8月29日(土)、毎年夏の恒例行事として、また各
姉妹都市協会会員の親睦の場としてご好評をいただ
いております「納涼のつどい」を開催しました。
今回は各姉妹都市のワインを題材に、シェラトン
都ホテル大阪のご協力で、ソムリエの野口眞司さん
による基礎知識やたしなみ方のコツ等をわかりやす
くお話しいただく講座を企画しました。参加者の皆
さんは、普段からワインを楽しむ方が多かったよう
ですが、各都市のワインの特徴など、丁寧で分かり
やすい解説に熱心に耳を傾け、よりワインへの理解
を深めていただくことができました。
講座の後は、ホテル推薦の各姉妹都市のめずらし
6
いワインを試飲し
て、その土地の気候、
日照、土壌などを反
映した特徴のある味
わいを較べながら、
各地に思いを馳せました。また、法人会員の非営利
株式会社ビッグエスインターナショナルから特別に
ご提供いただきました大変貴重なドイツの貴腐ワイ
ン(貴腐化したブドウを使って造られた極甘口のワイ
ン)等は、その芳醇な味で参加者をうならせました。
ワインに合う軽食を楽しみながら歓談のはずむひ
と時をにぎやかに過ごしていただきました。
姉妹都市交流
国境を越えた人の往来が盛んになった現代では、改めて人と人、都市と都市の結びつきが大切です。文化・
教育・スポーツ・経済など様々な分野で市民相互の交流を行うため、大阪市は世界の8つの都市と姉妹都市
(友好都市)提携を結んでいます。このコーナーでは大阪市の姉妹都市(友好都市)と各協会の活動を紹介し
上海(中国)編
ます。第4回目は本年、友好都市提携35周年を迎える上海をご紹介します。
上海
★
シャンハイ
●中華人民共和国 ●人口…1,858万人 ●面積…6,341k㎡
●言語…中国語 ●1974(昭和49)年4月18日 友好都市提携
1,800万人を超える人口を擁する中国最大の商業都
市、上海。長江の南岸に位置し、海・陸の交通の便
に恵まれた港湾都市としても発展してきました。中
国の伝統文化・芸術が集まる地であり、また、19世
紀以降には、中国の外国貿易・金融等の中心、海外
の新しい文化を吸収する門戸となりました。
歴史的に中国と結びつきが深かった大阪市とは、
大阪の関係各界の強い要望と中国人民対外友好協会
の斡旋により、1974年、友好都市提携を結びました。
今年は友好都市提携35周年、改めて友好都市の絆を
深める年となります。
来年には上海万博の開催をひかえ、開催地となる
浦東新区では、現在、開発が急ピッチで進められて
います。浦東国際空港の拡大や航空路の拡充、地下
鉄の開通などが続々と予定され、また、水上交通の
発展も目覚ましく、世界のクルーズ船が相次いで上
海に寄港して
います。
上海万博の
パビリオンに
大阪市からは
「大阪館」を
出展し、「環
境先進都市、
▲豫園
水都大阪」を
アピールするとともに、春の桜、夏の天神祭、秋の
御堂筋イチョウ並木、冬の中之島イルミネーション
など、四季の移ろいに併せて大阪の魅力的な景観を
紹介します。
中国伝統文化の顔、西洋文化の顔を合わせ持つ上
海。万博開催を目前に、これからますます注目が集
まりそうです。
よ えん
主催:大阪・サンフランシスコ姉妹都市協会、大阪・シカゴ協会、大阪・メルボルン姉妹都市協会
第43回 英語スピーチコンテスト受賞者決定!
9月27日
(日)
、小ホールにおいて、英語スピーチ
コンテストを実施しました。このスピーチコンテス
トは、世界に開かれた国際都市大阪の将来を担う高
校生・大学生を対象に、1967年より開催しています。
今年は、大学の部では14名、高校の部では10名
が出場し、国際社会のコミュニケーションに欠か
すことのできない英語を使って自己表現を競い合
高
校
の
部
学 校
賞 名
氏 名
大阪・サンフランシスコ姉妹都市協会会長賞
姜 侑希
大阪外語専門学校1年
大阪・シカゴ協会会長賞
佐々井 彩
大阪女学院短期大学1年
大阪・メルボルン姉妹都市協会会長賞
吉岡 悟
大阪経済大学1年
大阪市長賞
杉村 春乃
大阪外語専門学校1年
大阪・サンフランシスコ姉妹都市協会会長賞
秋房千安紀
大阪市立南高等学校2年
大阪・シカゴ協会会長賞
室谷 直希
大阪星光学院高等学校2年
大阪・メルボルン姉妹都市協会会長賞
梶井 健吾
大阪市立南高等学校2年
大阪市長賞
阿部 海渡
大阪府立寝屋川高等学校2年
部門
大
学
の
部
い、8名の受賞者が選ばれました。
このうち、各協会会長賞に輝いた大学生3名、高
校生3名が、来年夏に大阪市の親善大使として各都
市へ派遣されます。語学の一層の研鑽とホームステ
イ等生活体験の機会を通じ、姉妹都市交流はもとよ
り、国際的な相互理解と友好親善の推進役となる人
材として、今後の活躍が期待されます。
姉妹都市交流のイベントの企画、入会手続きなどの事務局業務は(財)大阪国際交流センターが行っています。
お問合せ
(財)
大阪国際交流センター 姉妹都市協会担当 〒543-0001 大阪市天王寺区上本町8-2-6
06-6772-9670
06-6772-9790
http://www.sisterc.net/
アイハウスニュース No.133
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国 際 交 流・協 力
外国語
絵本読み聞かせ
参加無料
申込不要
アイアイでは、子どもたちに
10月∼12月のスケジュール表
世界の絵本を通して世界の文化
● 実 施 時 間 火・木 … 午後3時∼3時30分 土 … 午後2時∼2時30分
● 図書開放時間 火・木 … 午後2時∼4時 土 … 午後1時∼4時
にふれていただけるよう、ボラ
ンティアによる外国語絵本読み
火
10/13 11/10
聞かせを行っています。ぜひお
木
10/15 11/19 12/17
気軽にご参加ください。
10/24
土
∼土曜日担当ボランティアから∼
日 英 中
■・■・■
日 英 韓
■・■・■
12/8
日 英 韓
■・■・■
日 英 中
■・■・■
12/26
11/28
日
英 …英語 ■
中 …中国語 ■
韓 …韓国・朝鮮語
■ …日本語 ■
小さいお子さんを前にすると自分も素直に
なれます。飽きたら知らんぷりだけど、そん
な表情を見るのも楽しいです。興味を示し
てくれたときの充実感がたまりません!
▲土曜日のボランティア
JICAからのお知らせ
(財)大阪国際交流センター 情報企画部
06-6773-8989
06-6773-8421
お問合せ
johokikaku@ih-osaka.or.jp
アイハウスのインフォメーションセンターには、JICA大阪のデスクが設置されており、
国際協力推進員がいます。JICAについて、ボランティアについて、国際協力についてなど
ご質問、ご相談はお気軽に!
06-6773-8989
jicadpd-desk-osakashi@jica.go.jp
青年海外協力隊/シニア海外ボランティア 秋募集開始! 平成21年度秋の募集説明会 各地で開催
独立行政法人国際協力機構(JICA)は、青年海外協力隊や 青年海外協力隊(20歳∼39歳までの方)
日 時
会 場
シニア海外ボランティアなどを世界中に派遣しています。
10/13 火 18:30 天王寺 天王寺MIO 12階ホール A・B・C
自分の持っている経験や技術を、開発途上国の人々のため
JICA大阪国際センター 講堂
オススメ!
日 13:30 茨 木
個別相談、特別相談、体験談など盛りだくさん!
に役立てたいと思う方、是非説明会にご参加ください! 10/18
10/21 水 18:30 京 橋 ホテル京阪京橋 7階 かがやきの間(西)
JICAボランティアについての詳しい説明の他、OB/OGによ 10/28 水 18:30 梅 田 阪急グランドビル26階 会議室1・2・3
る体験談や個別相談など情報満載です。
シニア海外ボランティア(40歳∼69歳までの方)
●ホームページでは右記以外の地域の説明会情報などを提供して
います。
http://www.jica.go.jp/osaka/index.html
イベント
情報
10/18
10/26
日 時
日 14:30 上本町
月 18:30 梅 田
会 場
大阪国際交流センター 3階 中会議室
阪急グランドビル26階 会議室1・2・3
JICAとアイハウスでは、「世界の子どもたちの暮らし」をテーマにした映画祭を、10月16日
(金)、12月13日
(日)、
来年 2 月上旬に開催します。詳しくは、http://www.ih-osaka.or.jp/i.house/010/09hiroba-movie.htmlをご覧ください!
アイハウスはオールインワンのコンベンション施設
編
集
・
発
行
財団法人
大阪国際交流センター
〒543-0001 大阪市天王寺区上本町8丁目2番6号
06-6772-5931㈹ 06-6772-7600
http://www.ih-osaka.or.jp/
至東梅田
法円坂出入口
至大阪港
阪神高速道路
至長田
地下鉄中央線
難波宮跡
谷
町
筋
上
町
筋
空港リムジンバス
バス停
道頓堀出口
谷町九丁目駅
至三宮
至野田阪神
近鉄線
■
5番出入口
ハイハイタウン
阪
神
高
速
道
路
松
屋
町
筋
地
下
鉄
谷
町
線
大阪国際
交流センター
専用駐車場
出口
日本学生支援機構
大阪日本語教育
センター 夕陽ヶ丘ランプ
入口
2番出入口 ■
四天王寺前夕陽丘駅
リニューアルでデザインを一新、美しくより快適に
■ 1番出入口
天王寺駅
大ホール客席や会議室がシックで落ち着いた雰囲気に生まれ変わりました。
空調設備の更新で、より快適にお使いいただけます。
8
至松原
大阪上本町
地下鉄千日前線
高津入口
■
3番出入口
「使いやすさ」が好評です
ホール、会議室のほかレストランやホテルも備え、コンサート、シン
ポジウム、会議、研修、パーティなど幅広い用途にお使いいただけます。
経験豊かなスタッフがイベントをトータルでサポートします。
千日前通り
至八尾南
四天王寺
至奈良
至南巽
シェラトン
都ホテル大阪
近鉄上本町駅
近鉄百貨店
上本町8丁目
バス停
天王寺消防署
天王寺区役所