国立大学法人大分大学「全学研究推進機構」 女性テニュアトラック教員公募要項 国立大学法人大分大学では, 「テニュアトラック制度」の充実・強化を図るため,大分大 学全学研究推進機構の女性教員 (テニュアトラック教員) 1名を下記のとおり公募します。 全学研究推進機構( http://www.med.oita-u.ac.jp/rpp/ )は,大分大学の重点研究領 域の研究を推進する重点研究推進分野と個々の研究者,学部・研究科等の研究及び全学研 究推進機構の研究プロジェクトを支援する研究支援分野からなる組織で,今回募集する女 性教員は,重点研究推進分野において採用時に提出した研究計画書に基づく研究活動を中 心とする職務に従事していただきます。 また,採用されたテニュアトラック教員には,研究室及び実験室が確保され,現有する 実験施設の機器・設備が使用可能です。 テニュアトラック制度は,公正で透明性の高い選抜により採用された若手研究者が審査 を経てより安定的な職を得る前に,任期付きの雇用形態で自立した研究者としての経験を 積むことができるキャリアパスを提供する仕組みです。大分大学では,平成23年度から 全学研究推進機構においてテニュアトラック制度を導入しました。 任期は5年で3年経過時に中間審査を行い,5年目の最終審査で適格と認められたテニ ュアトラック教員は,大分大学の定年制適用の教員(テニュア教員)として採用されます。 記 1 職種及び募集人員 テニュアトラック講師または助教1名(女性) 2 所属 大分大学全学研究推進機構(配属先は、理工学部共創理工学科) 3 専門分野 応用化学系分野 4 応募資格 以下の4つの条件を満たす者 【講師の場合】 (1)博士の学位を持ち,5年以上教育・研究に携わった経験及び研究上の業績を有し, 教育研究上の能力があると認められる者 (2)英語でプレゼンテーション(講義)ができるレベルの英語力がある者 (3)過去5年以内(産休及び育休期間を除く)に国際的もしくは国内の定評ある学術 誌に発表された論文(原著)が3編以上あること。 (4)日本語で授業ができること。 【助教の場合】 (1)博士又は修士の学位を持ち,教育・研究に携わった経験及び研究上の業績を有し, 教育研究上の能力があると認められる者 (2)英語でプレゼンテーションができるレベルの英語力がある者 (3)過去5年以内(産休及び育休期間を除く)に国際的もしくは国内の定評ある学術 誌に発表された論文(原著)が1編以上あること。 (4)日本語で授業ができること。 5 採用予定時期 2017年4月1日以降のなるべく早い時期 6 提出書類 ※(1)及び(3)~(5)は,本学所定様式( http://www.oita-u.ac.jp/ ) で作成してください。また(1),(5)は,日本語で作成してください。 (1)履歴書(生年月日,博士学位の取得年月,専門分野を明記してください。 ) (2)学位取得証明書 (3)研究業績目録(原著論文、総説および著書等)一覧 論文は,査読を受けたものに限ります。 各論文掲載雑誌のインパクトファクター(最新版)を明記してください。 また,基調講演や招待講演を行っている場合は明示してください。 (4)外部資金の獲得状況 (5)研究計画書 A4 2枚以内 (6)主要論文(1編)の要旨(日本語の場合は400字程度,英語の場合は200語 程度) (7)参考意見を求めうる方2名の氏名と連絡先 7 応募期限 2017年1月23日(月)午後5時(日本時間)必着 8 選考 書類選考の後,採用候補者によるプレゼンテーション,インタビュー等を実施し, 採用者を決定します。 9 提出先 〒870-1192 大分県大分市大字旦野原700番地 大分大学全学研究推進機構長 門田 淳一 宛 ※郵送の場合は, 「書留」とし,封筒に「 『全学研究推進機構』テニュアトラック教員 応募書類在中」と朱書してください。 ※提出された書類(業績等も含む)は返却せず,当該審査委員会において個人情報に 留意して処分します。 10 問い合わせ先(お問い合わせは、メールにてお願いいたします。) 〒870-1192 大分県大分市大字旦野原700番地 大分大学研究・社会連携部研究・社会連携課長 山元 一之 ℡097-554-7181 E-mail:kenkyou@oita-u.ac.jp 11 その他 (1)当公募は, 「男女雇用機会均等法」第8条(女性労働者に係る措置に関する特例) に基づく公募です。 (2)大分大学では,男女共同参画を積極的に推進しています。女性研究者の研究環境 向上を図るため男女共同参画推進室を設置し,様々な支援を行っています。 (3)テニュアトラック期間の勤務形態は常勤です。また,給与については,国立大学 法人大分大学職員給与規程に規定する月給制を適用します。 (4)テニュアトラック期間は,スタートアップ資金として初年度,2年度に研究資金 が措置される予定です。 (5)テニュアトラック期間は,研究エフォート70%は確保されます。 但し,メンターの指導の下,教育に関する業務を課すことがあります。 (6)テニュアトラック期間は5年間とし,採用後3年経過時に中間審査,4年6カ月 を目途に研究業績等に係る業績評価を行い,テニュア教員への採用基準に達してい ると評価された場合は,大分大学の定年制適用の教員(テニュア教員)に採用され ます。 (7)上記(6)の業績評価項目(観点)は以下のとおりです。 ①学術論文の数と質,応募者が筆頭著者の論文の数と質,corresponding author の論文数と質,業績評価時の論文のインパクトファクター,特許取得数(出願数) ②研究計画書(採用時の研究計画書に基づき採用後作成)の内容についてその将 来性,実現性,インパクト ③大型外部資金獲得の可能性 (8)大分大学工学部は,平成29年4月に理学系分野を拡充して理工学部と改めて, 創生工学科と共創理工学科の2学科体制となります。 共創理工学科の教育研究は,数理解析の展開による構造と現象の解明,超情報社 会を支えるICT基盤技術,複雑系科学、社会基盤を支える材料化学,物質変換科 学及び食品科学です。これらの項目に教育研究上の主たる責任を持つ組織として, 既存の学科を再編すると共に新設も加えて4コースを設けています。 また,応用化学コースで養成する人材像は,基礎化学の知識と物質・材料化学及 び生物化学の専門知識・技術を有し,それらを活用する能力をもち,地域・企業か ら地球環境に亘るさまざまな課題解決に生かすことができる技術者・研究者です。 以上
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