第2号 平成20年度 10月 17 日発行 広島県立広島特別支援学校 進路指導部 『障害者ジョブサポーター制度』について 広島県では、平成 19 年度から、障害のある人が働きやすい職場作りをすすめ、職場定着を促進する ため「ジョブサポーター」の養成及び派遣が行われています。 1.ジョブサポーター制度とは 障害者やその家族、事業主からの要請に応じて、支援者(ジョブサポーター)を派遣し 仕事や職場の人間関係に適応できるようにサポートする制度です。 2.ジョブサポーターの種類 【派遣型ジョブサポーター】生活支援センターなどから企業に出向いて、障害者や事 業主からの相談を受けながら企業への助言等を行う。 【企業内ジョブサポーター】一般社員が研修を受け、企業内で同僚として共に働きな がら、障害者を支援します。 3.ジョブサポーターの派遣 障害者就業・生活支援センターに相談してください。 支援期間は個別に設定しますが、標準的には 10 回程度を想定しているようです。 4.問い合わせ先 ○広島障害者就業・生活支援センター(広島市西区打越町17-27) TEL 082-537-1132 FAX 082-537-1134 ○ 広島中央障害者就業・生活支援センター(東広島市八本松町米満461) TEL 082-497-0701 FAX 082-427-0280 ○ 広島県商工労働局雇用人材確保課就業支援グループ(広島市中区基町10-52県庁内) TEL 082-513-3425 E メール shokoyou@pref.hiroshima.lg.jp ○みどりの町障害者就業・生活支援センター(三原市城町一丁目2-1サンシープラザ3階) TEL 0848-67-0039 FAX 兼 ○ 東部地域障害者就業・生活支援センター(府中市中須町1550-1) TEL 0847-46-2636 FAX 0847-47-1202 【障害者合同面接会について】 9月25日(木)に障害者合同面接会が開催されました。これまで,一般求人(新規学卒対象求人以 外の障害者対象求人)が対象でしたが,今年度は,高等学校・特別支援学校の障害者手帳保持者で来春 卒業を予定している人も参加可能となりました。 会場のグリーンアリーナには110余社のテーブルが並び,年齢,障害も様々な求職者約430 名が,希望する会社への入社をかけて真剣な表情 で面接を行っていました。本校高等部3年生の8 名も各々3社程度と面接しました。 生徒たちは保護者とともに,事前に届いた参加 事業所のリスト・求人情報をもとに,事業内容や 実際の仕事内容,就業場所,就業時間などを検討 し,面接する事業所を選びました。 この面接会に参加するためには職安での求職登 録が必要です。また,当日は面接する企業に履歴 書を提出します。それらの書類(求職登録票・履 歴書)は本人の自筆です。生徒たちは,記入の練 習をした後に,間違わないように慎重に清書して 準備しました。 面接の練習もしました。挨拶,質問への受け答 えを練習し,どのような服装が適切なのかなど, 社会人になるために必要なことを学習しました。 面接会では,どの生徒も緊張感を持って質問に 答え,学校とは違う雰囲気を体験しました。 採用人数は1社につき大概1~2名ですが,面 接希望者は40名以上という事業所もあり,初め て参加する生徒たちが採用となるにはなかなか厳 しい状況です。採否の結果は10日から2週間後 に各事業所から連絡があることになっています。 * 第3号では、高2・高3の就業体験先と仕事内容を情報提供したいと思います。
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