ASAHI CHUO 京セラ、会社分割方式により三洋電機から携帯電話事業部 門を承継。 京セラと三洋電機は、平成20年1月21日、各取締役会において、三洋電 機の有する携帯電話事業部門を京セラが承継し、承継の方式として平成20年 4月1日付の会社分割を実行することを最終決定した。 携帯電話事業部門の承継の目的としては、京セラが携帯電話、PHS、無線 通信システム等の通信機器関連事業を主力事業の1つと位置付けて高収益体質 の確立を目指している中、競争力を強化するため、三洋電機が有する国内及び 北米での顧客基盤の取り込みをはかること、三洋電機がこれまで培ってきた開 発力、設計技術力を京セラの有する経営資源と融合させることにより、さらな る商品開発を行うこと、とされている。 なお、会社分割は、会社法796条3項(簡易分割手続)の規定によって、 株主総会の承認決議を得ずに行う予定であり、携帯電話事業部門の承継(売却) の対価は400億円前後となる見込みである。 この会社分割によって、三洋電機の携帯電話事事業部門に関しては、両社が 合意する債権債務、雇用関係を京セラが承継することとなる。 朝日中央綜合法律経済事務所グループ http://www.ac-law.jp
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