利活用と今後の展望④ 法人番号の民間利用

マイナンバー制度の利活用と今後の展望
利活用と今後の展望④
法人番号の民間利用
株式会社 東京商工リサーチ
執行役員 田中 智子
2015年10月に番号法が施行され国税庁より
プ内調達情報の名寄せによる合理化」など利
個人に付与されるマイナンバーと企業に発番
用価値を認めていることが明らかになりまし
される法人番号の通知が開始されました。法
た。さらに「法人番号とTSR企業情報のセッ
人番号制度においては日次変更情報を含む基
トでデータ提供してほしい」といった要望が
本3情報が国税庁のホームページで無償提供さ
企業や金融機関から多く寄せられていること
れています。
から、
東京商工リサーチ(以下TSR)は法人番号
の通知前から長年に渡り企業コードの構築と
「法人番号のいち早い活用が企業の競争力拡
大のチャンス」
運用に携わっており、経済産業省の『法人番
といえるのではないかと考えております。
号等の民間事業者における利活用に関する調
本稿では何か一つでも皆様の戦略立案に役
査研究』意見交換会等の機会を通じて民間企
立つ紹介ができればと考えております。
業として様々な意見の提供を行ってまいりま
した。そのような観点から、本稿では法人番
号の民間企業での利活用について解説してい
きたいと思います。
法人番号は、個人マイナンバーと利用範囲
が大きく異なります。番号法の中で個人マイ
ナンバーの利用範囲が「社会保障」
「税」
「災
企業コードの歴史
はじめに「企業コード」の歴史について振
り返りたいと思います。
害対策」の3つの分野と規制されているのに対
行政側の取り組みとしては1971年に民事法
して、法人番号は利用範囲の規制がありませ
務協会が設立され、法人登記情報を「登記情
ん。言い換えれば誰でも自由に無償で活用で
報提供サービス」を通じ提供しています。以
きますので、民間企業の幅広い分野で活用が
来13種類以上もの企業コードが発生し(13と
期待できますし、TSRでも活用を推進してお
いうのは省庁の数とおおよそ同じだそうで
ります。
す)
、官公庁や民間企業に多大な事務負担、及
2015年8月にTSRでは企業の皆様へ「マイナ
び生産性の低下を招いているという状況が続
ンバー法のスタートに関するアンケート調査」
いていました。これらの課題を受け会社法人
を実施し、4,942社の回答を得ました(図表1参
等番号が一意化され、その後2015年に法人番
照) 。その結果、大企業中心に6割が「活用の
号が国税庁より公表通知されました。
注1
30
1
方向」と回答し、導入後は「取引先管理の効
一方、民間企業では今から54年前の1962年
率化」「取引先管理のコストダウン」
「グルー
に弊社が独占販売権を持つグローバル企業コ
行政&情報システム 2016年2月号
利活用と今後の展望④ 法人番号の民間利用
図表1 法人番号に対する関心
法人番号対応の予定についてお聞かせください。
他社の法人番号を
取得して活用する予定
他社の法人番号を
活用する予定はない
検討中
未検討
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
Source:
「マイナンバー・法人番号に関するアンケート」
(TSR) N=5,169
Copyright© Tokyo Shoko Research
ードD-U-N-S® Numberがリリースされ、1996
マスター登録の効率化、グループ内調達先の
年にはTSR企業コードと、D-U-N-S® Number
名寄せ、市場調査の基礎データなど広範多岐
と の 連 携 も 始 ま り ま し た。 そ し て い よ い よ
に渡り、経済効果は約70億円/年とも言われ
2015年 に は 法 人 番 号 とTSR企 業 コ ー ド 及 び
ています(図表2参照)
。さらに信用情報との
D-U-N-S® Numberが連携し、グローバル対応
連携やEDIとの連携といった施策追加を行っ
を可能としました。
た場合の利活用ケースでは、行政手続き添付
このように企業コードというものは大変古
書類への利用、銀行口座対応業務、信用情報
い歴史があるわけです。その理由として企業
取り込み、EDI業務効率化などさらに活用は広
コードは企業活動に欠くことのできないもの
がり、この経済効果は1兆円/年を超すとも言
であり、かつ経営情報基盤に非常に重要なイ
われています 。
ンパクトを及ぼすものであるからだと考えて
注2
いくつかの具体例を解説します。
おります。
2-1 法人番号によるBtoB(企業⇔企業)の
2
法人番号活用による、
企業におけるメリット
次に法人番号の利活用のメリットを解説し
ます。
すぐに利活用が期待できるケースだけでも、
正式名の確認、取引情報の収集効率化、企業
顧客情報集約によるマスターデータマ
ネジメント/経理処理の改善(図表3参
照)
私どもが普段お会いしている多くの企業の
皆様の共通課題のひとつにはグループ、グロ
ーバルにおける売上や取引情報の集計に工数
がかさむ、あるいは正確な取引状況が把握で
きないということがあります。
要因としては取引先情報の分散・重複の他、
行政&情報システム 2016年2月号
31
図表2 法人番号利活用想定ケース
特
集
マイナンバー制度の利活用と今後の展望
取引情報の
収集効率化
グループ内
調達情報
名寄せ効率
行政手続き
添付書類
企業間取引
添付書類
正式名称
確認
市場調査
の
基礎データ
取引先登録
更新業務
効率化
融資企業
名寄効率化
キャンペー
ン管理
厳格化
フィッシング
サイト
対策
信用情報
取り込み
口座照会
対応業務
コード
による
自動入力
対象企業
確認業務
入金消込
業務効率化
依頼対象
企業特定
すぐに利活用が期待
施策追加により利活用期待
Copyright© Tokyo Shoko Research
マネー
ロンダリング
対策
統計情報
分析
効率化
制度改正により利活用期待
Source:経済産業省「法人番号の利活用促進のための方策」資料を基にTSR作成
図表3 InB/BtoBにおける活用シーンの例:顧客情報集約によるマスターデータマネジメント/経理処理の改善
想定される現状
顧客コード
社名
住所
売掛金
与信限度額
入金
019347
エックス・ワイ・ゼット㈱
東京都
100万円
100万円
50万円
XYZ01
エックスワイゼットカブシキガイシャ
大阪市
100万円
N/A
N/A
01234
XYZ株式会社
名古屋市
100万円
100万円
N/A
■ 企業単位の名寄せが出来ていないため、与信限度額を超過した売掛発生や入金処理のミスが生じる
法人番号の導入後
法人番号
TSR
企業コード
顧客
コード
社名
売掛金
与信限度額
入金
1234567890123 123456789
019347
エックス・ワイ・ゼット㈱
100万円
100万円
N/A
1234567890123 123456789
XYZ01
エックス・ワイ・ゼット㈱
100万円
N/A
N/A
1234567890123 123456789
01234
エックス・ワイ・ゼット㈱
100万円
100万円
50万円
300万円
⇒見直し
■ 法人番号導入により、企業単位の売掛集約・与信限度額との照合や入金処理の改善
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グループ・部署間で異なる取引先コードを利
Automation、営業支援システム)に取引先名
用 し て い る こ と に あ り ま す。 例 え ば 企 業 の
を略称で登録しているなど、その粒度や登録
ある部署では取引先名を事業所単位で登録し
方法が異なるために、いざマネジメントから
て い る が、 別 の 部 署 で はSFA(Sales Force
「うちの企業グループの取引社数は何社ある
行政&情報システム 2016年2月号
情報が連携することで、たとえば中小企業を
即座に答えられないわけです。ここで既存取
対象とした入札事業でどれだけの中小企業が
引先に法人番号を付与し、取引の実態を法人
入札したのかについて財務データなどを活用
単位で正しくとらえることで取引先の一元管
し、効果測定が可能になりますのでより一層
理、重複排除が可能になります。また請求や
企業支援活動にも役立つことでしょう。
入金の際にも取引先へ法人番号の提示を求め
同様に各省庁や自治体のホームページ等に
ることで法人が一意に特定できるなど事務処
開示されている企業名称等に法人番号を付与
理は劇的に効率化が図られます。
することで、GtoG(政府⇔自治体)や省庁同
ここに民間の企業情報提供サービスの属性
情報を付与することで日本標準産業分類に即
利活用と今後の展望④ 法人番号の民間利用
の?」「地区ごとの顧客数は?」という問いに
士の情報連携もさらに進むことが予想されま
す。
した業種分類、評点(企業の成長性、経営者
また日本でもTPP協定の発効によって多く
の能力を加味した総合評価)や財務、倒産確
の企業にグローバルビジネス拡大のチャンス
率(企業が向こう一年間で倒産する確率を統
がやってきます。FTAに基づく有利な関税率
計的に算出したスコア)
、資本系列などを活用
の適用を受けるための、特定原産地証明書の
し効率的な取引先傾向分析、リスク管理も実
企業登録に法人番号が適用されれば手続きの
現します。マネジメントからの「対○○グル
効率及びスピードの向上、またBtoGの法人番
ープでの売上合計は?」という問いにも即座
号の利活用が推進されると考えております。
に応えられるようになるわけです。
3
2-2 法 人番号によるBtoG(企業⇔官公庁)
の情報連携による効率化
法人番号の活用は、企業と官公庁の情報連
法人番号の課題
携でも多大な効果が期待できます。税申告に
このようにさまざまな用途が期待できる法
おいても2016年1月以降に開始する事業年度に
人番号ですが、日本企業のビジネス活用にお
係る申告から法人番号を記載することとなり
いては大きく三つの課題があります。民間の
ます 。このことによって国税庁は納税法人を
企業情報提供サービスとの連携を図ることに
スピーディに特定することができます。さら
よりそれらをどのように解決できるかをTSR
に既存納税法人にも法人番号が付与されたり、
のサービスを例にとってご紹介します。
注3
かつ企業情報と連携することで企業分析も効
率化されます。
その他にも官公庁の入札申請や補助金申請
3-1 網羅性
法人番号は事業所単位・個人事業主・海外
等では、これまでは申請の際に企業は様々な
企業には発番されていません。
書類や情報を収集し、申請に煩雑な手続きが
■企業情報提供サービスで課題解決→TSRで
必要でした。また官公庁にとってもそれぞれ
は2億5千万件の事業所単位の国内外企業情報、
の申請書を集約する必要がありました。ここ
日 本 に お い て も302万 件 の 法 人 デ ー タ の 他、
で企業がオンラインで法人番号を利用して申
144万件の事業所データを提供しているので事
請をすることが可能となれば官公庁はリアル
業所単位でもマスターデータマネジメントを
タイムに申請企業を一意に特定することがで
実現することが可能です。また一日に数百万
きるようになります。
件の更新を施し鮮度の維持を図っております。
さらに法人番号に企業情報提供サービスの
行政&情報システム 2016年2月号
33
3-2 属性項目
特
集
4
マイナンバー制度の利活用と今後の展望
法人番号は基本3情報(法人番号・商号・登
記上の本店所在地)のみで構成されています。
■企業情報提供サービスで課題解決→TSRで
は法人番号に紐づく情報として商業登記によ
法人番号のメリットを生かした
海外ビジネスチャンスの拡大
る実在性の確認の他、実際に事業を営んでい
この法人番号と民間の企業情報提供サービ
る所在地、日本標準産業分類に基づく業種名
スとの連携を図ることでグローバルビジネス
称、扱い品名称、取引銀行、販売先、仕入先、
へのチャンスも拡大します。
企業の概況、財務データなどの他、企業の事
業継続性を測る様々なリスク指標を用意して
4-1 諸 外国における企業識別コードの取り
組みと特徴
います。
多くの諸外国でも行政機能強化や企業力強
3-3 名寄せ
化を目的に企業識別コードを提供しています。
法人番号は国税庁のホームページで公開さ
そのいくつかを紹介しましょう。
れ、ダウンロードも可能ですが、大量の自社
図表4のように海外では以前より企業識別コー
の顧客に法人番号を付与するのには手間がか
ドの普及が進んでいます。ここではD-U-N-S®
かります。
Numberについて詳しく解説します。
■企業情報提供サービスで課題解決→TSRで
D-U-N-S® Numberとは
は特許を取得した名寄せ技術を保有。企業の
■The Data Universal Numbering System
取引先にスピーディに法人番号を付与します。
1962年にD&Bが開発した9桁の企業識別コー
名寄せは旧社名、通称名、旧住所にも対応し
ているほか漢字の形や読みでもマッチングを
行うことが可能です。これによって既存顧客
ド
日 本ではTSRが管理・発番・提供 TSR企
業コードと連携
にも法人番号を付与できるため活用の幅も広
■特徴:
がりを見せることでしょう。
◇全世界220 ヶ国2億5千万件超の事業所を統
名寄せは日本語、英語や中国語などによる
多言語対応、またSFA / CRM /マーケティ
ングオートメーションなどアプリケーション
内での活用やAPI連携も可能です。
一の基準でコード化
◇第 三者的な立場からD&Bが独自に付与、
管理
◇本社、支店、事業所単位で付与
◇番 号自体に意味を持たせない柔軟なコー
図表4 諸外国の企業識別コードの一例
34
国
名称
英国
Company Number
デンマーク
CVR Number
8桁63万件:法人及事業所単位・1999年より導入。CVRをすべて
の省庁共通コードとしての利用を法律で制定
米国
D-U-N-S Number
複数の法人コードが存在しているがD&B(ダンアンドブラッドス
トリート)の法人コードが公共、民間分野で広く普及
9桁2億5000万件:法人及び事業所単位(全世界)
行政&情報システム 2016年2月号
®
特徴
8桁300万件:法人単位・2012年より登記一部オープンデータ化
利活用と今後の展望④ 法人番号の民間利用
ド体系
National IDとの連携によってもたらされる
◇ファミリー・ツリー・リンケージにより、
企業間の資本系列関係を把握する事が可能
企業へのメリットは以下のとおりです。
①日 本の取引先傾向分析に基づいた海外進出
及びグローバル調達の拡大
米国政府、国際連合、欧州委員会など200以
②グ ローバル統一顧客コードによるERPシス
上の国際主要政府機関より採用・推薦され、
テムなどの維持メンテナンスコストの最適
電子商取引でも企業識別コードとして採用さ
化
れているデファクトスタンダードです。
③グローバルM&Aのシナジー効果の最大化
④グ ローバルビジネスにおける経営意思決定
4-2 法人番号⇔TSR企業コード⇔D-U-N-S
®
Numberがグローバルビジネスにもた
のスピード化
⑤クロスボーダーな取引先管理
らすメリット(図表5参照)
法 人 番 号 を 活 用 しD-U-N-S® Numberと 連
(2)グループ資本系列情報や倒産確率との連携
携させることで グ ロ ー バ ル ビ ジ ネ ス 拡 大 の
D-U-N-S® Numberに紐づくこれらの情報は
強 力 な サ ポ ー ト と な り ま す。 こ のD-U-N-S®
政府関連機関における国境を越えたサプライ
Numberに連携する項目をいくつか紹介しま
ヤ管理でも実績があります。
す。
事例をあげますと、2012年に行われたロン
ドンオリンピック・パラリンピックにおける
(1)National IDとの連携(上記で一部紹介
サプライヤ管理でも、オリンピック実行機関
した諸外国の企業識別コード)
(
【例】オ
(ODA: Olympic Delivery Authority)により
ーストラリア企業番号・英国 CRO番号・
D-U-N-S® Numberとそれに連携する情報が採
ヨーロッパ標準 VAT番号・アイルラン
用されました。プロジェクト期間中に多数の
ド CRO番号・ドイツ登記番号・フラン
国にまたがり、厳格な納期を迫られるサプラ
ス SIREN 番号・中国組織コード・イタ
イチェーン管理をD-U-N-S ® Numberで集約し
リア商業会議所番号など)
リスク管理を徹底、プロジェクト期間中にサ
図表5 法人番号とTSR企業コードの連携
取引先コード
法人番号
TSR企業コード
D-U-N-S® Number
企業が独自に付番する
取引先コード
国税庁が付番する
企業コード
TSRが付番する
国内コード
グローバルに連携する
企業コード
Copyright© Tokyo Shoko Research
行政&情報システム 2016年2月号
35
特
集
マイナンバー制度の利活用と今後の展望
プライヤの倒産を発生させなかったことによ
ました 。これは郵便番号、国家統計、政府予
り、ロンドンオリンピックの開催成功を強力
算、入札記録など13分野のデータについて入
にサポートしました。
手のしやすさを調査するものです。調査時期
注4
の関係で法人番号のオープン化は反映されて
国税庁も2015年12月に国際標準規格に基づ
おらず残念な結果となりましたが、ここは今
く 発 番 機 関 へ の 登 録 を 果 た し ま し た(UN/
後も政府のリーダーシップの発揮によって進
EDIFACTデ ー タ エ レ メ ン ト3055、ISO/IEC
展できる分野でもありますので期待したいと
6523-2及びISO/IEC 15459-2)
。
ころです。
これにより法人番号が電子タグなどの自動
認識メディアの識別子の中で活用される企業
コードとしての利用ができことになるため、
ただ今回オープンデータとなった法人番号
も活用されないとその効果が上がりません。
法人番号の普及、そして企業情報提供サー
出荷品や在庫の管理が効率化され日本企業も
ビスとの連携は製造・通信・金融・エネルギー・
グローバル電子商取引にますます参入しやす
物流・ITなど様々な業界のグローバルビジネ
くなることが予想されます。
スにおいて日本を強くします。本誌が皆様の
さらに企業情報提供サービスを組み合わせ
お手元に届く頃には多くの企業様へお取引先
ることで、出荷先を管理し例えば工場から出
の法人番号とTSRの企業コードをセットでご
荷される部品の流通分析によるコスト最適化
提供できている頃です。TSRはこれからも法
やグローバルな出荷状況分析、売れ筋分析な
人番号の普及を推進し、皆様の情報戦略のパ
どにも活用できるでしょう。
ートナーとして日本企業の発展に貢献すべく
日本企業のグローバル進出拡大に併行する
品質の高い情報をお届けし続けます。
形で法人番号に紐づく情報としてTSRから提
供するGlobal Business Ranking(グローバル
ビジネスランキング)も活用できるようにな
ります。(2016年2月リリース)
。これは世界中
の企業が向こう1年間で休業や休止する可能性
を統一スコアで予測するツールです。例を取
ると取引先を選定する際に日本企業と中国・
ベトナム・インドネシアの企業を同じ評価軸
で比較可能となります。D-U-N-S® Numberと
連携することで全世界の企業のリスクレベル
を比較可能となり、グローバルビジネスにお
ける意思決定を強力に支援します。
5
法人番号の活用が
日本企業にもたらすもの
世界規模での2015年オープンデータ現況調
査で日本は31位と前年の19位から順位を下げ
36
行政&情報システム 2016年2月号
【注】
1.http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20150811_01.
html
2.データソース:
「法人番号の利活用促進のための方策」
経済産業省
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/senmon_bunka/
number/dai3/siryou1.pdf
3.データソース:国税庁ホームページ
http://www.nta.go.jp/mynumberinfo/jizenjyoho/
4.データソース:
「オープンデータ・インデックス」2015
年版(オープン・ナレッジ、本部:英国)
株式会社東京商工リサーチ:
(TSR)
:創業123年
日本全国に80ケ所の拠点を有し、企業の調査取材のほ
か、日本最大のカバレッジを保有する企業情報を用い
た国内外の与信管理の効率化、営業マーケティングの
強化、安定調達やコスト最適化の取り組みなど企業間
取引に欠かせないさまざまなソリューションをご提供。
長年に渡って世界最大の企業情報を提供するリーディ
ングカンパニーである米国のダンアンドブラッドスト
リート(D&B)の日本で唯一のプロバイダとして提携。
〈本稿についてのお問い合わせ〉
tomoko.tanaka1@tsr-net.co.jp