「株式会社ソラスト代表取締役社長 石川 泰彦 より新年のご挨拶」(PDF

Press Release
株式会社ソラスト代表取締役社長 石川 泰彦 より新年のご挨拶
―「働き方の変革」
「仕事の仕方の改革」を通じて、サービス業の生産性向上に挑戦 ―
謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。旧年中は格別のご厚情を賜り、厚く御礼申し上げます。
弊社は昨年 6 月 29 日に東京証券取引所市場第一部へ上場いたしました。皆様には多大なご支援をいただ
き、誠にありがとうございました。
弊社の前身である株式会社日本医療事務センターは、1965 年に日本初の医療事務教育機関として創業し
ました。その後、医療事務などの業務受託、介護事業、保育事業へと事業領域を広げ、今日では全国で約 2
万 5 千人の社員(約 90%が女性)が医療事務、介護、保育の仕事に携わっています。
昨今日本では、長時間労働のマイナス面が顕在化し、働き方を根本的に見直す必要性がクローズアップさ
れています。また、いわゆる「103 万円の壁」などの議論に象徴されるような、女性や主婦の働き方が話題
になっています。サービス産業に携わり、多くの女性社員がいる私たちこそがまず先頭にたって、働き手の
目線で考えていかなければならない課題です。
医療事務の業務受託においては、長きにわたって、お客様である病院の意向を最大限尊重し仕事をしてき
ました。介護の仕事は、介護保険によって細部まで規定され、それを守ることに細心の注意を払ってきまし
た。その結果として、いつのまにか仕事が受け身的になり過ぎたのではないかという反省と、病院をはじめ、
患者さんやご家族の真のニーズ、介護施設の利用者さんの不安や真意を汲み取れていたか、そして社会にと
っての価値に焦点を当てた仕事が出来てきたのか、という反省があります。
受け身でいる限り、斬新な発想は生まれてきません。これからは、お客様の本当のニーズを理解し、自由
な発想で、新しいやり方やより良いサービスを提案していきたいと考えています。また、AI やロボットなど
の ICT を積極的に活用して、自分たちの仕事の生産性とクオリティーの飛躍的改善に挑戦してまいります。
以上のことは、働き手の側から見れば「働き方の変革」であり、
「仕事の仕方の改革」です。仕事は暮ら
しの重要な一部ですが、あくまでも暮らしの一部です。暮らしを犠牲にするような仕事はすべきではありま
せん。実際、仕事と暮らしは一体であり、
「暮らしが仕事、仕事が暮らし」なのです。暮らしと仕事のより
良い関係を見つけ出すのが、
「働き方の変革」です。そのためには、仕事のやり方を工夫し変えていく「仕
事の仕方の改革」も必要です。2 万 5 千人の社員全員で、仕事と暮らしの新しい、そしてより良い関係を見
つけ出していきたいと思います。
本年も変わらぬご愛顧・ご支援を賜りますよう、宜しくお願い申し上げます。
2017 年 1 月
株式会社ソラスト 代表取締役社長
■ 報道関係者のお問い合わせ先: 株式会社ソラスト 広報室 TEL.03-3450-2724 MAIL.koho@solasto.co.jp
〒108-8210 東京都港区港南 1-7-18 DBC 品川東急ビル 6F (ホームページ http://www.solasto.co.jp/)
■ 株式会社ソラスト(旧社名:株式会社日本医療事務センター)
: 1965 年に日本初の医療事務教育機関として創業し、2015 年 10 月に
創業 50 周年を迎えました。2016 年 6 月に東証一部へ上場[6197]
。2 万 5 千人を超える社員を擁し、全国の医療機関から医療事務を受託する医
療関連受託サービスをはじめ、首都圏・関西圏・名古屋地区で訪問介護や通所介護など在宅系を軸とした「介護サービス」
、東京都認証保育を中心
とした「保育サービス」を展開しています。2016 年 3 月期の売上高は 630 億円です。