2010 年 第 5 回 RiCKS 次世代研究者フォーラム

立命館大学コリア研究センター(RiCKS)
2010 年
第5回
RiCKS 次世代研究者フォーラム
「韓国併合 100 年を迎えた韓国・朝鮮研究の課題」
立命館大学コリア研究センター(RiCKS)次世代研究者フォーラムは、長期的
な韓国研究の推進と若手韓国研究者の緊密なコミュニティー形成を目的として
いる。これまで日本と韓国の若手研究者を中心に研究報告および総合討論を行
う国際セミナーを 2006 年、2007 年、2008 年、2009 年の 4 度にわたって実施し
てきた。
これまでのセミナーでは、韓国・朝鮮を研究領域とする日韓の若手研究者が
一同に会してそれぞれの研究発表を行うことで、専門分野を超えた研究にふれ、
かつ多様なテーマについて活発に議論を行う場を作り出してきた。過去のフォ
ーラムでは滝沢秀樹教授(大阪商業大学)、中塚明名誉教授(奈良女子大学)、
山室信一教授(京都大学人文科学研究所)、姜徳相教授(滋賀県立大学名誉教授、
在日韓人歴史資料館長)など、これまで日本における韓国・朝鮮研究をリード
してこられた先生方の記念講演を軸に議論を行った。これまでにフォーラムに
参加した若手研究者の数は、延べ 68 人(日本 12、韓国 50、中国 4、米国 2)に
上り、専攻分野も政治学、歴史学、法学、社会学、文学、経済学、教育学と多
岐にわたった。また、研究成果は『立命館大学コリア研究センター次世代研究
者フォーラム論文集』として出版。第一号では日本語 4 本、韓国語 9 本、第二
号では日本語 7 本、韓国語 8 本、第三号では日本語 12 本、韓国語 8 本、英語 1
本の論文をそれぞれ掲載した。
これまでのフォーラムでは統一テーマを設け、第 1 回は「日本の韓国研究−
現況と課題」、第2回は「21世紀韓国研究の課題」、第3回は「東アジアにお
ける韓国研究の現在」、第 4 回は「日本と朝鮮半島の関係を問い直す――『韓国
併合百年』を前に」と題して、韓国研究の課題について議論を進めてきた。そ
して第 5 回目の企画が開催される今年、
韓国併合 100 周年という節目を迎えた。
今ここで「統一テーマ:韓国併合 100 年を迎えた韓国・朝鮮研究の課題」とい
うテーマを掲げ、韓国併合 100 年を踏まえた韓国・朝鮮研究の今後の課題を浮
き彫りにする場を設けたい。
第5回
立命館大学コリア研究センター次世代研究者フォーラム
募集要項
1.企画の概要
全体テーマ:韓国併合 100 年を迎えた韓国・朝鮮研究の課題
基 調 講 演:水野直樹氏(京都大学人文科学研究所所長)
募 集 期 間:2010 年 5 月中旬∼6 月 25 日(金)
実
施
日:2010 年 8 月 2 日(月)∼5 日(木)
会
場:立命館大学衣笠キャンパス
宿
泊:京都/宇多野ユースホステル
参
加
者:基調講演者1名、発表者20名以上
主
催:立命館大学コリア研究センター
協
賛:東国大学校 BK21 韓国語文学における伝承と翻訳研究人力養成事業団
2.プログラムおよび日程
8 月 2 日(月)
開会
基調講演
水野直樹氏(京都大学人文科学研究所所長)
オリエンテーション
レセプション
8 月 3 日(火)
研究発表および質疑応答
8 月 4 日(水)
研究発表および質疑応答
総合討論「韓国併合 100 年を迎えた韓国・朝鮮研究の課題」
8 月 5 日 (木)
解散
3.募集要項
(1)参加資格(以下の①∼④の要件をすべて満たすこと)
①博士課程在籍者・修了者・博士学位取得者。
②大学または研究機関における非専任職者。
③人文・社会科学、芸術を専攻し、
「韓国・朝鮮」を研究対象とする者。
④日韓両言語での発表・討論が可能な者。(※フォーラムに通訳は入らない)
(2)参加支援
①発表者に交通費の一部(国内 20000 円まで、国外 30000 円まで)を支給する。
②発表者の宿泊費は主催者が負担する。但し、
「京都/宇多野ユースホステル」以外の施
設に宿泊する場合は全額自己負担とする。
③8 月 2∼4 日の昼食・夕食は主催者が用意する。
④上記以外は、参加者個人が負担する。
※個人の研究支援費等の自己資金を得られる者は、それを活用することが望ましい(宿
泊実費一泊 3300 円程度、レセプション代 4000 円程度)。
(3)発表
①研究発表 20 分と討論 20 分とする。7 月 15 日(木)までに、A4 で 5∼6 枚程度の報告原
稿を提出する。完成論文の場合、同量の要約を提出すること。
②韓国語あるいは日本語で発表・討論をする。通訳が必要な場合は、参加者自身が用意す
ること。
③発表者の報告原稿は、加筆・修正した上で後日論文として『立命館大学コリア研究セン
ター次世代研究者フォーラム論文集』第四号に掲載する(2011 年 3 月頃発刊予定)。詳細
については別途連絡する。
4.応募方法
▼応募書類
①参加申込書
②発表要旨(2000 字程度)
(様式はhttp://www.ricks2005.comからダウンロード。日本語版・韓国版いずれも可)
▼応募方法
・インターネット申請
korea@st.ritsumei.ac.jp(件名:YF2010 application)
・ファックス申請 Fax:075-466-3247
▼締め切り
2010 年 6 月 25 日(金)必着
5.選定および通知
参加申請の受付が終わり次第、立命館大学コリア研究センター運営委員による審査をお
こなう。結果は電子メールで通知する。
6.お問い合せ先
立命館大学コリア研究センター(担当:呉仁済)
〒 603-8577 京都府京都市北区等持院北町 56-1
TEL : 075-466-3264
(内線 3228)
FAX : 075-466-3247
(内線 2544)
e-mail : oinje@fc.ritsumei.ac.jp