日本語のページ 1 J-Sei 事務局長からの手紙 第22回J-Sei招待ゴルフトーナメント−5月14日(月) 毎年恒例のJ-Sei 招待ゴルフトーナメント、今年は近頃改装された、景色のすばらしいミラビスタ•ゴル フ&カントリークラブ(エルセリト)で、5月14日(月)に開催されます。ショットガンスタートは正午、受 付は午前9時半からです。ティープライズ、ランチ、スナック、賞品、 豪華な夕食が参加費に含まれます。ゴ ルフをプレイしない方もぜひ会場にお越しください(別料金)。この招待ゴルフはJ-Sei にとって重要な資金 調達行事であり、また楽しくて思い出に残るイベントでもあります。毎年新たな趣向を凝らして行われてお り、昨年のマリガンルール採用は大好評を持って迎えられました。 このトーナメントのスポンサーならびにプレイヤーを募集中です。興味のある方は、ぜひダイアン•ウォン グ事務局長までご連絡ください。(電話: 510-848-3560 内線102 、Eメール: diane@j-sei.org)収益は、JSei の和食ランチ宅配プログラムをオークランド在住の方々に拡大するために使われます。 これまでに(2012年3月12日現在)、次の方々からスポンサーのお申し出をいただいています。プラチナ: ユニオンバンク ベネファクター:アバカスプロダクツ、フジエ•ロン(CPA)、エドウィンRオシカ法律事務所、リッチモン ドカントリークラブ、萬法律事務所 ティースポンサー: ブエナビスタコミュニティインスティテュート、CCIフィナンシャル&インシュラン スソリューションズ、フジナカMグレン(DDS)、KアンドSカンパニー、ラウドマウスゴルフ、オリンダオプト メトリーグループ、サカイ•ロバート法律事務所、タカノ•マス、タニサワ•テッド&スーザン(タニサワ•ベン 氏を偲んで) ホールインワン賞($10,000)スポンサー: MIF インシュランスエージェンシー 2012 年カレンダー ほぼ2,000近くのJ-Seiコ ミュニティカレンダーが発 送されました。このカレン ダーにはメンバー組織によ るイーストベイの行事予定 が掲載されています。J-Sei のサービスの向上と継続の ためにご寄付をお送りいた だいた多数の方々にお礼を 申し上げます。カレンダー の必要な方はJ-Sei事務所ま でお電話でご連絡いただけ れば、早速お送りいたしま す。このカレンダーを有効 にご活用ください。 J-Sei Administrative Office 2126 Channing Way Berkeley, California 94704 P: (510) 848-3560 | F: (510) 848-3631 www.j-sei.org J-Sei Senior Center 1710 Carleton Way Berkeley, California 94703 (510) 883-1106 J-Sei Home 24954 Cypress Avenue Hayward, California 94544 P: (510) 732-6658 F: (510) 732-6633 ヘイワードのJ-Sei ホームが現在申し込みを受付中です!! 2 J-Sei ホーム J-Seiの新年会で辰年を祝う J-Sei ホームではそのオープン以来、多くの方々から 様々な品をご寄付いただいてきました。コボリ•ジョイス さんとご家族(入居者のコボリ•ユタカさんのご家族)か らは70インチのハイビジョン3Dテレビをご寄贈いただき ました。本当にありがとうございます。 「皆さん、大喜びで す。画面が本当に鮮やかでとても見やすいんですよ」と介 護担当者の赤木マユミさんは語ります。コボリさんご一 家からはクリスマスツリーとDVDプレーヤーのご寄付もい ただきました。 マリーン•サチさん、リンダ•トニさん、そして友人の方 々からは、トナイ•メアリさんを偲んで、$1,100のご寄付 をいただきました。お礼を申し上げます。また、 マトバ•チ トエさん、 ヤマト•ジェーンさん、バークレー仏教会、バー クレー仏教婦人会、オサダ•マサコさんからも様々なうれ しいご寄付をいただいております。ありがとうございまし た。 匿名のご寄付: 「タオル、シーツ類、クリスマスの 飾り、その他の家庭用品を匿名で寄付してくださった皆さ んに、心から感謝しています。コミュニティの方々の多大 な援助はJ-Sei ホームの運営に欠かせないものです」と ホーム管理者のダテ•ローラさんは述べています。 どのようなものを寄付が必要かというお尋ねを皆さ んからいただいております。J-Sei ホームではこうしたお 心遣いを大変ありがたく感じています。日用品の中では、 ティッシュ、手ふきワイプ(洗浄用ウエットティッシュ)、デ ィナーナプキンを特に必要としています。奇妙に思える かもしれませんが、ホームでは一番よく使われるのがこう した品で、あっという間に使い終わってしまうのです。 これとは別に、大型のものとしては電子キーボード/ ピアノが希望の品としてあがっています。こまごまとした ものにはつぎのような品があります。 a) 絵の具、アクリ ル絵の具、パステル、色鉛筆、アート紙、色画用紙、 b) 墨絵用筆、墨、すずり、紙、半紙、c) 折り紙、 d) 昔のゲ ーム(ウノ)、ボードゲーム(Sorry)、推理ゲーム(Clue) 、または「ピクショナリー」や「Scattagory」、 「Trivial Pursuit」のような答え当てゲーム、 e) 500 から 600 ピースのジグソーパズル、 f) 2ポンドの腕用ダンベル、 ストレッチ用のエラスティックバンド、スクイーズボール、 ビーチボール。一定の期間、ホームに貸していただけれ ば、後にお返しいたします。また、J-Seiホームにご持参 いただき、居住者の方々に使い方を教えていただけれ ば、これほどうれしいことはありません。やる気あふれる 居住者の方々が何人もいらっしゃいます。何かご提案の ある方は、ダテ•ローラさんまでぜひお電話でお知らせく ださい。電話: (510) 732-6658 オープンハウス:J-Sei ホームの見学は、毎日午前9 時から午後6時まで受け付けています。いつでもお気軽 にご訪問ください。詳細と個別のツアーを希望される方 は、管理者のダテ•ローラさんまでお電話でお問い合わ せください。喜んでご案内いたします。電話:(510) 7326658 J-Sei主催の2012年新年会は、悪運を追い払い、辰年に 幸運をもたらす桜会太鼓グループの演奏のおかげで華やい だ催しとなりました。イチナガ•ルースさん率いるこのグルー プには、フルイチ•メアリ•アンさん、フジタ•ジュディさん、ホン ダ•キミさん、イナダ•エレンさん、イワハシ•カズさん、クマイ• レナさん、マツナガ•エミさん、ナカハラ•カズエさん、ニシザ ワ•スーザンさん、テカワ•アイリーンさんが参加。シニアの皆 さんの実力に驚かされました。太鼓をたたくメンバーのエネ ルギーと楽しさが、観客の方々にもひしひしと伝わってきま した。 今年もまたセンチメンタル•ストラマーに登場していただ き、おなじみのオールディーズや日本のメロディー、そして観 客の皆さんと一緒に歌う機会がもたれました。ストラマーの 演奏に合わせて、たくさんの方が歌を口ずさんで、すっかりく つろいだ雰囲気が醸し出されていました。マオキ•エロイさ んのおしゃべりは、シニアの皆さんの笑いを誘う魅力がある ようです。ストラマーのメンバーである、 マオキ•エロイさん、 ロリータ•ムーアさん、モリオカ•トムさん、フジタ•ジュディさ ん、フルザワ•リチャードさん、ナベタ•ケンさん、リン•グェン さん、本当にありがとうございました。 新年会のランチは、アズマフーズ•インターナショナルご 寄付のシーフードサラダを加えて、よりおいしいものになり ました。アズマフーズからは、多忙なスケジュールを縫って ナガオカ•ミノル氏とサトウ•ローレンス氏のご出席をいただ きました。また、プルプルするアイスクリームジェロのデザー トを全員に用意してくださった大竹ユキさんにも、深くお礼 を申し上げます。サプライズのデザートとして、あん入りのお まんじゅうをご持参いただいたフルザワ•リチャードさんにも 感謝いたします。参加者全員でおいしくいただきました。 何よりもうれしかったのは、皆さんが力を合わせてすば らしいパーティを作り上げたことです。椅子やテーブルを動 かして、シニアセンターの会場を祝賀会にふさわしく変身さ せてくださったボランティアの皆さん、ありがとうございまし た。また、ボランティアの方々はランチの準備をしたり、お茶 をついで回ったり、後片付けをしてくださったりしました。新 年会のボランティアだけでなく、1年を通してお手伝いして くださる、スエオカ•ローラさん、大竹ユキさんとユージーン さん、ニシタ•アニーさん、ヤマモト•ダグさん、ミハラ•ケイコさ ん、ルー•デシルバさん、シャーロット•イップさんにお礼を申 し上げます。 新年会参加者の方々の顔からは笑顔が絶えず、皆さん に楽しいひとときをすごしていただけたようです。新年会と はこうあるべきですね。古くからの友人と話し込んだり、新 たに友だちになったり、思い切り声を出して歌ったり(カラオ ケ教室の皆さん、ありがとうございました)、おいしい食事を 楽しんだりと、楽しくスタートを切った辰年が、皆さんにとっ てすばらしいものになりますように。 J-Seiのために様々な形で貢献してくださっているボランティアの方々、 ありがとうございます! 3 最新ニュースです!!! J-Seiの青年顧問委員会 (Youth Advisory Board) J-Seiでは、私どもの現在の活動に若い世代の 参加とリーダーシップ育成を組み込むための独創的 かつ有意義な方法をこれまで検討してきました。 理事の一人であるタカタ•ウェインさんのおかげ で、J-Sei では正式にYAB (Youth Advisory Board青年顧問委員会)実施することになりました。YAB は、若者をJ-Seiに組み入れることで、若い世代と シニアの世代とを橋渡しすることを目指していま す。YABの全体的な目標は、リーダーシップ育成、 組織運営力、連携を促進する学習環境を提供しなが ら、若者の活動を支持することにあります。2012年 度の J-Sei YAB ではその方向性、基盤、構造を築 き上げることになります。 YABは、シニアサービスやイーストベイの日系 コミュニティの奉仕に興味を持つ、9年生から12年 生のハイスクール生徒からなるリーダーシップ委員 会です。この委員会の主要な目的は、サービスや資 金調達プロジェクトを改善するための新しいアプロ ーチを生み出すことです。YABの活動には、J-Sei シニアセンターでのコンピュータークラスやアー ト/ミュージック/ディスカッショングループの指 導、J-Seiのコミュニティピクニック(9月)の一部 運営、J-Seiホームでのオーラルヒストリー収集、 資金調達プロジェクトの支援などが含まれることが あります。 J-Sei YABのメンバーは、申請書とインタビュ ーによって決定されます。申し込みの資格があるの は、2113年度に9年生となる生徒、および現在のハ イスクールの生徒です。各申請者は、2012-2013学 年度において1年間J-SEI YABでの責任を果たすこと を依頼されます。これには、YABのミーティングへ の参加とJ-Seiの主な行事への参加が含まれます。 詳しくはJ-Seiのウェブサイト(www.j-sei.org) をご覧いただくか、ダイアン•ウォング事務局長ま でお問い合わせください。 すばらしいごちそうでした! J-Seiの第21回蟹ディナーは、お友だちやご家族と楽しいひとときを過ごしていただきながら、J-Seiの大切なプログラ ムを支援できる催しとなりました。今年の蟹ディナーのハイライトは、火事山太鼓の皆さんによる演奏と、J-Seiと日系コミュ ニティのために多大な貢献をしてくださったオカザキ•ルビーさんとエトウ•フランクさん、エイミーさんご夫妻の存在を皆さ んに知っていただくことでした。オカザキさんは20年以上にわたってアダルトスクールの講師を務めており、J-Sei シニア センターでは様々な体操クラスを指導してくださっています。また、J-Sei の理事でもあり、シニア向けサービスの重要さ を熱心に唱えてきました。エトウご夫妻は、40年以上前のJ-Seiの創設に貢献、ハウジングや日帰り旅行など、J-Seiの多 くのプログラムを支援してくださいました。ご主人のフランクさんにはJ-Sei理事を務めていただいたこともあります。J-Sei の業務向上とその存続へのご尽力に心からお礼を申し上げます。 今回の催しには、多くの熱心なボランティアの皆さんとスポンサーの方々からご協力をいただきました。当日の司会 を務めてくださったタケシタ•ベンさん、寄付やデザートの提供に加えてボランティアとして働いてくださったJ-Sei諮問委 員会の21組織の方々に、深く感謝いたします。ビジネススポンサーのホームインステッドとバイタルリンクのおかげでこの ディナーは大変盛り上がりました。日系コミュニティへの両社の支援と関わりに対してお礼を申し上げます。さらに、若い エネルギーいっぱいのアルファ•フィー•オメガ、UCバークレー日系スチューデントユニオン、アルバニーハイスクール•ジ ャパニーズカルチャークラブの皆さんにもご協力いただきました。また、次の方々には引き続きスポンサーとなっていた だきました。ありがとうございます。アルタベイツ•サミットメディカルセンター、ミナミ•タマキ法律事務所、ヒロナカ•ブルース さんとバレリーさん、ナカソ•ピーターさんとリンさん、サイカ•ペギーさんとアート•チェンさん、タカタ•ジョージさんとジョウさ ん、タカタ•ウェインさん、アダチ•ウェンディさん。 4 J-Sei シニアセンター月曜レクチャーのスケジュール 健康から幸福まで、みなさんの興味をとらえる話題をお届けします! 脳卒中とはどのような病気 でしょうか? 消費者詐欺:シニアをねら う詐欺、対策と予防 2012年4月9日正午より 2012年5月14日正午より 脳卒中は非常によく見られる 病気で、米国では45秒毎に誰かが 脳卒中に襲われています。また、 毎年約70万件の脳卒中が新たに発 生、および再発しています。5人に 1人がその生涯の間に脳卒中を起こ します。米国、カナダ、ヨーロッ パ、日本においては、脳卒中は心 臓病とガンに続く3番目の死亡原因 となっています。 金銭をめぐる高齢者虐待の増 加が報告されています。こうした 高齢者虐待には、シニアの財布か らお金を盗むという簡単なものか ら、財産の管理権を不正に手に入 れるといった高度なものまで含ま れます。詐欺師は全くの他人(電 話セールスなどで商品を売りつけ るなど)の場合もあれば、知って いる人のこともあります。 脳卒中は家族に関わる問題で す。いったい脳卒中とはどんな病 気なのでしょうか。その危険因子 にはどのようなものがあるのでし ょうか。家族が脳卒中になったら どうしたらよいのでしょうか。 このセッションでは、よくあ る詐欺と詐欺の手法、詐欺を確認 する方法と詐欺から自身を守る方 法、問い合わせ先の情報や援助が 必要な場合の連絡先などについて 説明します。 ご自身やご家族のために、脳卒中 予防と他の重要な情報について学 びませんか。このセッションで は、アルタベイツ•サミット•エス ニック•ヘルス•インスティテュー ト(Alta Bates Summit Ethnic Health Institute)の受賞ドキュ メンタリー「Stroke: A Brain Attack(脳卒中:脳への攻撃)」 が上映され、その後、質疑応答が 行われます。 Legal Assistance for Seniors(シニアのための法的援 助)では、アラメダ郡在住の60歳 以上の方に法律サービスを無料で 提供しています。 講師:アマンダ•ボールドウィン さん コミュニティ•エジュケーション• コーディネーター Legal Assistance for Seniors (シニアのための法的援助) 講師:ブレンダ•クロコスキさん (RN−公認看護師) 脳卒中プログラム•コーディネー ター アルタベイツ•サミット•メディカ ルセンター レクチャーに出席希望の方は予約を忘れないでく ださい。第二月曜日正午開講のレクチャーの予約は J-Sei シニアセンターの川上ビッキー(510) 8831106 へ。昼食は開講前の11時半に提供されます。 思い出を分かち合う 2012年6月11日正午より 米国は、自由と自由の保護、そ して米国民の公民権を熱心に擁護し ています。しかしながら、1940年代 においては、日本人を祖先に持つア メリカ人の憲法上の権利が侵害され ました。ヒステリー状態が煽りたて られ、日本人を祖先に持つアメリカ 人は自宅、学校、仕事、地域からす っかり退去させられて、国内の荒涼 とした地域にある厩舎とバラックに 移動させられたのです。 この時期の米国の歴史は、日系 米国人を形作るものの一部となって います。しかし、米国の多くの人々 は依然として、日系人がどのように あつかわれたかについて全く知りま せん。この時期の米国史が忘れ去ら れず、同様のことを繰り返させない ために、皆さんのご経験や当時にま つわる品をご紹介いただきたいと思 います。収容所にいる期間にご家族 が作られた様々な作品(貝のブロー チや鳥の彫刻を施したブローチから ドレッサーや仏壇まで)のをお持ち の方もいらっしゃることでしょう。 収容所内のクラスで描いた絵画やス ケッチが保管してあるという方もい らっしゃるかもしれません。そし て、収容所生活を送った方なら、語 るべき経験が、それが収容所の中で あれ、どなたにもあります。1941年 から1945年の4年間に経験したこと についてのお話があるはずです。 J-Seiシニアセンターにおい て、収容所での出来事を他の方にお 話ししたり、他の方の体験談に耳 を傾けてみませんか。日系人に対す る権利の侵害が実施されながらも、 収容所内では会合がもたれ、自由時 間やダンス、野球などが行われまし た。当時の様子についてお話しいた だいたり、話し合ったり、さらに詳 しく知ってみましょう。 J-Sei の送迎バンにはまだ座席の余裕があります。 シニアセンターでのランチ、 クラス、 買物に利用できます。利用希望の方はぜひお電話でご連絡ください。 5 ランチの宅配プログラムがオークランドに拡大-配達を お願いできる方を募集中です! 40年前の開設以来、ランチプログラムは常にJ-Seiの使 命の基盤をなすものでした。高齢者の多くは自身で買い物 に出かけたり、料理を作ることが困難になりますが、新鮮で バランスのとれた食事は健康な老後に欠かすことのできな いものです。J-Seiでは、シニアセンターとランチ宅配プログ ラムを通じて8,000食以上を提供しており、利用者の方々の 健康に貢献していると自負しています。 現在、J-Sei のランチ宅配はバークレー、アルバニー、 エルセリト、ケンジントンとリッチモンドの一部で実施され ていますが、オークランド在住のシニアの方々にも宅配サ ービスを拡大する計画が進んでいます。オークランドには 、温かいランチプログラムを活用していただける多数のシニ アの方がお住まいです。今までのところ、サービスの拡大を 支える資金もスタッフも十分ではありません。アラメダ郡で はこの必要性を認識し、小額の補助金がJ-Seiに授与され ることになりました。この補助金によって、オークランド地 域へのサービス拡大に必要な費用の一部がカバーされま す。 アジアンデー祝賀会−2012年5月10日 5月はアジア人であることをお祝いする月です。ご自身 や祖先が、日本人、中国人、韓国人、フィリピン人、インド 人、太平洋諸島出身、あるいは東南アジア人であるのな ら、その文化や伝統を共に祝賀しましょう。 J-Sei シニアセンターでは、今年の祝賀会に、美しいハ ワイアン音楽を演奏し、ご自分の子供時代や現在の様子、 旅先での出来事などにまつわるすばらしいお話を語ってく ださる、特別なゲスト、パトリック•ランデザさんをお招きして のコンサートを予定しています。(J-Sei 新年会でお気づき になった方がいるかもしれませんね。)今回は、J-Seiシニア センター参加者の一人であるドリス•バレット夫人の協力を 得てこの祝賀会に登場してくださいます。パトリックさんは、 バレット夫人のご主人から音楽の喜びとトレーニングにつ いて学んできました。 パトリック•ランデザさんによるコンサートは、2012年5月 10日に開催されます。最近、新CD「Ku’u Honua Mele」を 発表したばかりのパトリックさんは、このCDについて「伝統 的なハワイアン音楽にバークレーの雰囲気を加えたもの」 と語っています。また、パトリックさんはミュージシャン、作曲 家、そしてプロデューサーも務め、さらにハワイ独特のギタ ー奏法であるスラック•キー•ギタースタイルの主唱者でもあ ります。これは19世紀にハワイのカウボーイたちによって開 発された演奏法で、ギターの弦をゆるめにチューニングす ることで、より低音で深い響きの音を醸し出すものです。ハ ワイ出身のご両親の元にバークレーで生まれ育ったパトリ ランチ宅配プログラムをオークランドに拡大すること で、1年間のランチ提供数を8,000食から13,000食に増加さ せることが見込まれます。この拡大に伴い、ランチを配達用 容器に詰めたり、車で宅配するボランティアの追加が新た に必要になります。ボランティアの方々はJ-Seiのプログラ ムの真の中心であることを私どもは認識しています。ボラン ティアの皆さんのご支援と熱意なしには、シニアの健康に 貢献する支援やプログラムを提供することはできません。 温かいランチを食べられるというのは、当たり前のことであ りながら、生活の維持に欠かせないものです。必要として いるシニアの方々にランチを届けるという行為は、ボランテ ィアとして本当にやりがいのある仕事です。シニアの皆さん は、このランチサービスの存在に感謝し、ボランティアが笑 顔で手渡してくれるランチを心から喜んでくださいます。ボ ランティアとしてできる仕事はたくさんあります。ボランティ アに参加して、日系コミュニティに貢献してみませんか。J− Seiチームの一員に是非ご参加ください。興味のある方は、 ビッキーまでご連絡してください。電話: (510) 883-1106 ックさんにとって、ハワイはとても特別なところであり、音楽 にはそれが反映されています。アジアンデー祝賀会の開 催日をぜひカレンダーに記して、ご参加ください。 パトリックさんのコンサートに先立ち、アジアンデー祝 賀会を午前11時から開催します。会場には、J-Sei シニア センターの各クラス参加者による見事な作品が展示されま す。当日ご覧いただけるのは、木目込み人形、カリグラフィ ー、裁縫と寸法直し、キルティング、作文クラスの各教室の 参加者の皆さんによる作品の数々です。皆さんの活動ぶり をぜひご覧になってください。新たに参加を希望する方も 大歓迎です。 ランチは正午から始まります。ランチと祝賀会に参加さ れる方には10ドルのご寄付をお願いしています。参加人数 には制限がありますので、お早めにお申し込みください。 詳しくはお電話でお問い合わせください。電話番号: (510) 883-1106. 年間5000時間もボランティアの方々がJ-Seiに貢献! 様々な年齢のボランティのおかげでプログラムの充実ができています。 6 ドクター•オズ:日本における健康維持の秘訣: 納豆、抹茶、生きがい 世界の他の地域(例えば日本)の 人々が 長生きをして い るということは 誰 もが耳にしていることでしょう。これ を 受 け て、ドクター •オズ で は日本 に おける健康維持の秘訣を取り上げま した 。東 アジアの女性は世界で一番 長生きすることがわか って います。日 本人の女 性の 長 寿 の 理由は何 でし ょうか? 日本人の優れている点は、 調 和のあ る暮らし をして い るというこ とです。調和は身体の 健康を促進し ます。私自身は確かにもっと調和のあ る暮らしが必要ですね。日本では、代 替医療(Alternative medicine)の医 師は 患者の皮膚に触 れ、脈を測り、 患者の言うことに耳を傾けて、悪いと ころを診断します。日本の治療には、 針灸、漢 方、薬草が一 般に用いられ ます。以下に紹介するのは、ドクター• オズとダン•ブエトナ ー氏が 話し合 っ た、日本 に おける永 遠の 若さにつな がる4つの秘訣です。 納豆−病気と闘う治療薬 納豆とは発 酵 させ た大 豆で、日本 で は広く用いられているとドクター•オズ は語ります。納豆には、血液を薄くし、 アルツハイマー病におけるプラークを 粉砕 する ことを助ける酵 素が含ま れ ています。ブエトナー氏はこれに対し て、納豆にはガン、特に乳 ガンと闘っ たり、心臓 病の予防に効果 があ る 植 物性エストロゲンが含ま れており、約 12ドルで日系のマーケットで購入する ことができると述べています。 感じ ら れま す。お 茶 を 飲 むことのもう 一 つの 楽し みは、瞑 想のように非常 にリラ ックスで きる点で す。お 茶に は 様々な決まりがあり、たとえばお客とし てお茶を 飲む場 合は、自分で湯のみ にお茶をつぐのではなく、つがれ るま で待ちます。 海草−老化防止の食品 ドクター•オズ は、ヒ ジ キ、昆 布、ア ラメ、海苔、ワカメなど、様々な 種 類の 海 草を 番 組で 紹介しました 。海 草 は 日本 のお も な 老化 防止食 品の 一 つ であり、シワ防止に効果 があ るとされ て います。ブエトナー氏は、海草には 食品の中で最も広範囲のミネラルとビ タミン B 群 が含 ま れており、皮 膚にシ ワを もたらす炎症の予防に効果 があ ると指 摘 しました 。日本 では、海 草は し ば し ば スープ に使われま す。ドクタ ー•オズは 海草 スープのいくつかを紹 介し、海草が少しネバネバしているこ とを実際に見せて、このネバネバのた めに、スキンクリームにも含まれている と説明しました。ドクター•オズのショー で紹介されたヒジ キ、昆布、アラメ、海 苔、ワカメの大部分は乾燥 製品で、水 に入れてもどします。 生きがい−うつ病防止 ダン•ブエトナー氏は「生きがい」と は「朝目覚めるための理由」であると、 ドクター•オズに説明しています。また、 ドクター•オズ•ショーでは「生きることを 価値あることにするもの」と訳しました が、どちらも同じ考えに基づいていま す。「生きが い」は生きて い るという感 覚を与えるもので、盆 栽 や か ご作り、 武道のような趣味が生きがいとなるこ ともあります。これは、ストレスではなく 生きる ことに焦点を 置くという考え 方 で、ガーデニングのように、何か他のも のの世話をする趣味を楽しむべきで あるとドクター•オズは語ります。ただ、 か ご作 りが「何 か 他 の もの を 世 話 す る」とは考えにくいように思えますが… ビッキー•グウィアスダさんのお 菓子が J-Seiシニアセンターに ビッキー•グウィアスダさんの「 スイート•トリーツ」ベーカリーはオ ンラインのベーカリーです。ビッキ ーさんは自身の情熱を、退社後の「 仕事」に傾けてきました。日中は、 虐待を受けた子供たちのために重要 な業務を行う非営利機関「CALICO」 のディレクターを務めています。 2012年1月16日と17日に、ビッキ ーさんは J-Seiシニアセンターを訪 れ、ベーキングへの情熱を紹介して くださいました。2日間をかけて、シ ュガークッキーの作り方とフロステ ィングのミックスについて説明して くださったほか、生地の混ぜ方や伸 ばし方と冷蔵法、そしてベーキング のヒントと、簡単なフロスティング についても教えてくださいました。 ビッキーさんはシニアセンターの参 加者の技術やテクニックの高さに驚 かされたそうです。ビッキーさんか ら教わった情報をすっかり自分のも のにして、ダルマ、こけし、風車な ど一風変わったクッキーに挑戦した のですから。 抹茶−ストレス軽減のための秘訣 ダン•ブエトナー氏はドクター•オズ に、抹 茶は心臓に良く、ストレスの軽 減に効果的で、抗うつ薬としても使用 できると言います。日本の家庭を訪れ たときに、抹茶を3杯出してくれれば、 忙しいスケジュールをやりくり 友人であ るとみ なされたことに なりま して、クッキーについての知識をシ す。抹茶は床に膝を曲げて座って飲 ニアに提供してくださった上、ベー むものです。抹茶を入 れるコツは、沸 キング用の材料を全て寄付してくだ 騰したてのお湯ではなく、華氏約175 さったビッキーさん、本当にありが 度(摂氏約80度)のお湯を使うことで とうございました。参加した皆さん す。抹 茶にお湯を注いだら、クリーム は、当日学んだ知識を、他のシニア を泡たてると きのように泡たて ま す。 ドクター•オズ•ファン(Dr Oz Fans)より の方やお孫さんにもぜひお伝えくだ (2010年9月29日掲載) 抹茶には他の緑茶と比べて多くのア さい。 ミ ノ 酸 が含 ま れており、そのため甘く 日本語のページ 7 ケースマネージャー・コーナー J-Sei ケースマネージャー、岩田美幸 J-Sei による友好 訪問と電話ケア プログラム 年齢を問わず、孤立と孤独感は心 の健康に悪影響を与えることがありま す。心と健康と身体の健康状態は相 互に密接に関わっています。人間は、 年を取るにつれて、友人や家族から 孤立する傾向にあります。年を取るに つれ、身体的または精神的な限界の ために車の運転をすることが減り、ま た、代わりに運転してくれる人がいな いこともあります。目指す場所に行く 手段がないため、社交の機会が制限さ れることになります。配偶者を亡くし た後、以前の仲間との付き合いから足 が遠のくこともあります。また、若い頃 は非常に活発で、ゴルフ、水泳、旅行な どを十分に楽しんできたのに、身体的 な限界のためにこうした活動ができな くなると、他の活動を見つけようという 興味を失ってしまうこともあります。 J-Sei の友好訪問/電話ケアプ ログラムは、シニアの皆さんが孤 立 する危険性を減らし、健康な状態を 向上させることを目指しています。JSei の友好訪問/電話ケアプログラム は、2009年8月に試験的なプログラム として開始されました。2012年2月21 日現在、31名のクライアントの方にご 利用いただき、21名のボランティアの 方に登録していただいています。 ボランティア申込者がこのプログ ラムに登録する際には、身元調査と 運転歴の調査を行い、犯罪歴や事故 歴がないことを確 認します。身元調 査後、J-Seiのケースマネージャーは ボランティ申込者と一対一で面接を 実施します。J-Seiには英語を話すボ ランティアと日本語を話すボランティ アがおり、住所や興味に基づいてシ ケアのボランティアを募集中です。ま ニアの方とボランティアとを組み合わ た、多くのシニアの方々にこのプログ ラムへの参加をお勧めしています。社 せるようにしています。 J-Sei のボランティアは、買い 会との交流を深め、活動を高めて、ご 物、編み物、料理、食べ歩き、一緒に 自身の健康維持をはかりましょう。 歌を歌うなどの様々な活動を毎週提 供しています。また、お互いの近況を 尋ね合ったり、笑ったり、その週の出 来事について話したりして一緒の時 間を過ごすこともよくあります。交流 や活動のタイプはシニアの興味や能 力によって異なります。 思いやりがあり、有意義でやりが いのある仕事を探している方にはま たとない機会です。皆さんからのご 連絡をお待ちしています。 このプログラムについてのご質問 がある方は、J-Sei のケースマネー ジャー、美幸(みゆき)までお問い合 こうしたボランティアの中には、こ わせください。電話番号:(510) 848のプログラム開始以来同じシニアの方 3560 x103. 々を訪問している方もいらっしゃいま す。定期的に家庭訪問したり、電話で 連絡することで、信頼感と互いを尊重 シニアのために特技をご する気持ちが生まれ、友情が築かれ 披露いただけませんか るようになり、シニアの健康維持につ ながることになるのです。J-Seiでは、 J-Seiホームの居住者の方々 シニアのために心から尽くしてくださ の生い立ちは実に様々です。い り、時間を費やしてくださるボランテ ろいろな活動や交流がホーム内 ィアの皆さん方に本当に感謝してい でも行われていますが、コミュ ます。 また、ボランティアの方々は ニティからのお客様や特技を披 私どもJ-Sei のケースマネージャー 露してくださる方の訪問を、居 に、シニアの健康維持のために効果 住者の方たちは大変楽しみにし 的な活動についても報告してくださっ ています。ボランティアの方々 ています。さらに、家庭訪問のボラン は何か特別な機会に訪問してい ティアの方々は、家の安全対策、高齢 ただくこともできますし、定期 者虐待、セルフネグレクト(自己放任) 的に来ていただくことも大歓迎 です。披露いただく特技には、 などの問題の可能性も観察します。こ 楽器の演奏、歌、料理、ベーキ れによって、J-Sei のケースマネージ ング、アート、ガーデニング、 ャーが追って調査を行うこともできる 旅行の写真、最近の出来事につ ようになります。 いての話し合い、散歩、演技な このプログラムはアラメダ 郡 地 どが含まれます。ホームの居住 域高齢対策課(Alameda County 者の方々にご紹介いただける特 Area Agency on Aging)によって一 技や趣味をお持ちの方は、ぜひ 部資金援助を受けており、さらに多く ローラさんまでご連絡くださ のシニアの方にご利用いただけるよ い。電話: (510) 732-6658 う努めています。 J-Sei では、この友好訪問/電話 アイディアを募集中! J-Seiのサービスを多世代の方々にも提供できるよう拡張したため、 アクテ ィビティやサービスについて提案があれば歓迎です。電話、 またはEメールにてご連絡ください。 三世セクショ ン 土曜の朝シリーズのテーマ これまでとは非常に異なる老後 ストレス軽減法 2012年5月12日 2012年6月2日 午前9時30分から10時 – 受付 午前10時から11時30分 – プロ グラム 講師:ナンシー•ヒコエダ, MPHスタンフォード 高齢者教育 センター(Stanford Geriatric Education Center) 副所長 兼 the Center for Health, Aging, and Diversity (CHAD) コンサルタント 会場:ブエナビスタ•ユナイテッ ドメソジスト教会(Buena Vista United Methodist Church) 住所:2311 Buena Vista Avenue, Alameda, CA 94501 午前9時30分から10時 – 受付 ベビーブーム世代の長寿化によ り、加齢、仕事、定年、余暇、人生の 目標などに極めて大きな影響が生じ ています。人生のこの時期にどう備 えたらよいでしょうか。どうしたら実 り多く満足のいく老後を過ごすため にすべきことを発見できるでしょう か。このセッションでは、新たに定 義された老後を見つけ出すための 選択 肢や手段について話し合いま す。当日のゲストスピーカーの方々か らは、興味ある分野の見つけ方やそ れを追求する方法を紹介していただ きます。 午前10時から11時30分 – プログ ラム クライシス•サポートサービス 高 齢 者 向けカウン セリングサ ービ スおよびストレス•カウンセリングプ ロジェクト(Counseling Service for Older Adults and Stress Counseling Project) 会場:未定 ストレスを見直してみませんか。私 たちの多くは、健康を身体状態として とらえがちですが、感情の状態、つま りストレスを把握して管理する方法も 健康の重要な要素です。 このセッシ ョンでは、ストレスに対する生理的反 応を検討し、ストレスのたまりやすい 状況をとらえ、対処する、あるいは回 避するうえでの選択肢について、ゲス トスピーカーの方々から説明していた だきます。ぜひご参加ください。きっと ストレス解消に役立ちます! 8 6月の日帰り旅行 J - S e i日帰り旅 行 委員 会で は、すばらしくおいしいものが味 わえる目的地、セバストポルの有 機 農園と関連のフレンチガーデ ン•レストランへの訪問を計画中 です。この日帰り旅行では、農園 の見学ツアーに加え、有 機 農 法 についての説明、古 からの機 械 類を使用する理由などをお話し いただく予定です。 畑のレタス をもぎ取ったり、採れたての新鮮 な野菜や果 物を持ち帰ることが できるかもしれません。続いてフ レンチガーデン•レストランに行 き、この農園で栽培された食材を 用いたおいしいランチをいただき ます。 昼 食 後は、レストラン近くの 通りを 散 策します。この 通りに は、ここに住むアーティストがリサ イクル素材を使って作り上げた、 独創的でユーモアあふれる彫刻 作品が展示されています。カメラ 好きの方にはまたとないシャッタ ーチャンスとなるでしょう。 帰 途には円満 寺に立ち寄り ます。この寺は193 3年のシカゴ 世界博覧会のために建造された もので、後にセバストポル氏が買 い入れています。この日帰り旅行 の詳細と日程については 追って お知らせしますので、ぜひお見逃 しなく。 飢餓をなくすために J-Seiは飢餓をなくすための全国運動に参加しています。ファインスタイン基金では、家庭における栄養改善に努めて いる全国の非営利組織にマッチングファンドを提供しています。 3月初旬、J-Seiのランチプログラムへの寄付を依頼す る文書がコミュニティの皆さん宛に送付されました。今年は、買い物や調理のできないオークランド在住者に、温かい和 食のランチを宅配できるよう、皆さんのご支援をお願いしています。オークランドのシニアの皆さんへのこの新たなサービ スは、J-Seiの活動の拡大であり、より多くの方々に手を差し伸べたいと考える私どもの取り組みの一環です。2012年4月30 日までに受付けた寄付は、このファインスタイン•チャレンジの一端として、同基金から見合う金額を受け取ることになりま す。金額の多少は問いません。より多くのシニアの皆さんの健康改善のために、ぜひこの運動にご協力ください。
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