ブース番 号 14 分 野 新素材・ものづくり・情報通信 問 合 せ先 大学院自然科学研究科(工学系) ・ 永井 伊作 Tel: 086-251-8065 Fax: 086-251-8065 E-mail: in@sys.okayama-u.ac.jp テ 一輪駆動型パーソナルモビリティ ー マ 研究ステップ 共同研究 希望先企業 基礎研究 1 2 3 ○ 4 5 応用研究 自転車・自動車関連企業 (例えば,片山工業株式会社さん) 【研究の概要と特徴】 環境負荷の抑制や低燃費の実現のためパーソ ナルモビリティが注目されている.有名な Segway (セグウェイ),Winglet(トヨタ),UNI-CUB(ホンダ)で は,いずれも高度な姿勢制御のため全体が高価で ある.また,道路交通法の制約で公道では使えな い,あるいは,適した設計になっていない.そこで, 一輪駆動型パーソナルモビリティ「Oteller」を開発し た.自転車のように使用者が練習を重ねることで乗 りこなせるようになっていく楽しさを残すため,姿勢 制御はあえて行っていない.とはいっても,乗るの は自転車ほど難しくはない.また,スマホを持ったま までも乗れるように,速度の増減操作は片手で行 えるようにした.一輪駆動にも関わらず右左折を可 能とするために,スケートボードのトラック機構を用 図:Oteller (オテラー)の試作機 いた補助輪を組み合わせ,最小回転半径は 0.55m である.モータ回転数センサと小型マイコンを使用して速度は 6km/h 以上出ないよう 制御されるため,道路交通法上は歩行補助車として公道でも使用できる.寸法は幅 345mm,全長 500mm,高さ 1090mm,重量は 5.5kg.バッテリには 14.4V/1300mAh を使 用して,航続距離は約 1.6km. 課題としては,さらなる軽量化,量産化へ向けた設計,手軽に充電が可能なスタン ド,高出力モータ採用による坂道への対応,バッテリの大容量化,回生ブレーキの採 用がある. 【産業界へのアピールポイント】 駆動輪(モータ)は1つ,また,姿勢制御は行わず全体として低コスト.電動アシスト 自転車より安価に製作できる. 【想定される用途】 屋内~屋外のシームレスな移動,オフィス間/キャンパス内の移動,通勤/通学, 散歩,ボケ防止
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