下水道事業中期経営計画(H23からH27)中間報告

高砂市下水道事業 中期経営計画
(平成23年度~平成27年度)
中
間 報
告
書
平 成 2 6 年 9 月
高 砂 市 下 水 道 部
目
1 達成状況の中間報告
次
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2 経営計画の基本的事項(計画の位置付け・計画策定期間)
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
3 基本理念及び基本方針
4 経営基盤強化への取組み
5 事業計画とその状況
(1) 計画目標
(2) 将来需要予測
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(3) 定員管理に関する計画
2
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
3
(5) 主要施策
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
(6) 市債残高
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
(4) 設備投資計画
6 中期財政収支計画
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7 経費節減等による効果見込額
5
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
(1) 公表時期
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
(2) 公表方法
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
8 計画達成状況の公表
(3) 計画達成状況の評価方法
9 その他特記事項
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
9
10
高砂市下水道事業 中期経営計画の中間報告
1 達成状況の中間報告
下水道事業は、生活環境の改善と浸水の防除、公共用水域の水質保全に大きな役割を果たしており、
高砂市においても、昭和 27 年の建設着手以来、今日まで施設整備を続けてきました。
今後は、これまで整備してきた管渠等の施設に対して、改築更新という再投資が必要となってきており、
「施設の建設」から「施設の維持管理、改築更新と経営効率化」に向け、平成23年3月に「高砂市下水
道事業中期経営計画」を策定し、実行してきました。
今回、この経営計画の中間達成状況を以下のとおり報告します。
2 経営計画の基本的事項(計画の位置付け・計画策定期間)
この中期経営計画は、「高砂市総合計画」(平成 23 年度から平成 32 年度)、「高砂市第 4 次行政改
革大綱」(平成 22 年度から平成 26 年度)を踏まえ、「公営企業の経営に当たっての留意事項について」
(平成 21 年 7 月 8 日付け 総務省自治財政局公営企業課長通知)の要素を取り入れながら、将来にわ
たり下水道事業を継続していくための健全経営の観点から取りまとめたものです。
計画策定の期間は、平成 23 年度から平成 27 年度としています。
3 基本理念及び基本方針
下水道事業は、独立採算性を基礎とした公営企業として、効率の良い投資や維持管理、透明性の高
い事業を展開することにより事業の健全化を図り、かつ、財務内容がより健全で、長期的経営感覚を持っ
た運営を行ってまいります。
高砂市の下水道事業は次の3つに重点をおき、住民の貴重な財産が最大限に活用される下水道事業
を継続していきます。
① 社会変化に対応しながら収入と支出のバランスを重視します。
② 下水道整備に関する住民説明と合意をすすめます。
③ 最小の経費で最大の効果をめざします。
4 経営基盤強化への取組み
(1) 料金その他収入に関する事項
下水道使用料の支払いの利便性の向上と滞納の防止に努めます。また、未接続家屋については、
下水道への理解を求め、積極的に接続を促す努力を続けます。
受益者負担金は、引き続き、整備対象地域での応分の負担を求めます。
(2) 一般会計からの繰入金に関する事項
一般会計からの繰入金をできる限り減らすために、削減可能な経費は削減し、下水を効率的に処
理できるよう、あらゆる事業や施設のあり方を見直してまいります。
(3) 効果的な下水道事業に関する事項
新技術・新システムを積極的に取り入れ、効率的な下水道事業を目指します。
下水道施設の維持管理については、長寿命化計画を策定し、老朽化した施設の今後のあり方を検
1
討します。さらに業務委託を推進し、最小の経費で最大の効果を目指します。
また、雨水対策として、効率的にポンプ施設を設置し、局地的な浸水の軽減を早期に図ります。こう
した下水道施設の整備には、国などの補助金制度を積極的に活用していきます。
(4) その他経営基盤の強化に関する事項
経営基盤の強化については、市債の償還が下水道経営を大きく圧迫している状況から、将来世代
への負担の軽減のため、市債発行額を極力抑制し公債費の削減に努めます。
また、下水道事業に地方公営企業法を適用し、企業会計方式を導入することによって財政状況を
的確に把握し、適切な経営分析を行うことで継続した安定的経営基盤の強化に取り組むとともに、職
員の経営感覚と技術知識を育成し、変化に対応できる柔軟な組織を目指します。
広域化・共同化については、施設の統廃合などを含め積極的に取り組みます。
こうした下水道整備方針や経営状況などについてわかりやすく伝え、より透明性を高めるため、積極
的な情報公開を進めます。
5 事業計画とその状況
(1) 計画目標

平成 27 年度末までに、市街化区域の汚水整備完了を目指します。

長寿命化計画の策定を行い、適切な施設の改築・更新を行います。

排水区域の調査を行い、浸水対策に必要な施設の整備を進めます。

市街化調整区域の効率的な汚水処理を行うために必要な検討を行います。

地方公営企業法の適用に向け、下水道資産の評価・企業会計移行への準備を行います。
目標達成に向け、事業を進めています。
(2) 将来需要予測
項
平成
23 年度
目
平成
24 年度
平成
25 年度
平成
26 年度
平成
27 年度
下 水 道 普 及 率
計画
91.6
92.4
92.9
93.7
94.5
(%)
実績
91.3
92.2
93.3
―
―
量
計画
8,665
8,773
8,933
9,043
9,132
(千㎥)
実績
8,383
8,458
8,459
―
―
計画
1,324
1,347
1,359
1,376
1,401
実績
1,318
1,333
1,352
―
―
有
収
水
下水道処理区域内面積
(ha)
2
(3)
定員管理に関する計画
(単位: 人)
年
平成
23 年度
度
高砂市定員適正化計画
収益的収支
資本的収支
計
(4)
平成
24 年度
平成
25 年度
平成
26 年度
平成
27 年度
44
44
44
43
43
計画
32
33
33
32
32
実績
33
32
33
―
―
計画
11
10
10
10
10
実績
10
10
10
―
―
計画
43
43
43
42
42
実績
43
42
43
―
―
平成13年4月1日現在の総職員数
77人
平成18年4月1日現在の総職員数
55人
平成21年4月1日現在の総職員数
47人
平成23年4月1日現在の総職員数
43人
設備投資計画
(単位:百万円)
項
管
渠
建
平成
23 年度
目
設
事
業
ポンプ場 建 設 事 業
浄 化 センター建 設 事 業
平成
24 年度
平成
25 年度
平成
26 年度
平成
27 年度
計画
1,051
653
526
518
925
実績
584
520
563
―
―
計画
277
553
867
955
693
実績
256
588
621
―
―
計画
147
620
390
432
244
実績
87
250
417
―
―
3
(5)
主要施策
施
1
2
3
策
名
内
長寿命化計画策定事業
中島ポンプ場建設事業
公営企業法適用移行事業
容
( 理 由 )
備
考
施設のライフサイクルコストを抑え
平成 23 年度から着手
た改築・更新工事を行うため、長
施設の延命化対策等により
寿命化計画を策定する。
計画変更を行う
浸水軽減を図るため、中島ポンプ
平成25年度から建設に着手
場の建設をすすめる。
平成28年度完成予定
地方公営企業法の適用に向け、
平成24年度から移行のための
下水道資産の調査・企業会計の
下水道資産調査に着手
導入準備を行う。
平成28年4月1日移行予定
‘※ 2の施策については、当初計画の「塩市ポンプ場建設事業」から、位置・名称等を変更しました。
(6)
市債残高
(単位:千円)
項
平成
23 年度
平成
24 年度
平成
25 年度
平成
26 年度
平成
27 年度
計画
37,589,644
37,040,494
35,670,074
34,288,989
32,893,686
実績
37,056,946
36,267,113
35,534,575
―
―
目
年度末 市債残高
4
6 中期財政収支計画
【 平 成 23 年 度 】
(単位:千円)
項
料
平成23年度
決 算 額
目
減
1,256,496
1,295,138
△38,642
△3.0%
他会計繰入金
1,753,492
1,983,843
△230,351
△11.6%
(1,753,492)
(1,983,843)
(△230,351)
△11.6%
10,140
7,691
2,449
31.8%
3,020,128
3,286,672
△266,544
△8.1%
905,919
916,339
△10,420
△1.1%
(273,838)
(264,886)
(8,952)
3.4%
地方債支払利息
910,900
916,722
△5,822
△0.6%
そ の 他 経 費
0
0
0
用
1,816,819
1,833,061
△16,242
△0.9%
益
1,203,309
1,453,611
△250,302
△17.2%
債
1,549,400
2,032,400
△483,000
△23.8%
国 庫 補 助 金
320,112
414,365
△94,253
△22.7%
他会計繰入金
398,542
140,957
257,585
182.7%
(256,227)
(6,535)
(249,692)
36,950
30,400
6,550
252
0
252
2,305,256
2,618,122
△312,866
△12.0%
1,017,651
1,586,187
△568,536
△35.8%
(82,035)
(93,311)
(△11,276)
△12.1%
地方債償還金
2,485,544
2,485,546
△2
0.0%
そ の 他 経 費
0
0
0
資 本 的 支 出
3,503,195
4,071,733
△568,538
△14.0%
資本的収支差引
△1,197,939
△1,453,611
255,672
17.6%
補てん財源(前年度繰越金)
5,100
0
5,100
皆 増
翌年度へ繰越すべき財源
10,470
0
10,470
皆 増
資金過不足額(実質収支)
0
0
0
(うち 基準内繰入金)
そ
益
的
収
の
総
他
収
益
維 持 管 理 費
(うち 職 員 給 与 費)
総
支
経
地
資
収
増
入
収
金
平成23年度
計 画 額
費
常
方
損
(うち 基準内繰入金)
受益者負担金
本
そ
の
他
資 本 的 収 入
的
収
支
建 設 改 良 費
(うち 職 員 給 与 費)
―
極 増
21.5%
皆 増
―
―
・基準内繰入金については、流域下水道臨時措置分、普及特別対策分、臨時財政特例債等の元金償還
に要する経費 249,392 千円を収益から資本へ振り替えた。
5
【 平 成 24 年 度 】
(単位:千円)
項
料
平成24年度
決 算 額
目
減
1,284,601
1,311,411
△26,810
△2.0%
他会計繰入金
1,825,916
2,062,779
△236,863
△11.5%
(1,825,916)
(2,062,779)
(△236,863)
△11.5%
6,771
7,691
△920
△12.0%
3,117,288
3,381,881
△264,593
△7.8%
929,891
947,824
△17,933
△1.9%
(273,209)
(273,360)
(△151)
△0.1%
地方債支払利息
872,140
906,096
△33,956
△3.7%
そ の 他 経 費
0
0
0
用
1,802,031
1,853,920
△51,889
△2.8%
益
1,315,257
1,527,961
△212,704
△13.9%
債
1,588,800
1,834,500
△245,700
△13.4%
国 庫 補 助 金
545,258
747,800
△202,542
△27.1%
他会計繰入金
356,993
162,221
194,772
120.1%
(238,495)
(5,689)
(232,806)
42,195
37,200
4,995
3,846
0
3,846
2,537,092
2,781,721
△244,629
△8.8%
1,444,791
1,926,032
△481,241
△25.0%
(75,762)
(80,400)
(△4,638)
△5.8%
地方債償還金
2,378,633
2,383,650
△5,017
△0.2%
そ の 他 経 費
2,310
0
2,310
資 本 的 支 出
3,825,734
4,309,682
△483,948
△11.2%
資本的収支差引
△1,288,642
△1,527,961
239,319
15.7%
補てん財源(前年度繰越金)
10,470
0
10,470
皆 増
翌年度へ繰越すべき財源
37,085
0
37,085
皆 増
資金過不足額(実質収支)
0
0
0
(うち 基準内繰入金)
そ
益
的
収
の
総
他
収
益
維 持 管 理 費
(うち 職 員 給 与 費)
総
支
経
地
資
収
増
入
収
金
平成24年度
計 画 額
費
常
方
損
(うち 基準内繰入金)
受益者負担金
本
そ
の
他
資 本 的 収 入
的
収
支
建 設 改 良 費
(うち 職 員 給 与 費)
―
極 増
13.4%
皆 増
―
―
・基準内繰入金については、流域下水道臨時措置分、普及特別対策分、臨時財政特例債等の元金償還
に要する経費 213,506 千円を収益から資本へ振り替えた。
6
【 平 成 25 年 度 】
(単位:千円)
項
料
平成25年度
決 算 額
目
減
1,255,122
1,335,378
△80,256
△6.0%
他会計繰入金
1,843,966
2,799,638
△955,672
△34.1%
(1,843,966)
(2,799,638)
(△955,672)
△34.1%
5,409
7,691
△2,282
△29.7%
3,104,497
4,142,707
△1,038,210
△25.1%
932,375
963,868
△31,493
△3.3%
(269,685)
(267,960)
(1,725)
0.6%
地方債支払利息
832,147
886,688
△54,541
△6.2%
そ の 他 経 費
0
0
0
用
1,764,522
1,850,556
△86,034
△4.6%
益
1,339,975
2,292,151
△952,176
△41.5%
債
1,556,200
925,900
630,300
68.1%
国 庫 補 助 金
704,997
774,200
△69,203
△8.9%
他会計繰入金
340,610
157,122
183,488
116.8%
(222,553)
(4,169)
(218,384)
27,729
27,600
129
438
0
438
2,629,974
1,884,822
745,152
39.5%
1,680,199
1,880,653
△200,454
△10.7%
(71,087)
(81,200)
(△10,113)
△12.5%
地方債償還金
2,288,738
2,296,320
△7,582
△0.3%
そ の 他 経 費
0
0
0
資 本 的 支 出
3,968,937
4,176,973
△208,036
△5.0%
資本的収支差引
△1,338,963
△2,292,151
953,188
41.6%
補てん財源(前年度繰越金)
37,085
0
37,085
皆 増
翌年度へ繰越すべき財源
38,097
0
38,097
皆 増
資金過不足額(実質収支)
0
0
0
(うち 基準内繰入金)
そ
益
的
収
の
総
他
収
益
維 持 管 理 費
(うち 職 員 給 与 費)
総
支
経
地
資
収
増
入
収
金
平成25年度
計 画 額
費
常
方
損
(うち 基準内繰入金)
受益者負担金
本
そ
の
他
資 本 的 収 入
的
収
支
建 設 改 良 費
(うち 職 員 給 与 費)
―
極 増
0.5%
皆 増
―
―
・元金償還期間と減価償却期間との差によって生じる差額を後年度に繰り延べることを目的に資本費平準
化債(712,500 千円)を発行した。これにより、繰入金が大幅に減額となった。
・基準内繰入金については、流域下水道臨時措置分、普及特別対策分、臨時財政特例債等の元金償還
に要する経費 218,384 千円を収益から資本へ振り替えた。
7
7 経費節減等による効果見込額
(単位:千円)
項
平成
23 年度
目
未収金の徴収対策
収
平成
24 年度
平成
25 年度
平成
26 年度
平成
27 年度
計画
23,300
18,800
21,000
20,600
20,300
実績
17,406
35,481
23,177
―
―
計画
4,000
8,000
12,000
16,000
20,000
実績
5,591
11,730
17,869
―
―
計画
2,486
4,972
14,332
14,332
実績
9,360
△2,486
―
―
10,547
10,547
計画
料 金 の 見 直 し
実績
計画
未利用財産の売払い等
入
そ
支
人
件
費
削
減
の
実績
他
職 員 削 減
計画
給 与 等 削 減
実績
計画
組 織 の 統 廃 合
出
実績
民間的経営手法導入による
計画
事務事業費削減
実績
そ
の
合
他
計
計画
8,875
10,198
10,547
実績
11,985
12,641
12,583
計画
36,175
39,484
48,519
61,479
65,179
実績
34,982
69,212
51,143
―
―
* 対 平成22年度 比較
8
8 計画達成状況の公表
(1)
公表時期
項
(2)
目
公 表 時 期
中 間 報 告
平 成 26年 9月
最 終 報 告
平 成 28年 9月
公表方法
ホームページ等を利用して公表を行う。
(3)
計画達成状況の評価方法
中期経営計画に示した計画数値と実績値を比較して評価を行う。
9
9 その他特記事項
【用 語 解 説】
下水
(げすい)
家庭や事業所から排出される汚水と、市街地に降った雨水のこと
下水道事業の費用負担の原則のこと
雨水公費・汚水私費
(うすいこうひ・おすいしひ)
雨による浸水被害がおこらないよう、雨水を排除するための経費は、公費
(市税等の一般会計)が負担します。
汚水は、私たちの日常生活で生じるので、その処理のための経費は、発
生原因者による負担、つまり下水道使用料(私費)でまかないます。
公営企業
(こうえいきぎょう)
企業会計方式
(きぎょうかいけいほうしき)
地方公共団体が経営する企業のこと
下水道事業は、公営企業です。市税等の一般会計とは経理を区別する
ことが規定されています。
地方公共団体の会計は、地方財政法に基づき、官公庁方式と呼ばれ単
式簿記及び現金主義により経理します。それに対し、地方公営企業法に
基づき、複式簿記及び発生主義により経理する方式をいいます。
地方財政法により、下水道事業は特別会計として独立採算制で経理する
繰出金
こととされていますが、同時に一般会計からの収入も認められています。
(くりだしきん)
一般会計から下水道事業特別会計に支出するお金のことを「繰出金」と
いいます。
基準内繰入金
(きじゅんないくりいれきん)
一般会計からの繰入金のうち、雨水処理に要する経費など、繰出基準通
知に基づいて算出した一般会計が負担すべき経費について一般会計か
ら支出され、下水道事業特別会計に収入されるお金のこと
長寿命化計画
施設の機能を確保するための点検・調査を行い、ライフサイクルコストの低
(ちょうじゅみょうかけいかく)
減と事故の未然防止を図る改築・更新を計画的に行うための計画のこと
受益者負担金
(じゅえきしゃふたんきん)
市債
(しさい)
公共下水道の建設費の一部としての負担金のこと
下水道事業の建設を行うために借り入れた借金のこと
市街化調整区域
都市計画法により、都市計画で定められる都市計画区域の一つであり、
(しがいかちょうせいくいき)
市街化を抑制すべき地域のこと
下水道普及率
行政区域内人口(総人口)に対する下水道処理区域内人口(下水道
(げすいどうふきゅうりつ)
が使用可能となった区域内の人口)の割合のこと
有収水量
(ゆうしゅうすいりょう)
下水道使用料の対象となる水量のこと
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高砂市下水道事業 中期経営計画
中 間 報 告
平 成 26年 9月
高砂市 下水道部 下水道経営課
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話 /
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