夏季一斉休業を創立記念日と同じ取り扱いにしてください 夏季一斉休業期間中の時間雇用教職員の給与について、 創立記念日と同じ取り扱いを求める署名 2011 年度(平成 23 年度)に、教職員の心身の健康維持・増進を目的に(東日本大震災・福 島第一原子力発電所事故を起因した電力不足緩和のための節電対策も含まれていたものと 思われます。)、臨時規程により8月中に連続2日間の夏季一斉休業が設定されました。こ の2日間の休業については、時間雇用教職員についても有給で措置されました。 翌年 2012 年度(平成 24 年度)についても、同じく臨時規程により8月に 2 日間の夏季一 斉休業が設定されましたが、時間雇用教職員は無給の取り扱いとされました。理由は、 年度当初から夏季休業日が設定され、その日を「勤務を割り当てない日」として取り扱わ れたためです。 そして、2013 年度(平成 25 年度)以降は、定例措置として 8 月第 3 週の月曜日、火曜日、 水曜日の 3 日間を夏季休業とする就業規則改正が行われました。来年度以降の夏季休業に ついても、2012 年度と同様に時間雇用教職員は無給の取り扱いとなっています。 しかし、3 日間の無給休業は、時間雇用教職員(※)にとって 8 月分の給与が 10%以上も の減収になることを意味します。家計収入が縮小し続けている昨今の社会経済情勢におい ては、非正規労働から得る収入の家計依存度は高まっており、時間雇用教職員としての給 与のみで生活している者にとっては、10%を超える減収は死活的な問題です。このように 時間雇用教職員の生活に大きな打撃を与える労働日の削減を、大学の一方的な都合で決め てしまうことは、理不尽と言わざるを得ません。 また、同じ職場に勤務する、常勤職員や有期雇用教職員については当該夏季休業を有給 措置し時間雇用教職員のみ無給という状況は、職場の雰囲気が悪くなり、チームワーク を阻害し大学の業務遂行に少なからず悪影響を及ぼすことが懸念されます。 このような観点から、来年度以降の夏季一斉休業は、時間雇用教職員についても創立記 念日と同様に、夏季休業日が、通常その時間雇用教職員が勤務する曜日に当たる場合には、 有給の休業日として取り扱うことを強く求めます。 (※)標準的な勤務時間(週 5 日、30 時間勤務)の場合。 氏 名 所属部局 職 種 京都大学職員組合 京都市左京区吉田本町 URL:http://www.kyodai-union.gr.jp Tel::075-761-8916/Fax:075-751-8365/Email:office@adm.kyodai-union.org
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