2007 年 夏号 No.38 平成19年度情報通信月間参加行事 【無線通信技術・研究開発の専門イベント】 ワイヤレス・テクノロジー・パーク2007 YRP研究開発推進協会、 YRPアカデミア 交流ネットワーク、 (独)情報通信研究機構 は、 4月4日〜5日の2日間、 パシフィコ横 浜において「ワイヤレス ・ テクノロジー ・ パー ク2007」 (WTP 2007)を開催しました。 WTP 2007は、 YRP 研 究 開 発 推 進 協 会 が従来から実施してきた産学官交流、 YRP で開発された技術の紹介、 国際的な連携 およびベンチャー企業支援のための行事等 を一つに結集した総合イベントであり、 昨 年に引き続き第2回目の開催となりました。 今年は “明日のビジネスを生むための産学 官連携の姿がここに”という共通テーマを掲 げ、 ワイヤレス通信技術に関与する研究 機関、 企業、 大学、 ベンチャーおよび政 策関係者が国内および海外主要国から一 堂に会する機会を設けることで、 事業化へ ご挨拶をされる菅義偉総務大臣 の加速や国際競争力のある研究開発推進 を促すことを最大の狙いとしました。 開会 式では、 はじめにWTP 2007の実行副委員 長であるYRP研究開発推進協会 甕昭男会 長と実行委員長代行の (独)情報通信研究 機構 大森愼吾理事が主催者を代表して挨 拶をされ、 引き続き、 菅義偉総務大臣、 尾高暉重神奈川県副知事、 蒲谷亮一横須 賀市長の来賓挨拶の後、 来賓と実行委員 等によるテープカットが執り行われ、 「ワイ 開会式テープカット YRPブース ヤレス ・ テクノロジー ・ パーク2007」の幕 が 開 き ま し た。 展 示 会 場 に は 2 日 間 で、 海外からの講師や来訪客約30名を含め昨 年比約9%増の延べ5,112名が来場されま した。 また、 展示と同時に開催された全国 16大学29名の講師によるアカデミアの研 究発表、 各種フォーラム、 企業プレゼンテー ション等にも約2,600名の参加者がありま アカデミアセッション した。 第11回 YRP研究開発推進協会 総会の開催 5月23日、 第11回YRP研究開発推進協会 ることにより、 総会を開催しました。 総会では、 2006年度 標準化貢献 の活動経過や決算等について報告され、 引き 活動をはじめ 続き、 2007年度以降の当協会のあるべき姿 として、 国内 を示す 「YRPの第3期5ヶ年ビジョン」や今年度 および国際的な情報通信技術の発展に寄与す の研究リソースの活用および国内外のリサー の活動方針、 および予算等について審議され る。 チパーク、 国、 地方自治体、 関係機関等と 原案通り承認されました。 3. 研究開発成果を適用する社会基盤やサー の有機的な連携を進めることにより、 研究開 今年度を初年度とするYRP第3期5ヶ年ビ ビスを念頭においた利活用開発のための拠点 発支援および事業化支援など、 会員企業に ジョンでは、 次の4項目の目標実現に向け活 化プロジェクト実行および異業種拠点との協業 とって有益な事業を提供する。 動することとしています。 等によって、 豊かな未来につながる高度な情 1. YRP研究開発推進協会の活動ドメインは、 報通信社会の構築に貢献する。 展開については、 事業検討グループとして 「研 「ユビキタス ・ モバイル ・ フロンティア」とする。 4. 横須賀リサーチパークに集積する国内外 究支援検討グループ」および 「交流事業検討 2. 電波 ・ 情報通信技術の研究開発拠点を整 の電波 ・ 情報通信技術およびその周辺分野 グループ」を設け、 検討することとしました。 備し、 基礎技術と先端技術の研究開発を進め の研究機関、 人財、 研究開発 ・ 実験設備等 挨拶をされる甕昭男会長 新たな5ヶ年ビジョンに基づく具体的な事業 第7回 ITS情報通信国際会議「ITST2007」 の開催報告 6月6日〜8日、 フランス ・ ソフィアアンティ 知識創成コミュニケーション研究セ ポリスにあるコンヴェンションセンター CICAを ンターからITSセンターネットワーク 会場として、 I T S 情報通信国際会議 「 I T S T に関する論文1件の発表がありま 2007」が、 YRP研究開発推進協会、 (独)情 した。 全体としては、 25カ国から 報 通 信 研 究 機 構、 そ し て フ ラ ン ス の 211名の参加があり、 91件の論文 EURECOM Institute等と共催で開催されまし 発表と51件の特別セッションがあり た。 開会式では、 (独)情報通信研究機構の ました。 特に、 海上ITSの特別セッ 大森慎吾理事 (YRP研究開発推進協会副会 ションでは28件もの発表があり、 長)が挨拶をされました。 (独)情報通信研究 ユビキタス ・ ブロードバンド時代に 機構からの発表としては、 シンガポール無線 ふさわしい船舶の安全 ・ 快適航行 通信ラボラトリーから海上ITS無線技術に関す のための海上ITS通信技術への関心が急速 る論文2件、 連携研究部門横須賀ITSリサー に高まってきていることが伺えました。 また、 チセンターからITS−RFIDに関する論文2件、 屋外では欧州プロジェクトのCar2Carコンソー 技術講演会 技術講演会 「Towards Next Generation Mobile Networks」 2 月 1 6 日、 YRPホ ー ル に お い て (独)情 報 通 3 月 2 7 日、 YRPホ ー Dr. Abbas Jamalipour 博士 信 研 究 機 構 とYRP研 究 第8回のITST2008は、 タイで開催される予 定です。 技術講演会 「Number Portability in Singapore」 ル に お い て (独)情 報 通 シアムによる実験デモが開催されました。 Dr. Tjeng Thiang Tjhung 教授 「Some ResearchResults with Space Time Codes and a novel MIMO Decoding Technique」 Dr. Abbas Yongaçoğlu 教授 信研究機構とYRP研究開発推進協会の共催 開発推進協会の共催で、 シンガポールの 4 月 2 5 日、 YRPホ ー ル に お い て (独) で、 IEEE Wireless Communications の Editor-in Institute for Infocomm Research (I R)のDr. 情 報 通 信 研 究 機 構 とYRP研 究 開 発 推 進 -Chiefでありアドホック無線通信の権威でもある Tjeng Thiang Tjhung 教 授 に よ る 「Number 協 会 の 共 催 で、 カ ナ ダ オ タ ワ 大 学 の Dr.Abbas Jamalipour 博 士 に よ る 「Towards Next Portability in Singapore」と題した技術講演会 Dr. Abbas Yongaçoğlu 教 授 に よ る 「Some Generation Mobile Networks」と 題 し た テ ー マ で を開催しました。 教授は、 電気通信事業者 ResearchResults with Space Time Codes 技術講演会を開催しました。 博士からは、 将 と利用者で意見の異なる課題に、 シンガポー and a novel MIMO Decoding Technique」と題 来様々なモバイルネットワークが混在する際の ルではどのように対応したかを分かりやすくお し技術講演会を開催し、 教授の開発された 諸課題について詳細なお話があり、 多数の参 話しいただき、 大勢の参加者を交え活発な質 実験システムの詳細とその性能評価をご紹 加者と活発な質疑応答がなされました。 また、 疑応答およびその後の交流がなされました。 介いただきました。 講演会には多数の参加 2 博士は名古屋大学で博士号を取得されており、 を頂き、 活発な質疑応答および交流がなさ 引き続き参加者とともに日本語も交え交流いた れました。 だきました。 2 挨拶をされる大森慎吾(独)情報通信研究機構理事 海外からのご視察・ご訪問 ■中国杭州市政府 YRPご訪問 2月7日、中国・杭州市政府が、YRPの視察 来訪は、2004年4月9日のYRP およびYRP研究開発推進協会並びに日・中 研究開発推進協会・(株)横須 ICT技術フォーラム会員との交流のため来訪 賀テレコムリサーチパークと中 されました。当日開催された、YRP進出企業 国・杭州市信息化弁公室との間 との意見交換会では、活発な意見交換が行 で締結した「科学技術協力に向 われました。 けた覚書」の一環によるもので 日・中ICT技術フォーラムでは、杭州市と の地域情報化交流を推進しており、今回の あり、今後益々連携が深まるこ とが期待されます。 記念撮影 ■中国大連恒陽科技有限公司 YRPご訪問 2月7日、 神奈川県の海外企業誘致事業 とのビジネスを更に発展させるため、 日本 により、 大連恒陽科技有限公司 総経理(社 事務所の開設を計画しております。 今回は 長) 李 洪 峰 氏 がYRPを 訪 問 さ れ ま し た。 その事前現地調査のために来日されたもの 大連市に拠点を置くソフトウェア開発会社で で、 同氏は関係者との意見交換を行うなど、 ある同社は、 中国国内のみならず、 日本 ・ 日本でのビジネスネットワーク開拓の場とし 欧州にも業務展開をしておりますが、 日本 てYRPに強い関心を寄せられていました。 説明を受けられるご一行 ■韓国自治情報化組合 YRPご訪問 2月7日、 (財)地方自治情報センターか らの紹介により、 韓国自治情報化組合が YRPを訪問されました。 交換を行いました。 韓国地方自治情報化組合は、 電子自 治体の構築および地域情報化事業の推進 この度の来日の目的は、 韓国地方自治 のため、 行政自治部の勧告に基づいて広 情報化組合と日本との共同研究および地 域地方自治体団体が設立した地方自治法 域情報化に関する研究視察で、 YRPの概 に根拠した自治団体組合であり、 地域情 要について説明を受けるとともに、 YRP進 報化事業および電子自治体関連事業の発 出企業を訪問し、 最新技術の研究開発動 掘、 政策研究、 国内外の交流、 システム 向、 リサーチパーク運営等について意見 の構築 ・ 運営、 維持管理を主な事業分野 説明を受けられるご一行 ■ドイツ isc integrated software concepts AG社 YRPご訪問 2月8日、 ドイツ isc integrated software 氏は、 YRPの概要についての説明を受けら concepts AG社 の 代 表 取 締 役 社 長 ピ ー れ、 最新技術の研究開発動向、 研究体制 ター・シュミット氏が、YRPを訪問されました。 について見学、 意見交換を行いました。 ピーター ・ シュミット氏は、 ジェトロ ・ 神 こ の ド イ ツ isc integrated software 奈川県 ・ 横浜市が主催する 「IT&電子機器 concepts AG社は、 ハイテクソフトウェア 関連産業を対象とした招聘プログラム」によ のコンサルティングサービスや解決策を提 り 来 日 さ れ た も の で、 横 浜 市 を 通 じ て、 供するドイツを代表する事業者の1つです。 説明を受けられるご一行 YRPへの見学の希望があったものです。 同 ■フィンランド国立技術研究センター(VTT) YRPご訪問 3月7日、フィンランド国立技術研究センター YRPを訪問されました。 両氏は (独)情報通 (Technical Research Center of Finland (VTT)) 信研究機構との研究交流に関する打合せの のProf. Tatu Koljonen (Vice President, Stra- ため、 来日されたもので、 今後の交流の可 tegic Research) と Prof. Tapio Frantti 能性を検討すべくYRPについての全体概要 (Research Professor, Telecommunications)が を視察されたものです。 3 海外からのご視察・ご訪問 ■フランス Bretagne International YRPご訪問 3月14日、 フランスブルターニュ地方議 クから分離して新規に設立された開発公社 会 のMr. Marc Labbey副 議 長 と、 ブ ル タ ー で、 ICT関連機関が多数集積するブルター ニ ュ ・ イ ン タ ー ナ シ ョ ナ ル の Mr. Bernard ニュ地方の経済 ・ 技術発展を支援し、 国際 Angot 会長、 Mr. Marc Gillaux理事長がYRP 化を推進しています。 今回はYRPとの新た を訪問されました。 な連携を模索するため、 訪問されたもので ブルターニュ・インターナショナルは、 YRP ご説明を受けられるご一行 す。 が覚書を調印しているウェスト・アトランティッ ■韓国PIPA YRPご訪問 3 月 2 0 日、 韓 国PIPA (Pangyo Internet えられていることから、 YRPを視察されたも Park Association)がYRPを訪問されました。 のです。 PTVとYRPの公式な関係を構築す PIPAは昨年、 京畿県のテクノパークである ることに貢献したいとの申し出もあり、 今後 PTV (Pangyo Techno Park)中 心 部 に オ フ ィ の展開が期待されます。 ス ・ 商用用地向けの土地を取得しておりま すが、 京畿県PTV開発管理部門にてYRP 記念撮影 はPTVが追随すべき成功モデルとして捕ら ■中興通訊股份有限会社(中国) YRPご訪問 4月3日、 中興通訊股份有限会社 (中国) り、 YRPに来訪され、 YRPの概要説明およ 国際市場本部市場総監韓文杰ご一行が びYRP進出企業への視察を行い、 最新技 YRPを訪問されました。 術の研究開発動向を見学されました。 韓文杰様は、 4月4日、 5日に開催された 中興通訊股份有限会社は、 中国の総合 WTP2007のチャイナビジネスセッションの講 的な通信設備メーカーであり、 グローバル 演者として来日され、 この来日の機会に な事業を展開している企業です。 YRPについて理解を深めたいとの希望があ 説明を受けられるご一行 ■中国普天グループ幹部 YRPご訪問 4月16日、 中国普天グループ総裁邢 様 を代表とする幹部ご一行がYRPを訪問され ました。 記念撮影 意見交換を行いました。 中国普天グループは、 中国情報通信産 業の開発 ・ 研究 ・ 生産を統括する大型企業 今回の来日は、 普天グループ傘下の日 (旧郵電省系)であり、 ユビキタス通信社会 本合弁先およびYRPへの表敬訪問を目的と の実現、 通信 ・ PC ・ 放送 (映像)の融合を しており、 YRP研究開発推進協会 甕昭男 見据え、 日本による高技術商品の中国市 会長よりYRPの概要説明を行い、 リサーチ 場展開を期待しています。 パーク運営 ・ 最新技術の動向等についての ■チェコ教育省副大臣 YRPご訪問 5 月 2 3 日、 チ ェ コ 教 育 省 副 大 臣 Mr. 建設が予定されており、 YRPの運営方法を Pavel Komarekをはじめとするチェコ共和国 参考とするため、 施設提供者と進出企業各 の各省庁 (教育省、 産業貿易省、 外務省、 社について意見聴取を行うことを目的に訪問 開発 ・ 投資庁)の代表者、 大学教授、 民 されたものです。 間企業の代表者など35名から構成される一 大訪日団がYRPを視察されました。 記念撮影 4 現在、 同国では複数のリサーチパークの ■マレーシア マルチメディア大学(MMU) MESCORP YRPご訪問 6月4日〜8日、 YRPと研究交流の覚書 生が年1度実施している海外研究プログラム を調印しているマルチメディア大学から、 です。 一行は今年のテーマである 「マレー MESCORPの一行(担当講師1名、学生14名) シアにおける高速ブロード分野の発展」の研 が 来 日 し ま し た。 MESCORPはMultimedia 究のため、 YRP進出企業を訪問し、 日本 University Engineering Society Overseas のブロードバンドの最新状況調査を行って帰 Research Programの略で、 同校工学部の学 国されました。 記念撮影 ■モンゴル国 保健副大臣 YRPご訪問 6月5日、 モンゴル国のオトゴンボルドー 院の紹介により、 医療ICTに関する視察を 保健副大臣他、 政府関係者、 医療関係者 期待して来訪されたものです。 一行は過去 など15名から成る訪日団がYRPを視察され にYRPで実施された救急医療における高速 ました。 画像伝送公開実証実験デモの記録を見るな 一行は日本の医療事情を視察するため来 日されたもので、 YRPには横浜市立大学病 ど、 YRPにおける同分野の研究開発活動を 熱心に視察されました。 説明を受けられるご一行 ■オランダ大使館 YRPご訪問 6月13日、 オランダ大使館ご一行がYRP を訪問されました。 割は、 日本の科学技術開発情報を調査して オランダ政府、 民間企業、 研究機関、 お 在日オランダ大使館科学技術部では、 定 よび大学等に提供し支援することであり、 研 期的に日本国内の情報技術分野の視察を 究開発に関しては、 日蘭相互の協力関係 実施しており、 この度のYRP訪問は、 YRP 推進を目指しています。 また、 オランダの との今後の協力関係をさぐることを目的とし 研究開発情報を日本政府、 企業、 研究機 たものです。 関等に提供しているということもあり、 今後 この在日オランダ大使館科学技術部の役 の連携が期待されます。 ■JICA研修「電気通信政策コース」 YRPご訪問 6月18日、 ア ジ ア、 中 南 米、 中 東、 ア フリカ地域の各国から来日したJICA研修生8 名が、 研修コースの一環として、 YRPを訪 問されました。 一行は、 各国における通信主管庁に勤 務する中堅幹部の方々で、 YRPの概要につ いて説明を受けた後、 YRP進出企業を訪問 し、 最先端の技術を見学されました。 この研修は、 (独)国際協力機構 (JICA) より委託を受けて、 (財)マルチメディア振興 センター国際通信経済研究所が受け入れ機 関となって実施されたものです。 説明を受けられるご一行 国内からのご視察・ご訪問 ■豊田市国際有識者会議 YRPご訪問 3月20日、 愛知県豊田市の国際有識者 会議の方々がYRPを訪問されました。 の国際化に寄与しているYRPを参考モデル として視察したいとの希望により実現したも 同会議は豊田市の国際化を促進すること ので、 一行はYRPの概要 ・ 推進体制 ・ 海 を目的として設立されたもので、 関西学院 外との交流状況について聴取されるととも 大学経済学部の井口 泰 教授が座長を務め に、 YRP関係者と活発な意見交換を行いま られています。 今回の視察は、 横須賀市 した。 5 YRP講演会 「Future Communications and Testbeds in Europe」 「Future Communications and の取り組みにも言及するなど、 今 Testbeds in Europe」を 開 催 後のYRPとの連携に向けた期待を 致 し ま し た。 講 演 の 中 で 述べられました。 講演会にはYRP Saarnio氏は、 近年の欧州の エリアのみならず、 都内からも参加 モバイル ・ ワイヤレス通信関 者が集まり、 講演会終了後には活 連の研究開発状況や戦略概 発な質疑応答が続きました。 要を述べるとともに、 欧州に YRPでは、 この講演会をきっかけ て実施されているEU ・ 政府 として、 フィンランドのテストベッド「オ 系ファンドを活用した共同研 クトパス」とYRPのテストベッドの連 4月19日、 YRP研究開発推進協 究、 欧州のICT関連テストベッドの 携を図るべく、 検討グループが立ち 会は、 フィンランド ノキア ・ リサー 現状/インターオペラビリティへの取 上げられ、 その方策についての議 チセンター パブリックリサーチプログ り組みなどを紹介され、 また、 フィ 論を進めております。 ラ ム の ヘ ッ ド で あ るJuha Saarnio氏 ン ラ ン ド 国 内 の 関 連 プ ロ ジ ェ ク ト、 を 講 師 に 迎 え て、 YRP講 演 会 TEKES (フィンランド技術庁)の今後 講師のJuha Saarnio氏 第6回日・中ICT技術フォーラム訪問団 2007年 10 月の北京 ITS国際会議の ワークショップは、日本と中 開催を前に、事前に中国 ITS 研究関連 国の大学、研究機関等との 大学等を訪問することを目的としてこ 交流、人材ネットワークの強 の3月5日〜3 月 11 日に第 6 回日 ・ 中 化等の促進に役立てることを ICT技術フォーラム訪問団が実施され 目 的 に 開 催 さ れ た も の で、 ました。 日 ・ 中ICT技術フォーラム顧 訪問団は、北京で開催された「日中 問の北京郵電大学張英海副 人材開発と交流ワークショップ」にも参 学長がパネル討議に出席さ 加し、両国の有識者との間で、両国お れました。 よびアジアの将来に必要とされる人材 の育成、人材の交流などの問題点に 会場の様子 つ い て の 議 論 が 為 さ れ ま し た。こ の 日・印ICT技術フォーラム総会 6 日 ・ 印ICT技術フォーラムは、 2005 を民間ベースで行うことを目的に、 YRP るため、会則第8章(活動期間)の通り、 年3月7日 に 「日 ・ 印ICTフ ォ ー ラ ム」と 研究開発推進協会の会員の中から構 2007年2月 を も っ て、 日 ・ 印ICT技 術 して、 日印間で相互に電波 ・ 情報通 成されるフォーラムとして2年計画で活 フォーラムの活動を終了することと致し 信技術研究開発推進団体 ・ 研究機関 動を開始しました。 ました。 の訪問による組織 ・ 人的交流の促進、 しかしながら、 2005年5月に総務省 今後、 インドとの交流は、 YRP研究 次世代移動通信システム等の共同研 において設立された日印ICTフォーラム 開発推進協会の国際活動として引き続 究 ・ インターワーキング等の模索 ・ 推 のWGにより官民による活発な交流が き実施されることとなりました。 進、 電波 ・ 情報通信技術に関するセミ 行われるようになったことから、当フォー ナー ・ 情報交換およびビジネス交流等 ラム活動を日印ICTフォーラムに統合す YRP ユビキタス・ネットワーキング研究所よりお知らせ〔第 10 回〕 東京ミッドタウンでユビキタス 空間場所情報システムを活用 この3月に東京 ・ 六本木の旧防衛庁跡 場所に関する情 地 に オ ー プ ン し た 「東 京 ミ ッ ド タ ウ ン」で 報、 ツ ア ー の ナ YRPユビキタス ・ ネットワーキング研究所 ビゲーション案 (UNL)の 「ユビキタス空間場所情報システ 内、 建 築 デ ザ イ ム」を利用した東京ミッドタウン ・ ユビキタ ン や、 展 示 さ れ ス ・ アートツアー ®が始まりました。 「ユビ ているアート作品 キタス空間場所情報システム」は場所や の概要、 作家の 空間に赤外線マーカーや電波マーカーを 情 報 な ど をUCで 設置して、 UNLの開発したユビキタス ・ コ 見 た り、 音 声 案 ミュニケータ (UC)に場所や空間に依存し 内を受けることが た情報やサービスを提供するための基盤 できます。 このシステムは商業施設に導 システムです。 入されたものとしては日本で初めてのもの 「デザイン」と 「アート」をテーマのひとつ で、 5か国語 (日本語、 英語、 中国語、 として開発された東京ミッドタウンには敷 韓国語、 フランス語)で情報が提供されて 地内に20のアート作品が展示されていま います。 す。 東京ミッドタウン内には約500 ヶ所の 今後はこれらのインフラを使って、 店舗 赤外線マーカーや電波マーカーが設置さ の情報や、 トイレの案内などさまざまな用 れており、 UCを携帯して歩いていくとその 途での活用が計画されています。 アート作品の情報をUCで見る ucode無線マーカ2 YRP情報通信セキュリティ人材育成センターからのご案内 YRPセンター1番館5階に開設した 「YRP これにより、 実践的保守運用スキルの習得 情報通信セキュリティ人材育成センター」で および情報セキュリティマネージメントの実 は、 平成17年3月の研修開始以来、 これ 践対応能力の向上を図ります。 までに約延700人の方に受講いただいてお ります。 本センターの特徴は、 大規模研修施設を 用いて、 実践中心の研修を行なう点です。 <お問い合わせ先> 実践部分によりフォーカスした短期集中コー YRP情報通信セキュリティ 人材育成センター 電話046−847−5150 スとして、「IRRRT実践短縮コース」(2日間) http://www.yrp-security.jp 今年度は、 従来の5日間コースに加え、 を新設しました。 平成19年度YRP情報通信技術研修 開講のご案内 平成16年度より実施をしております「YRP 情報通信技術研修」には、多くの研究者の 皆様に受講いただいております。 本研修は、情報通信技術に関する技術論 を基礎から応用までを系統的 ・ 網羅的に受 講いただける、大学院レベルのカリキュラム となっております。 <お問い合わせ先> 平成 19年度も10月より開講を致します。 より一層充実した講義内容で実施してまいり ますので、是非この機会をご活用下さい。 (詳 細 は、当 社HP : http://www.yrp.co.jp をご覧下さい。) (株)横須賀テレコムリサーチパーク 総務部 佐藤 電話046−847−5000 E-mail : yrp-seminar@yrp.co.jp (株)横須賀テレコムリサーチパーク株主総会の報告 6月22日、 (株)横須賀テレコムリサーチ 告、「取締役選任の件」、「監査役選任の件」 水辺公園近くの 「レストラン ラ ・ ルーブルY パーク第14期定時株主総会をYRPホール の議案についての提案をし、 すべて滞りな RP」において株主相互の懇親を深めていた において開催しました。 委任状を含め61名 く承認されました。 また、 同日株主総会終 だきました。 の株主の出席を得、 「第14期事業報告書 了後の取締役会において、 代表取締役専 お よ び 計 算 書 類 の 件」に つ い て の 決 算 報 務に安東崇夫を選定しました。総会終了後、 7 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ 4月28日、YRP春恒例の「ふれあいマーケット」が開催され ました。当日は朝から近隣の方々が買い物を楽しまれ、賑や かに始まりました。お子様が一 生懸命にお手伝いをしている お店もあり、お客様とのかけあ いは微笑ましいものでした。人 気の三浦半島の海 ・ 農産物 のコーナーや、食べ物のコー ナーも大勢の方々の列がで き、活気に溢れた楽しいマー ケットとなりました。 賑わう会場の様子 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥ YRP設立10周年記念 「ソフトボール大会」 (第9回)は、 19チー ムの参加を得、 6月4日から熱戦を繰り広げ、 6月25日の決勝戦 をもって閉幕しました。 決勝戦は寺島組 (NTTサイバーコミュニ ケーション総合研究所)とじゃばネットたかた (NTTソフトウェア)で 行われ、 息づまる攻防の末寺島組が7対6で優勝しました。 今年 はYRP設立10周年で副 賞が設けられ、 大会を 盛り上げました。 優勝チーム 寺島組(NTTサイバーコミュニケーション総合研究所) 準優勝チーム じゃばネットたかた(NTTソフトウェア) YRP10周年記念行事 YRPはこの10月に設立10周年を迎えます。 これを記念して、 10月25日に記念式典(YRPホール)、 10月27日に地元交流イベント(YRP地区)、 11月30日に記念講演会(品川)、 その他にも各種イベントの開催を予定しております。是非ご参加ください。 【編集・発行】 YRP研究開発推進協会 〒239-0847 横須賀市光の丘 3-4 TEL:046-847-5008 FAX:046-847-5010 株式会社横須賀テレコムリサーチパーク 〒239-0847 横須賀市光の丘 3-4 TEL:046-847-5000 FAX:046-847-5010 http://www.yrp.co.jp/
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