学園研 B】 【 1.研 究課題名 グローパル化時代における多文化共生の学校づくりと移民の子どもたち ∼オース トラリアとブ ラジル 日系移民の子 どもたちへの教育を中心に∼ 2.研 究代表 者名 3.研 究協力者 Anne Zahaka (オ ース トラ ジア・ シ ドニー在住 4.研 究成果 の概要 (1, 200宇 程度で記入 写真家 ) ) グ ローバル化 の進展により、 日本 の公立学校へ も外国人児童生徒 が増加 し 、多 くの学校で多 文化共生 の学校づ くりが大きな課題になって きてい る。 今年度 の学園研 Bで は、 これ らの課題 に対 して、主に 2つ の大きな成果を得た。 一つ 目は、 日本国内の外国人児童生徒 の多い三童県や 知 愛 県、東京都 の公立学校に継統的に 関わ り、多文化共生の学校改革を支援できたことである。 こつ 目は、 トランスカルチュラ ヅズムの視点か ら、オース トラリアのシ ドニー 在住の有名 な 写真 家であ るアン・ザハルカ氏 と協力 し、多文化共生 の資質形 を促 成 す国際理解教育のテキ ― ス トづ くりを行ったことである。 ・ まず 、公 立学校や地域に継続的に関与 しなが ら(総 合的な学 の時 であ 習 間 授業務究や学校改 革 を支援 して きたと特に、二重県凶 日市市の笹川東小学 へ.は (学 か らめ しヽ 強 要請があ り、4 棟 校 月か ら 3月 までの 1年 間に、15回 学校 を訪問 し、 校改革 学 ?助 言と教材 あ開発援助を行 った。 この研究活動 を契機に、西 日十市教育委員会 か らも 賣令 体あ黎員研修 の講師 に呼イ ゞれ 、地域全 体 の多文化共生に向けた活動に貢献お きた。 さらに、 日系南米人の 集住地区 として全国的に有 名 な豊 田市の保見団地にある東保見小学校や 多様な国際化 が進んでいる 東京都港区の三光小学 校や地域か らも依頼 され 、多文化共生 の教育を目指 した学校改革の 研究実践について、指導助 言や模範授業 を行 うことができた。 次に、オース トラジアについて、1年 間を通 して、シ ドニーの写真 アン・ ハ 家 ザ ル カ氏 と協力 し、写真 中心の国際理解 のテキス トづ くりを行 うこ とができた 。 このテキス トは、「ォース トラリア Box&sTuDY」 とい う題名で、大きく 3つ の章か ら なってい る。第 1章 オース トラリアガイ ド 第 2章 オース ト ラジアスタデ ィ 第 3章 グ ローバルスタディである。日本とオース トラリアの二人の の 女 子がガイ ドになり、写真中心の テキス トを通して、深いオース トラリア理解へ と誘つてくれ ので ある。そ して、これは、プ る ロのフォ トグラファーの写真であり、〔 非常1と 芸術性も高いので、7オ ト ・ラングージなど、グロ ーバル教育の手法も使い、国際理解教育に大いに役立つテキスト を作ることができた。 そして、第 3章 では、日本あ子どもたちの活動を通して生 れた地球子供 博物館を中心に、 ま トランスカルチュラリズムの教育実践を掲載している。(こ の章の写真 撮影は、宇土) このように、椙山女学園大学の学園研究Bの おかげで、実践と理論 (1大 学と小学校という従 来の垣根を越えた研究が実現し、さらに、日本とォース トラリア渉菌境を越えた 協働 。連携を も生み出すとい う大きな成果を得ることができた。 . ただ、ォース トラフアでの移民の子どもの学力 。意欲が高い背景を探る 調査研究は、シドニ ー の 小 学校 と 2校 と関わ りを持 つ こ とが で き、基本的なイ ンタ ビュー 調査 な どを行 つた段階 で あ り、まだ時 間 がかか るので、次年度 もぜ ひ継続 して研 究 を進 めたい と願 つてい る。
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