最新の花粉対策事情 ●都内で2月上旬に花粉を観測 がっちりガードできます。 今年も春が近づき、都内では2月上旬に花粉飛散が確認 されました。花粉症の人には頭の痛い季節ですが、昨今は ●マスクに次ぐ花粉ブロックアイテムも 花粉症対策グッズもマスクやドリンク、 サプリメントなど選択肢 体に装着する以外のタイプでは、鼻の入り口にクリームを の幅が広がっています。 塗る「アレルシャット 花粉 鼻でブロック」 (フマキラー/税込 花粉症で悩める人々に“朗報” となるか、花粉症対策グッ 1,732円) や、 鼻の外側にジェルを1滴塗る 「クリスタルヴェール」 ズの最前線をみていきます。 (エーザイ/税込1,480円) などが人気を集めています。 どちらもクリームやジェルでマスクの代わりを果たす保護 ●シンプルな防御策、マスクが進化 膜をつくり、花粉が鼻腔の奥まで侵入するのを防ぐという手 東京都の予測によれば、今春のスギ・ヒノキ花粉飛散量 軽さがうけています。アレルギー症状が軽く、 マスクや薬を使 は昨年の26∼35%。少し気が楽になりそうな数字ですが、 そ いたくない時に重宝しそうです。 れでもアレルギー症状が出ない程ではなく、 なにも対策を取ら また、 「アレルクリアプラス」 (キッツコーマン/42粒税込 ないというわけにはいきません。 1,260円) は、 かゆみ、 くしゃみ、鼻水などの症状を軽くするサ 花粉対策といえば、 まずはマスク。つらいアレルギー症状 プリメント。加工用トマトの果皮に含まれるヒスタミン抑制効 を防ぐには、花粉を吸い込まないことがいちばんです。マス 果が期待される物質を配合し、 しょうゆもろみから発見した クも最近のものは種類が豊富で、 たとえば「クリネックス (R) 植物性乳酸菌を加えたとのこと。 マスクもティシュー」 (日本製紙クレシア)は、 その名の通り、 マスク部分が6枚重ねのティシューでできています。耳にか ●体質改善で根本的な治療を目指す けるホルダー部を付け替えて使う 「使い捨て」 タイプですが、 「インターバランス アレルケアL-92」 (カルピス/280ml税 破れにくい上、 パルプ100%の柔らかさとフィット感が特徴で 込158円)は、体の中から強くする健康サポート飲料。季節 す。また、 ホルダーを外せば、鼻をかむなど普通のティシュー の変化などの外界の刺激に対し、敏感に反応する体質を としても使えます(マスク24枚・ホルダー1組セット/オープン 改善することが実証された機能性乳酸菌L-92を配合して 価格)。 います。 ドリンク・濃縮・サプリメントタイプがあり、継続的な摂 マスクを付けている時の息苦しさが気になる場合は、空 取を提案しています。 気の開閉弁が付いた「エアスケープマスク」 (マスコット/ また、前述の「アレルクリアプラス」にも使用されている「植 税込2,625円)はどうでしょう。口元の弁が、息を吸うと閉じ、 物性乳酸菌」100%、 添加物・副原料不使用を謳う 「プリビオ」 吐くと開いて蒸れや息苦しさを解消するというもの。布製マ (サイシス/30g税込1万5,750円) というサプリメントも登場。 スクの内側には、バクテリア捕集効率に優れた高性能フィ 粉末状で飲み物や料理にまぜて摂取するそうです。 ルターがあり、花粉やウィルスをシャットアウトするとのこと。 気候が良くなるにつれ、花粉症の人には大変なシーズン また、 マスクと目元を守るゴーグルを一体化した「グラスト となりますが、 自分に合った対策をみつけ、不快な時を少し マスク」 (SPジャパン/税込2,499円) なら、鼻と口を同時に でも快適に過ごしましょう。 ひな祭りのルーツをご存知ですか? 3月3日のひな祭りは、女の子の健やかな成長を願 って日本に伝えられ、 次第に紙で作った人形をなで う行事。その起源は、 古代中国で起こった「上巳節」 て穢れをうつし、川へ流す形式に変化。今も各地 に遡ります。季節の変わり目は災いをもたらす邪気 に「流し雛」の習慣が残っています。現在のように が入りやすいと考えられていたため、 この日に水辺 段飾りが始まったのは江戸時代。大奥でひな祭りを で穢れを祓う習慣がありました。それが遣唐使によ 行うようになり、 やがて市井に広がっていったそうです。
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