706050 / 00 12 / 2011 取 扱 説 明 書 流体センサー

取 扱 説 明 書
流体センサー
SP321A
706050 / 00
12 / 2011
(日本での防爆検定未取得)
本社〔〒261-7118〕 千葉県千葉市美浜区中瀬2-6-1
WBG マリブウエスト 18F
サービスセンター
0120-78-2070
E-Mail:info.jp@ifm.com
website:www.ifm.com/jp
営業所 東京 ・ 名古屋 ・ 大阪 ・ 広島 ・ 九州
JP
取 扱 説 明 書(ATEXの安全に関して)
防爆エリアで安全に使用するために
機能と特徴
スイッチング増幅器 VS4000 Exi シリーズ(例:SR307A)と組合わせて、液体や気体の流れを監
視し、プリセットフロー値に達したか(= 流れ有り)、達していないか(= 流れ無し)を検出して信号
を出力します。
• 等級による防爆エリアでの使用
II 2G (グループ II、カテゴリー 2G、ガス環境装置)
• IEC 60079-0 及び IEC 60079-11 に適合しています。
• EC テスト認証
ZELM 11 ATEX 0467
• IECEx テスト認証
IECEx ZLM 11.0005
• ATEX マーキング
II 2G Ex ia IIC T4 Gb Ta = -20 ~ +70 °
C
• IECEx マーキング
Ex ia IIC T4 Gb Ta = -20~+70 °
C
取付け / 設定
取付け、接続及び設定は、保護クラスや防爆認証に関する法令や規定などの専門的な知識を持
っている人が必ず行って下さい。
等級(上記「マーキング」及び本体の印をご覧下さい)がお使いの用途に合っているかを確認し
て下さい。
このセンサーは、以下のクラス / 認証を受けたスイッチング増幅器 VS4000 シリーズとしか接続
する事が出来ません。
保護クラス II(1)G [Ex ia Ga] IIC
ECテスト認証 ZELM 11 ATEX 0466
IEC Exテスト認証 IECEx ZLM 11.0004
接続値を考慮に入れて下さい。
以下のスイッチング増幅器に接続可:
SR307A
2
• 配線図
WH
2
BN
7
BU
8
BK
9
JP
1: SR307A (VS4000)
2: SP321A
• プロセスコネクション
SP321A = G½
• 取付け位置の使用周囲温度範囲(A)と媒体最大温度(B)
:
コード番号
(A)
SP321A
-20 ~ +70 °
C
(B)
-20 ~ +70 °
C
• 原理上、94/9/ECに従った型式テストは環境状態(80 ~ 110 kPa 及び 混合気体の温度 -20 ~
+60 ℃)のみ考慮に入れています。この範囲外の圧力については、ご使用になる方が評価し、
判断して下さい。
• 内部インダクタンス(Li)/ キャパシタンス(Ci)の最大値(値はケーブルによって異なります。)
:
コード番号
SP321A
接続:
ケーブル / 長さ
コネクター
cable / 6 m
内部インダクタンス
(合計)単位:μH
内部キャパシタンス
(合計)単位:nF
16
4.2
コード番号 SP*2*A の製品:
ケーブルの長さが違いますので、下記の値を考慮する必要があります。
2 µH(Li)/ 98 pF(Ci)ケーブル1m毎
*1) 内部インダクタンスの最大値:
Li = 4 µH + ケーブル長(m)x 2 µH
*2) 内部キャパシタンスの最大値:
Ci = 3.6 nF + ケーブル長(m)x 0.095 nF
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取付け時の注意 / 取付け方法
• 国内の関連する法令や規定を順守して下さい。
• 取付けに関する規制(例:EN 60079-14)を順守して下さい。
• ケーブルや樹脂部分に静電気が帯電しないよう注意して下さい。
• センサーが損傷しないよう、効果的に保護して下さい。
• ケーブルはしっかりと敷設し、損傷しないよう効果的に保護して下さい。
• 金属部分(外装、固定金具)の電位の均等化のための対策を取って下さい。
メンテナンス / 修理
• センサーを改造・修理しないで下さい。不具合が生じた場合は、製造業者にご連絡下さい。
• 必要に応じ、データシートや ECテスト認証が必要な場合は、製造業者にご連絡下さい。
(表紙をご覧下さい。)
外形寸法図 及び 取付け方法は、同梱されている別冊の取扱説明書に記載されています。
(「取扱説明書 / 取付説明書」)
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