グレナダに対する無償資金協力に関する書簡の交換 1月12日,グレナダの首都セントジョージズにおいて,我が方岡田光彦駐グレナダ 大使(トリニダード・トバゴにて兼轄)と先方クラリス・モデスト=カーウェン外務大 臣との間で,我が国の防災機材を活用した供与額 1 億円の無償資金協力「経済社会開発 計画」(The Economic and Social Development Programme)に関する書簡の交換が行 われました。今回の協力は,自然災害による被害緩和に取り組むグレナダに対し,我が 国で生産される防災分野の機材・製品等を供与するものです。 式典には,岡田大使,モデスト=カーウェン外務大臣に加え,ギャラウェイ青少年・ スポーツ・宗教省付国務大臣(特命防災担当),テレンス・ウォルターズ防災庁コーデ ィネーター,ブラウン外務次官等が出席しました。 ギャラウェイ大臣は,グレナダが自然災害に備え,迅速に対応することは重要である ため,今回の無償資金協力を歓迎すると述べました。モデスト=カーウェン外務大臣も, グレナダの気候変動への適応及び軽減に対する努力への,日本政府の支援に感謝の意を 示しました。 我が国は,2014年7月に開催された日・カリブ共同体(カリコム)首脳会合及び 同年11月に開催された第4回日・カリコム外相会合において,我が国の対カリコム政 策の柱の一つとして「小島嶼開発途上国特有の脆弱性克服を含む持続的発展に向けた協 力」を掲げ,我が国の技術や知見を活かし,防災,環境・気候変動,エネルギー,廃棄 物処理,水産等の分野においてカリコム諸国への支援を継続していくことを表明してい ます。今回の無償資金協力は,このような対カリコム諸国支援の一環として行われるも のです。 また,今回の無償資金協力は,我が国の気候変動分野における途上国支援策の一環と して実施するものでもあります。我が国としては,グレナダと引き続き気候変動分野で 連携していきます。 END お問い合わせ先: 在トリニダードトバゴ日本国大使館 Tel: (868)-628-5991/3 Ext. 222 Email: ecocoop@po.mofa.go.jp 開発協力班 お問い合わせ先: 在トリニダードトバゴ日本国大使館 Tel: (868)-628-5991/3 Ext. 222 Email: ecocoop@po.mofa.go.jp 開発協力班
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