IFOAM (International Federation of Organic Agriculture Movement: 国際有機農業運動連盟)について 2013 年 9 月 6 日 特定非営利活動法人 アイフォーム・ジャパン事務局作成 本部:IFOAM Head Office Charles-de-Gaulle-Str. 5 53113 Bonn Germany Phone: +49-228-92650-10 Fax: +49-228-92650-99 Email:headoffice@ifoam.org 設立:1972 年 11 月 5 日にフランス・ベルサイユで設立 意思決定機関 最高議決機関は、3 年に 1 度開かれる総会です。前回(2011 年 10 月 第 17 回大会)は大 韓民国で開催され、次回は 2014 年 10 月にトルコ・イスタンブールで開催されます。総会 間で発生する主要課題は世界理事会で決定され、現体制は以下の通りです。 理事長(President) : アンドレ・ロイ(Mr. Andre Leu/オーストラリア) 副理事長(Vice President) : ロベルト・ウガス(Mr. Roberto Ugas/ペルー) 副理事長(Vice President) : ガビ・ソト(Ms. Gabi Soto/コスタリカ) 理事(Board) マンジョー・スミス(Ms. Manjo Smith/ナミビア) ジェームズ・ベンジャミン・コール(Mr. James Benjamin Cole/ガーナ) マシュー・ジョン(Mr. Mathew John/インド) エヴァ・トレモチャ(Mr. Eva Torremocha/スペイン) ヴォルカート・エンジェルズマン(Mr. Volkert Engelsman/オランダ) フランク・エイホーン(Mr. Frank Eyhorn/スイス) マシュー・ホームズ(Mr. Matthew Holmes/カナダ) 1/5 ※過去に日本からは、村山 勝茂(現 IFOAM JAPAN 理事長) 、松本 憲二(日本オーガニ ック&ナチュラルフーズ協会前理事長)郡山 昌也(らでぃっしゅぼーや株式会社)が世界 理事を務めました。 事務局長(Executive Director) : マルカス・アーベンツ(Mr. Markus Arbenz) その他本部スタッフは下記 URL 参照 http://www.ifoam.org/en/our-offices/ifoam-head-office 関連する組織 地域機構(Regional Bodies) ・IFOAM EU ・IFOAM AgriBioMediterraneo ・IFOAM LatinAmerica (known as GALCI) ・IFOAM Asia 国の機構(IFOAM National Bodies) ・IFOAM France ・IFOAM Japan 地域事務所(Regional Office) アフリカとラテンアメリカにあり その他 Sector Groups として、INOFO(有機農業者や研究者からなる組織) 、関連組織と して認証機関を認定する IOAS などがある。 2/5 会員 IFOAM は、おおよそ 117 か国・800 の会員からなる、世界の有機農業を推進する最大の国 際ネットワークです。 参考 現在の日本の会員(2013 年 9 月 6 日時点 17 会員) 株式会社 アファス認証センター ビオ・クラブ 特定非営利活動法人 日本有機農業生産団体中央会 株式会社 エコデザイン認証センター 株式会社 大地を守る会 エコサート・ジャパン株式会社 特定非営利活動法人 兵庫県有機農業研究会 公益財団法人自然農法国際開発研究センター 株式会社 アイシス JA 全農(全国農業協同組合連合会) 特定非営利活動法人 日本有機農業研究会 特定非営利活動法人 日本オーガニック&ナチュラルフーズ協会 特定非営利活動法人 日本オーガニック検査員協会 MIE PROJECT 株式会社 らでぃっしゅぼーや株式会社 特定非営利活動法人 秀明自然農法ネットワーク 株式会社 パノコトレーディング 3/5 ビジョン:国際社会の中で、エコロジー(人間生活と自然との調和) 、社会的、経済的の面 で安定したシステムを構築すること。 Our vision is the worldwide adoption of ecologically, socially and economically sound systems 使命:多様性のある有機農業運動を、導き、団結させ、支援していく。 Mission: Lead, unite and assist the organic movement in its full diversity. 意義:IFOAM の活動は、公平且つ包括的で、参加型の方法で行われ、有機農業運動に対し ての多様性を尊重するものとする。 Values: IFOAM acts in a fair, inclusive and participatory manner and highly appreciates the diversity of the Organic Agriculture movement. 戦略: IFOAM は長期的戦略を基盤においた 5 つの柱から運動が成り立っているとされる。 ・オーガニックの系列:オーガニック運動を一体化させる。 ・オーガニックの代弁者:オーガニックを広めるために公の場でアピールをする。 ・オーガニック市場の価値連鎖(バリューチェーン):生産と取引を促進していく。 ・オーガニックのプログラム:オーガニックの発展を促進する。 ・IFOAM アカデミー:オーガニック・リーダーの能力を高めていく。 Strategy IFOAM has identified five pillars of actions on which it rest its long term strategy: • Organic Umbrella – Uniting the Organic Movement; • Organic Advocacy – Speaking out for Organic; • Organic Value Chain – Facilitating Production and Trade; • Organic Programs – Facilitating Organic Development; • IFOAM Academy – Building Organic Leaders’ Capacity. 4/5 主な活動 Ⅰ. 世界的な有機農業に関する運動の展開 ・開発途上国における有機農業の支援 ・Rio +20 サミットへの参加及び中心的役割(持続的社会の構築・食糧保障(自給自足)の ために、有機農業が必要不可欠であることのアピール) ・畜産のあり方の見直し会議の開催 ・Bio Fach(有機品の国際見本市)へのサポート ・IFOAM アカデミーにおいて、次世代の有機運動のリーダーの育成 など Ⅱ. 有機保証制度(Organic Guarantee System)の策定及び促進 ・IFOAM、FAO(世界食糧機構) 、UNCTAD(国際連合貿易開発会議)の共同で発足した GOMA(Global Organic Market Access)において、有機市場へのアクセスの整備・促 進 ・IFOAM Basic Standard(IFOAM 基礎基準)の策定、地域基準(例:アジア地域基準な ど) ・EU 有機基準の見直しへの参加、コーデックス(WTO と FAO の合同委員会)有機基準 見直しへの参加、ブータンにおける PGS(参加型認証)への参加 毎年の活動報告は下記 URL から入手可能(英文) http://www.ifoam.org/en/about-us/annual-reports 以上 5/5
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