SCOT サマー・シーズン 2010

プレス・リリース
SCOT サマー・シーズン 2010
ご質問、写真・取材のご希望等ございましたらご連絡ください。
TEL:0763-68-2356
FAX:0763-68-2912 engekijin@jpaf.or.jp
SCOT サマー・シーズン 2011
鈴木忠志演出作品
5 作品一挙上演。
いまださすらう日本人の心情を描く新作『新々・帰ってきた日本−「瞼の母」より』
打楽器の音と肉体が共鳴する究極の劇様式『エレクトラ〈日韓
2 カ国語版〉』
現在の日本の姿を 20 年前に予感した、花火劇『世界の果てからこんにちは』
日本語の奥行きと谷崎独特の思想が蘇える『別冊
谷崎潤一郎』
世界を駆け巡った名舞台、日中 2 カ国語版『シラノ・ド・ベルジュラック』
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日本人は、これまでどのように時代と向き合い、これからどのように未来を展望すればよいのか。
今年の SCOT サマー・シーズン 2011 は、日本人の心性や心情を精緻かつ予見的に描いた鈴木
忠志の代表作を中心にすえて、芸術文化の視点から日本のあるべき姿を問う。
国際的な SCOT 俳優陣で演じられる舞台と、各界の第一人者の講演やシンポジウムなどによる演劇
と文化の祭典 SCOT サマー・シーズン 2011 にぜひご注目ください。
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もうひとつの世界へ
SCOT(SUZUKI COMPANY OF TOGA)は 1976 年(昭和 51 年)に、東京から富山県利賀村へ
拠点を移し、合掌造りの民家を改造した劇場を利賀山房と名づけて活動を始めました。
その後、利賀村と協力して、野外劇場・稽古場・宿舎などを増設。利賀における SCOT の活動は世界
の注目を集め、利賀村は一躍、世界の演劇界の聖地の一つと言われるようになりました。1982 年には
日本で初めての世界演劇祭「利賀フェスティバル」を開催)、毎年世界の舞台芸術家が利賀に集まり、
スズキ・トレーニング・メソッドの訓練や作品づくりの稽古をしています。
世界は現在、グローバリゼーションという社会構造の急激な変化に見舞われていますが、この変化は
私たちの生活の裡の守るべきもの、捨てるべきもの、新しく創り出さなければならないもの、それらは何
かを考えさせ、かつ、行動することを私たちに迫っています。SCOT は、2008 年から再び利賀村を拠点
に、この世界の変化に呼応する新しい活動を展開しています。
富山県南砺市利賀村上百瀬
TEL:0763-68-2356 FAX:0763-68-2912
SCOT サマー・シーズン 2011
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SCOT サマー・シーズン 2011
開
催
概
要
年 8 月 19 日(金)∼28 日(日)
期
間:2011
会
場:富山県利賀芸術公園
【プログラム概要】
●鈴木忠志演出作品の上演 (全て SCOT)
『新々・帰ってきた日本−「瞼の母」より』
『エレクトラ〈日韓 2 カ国語版〉』
『世界の果てからこんにちは』
『別冊 谷崎潤一郎』
『シラノ・ド・ベルジュラック』
●連続講演、シンポジウム、Q&A
「大震災後の〈日本〉を考える」
連続講演 「政治・経済・社会の視点から」
大澤真幸 (社会学者)
苅部 直 (日本政治思想史、東京大学大学院教授)
水野和夫 (エコノミスト、埼玉大学客員教授)
鈴木忠志 Q&A
シンポジウム「文化・芸術の視点から」
浅田 彰 (批評家、京都造形芸術大学大学院長)
磯崎 新 (建築家、磯崎アトリエ主宰)
鈴木忠志 (演出家、SCOT 主宰)
【関連事業概要】
●利賀演劇人コンクール
公募作品 全 12 作品(予定)
●その他のプログラム
利賀演劇塾
利賀インター・ゼミ
高校生夏期演劇講習
鈴木忠志・SCOT 公式サイト
SCOT サマー・シーズン 2011 特設ページ
http://www.scot-suzukicompany.com/
http://www.togapk.net/sss/2011/
【お問合せ】
TEL:0763-68-2356 FAX:0763-68-2912
〒939-2513
富山県南砺市利賀村上百瀬
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SCOT サマー・シーズン 2011
■鈴木忠志演出作品 5 作品 一挙上演!
新々・帰ってきた日本-「瞼の母」より
新作
利賀岩舞台
8 月 19 日(金)22:00 開演
8 月 26 日(金)21:00 開演
いまださすらう日本人の心情を描く新作
昨年利賀で上演し、世界から孤立していく日本を描き“警世の劇”と大きな反響を巻き起こした『新・帰
ってきた日本』に続く、長谷川伸原作の前衛漫画劇。
“母”に託す日本人のココロのゆくえは・・・。
鈴木忠志の最新作!
「新・帰ってきた日本」 (2010 年・新利賀山房)
利賀岩舞台
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SCOT サマー・シーズン 2011
エレクトラ
新利賀山房
8 月 20 日(土)17:00 開演
8 月 26 日(金)19:00 開演
打楽器の音と肉体が共鳴する究極の劇様式
弟を待ちながら母への復讐に生命をかけるエレクトラ。いつか息子に殺されることにおびえる母親。
打楽器の響きと車椅子の男たちの声が、出口のない状況に閉じ込められた人間たちの孤独と狂気を
えぐりだす。
打楽器奏者高田みどりと日本・韓国の俳優が競演する日韓 2 カ国語版。
エレクトラを演じるビョン・ユージョン(韓国)
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SCOT サマー・シーズン 2011
世界の果てからこんにちは
野外劇場
8 月 20 日(土)19:30 開演
8 月 27 日(土)19:30 開演
現在の日本の姿を 20 年前に予感した、花火劇
1991 年に「利賀フェスティバル」10 周年記念作品として創られたこの舞台は、日本人の心性の一面を
えぐりだした傑作。雄大な自然をバックに壮大な花火が彩る、利賀でしか実現できない舞台。
3.11 の東日本大震災を経て、日本も「いつかは死なねばならなかった」というシェイクスピアの名台詞を
最後とするこの舞台が、新たな貌を見せて、日本人に迫る!
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SCOT サマー・シーズン 2011
『世界の果てからこんにちは』
鈴木忠志 ブログより http://www.scot-suzukicompany.com/
海ゆかば
今はどうか知らないが、若い頃に通っていたパチンコ店は、開店と同時に必ず「軍艦マーチ」を流した。この曲の軽
快なリズムとともに、開店を待って並んでいた客たちは、一斉に店内になだれ込む。瞬時の間を置いて、あの独特の
騒音の中の沈黙の熱中。客観的にその光景を想い浮かべるとかなりバカバカシク、オカシイ。その点では、こんな曲
を開店時に使うことを思いついたパチンコ店の経営者には、演出家としての拍手を惜しまない。
第二次大戦中、天皇直属の軍隊の司令本部、大本営が陸海軍の勝利を誇らしげに国民に告げる時に、よく聞かさ
れた曲である。現在でも海上自衛隊の儀礼曲らしいが、終戦後には右翼の街宣車が走りながら大音響で流すのを
よく見かけた。歌詞はたわいがなく、守るも攻むるも黒鉄<くろがね>の、浮かべる城ぞ頼みなる、云々といったもの
である。
これに対して、日本軍玉砕の悲報を伝えたり、特攻隊の出撃の時などに流された曲「海ゆかば」は、信時潔作曲に
よる格調のある旋律であった。歌詞もまたスゴイものである。「海行かば、水漬く屍 山行かば、草むす屍 大君の辺
にこそ死なめ 顧みはせじ」
死体が水に浮くことになっても、草が生えるようになっても、私たちは大君の側で死のう、自分のことを顧みないよう
にしよう、というような意味である。万葉集に収録されている大伴家持の長歌の一節だが、作曲されたのは昭和 12
年である。敗戦後のしばらくは、日本の悪夢の時代のシンボルの一つとして封印されてしまった。
信時潔自身は平和主義者だったとも言われているが、この歌曲自体は、「君が代」に次ぐ「準国歌」としての役割を
軍国主義時代に果たしたとみなされたためである。しかし、私の戦争の記憶の中では、とび抜けて忘れられない旋
律である。戦争が子供心にもたらした、唯一のすばらしい記憶と言っていいかもしれない。むろん当時の私には歌詞
の意味は分からなかった。後に理解した時には、茫然たる想いにさせられたことは覚えている。私はこの曲を今夏の
SCOT の公演演目の一つ、「世界の果てからこんにちは」の舞台で使っている。
この舞台は、1991 年に利賀フェスティバルの 10 周年を記念して創ったものである。日本的心性がよく表現されてい
ると思われる言語的な素材を、一人の男の心象風景として次々と展開するコラージュ風の作品である。池をバックに
した野外劇場での上演なので、色々な場面で花火を使用した。大変な好評で何度か上演したが、「海ゆかば」は何
回目かの時に新しく挿入したのである。曲とともに、特攻隊の自爆する光景を連想させるような花火の種類を選び、
打ち上げた。
最終場面はシェイクスピアの「マクベス」のセリフを少し変更し、主人公に語らせている。マクベス夫人が死んだとい
う報告を聴く場面のそれである。マクベス夫人のことを「ニッポン」という言葉に置き換えた。
男 何を騒いでいた。
女 ニッポンが、陛下、お亡くなりに。
男 ニッポンもいつかは死なねばならなかった。
このような知らせを一度は聞くだろうと思っていた。
明日、また明日、また明日と、時は小きざみな足どりで一日一日を歩み、
ついには歴史の最後の一瞬にたどりつく、
昨日という日はすべて愚かな人間が塵と化す、死への道を照らしてきた。
日本人がまだ、東日本大震災の惨状を生きている現在、「海ゆかば」も「マクベス」の書き換えたセリフも、かっての
舞台とは異なった印象を与えることになるかもしれない。
小林秀雄は第二次大戦中に「無常といふ事」の中で次のように書いた。「思い出が、僕らを一種の動物である事か
ら救うのだ。記憶するだけではいけないのだろう。思ひ出さなくてはいけないのだろう。多くの歴史家が、一種の動物
に止まるのは、頭を記憶で一杯にしているので、心を虚しくして思ひ出す事が出来ないからではあるまいか。上手に
思ひ出す事は非常に難しい」。
確かに演劇はギリシャ以来、思い出の歴史である。過去とそれを思い出す、その思い出し方の方法を集団で共有
しようとする努力の産物であった。小林秀雄的に言えば、死んでからはっきりした人間の形を獲得するのではなく、
生きている間に、少しでも人間の顔を持ちたいという願望に支えられた文化活動だった。
今回の「世界の果てからこんにちは」の舞台が、演劇のそういう努力の歴史に連なっていればと思っている。
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SCOT サマー・シーズン 2011
別冊 谷崎潤一郎
創造交流館芸術劇場
8 月 20 日(土)15:00 開演
8 月 27 日(土)16:00 開演
日本語の奥行きと谷崎独特の思想が蘇える
谷崎潤一郎が大正期に発表した戯曲「お國と五平」と小説「或る調書の一節」からなる二部構成の舞
台。犯罪者二人が展開する論理が、正義や体制を相対化し、その根幹を揺るがしていく。
谷崎の洗練された言葉と鍛えられた俳優の魅力によって、人間心理の深層を、鈴木忠志が現代劇とし
て再生させた舞台。
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SCOT サマー・シーズン 2011
シラノ・ド・ベルジュラック
野外劇場
8 月 19 日(金)19:30 開演
世界を駆け巡った名舞台、日中 2 カ国語版
悲恋に苦しむ男がしめした心意気とは? 男の生き方の美学とは?
フランスの物語、イタリアのオペラ歌曲、そしてスズキ・トレーニング・メソッドに基づいた俳優の演技とい
う異質な文化様式を総合し、男の壮烈な生き様と死に様が、ヴェルディの「椿姫」とともに浮き上がる。
台湾の『椿姫』の主演女優・翁寧謙がロクサーヌを演じる、初の日中 2 カ国語版。
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SCOT サマー・シーズン 2011
鈴木忠志
(すずき・ただし)
1939 年静岡県清水市生まれ。1966 年、別役実、斉藤郁子、蔦森皓祐らとともに劇団 SCOT(Suzuki
Company of Toga−旧名 早稲田小劇場)を創立。新宿区戸塚町の早稲田大学のそばに同名の小劇場を建
設し、10 年間活動する。1976 年富山県利賀村に本拠地を移し、合掌造りの民家を劇場に改造して活動。
1982 年より、世界演劇祭「利賀フェスティバル」を毎年開催。世界各地での上演活動や共同作業など国
際的に活躍するとともに、 俳優訓練法スズキ・トレーニング・メソッドはモスクワ芸術座やニューヨ
ークのジュリアード音楽院など世界各国の劇団や学校で学ばれている。独自の俳優訓練法から創られる
その舞台は世界の多くの演劇人に影響を与えている。
1974 年、岩波ホール芸術監督、1988 年、水戸芸術館芸術総監督を経て、1995 年に静岡県舞台芸術セン
ター芸術総監督に就任(2007 年、退任)
。日中韓三カ国共同の演劇祭である BeSeTo 演劇祭の創設者で
あり、また、演劇人の国際組織シアター・オリンピックスの委員の一人でもある。演劇人の全国組織・
舞台芸術財団演劇人会議初代理事長。
情報誌「imidas2001」
(集英社)の「20 世紀を創った人々550」では、演劇の分野で、小山内薫(作家・
演出家、築地小劇場創立者)
、小林一三(阪急・東宝グループの創立者)
、大谷竹次郎(松竹株式会社の
創立者)、杉村春子(女優・文学座)、浅利慶太(演出家・劇団四季代表)らと並んで 6 人のうちの 1 人に
数えられ、「理論・実践・教育・組織運営における新しい演劇人の在り方を示す代表的な存在である」
と評されている。
なお、ケンブリッジ大学が刊行している 20 世紀を主導した演出家・劇作家 21 人のシリーズに、メイエ
ルホリド(露)、ブレヒト(独)
、ストレーラー (伊)
、ピーター・ブルック(英)
、ハロルド・プリン
ス(米)、ムヌーシュキン(仏)、ロバート・ウィルソン(米)などとともに、アジア人としてただ 1 人
選ばれ、すでに『The Theatre of Suzuki Tadashi』として出版されている。
演出作品には、
『リア王』、
『廃車長屋のカチカチ山』
、
『ディオニュソス』、
『シラノ・ド・ベルジュラック』
、
『エレクトラ』、
『別冊 谷崎潤一郎』、
『流行歌劇カチカチ山』
、
『サド侯爵夫人(第 2 幕)
』
、
『世界の果て
からこんにちは』、
『廃車長屋の異人さん』、
『イワーノフ』
、
『桜の園』
、
『三人姉妹』、
『幽霊−別冊イプセ
ン』、『トロイアの女』、『劇的なるものをめぐってⅡ』などがある。
著書には、『内角の和』(而立書房)、『劇的言語』(共著、白水社)、
『劇的なるものをめぐって』
(工作
舎)、『騙りの地平』(白水社)、
『別冊新評 鈴木忠志の世界』
(新評社)
、『越境する力』(PARCO 出版)、
『THE WAY OF ACTING』
(TCG)
、
『演劇とは何か』
(岩波書店)
、
『演出家の発想』
(太田出版)
、
『劇的言
語[増補版]』
(共著、朝日新聞社)、『内角の和Ⅱ』 (而立書房)
、
『Culture is the Body 文化は身体にあ
る』(SCOT)、
『鈴木忠志演出・台本集』
(SCOT)などがある。
鈴木忠志の年譜、演出作品、著書については、
〈鈴木忠志・SCOT 公式サイト〉
http://www.scot-suzukicompany.com/
をご参照ください。
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SCOT サマー・シーズン 2011
■連続講演、シンポジウム、Q&A
大震災以後の<日本>を考える
<3.11>東日本大震災は、<日本列島>に何をもたらしたのか!?
多くの人命を奪った<活断層>の運動は、私たちの<生活様式>と<制度=システム>の<メル
ト・ダウン>をもたらした。この溶融状態からの再出発は、いかにして可能か。そして、その目指すべ
き方向とは? いまなお、止むことのない<活断層>の蠢動を体感しながら、政治、経済、社会、建
築、演劇などの領域で、世界的に活躍するアーキテクト/アーティストたちが、あるべき<列島の姿
形>を透視し、新たな<制度>設計にむけての展望を切り拓く、連続講演とシンポジウム。
■連続講演
「政治・経済・社会の視点から」
8 月 27 日(土)11:00∼15:00
会場=利賀山房
11:00∼12:00 苅部直、13:00∼14:00 水野和夫、14:00∼15:00 大澤真幸
大澤真幸
1958 年生まれ。社会学者。主な著書に『ナショナリズムの由来』、『不可能性の時代』、『量子の社会哲
学』、『社会は絶えず夢を見ている』など。
苅部直
1965 年生まれ。日本政治思想史、東京大学大学院教授。主な著書に『光の領国―和辻哲郎』、『丸山
眞男―リベラリストの肖像』、『歴史という皮膚』など。
水野和夫
1953 年生まれ。エコノミスト、埼玉大学客員教授。主な著書に『100年デフレ』、『人はなぜグローバル経
済の本質を見誤るのか』、『金融大崩壊』など。
■鈴木忠志 Q&A
8 月 28 日(日)10:00∼10:50
会場=創造交流館芸術劇場
利賀の現在、将来について観客からの質問に鈴木忠志が答える。
■シンポジウム「文化・芸術の視点から」
8 月 28 日(日)11:00∼12:30
浅田彰
会場=創造交流館芸術劇場
1957 年生まれ。批評家、京都造形芸術大学大学院長。主な著書に『構造と力』、『逃走論』、『ヘルメス
の音楽』、『映画の世紀末』など。
磯崎新
1931 年生まれ。建築家、磯崎アトリエ主宰。主な作品に大分県立大分図書館、つくばセンタービル、著
書に『空間へ』、『建築の解体』など。
鈴木忠志
1939 年生まれ。演出家。主な著書に『内角の和Ⅰ・Ⅱ』、『演劇とは何か』、『演出家の発想』、『劇的言
語』(中村雄二郎との対話)など。
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SCOT サマー・シーズン 2011
【チケット料金】
『世界の果てからこんにちは』 『シラノ・ド・ベルジュラック』
各 5,000 円
『新々・帰ってきた日本』 『エレクトラ』 『別冊 谷崎潤一郎』
各 4,000 円
入場無料・要予約
連続講演、鈴木忠志 Q&A、シンポジウム
利賀演劇人コンクール
2,000 円
参加パス
【チケット発売】
予約開始
7 月 10 日(日) 9 時より
●(財)舞台芸術財団演劇人会議 利賀事務所
TEL:0763-68-2216
●Arts‐Navi(アーツナビ) http://www.arts-navi.com
●富山大学生協 TEL:076-431-4259 平日のみ
* 会場へはチケットのご予約順に入場していただきます。
鈴木忠志・SCOT 公式サイト
SCOT サマー・シーズン 2011 特設ページ
http://www.scot-suzukicompany.com/
http://www.togapk.net/sss/2011/
【お問合せ】
TEL:0763-68-2356
FAX:0763-68-2912
engekijin@jpaf.or.jp
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SCOT サマー・シーズン 2011
【交 通】
〈JR 利用の場合〉
●JR 高山本線越中八尾駅より南砺市営バスで合掌文化村下車(約 1 時間)
●JR 北陸本線高岡駅より加越能バス(庄川町行・小牧堰堤行)で旧井波駅下車(約 50 分)、旧井波駅より南砺市営
バスで合掌文化村下車(約 1 時間)
〈飛行機利用の場合〉
●富山空港よりタクシーで約 1 時間
●富山空港より富山駅直行バスで富山駅下車(約 30 分)、JR 高山本線で越中八尾駅下車、南砺市営バスで合掌
文化村下車(約 1 時間)
〈自動車利用の場合〉
北陸自動車道
砺波 IC・富山 IC より約 1 時間(約 35km)
東海北陸自動車道
五箇山 IC より約 1 時間(約 32 ㎞)
〈南砺市営バス
利賀行・利賀発〉
越中八尾発 → 会場着
9:00
→
9:46
16:40 → 17:33
旧井波駅発 → 会場着
11:15
16:35
→ 12:13
→ 17:33
会場発
→ 越中八尾着
7:16 →
8:17
15:04 →
15:50
会場発
→ 旧井波町駅着
7:16 →
8:20
SCOT サマー・シーズン専用バス運行のお知らせ
名古屋 連絡バス
名古屋と利賀芸術公園を結ぶ往復バスを特別に運行します。利賀に一泊して翌日の出発と
なります。
運行日 8 月 20 日(土)・27 日(土)
①8 月 20 日 往路 9:00 名古屋駅太閤通口前 →
14:00 利賀芸術公園
8 月 21 日 復路 10:00 利賀芸術公園
→ 15:30 名古屋駅太閤通口前
②8 月 27 日 往路 10:00 名古屋駅太閤通口前 →
15:00 利賀芸術公園
8 月 28 日 復路 13:30 利賀芸術公園
→ 19:00 名古屋駅太閤通口前
料 金 往路・復路 各 1,000 円
富山駅北口・高岡駅南口連絡バス
富山駅北口及び高岡駅南口と利賀芸術公園を結ぶ往復バスを運行します。
運行日 8 月 20 日(土)・27 日(土)
①8 月 20 日 往路 11:30 JR 富山駅北口・JR 高岡駅南口→14:00 利賀芸術公園
同
復路 21:30 利賀芸術公園→23:30JR 富山駅北口・JR 高岡駅南口
②8 月 27 日 往路 12:30 JR 富山駅北口・JR 高岡駅南口→15:00 利賀芸術公園
料
同
金
復路 21:30 利賀芸術公園→23:30JR 富山駅北口・JR 高岡駅南口
往路・復路 各 500 円
バスのついての予約・お問合せ
0763-68-2028
(利賀芸術公園)
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SCOT サマー・シーズン 2011
利賀の夏のプログラム−SCOT サマー・シーズン関連事業
■利賀演劇塾
■利賀演劇人コンクール
■高校生夏期演劇講習
■利賀インター・ゼミ
利賀演劇塾
8 月 6 日∼22 日
世界の演劇人が学ぶスズキ・トレーニング・メソッド。
身体を媒介にして言葉を扱う演劇という芸術作品を創り出す俳優のためのトレーニングとは何か。鈴木
忠志が、そのために編み出した俳優訓練法「スズキ・トレーニング・メソッド」は、現在アメリカ、ロシアな
どヨーロッパ、アジアの世界各地の専門俳優たちによって学ばれています。それらの大学、劇団、教育
機関からの強い要望により利賀演劇塾を開催します。今年は、アジア圏をはじめとする 11 カ国の俳優、
演出家、研究者が参加します。
利賀演劇人コンクール
8 月 9 日∼25 日
わが国で唯一の舞台芸術のための総合的なコンクール。
(財)舞台芸術財団演劇人会議は、新しい演出家、演劇人を育成・支援する目的で、2000 年から 10
年間にわたり、〈利賀演劇人コンクール〉(2007 年までは、利賀演出家コンクール)を実施し、その間、
186 作品を上演し、26 名の受賞者を輩出しました。また、受賞者やすぐれた才能をみとめられた人には、
国内での公演や海外での研修など活躍と学びの機会を積極的に提供するなど、豊かな成果を生み出
してきました。
第 12 回目の開催となる今年は、過去 11 回の成果を踏まえ、活躍の場を求めている意欲的な若い世
代へ積極的に参加の呼びかけをしました。
利賀演劇人コンクールは、受賞対象を、演出のみならず演技、舞台美術、衣装、照明、音響などに
も拡げたわが国で唯一の舞台芸術のための総合的なコンクールです。総合芸術としての舞台芸術の
すぐれた特殊性に光をあてることによって、次代を担う舞台芸術家をここ利賀から輩出したいと考えて
います。
今年も、さまざまな領域の多様な才能が、利賀で開花することが期待されます。
■会
■上
場
演
利賀山房、リフトシアター
全 12 作品(予定)
利賀演劇人コンクールに関する情報は、
http://www.jpaf.or.jp/
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SCOT サマー・シーズン 2011
利賀インター・ゼミ
8 月 19 日∼28 日
よりよい芸術環境の創造をめざして、全国の学生、研究者が利賀に。
SCOT サマー・シーズンと全国の大学が連携して行う、文化政策・アートマネジメントを専攻する学生、
院生による交流ゼミ。公演の観劇、演劇ワークショップの受講、文化による地域振興や世界の文化政
策などについての講義や研究発表など文化政策・アートマネジメントの総合プログラム。
参加大学:
富山大学、静岡文化芸術大学、九州大学、神戸大学、学習院女子大学、鳥取大学、
早稲田大学、ほかを予定。
高校生夏期演劇講習
7 月 31 日∼8 月 2 日
舞台芸術の未来のために。
富山県下の高校演劇部の生徒・顧問約 120 名を対象とした演劇ワークショップ。演劇の基礎を磨くた
めのトレーニングを中心とした 3 日間。次世代の演劇人育成と芸術による新しい教育プログラムの探求
を目的とする世代別の育成事業の一環で、芸術家とともに利賀演劇を体験できるプログラムです。
鈴木忠志・SCOT 公式サイト
SCOT サマー・シーズン 2011 特設ページ
http://www.scot-suzukicompany.com/
http://www.togapk.net/sss/2011/
【お問合せ】
TEL:0763-68-2356
FAX:0763-68-2912
engekijin@jpaf.or.jp
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