地域文化デジタル化推進協議会 会 報 99号(平成20年7月) 平成20年度 幹事会・総会を開催 平成20年度幹事会及び総会を、6月10日(火)にNHK青山荘に て開催いたしました。 幹事会は、現在幹事・監事総数15名の内、委任状3通を含む14 名の定足数となり、無事開催されました。 また、引き続き開催されました総会は、賛助会員及び普通会員合 わせて27名のご出席を得て、開催されました。 議事は、議長に協議会会長を迎え、粛々と進行、次の議案につ いて審議されました。 平成20年度 幹事会 第1号議案 平成19年度決算報告及び事業報告について 平成20年度の主な事業 「全国地域創造映像コンクール」の開催: 第6回を迎える「全国地域創造映像コンクールを、総務省ご後援の元、昨年度に引き続き開催いたします。 アマチュアの制作になる“ハイビジョン静止画番組”から、プロの制作になる動画番組まで、幅広く募集を いたします。テーマは“地域活性化”です。地域創造における様々な伝統行事や特徴のある工芸など幅広 い分野の映像を募集します。 優 秀作品には、グランプリをはじめ総務大臣賞、優秀賞など6賞を授与、各賞の選定にあたっては、斯界の 錚錚たる委員により厳正に審査を行います。 7月 の中旬には募集を開始し、8月末日の締め切りになります。9月から10月にかけて審査会を実施し11月 末には各賞を決定、受賞者には、表彰状ならびに記念の盾をお送りします。ご応募をお待ちしています。 (各地域の応募者は都道府県・政令指定都市・市区町村を経由してご応募ください。) 応募 用紙は「地域文化デジタル化推進協議会」ホームページから、ダウンロードできます。 「地域文化資産デジタルコンテンツ発信事業」: 平成20年度も引き続き、財団法人地域創造から、「地域文化資産デジタルコンテンツ発信事業」を受託 の予定です。これまでに「地域文化資産ポータル」に324本の地域伝統芸能関連のコンテンツを収録ス トリーミング発信を行っています。今年度からは、同地域創造にて地域伝統芸能等映像保存事業にて 制作されたコンテンツを、順次掲載する予定となっています。会員の皆様の地元の映像を是非ご覧くだ さい。また、地域の映像で、掲載を希望されるコンテンツがありましたら、協議会事務局までご相談くだ さい。 第2号議案 平成20年度収支予算案及び事業計画について 「地域文化資産映像デジタル変換事業」: 平成20年度より、各地域に残された貴重なフィルムやVTRテープに収録された伝統芸能等の「お宝 映像」をデジタル変換する事業を開始しました。これらのフィルムやVTRテープは経年により劣化が進 み、やがて再生不可となります。また、フィルムに関しては、映写機が今日では入手出来なくなりまし た。なるべく速やかにこれらをデジタル変換し、DVDやブルーレイで、いつでも再生可能な状態にして おくことができれば、より一層、市民へのサービス向上、利活用の促進の点で重要と思われます。 第3号議案 特定非営利活動法人への移行について 以上の議案について、審議の結果、賛成多数にて、議決・承認 を得ました。特に第3号議案については、当協議会が来年度に向 け、NPO法人化を目指すということになり、大きな方向転換となる 重要な議案でしたが、幹事会・総会の双方で議決・承認を得まし た。今後、事務局を中心に、法人化の申請に向け、作業を集中す ることになります。 平成20年度 総会 賛助会員会議を開催しました 平成20年5月16日(金)、TKP五反田ミーティングセンターにて、総務省地域情報政策室石川課長補佐にも ご出席いただき、また協議会高島会長にも出席願って、今年度の賛助会員会議を開催しました。現在の賛 助会員数17団体の内、遠方の会員を除く、9団体13名の方に出席を頂きました。 議題は、平成19年度の事業の報告、収支決算の見込み、02年度の事業計画、収支予算の見込みなど、 総会に先立って、審議いただきました。また、NPO化についてのご意見当を頂きました。その後、交流会に 移り、名刺交換など、和やかうちに有意義な会とすることができました。 省資源化にご協力を! 当協議会の会報や各種情報をお届けするに当たり、今後メイル添付とさせていただきま す。紙資源を大切にし、且つ内容は判り易くしたいと考えています。皆様のお届け先のメ イルアドレスを是非ご連絡ください。なお、既にメイルアドレスを頂いている皆様には、引 き続きメール添付でお送りします。お手数ですが、下記のアドレスへご連絡ください。よ ろしくお願いいたします。 apdm@orion.ocn.ne.jp 地域文化デジタル化推進協議会事務局宛 事務局長 平松勝蔵 「協議会企画ソフト」のDVD化、ブルーレイ化の検討: 当協議会には、172タイトルの、ハイビジョン静止画による美術関連企画ソフトを保有しています。以前 よりこれを販売していますが、これを再生するには、専用の再生システムが必要です。従って、美術館 等で現在も鑑賞できるシステムを用意されているところもありますが、一般の視聴者には、自宅で鑑賞 することができませんでした。今年度、これをDVD化、またはブルーレイ化することについて検討を開 始することとしました。もし、DVD・ブルーレイが、最寄りの図書館などで借りられるなら、教育効果の高 い、美術映像を解説つきで、家庭で鑑賞することが出来ます。 しかし、これを実現するには、いくつかの技術的課題を解決しなければなりません。特にブルーレイ化 については業界の技術動向をよく見極めねばなりません。 「手作りソフト講習会」: 例年、東日本、西日本それぞれの地域にて開催してきました“手作りソフト講習会”は、第7回を迎え、 今年度は、東西合流して、東京にて開催の方向で計画中です。これは各地域から、合同での開催を要 望され、これに応えることとしたためです。詳細は別途お知らせします。 広報誌 平成17年度、18年度、19年度に「地域文化資産ポータル」へ登録した、 地域映像の地域名、タイトル、代表画像及び解説文を網羅した、広報誌 が出来上がっています。入手をご希望の方は、下記にご連絡ください。 (無料) 連絡先:151-0063東京都渋谷区富ヶ谷1-44-4-203 地域文化デジタル化推進協議会 事務局 平松、志賀 TEL:03-5478-8370、E-mail:apdm@orion.ocn.ne.jp
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