発行:独立行政法人 国立病院機構 南九州病院 VOL.21 ごあいさつ ・・・・・・・・・・・・ 2 神経内科のご案内 ・・・・・・・・・ 3 緩和ケア内科のご案内 ・・・・・・ 4 学会・研修報告 ・・・ ・・・・・・・ 5 地域のがん看護従事者研修を開催 ・・ 6 南九州病院の地域活動 健康フェスタ・かじき秋祭り ・・・・・ 7 外来診療ご案内 ・・・・・・・・・・ 8 地域がん診療連携拠点病院 日本医療機能評価機構認定病院 院 是 『病む人に学ぶ』 国立病院機構理念 国民一人ひとりの健康と、 我が国の医療の向上のために、 たゆ 患者様と共に、 安全で良質 まぬ意識改革を行い、 健全な経営の元に患者の目線に立って な、 理想の医療の実現を目 懇切丁寧に医療を提供し、 質の高い臨床研究、 教育研修の 指します。 推進に努めます。 ご 挨 拶 国立病院機構 南九州病院院長 廣津 泰寛 平素より南九州病院の運営にご理解 ・ ご協力頂き有り難うございます。 今、 医療界は近未来に向けての病床機能報告制度と地域医療構想で大きく揺れ ています。 これを受け、 当院も一般病棟入院基本料7対1を維持するために 5 月から遅ればせながら DPC 準備病院に加わり、10 月からは神経難病病棟 (4 病棟) を一般から障害者施設等病棟に変更しました。 また 8 月には、 県の許 可のもと結核病棟 (5 病棟 : 50 床) を結核 20 床と一般 20 床 (個室が増え、 使い勝手が良くなりました) にユニット化し、 さらに現在、 姶良地区医師会の許可をいただき開 放病床の開設に向けて準備中です。 さて、 当院の緩和ケア棟は平成 17 年4月に開棟し、 今年は丁度 10 年目の節目の年に当た ります。 去る 8 月 23 日、 加音ホールでの恒例の緩和ケアフォーラムでは、 淀川キリスト教病院 で日本初のホスピスを創設された柏木哲夫先生に 「緩和ケアとユーモア」 というテーマでご講 演いただきました。 患者と医療者、 双方にとって立場の壁を越えて平等性を維持するためには ユーモア (笑い) が如何に大切か、 川柳を通して親しみやすく解説され、 「ユーモアとは愛と 思いやりの現実的な表現」 と定義されました。 また、 死期が迫っていてもつらい気持ちを吹き 飛ばし、 自己を冷静かつ客観的に見つめ、 笑えるようになるためには症状コントロールが不可 欠ということを改めて学ばせて頂きました。 現在、 がんは生涯のうちに男性の 2 人に 1 人、 女性の 3 人に 1 人は罹患する国民病と言わ れています。 平成 19 年に施行された 「がん対策基本法」 により、 国民の目線に立った強力 な癌対策が推進されることになりました。 当院は、 平成 20 年 2 月に 「がん診療連携拠点病院」 の指定を受け、 姶良 ・ 霧島 ・ 湧水および伊佐地区の癌診療の中核施設としての責務を果たす べく種々の活動をしています。 特に緩和医療の提供は南九州病院の重要な任務として位置づ け、 緩和ケア棟での実践はもとより、 緩和ケアチームの活動を通して一般病棟での 「癌と診断 されたときからの緩和医療の導入」 にも努めています。 さらに、 癌相談支援センターや緩和ケ ア外来を通して、 地域の在宅療養支援診療所や訪問看護ステーション等とも連携し、 積極的 に在宅緩和ケアの実践に取り組んでいます。 さて、 緩和ケア病棟といいますと残念ながら 「治療できなくなった癌患者の死に場所」 という イメージが未だに残っています。 実際、 多くの患者さんが所謂 「末期状態」 で入棟され、 そ して亡くなります。 しかしこれは緩和ケア病棟の本来的な存在意義ではありません。 「人が人と して尊重され、 残された時間を苦痛なくより良く生きることができるよう、 そして、 家族にとっても 新たな旅立ちができるよう、 お手伝いする場所」 なのです。 また、 「痛みなどの辛い症状を速 やかに緩和し、 在宅療養に向けて準備する場所」 あるいは家族のためのレスパイト入院として 短期間の利用もされています。 「生命」 を授かったものは、 その瞬間から 「死」 への歩みを始 めます。 誰もそれを止めることはできません。 良寛が詠んだとされる 「散る桜 残る桜も散る桜」。 死を誰にでも平等に訪れる自然の摂理と考え、 南九州病院では緩和ケア病棟ではなく 「緩和 ケア棟」 と名付けました。 今年は大変お世話になりました。 来年もご指導 ・ ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。 最後 になりましたが、 皆々様のご健康と益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。 2P Minami Kyusyu National Hospital 神経内科 神経内科部長 園田 至人 Neurology 平成 25 年 3 月に福永秀敏院長が退官されました。 昭和 59 年に赴任し、 医長として 7 年、 副院長として 7 年、 院長として 15 年間勤務されました。 福永先生からは、 「当院の院是である 「病む人に学ぶ」 について、 心から医療と いうものの本質をよく言い当てている言葉である。 多くの患者さんが私たちに、 医学 ・ 医療の勉強を、 そして人としての有り様 (よう) まで教えてくれている。 「大過なく定 年を迎える」 ことができました。 みなさん、 長い間、 本当にありがとう。」 とお言葉をい ただいています。 そして、 平成 26 年 4 月に小倉 ( おぐら ) 記念病院から延原康幸先生が赴任されました。 急性期か ら慢性期までの疾患を診察されてきています。 現在、 神経内科スタッフは 5 人で診療を行っています。 全員が日本神経学会の認定する神経内科 専門医です。県内で 5 人の専門医を有する施設は大学以外では南九州病院のみです。当院の性質上、 神経難病、 筋ジストロフィー医療の鹿児島県の中核として機能するとともに、 姶良霧島地区で神経内科 常勤医を複数有する唯一の医療機関として広く神経内科疾患の診療にあたっています。 ①一般神経内科診療 神経内科の取り扱う疾患は、 脳血管障害等の急性疾患、 また神経難病等の慢性に経過する疾患の いずれも対象になります。 外来は月~金の午前中に新患担当、 再診担当の 2 名であたり、 神経難病 を中心に連日 30 ~ 40 名の患者が受診しています。 パーキンソン病や ALS といった神経難病、 上記 以外の急性の神経内科疾患に関しては最新の知見を基に診療を行っています。 病院組織内の地域医 療連携室、 在宅診療部と共に、 在宅診療も行っています。 気管切開をされ、 24 時間人工呼吸器の装 着が必要な患者さんや鼻マスクによる非侵襲的人工呼吸 (NIV) の患者さんもおられます。 ②神経難病患者 QOL 向上への取り組み 当科は神経難病の県内の基幹病院としてこれまで機能し てきましたし、 今後もその責務を担った病院であることに変わ りはありません。 長期にわたる療養を余儀なくされる神経難 病患者さんの QOL 向上に関しては積極的に関わっていま す。 毎週、各職種 ( 医師、看護師、社会福祉士、リハビリテー ションスタッフ、 栄養士、 薬剤師 ) が症例検討会を行ってい ます。 また全国で当院と同じ役割を担った病院と定期的に連 絡、 協議を行いそのレベルを保っています。 療養介護病棟 には全介助の筋ジスの患者さんが入院されており、 県内外 から入院療養の希望が寄せられています。 慢性神経疾患患者の QOL でお困りの際はご紹介頂ければ 幸いです。 ③医学教育への協力 南九州病院神経内科へは 2 週間毎に 3 名~ 5 名のポリク リの学生が実習します。 筋ジス患者や進行した神経難病患 者を診る稀な機会なのでしょう、 皆驚きの表情を浮かべてい ます。 大学では経験できない分野です。 彼らの反応を見る だけでも当院の存在意義を感じます。 今後も地域の医療機関と連携を取りながら精進努力してい く所存です。 よろしくお願い申し上げます。 3P Minami Kyusyu National Hospital 緩和ケア内科 緩和ケア内科専任医師 長濵 吉幸 ① 緩和ケア外来 Palliative 通院を希望される方は院長の廣津医師と緩和ケア認定 Care ② 緩和ケアチーム 看護師が担当します。 他院で治療されて在宅で頑張っ ておられる方も含め、 癌に関連した苦痛に対して治療早 期からでも対応可能です。 入院を希望される方もまず外 来を受診して頂きますが、 この場合は病棟専任医師の 長濵と病棟師長が対応します。 ともに月 ・ 木曜日の午後 の予約制外来となっており、 受診を希望される場合は地 域医療連携室を通じての予約が必要です。 上記のスタッフに加え、癌疼痛認定看護師と大学病院からの非常勤の精神科医師、臨床心理士がチー ムを組んで、 他科に入院中の患者さまや外来通院の患者さんの診察にあたります。 身体的苦痛だけで なく、 精神的苦痛にも対応しています。 ③ 緩和ケア棟 在宅治療が困難な状況になったときに患者さんとその家族が、 残された時間をできるだけ有意義に過 ごしていただく為に、 当緩和ケア棟の理念に基づいて援助を行う場所です。 現在は私、 長濵と廣津医 師、 濵田医師の 3 人で 25 床の病棟を担当しております。 ここで緩和ケア棟について少し説明させていただきます。 患者さまやご家族が主役であり、 緩和ケア棟のスタッフはその生き方を支援いたします。 これは、 当緩和ケ ア棟の基本理念です。 この理念に基づいて専門的に訓練され たスタッフが全人的苦痛の緩和に努め、 不安や悲しみの中にあ るご家族を支えます。 施設についてですが、 緩和ケア棟は広い南九州病院の敷 地の一番奥の海側にあります。 デイルームやファミリーキッチ ン、 家族控え室、 図書室なども備えており、 廊下などもゆったり と作られています。 全室個室で 19 床が無料個室、 5 床が日額 5000 円+消費税の有料個室、 1 床が 10000 円+消費税の有 料個室となっております。 入院されている患者さんは癌の終末期の方が殆どですが、 疼 痛コントロール目的で入院され、 症状コントロールがついたら外 来に戻られる方や、 ご家族が介護疲れのため、 一時的に入院 される方 (レスパイト入院と言います) もおられます。 ただ緩和 ケア棟は入棟判定会に基づいた計画入院となっており、 夜間 ・ 休日の対応はできません。 また、 病棟の理念を理解され、 「緩和ケア棟は苦痛緩和を主 体として行い、 癌を治すための治療は行わないこと」 と、 「延命 治療は差し控え苦痛を取り除きつつ、 自然の経過で見守る」 と いう方針を納得されたうえでの入院をお願いしています。 そのた め抗癌剤治療を行いながらの入院はお受けしておりません。 また、 輸血については議論のあるところですが、 疾病の自然 の経過に逆らい延命するという側面もあり、 当緩和ケア棟では今 のところ原則行わない方針となっています。 そのため輸血による 延命効果を期待される血液疾患等の方には受け入れ難いかもしれません。 地域の先生方の患者さんで癌による苦痛でお困りの場合、 患者さんやご家族の希望により外来 ・ 入院ど ちらでも対応させていただきます。 外来は通院 ・ 緩和ケア棟入院ともに地域連携室経由で外来予約が必要 です。 受診の際は診療情報提供書と参考になる画像を添えていただくと助かります。 宜しくお願いします。 4P Minami Kyusyu National Hospital 南九州病院の研修活動 緩和ケア研修 『緩和ケアを中心とした地域のがん看護従事者研修』を開催 地域医療連携係長 小野 洋子 地域のがん看護従事者もしくは関心のある看護師が、 緩和ケアを必 要とする患者 ・ 家族の療養生活を支援するための緩和ケアに対する基 礎的知識を習得することを研修目的として今年度も医療機関、 訪問看 護ステーションから 19 名の受講生を迎えて開催しております。 日程は 9/2、 9/9、 9/16 3日間の講義と講義終了後の 9/29 ~ 12/5 まで 2 ~ 3 人づつ 2 日間の実習、 平成 27 年 3 月 6 日のフォローアップ研修 となっております。 平成 26 年度の受講生の皆さんと平成 25 年度の参 加者の感想を紹介します。 平成 25 年度 緩和ケアを中心とした地域のがん看護従事者研修に参加して 社会福祉法人太陽会 ライフサポートセンターしょうぶ学園 看護師 西 健一 私は日頃、 病院ではなく知的障害者を主な対象とした施設で、 入所されている利用者に 対して看護業務にあたっています。 以前から、 地域でがん看護に従事している看護師を対象とした研修が、 ここ南九州病院 で実施されていることは知っていましたが、今まではそんなに気にする事はありませんでした。 ですが最近、 施設でも高齢化が進むなかでがん看護は決して他人事ではないことや、 利 用者ががんを発症した場合に対応するのは主に施設の支援員である事を考えた場合、 入 所者や支援員にとってなにが必要かを事前に学んでおくべきではないかと考え、 私が今持っている知識では 最新の対応が出来ないとの思いで、 参加をさせていただきました。 実際に研修に参加してみて、 疼痛コントロールの実際や痛みの種類による対応方法の違い、 患者本人だ けでなくその家族も看護の支援の領域であるなど、 大切なことを 多く学ぶことが出来ました。 特に、 緩和ケア棟で見学実習に入らせていただいた際、 病棟 全体が静寂に包まれ、 ゆっくりとした時間が流れていることが印象 に残りました。 病棟スタッフに同行させいただくと、 決してゆっくり している時間などないほどに業務に追われているなかで、 患者 ・ 家族の前では落ち着いた口調 ・ 態度で接しており、 この雰囲気 は患者 ・ 家族に対するケアの一つであり、 スタッフ全員が作り上 げている雰囲気なのではないかと感じました。 実際に行われているケアそのものは、 おそらく他の病院でも行われている処置やケアと大きな違いはないも のの、 この雰囲気作りで大きな違いが出て、 患者 ・ 家族とも安心して過ごす事が出来ているのではないかと 考え、 ケアが身体的なものだけでなく環境にも及んでいる姿勢に多くを学べたとおもいます。 施設において、 がん患者は何年かに一例ほどしかありません。 しかし、 今回の講義で学んだ事をベースに し、 利用者がより良い生活が送れるように今後の支援にあたりたいと思います。 5P Minami Kyusyu National Hospital 学会・研修報告 国立病院総合医学会 会期:H26.11.14( 金 ) ~ 15( 土 ) 第 68 回国立病院総合医学会 会場:パシフィコ横浜(横浜市) リハビリテーション科 運動療法主任 榎木 大介 8 病棟 看護師 有馬 千穂 国立病院総合医学会は国立病院機構の方以外に は馴染みがないかと思われますが、 毎年国立病院機 構に勤務するあらゆる職種が一同に会して、 8000 人 規模の参加者がある学会です。 今年は当院リハビリテーション科を代表して私が 「九 州グループ (旧名称 : 九州管区) 内における他施設 間サポーター制度の経験~専門領域のキャリアアップ に関して~」 という演題で参加しました。 昨今のリハビリ職種では職種毎の高い専門性と卒後 教育が重要視されており、 当機構の九州グループに おいてはキャリアパスの充実を図っております。 その 中でも療法士の上級者がいな い場合は機構内の他の施設の 上級者から指導を受ける制度 もとっており、 一定の成果を上 げているところで、 学会参加者 からも大きな関心を示して頂く ことが出来ました。 今後とも患者様をはじめ関係 医療圏の皆様の信頼を得られ るような人材育成が出来るよう 一層努力して参ります。 全国各地の国立病院機構から様々な発表があり、 当院からは 14 題の発表を行いました。 8 病棟は 4 年 前から看護師、 療養介助専門員、 保育士、 児童指 導員と連携して取り組んでいる療育について今回、 看 護師の行動の変化をポスター形式で発表しました。 フ ロアより療育内容や方法について質問を頂き、 看護 師が療育を行うことと指導室との協働を評価されポス ター賞をいただきました。 今後も患者様の療養生活が 充実するように、 この取り組みを継続していきたいと思 います。 また、 「病院建築の最新動向」 と題するセミナーを 聴講し、 病院はナイチンゲールによって療養環境が 改善され、 現在は使いやすい施設から使い心地のよ い施設へと患者様主体の病院 建築がされていることが分かりま した。 今、 重心病棟では建て替え 工事がすすめられ来年、 病棟 移転が予定されています。 新 病 棟 で は 桜 島 を 眺 め な が ら、 癒しの空間の中で、 指導室と 連携をはかりながら、 看護 ・ 介 護 ・ 療育を提供していきたいと 思います。 9 病棟 看護師 鹿島 由香里 療育指導室 保育士 菊池 美帆 私は 「重症心身障害児 (者) 病棟に新しく配属さ れた看護師の療育活動に対する思い~安心して療育 活動に参加できるために~」 について発表させてい ただきました。 私の他は保育士の方々の発表だったため、 看護師の 視点からの療育活動に対する思いに興味を持ってい ただいたようで、 ベストポスター賞をいただくことができ ました。 ご指導くださった方々、 協力してくださった病 棟スタッフのおかげです。 ありがとうございました。 今回の学会で、 他病院での療育活動への取り組み 報告を聞くことができました。 9 病棟の今後の課題で ある、 午後からの個 別療育の充実、 人工 呼吸器を装着してい る患者様の療育活動 の参加へ向けた体制 作りの参考にしてい きたいと思います。 6P 療育指導室からは、 福祉職として、 他職種との連 携の必要性や倫理のディスカッション等について、 児 童指導員 ・ 保育士合わせて5題の発表をしました。 私の発表は、 進行性の病気を抱える患者様に対する 保育士の支援の在り方について発表し、 全国規模の 発表は初めてでしたが、 ポスター賞を頂くことができま した。 研究に協力してくださった方や、 ポスターの印 刷をしてくださった事務の方、 ご指導してくださった上 司など、 多くの方の協力があり頂けた賞だと思います。 参考となる発表も多く、 とても 勉強になりました。 また、 研究 を通して医療現場の保育士と して何が必要なのかと改めて 考える機会となりました。 今後も今回の経験を活かし、 たくさんの患者様の笑顔を引 き出せるよう頑張りたいと思い ます。 Minami Kyusyu National Hospital 南九州病院の地域活動 ①健康フェスタ 『健康フェスタ in 南九』を開催 庶務班長 合戸 有介 平成 26 年 10 月 18 日 (土) 毎年恒例の 「健康フェスタ in 南九」 を開催し ました。 当日はお天気にも恵まれ、 約 700 名の来場者がありました。 「健康フェスタ in 南九」は、地域の方々のための講演や色々な健康相談コー ナーと、 重症心身障害病棟、 神経 ・ 筋疾患病棟で長期入院されている患者 様や通所 (すまいる) をご利用されている患者様のための秋祭りを同時開催 する病院行事として行う大きなイベントの1つです。 外来管理棟1階には、「栄養相談」 「お薬相談」 「体脂肪・骨密度測定」 「医 療福祉相談」 「救急蘇生体験」 「運動体験」 「感染予防対策」 「体位交換」 「白 衣体験」 「フリーマーケット」 等々のコーナーを設置し、 お越しいただいた方 から色んな相談を受けたり、 体験をしていただきました。 中でも看護部による 手作りの 「フラワーアレンジメント」 はプロ顔負けの作品が展示され大変講評 でした。 また、 外来管理棟2階では、 当院小児科の岡本正道先生による食物 アレルギーについての講演会を開催しました。 秋祭り会場は、 玄関前の正面会場と神経 ・ 筋疾患病棟南側の桜島会場の 2箇所に大型ステージを設置し、 第一工業大学沖縄県人会のエイサー、 カン ルンパイン舞踊団の韓国舞踊、 ストリートダンスファミリーDEEPのダンス、 帖 佐中学校吹奏楽部の演奏、 南九バンド (当院の医師、 看護師で結成) の演 奏などが催され、 あちらこちらから歓声が上がり大盛況でした。 会場周辺には たこ焼き、 から揚げやクレープなど様々な屋台も出店され、 日赤の献血車に も来ていただき、 献血のご協力もいただきました。 開催にあたり、 ボランティアの方々、 親の会の方々にもご協力いただき、 関 係職員との親睦もより一層深まりました。 今後も、 入院患者様や当院をご利用されている患者様の笑顔と、 地域の 方々に少しでも当院を知っていただき、 地域密着型の身近な医療機関を目指 して様々なイベント、 研修等を計画しておりますので、 是非、 一度足を運ん でいただけたら幸いです。 南九州病院の地域活動 ②秋まつり 『かじき秋まつり』へ参加 管理課長 宮野 新吉 平成 26 年 11 月 9 日 (日) に、 加音ホール及び運動場を会場として開催 されました姶良市 「かじき秋まつり」 に当院からも参加しました。 当日は空模 様が心配されていましたが、 関係者の熱意に押されたのか、 終日雨も降らず、 各コーナーともたいへん盛り上がっている様子でした。 当院は加音ホール ・ ホワイエ (建物内) に設けられた 「生活福祉広場」 の一角で、 健康コーナーを担当しました。 参加者は看護師6名、 臨床検査技 師 4 名、 管理栄養士 3 名、 事務 2 名の総勢 15 名で、 活動内容は、 身長体 重計測 ・ 骨密度測定と栄養相談です。 午前9時から午後3時までの間に 414 名という多数の来場者があり、 職員全 員が忙しくも楽しく応対させていただき、 来場いただいた方々にも喜んでいた だけたものと思っております。 お世話いただいた姶良市生活福祉部の方や、 他の 「生活福祉広場」 参加 団体の皆様とも協力しあって対応することができた点も、 とてもよかったと思っ ています。 最後に 「生活福祉広場」 参加団体の皆で、 「妖怪体操」 と 「恋するフォー チュンクッキー」 を踊った?後、 一本締めで終了しました。 皆様おつかれさま でした。 7P 平成 26 年 1 月 受付時間 科目 木 金 是枝 快房 是枝 快房 富山 由美子 是枝 快泉 大原 耕平 濵田 美奈子 (内科) (再) 大原 耕平 是枝 快泉 川畑 政治 是枝 快房 富山 由美子 濵田 美奈子 (新) 延原 康幸 有里 敬代 丸田 恭子 園田 至人 内田 裕一 (再) 園田 至人 内田 裕一 丸田 恭子 有里 敬代 (新) 川嶋 千明 (再) 川嶋 千明 川嶋 千明 川嶋 千明 川嶋 千明 予約 成 人 外 来 8 :30 心筋シンチ 11:00 放射線科 8:30 ~ 11:00 腎臓外来 塗木 健介 高取 寛之 久保田 伊知郎 吉本 健太郎 久保田 伊知郎 吉本 健太郎 (新) (再) 廣津 泰寛 塗木 健介 塗木 健介 内倉 敬一郎 久保田 伊知郎 吉本 健太郎 久保田 伊知郎 吉本 健太郎 廣津 泰寛 廣津 泰寛 緩和ケア外来の予約は、がん相談支援センター (0995-62-3677)にお問合せください 月 火 是枝 快房 水 木 金 吉留 幸一 予約 2診 米衛 ちひろ 松藤 まゆみ 1診 2診 佐野 のぞみ 米衛 ちひろ 松藤 まゆみ 予約 佐野 のぞみ 予約 1診 予約 ※水曜は 14:00 ~ 16:00 塗木 健介 予約 小児神経外来 小児神経科 (再) 予約 科 目 塗木 健介 予約 時間 塗木 健介 予約 禁煙外来 (予約制) (新) 予約 小児外来 14:00 ~ 15:00 予約 緩和ケア (予約制) 西田博利 予約 特殊外来 13:00 ~ 16:00 (再) 予約 呼吸器外科 川嶋 千明 (新) 予約 外 科 13:00 ~ 15:00 水 (新) 循環器科 9:00 ~ 12:00 火 呼吸器科 神経内科 ~ 月 佐野 のぞみ 佐野 のぞみ 佐野 のぞみ 米衛 ちひろ 松藤 まゆみ 米衛 ちひろ 米衛 ちひろ 松藤 まゆみ 松藤 まゆみ ※再診につきましては、全科予約が必要となります。再診予約の受付時間は 13:00 ~ 17:00 ご紹介の際は、 国立病院機構 南九州病院 地域医療連携室 TEL:0995-63-0843 FAX:0995-63-0840 Email:med@skyusyu2.hosp.go.jp ~~~~当院のホームページから専用の診療情報提供書がダウンロードできます~~~~ 当院ホームページ → → → 診療情報提供書兼紹介状を ダウンロード MAP 独立行政法人 国立病院機構 南九州病院 〒 899-5293 鹿児島県姶良市加治木町木田 1882 TEL:0995-62-2121 FAX:0995-63-1807 WebSite:http://www.skyusyu.jp/ 編集発行人:川畑 政治
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