環境に優しいデータセンター認定 認定申請の手引き 1.0 版 2015.07.21. 特定非営利活動法人日本データセンター協会 Japan Data Center Council 目次 環境に優しいデータセンター認定 マスタ タイトルの書式設定 目次 1.認定申請の注意事項・・・・・・・・・P.2 2.認定申請の流れ・・・・・・・・・・・P.3 3.申請・認定フロー・・・・・・・・・・P.4 4.提出書類の判別・・・・・・・・・・・P.5 • 認定レベルと申請パターンの判別方法 • 各判別毎の提出書類一覧 5.各書類の作成方法・・・・・・・・・・P.8 • 提出書類記入例 • • • • • • 1.【様式2】認定申請書 2.【様式3】申請者概要書 3.【様式4】データセンターに関する概要書 4.【様式5】ファシリティスタンダードレベルチェック表 5.【様式6】PUEチェック表 6.【様式7】環境運用管理項目チェック表 6.書類の提出方法・・・・・・・・・・ P.20 • 提出書類チェック • 書類の提出方法 7.提出先、問い合わせ先、受付期間・・ P.22 1 1. 認定申請の注意事項 環境に優しいデータセンター認定 1.認定申請の注意事項 1、環境に優しいデータセンター認定に申請される事業者の皆様へ 申請書類の内容には、如何なる理由があっても虚偽の申請はしないよう に、お願いいたします。 本認定は、東京都が別途運営する「東京都中小規模事業所のクラウド 利用による省エネ支援事業」(以下、クラウド化支援事業)への活用が 可能であり、「クラウド化支援事業」は、公的資金を財源としております ので、日本データセンター協会といたしましても、虚偽や不正行為がな いよう、厳粛に申請書類を確認させていただきます。 申請される事業者様(以下、申請者とする)におかれましては、各項目 に適合していることを証明するために、提示が必要と判断される書類の 提出をお願いいたします。 検査は、チェック項目を満たす内容が確認できればよいものとし、記載 例すべての書類の提出を要求するものではありません。 ※必要に応じて、抜粋・マスキングなどを行うことは問題ありません。 ただし、認定基準を満たす証明に用いる情報は必ず明示ください。 ※環境運用管理項目につきましては、根拠書類のサンプル例を、 JDCCホームページ上に掲載しますので、必要の際はご活用ください。 提出書類が重複するケースもありますが、同じ書類を複数提出する必 要はありません。 2、実績評価期間 PUEの計測期間は、原則、申請の前年度(申請前年度の4月から翌年3 月)となります。 ただし、事業所または企業において別途規定された期間がある場合は、 任意の1年間とすることも可能です。 運用管理項目において、過去実績が必要となる項目の評価期間は、 原則、前年度(4月から翌年3月)となります。 ただし、稼働後1年以内の事業所または企業において別途規定された 期間がある場合は、任意の1年間とします。 2 2. 認定申請の流れ 環境に優しいデータセンター認定 2.認定申請の流れ 1、提出書類の判別 認定申請時に提出する書類は、認定レベルなどにより異なり ます。最初に、認定申請の対象となるデータセンターの認定 レベル、申請パターンを判別し、それらに応じた提出書類を 確認します。 2、各書類の作成方法 提出書類のパターンに応じて、各記入例を参照して指定さ れた様式に必要事項を記入し、提出書類を用意します。 3、書類の提出方法 提出チェックリストに基づいた必要書類を用意し、指定の ファイル名にて各書類をCD-R/DVD-Rに保存するとともに、 CD-R/DVD-Rにラベリングを行います。 4、提出先、問い合わせ先、受付期間等 注意事項に基づき、受付期間内に、本書に記載の宛先に書 類を提出します。不明点等に関しては記載のメールアドレス にお問い合わせください。 3 3. 申請・認定のフロー 環境に優しいデータセンター認定 3.申請・認定のフロー ■ 認定レベル:レベル1の場合 ■ 認定レベル:レベル2及びレベル3の場合 (注意) レベル2及びレベル3の認定を 申請される事業者様は、JDCC による認定後、東京都への申請 を行って頂く必要があります。 4 4. 提出書類の判別 環境に優しいデータセンター認定 4.提出書類の判別 ・ 認定レベルと申請パターンの判別方法 認定申請にあたり、提出する書類は、認定レベル等により異なります。 下記の申請パターン図より、申請パターンを判別し、申請パターンを元に、 次頁以降において、申請に必要な提出書類を作成します。 申請パターン図 A 新規申請 経産省事業で認定済のデータセンター(*1) 申請レベルに応じた検査を実施 認定業者への 意向確認 レベル2または3への昇格申請 レベル1に認定 ※検査なし (*3) 申請レベルに応じた検査を実施 B PUE検査無し(*2) C PUE検査有り レベル1 レベル2 レベル3 レベル2 レベル3 レベル2 A-1 A-2 A-3 B-4 B-5 C-6 ティア PUE - ティア PUE 環境運用管理 (3項目) ティア PUE 環境運用管理 (9項目) 環境運用管理 (3項目) 環境運用管理 (9項目) PUE 環境運用管理 (3項目) レベル3 C-7 PUE 環境運用管理 (9項目) *1:平成26年度「中小企業等省エネルギー型クラウド利用実正支援事業補助金(デー ターセンターを利用したクラウド化支援事業)」で、データセンター登録番号が付与さ れたデータセンターを言います。 *2:平成26年度「中小企業等省エネルギー型クラウド利用実正支援事業補助金(デー ターセンターを利用したクラウド化支援事業)」で、データセンター登録番号が付与さ れたデータセンターのPUEが、本認定レベルの水準を満たしている場合には、検査無 しとなります。 *3:平成26年度「中小企業等省エネルギー型クラウド利用実正支援事業補助金(デー ターセンターを利用したクラウド化支援事業)」で、データセンター登録番号は、検査 なしで、本認定のレベル1に認定することが可能です。 5 4. 提出書類の判別 環境に優しいデータセンター認定 ・ 各判別毎の提出書類一覧 【様式1-1】提出チェックリスト(一般、ティア、PUE) 一般事項、ティア及びPUEに関して、前頁の判別に基づき必要な提出書類を確認し、該当するファイ ル形式にて用意してください。 前項で確認した申請パターン 【様式1-1】 提出書類チェックリスト(一般、ティア、PUE) ○:提出必須 、△:条件付き提出 No. 分類 様式 PUE種別 書類名称 実測PUE ファイル様式 設計PUE 申請パターン 紙 A-1 A-2 A-3 B-4 B-5 C-6 C-7 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 01 指定 提出書類チェックリスト (一般、ティア、PUE) (様式1-1) ○ ○ 02 指定 提出書類チェックリスト (環境運用管理項目) (様式1-2) ○ ○ 一 般 提出チェック 電子ファイル 指定 (様式2) 環境に優しいデータセンターの認定申請書 04 指定 (様式3) 事業者概要書 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 05 指定 (様式4) データセンターに関する概要書 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 06 指定 (様式5) ファシリティースタンダードレベルチェック表 ○ ○ ○ ○ 07 自由 ○ △ △ △ 08 自由 ○ △ △ △ (2) 建築基準法による判断を行う場合② □ 1981年以前の建築基準法に準拠している場合には耐震診断書 上記の耐震診断の結果、耐震補強が必要と判断された場合 には耐震補強結果報告書 ○ △ △ △ □ 非常用電源設備 諸元 (防災用のみを除く) ○ ○ ○ ○ 自由 □ 単線結線図 (受電設備~UPS入力) 注 単線結線図の提出ができない場合には、IT機器に対して 非常用電源設備系統の電源供給が確認できる資料 (建物所有者等との契約書、SLA、賃貸借契約書等) ○ ○ ○ ○ 自由 □ UPS設備 諸元 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 03 09 10 11 12 デ ー タ セ ン タ ー に 関 す る テ ィ ア レ ベ ル ○ (1) PMLによる評価を受けている場合 □ PML評価報告書 地震リスクに対する安全性に関する (2) 建築基準法による判断を行う場合① 証憑書類 右の(1)または(2)①・(2)②のいずれか、 □ 建築物の確認通知書の写し及び建築物の検査済証の写し あるいは両方 自由 自由 非常用電源設備の冗長性に 関する証憑書類 UPS設備の冗長性に関する証憑書類 □ 単線結線図 (UPS~サーバ室PDU) 注 単線結線図の提出ができない場合には、IT機器への電源に 対してUPS系統の電源供給がなされていることが分かる資料 (建物所有者等とのサービス利用契約書・SLA、賃貸借契約書等) 13 自由 14 自由 熱源機器・空調機器の冗長性に 関する証憑書類 15 自由 運用マネジメントの仕組みと運用に 関する証憑書類 (運用要員の育成プログラムなど含む) 16 指定 (様式6) PUEチェック表 17 指定 記入算定済みのデータセンタープロファイル/PUE記入算定シート (ガイドラインVer.2.7以上 別紙2) □ 空調設備の設計計算書及び設備能力仕様書 (サーバ室) 注 サーバー室の空調負荷はサーバ機器類の負荷・建屋負荷・ 照明負荷・外気負荷とする □ ISO27001の認証 注 上記が無い場合には、データセンターの設備運用要員の 育成プログラム、訓練等の計画・一覧表 〇 指定 PDU出力ポイントに積算型の計測器が無い場合のロスの考え方 △ 19 指定 データセンターのエネルギーブロックチャート(数値の記入は不要) 設計PUEでも必須 〇 20 自由 全体のエネルギー供給の中で各計測点が具体的にわかるもの(独自作成も可) 21 自由 受電形態がわかる単線結線図またはそれに準ずる書類(独自作成も可) 自由 受電電力量を示す電力会社の証憑として以下のいずれか(12か月分) ・電気料金請求書 ・電力会社検針表 ・電力会社のユーザーサイトのハードコピー 自由 ビル管理からの受電電力量レポート(電力会社からの証憑が入手できない場合、12か月分) 自由 非常用発電機発電量記録(該当期間内で系統に供給した分のみ。系統に供給していない試験運転 分は含まない) 18 22 23 24 25 26 27 デ ー タ セ ン タ ー に 関 す る P U E レ ベ ル △ PDFは不可 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〇 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〇 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 〇 ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ 22がない 場合 △ 22がない場合 △ 22がな い場合 △ 22がな い場合 △ 22がな い場合 △ 22がな い場合 △ 22がな い場合 〇 ○ △ 電気以外使用 時 △ 複合施設 20と21は 一枚にま とめても よい 自由 電気以外のエネルギー源がある場合、それらの計測値を証明するもの(12か月分) △ 電気以外 使用時 自由 複合施設の場合の、各部の計測値を証明するもの(12か月分) △ 複合施設 自由 ITの消費エネルギーを計測したもの(12か月分) 〇 △ △ △ 積算型計測器が無い場合 △ △ 積算型計測器 が無い場合 ○ ○ ○ ○ ○ △ 電気以 外使用 時 △ 複合施 設 △ 電気以 外使用 時 △ 複合施 設 △ 電気以 外使用 時 △ 複合施 設 △ 電気以 外使用 時 △ 複合施 設 △ 電気以 外使用 時 △ 複合施 設 〇 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ PDFは不可 ○ ○ ○ ○ ○ 〇 〇 ○ ○ ○ ○ ○ 28 自由 23~28の各集計表(数値間の関連がわかる計算式の入ったEXCEL) 〇 29 自由 データセンターの仕様書またはカタログ 〇 30 指定 設計PUE:設計PUE計算シート 〇 ○ PDFは不可 ○ ○ ○ ○ ○ 31 自由 設計PUE:COP計算書またはそれに類するもの 〇 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 32 自由 設計PUE:サーバ室空調以外の機器の定格消費電力と台数がわかるもの 〇 ○ ○ ○ ○ ○ ○ 6 4. 提出書類の判別 環境に優しいデータセンター認定 ・ 各判別毎の提出書類一覧 【様式1-2】提出チェックリスト(環境運用管理項目) 前頁と同様に、環境運用管理項目に関して、各判別に基づき必要な提出書類を確認し、該当するファイ ル形式にて用意してください。 前項で確認した申請パターン ※レベル1申請の場合には、 環境運用管理項目は対象外となります。 【様式1-2】 提出書類チェックリスト(環境運用管理項目) ○:提出必須、△:条件付き提出 ファイル様式 No. 分類 様式 書類名称 根拠書類(例) 指定 (様式7) 33 環境運用管理項目チェック表 レベル2 レベル3 (A-2/B-4/C-6) (A-3/B-5/C-7) チェック 備考 電子ファイル 専用建物 複合施設 専用建物 複合施設 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ ※ 複合施設の申請においては、テナントが設備 更新の権限を有している機器を対象とする ○ △ ※ 複合施設の申請においては、テナントが設備 更新の権限を有している機器を対象とする ○ ○ △ ※ 複合施設の申請においては、事業所オーナー が「基本BEMS機能」の項目を有する装置を導入 し、テナント事業者が、その【機能を利用できる場 合を前提とする ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ △ □CO2削減推進会議、テナント連絡会議及び テナント説明会の担当者名簿および組織図 34 自由 1.CO2削減推進会議等の設 □CO2削減推進会議、テナント連絡会議及び 置及び開催 テナント説明会の議事録(出席者名簿を含む) □CO2削減推進会議、テナント連絡会議及び テナント説明会の配布資料のリスト □設備台帳の電子データ 35 自由 2.設備台帳等の整備 □賃貸借契約書等、テナントの設備更新権限 がわかる書類 ○ □管理標準 □設備機器の運転管理基準 36 37 38 39 省 エ ネ ル ギ ー 対 策 の 取 り 組 み 状 況 に 関 す る 事 項 自由 3.管理標準等の整備 □賃貸借契約書等、テナントの設備更新権限 がわかる書類 ○ ○ △ □主要設備の配置図及び系統図 □BEMSのシステム概要図又はそれに類するもの 自由 4.ビルエネルギーマネジメント □賃貸借契約書等、テナントの設備更新権限 システム(BEMS)等の導入 がわかる書類 自由 5.エネルギー消費特性の把 握、エネルギー消費原単位の 算出及び管理 □各機能利用時の画面の写真等 □PUE算出時のエネルギーブロックチャート □各エリアのエネルギー消費傾向グラフ □CO2排出量の算出・報告のルール・プロセスを 示す書類 自由 6.CO2排出量の管理 □CO2排出量の算定・実績報告書類 □目標値の進捗管理計画がわかる資料 40 自由 41 自由 □3年以上の中長期計画をまとめた書類 7.CO2排出量又はエネルギー 消費量の削減目標の設定、削 □CO2削減推進会議で用いた資料 減対策計画の立案 □1年間の実施計画に基づき作成した推進 工程表もしくは計画書 8.CO2削減対策等の啓発活 動の実施 □啓発活動内容又は関連ポスターなどを含めた 書類/写真 ○ ○ ○ □保守・点検計画書 42 自由 9、保守・点検計画の策定 □賃貸借契約書等、テナントの設備更新権限が わかる書類 □稼動後1年以下の場合で、保守・点検計画書 がない場合、点検記録表等 7 ※ 複合施設の申請においては、設備更新の権 限を有している機器を対象とする 5. 各書類の作成方法 環境に優しいデータセンター認定 5.各書類の作成方法 ・提出書類の記入例 1. 【様式2】 認定申請書 【様式2】 1 2015年 8 月 ○ 日 特定非営利活動法人日本データセンター協会 理事長 白川 功 殿 2 申請者 3 住所: 東京都品川区大崎○丁目○番○号 会社名: 株式会社○○○○○ 代表者等名: △△△△△ 4 特定非営利活動法人日本データセンター協会 「環境に優しいデータセンター」認定申請書 申請する事業所について、特定非営利活動法人日本データセンター協会(JDCC)の「環境に優しいデータ センター認定要綱」に基づき、「環境に優しいデータセンター」としての認定を希望しますので、必要書類を 添付して申請いたします。 5 申請にあたり、「環境に優しいデータセンター認定要綱」の内容をご確認ください。 内容にご同意いただける場合には、下記チェックボックスへ、チェックをお願いします。 ※同意いただけない場合には、検査・認定をお断りさせていただきます。 レ 「環境に優しいデータセンター認定要綱」に同意します。 □ 8 印 5. 各書類の作成方法 1 環境に優しいデータセンター認定 申請日 - 申請書類を提出する日を記入して下さい。(登録受付期間内であることが必要で す。) 2 申請者情報 3 代表者等氏名 4 印鑑 - 「商業登記簿謄本」に記載されている通りに住所・会社名を記入して下さい。 - 前項の申請者について、「商業登記簿謄本」に記載されている通りの代表者氏名、 またはデータセンター事業の責任者の氏名を記入して下さい。 - 「印鑑登録されている社印」「代表者印」「データセンター事業の責任者の職 印」のいずれかを押印してください。 5 情報開示に関する同意 - 一読頂き、同意頂ける場合は、チェックボックスにレ点にてチェック願います。 ※ご同意いただけない場合は、申請を行うことはできません。 9 5. 各書類の作成方法 環境に優しいデータセンター認定 2. 【様式3】 事業者概要書 【様式3】 申請者概要書 JDCCが実施する環境に優しいデータセンターの認定を申請する事業者の基本情報を記入する様式です (★)がついた項目は、JDCCのホームページに掲載されます 1.申請者情報 1 フリガナ 申請者名(★) カブシキガイシャ ○○○○○ 株式会社 ○○○○○ 〒 100-XXXX 東京 都道 府県 品川 市区 町村 千円 従業員数 1,500 人 品川 市区 町村 所在地 大崎○丁目○番○号 30,000 資本金(出資金) www.kankyo.xxxx.co.jp 企業URL フリガナ 2 代表者氏名 ○○ ○○ ○○ ○○ 2.担当者(JDCCからの問い合わせに対応する担当者を記入すること) 3 部署名 データセンター事業部 XXX部 フリガナ 担当者氏名 ○○ ○○ ○○ ○○ 〒 100-XXXX 東京 都道 府県 メールアドレス xxxxx@xxxx.co.jp 住所 大崎○丁目○番○号 電話番号 4 03-XXXX-XXXX 3.問い合わせ窓口(社外からの問い合わせに対応する窓口を記入すること) ※DC利用者等からの問い合わせ用窓口 部署名(★) データセンター事業部 XXX部 フリガナ 担当者氏名(★) ○○ ○○ ○○ ○○ ※電話、メール、両方のいずれかを選択する 問い合わせ方法(★) メール ※左記の手段に応じた問い合わせ先を記載する(電話番号、メールアドレス) 問い合わせ先(★) 電話: e-mail:xxxxx@xxxx.co.jp 10 5. 各書類の作成方法 環境に優しいデータセンター認定 1 事業者名・所在地・資本金・従業員数・企業URL 2 代表者氏名 - 「商業登記簿謄本」に記載されている通りに事業者名(商号)・所在地 ・資本金(出資金)、申請時点での従業員数、企業URLをそれぞれ記入して下さい。 - 「商業登記簿謄本」に記載されている通りに代表者氏名を記入して下さい。 3 担当者 4 問い合わせ窓口 - JDCCからの問い合わせに対応する担当者について、各欄の情報を記入して下 さい。 - 本宛先へ検査費用の請求書を送付させていただきます。 - 社外からの問い合わせに対応する窓口について、各欄の情報を記入して下さい。 11 5. 各書類の作成方法 環境に優しいデータセンター認定 3. 【様式4】 データセンターに関する概要書 【様式4】 データセンターに関する概要書 データセンターの基本情報と、認定基準に関するのチェック結果を記入する様式です (★)がついた項目は、JDCCのホームページに掲載されます 1.データセンターに関する基本情報 1 データセンター名称(★) ○○ ○○ ※所在地は都道府県までを記入すること 所在地(都道府県)(★) データセンターの 運用開始日 東京都 2013年8月○日~ 2.環境に優しいデータセンター認定基準に関する情報 2 認定レベル(★) 3 申請パターン レベル1 、 レベル2 、 レベル3 A-1 、 A-2 、 A-3 、 B-4 、 B-5 、 C-6 、 C-7 4 データセンターのティアレベル 5 データセンターの PUE値 6 計測方法 実測値の計測期間 ティア2 、 ティア3 、 ティア4 ※該当する申請パターン を選択する ※(様式5)ティアレベルチェック表の チェック表におけるティアレベルのうち、 最も低いティアレベルを選択すること。 1.9 実測値 設計値 20XX年 X月 X日 ~ 20XX年 X月 X日 12 設計値を選択できるのは、稼動後3年未満の事 業所のみとなります。 5. 各書類の作成方法 環境に優しいデータセンター認定 データセンターに関する基本情報 1 2 3 - 申請対象となるデータセンターの正式名称・所在地(都道府県まで) ・運用開始日を記入して下さい。 認定レベル - 目標とする認定レベルを丸で囲んでください。 申請パターン - 該当する申請パターンを丸で囲んでください。 4 5 6 ティアレベル - 様式5(次頁)に記入されたティアレベルの中で最も低いティアレベルを記 入して下さい。 PUE - 算出したPUE値を記入して下さい。 計測方法、計測期間 - 前項のPUE値が実測値もしくは設計値のどちらか当てはまるものを丸で囲 んでください。また実測の場合はその計測期間を記入してください。 13 5. 各書類の作成方法 環境に優しいデータセンター認定 4. 【様式5】 ファシリティスタンダードレベルチェック表 【様式5】 ファシリティースタンダードレベルチェック表 1 2 基準項目の評価基準 分類 No. 評価 チェック項目 ティア1 ティア2 ティア3 ティア4 ティア レベル 根拠書類 ティアを判定した評価理由・根拠を記載すること 建築用途 (DC専用建物であるか否か) 例)自社にて竣工図面よりデータセンター 専用建物であることを確認した。 ※主要基幹テナントとは、ビルの定期点検等に対し て、何らかのバックアップ対策をたて、データセンター 1 の機能が予定外に停止する懸念のないテナントを想 定している 複数用途 (複数テナント) 複数用途 (主要基幹テナント) (DC・通信関連テナント) PML 10~20%未満 PML 10%未満 DC専用 ※DC・通信関連テナントとは、通信ビル等において データセンターが独立した専用区画となっているテナ ントを想定している PML 25~30%未満 1)PMLによる評価の場合 注 1)PMLと2)建築基準のどちらかの方法で評価すること 注 1)PMLと2)建築基準のどちらを利用したかを明記すること 以下の資料を提出すること 建 物 ( B ) 2 地 震 リ ス ク に 対 す る 安 全 性 2)建築基準法による評価の場合 震 度 ※ 2 6 ※1 官庁施設の総合耐震計画基準及び同解 弱 説(建設大臣官房官庁営繕部監修、平 以 成8年版)高さ60mを超える高層建築 下 物、免震建物はⅠ類 ※2 今後50年間に10%の確率で発生する 可能性のある予測震度(文部科学省全 国地震動予測地図) J-SHISで震度階を表示させるときには、 (A)を「全ての地震」、(B)を「最大ケース」 とし、(C)は「2012年版(モデル1)と(モ デル2)」の震度階が大きな値を採用す る。 1981年以前の建築基準法に準拠しているが、耐震診断の結果、耐震補強不要と判断された場合 耐震補強が必要とされ、耐震補強を実施済みの場合は、現行建築基準法に準拠した建物相当として評価する 震 度 ※ 2 地震リスクに対する安全性に関する証憑書類 (1)または(2)①・(2)②のいずれか、あるいは両方。 (1) PMLによる評価を受けている場合 □ PML評価報告書 1981年6月改正の建築基 準法に準拠 1981年以前の建築基準法に準拠 1981年以前の建築基準法に準拠しているが、耐震診断の結果、 耐震補強不要と判断された場合 耐震補強が必要とされ、耐震補強を実施済みの場合は、 現行建築基準法に準拠した建物相当として評価する 6 強 以 1981年以前の建築基準法 上 に準拠 1981年6月改正の建築基 1981年6月改正の建築基 準法に準拠、かつ耐震性能は 準法に準拠 Ⅱ類相当※1 建築基準法に準拠、 かつ耐震性能は Ⅱ類またはⅠ類相当※1 1981年6月改正の建築基 準法に準拠、かつ耐震性能は Ⅰ類相当※1 (2) 建築基準法による判断を行う場合① □ 建築物の確認通知書の写し及び建築物の検査済証の写し (2) 建築基準法による判断を行う場合② □ 1981年以前の建築基準法に準拠している場合には耐震診断書 上記の耐震診断の結果、耐震補強が必要と判断された場合 には耐震補強結果報告書 ※対応する資料の名称を記入して下さ い。 ティアを判定した評価理由・根拠を記載すること 1 セキュリティ管理レベル サーバ室 敷地、建物、 サーバ室、ラック 建物、サーバ室 ) ( リ セ S テキ ィュ PML 20~25%未満 例)自社にて竣工図より確認した。 ティアを判定した評価理由・根拠を記載すること 1 受電回線の冗長性 単一回線 複数回線 (SNW、本線予備線、ループ) 電源経路の冗長性 単一経路 複数経路 単一経路 複数経路 例)自社にて竣工図より確認した。 ティアを判定した評価理由・根拠を記載すること 2 電 気 設 備 (受電設備からUPS入力) 例)自社にて竣工図より確認した。 ティアを判定した評価理由・根拠を記載すること 3 電源経路の冗長性 (UPSからサーバ室PDU) 例)自社にて竣工図より確認した。 ( E ) 4 5 空 調 設 備 ( H 1 ( T N 規定無し UPS設備の冗長性 *N=1~2台の場合:2Nはティア4と評価する 熱源機器・空調機器の冗長性 *N=1~2台の場合:2Nはティア4と評価する *サーバ室を評価の対象とする N+1 N N+1 N+2 N N+1 N+2 以下の資料を提出すること □ UPS設備 諸元 □ 単線結線図 (UPS~サーバ室PDU) 注 単線結線図の提出ができない場合には、IT機器に対して UPS系統の電源供給が確認できる資料 (建物所有者等との契約書、SLA、賃貸借契約書等) 以下の資料を提出すること □ 空調設備の設計計算書及び設備能力仕様書 (サーバ室) 注 サーバー室の空調負荷はサーバ機器類の負荷、建屋負荷 照明負荷、外気負荷とする ティアを判定した評価理由・根拠を記載すること 2 ) 通 信 設 備 非常用電源設備の冗長性 以下の資料を提出すること □ 非常用電源設備 諸元 (防災用のみを除く) □ 単線結線図 (受電設備~UPS入力) 注 単線結線図の提出ができない場合には、IT機器に対して 非常用電源設備系統の電源供給が確認できる資料 (建物所有者等との契約書、SLA、賃貸借契約書等) 熱源機器・空調機器用 電源経路の冗長性 単一経路 複数経路 例)自社にて竣工図より確認した。 ティアを判定した評価理由・根拠を記載すること 1 引き込み経路キャリアの冗長性 *サーバ室に直接引き込む経路も1経路とする 単一経路 単一キャリア 複数経路 単一キャリア 複数経路 複数キャリア 例)自社にて竣工図より確認した。 ティアを判定した評価理由・根拠を記載すること 2 建物内ネットワーク経路の冗長性 ) *サーバ室に直接引き込む経路も1経路とする 複数経路 単一経路 例)自社にて竣工図より確認した。 ティアを判定した評価理由・根拠を記載すること 設 備 運 用 ( M 1 2 常駐管理体制 運用マネジメントの仕組みと運用 ) (運用要員の育成プログラムなど含む) 規定無し 運用体制有り 運用要員育成プログラム を含む規定された 運用体制有り 8時間/日以上の 常駐管理 24時間×365日の 常駐管理 ISO27001又は FISC運用基準に おいて、設備運用に 関する項目に準拠 ISO27001の認証 又はFISC運用基準 に準拠 14 例)自社にて竣工図より確認した。 以下の資料を提出すること □ ISO27001の認証 注 上記が無い場合には、データセンターの設備運用要員の 育成プログラム、訓練等の計画・一覧表 5. 各書類の作成方法 1 環境に優しいデータセンター認定 ティアレベルチェック表 - 申請対象となるデータセンターに関して、チェック表に従い各項目の ティアレベルを記入して下さい。 2 根拠書類 - 各項目に記載の内容に従い、ティアを判定した評価理由・根拠を記入し、根 拠書類が必要な項目については、該当する根拠書類を提出してください。 15 5. 各書類の作成方法 環境に優しいデータセンター認定 5. 【様式6】 PUEチェック表 【様式6】 PUE チェック表 PUE 書類名 種別 実測 データセンタープロファイル/PUE記入 PUE 算定シートVer.2.7 必須◎ 選択● ◎ ◎ ● ◎ ◎ PDU出力ポイント以外の計測での ロス計算の考え方 ● エネルギーブロックチャート ◎ (DC形態に合 うものを選ん で加工) 証憑 全体のエネルギー供給の中で 各計測点が具体的にわかるも の 受電形態がわかる単線結線図 またはそれに準ずる書類 受電電力量を示す電力会社の 証憑 ビル管理からの受電電力量レ ポート(12か月分) 非常用発電機発電量記録 ◎ ● ◎ ● ● 電気以外のエネルギー源があ る場合、それらの計測値を証明 するもの(12か月分) 複合施設の場合の、各部の計 測値を証明するもの(12か月 分) ITの消費エネルギーを計測した もの(12か月分) 集計 ● ◎ 全般的注意事項 ◎ ◎ ◎ ● ● ◎ データセンターの仕様書またはカタログ ◎ 表5-2 設計PUE計算シート ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ ◎ エネルギーブロックチャート ◎ (DC形態に合 うものを選ん で加工) 根拠 資料 データセンターの仕様書または カタログ COP計算書またはそれに類する もの サーバ室空調以外の機器の定 格消費電力と台数がわかるも の エネルギーモデルを表現した正しいブ ロックチャートになっていること ・データセンターで利用するエネルギーの入手と分配を、建物での受け入れを起点にモデル化し、PUE計算の根拠とする ために、正しいパターンを選択していること ・使用しているエネルギー源や分配先およびその計算に必要な要素が記載されていること ・選択したパターンから不要なブロックおよびラインを削除してあること ・元のブロックチャートから、算出ロジック=チャートのつながりの変更がされていないこと ・計測数値や途中の計算数値の記入は不要 ・系統図そのものや、それに似せて加工したものになっていないこと。 ※建物の受変電設備系統図ではない。 計測点が明確であること ・単線結線図またはそれに準じる系統図上で図示したものであること (下記の受電形態と計測点をこれに含めてもよい) ・熱供給の場合は、その計測点がわかる系統図上で図示されていること 敷地全体または建物全体での受電形態 敷地または建物で、特別高圧受電の場合で、受電電力計測点が特高2次側の場合、特高ロス分の算入が必要。 と、上記受電計測点がわかるもの 単線結線図とその上での計測点の図示、またはそれに準ずる系統模式図があること (独自に作成したものでもよい) 1年分揃っているか 以下のいずれか(12か月分) ・電気料金請求書 ・電力会社検針表 ・電力会社のユーザーサイトのハードコピー (受電電力が主たるエネルギー源でない場合は、受電があった場合のみ) 1年分揃っているか 電力会社からの証憑が入手できない場合の代替手段として提出 ・ビル側から入手した証憑であることに疑念がないこと 計測原本の提示 ・系統への供給電力量がわかる計測値を記載した原本 ・試験運転でもデータセンターの実際の負荷を対象とした実負荷試験ではデータセンターでの総消費エネルギーに含ま れるので、算入しなければならない 計測原本の提示 燃料:燃料消費量がわかる計測値を記載した原本 冷温水:受入熱量がわかる計測値を記載した原本 ● (複合施設の 場合は必須) ◎ ◎ チェックポイント バージョン Ver.2.7以上を用いているか エネルギーブロックチャートに記載の計測 ・主たるエネルギー源が受電電力である、専用施設の場合 点に該当する項目の記入 2020:受電電力量 ・主たるエネルギー源が受電電力である、複合施設の場合 2220:共用部での受電電力量 2620:DC専用部に供給した電力量 2630:非DC専用部に供給した電力量 2650:共用部の電力量のうち、空調以外 2660:共用部の電力量のうち、空調部分 2680:非DC専用部の電力量全体 2700:非DC専用部の電力量のうち空調部分 受電電力以外のエネルギー源があり、実 ・太陽光や風力等の自然エネルギーの発電電力量: 2030(専)または2230(複) 際に供給されている場合、その計測値を ・非常用発電機で実際の系統に供給した発電電力量: 2040(専)または2240(複) 記入 ・常用発電で発電した場合の燃料消費量とそのkWh換算: 2100、2110(専) または 2300、2310(複) ・コジェネレーションで発電と熱供給をした場合の、発電量・燃料消費量とそのkWh換算・発生熱量 2050、2100、2110、2130(専) または 2250、2300、2310、2330(複) ・ボイラー熱源を使用した場合の、燃料消費量とそのkWh換算: 2140、2150(専) または 2340、2350(複) ・地域冷暖房からの冷温水供給を受けている場合の受入熱量: 2170(専)または2370(複) ※上記以外のエネルギー源がある場合は、それに該当する項目に数値が記入されていること (例:複合施設だが共用冷熱源とDC専用熱源がある) IT消費エネルギーの計測点とそれに該当 ・計測点とロス分およびその結果の反映に該当する項目に記入されていること するロス分が考慮され反映されているこ -UPS入力で計測:2800、2810、2870(←2830を引き写す)、2880、2940(←2900を引き写す) と -PDU入力で計測:2870、2880、2940(←2900を引き写す) -PDU出力で計測:2940 ・ロス計算書が添付されており、その計算値が反映されていること ・またはロス計算書がない場合、JDCCガイドライン推奨の推測値を用いていること 必要なプロフィルが記入されていること ・データセンター名、所在地: 0020、0030 ・計測の開始日および終了日: 0060、0070が記入されていること 0060(開始日)が2013年4月1日以降、0070(終了日)が0060の1年後の前日 例:0060「2014年4月1日」、0070「2015年3月31日」 ・面積: 0290、0300 (複合施設の場合入力必須) ・各種設備のプロファイル 0430~1760のうち、エネルギーブロックチャート上で表現されているエネルギー源に該当する項目 ※燃料を使用した場合は、燃料種別は必須 ロス計算の評価が正しいこと ・計測点の選択は正しいか 計測原本の提示 ◎ ◎ 設計 PUE 1 項目 全てのIT消費エネルギーの計測値がある こと 計算ロジックが確認可能であること 数値の参照関係が明確であること 用語が示すものが明確であること 瞬時値計測の場合、JDCCガイドラインに 沿った計測がなされていること JDCCのPUEの考え方を理解していること エネルギー源やその分配の理解と現実 の計測値の当てはめが適切 複合施設の場合、非DC専用部の区別が 適切であること 電流計測の場合、力率を要考慮 各計測期間が1年間 データセンターの概要がわかるものであ ること a. ラック負荷 [kVA/ラック] b. ラック台数 [台] c. 力率 [%] d. 稼働率 [%] e. 年間運転時間 [h] g. サーバ室面積 [m2] h. サーバ室単位冷房負荷(躯体・照明 等) [kW/m2] i. 空調システムCOP [-] ③-1 サーバ室空調以外の空調・換気、 照明・コンセント、エレベータほか ③-2 電源系ロス エネルギーモデルを表現した正しいブ ロックチャートになっていること データセンターの概要がわかるものであ ること ◎ 算出根拠と計算が明確で合理的である こと ● 算出根拠と計算が明確で合理的である こと ・以下の各部の計測値を示す計測原本:BMS出力または目視計測記録1年分(資料が膨大な場合は1か月分に限って もよい)、またはテナントの場合ビル側が発行した計測レポートや請求書 2620:DC専用部に供給した電力量 2630:非DC専用部に供給した電力量 2650:共用部の電力量のうち、空調以外 2660:共用部の電力量のうち、空調部分 2680:非DC専用部の電力量全体 2700:非DC専用部の電力量のうち空調部分 以下のいずれか ・UPS入力、・UPS出力またはPDU入力、・PDU出力またはラック入力 ※電力量(積算計測)か電力(瞬間値)か電流(瞬間値)かは必須情報 ※サーバ室や分電盤ごとに計測方法が異なる場合、それが判別可能であること 証憑に記載の数値からの転記以降、PUE計測計算シートへの入力数値に至る計算ロジックが検証できること。計算式 が入ったままの状態のEXCELシートが必須。PDFは不可 どの計算・集計がどの数値に参照されているのかが明示されていること 用語の示すものが正しく認識できること 以下のいずれかの方法・頻度での計測がなされていること ・1年間毎日1回以上瞬時値を計測 ・1ヶ月に1回24時間連続で積算計測 ・1ヶ月に1回24時間、1時間ごとの瞬間値を計測 ・独自のPUE計測計算そのままではないこと ・BMSから出ているPUEそのままではないこと 複合施設 ・共用部と非DC専用部の区別がついていること ・空調とそれ以外の区別がついていること 複合施設で、申請者DC以外に他社DCがある場合や、DC in DCの場合、申請対象以外の専用部はDCか否かに関わら ず「非DC専用部」として扱う。 力率:電流の連続または瞬時値計測を行い電圧との積で電力を算出している場合は、ITの力率を計測して算入してい るか、またはJDCCガイドラインに従い0.95を掛けていること。 各計測値の計測期間が、PUE記入算定シートの項番0060・0070に示されている期間に合致していること。 合致しない計測期間の計測値がある場合、日数比例按分等で整合させること。 ・市町村レベルでの所在地、外観 :データセンターが存在することの確証の一部 ・延床面積、サーバ室面積、総ラック数、受電電力仕様等 :規模を推定するために左記のいずれかが記載されている こと ・主要設備の構成や台数/冗長性、Tier準拠または相当等 :目指す可用性がわかる記述があるとよい 図面や仕様書等で確認できる数値 図面や仕様書等で確認できる数値 特に仕様書や計測値がなければ、0.95とおく 推奨は80%。 ICTは基本的に止めないので100% 図面や仕様書等で確認できる数値 一般的に非常に小さい数値。0.02(=20W/m2)程度 この数値がPUEを最も左右する。その根拠資料があること 各機器は、設計図または仕様書等から定格電力を入力。稼働率は100%ではないことが多い。 「項目i 空調システムCOP」の算出に含めている項目は重複算入がないこと 容量およびロス率は、仕様書または設計図等から。 運転時間は特に事情や条件がなければ8,760時間 ・データセンターで利用するエネルギーの入手と分配を、建物での受け入れを起点にモデル化し、PUE計算の根拠とする ために、正しいパターンを選択していること ・使用しているエネルギー源や分配先およびその計算に必要な要素が記載されていること ・選択したパターンから不要なブロックおよびラインを削除してあること ・元のブロックチャートから、算出ロジック=チャートのつながりの変更がされていないこと ・計測数値や途中の計算数値の記入は不要 ・系統図そのものや、それに似せて加工したものになっていないこと。 ※建物の受変電設備系統図ではない。 ・市町村レベルでの所在地、外観 :データセンターが存在することの確証の一部 ・延床面積、サーバ室面積、総ラック数、受電電力仕様等 :規模を推定するために左記のいずれかが記載されている こと ・主要設備の構成や台数/冗長性、Tier準拠または相当等 :目指す可用性がわかる記述があるとよい 設計PUE算での計算や根拠を含めて提出。 設計PUE算出がないままに設計・構築されている場合は、あらためて計算するか、または空冷パッケージ等のカタログ値 を採用する。 根拠書類はサンプル的に出せる程度でもよしとする。 16 チェック 5. 各書類の作成方法 1 環境に優しいデータセンター認定 PUE チェック表 - 申請対象となるデータセンターのPUE算出に伴い、該当する提出書類の チェック欄にチェックをしてください。 17 5. 各書類の作成方法 環境に優しいデータセンター認定 6. 【様式7】 環境運用管理項目チェック表 【様式7】 環境運用管理項目 チェック表 環境に優しいデータセンター認定基準のうち、環境運用管理項目に関する取組状況を記入する様式となります。 ※ 過去実績が必要となる項目の評価期間は、原則、前年度(4月~翌年3月)となります。 ただし、稼動後、1年以内の事業所または、企業において別途規定された任意の1年間がある場合は、任意の1年間となります。 ※ 検査チェック項目に適合していることが確認できる書類を提出してください。ご不明な点は、FAQご参照いただくか、又は問い合わせ先までお問い合わせください。 ※ 根拠書類(例)は、検査チェック項目に適合していると想定される書類を例として示しております、根拠書類(例)を参考に、書類をご準備ください。 ※ 提出書類名にはファイル名を入力してください。ファイル名の付与ルールは、申請の手引きP21をご参照ください。 1 項目 レベル 2 レベル 3 取組状況 の程度 検査チェック項目 根拠書類(例) □CO2削減推進会議に、統括管理責任者、技術管理者及びエネ ルギー管理責任者が出席しており、役割が明確になっているか。 □CO2削減推進会議、テナント連絡会議及びテナント説明会の担当者 名簿、議事録及び配布資料が作成されているか。 1.CO2削減推進会議等の設置 及び開催 ○ ○ 年2回 以上実施 □CO2削減推進会議、テナント連絡会議及びテナント説明会の議題が CO2削減又は省エネルギーに関する議題となっているか。 □テナント事業者が認定申請し、オーナーが主催するテナント連絡会議 又はテナント説明会に出席している場合は、担当者が出席し、会議 における配布資料を受け取っていることを、根拠書類で確認できるか □認定申請事業所に設置されている主要な燃焼設備、動力設備及び 電気設備の種類が全て確認できるか。 2.設備台帳等の整備 - ○ 整備 □設備台帳が電子データで保管されているか。 □テナント事業者の申請においては、テナントが設備更新権限を有 している設備の台帳が電子データで保管されているか。 □省エネ法の事業者の判断基準に基づいた管理標準及び設備機器 の運転管理基準が整備されているか。 3.管理標準等の整備 ○ ○ 整備 □テナント事業者の申請においては、テナントが設備更新権限を有し ている機器について、省エネ運転を考慮した設備機器の運転管理 基準が整備されているか。 □省エネ法対象外の事業所の認定申請に際しては、省エネ運転を 考慮した設備機器の運転管理基準が整備されているか。 4.ビルエネルギーマネジメントシ ステム(BEMS)等の導入 5.エネルギー消費特性の把握、 エネルギー消費原単位の算出及 び管理 - ○ 基本BEMS 機能を導入 □ビルエネルギーマネジメントシステム (BEMS) が導入されていること が、根拠書類で確認できるか。 □ビルエネルギーマネジメントシステム(BEMS)の機能 (基本BEMS 機能) が、根拠書類と整合しているか。 □BEMS等のデータにより、各エリアのエネルギー消費傾向の把握が 根拠書類で確認できるか。 - ○ 実施 □エネルギー消費原単位をBEMS等から出力して算出し、エネルギー 消費特性の把握を行っていることが、根拠書類から確認できるか。 □CO2削減推進会議、テナント連絡会議及びテナント 説明会の担当者名簿および組織図 □CO2削減推進会議、テナント連絡会議及びテナント 説明会の議事録(出席者名簿を含む) 2 提出書類名 【34】CO2削減推進会議体制 【34】CO2削減推進会議議事録_2014xxxx □CO2削減推進会議、テナント連絡会議及びテナント 説明会の配布資料のリスト - □設備台帳の電子データ □賃貸借契約書等、テナントの設備更新権限が わかる書類 □管理標準 【35】設備管理台帳 - 【36】管理標準_xxDC □設備機器の運転管理基準 □賃貸借契約書等、テナントの設備更新権限が わかる書類 【36】管理標準別紙_運転チェック表 □主要設備の配置図及び系統図 - □BEMSのシステム概要図又はそれに類するもの 【37】竣工図(抜粋)_ビルマネジメントシステム仕様 書 □賃貸借契約書等、テナントの設備更新権限が わかる書類 □各機能利用時の画面の写真等 □PUE算出時のエネルギーブロックチャート 【37】竣工図(抜粋)_空調監視システム仕様書 【19】エネルギーブロックチャート □各エリアのエネルギー消費傾向グラフ 【38】サーバールーム別PUE分析グラフ 【34】CO2削減推進会議体制 6.CO2排出量の管理 - ○ 年2回以上実施 又は 実施予定 (稼動後1年以下) □CO2排出量の算出・報告のルール・プロセス、実績を示す書類が 作成されているか □CO2排出量の算出・報告のルール・プロセスを 示す書類 □CO2排出量又はエネルギー消費量を年2回以上算定・実績報告 していることが確認できるか。稼働後1年以下の事業所の場合 には、進捗管理を年2回以上行う予定であることが確認できるか。 □CO2排出量の算定・実績報告書類 【39】xxDC_エネルギー消費分析資料 □目標値の進捗管理計画がわかる資料 - 【40】FY15_中長期削減計画 □3年以上の中長期計画が策定されていることが、根拠書類で確認で きるか。 □3年以上の中長期計画をまとめた書類 7.CO2排出量又はエネルギー消 費量の削減目標の設定、削減対 策計画の立案 8.CO2削減対策等の啓発活動 の実施 ○ - ○ ○ 計画を立案 実施 □中長期計画において、CO2排出量又はエネルギー消費量の削減の 目標値を定量的に設けていることが、根拠書類で確認できるか。 □CO2削減推進会議で用いた資料 □削減目標達成のため、省エネ運用項目や省エネ改修項目を具体的 に定め、予想される削減量が明記された実施計画が毎年度策定 されていることが、根拠書類で確認できるか。 □1年間の実施計画に基づき作成した推進工程表 もしくは計画書 □CO2削減対策等に関する啓発活動の実施状況を根拠書類で確認 できるか。 □啓発活動内容又は関連ポスターなどを含めた 書類/写真 - □保守・点検計画の項目及び頻度の確認ができる保守・点検計画書 が作成されているか。 □保守・点検計画書に、(2) アからコまでの保守・点検項目の漏れが ないか。 9、保守・点検計画の策定 - ○ 計画を策定 □テナント事業者の申請で、設備更新権限を有する燃焼設備及び 動力設備がないことが根拠書類で確認できるか。 □稼働後1年以下の事業所で保守・点検計画表がない場合、安定 稼働に向けた設備機器の調整が行われていることが、点検記録 表等で確認できるか。 18 【34】CO2削減推進会議体制議事録 【41】啓発活動写真_館内共用部 【42】2015年度・保守点検計画表 □保守・点検計画書 □賃貸借契約書等、テナントの設備更新権限が わかる書類 - □稼動後1年以下の場合で、保守・点検計画書 がない場合、点検記録表等 - 5. 各書類の作成方法 1 運用管理項目 チェック表 2 提出書類 環境に優しいデータセンター認定 - 申請対象となるデータセンターに関して、認定の目標とするレベルに合わせ 必要となる提出書類を提出してください。 - 提出する書類名を記載してください。レベル2認定申請の場合は、項番1・3・ 7の3項目のみの提出となります。 19 6. 書類の提出方法 環境に優しいデータセンター認定 6.書類の提出方法 ・提出書類チェック 申請書類を提出する前に、「【様式1-1及び1-2】 提出チェックリスト」を使用し、提出書類 に漏れが無いことを確認してください。 必ずチェックリストに記入し、本チェックリストも電子ファイル及び紙媒体にて併せて提出して ください。 提出チェックリスト(一般、ティア、PUE) ○:提出必須、△:条件付き提出 No. 分類 様式 PUE種別 書類名称 実測PUE 設計PUE ファイル様式 申請パターン 紙 A-1 A-2 A-3 B-4 B-5 C-6 C-7 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 01 指定 環境に優しいデータセンターの認定に必要な書類チェックリスト (一般/ティア/PUE) (様式1-1) ○ ○ 02 指定 環境に優しいデータセンターの認定に必要な書類チェックリスト (運用管理項目) (様式1-2) ○ ○ 一 般 提出チェック 電子ファイル 指定 (様式2) 環境に優しいデータセンターの認定申請書 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 04 指定 (様式3) 事業者概要書 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 05 指定 (様式4) データセンターに関する概要書 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 06 指定 (様式5) ファシリティースタンダードレベルチェック表 ※ 検査会社による審査が必要な資料一式 (下記参照) ○ ○ ○ ○ 07 自由 (1) PMLによる評価を受けている場合 □ PML評価報告書または建築物の確認通知書の写し 及び建築物の検査済証の写し ○ △ △ △ (2) 建築基準法による判断を行う場合 □ 1981年以前の建築基準法に準拠している場合には耐震診断書 ○ △ △ △ □ 上記の耐震診断の結果、耐震補強が必要と判断された場合 には耐震補強結果報告書 ○ △ △ △ □ 建物内の全サーバー室の配置図面及び配置階を示す図 ○ ○ ○ ○ □ 自家発電機設備 諸元 (防災用のみを除く) ○ ○ ○ ○ □ 単線結線図 (受電設備~UPS入力) ○ ○ ○ ○ □ UPS設備 諸元 ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ ○ 03 08 09 10 11 12 13 14 15 16 自由 デ ー タ セ ン タ ー に 関 す る テ ィ ア レ ベ ル 自由 自由 地震リスクに対する安全性に関する 証憑書類 右の(1)または(2)のいずれか ○ 提出書類が電子ファイルか 紙媒体かを確認してください。 セキュリティ管理レベルに 関する証憑書類 自由 自家発電設備の冗長性に 関する証憑書類 自由 自由 UPS設備の冗長性に関する証憑書類 自由 自由 熱源機器・空調機器の冗長性に 関する証憑書類 自由 運用マネジメントの仕組みと運用に 関する証憑書類 (運用要員の育成プログラムなど含む) □ 単線結線図 (UPS~サーバ室PDU) ※単線結線図の提出ができない場合には、IT機器への電源に 対してUPS系統の電源供給がなされていることが分かる資料 (建物所有者等とのサービス利用契約書・SLA、賃貸借契約書等) □ 空調設備の設計計算書及び設備能力仕様書 (サーバ室) ※サーバー室の空調負荷はサーバ機器類の負荷・建屋負荷・ 照明負荷・外気負荷とする □ ISO27001の認証 ※上記がない場合には、データセンターの設備運用要員の 育成プログラム、訓練等の計画・一覧表 各電子ファイルの名称の 見出しNoとなります。 (詳細次頁) 提出チェックリストに 記入してください。 20 6. 書類の提出方法 環境に優しいデータセンター認定 ・書類の提出方法 下記の提出方法の詳細を確認したうえで、紙媒体の書類は各1部ずつ1つのクリアファイル にまとめ、電子ファイルの書類は全て1枚のCD-R/DVD-Rに保存し、併せて提出してくださ い。 紙媒体、電子ファイルに関して - 申請書類は正の1部を提出し、副の1部は各申請者にて保管してください。 電子ファイルのファイル名称 - 電子ファイルの各ファイル名は、 1, 提出チェックリスト(様式1-1,1-2)のインデックスNo (下記赤枠内のNo) +2, 様式(該当するもののみ) +3, チェックリスト上の書類名称を例に、関連した任意のファイル名称 としてください。 例) 【03】(様2)認定申請書 例) 【07】PML評価報告書 - 1つの電子ファイルが複数の根拠資料を兼ねている場合は、対応するインデックスNoを並べて 記載してください。 例) 【20】【21】エネルギー単線結線図 - 1つの項目に対して、複数の電子ファイルがある場合は、ファイル名の最後に、(通し番号)を を付与してください。 例) 【34】CO2削減推進会議資料(1) 【34】CO2削減推進会議資料(2) PUE種別 No. 分類 様式 ファイル様式 書類名称 実測PUE 電子ファイル 紙 01 指定 環境に優しいデータセンターの認定に必要な書類チェックリスト (一般/ティア/PUE) (様式1-1) ○ ○ 02 指定 環境に優しいデータセンターの認定に必要な書類チェックリスト (運用管理項目) (様式1-2) ○ ○ 一 般 設計PUE 指定 (様式2) 環境に優しいデータセンターの認定申請書 04 指定 (様式3) 事業者概要書 ○ 05 指定 (様式4) データセンターに関する概要書 ○ 03 ○ CD/DVDのラベル方法 - CD/DVDのラベル面には、 「環境に優しいデータセンター認定」の記載及び、「申請者名」の2点をラベルしてください。 21 7. 提出先、問い合わせ先、受付期間 環境に優しいデータセンター認定 7.提出先、問い合わせ先、受付期間 書類の提出先 申請書類(A4用紙・CD-R等)は、以下の宛先に郵送または宅配便にて送付してください。 〒100-8141 東京都千代田区永田町二丁目10番3号 株式会社三菱総合研究所内 日本データセンター協会 環境に優しいデータセンター認定担当宛 ※提出されたすべての書類についてはいかなる理由があっても返却いたしません。 ※CD-R/DVD-Rには、定められた書類データのみ記録してください。 ※申請書類は、郵送・宅配などの配送状況が確認出来る手段で送付してください なお、提出先への直接の持ち込みは受け付けませんのでご注意ください ※送付先の住所及び担当名を間違えないように注意してください。 問い合わせ先 問い合わせはメールのみにて受け付けております。 お電話でのお問い合わせは受け付けておりません。 メールアドレス:GreenDC@jdcc.or.jp 受付期間 ◆受付期間 平成27年8月20日(木)から受付開始となります。 受付終了時期に関しては、別途JDCCのHP上で発表いたします。 受け付けた申請は、順次検査を行い、結果の通知及び公表を行います。 ※提出された書類に不備があった際の対応に関しましては、個別にご案内いたします。 22
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