明 日 呼 ぶ 風

屋久島町立中央中学校
学校だより
第10号
明日呼ぶ風
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校訓 ~自主・友愛・鍛練~
平成26年2月3日(月)発行
けるように見守ってほしいと思います。
校長
黒松正信
『古へ(え)の道を聞いても唱へ(え)ても
二月は「逃げる月」といわれるように,時の流
わが行いにせずば
かひなし』
れが早く感じるものですが,一刻一刻を大切に過
(何事も聞いたり学んだり主張したりしても,
ごしていきたものです。3年生は,無事私立入試
自分で実行しなければ無に等しい)ものです。
が終わり「ホッ」としたいところでしょうが,油
子どもたちに大いなる期待を持ってみたいと思
断は禁物です。
います。
さて,如月(二月)の語源は,寒さで着物を重
ねて着る「着更着」や草木が生え始める「生更木」
という説などがあります。暦の上では「立春」を
むかえ,「暖かい春」の訪れを感じますが,まだ
1月23日(木)。京都からプロの能楽師(公
まだ寒波の影響は厳しく防寒着の必要な時期です。
益財団法人
片山家能楽・京舞保存財団:4名)
この寒い時期,春を待つ麦の様子を表した「麦の
が来校され,能楽上演の事前ワークショップを
希望」という歌がありますので御紹介します。
行いました。(1・2年生)2月の本番はワー
麦は霜に霜枯れもしないで
クショップで学んだことを生かし1・2年生徒
北風に吹かれて
の舞台参加もある予定です。保護者の方も観覧
緑色に微笑む
やがて必ず来る春麦畑から
可能ですので是非御来校いただければと思いま
ヒバリを飛ばせて歌わせる
す。(寒いことが予想されますので,座布団。
金の実りの希望の歌
膝掛け等持参していただければと思います。)
麦は雪にうずめられても
太陽がなくても
<公演予定>
緑色に微笑む
生きていく上で,霜にうたれ,北風に吹かれるよ
1
日時
2月10日(月)13:35~
2
演目
「舎利(しゃり)」
うな厳しい時期が必ずあるものです。そんな時ほ
ど前向きに考え,黄金色に実る暖かい春の訪れを
舞の練習を
自身で引き寄せていきたい。苦しい時や辛い時に
する生徒
打ち勝った分だけ大きな実りが生まれ,心も強く
優しくなれるのです。大切なことは辛いときにど
う自分自身を真摯に受け止め,誠実に生きていく
かだと思います。三年生は正念場,一・二年生は
次に向け知と心を豊かにしていく時。寒を乗り越
<ワークショップに参加した生徒感想より>
え暖かな希望溢れる春を待ちたいと思います。ま
・今日の能はとても楽しかったです。まさかみ
だまだインフルエンザ,感染性腸炎等が心配され
んなの前で踊るとは思わなかったのでびっくり
ますが,体調管理に十分留意し子ども達が残り少
しましたが,しっかりできたと思います。2月
ない日々を大切に過ごし,いい形で次に繋げてい
10日が楽しみです。
苦労なんて耐えるもんじゃない
苦労は楽しむものです。永六輔(エッセイスト)
12日9:00~11:00。おやじの会会員
1月24日(金)。給食センターの池之上先生
と職員(15名)で正門横のスクールバス停のベ
をお招きし,1年生と保護者を対象に食育につい
ンチ作りを行いました。3年生保護者の荒木さん
ての講話をしていただきました。講話後には,給
の設計・指導のもと,とても立派なベンチが出来
食試食会も行いました。
上がりました。
<保護者感想より>
毎日おいしい給食を配給していただきありがた
い。給食センターの方が,朝早くから衛生面・安
先月20日から始まった私立高校入試が終了し
全面に気をつけて,安心・安全な食品を使い,様
ました。学科により5教科・3教科の試験,多く
々な工夫をされ出される給食にとても感謝してい
の学校で面接も実施されました。面接では,普段
る。講話や試食会を通して,家でも少しでも多く
からの返事,質問に対して自分の考えを伝える(表
の野菜を食べることを心掛けていきたいと思った。 現する)力も求められます。1・2年生は入試を
体験した先輩の体験を是非聞いてほしいと思いま
す。
<受験した3年生から後輩へのアドバイス>
28日午後。校区
・過去の問題は絶対解いておく。
内の小学6年生と保
・面接は丸暗記は意味がない。
護者への入学説明会
・将来の夢を考える。
を行いました。児童
・面接は焦らず冷静に。等
は5校時の授業も参
観してもらいました。
中学校の授業に興味津々
3月の主な行事予定
3日(月)家庭学習の日
4日(火)2年職場体験学習~6日
ちょっといい話
6日(木)公立高校入試~7日(面接有)
13日(木)卒業式
入学説明会後に会で利用した保護者用スリッパ
14日(金)公立高校入試合格者発表
を1・2年生徒が職員玄関近くで片付けていた時。
25日(火)修了式
通りかかった,3年生日高哲平君
26日(水)PTA主催送別会
が手伝ってくれました。ありがと
28日(金)離任式
う!
どんなにひどい絶望のドン底にあろうと,命さえあれば必ずやり直すことができる。パク・キョンナム (作家)