第 15 回 和漢医薬学総合研究所 夏期セミナー -和漢薬ここ

第 15 回 和漢医薬学総合研究所 夏期セミナー
-和漢薬ここがおもしろい-
主催:富山大学和漢医薬学総合研究所
共催:和漢医薬学会
後援:日本薬学会
日時:平成 22 年 8 月 23 日(月)~25 日(水)
会場:(株)インテック大山研修センター
概略: 第 15 回和漢医薬学総合研究所夏期セミナーを平成 22 年 8 月 23 日より 8 月 25 日までの 2 泊 3
日合宿形式でインテック(株)大山研修センターにて実施した。今回は「和漢薬ここがおもしろい」をテ
ーマに研究所教員 12 名を講師に迎え,講義を 8 講演,実習を 3 コース,談義を 2 講演,民族薬物資料
館見学並びに富山大学薬学部附属植物園見学をプログラム編成し実施した。参加者は学外 32 名,学
内 72 名,計 104 名であった。参加者へのアンケート調査の結果,セミナーを通して和漢医薬学に一
層興味を深められたことが感じられた。
(文責:浜崎智仁)。
プログラム
第 1 日目(8月23日)
開会の辞
富山大学・和漢研・所長
門田 重利
講義
・発表された臨床データの見方・・・どこがおかし 富山大学・和漢研・臨床利用
いのか?
-我々の漢方薬での二重盲検試験での検証-
・アルツハイマー病を改善させる和漢薬
富山大学・和漢研・薬効解析
浜崎 智仁
・フラボノイド生合成研究とその農学及び薬学への 富山大学・和漢研・和漢薬製剤開発
応用
・漢方医学の基礎用語
富山大学・和漢研・漢方診断学
数馬 恒平
和漢薬談義
・ジェロントロジーと未病薬学
東田 千尋
柴原 直利
富山大学・和漢研・機能情報解析
崇城大学・薬学部・未病薬学
宮田 健
・和漢薬を化学の目で見ると
富山大学・和漢研・化学応用
手塚 康弘
・異なる起源の動物胆;これからはどれを使うべきか?
富山大学・和漢研・臨床利用
渡辺 志朗
・和漢薬はうつ病の救世主になりえるか
富山大学・和漢研・複合薬物薬理学
東田 道久
第2日目(8月24日)
講義
・漢方アジュバントプロジェクト,ワクチン療法と 富山大学・和漢研・病態生化学
漢方薬の接点を求めて
体験実習
・和漢薬鑑定に挑戦
小泉 桂一
富山大学・和漢研・生薬資源科学
小松 かつ子
・桂枝茯苓丸を作ってみよう
富山大学・和漢研・民族薬物資料館
伏見 裕利
・「気血水」診断
富山大学・和漢研・漢方診断学
柴原 直利
和漢薬談義
・今なぜ低炭水化物食なのか?バイオックスス 富山大学・和漢研・臨床利用
キャンダル後の変化とは?
第3日目(8月25日)
最先端研究の現場を観る
・民族薬物資料館見学・薬学部薬草園見学
・総括・修了証書授与式・閉会の辞
浜崎 智仁