~成人・卒業 新たな一歩を踏み出したフレッシュなあなたに~ 平成24

沖縄県立図書館通信 第67号
2013.1
第67号
http://library.pref.okinawa.jp
平成25年1月
発行
電話番号 :
098-834-1218
〒902-0064
沖縄県那覇市寄宮1-2-16
houshi@library.pref.okinawa.jp
Eメール:
~成人・卒業 新たな一歩を踏み出したフレッシュなあなたに~
あなたのみずみずしい感性、好奇心、柔軟な思考、そうしたものを豊かに持ち合わせている<若いとき>
に読書をすることは、後の生き方に必ずや大きな実りをもたらすと言われています。あなたが読書を日常の
なにげない習慣にすれば、思いもかけない幸せな「本との出会い」がきっとやってくるでしょう。
成人式、卒業式など新たな人生の一歩を踏み出す若い人にぜひ読んでもらいたい本を紹介します。
 聞く力 /阿川 佐和子
 怪物はささやく /パトリック・ネス シヴォーン・ダウド
 くちびるに歌を /中田 永一
 上昇思考 /長友 佑都
 できることをしよう。 /糸井 重里
 幸せの条件 /誉田 哲也
 ルーズヴェルト・ゲーム /池井戸 潤
 八月の光 /朽木 祥
しあわせに働ける社会へ /竹信 三恵子
 失われた猫 /森 博嗣
 雪まんま /あべ 美佳
 夢をかなえる。 /澤 穂希
 七夜物語(上・下) /川上 弘美
 武士道と修養 /新渡戸 稲造
 サラの柔らかな香車 /橋本 長道
 3つのなぞ /ジョン・J・ミュース
 「あの日」からぼくが考えている「正しさ」について /高橋源一郎
 生きのびるための科学 /池内 了
新着本コーナーに
『若い人におすすめの
本特集』を設置します。
是非ご利用下さい!
 本当の経済の話をしよう /若田部昌澄 栗原裕一郎
 置かれた場所で咲きなさい /渡辺 和子
 心のおくりびと 東日本大震災 復元納棺師 /今西 乃子
 心のおくりびと 東日本大震災 復元納棺師 /今西 乃子

 ぼくはお金を使わずに生きることにした /マーク・ボイル
 情報の呼吸法 /津田 大介
きみたちはどう迷うか/酒井 穣
(社)読書推進運動協議会が、各都道府県読書推進運動協議会の推薦を元に選定した
『リーフレット 』をカウンターに用意してあります。本を選ぶ手がかりとして参考にしてください。
平成24年度沖縄県図書館協会講演会
「グリム童話集200歳」小澤俊夫氏(筑波大学名誉教授)
12月18日(火)、当館3階ホールにて沖縄県図書館協会の講演会が開催されました。
今年は、グリム童話集が誕生して200年になります。今回の講演会ではグリム兄弟の
話、グリム童話と日本昔話の比較についてなど、筑波大学名誉教授で小澤昔ばなし
研究所所長の小澤俊夫氏をお招きし、講演していただきました。
グリム童話のお話については、多くの人が知ってますがグリム兄弟についてのことや
日本昔話との比較など知らなかったことなど勉強になったと声が多く大変好評な講演会
となりました。
〈講演後のアンケートより〉
・グリム(ヨーロッパ)と日本の昔話を比較するところがとても面白くグリム童話を
あらためて読み返してみたいと思いました。動物の扱いの違いや文化の違いで
流れが変化することも学べました。
・ipadやいろいろありますが、子どもに生の声で語っていきたいと思いました。
昔から語り継がれたメッセージ大切なものがつまっていると改めて感じました。
・図書館で行う「おはなし会」での児童サービスの大切さ・・・
本と子どもを結ぶ技術として生の声で語ってほしいと痛感した。
・これまでのグリム童話に対する意識がガラっと変わった。
昔話により一層の興味が湧いた。
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沖縄県立図書館通信 第67号
2013.1
「子ども室だより」
平成25年の新年がスタートしました。
昨年は思う存分、読書を楽しむことができましたか?
忘れられない本との出会いはありましたか?
さて、今年はどんな本たちと出会うのでしょう~♪ なんだかワクワクしてきますね。
「一年の計は元旦にあり」 今年の新年の計画はもう立てましたか?
みなさんが楽しい読書生活を送ることができるように、今年も図書館は応援します。
 『あまがえるりょこうしゃ』 (松岡 たつひで 作)
トンボ池を探検してみませんか?
水の中の世界はめずらしいことばかり。ふしぎがいっぱい!楽しさがいっぱい!
ツアーコンダクターのあまがえるが、ペットボトルのボートで小さな虫たち、
テントウムシ、ダンゴムシ、カタツムリなど陸上の生き物たちを案内します。
初めて体験する旅行は、めずらしかったり、楽しかったり、驚いたりの連続。
読んでいると、いっしょにトンボ池を探検している気分になれるかもしれませんね。

『へんしんマラソン』 (あきやま ただし 作)
なぜか走るとへんしんしちゃう。さあ、ふしぎなマラソン大会が始まりますよ。
参加メンバーは、かまきり、かえる、なおとくん、屋台をひいたわんちゃん、
くまくん、バネくん、きんぞうさん、ちよさん、しょうゆくん、参加メンバーを
見ただけで優勝者がわかったかもしれませんが・・・
へんしんした姿が一番りっぱな者が優勝です。読み聞かせが楽しくなる本です。
ぜひ読んでみてくださいね。
文庫連の山川さんによる
かみしばい♪♪
12月20日はおはなし会がありました。
近くの保育園や整肢療護園など、たくさんの
子どもたちが参加してくれました。
クリスマスが近いこともあって、みんなで「あ
わてんぼうのサンタクロース」を歌っていたら
あらあら、ほんとにサンタさんがやってきまし
たよ。みんな、おりこうさんにおはなしをきく
ことができたのでサンタさんがプレゼントを
もってきてくれたのです~♪
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沖縄県立図書館通信 第67号
2013.1
図書館員と知的自由
鎖国シンドローム
川崎 良孝 著
榊原 英資 著
知らないようでやっぱり知らない日本のしくみ 木村 恭子 著
株式会社をつくるならこの1冊 河野 順一 著
世界のお金は日本を目指す 岩本 沙弓 著
がんばるよりも、まずは一目置かれなさい 岬 麻紀 著
1日分の野菜がとれる「主役スー
プ」 ひとなべで、野菜たっぷり350g!
93歳・現役漫画家。病気だらけ やなせ たかし
をいっそ楽しむ50の長寿法
著
さっと引いてすぐわかる前置詞の使い方辞典
拝啓「平成中村座」様
火山のふもとで
踊る猫
探偵イザベラ・バード明治開化殺人事件
満月ケチャップライス
64
松丸本舗主義
自由の条件とは何か
ヒトはなぜ神を信じるのか
山中伸弥先生に、人生とiPS細
山中 伸弥 著
胞について聞いてみた
藤田 紘一郎 著
考える力を育てるお話366
PHP研究所 編
主婦の友社
編
名古屋市の1区1館計画がたどった道 薬師院 はるみ 著
就職は3秒で決まる。
荒木 亨二 著
就活の手帳
戸田 智弘 著
構造的転換期にある図書館 日本図書館研究会編集委員会 編
ジュリアン・ハヴィル 著
無理数の話
三歳までに脳で何が起きているのか?
田中 禎彦 著
3日でカンタンかぎ針編み北欧柄の帽子
アメリカの中学生はみな学んで ゲイル・カー
いる「おカネと投資」の教科書 リッツ 著
坂井 建雄 著
西村 尚子 著
国立がん研究センター 監修
JR鉄道車両コレクション
50円のコスト削減と100円の値
林總著
上げでは、どちらが儲かるか?
脳はバカ、腸はかしこい
面白くて眠れなくなる人体
「痛み止めの薬」のやさしい知識
死ぬまでに見たい洋館の最高傑作
石井 隆之 著
明緒 写真
松家 仁之 著
折口 真喜子 著
塩見 鮮一郎 著
朱川 湊人 著
横山 秀夫 著
松岡 正剛 著
カール・フォン・ヴァイツゼッカー 著
ジェシー・ベリング 著
ガンバレ!!まけるな!!ナメクジくん 三輪 一雄 作・絵
チェ インソン 文
まんが47都道府県研究レポート 1 おおはし よしひこ 作
きょうはソンミのうちでキムチをつけるひ!
教育者という生き方
きらわれものシリーズ 1
ダーウィンのミミズの研究
キティ・クローザー 作・絵
ルース・ソーヤー 文
こわがりのかえるぼうや
ソルビム お正月の晴れ着
ねずみちゃんのおうちさがし
バスラの図書館員
へんしんマラソン
ペネロペようちえんへいく
まがなった
4こうねんのぼく
リー・ペック さく
ライオンのしごと どうぶつさいばん
竹田津 実 作
三井 綾子 著
テレサ・グリーナウェイ 著
新妻 昭夫 文
元気な脳が君たちの未来をひらく 川島 隆太 著
ラブレターを書こう
女の子の昔話
みつよのいた教室
クリスマスのりんご
コヨーテのおはなし
灰島 かり 作
中脇 初枝 再話
たから しげる 作
平井 康嗣 編
いのちの地球よ永遠にあれ 比嘉 良丸 著
ジャネット・ウィンター 絵・文
あきやま ただし 作・絵
アン・グットマン ぶん
砂山 恵美子 え・ぶん
ひぐち ともこ さく・え
気象・気候からみた沖縄ガイド 真木 太一 著
週刊金曜日 第914号(2012年10月5日)
沖縄美ら海水族館ガイドブック 改訂版 東洋企画印刷 編
おきなわ野の薬草ガイド
トキシンの漁港めし魚めし
奄美シャーマンのライフストーリー 落合 美貴子 編
母なる海から日本を読み解く 佐藤 優 著
トラベラッコ!沖縄
日本人が知っておくべき竹島・尖閣の真相
ペ ヒョンジュ 絵・文
ペトル・ホラチェック 作・絵
大滝 百合子 著
日の丸を視る目 石川真生写真集 石川 真生 著
海野 文彦 著
とぅばらーまの世界
大田 静男 著
東浜巨 野球日誌が語る22年 保坂 淑子 著
明日なき今日
辺見 庸 著
SAPIO編集部 編
復帰前へようこそ おきなわ懐かし写真館
誤解だらけの沖縄・米軍基地 屋良 朝博 著
沖縄の学力 教育担当記者の述懐 市村 彦二 著
奄美に生きる日本古代文化 金久 正 著
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沖縄県立図書館通信 第67号
2013.1
図書館で受けられるサービスの中に「レファレンスサービス」というものがあるのをご存知ですか?
☆「レファレンスサービス」とは、図書館の資料等を使って、「資料探しのお手伝い」
をするサービスです。
☆「探したい本が見つからないので探してほしい」、「ある事柄、人物について
知りたいが、どの本に載っているか教えてほしい」といったご質問にお答えします。
☆1階レファレンスカウンター、2階郷土資料室カウンターほか、メール、電話、
FAX、郵送でも受付いたしますので、どうぞお気軽にご相談ください!
☆このページの「沖縄なんでもQ&A」コーナーは過去のレファレンスの一例
です。また、当館ホームページからも主に沖縄に関する過去のレファレンス
事例について検索することができますので、どうぞご活用下さい!
沖縄なんでもQ&A NO.37 (郷土資料レファレンス事例)
Q. 「トゥシビー」について調べている
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A. 下記のような関連資料を所蔵している。
『沖縄まるごと大百科 2』 ポプラ社 2005
『家族まるごとお祝い福マニュアル』 比嘉淳子編著 双葉社 2009
『沖縄祝事便利帳』 座間味栄議題著 むぎ社 2009
『琉球の民間信仰 拝詞事典』 渡口初美著発行 2004
『魂(マブイ)込めと魂呼ばひ 「ヤマト・琉球」比較文化論』 宮城喜久蔵著 ボーダーインク
宮城喜久蔵著 ボ ダ インク 2005
◆「トゥシビー」の話◆
沖縄では「トゥシビー」という生年祝いをする習慣があります。
自分の干支の年におこなうもので、厄払いの意味もあります。
なかでも97歳の時におこなう「カジマヤー」は、長寿のお祝いとして
親戚をあげて、また地域をあげてお祝いするところもあります。
干支の年は、数え年で13歳、25歳、37歳、49歳、61歳、73歳、
85歳、97歳の年に行います。
昔はこの年を「厄年」と考えて、祖先の神様や家の守り神である
火の神に、厄払いのお祈りをささげました。そして、
親戚や知人をよんで、お祝いをしました。
最近では、若い年で祝うことは少なく
なりましたが、お年寄りの長寿を祝う
行事は豪華に行われています。
参照 『沖縄まるごと大百科 2』
木
3
10
17
24
31
7
14
21
28
7
14
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28
金
4
11
18
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土
5
12
19
26
金
1
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22
土
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金
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土
2
9
16
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30
印は休館日です。
開館時間
平 日 土・日
貸出
午前9時~午後7時
午前9時~午後5時
休館日
毎週火曜日 祝日 慰霊の日
年末年始(12月28日~1月4日)
特別整理期間
駐車場案内
駐車台数に限りがあるため、なるべく
公共交通機関をご利用ください。
・ 1人10冊、15日間
・ お求めの本が貸出中の時は予約ができます。
・ 遠方で当館に来館できない場合でも、お住いの市町村立
図書館等を通じて当館の本を借りることができます。
また、お求めの本が当館にない場合は、他の図書館から
取り寄せて借りることができます。
・ 電話、当館ホームページ・携帯サイト及び館内OPAC
より、「貸出延長」の手続ができます。
調査相談
資料に関するお問合せにお応えします。
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