「あの手この手1月号(第102号)」

あの
手
あの手この手で考えて、あの手この手で問題解決!
この
あの手この手のマークの間のSはsolution(解決)のSです。
第102号 2016年1月10日発行
手
大和市民活動センター[拠点やまと]
2016
1月号
▲多胡記念公園の紅葉
大和の森・公園シリーズ⑩⇒4面
今年度の表紙は「やまと国際フレンドクラブ」
主催の「やまと国際アートフェスタ」で入賞し
た作品を掲載しています。
第8回 やまと国際フレンドクラブ賞 受賞
「世界に幸せを」
玉津かりん/大和小学校6年
玉津かりんさんのメッセージ
世界中の全ての人々が平和で幸せに暮らせる様
にと思いながら、この絵を描きました。戦争やテロ
の起きない平和な世界になることを願っています。
●第8回やまと国際アートフェスタへの感想から
明けましておめでとうございます。
昨年は様々な場面でご協力をいただきまして、
ありがとうございました。
本年も「来てよかった!」と思っていただけるよう、
気持ちのよい場作りを心掛けて、センター運営を
していきたいと思っています。本年もよろしくお願
い致します。
拠点やまと会長 石川美恵子
年末の大掃除には、26名の皆さんにご参加いただき、
手際よくお掃除され、わずか1時間後には、センター
内外がすっきりと気持ち良い空間になりました。ありが
とうございました。
きれいになったところでティータイム交流会となり、「麦
の香り」のパンとラスク、差し入れのりんごやお菓子を
いただきながら、82歳から高校生までが感想を述べ合
う異年齢・異文化交流となりました。
2/15に高座渋谷のイオンで開催
出張!ボランティア総合案内所
これからボランティアを始めたい方のための総合案内
所を高座渋谷のイオンに出張開設します。南部地区で
は初めての開催です。ボランティアを募集したい市民
活動団体の方はチラシの配架など可能です。ご希望の
方は1月29日(金)までに大和市役所市民活動課(TEL
046-260-5103)あてにご連絡ください。
日時:2016年2月15日(月) 10:00~14:00
会場:イオン大和店(高座渋谷駅から徒歩4分)
※2階専門店街エスカレーター横
主催:大和市・大和市民活動センター
「仕組みづくり」だけでなく 「仕掛けづくり」を!
第2回まちづくりワークショップ
(第68回共育セミナー)
12月13日(日)の午後、大和市勤労福祉会館ホールで「気づき・出会いから『新たな活動』を」と題した
まちづくりワークショップを開催しました。今回は3回シリーズの2回目で19名が参加。
沼田真一さん(写真中央)によるワークショップに入る前に、まちづくりの成功事例を3人の方からうかがいました。
事例1◆「トイレ」と「龍」から、
私達の活動は広がった/上田康史さん
鎌倉市のトイレマップを作ったことから注
目され、その後大和市でも作り、さらに、
寺社に知られざる龍の彫り物が多数あるこ
とに着目。「大和市の観光資源を発掘・企
画する会」を立ち上げ、すでにご朱印帳づ
くりなども進め、ツアー会社と提携するま
でに活動は広がっています。
事例2◆「レコード」と「コーヒー」が、
人と地域をつなげた/真鍋 敦さん
横浜市旭区の今宿地域ケアプラザでは、男
性利用者を増やすため、心地よい音楽(レ
コード)を聴きながらゆっくり本格的コー
ヒーを楽しむ「くつろぎカフェ」を毎月開
催。コーディネーターの真鍋敦さんが、民
間出身のセンスで地域のニーズを探り、視
察の絶えないヒット企画に育てています。
事例3◆「映画誘致」と「プロレス」が、
街を元気にした/杉下由輝さん
大和市を始め、近隣のフィルム・コミョ
ション立ち上げやその後の支援に携わって
いる杉下由輝さん。「北の国から」や「冬
のソナタ」の事例から映画・ドラマ・プロ
レスの誘致が地域活性化に果たす役割を解
説。そこから「仕組みづくり」だけでなく
「仕掛けづくり」の大切さを語られました。
まずは2人で
まさに3人とも地域活性化の仕掛け人として、参加者にも大
きな刺激を与えたようです。その後2人ずつのグループに分
かれ、3つの話を振り返りつつワークショップに。さらにグ
ループを合体しながら4人、8人と人数を増やすOTM法と
いう沼田さんオリジナル「累乗型対話手法」で進行しました。
アンケートでも「各々のアイデアがどんどん積み重なってい
き、おおよそのひとつの考えに集約できた」「最初は2人組
で全員が自分の感想・意見を話せ、倍数で増えるので他の人
の話も聴け話も深めやすい」「8人になったとき2人、4人
と異なりパブリック感があってよい」など好評でした。
2ラウンド目では「自分のやりたいこと、やってきたこと」
を紙に書き、また2人組からスタート。人数が増えていくと、
今度はなかなか全員で考えを共有するまでには至らず、時間
切れの感はぬぐえませんでしたが、そこはシリーズもの。い
よいよ3回目の最終回では、想いをさらに具体化していくた
めのワークショップを行います。
アンケートからも「恵まれない児童・生徒にボランティアに
よる教育支援を」「大和にリフレッシュ・ミュージック・カ
フェを」「外国籍の方が出身国の茶菓子を持ち寄り気軽に会
話できる場づくり」「本を主体にしたお茶や音楽を取り入れ
た新しい交流の場」といった具体的なものが出てきました。
最終回の第3回は「パズルミーティング」。参加者の提案に
よる議題をテーマに学校の時間割のような表をつくり、希望
する分科会に参加する方式です。すでに活動をされている方
には、共感者を増やし活動を広める絶好のチャンス。この日
は、第1部として参加者の交流会を行い、その後第2部とし
てワークショップを開催。終了後には懇親会も行う予定です。
次は4人で
最後は8人で
ワークショップ最終回+交流会は、3月13日(日) 13:30~16:30 勤労福祉会館3Fホール(参加費無料)です。
お気軽に!
定例相談日
◆市 民 活 動 相 談=1月11・25日(月)・2月8日(月) ※毎月第2・4月曜の10~17時
◆ボランティア相 談=1月9・23日(土)・2月13日(土) ※毎月第2・4土曜の10~17時
◆パ ソ コ ン 相 談=1月12・26日(火)・2月9日(火) ※毎月第2・4火曜の14~17時
入院患者さんの『癒しの場』として大盛況!
大和市立病院 院内コンサートが12月14日に開催されました。
エレクトーン・キーボード・打楽器(カホン)の3名による
グループLickLuck(リックラック)。その院内コンサート
「音楽の風景~12月の空に~」が大和市との協働事業とし
て12月14日に大和市立病院で開催されました。
入院患者全員に声をかけ、車いす51名、ベッド2名での参
加も含め患者さん80名に、さらにご家族も加えて、総勢93
名の参加と大盛況でした。
最初はエレクトーンの伴奏で「冬の歌」を全員で合唱。
「あわてんぼうのサンタクロース」のイントロでは「知っ
てる~」と子供の声も。「津軽海峡冬景色」は気持ちよく
みんなで歌いあげ、「柔」では男性の声がずっしりと聞こ
えてきました。後半はLickLuckの3人の演奏を鑑賞しました
が「仮面舞踏会」では「大好き!」との声もかかりました。
今回で4回目のコンサートになりますが、最初は子どもが多
いのでは、とアニメソングや童謡を用意したそうです。実
際には、高齢の方が多いことがわかり、演歌を入れたりし
ていましたが、いまでは全員が参加できることを一番の目
標に選曲しているそうです。終了後には、楽器を触りに来
る人もいて、音楽を通じてのひと時を楽しんでいました。
そもそもどうして協働事業に応募したのかをお聞きしたとこ
ろ、6年位前から老人ホームで出前コンサートをしていまし
たが、たまたま大和市の広報で協働事業のことを知り、これ
なら自分たちにもできると思って応募したとのことでした。
演奏終了後に話かけてくれたり、「ありがとう!」と言って
握手を求められたりと、入院患者の方たちとのふれあいがモ
チベーションにつながっているのだと感じました。レパート
リーはなんと600曲とか。今後どれだけ多くの方に癒しの時
間を提供していただけるのか、とても楽しみです。
つながりのまちづくりフォーラム2016
国際理解講座/もっと知りたい中国
小さな交流からはじまるあったかいまち
中国人の日常・日本への本音、格差の実態
自分たちのまちを自分たちでよくするために、地域の中のさ
まざまな団体・人同士が身近な場所で小さな交流を積み重ね
ることで、支え合いやつながりを広げ、地域の課題を継続的
に解決している6つの事例を学びます。参加費無料です。
日時:1月27日(水)18:15~21:00(開場17:15)
会場:かなっくホール 横浜市神奈川区民文化センター
※JR東神奈川駅・京急仲木戸駅から直結徒歩1分
内容:➀公園づくりで、つながる~鶴見区市場西中町の事例
②土で、つながる~南区六ツ川地区連合自治会の事例
③輪番制で、つながる~泉区白百合台自治会青年団
④見せて、つながる~戸塚区東戸塚 お茶の間♡楽交
⑤開いて、つながる~旭区caféハートフル・ポート
⑥育って、つながる~金沢区金沢南部地区シーエンジェル
主催:横浜市市民活動支援センター(要申込み)
TEL 045-223-2666 MAIL daihyo@hamasen.jp
子どもの育ち相談日“ぽれぽれ”
子どもの育ちの不安など一緒に考えます
個別で完全予約制の無料相談です。相談は音楽療法士と「ま
んま」のひろばスタッフが同席し、子どもを遊ばせ、お茶を
のみながら、ゆったりとしたスペースで話ができます。
日程:1月15日(金)・2月15日(月)・3月7日(月)
時間:➀10:00~11:30 ②12:30~14:00 ③14:30~16:00
※各回1組 90分程度。同室保育付。
対象:乳幼児~思春期くらいまでのお子さん(兄弟児同室可)
会場:NPO法人ピープウ・ラボ(主催も)
※瀬谷駅南口から徒歩3分・瀬谷銀座通り商店街内
申込:NPO法人まんま TEL 045-303-5393/平日10~17時
2015年の流行語大賞にも選ばれた「爆買い」。いまや日中
の距離がますます近くなっています。講座第1回では、経済
成長の続く中国の一般庶民や大卒エリートたちは何を考え、
日本について本音ではどう思っているのか、第2回では中国
の格差社会の実態と日中関係についてお話をうかがいます。
日時:➀1月31日(日) 13:30~16:00
②2月14日(日) 13:30~16:00
会場:大和市生涯学習センター(大和市深見西1-3-17)
➀207会議室 ②303特別室(定員は各50名)
講師:➀中島恵/ジャーナリスト
②阿古智子/東京大学総合文化研究科准教授
会費:1回300円(賛助会員は無料)
主催:大和市国際化協会 TEL 046-260-5126(申込みも)
MAIIL pal@yamato-kokusai.or.jp
※空席があれば当日でも参加可
12月18日(金)/快晴
あれっ?「タウンニュース」(12月18日号)に載っているサ
ンタさんの写真は…。12月14日(月)に大和スカイビル5F
で催されたNPO法人「まんま」のクリスマス会。3か月か
ら2歳半の子どもたち親子約20組にお菓子を渡している
サンタさんは、大和市民活動センター登録団体「PCであ
そぼう会」のメンバー内田善規さん。それは1本の電話
から。「そちらの登録団体でサンタさんになってくれる
方いませんか?」「チョ、ちょっとお待ちください。今
“サンタさん候補”がぞろぞろ会議室に入っていきまし
たから、聞いてみますね」。楽しい出会いでした。
★
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☆
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FMやまと
朝ラジ☆ホッとスクランブル
大和市民活動センターだより
第1.3.5(火)9~10時
77.7 MHz
『やまとっこ☆みつけた』
再放送 15時~、21時~
★
や
ま
と
<出演しました!> 録音CDが大和市民活動センターにあります。
っ
こ
第253回◆12月1日放送分
第254回◆12月15日放送分
☆
み
NPO法人 かながわ県央マンション管理組合ネットワーク
NPO法人 ワーカーズ・コレクティブ ケアびーくる
つ
~購入前に設計図書と竣工図の説明を~
~ベッドtoベッドの外出支援サービス~
け
た
マンションは、建築後12年くらい経過したころに大規模
高齢者や障がい者など、一人で外出できない人たちに、車
★
や
修繕で大きな出費が生じ、初めて問題意識を持つというの
を利用しての介助付きの外出支援をしています。福祉有料
ま
と
が実情です。最近発生した杭打ち事件については「購入時
運送の位置づけで、通院や通所、通学などの外出だけでは
っ
に設計図書と竣工図の説明を受けることが大事」と会長の
なく、買い物や観劇、お墓参りなど、今まで通りの暮らし
こ
☆
向井さんは指摘されました。1級建築士の三輪さんは「工
を続けるお手伝いをしています。イギリスの地方でマイ
み
つ
事現場は技術も向上しているので、今回の杭打ち事件はほ
カーを利用して主婦が1コインで移動サービスをしている
け
た
んの一部の出来事。4年前の地震で大きな被害がなかった
のをテレビでみたのがきっかけで「タクシーではないご近
★
や
ということは、安全であると判断してそれほど心配する事
所での助け合いをしたいと思い、調査をして立ちあげまし
ま
ではない」と話されました。マンションを購入したけれど、 た」と語ったのは副理事長の菅野さん。1ヶ月間、車いす
と
っ
住民との付き合いはしない、建物の管理は管理会社まかせ
生活を経験した庄司さんは「家から病院まで運んでほし
こ
☆
で、住人同士のコミュニティが育たないことが問題になっ
かった。介護ヘルパーの現場でも移送サービスが必要と
み
つ
ているとも指摘。顔の見える関係づくりのための集える場
思った」とも。「働きながら感謝される活動なので、運転
け
所づくりやイベント等の支援もしているとのこと。最近は
の好きな人はメンバーになってほしい」と切望されました。 た
★
マンションは「建物の老朽化」に加え「住人の高齢化」と
ホームページを見た男性が入会して活躍しているのが嬉し
や
ま
いう「二つの老い」が課題になっているそうです。
いと、二人とも満面の笑みでした。
と
っ
こ
☆
み
<1月の出演団体> ※出演希望の団体を募集中! 詳しくは当センターまで。
つ
け
第256回◆1月19日放送
第255回◆1月5日放送
た
一般社団法人 公益アシスト
拠点やまと
★
や
市との協働事業で2004年11月から大和市民活動センター
NPO、社団・財団の会計、条例指定・認定等を支援す
ま
を運営しています。市民活動団体が出会い、つながり、共
と
る活動を行っています。昨年6月の共育セミナーでは、
っ
に育つ場を提供し、市民活動を推進・支援しています。
講師をお引き受けいただきました。
こ
☆
★やまとっこ☆みつけた ★やまとっこ☆みつけた ★やまとっこ☆みつけた★やまとっこ☆みつけた ★やまとっこ☆みつけた ★やまとっこ☆
大和市の森・公園シリーズ/第10回
大和市には「記念公園」が2つあります。
ひとつは本紙7月号でもご紹介した宇都宮
記念公園ですが、もうひとつが同公園にも
ほど近い多胡記念公園です。中央林間駅か
ら西に徒歩5分。公園といっても遊具はな
く、代わりに「慈緑庵」という茶室と書院
があるオトナのための?公園なのです。大
和の緑を愛した多胡三代治・キヨ夫妻が
「緑豊かな庭園を開放し後世に伝え続けて
ほしい」と1990年に大和市に寄贈。翌年
亡くなったキヨさんの「庭園内に茶室と書
院を」という遺志により、後に三代治さん
が建築費を市に寄付し1996年に完成・公
開されました。茶道・華道の場として活用
されているのはもちろん、一般の人でも慈
緑庵の和文化倶楽部に無料会員登録すると、
「あの手 この手」 第102号 発行日:2016年 1月10日
大和市民活動センター <開館・月~土 9:00~18:00>
〒242-0021 大和市中央 1 – 5 - 1 (大和駅南口より徒歩2分)
※祝日も9:00~18:00で開館しています。
館内で読書や抹茶が楽しめる「読書サロ
ン」に参加でき、公園の四季や行事などが
わかる「和文化倶楽部だより」が毎月メー
ルで受け取れます。会員外向けのイベント
も年に何回かあり、3月5日(土)の13:30
~16:00には「慈緑庵寄席」の開催が決定。
出演は大和落語演芸倶楽部の方々(400円
/2月5日から電話で先着順受付/046276-5808)。こじんまりしていますが、
静けさと落ち着きが感じられる市内では貴
重なスポットです。
いまや首都圏の紅葉の見頃は
12月上旬。表紙の写真も12月4
日の多胡記念公園です。地球温暖化
が進めばクリスマスや正月が紅葉の見
頃になるとか。ホワイトクリスマスがレッド
クリスマスになるのは、ちょっとな~。(と)
発行: 大和市民活動センター 拠点やまと
TEL:046-260-2586 FAX:046-205-5788
e-mail:yamato@ar.wakwak.com
http://www.kyodounokyoten.com/