目次 - 日本模擬国連関西事務局

-点と点をつなぐ-
■目次
事務総長挨拶----------------------------------------2
模擬国連の概要-------------------------------------2
大会テーマとその解説--------------------------- 3
各会議の紹介・議題解説-------------------------5
設定国発表-------------------------------------------17
大会スケジュール・会場紹介------------------ 21
参加申込方法・参加費---------------------------21
キャンセル待ちについて------------------------23
一般演説について---------------------------------23
前泊・後泊について--------------------------------24
レセプションについて----------------------------25
キャンセル料金について------------------------25
申込み後の資料送付について------------------26
BG 販売について ---------------------------------26
会議見学ツアーについて------------------------26
オプショナルツアーについて------------------27
お問合わせ先・ウェブサイト紹介------------27
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■事務総長挨拶
第 11 回模擬国連会議関西大会。11 回目を迎える今年、大きな変化が訪れます。
一つ目、会議数が 6 つになったこと。人数は今までと変えることなく、会議数を増やしました。
より少人数でより充実した会議が可能となるでしょう。サークルに入ったばかりでまだ模擬国連に
不安を感じている、そんなあなたでも一大使としての役割の重要性が増します。ぜひチャレンジし
てみてください。チャレンジしてこその模擬国連です。
二つ目、京都国際会館で会議を行うこと。京都国際会館といえば、あの京都議定書が結ばれた地
です。すべてがまさに「本物」
。ただ模擬国連会議に参加するだけ以上のことが、そこにはあると断
言できます。そして京都は観光スポットにも恵まれており、会議で仲良くなった人と終わった後に
観光…などもいいかもしれません。
人との出会い等、全国大会にはその他にも色々な楽しみがあります。皆様が満足できる大会にな
るようスタッフ一同、日々努力を重ねています。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
最後に、今回の東日本大震災で被災された方々に謹んでお見舞い申し上げるとともに、犠牲にな
られた方々には心よりご冥福をお祈り申し上げます。このような未曾有の国難の中、例年通り大会
を開催することに関しては大きな葛藤もありましたが、予定通り実施しますことをご了承下さい。
第 11 回模擬国連会議関西大会運営事務局
事務総長 中川大輔
■模擬国連の概要
模擬国連活動は 1920 年代にハーバード大学で行なわれた模擬国際連盟会議にその起源を遡り、
今
や大学の授業の一環として扱われるなど、世界中の学生が参加している活動です。日本における模
擬国連活動は、1983 年に上智大学の緒方貞子教授(当時)の顧問の下に発足した模擬国連実行委員会
を機に、現在では大学生のサークル活動として定着しています。本大会の主催団体は日本模擬国連
です。2010 年 1 月 1 日より、旧来の主催団体であった関西模擬国連と模擬国連委員会が一つに統合
され、新しい体制がスタートしました。
模擬国連会議では、ある国際問題に関連する国際会議を想定し、参加者が一国の大使として政策
立案をして会議に臨み、担当国の外交戦略に基づいて利害関係の異なる他国の大使との交渉を繰り
広げます。
この活動には、国際問題への理解のみならず、担当国の政策立案や外交戦略を立てるためのリサ
ーチ、会議において多角的な外交交渉が求められるという点で、単なるディスカッションとは異な
る特殊性があります。国際会議を擬似的に体験することで各国の政治的立場とその関係、そして国
際社会の役割の限界と可能性を体感できる貴重な活動であると言えるでしょう。
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■大会テーマとその解説
「点と点をつなぐ」
1945 年、2 度にも及ぶ悲惨な戦争を経験した国際社会は 1 つの新しい国際機関を設立し
ました。その名は「国際連合」
、世界が団結した瞬間でした。その後、国際連合は長きに渡
る冷戦、多くの植民地独立による加盟国の増加、環境問題等の新たな国際問題の勃発など
の壁に直面しながらも、様々な国益が絡み合う国際問題に対して、国連としての答え、言
いかえれば世界に存在するほぼ全ての国の同意を提示してきました。
では、国連としての答え、国連における合意はどのようにして生まれてきたのでしょうか。
現在の国連に存在する様々な議事録、決議案、決議を見てみましょう。そこには大使が
他国の大使と様々な交渉を繰り広げ、時には衝突、妥協によって合意を生み出していく様
子を見ることができます。交渉や妥協とは、各国大使たちが自国の国益と他国の国益をつ
なぎ、時にはぶつかりあい、そこから新しい国益と国益のつながりを生み出し、自国の国
益と国際益をつなぐということでしょう。国連が残してきた多くの決議、宣言、条約は、
それらのつながりの集合体なのかもしれません。
「たとえ大国であっても、単独で問題に対処することはできない」とワルトハイム元国
連事務総長の言葉にもある通り、経済、環境、人権問題といった、国境を越え、もはや一
国では解決できない国際問題は、他国との広範な協力が必要であり、その協力や支援を得
るために各国は自国と他国をつないでいくより他ないでしょう。参加者の皆さん扮する各
国首脳・大使たちは自国の国益を他国の国益につなぎ、妥協や協力を引き出し、問題の解
決につなげていかなくてはなりません。
また、近年はオスロ条約や気候変動条約締約国会議などでみられるように、従来の国連
の中心にあった国家だけでなく、非政府団体や市民が国連とつながることで、世界的な問
題の解決に大きく貢献することも増えています。
このようにみなさんが模擬国連活動でシミュレートする会議の成果に「つながる」交渉
や妥協の根底にはたくさんの加盟国の「つながり」が存在することから、今年度のテーマ
を「点と点をつなぐ」とさせて頂きました。
「点」と「点」は参加者によって異なるでしょう。大使として「担当国」と「他国」をつ
なごうとする一方で、
「自身」と「担当国」をつなげようとして、ジレンマに悩むかもしれ
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-点と点をつなぐません。また、時には「過去」と「現在」をつなぐこともあるかもしれません。会議だけ
でなく関西大会の様々なイベントを通して、皆さんの周りにたくさん散らばる「点」を、
皆さん自身で拾ってつなげて欲しいという願いから、「点」の内容は明確化していません。
あなたの「現在」とあなたの「未来」をつなぐために、あなたはどんな「点」をつなぎ
ますか?
様々な「点」を用意して、皆さんを夏の歴史ある京都でお待ちしています。
第 11 回模擬国連会議関西大会 研究統括
廣政怜未
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■各会議の紹介・議題解説
The Situation in Kosovo
コソボ情勢
国連安全保障理事会 (SC)
募集人数
16 名(オブザーバー含む)
会議監督
土井 翔平 (京都研究会老メン、京都大学法学部 3 回生)
議長
中島 兵 (日吉研究会神メン、慶應義塾大学商学部 4 回生)
秘書官
本間 愛珠 (早稲田研究会旧メン、学習院大学法学部 2 回生)
使用言語
日本語/日本語/英語 (公式/非公式/決議)
なぜ人や国家は争うのでしょうか?
どうすれば平和は実現できるのでしょうか?
そして、平和とは何なのでしょうか?
人類が登場して以来、未だに解決されないこの問題を、コソボ情勢を題材にして考えるこ
とがこの会議のテーマです。多くの方はコソボ問題を、1999 年の NATO による「人道的介
入」の問題として考えているかもしれません。しかし、コソボ問題はそれだけではなく、ま
た、未だに続いている問題でもあります。
1991 年にバルカン半島に存在していた多民族国家のユーゴスラビア連邦は、民族紛争が
発生して崩壊していき、
セルビア領内のコソボ自治州でもアルバニア人達が独立を掲げて戦
争が始まりました。戦争は激化の一途を辿りましたが、国際法上、武力介入に必要な安保理
決議は常任理事国のロシアや中国などの拒否権で採択の見込みはなく、1999 年に NATO は
人道的破局の回避を理由に安保理決議のないまま空爆を敢行しました。その後、コソボの地
位を巡るセルビアとコソボの交渉は決裂し、2008 年にコソボは一方的な独立宣言を行いま
した。
今回、皆さんには 1998~1999 年の空爆直前から直後にかけての安全保障理事会の一連の
流れをシミュレートして頂きます。
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コソボを巡り欧米諸国と途上国との間で、大きく分けると 3 つの対立軸があります。
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1.
内戦、民族紛争は国際の平和を脅かすのか? ―― 欧米諸国は一国の中の武力衝
突も国際の平和を脅かすとする一方、途上国は国内問題だとしました。
2.
コソボ情勢を解決するために武力介入をするべきか? ―― 欧米諸国は武力介入
でしか解決できないと主張しましたが、途上国は内政不干渉原則に反するとしました。
3.
人道を理由に安保理決議のない武力行使は認められるか? ―― 欧米諸国は人道
危機を見過ごせないとしましたが、途上国は国際法に違反すると主張しました。
これら 3 つの問題だけでも十分に思考し、議論する意味があると言えます。しかし、コソ
ボ問題の奥に踏み込めば、人権や国家主権、民族といった今日の国際社会の根底にある概念
とそれらが抱える問題に直面します。別の角度からは、アメリカのユニラテラリズムや国際
連合の限界などの問題も指摘されており、まさにポスト冷戦期の国際秩序は変動の時期にあ
ると言えるでしょう。これらの問題は今日の国際秩序のあり方について挑戦を突きつけてい
るのであり、その点でコソボ問題は格好の題材となります。
この議題は奥が深い一方で議論がしやすいため、会議では思考し、議論することの楽しさ
を実感してもらえます。さらに、皆さんの世界を見る目を養い、今後の模擬国連活動をより
充実させてくれます。安全保障やコソボ問題に興味がある方はもちろん、新しい視点から世
界の変化を見たい方もぜひ参加して下さい、議場でお待ちしています。
【参考文献・URL】
千田善『なぜ戦争は終わらないか』(みすず書房、2003 年)
ノーム・チョムスキー『アメリカの「人道的」軍事主義』(現代企画室、2002 年)
木村元彦『終わらない民族浄化』(集英社、2005 年)
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安全保障理事会の非常任理事国の任期は 2 年間で、1 年毎に半数の理事国は改選され、時には地域代表と
して議題に関してリサーチや国益の発見が見出すことが困難な国も選出されています。以上の理由から、
今会議では会議監督が実際の理事国とは異なる国々を国割に入れており、実際の会議(1998-1999)における
理事国とは若干異なっています。
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The Further Development of Information Society
情報社会の発展
国連総会本会議 (GA-Ple)
募集人数
会議監督
38 名
中野 宏祐 (京都研究会老メン、京都大学法学部 3 回生)
議長
村上 梨子 (京都研究会神メン、立命館大学国際関係学部 4 回生)
秘書官
豊原 智恵 (国立研究会旧メン、東京外国語大学外国語学部 2 回生)
使用言語
日本語/日本語/英語 (公式/非公式/決議)
科学技術は人間の世界を大きく広げ、そして小さく縮めて行きました。航海技術が発達
したことにより、人々はかつて見ることのできなかった海の果てへと到達することができ
るようになり、今度は航空技術が発達したことにより、地球の裏側へ 1 日で行くことがで
きるようになりました。そして、現在では世界中のあらゆる情報に瞬時にアクセスするこ
とができます。情報通信技術、つまりインターネットこそが、最も「世界を縮小」した技
術なのではないでしょうか。
現在の標準規格を用いたインターネットが登場したのが 1983 年、家庭に急速に普及し始
めたのが Microsoft Windows 95®が登場した 1995 年、そして現在では、音楽や動画を楽しん
だり、役所の手続きを申請したり、様々な情報を調べたりと、インターネットは私たちの
生活に必要不可欠なものとなりました。わずか数十年でこれほどのめざましい発展を遂げ、
世界を変えた技術はそうそうありません。模擬国連の活動においても、リサーチや事前交
渉、広報など様々な面でインターネットの恩恵を受けていますね。
しかし、インターネットが私たちの生活と密着しているがゆえに、様々な問題を引き起
こしていることもまた事実です。犯罪やサイバーテロの国際的な対策が望まれる一方で、
有害な情報を取り締まるという名目でインターネットの検閲を行い、表現の自由を侵害し
ている国もあり、ミャンマーや中国、そして中東諸国などは「インターネットの敵」とし
て国境無き記者団などから非難されています。また、これらの国でなくとも、WikiLeaks や
YouTube などで機密情報を流出させた場合に逮捕されてしまうといったケースもあります。
また、
チュニジアに端を発したデモも Facebook や Twitter がきっかけとなり拡大したとして、
インターネットの影響が指摘されています。また一方で、インフラが未発達でインターネ
ットの恩恵に与れない「デジタル・デバイド」も問題になっています。
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-点と点をつなぐ従来インターネットは国際的な議論とは関係のないところで独自に発展してきましたが、
近年では国連の組織である電気通信連合(ITU)による世界情報サミット(WSIS)や、インター
ネットガバナンスフォーラム(IGF)によって、国際的な議論も進展してきました。IGF は、
65 会期の国連総会の決議によりその任期がさらに 5 年延長されたばかりであり、2011 年は
まさにインターネットの議論を振り返る節目の年であると言えます。国際社会の議論にお
いては、インターネットの管理運営問題やインターネットの規制の問題など、まだまだ十
分な議論がなされてなく、結論の出ていない分野も多く、今回の会議では、そのような問
題について議論して頂きます。
国連の会議というと、核軍縮や難民など普段の私たちの生活とは少し離れたところにあ
る問題を扱うイメージが強いですが、インターネットという皆さんの身近にあるものも国
際問題を生み出し、国連で議論され始めています。皆さんと密接に関わるインターネット
に焦点をあてる今会議を通じて、皆さんの日常生活と国際社会とがつながることを期待し
ています。
【参考文献・URL】
国際社会経済研究所監修『ネット戦争 サイバー空間の国際秩序』(NTT 出版、2007 年)
山本達也『アラブ社会の情報統制』(慶應義塾大学出版、2008 年)
「3 分間ネットワーク」
http://www5e.biglobe.ne.jp/~aji/3min/
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Promotion and Protection of Human Rights
-Question of Death Penalty, and Sexual Orientation and Gender Identity-
人権の保護と促進
―死刑問題と性的指向・性自認の観点から―
国連総会第 3 委員会 (C3)
募集定員
36 名
会議監督
伊東 和貴 (国立研究会老メン、一橋大学社会学部 3 回生)
議長
矢田 結 (四ツ谷研究会老メン、東京外国語大学外国語学部 3 回生)
秘書官
船越 郁美 (京都研究会老メン、立命館大学国際関係学部 3 回生)
書記官
尾関 真規子 (日吉研究会老メン、明治学院大学法学部 3 回生)
使用言語
日本語/日本語/英語 (公式/非公式/決議)
“Promotion and Protection of Human Rights”(人権の保護と促進)という議題は、人権問題を主
に取り扱う国連総会第 3 委員会で取り扱われ、世界各地で生じている様々な人権問題につ
いて、勧告が成され、また人権のあり方について議論が成されてきました。
本会議では、この「人権の保護と促進」という議題の下で、「死刑問題」と「性的指向・
性自認」という 2 つのトピックについて議論して頂きます。
「死刑問題」は、我が国日本でも幾度となく議論され、
「死刑廃止」と「死刑存置」の対
立が鮮明なまま、今日に及んでいます。視線を国際社会に移してみると、同様に「死刑廃
止」と「死刑存置」の深い対立が、廃止国と存置国の間ではっきりとしています。
「性的指向・性自認」
、LGBT(レズ・ゲイ・バイ・トランスジェンダー)という性的マイノ
リティーの人々に関わる人権問題は、過去に、経済社会理事会、人権委員会、そして人権
理事会で議論が成されてきました。第 3 委員会では近年、いくつかの国によって共同宣言
が出され、議論の必要性を訴えています。この問題も、国際社会での対立が明確です。
この 2 つのトピックについて私たちが現実社会を見渡してみると、そこに関連性を見出
すことはなかなかないのかもしれません。一見連関なき問題だが、「人権」という切り口で
両者をつないでみると、何か見えてくるものがあるのではないか、私はそう信じています。
最後に、国連憲章の一文を読んで頂きたい。国連大使という立場になってまで、我々が
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-点と点をつなぐ何故この問題について論ずる必要があるのか、思索をめぐらせて頂きたいです。
基本的人権と人間の尊厳及び価値と男女及び大小各国の同権とに関する信念を改めて確
認し、
経済的、社会的、文化的又は人道的性質を有する国際問題を解決することについて、並
びに人種、性、言語又は宗教による差別なくすべての者のために人権及び基本的自由を尊
重するように助長奨励することについて、国際協力を達成すること。
【参考文献・URL】
芦田健太郎ほか『ブリッジブック 国際人権法』(信山社、2008 年)
中野進『国際法上の死刑存置論』(信山社、2001 年)
Amnesty International
http://www.amnesty.org/en
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Report of the Human Rights Council
先住民の権利
国連総会第 3 委員会 (C3)
募集人数
35 名
会議監督
南場 俊祐 (京都研究会老メン、京都大学法学部 3 回生)
議長
新谷 千織 (京都研究会老メン、同志社大学法学部 3 回生)
秘書官
山下 麻里奈 (国立研究会老メン、東京外国語大学外国語学部 3 回生)
使用言語
日本語/日本語/英語 (公式/非公式/決議)
1948 年冬、ニューヨークにて 1 つの宣言が誕生します。
「人類は平等で固有の尊厳をもち、恐怖や欠乏のない世界こそが人類最高の願望である」
世界人権宣言と呼ばれるこの宣言は、言語に絶する 2 度の悲哀の末、人類が普遍的な人
権を有することを謳いあげています。
しかし、そこには闇に葬られた 1 つの「人権」がありました。それは「先住民の権利」
です。当初は宣言案に記されたものの、反対派の巧妙な論理によって、宣言からは完全に
削除されてしまったのです。先住民の「声」が世界へ届くことはありませんでした。
閉ざされた「声」を伝えるため、彼らは闘い続けます。そして 2006 年、長年の議論の集大
成となる一本の決議案が、ついに人権理事会から国連総会へ送られます。国連総会での議
論は熾烈を極めました。アフリカ提案による審議延長、アメリカ・カナダ・オーストラリ
ア・ニュージーランド等による大幅な文言修正要求。宣言反対派の強烈な圧力によって、
採択は暗礁に乗り上げたかに見えました。
しかし、先住民族グループや、グアマテラ・メキシコ・ペルーを中心とする宣言支持派
の粘り強い交渉が功を奏し、2007 年 9 月、ついに「先住民の権利に関する宣言」が採択さ
れます。世界人権宣言が打ち出された、実に 59 年後のことでした。
採択された「先住民の権利に関する宣言」は、先住民族が国際法の主体とされ、その権
利の普遍性が認められた点で、大きな価値を有しています。しかし、先住民の独立を恐れ
る国々によって先住民の自決権が大きく制限されるなど、そこには大きな妥協の跡が残さ
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-点と点をつなぐれていました。さらに致命的な欠点として、投票時に 4 カ国が反対を表明したため、コン
センサスで宣言を採択することができませんでした。
今回皆さんには時計の針を 2007 年に戻して、人権理事会から国連総会に送られた決議案
の審議を行って頂きます。各国が国益をぶつけ合う中、どうすれば先住民の「声」をより
反映できたのか、どうすればコンセンサス採択が可能であったのか、過去と現在を繋げて
考えて頂きたいと思います。
2011 年夏、京都にて皆さんが現実と理想の狭間で大いに悩み、知恵を絞りながら、現実
を「超える」決議を創り出すことを期待しています。
【参考文献・URL】
寿台順誠『世界人権宣言の研究』(日本図書刊行会、2000 年)
上村英明『
「先住民族の権利に関する国際宣言」獲得への長い道のり』(明治学院国際平和研
究所、2008 年)
「市民権獲得 40 周年、先住民アボリジニの現在」http://www.youtube.com/watch?v=o8f1M2VnTpA
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Matters of Climate Change –Establishing the Framework beyond 2013
気候変動に関する問題
2013 年以降の枞組みの創設
第 17 回国連気候変動枞組条約締約国準備会合(Pre-COP17)
:南アフリカ・ダーバン
募集人数
43 名(ペアデリ含む)
会議監督
中川 慶 (日吉研究会老メン、慶應義塾大学経済学部 3 回生)
議長
原田 雅子 (駒場研究会老メン、聖心女子大学文学部 4 回生)
秘書官
船田 亜梨沙 (早稲田研究会老メン、慶應義塾大学経済学部 3 回生)
金澤 良太 (京都研究会老メン、立命館大学国際関係学部 3 回生)
使用言語
日本語/日本語/英語 (公式/非公式/決議)
第一次世界大戦後は、「軍艦」の削減交渉に各国がしのぎを削った。第二次世界大戦後、
各国が火花を散らしたのは「核」の削減交渉であった。そして現在、国際社会における削
減交渉の対象は「二酸化炭素」だ。―『武器なき“環境”戦争』より
産業革命以降、人類は地球環境を犠牲にしながら経済的発展を遂げてきた。20 世紀にな
り、ようやく人類は地球環境を顧みるようになった。1997 年 12 月、国立京都国際会館で開
催された第 3 回国際連合気候変動枞組条約締約国会議(COP3)において、京都議定書が採択
された。これは紛れもなく地球環境をめぐる国際交渉の新局面であり、「環境の世紀」の幕
開けを告げるものとなった。
その歴史的な出来事から 10 年以上が経過した。今、京都議定書は期限切れを迎えようと
している。具体的に言えば、京都議定書においては、2008 年から 2012 年までの「第一約束
期間」は温室効果ガスの削減に関する枞組みがあるが、2013 年以降の「第二約束期間」の
枞組みは存在しない。つまり、このままでは温室効果ガスの削減に関する枞組みがないま
ま 2013 年を迎えることになるのだ。
だが、この事態を国際社会は看過してきたわけではない。COP15、16 において、この事
態に対処しようとした。しかし、一昨年のデンマーク・コペンハーゲンで開催された COP15
では思うような成果を出すことはできなかった。昨年のメキシコ・カンクンで開催された
COP16 では、一定の成果を出すことに成功したとする意見が多いが、京都議定書の期限切
れ問題を打開することはできなかった。
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-点と点をつなぐ今年 12 月に南アフリカ・ダーバンで開催される COP17 において、京都議定書の期限切れ
に対して有用に対処されなければ、気候変動に関する国際的で法的拘束力のある枞組みが
ないまま、2013 年を迎えることとなる。こうして、地球環境をめぐる国際交渉は一切予断
を許さない局面に到達しているのだ。
この会議においては、一部の国をペアデリ制とし、実際の COP 同様に非政府機関・国際
機関をいくつか設定しました。また、この会議は COP17 を 1 ヶ月後に控えた準備会合とし、
COP17 に直接影響を及ぼすものとします。つまり、この会議の直後にある COP17 の成否を
左右することになるでしょう。このような緊迫感を感じつつ、かつ学生の視点を踏まえ、
地球環境をめぐる国際交渉を体感したいと考えている方のご参加をお待ちしております。
【参考文献・URL】
池上彰・手嶋龍一『武器なき“環境”戦争』(角川 SSC 新書、2010 年)
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Establishment of the Covenant of the League of Nations
国際連盟規約策定における諸問題の検討
パリ講和会議国際連盟委員会 (Paris Peace Conference/PPC)
募集定員
20 名(オブザーバー・ペアデリ含む)
会議監督
毛利 浩明 (京都研究会老メン、京都大学経済学部 3 回生)
議長
武市 優莉奈 (駒場研究会旧メン、東京大学教養学部 2 回生)
秘書官
岡見 有純 (京都研究会旧メン、立命館大学政策科学部 2 回生)
使用言語
なし/日本語/英語 (公式/非公式/決議)
1920 年 1 月 10 日
現在の国際連合、その原点ともいえる国際連盟は、第一次世界大戦という人類史上最も
大きな惨禍を契機とし、その講和会議であるパリ講和会議において設立された。というこ
とは誰もが歴史の授業で学習し、ご存知のことと思います。
しかし、実際の議論の内容は多くの方がご存知ないでしょう。国際連盟規約起草のため
の専門機関、国際連盟委員会が開かれたパリのホテル・クリヨン 351 号室では、合衆国大
統領ウィルソン議長の下で、1919 年 2 月 3 日から 4 月 11 日まで、
一国一票制と理事会構成、
集団安全保障、合衆国の「モンロー主義」に関する条項、そして人種平等を謳った条項ま
で、様々な観点から戦後の国際秩序を決定するための議論が行われました。そこでは、合
衆国・英国・フランスをはじめとした大国とその他の小国の思惑、合衆国大統領ウィルソ
ンの理想と連邦議会の反対という現実、さらには白人優位主義を掲げる豪州・英国と日本・
中国の対立等、各国の国益、政治家・外交官としての理想、そして参加国のパワーがぶつ
かりあった、まさに「外交」が展開されていたのです。
この会議では、約 2 ヶ月間にわたり開かれた史実の会議における様々な論点の内から、
会議監督がピックアップした数点(一国一票制・理事会構成、人種平等条項等)について、史
実同様、15 カ国で議論を行って頂きたいと思います。
模擬国連において、過去の出来事を題材として会議が行われることは非常に稀有である
と思います。参加人数の制約、リサーチの難しさ、その理由は様々であるとは思います。
無論、現在未解決の国際問題に対して各担当国の立場から国益あるいは解決策を模索する
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-点と点をつなぐという、通常のシミュレーションにおける目的は非常に有意義なものです。しかしその一
方で、過去の外交官・政治家が下した決断、そして何よりもその決断が国際社会にもたら
した影響というものを担当国の立場から検討し、政府代表自身の思考というものも踏まえ
た上で議論を行うことも、国際政治を理解する一助となるのではないでしょうか。
またこの会議は、会議監督の模擬国連会議への参加経験等を踏まえ、従来行われている
「一般的な」模擬国連会議とは一線を画するものとなっています。具体的には、
「公式発言
や文言作成の時間を極力省き、いわゆる非公式討議の時間を会議の大半とすることによっ
て、議論重視の会議とする」
「通常の模擬国連会議では形式的な役割しか果たさない議長の
役割を史実同様に高め、議論をまとめる上での中心的役割を議長に担わせる」といったこ
とが挙げられます。
今から 1 世紀前の外交・パワーバランスを体感したい方、議論重視の会議モデルを経験
したい方、単純に歴史が好きな方、United Kingdom ではなく British Empire を担当してみた
い方…
この会議に参加するために求められるものは、少しの好奇心と会議を楽しみたい
という気持ちのみです。
【参考文献・URL】
篠原和枝『国際連盟』(中公新書、2010 年)
David Hunter Miller 『The drafting of the Covenant』(1928 年)
鹿島守之助『日本外交史 12 パリ講和会議』(鹿島研究所出版会、1983 年)
http://www.youtube.com/watch?v=L7KN5h8YHrE
(NHK 「その時歴史は動いた 第 85 回 日
本の夢、ベルサイユに散る‐パリ講和会議、人種差別撤廃案の挫折‐」より)
http://ameblo.jp/kmunc11-ppc/ (KMUNC11 パリ講和会議(PPC)ブログ)
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-点と点をつなぐ-
■設定国発表
各会議に設定されている国、及びオブザーバーの中から、ご希望の国または機関をお選び
下さい。
○:お選び頂けます。(②はペアデリゲイツ)
△:お選び頂けますが、投票権がありません。
-:お選び頂けません。
安全保障理事会(SC)
16 名(オブザーバー含む)
※ 安全保障理事会の国割りは、会議設定時期には安全保障理事会非常任理事国に選出さ
れていない国も含まれております。詳しくは p.5[各会議の紹介・議題解説]をご覧下さ
い。それらの国には*が付いています。
国連総会本会議(GA-Ple )
38 名
国連総会第 3 委員会(C3【人権の促進】)
36 名
国連総会第 3 委員会(C3【先住民の権利】)
35 名
※ 二つの国連総会第 3 委員会が設定されていますので、お間違えのないようにお選び下
さい。
気候変動枞組み条約第 17 回締約国会議準備会合(Ple-COP17)
43 名(ペアデリ含む)
パリ講和会議国際連盟委員会(PPC)
20 名(オブザーバー・ペアデ
リ含む)
※
パリ講和会議国際連盟委員会(PPC)設定国については、実際の会議の英語公式文書に記
載された国名を用いています。従って今日の国連の英語公式文書に記載される国名と
は一致しないことがありますのでお気を付け下さい。
Area
Africa
Country
SC
GA-Ple
C3【人権】
C3【先住民】
COP
PPC
Algeria
-
-
○
○
-
-
Angola
-
-
-
-
○
-
Botswana
-
-
○
-
-
-
Egypt
○*
○
○
-
○
-
Ethiopia
-
-
○
○
-
-
Ghana
-
-
-
○
-
-
Kenya
-
-
-
○
-
-
Libyan Arab Jamahiriya
○*
○
-
-
-
-
- 17 -
-点と点をつなぐCountry
SC
GA-Ple
C3【人権】
C3【先住民】
COP
PPC
Mali
-
-
○
-
-
-
Morocco
-
○
-
-
-
-
Nigeria
-
○
-
-
-
-
Sierra Leone
-
-
-
○
-
-
South Africa
-
○
-
○
②
-
Sudan
-
-
○
-
○
-
Uganda
-
-
○
-
-
-
Bangladesh
-
-
-
○
○
-
China
○
○
○
○
②
○
DPRK
-
○
-
-
-
-
India
○*
○
○
○
○
-
Indonesia
-
○
○
-
-
-
Japan
○
○
○
○
②
②
Malaysia
○
○
○
-
-
-
Maldives
-
-
-
-
○
-
Myanmar
-
○
-
-
-
-
Pakistan
-
-
○
-
-
-
Philippines
-
-
○
-
-
-
Republic of Korea
-
○
-
○
-
-
Singapore
-
-
-
-
○
-
Thailand
-
○
-
○
-
-
Vietnam
-
○
-
-
-
-
Georgia
-
-
-
○
-
-
Islamic Republic of Iran
-
○
○
-
○
-
Israel
-
○
-
-
-
-
Kazakhstan
-
-
-
-
○
-
Central Asia and
Kuwait
-
-
-
-
○
-
Middle East
Lebanon
-
-
-
-
-
-
Russian Federation
○
○
○
○
○
-
Saudi Arabia
-
○
○
-
○
-
Syria
-
○
○
-
-
-
Turkey
-
○
-
-
-
-
Antigua and Barbuda
-
-
○
-
-
-
Argentina
○
-
○
○
-
-
Asia
18
-点と点をつなぐCountry
SC
GA-Ple
C3【人権】
C3【先住民】
COP
PPC
Barbados
-
-
○
-
-
-
-
-
○
○
-
Latin America and the
Bolivia
Caribbean
Brazil
○
○
○
○
○
○
Chile
-
-
○
-
-
-
Colombia
-
-
-
○
-
-
Cuba
-
○
-
-
-
-
Guatemala
-
-
-
○
-
-
Mexico
-
○
-
○
○
-
Peru
-
-
-
○
-
-
Trinidad and Tobago
-
-
-
-
○
-
Venezuela
-
○
-
-
○
-
Australia
-
○
○
○
○
△
Fiji
-
-
-
-
○
-
New Zealand
-
○
-
○
-
-
Tuvalu
-
-
-
-
○
-
Belgium
-
○
-
-
-
○
British Empire
-
-
-
-
-
②
Canada
○
○
○
○
○
-
Croatia
-
-
○
-
-
-
-
-
-
-
○
Oceania
Czech-Slovak Republic
Europe and North
America
-
Denmark
-
-
-
○
○
-
Federal Republic of Yugoslavia
○*
-
-
-
-
-
Finland
-
-
-
○
-
-
France
○
○
○
○
○
②
Germany
-
○
○
○
○
-
Greece
-
-
-
-
○
○
Iceland
-
-
-
-
○
-
Italy
-
-
○
-
○
②
Luxemburg
-
○
○
-
-
-
Netherlands
-
○
○
-
○
-
Norway
-
○
○
○
○
-
Poland
-
-
○
-
-
○
Portugal
-
-
-
-
-
○
Romania
-
-
-
-
-
○
- 19 -
-点と点をつなぐ-
Observer
Country
SC
GA-Ple
C3【人権】
C3【先住民】
COP
PPC
Serbia
-
-
-
-
-
○
Slovenia
○
-
-
-
-
-
Spain
○*
○
-
-
-
-
Sweden
-
-
-
○
○
-
Ukraine
-
-
-
○
○
-
United Kingdom
○
○
○
○
②
-
United States of America
○
○
○
○
②
②1
Amnesty International
-
-
-
△
-
-
Climate Action Network
-
-
-
-
△
-
Holy see
-
-
○
-
-
-
IPCC
-
-
-
-
△
-
Reporters Without Borders
-
△
-
-
-
-
UN Special Rapporteur
-
-
-
△
-
-
¹ 議長とのペアデリとなります
20
-点と点をつなぐ-
■大会スケジュール・会場紹介

大会スケジュール
11:00~
12:00~13:30
1 日目
受付開始
開会式
9:30~
1st Meeting
夕食
2nd Meeting
2 日目
朝食
3rd Meeting
昼食
4th Meeting
夕食
5th Meeting
9:30~
3 日目
朝食
6th Meeting
昼食
Review
16:00~17:30
18:30~20:30
20:30
閉会式
レセプション
20:30
20:30
終了
終了
終了
※ 都合により、やむなく内容及び時間を変更させて頂く場合がございます。

会場紹介
会議会場
国立京都国際会館
http://www.icckyoto.or.jp/
宿泊施設
グランドプリンスホテル京都
http://www.princehotels.co.jp/kyoto/
※ 会場に関してのお問合わせは、必ず大会運営事務局までお願い致します。
本大会へのお問合わせ方法につきましては、p.27[お問合せ先]をご参照下さい。

会場へのアクセス
JR 線「京都」駅をご利用の方
市営地下鉄烏丸線で約 20 分(市営地下鉄烏丸線「国際会館駅」下車)
阪急京都線「四条烏丸」駅をご利用の方
市営地下鉄烏丸線で約 16 分(同上)
京阪本線「京阪三条」駅をご利用の方
市営地下鉄東西線・烏丸線で約 20 分(同上)
※ 各所要時間は、交通事情等により変動する場合があります。
※ 空港などをご利用になる方でアクセスについてご質問のある方は、本大会運営事務局ま
でお問い合わせ下さい。
■参加申込方法・参加費
本大会へのお申込みは、いずれの受付期間中も本大会公式ウェブサイトからのみとさせて
頂きます。
- 21 -
-点と点をつなぐ第 1 次申込受付期間
5 月 23 日(月) 0:00 ~ 6 月 13 日(月) 24:00
第 2 次申込受付期間
7 月 4 日(月) 0:00
~ 7 月 12 日(火) 24:00
※ 第 1 次申込締切日の時点で定員に達した場合、第 2 次以降は行わず、キャンセル待ち
の申込みに切り替えさせて頂きますのでご了承下さい。
(p.23[キャンセル待ちについて]参照)
※ 第 1 次申込期間内に定員を上回るお申込みがあった場合は、その時点で募集を打ち切
り、先着順にて参加者を決定させて頂きます。その際、定員から漏れてしまった方に
は、キャンセル待ち受付を優先的にご案内させて頂きます。
※ 第 2 次申込以降は、先着順で随時決定させて頂きます。この期間内に定員に達した場
合も、その後の受付は全てキャンセル待ちとさせて頂きます。
※ 第 2 次申込締切日の時点で定員に達しなかった場合のみ、第 3 次申込を行います。
詳細につきましては、実施決定後に本大会公式ウェブサイトなどにてお知らせ致しま
す。

お申込み方法
1.
参加申込み
本大会公式ウェブサイト(http://www.kansai-mun.org/kmunc11/)の参加申込みフォー
ムより、手順に従い必要事項を入力した上で送信して下さい。
2.
参加費振込み
・下記の口座に大会参加費をお振込み下さい。
・振込人氏名には必ず参加者ご本人のお名前をご入力下さい。
ご入力が無い場合、参加費の確認ができない場合がございます。
・参加費は、参加申込期間最終日より 3 日以内(第 1 次申込受付期間中に申込まれ
た方は 6 月 16 日まで、第 2 次申込受付期間中に申込まれた方は 7 月 15 日まで)
にご入金頂きますようお願い致します。
参加費
(朝食・昼食・夕食 各 2 食付)
一括払い
21,000 円(レセプション費込)
分割払い
1 回目……10,500 円
2 回目……10,500 円
支払い〆切:7 月 12 日(火)
お振込先口座
三菱東京 UFJ 銀行 聖護院支店
普通預金口座 店番:445 口座番号:0048332
ダイジユウイツカイ モ ギ コクレンカイギカンサイタイカイ ソウムトウカツ ト ダ サ キ コ
名義人: 第 1 1 回 模擬 国 連 会議 関 西 大 会 総務 統 括 戸田早紀子
※ 本大会公式ウェブサイトよりお申込みをされた時点において、参加申込み完了とさせ
て頂きます。この参加申込み完了後の参加費振込みが遅れますと、資料送付等が遅れ
る場合がありますので、忘れずに必ずお振込み頂きますようお願い致します。なお、
一定期間お振込み頂けない方は参加される意志がないとみなし、自動的にキャンセル
となりますのでご注意下さい。
22
-点と点をつなぐ
参加費分割払いについて
本大会では、一括払いと分割払いを選択できます。参加申込時にお支払い方法をお選び
下さい。分割払いは、第 1 次申込期間内にお申込み頂いた方に限りご利用頂けます。それ
以降にお申込み頂いた方はご利用頂けませんので、ご注意下さい。
※ 分割払い 2 回目の振込期限日は 7 月 12 日(火)です。必ず期日までにご入金下さい。
※ なお、前後泊費の分割払いは受け付けておりませんのでご注意下さい。分割払いを希
望される方で前後泊をなさる場合は、1 回目のお振込み時に前後泊費(1 泊あたり 6,000
円)をお振込み下さい。
■キャンセル待ちについて
参加定員に達するお申込みを頂き次第、本大会公式ウェブサイトよりキャンセル待ち受
付を開始します。こちらに申込まれた方には、参加者のキャンセルが発生次第、キャンセ
ル待ち申込みの先着順でキャンセル発生のご案内をさせて頂きます。
※ 第 1 次申込期間中に、参加定員に達するお申込みを頂いた場合は、第 2 次・第 3 次申込
受付を行わず、7 月 1 日(金)本大会公式ウェブサイトにてキャンセル待ちの募集を開始
します。なお、第 1 次申込期間内に参加申込みを済まされていたにもかかわらず定員か
ら漏れてしまった方については、優先的にキャンセル待ち申込みのご案内・受付を致し
ます。
※ 第 2 次申込期間中に定員に達した際は、その時点からキャンセル待ち申込みの受付を開
始します。なお、第 2 次申込期間中に参加申込みを済まされていたにもかかわらず定員
から漏れてしまった方については、優先的にキャンセル待ち申込みのご案内・受付を致
します。
■一般演説について
本大会では、開会式におきまして「一般演説」という形式で、数カ国の代表により全て
の参加大使に向けて担当国の基本外交政策や参加会議への抱負などを演説して頂く機会を
設けます。一般演説は、今大会に参加される方であれば行うことが可能です。
ご希望の方は、参加申込みの際に申込フォームの該当箇所にチェックをして頂いた上で、
第一希望国に担当国が決定した前提で以下の 2 点の項目を各 300 字程度でご記入下さい。
- 23 -
-点と点をつなぐ① 一般演説に対する希望理由と意気込み
② 今大会テーマである「点と点をつなぐ」を踏まえて、現段階で本大会において何と何
をつなぎたいか
演説者が多数の場合には、上記の希望理由、担当国、会議ごとのバランスを考慮して決定
させて頂きますので、予めご了承下さい。
本大会の一般演説は、現実の大使によってなされる国際会館で、大勢を前でスピーチを
行なう数少ないチャンスでもあります。皆様の積極的なご応募をお待ちしております。
■前泊・後泊について
遠方から参加される方、時間に余裕をもって移動されたい方、大会後に観光を予定されて
いる方に、大会運営事務局が前泊・後泊ならびに後々泊の手配をいたします。
前泊(8 月 22 日)・後泊(8 月 26 日)・後々泊(8 月 27 日)ともに
費
用
6,000 円(宿泊費+朝食、消費税込)
宿 泊 場 所
グランドプリンスホテル京都
宿 泊 部 屋
ツインまたはトリプル
お申込みは、参加申込み時に併せて受付けております。フォームをご用意致しますので、
ご利用の際には、そちらにてお申込み下さい。
なお、参加申込み時に前後泊を希望されなかった方でも、追加希望されることは可能で
す。ご希望の方は kmunc@kansai-mun.org までご連絡ください。ご連絡が遅くなりますと、
ホテルの空き状況によっては宿泊を手配できない可能性がございますので、予めご了承下
さい。メールを送る際は、以下の要領でお願い致します。
件名:
「前・後泊の申し込み」
本文:
「参加会議、担当国、名前、ご希望の宿泊日(前泊のみ、両泊など)の希望
を明記」
8 月 23 日の 20:30 までは事務局が後泊の受付を致します。20:30 以降はホテルのフロ
ントにて直接、お申込み下さい。
また、申込みフォーム送信完了後にキャンセルされますとキャンセル料金が発生致しま
すのでご注意下さい。(p.25[キャンセル料金について]参照)
24
-点と点をつなぐ-
■レセプションについて
今年度は閉会式後に、例年のような任意参加の懇親会という方式ではなく、京都国際会
館宴会場「さくら」での、全員参加のレセプションという形になります。レセプションに
は以下のメリットがあると考えています。
① 京都国際会館の実際のレセプションルームを使うことで、本格的な雰囲気を味わうこと
ができます。そこは実際に国際会議のレセプションで使われる部屋であり、規模・美し
さともに素晴らしいものです。
② 立食式・全員参加ということで、多くの方とお話することができます。会議で生まれた
つながりから、どんどんとつながりが広がっていくでしょう。
また、今回はお酒の提供はございません。毎年あるものをなくすことは心苦しいですが、
提供することによるメリットとデメリットを判断した結果ですので、ご理解の旨、宜しく
お願い致します。
さくらは素晴らしい宴会場なので、皆様満足されることと思います。
日時:
場所:
費用:
8 月 25 日 (水) 閉会式終了後 18:30-20:30
京都国際会館宴会場「さくら」
3,000 円 (参加費に含まれる)
※ 基本的には全員参加を望みますが強制ではありませんので、どうしてもご参加できな
い方はご相談下さい。
※ 申込み完了後の急なキャンセルは返金できない可能性がありますのでご了承下さい。
■キャンセル料金について
参加申し込み完了後にキャンセルされる場合は、kmunc@kansai-mun.org までご連絡くだ
さい。定員超過で参加を断念していただかざるをえない場合以外は、以下のキャンセル料
が発生し、返金にかかる振り込み手数料など合わせてご負担いただきます。あらかじめご
了承ください。また、前後泊のキャンセル料は別途かかりますので、ご注意ください。
参加費
7 月 12 日まで
7 月 13 日~8 月 15 日
8 月 16 日~19 日
8 月 20 日~当日
2,000 円
15,000 円
17,000 円
21,000 円
前後泊代(一泊あたり)
8 月 16 日~19 日
8 月 20 日~当日
- 25 -
1,500 円
6,000 円
-点と点をつなぐ-
■申込み後の資料送付について
参加費振込みを完了された方には、大会当日の案内冊子や Background Guide(会議参加に
必要な知識を解説する冊子、BG)などの資料を 7 月初旪から順にお送りします。
1 次申込期間中にお申込みされた方・・・ 7 月 11 日
(月)
2 次申込期間中にお申込みされた方・・・ 7 月 26 日
(火)
以上の期日になっても資料が届かない場合は、お手数ですが kmunc@kansai-mun.org まで
ご連絡下さい。宜しくお願い致します。
■BG 販売について
今年は例年のような BG 販売を行わず、電子媒体(本大会公式ウェブサイト)での大会参加
者への無償共有を行います。なお、ご自身が参加される会議の BG は郵送となります。研究
会・支部等での管理を目的として紙媒体にてご入用の方は、第 1 次募集期間中にお問合わ
せ先メールアドレス(kmunc@kansai-mun.org)までお問合わせ下さい。
■会議見学ツアーについて
会議見学ツアーとは、本大会を通じて多くの方々に模擬国連がどのような活動なのかを
知って頂くための企画です。実際に模擬国連会議を見学し、また活動の一部を体験できる
企画に参加して頂くことで、模擬国連に興味をもって頂ければ幸いです。
また、模擬国連会員で大会に参加できない方のご参加も歓迎しております。仲間の健闘
を見守ったり、全国大会の雰囲気を味わったりする絶好の機会となっております。皆様の
ご参加を心よりお待ちしております。
なお、会議見学ツアーの詳細及びお申込みにつきましては、5 月中旪頃(予定)より本大会
公式ウェブサイトにてお知らせして参ります。
26
-点と点をつなぐ-
■オプショナルツアーについて
今年度の関西大会は、会場が京都であることを生かして閉会翌日に京都観光ツアーをし
たいと考えています!今回の会場、京都国際会館は、京都市内の中心を南北に走る地下鉄
烏丸線上にあり、京都市内のどの観光地に行くにもとても便利です。
この機会に、京都に詳しいスタッフとともに京都を観光していきませんか?
また、会議を通じて知り合った人ともっと仲良くなるきっかけにもなるかも知れませ
ん!
詳細は後日、参加者用メーリングリスト(ML)や本大会公式ウェブサイトにてお知らせし
ていく予定ですので、お楽しみに!
最後に、観光ツアーに参加される方は後泊(p.24[前泊・後泊について]参照)をされると便
利かと思いますので、参加申込みの際に、同時に後泊も申込んでおかれることをおすすめ
します。(※ただし、後日ツアー参加者を募集する際にも、後泊のお申込みは可能です。)
■お問合せ先・ウェブサイト紹介
本大会に関するお問合わせはこちらのメールアドレスまでお寄せ下さい。
お問合せ先メールアドレス
kmunc@kansai-mun.org
公式ウェブサイト及び以下の各種コミュニティサイトにて、昨年の大会の様子から各会
議の詳細や参加申込みなどの最新情報まで提供しております。随時更新していきますので
ご覧下さい。
公式ウェブサイト
http://www.kansai-mun.org/kmunc11/
Twitter アカウント
@kmunc (http://twitter.com/kmunc)
Facebook ページ
http://www.facebook.com/pages/第 11 回模擬国連会議-関西大会
/200927166613902
mixi コミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5538454
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