YOKOHAMA RIVERSIDE IZUMI ・ KANRANSYA 観覧車 75 第 号 障 害 者 支 援 施 設 よこはまリバーサイド泉 〒245-0017 横浜市泉区下飯田町 355 TEL : 045-804-2191 FAX : 045-803-6239 E-mail : riverside-izumi@ysjk.jp URL : http://www8.ocn.ne.jp/~river/ 明けましておめでとうございます。 本年もどうぞよろしくお願い致します。 施 設 長 井 出 長 治 今年度の新人職員は今や貴重な戦力として活躍しており、医療的ケアの知識・技術も習得できました。 また、昨年10月に施行された虐待防止法についても、十分な職場研修により施設が一丸となって取り組 んでいるところです。 本年も職員一同、地域の関係機関等と連携しながら、皆様にご満足頂ける支援を心がける所存です ので、より一層のご支援ご指導の程、宜しくお願い申し上げます。 新人職員に、今のお仕事を始めたきっかけと抱負を聞いてみました! 生活支援員 伊藤 桃子 福祉の仕事をしようと思ったきっかけは、元々学 校で臨床心理学を学んでいて、精神障害をお持ちの 方に興味を持っていました。その中で 福祉における支援に従事したいと思 いました。 当初は福祉や介護に関する知識が ほとんどない状態だったので、不安や 戸惑いがありました。しかし実際に働 いてみると、現場で学ばせてもらうことが多くあ り、業務をこなしていく中で知識や技術を得ていく こととなりました。コミュニケーションをとること が難しい方とも、日頃関わりを持っていく中で、少 しずつ関係性を築いていけるようになりました。そ の方それぞれで、求めている支援が異なるので、少 しでも意向に沿えるような支援をすることを、今年 度の私の目標・課題としています。 これからも自分の気持ち・利用者さんの期待を裏 切らないよう、頑張っていきたいと思います。 生活支援員 中田 葉丹 私は以前消防士を目指して公務員受験の専 門学校で勉強しましたが、夢がかないません でした。しかし人の為になる仕事をしたいと いう気持ちがとても強く、もう一度勉強をし 何かやりがいのある職業に就きたいと思って いました。それがきっかけで福祉の 仕事に興味を持ち、介護職を目指す 事にしました。 実際に仕事をしてみて、どうした ら利用者さんの考えている事を理解 できるか、どのように関れば良いか が分からずに困った事もありまし た。しかし仕事をしていく中で、コミュニ ケーションの仕方や介助方法を学ぶ事がで き、利用者さんとの関係を築き上げていく事 ができるようになりました。 これからはさらに生活に密着した介助や医 療的な知識を勉強してゆきたいと思います。 生活支援員 加瀬 紀子 私が介護職を目指した事に特に深い理由はありませんでした。友達にヘルパー2級講座に 誘われて取得することとなり、それがきっかけで特別養護老人ホームで働き始めました。 老人ホームでの仕事は大変でした。最初に配属されたのが重度介護棟で医療的ケアが必要で感情 や表情もあまりない様な方を担当していました。次は認知棟で日々の利用者の所在確認に追われま した。今思えば、どこに行くにも職員が同伴し、フロア外には出る事もできない状況だったの で、利用者さん達のほうがもっと大変だと感じていたでしょう。 老人ホームを辞めこちらに入職してからは、驚きの連続でした。特養と違って利用者さんが若く自発的に 活動されており、職員も施設内外での支援をがんばっていて、すごいと思いました。私もその仲間に加え てもらい、利用者の方々と一緒に楽しく活動をしていけたらと思います。 「虐待かもしれない・・」 と思ったら、 通報して下さい!! 障害者に対する虐待は、障害者福祉施設内の閉 鎖的な環境や、経営者などからの暴力や賃金が払 われないなど、ニュース等でも取り上げられる事 で耳にする機会があると思います。また家庭内で も、家族・親族・同居人などの養護者による虐待 が行われている場合があります。 殴る・蹴る・身体を縛り つけるといった「身体的虐 待」だけではなく、性的な 行為を強要したり、本人の 前でわいせつな言葉を発し たりする「性的虐待」や、 言 葉 で 脅 し た り、侮 辱 し た り す る「心 理 的 虐 待」、食事を与えない、お風呂に入れないなど世 話を放棄する「ネグレクト(放棄・放置)」、勝 手に障害者の財産を処分したり、日常生活に必要 な金銭を渡さない「経済的虐待」も、虐待行為に あたります。 リ バ ー 活 動 紹 介 活 動 が ん ば っ て ま す ! 作業販売 障害者の尊厳を守り、障害者に対する虐待を防 ぐため、「障害者虐待の防止、障害者の養護者に 対する支援等に関する法律」、通称「障害者虐待 防止法」が、平成24年10月1日に施行されまし た。 横 浜 市 障 害 者 虐 待 防 止 セ ン タ ー ( ℡ 6620355 )では、障害者虐待を発見した人からの通 報や、虐待を受けている障害者本人からの届出を 受付けます。相談や通報、届出をした方の秘密は 守られます。 当 施設で は、施 設長 の井出を責任者とした 虐待防止委員会にて、 事例検討や定期巡回等 により虐待の早期発見 と改善に努めておりま す。支援に対する不明 点につきましてはお気 軽にご連絡下さい。 ~秋風祭~ 地域イベント「秋風祭」に初め て参加して製品販売を行いまし た!利用者さんが個人で作成した フラワーアレンジメントやみんな で活動時に作成したはがき、布巾 を販売しました。 売れ行きはなかなかで利用者さん も良い表情です。 障害者 虐待防止法 施行 平成 24 年 10 月 1 日 施設対抗 ローリングバレーボール大会 リバーサイド泉VSリバーサイド泉Ⅱ光梨 でローリングバレーボール大会が開かれま した。普段の練習では味方の相手が今回は ライバルとなり、対戦が繰り広げられまし た!応援の利用者さんもいる中、白熱した 雰囲気をみんなで楽しみました。 リバーサイド泉、作業療法士のご紹介 今年度(平成24年4月)より、よこはまリバーサイ ド泉に初めてOTが勤務・配属されました。OTと言う 職 種 を ご 存 知 の 方 は 多 く な い と 思 い ま す が、 Occupational Therapistの頭文字をとったもの で、日本語では作業療法士と言います。 主に病院や保 健センター、福祉施設等の医療や保健、福祉の領域で 活躍している医学的リハビリテーションの従事者で す。厚生労働大臣の免許を取得し、医師の指示の下で 治療にあたっています。 さてOTとはどのような仕事をするのかというと、 日本作業療法士協会は、「身体又は精神に障害がある 者、またはそれが予測される者に対し、その主体的な 生活の獲得を図るため、諸機能の回復、維持及び開発 を促す作業活動を用いて、治療、指導及び援助を行な うこと」と定義しています。要するに人が生活(人 生)を送っていく上で、身体や心に障害がある為に困 難なことを機能訓練や精神ケア、生活環境を変える、 補助する道具や代用品等を用いて取り除いていくこと です。また、なぜ作業療法かと言うと、OTは上記の 作業活動を用いて主にリハビリテーションをおこなっ ており、その作業活動の作業とは、一般的な作業とし て考えられている仕事だけではなく、起きる・座る・ 立つ・歩く・話す・歌う・叩く・書く・描く・作る・ 育てる・着替える・食べる・遊ぶ・勉強等、人間が営 む全ての活動を指しています。 では、実際に当施設(光梨・児童デイわかばも含 む)でOTとしてどのようなことをしているのでしょ うか。先ずは、利用者さん(障害者・ 児)の身体機能及び精神状態を適切に 評価します。そして機能の維持・向上の為に訓練プ ログラムを作成し、実施します。具体的には、運動 療法(関節可動域訓練、立位・歩行訓練、筋力ト レーニング等)、自立に向けての日常生活動作訓練 や指導(更衣、食事、排泄、眼鏡装着や整容整髪等 の身の回り動作等)、精神ケア(心の病を持たれて いる方へのサポート、不安やストレスの軽減等)を 行なっています。同じリハビリテーション専門職の PT(理学療法士)と連携してより良いアプローチを 提供するよう努めています。 まだスタートをしたばかりですので、他職種や利 用者の方々の力をお借りして少しずつ進めている状 態です。早く皆さんの力になれるよう頑張って行き たいと思いますので、引き続き宜しくお願い致しま す。 更衣訓練用のTシャツ 将来的に自立した生活が送りたいと希 望される利用者さんには更衣訓練 を行います。 ※写真のTシャツは訓練用で、絵 柄を描き分かり易く段階付けされ ています。左から両面→片面 →無地と絵柄の目印が描かれ ています。 両面 片面 無地 身障協ステージ発表大会 神奈川県総合リハビリテーションセンター 体育館で毎 年恒例の神奈川県身体障害者施設協会主催のステージ発 表が行なわれました。発表曲「エビカニクス」に合わせ て、発表しない利用者さんも一緒に海老の衣装を作りま した。発表する利用者さん達は、練習成果が見られ、 堂々と踊って歌えました。今年は賞がスイーツがテーマ となっており、にこにこ笑いながら楽しく演じたとのこ とで「にっこりプリン賞」をいただきました! リハビリテーション訓練 当施設ではPT、OTが関わりリハビリ テーションを行っています。利用者さん は日々の生活の質を維持する為、必要な 訓練を行っています。今回は歩行訓練中 の利用者さんに声を掛けて頑張っている 姿を撮らせてもらいました。 ボランティア増山さんのご紹介 毎週火曜日にボランティ アに来てくださいます。リ バーサイド泉でのボラン ティア歴はなんと 20 年以 上!施設の歴史の流れをよ く話してくださいます。増山 さんは当時から洗濯場で沢山の洗濯物の整理をお手伝 いしてくれています。それだけではなく日々の生活の 中で使用しているお風呂マットやおトイレマットを製 作して施設に持ってきてくださったり、清拭切りをし てくれています。私達職員も日常の中で当たり前に使 ボランティア担当より 新年おめでとうございます。 昨年も地域の皆様、ボランティアの皆様のお力添え を頂きまして、利用者が2012年の1年を楽しく過 ごす事が出来ました。誠に感謝致しております。 本年もリバーサイド泉は地域の皆様と多くの交流を 持ち、地域に開かれた施設・地域に根差した施設を 目指して参ります。 ボランティア担当と致しましては、地域で行われる イベントやボランティア活動への参加も視野に入れ、 地域行事や清掃など職員・利用者を含め参加できる事 があれば検討していきたいと思っています。 また、今までも空き缶や牛乳パックの寄付のご協力を 頂いておりますが、利用者と共に地域の皆様の元へ回収 障害者支援施設 お 問 い 合 わ せ 用しているものは、陰でボランティアさんの多大なる お力があることを忘れてはいけません。そんな増山さ んは施設のイベントにも毎年参加してくださってお り、利用者さんにはもちろん職員の私達にも笑顔で優 しく接してくれるとっても元気な方です。本当にいつ もありがとうございます。これからもどうぞよろしく お願い致します。 増山さんより 体調を崩しボランティアを休んだ時 期もありましたが少しでも手助けが できればという気持ちでいつの間に か20年。自分のペースで楽しみな がら活動しています。 に行かせて頂く機会なども持ちたいと考えております。 さらに、皆様にとってボランティア活動がもっと身近 に感じられるような環境を作って行きたいと思ってい ますので、お散歩の途中や休日のふと気の向いた時、 お子さんやお孫さんと遊んでいる時などにお気軽にお 立ち寄り下さい。 最後になりましたが、本年も皆様のご理解・ご協力を 得て、利用者や地域の皆様が共に笑顔になる1年となり ます事を願いまして、新年のご挨拶とさせて頂きます。 よこはまリバーサイド泉 ボランティア担当:西田大 ボランティアのご応募はこちら ボランティア担当:坂井・西田 広報担当:岩瀬 045-804-2191 E-mail : riverside-v@ysjk.jp よこはまリバーサイド泉 〒 245-0017 横浜市泉区下飯田町 355 TEL 045-804-2191 FAX 045-803-6239 E-mail : riverside-2@ysjk.jp ボランティア用 E-mail : riverside-v@ysjk.jp URL : http://www8.ocn.ne.jp/~river/ リバーサイド泉 交通:相鉄いずみの線「ゆめが丘駅」、市営地下鉄「下飯田駅」徒歩10分、「湘南台駅」徒歩19分 リサイクルで福祉に貢献しませんか! ●缶ジュースのプルトップ総量800~1000キロで車椅子一 台と交換できます。●エコキャップ(ペットボトルの キャップ)、800 個でポリオワクチン一人分が購入できま す。是非、当施設までお持ちください! 古布の寄付募集! 施設では、清拭に使う古布(木 綿)が不足しています。不要な古布 をお持ちの方、寄付していただけると助かり ます。 担当:林・坂井 平成25年1月
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