加古川ロータリークラブ - ロータリークラブネット

加古川ロータリークラブ
〒675-0064 加古川市加古川町溝之口527-5 (加古川商工会議所内) TEL0794(23)0661/FAX 0794(23)0677
HomePage : http://www.rotaryclub.ne.jp/~kakogawa/
e-Mail : kakogawa@rotaryclub.ne.jp
RI会長:カール・ビィルヘルム・ステンハマー/2680地区ガバナー:石井 良昌/会長:西尾 淳/幹事:森田 孝
平成18年4月25日(火)
▲会長挨拶
会長の時間
「シンプル
イズ
晴
▲木下会員自己紹介
No.38
▲前川会員卓話
会長
西尾
淳
ベスト」という言葉がありますが、何事もシンプルに捉え、簡単に答え
を見つけ出せる方がおられます。工学博士の宇田成徳先生がその方です。先生は「世の中は非
常にシンプルにできています。それを複雑だと思うから、簡単な問題をも難しくしてしまって
いるだけで、実際は単純明快。基本さえしっかりと押さえていれば、答えは簡単に見出せるも
のです。」と仰っています。
例えば、彼が松下電器産業に勤務していた時のことですが、小型モーターの問題解決をする
ため、モーター事業部に配属されました。問題というのは、電気接点の表面に黒色の物質が付
着し、接触が悪くなって困るということで、松下電器産業においても、二万人の研究者を抱え
る、世界最大のベル研究所でも、二十年以上も取り組んでいながら、解決策が見出せない難問
とされていました。この話を聞いた瞬間、彼はピンと閃きました。それは驚くほどシンプルで
す。黒い物は何でしょう。煤(すす)です。煤はなぜ出るのでしょう。生焼け、即ち不完全燃
焼だからです。それなら、よく燃えるガスを入れて、吹き飛ばせばいい。これで一件落着です。
「えっ?」と思う程、あまりにもシンプルな問題なのに、初めから複雑に捉えたため、解決を
難しくしてしまっていただけだったのです。
これは単に自然科学の問題で、人生には自然科学のように、割り切れない問題が尽きないも
のです。しかし、これらの問題の解決が、うまくいかない多くの場合は、やはりシンプル思考
の欠如が原因です。何故シンプルに考えられないかというと、自分という狭い視野でしか物事
を見ていないから、物事の本質が見えず、複雑にならざるを得ないからだそうです。
「傍目八目」という諺にもあるように、自分という視野にとらわれないで、客観的に見るこ
とができれば、先見力や判断力が何倍にも高まり、実力の何倍もの力が発揮できるのだそうで
す。従って、この客観的に見る力を養うことが重要ですが、そのために特に若者に対して、宇
田先生は「親孝行」を推奨しておられます。昔から親は子どもには目がないから、子どもの僅
かな行為でも、親は大きく反応します。すると子どもは、すぐに手応えを感じ「こんなに喜ん
でくれるのなら、あの人にも、この人にも」という気持が湧いてくるのだそうです。
このように親孝行を続けることによって、人のために何かをしたいという心を養うことがで
き、ひいては自分の狭さを乗り越え、客観的視野を身に付けることができます。そして、多く
の悩みをシンプルに解決しながら、実力をどんどん伸ばしていけることが、宇田先生の教育体
験をとうして実証されたそうで、この単純明快さに、先生の凄さがあるなと思います。
宇田先生は「自然の仕組みや法則さえ分かれば、問題の答えは見えてくる」と言っておられ
ますが、我を押し付けようとすれば、反発がくるし、人に尽くせば、その人は自分を受け入れ
てくれるのも、また自然の法則だと思います。そして社会は、人間関係によって成り立ってい
るわけですから、人のために何かをするという精神を持つことは、自分の人生を素晴らしいも
のにしていくための、大事なポイントだと、シンプルに納得できます。
さらに「社会のお役に立ちたい」という思いを強く持つことによって、人生の素晴らしい運
命を切り開いていけるのだそうです。社会に尽くすことによって、情報がバンバン入ってきて
可能性や運が無限に広がっていくと言われています。
この事をロータリーの言葉で言いますと「最も多く奉仕する者は、最も多く報われる」とい
うことだと思いますが、宇田先生はこれを、奉仕の理想といった高い目標として捉えるのでは
なく、人間が幸せに生きていくためには、自然の仕組みに照らして見て、しごく当然の事だと
とてもシンプルに捉えているところに、彼の非凡さがあると思います。
幹事報告
1) ☆他クラブニュース
例会変更のお知らせ
高砂青松RC ◇5月 3日(水)→休会
◇5月10日(水)→健康診断例会のため
於:ふれあいの郷生石
高砂RC
研修センター
◇5月 5日(金)→休会
◇5月19日(金)→職場例会のため
於:キッコーマン㈱高砂工場
次年度第2回理事会
《審議事項》
1) 組織表に関する件
小林勉新入会員の委員会配属は親睦活動委員会と職業奉仕委員会
2) 新旧合同理事会に関する件
6月13日(火)午後6時30分より 場所「田村」
3) 「はぐるまの家」後援会々費一括納入に関する件
例年通りクラブで一括納入することで承認
4) 第3回次年度理事会に関する件
6月13日(火)午後6時30分より
5) ガバナー公式訪問時の写真撮影について
会長、幹事に一任することで承認
場所「田村」
ニコニコ
森 田 幹 事 ☺
やっと春らしくなってきました。木下さん、前川さんよろしくお願
いします。
桑
田 ☺
岡田さん、水川さん先日大変楽しい時間をありがとう。又さそって
下さい。
西
竹
テーブルの花頂きます。
ホームクラブ 2 週連続欠席のおわび。
水
海 ☺
位 ☺
川 ☺
木
落
下 ☺
合 ☺
本日新入会員自己紹介をします。よろしくお願いします。
本日、会場準備に遅れまして申し訳ありません。毎回、川村さんは
桑田さん、日曜日は楽しいツーリングをありがとうございました。
またお願いします。
じめ委員会の皆さん、ありがとうございます。
以上 7 件
\13,000-
本年度累計\1,471,000出席委員会
☆
今
☆
欠
☆
☆
前
々
週
メーキャップ
席
週
会員数 65 名 出席 44 名 出席免除 7 名
者
長谷川吉、橋本眞、梶山、長尾、長澤、中村、中田、西井、西川、大西
田中、渡辺、保田、吉川
会員数 65 名 出席 54 名 出席免除 4 名
高砂RC 4/14 吉川
欠席 14 名
欠席 7 名
75.44%
88.52%
親睦活動委員会
例会場当番
5月 9日(火)
湖中、中田
5月16日(火)
松本、西井
プログラム委員会
本日4月25日(火)
新会員自己紹介
木下 担当
5月2日(火)
5月9日(火)
例会取り止め
次年度委員会Ⅱ
〔定款第5条第1節C)〕 職業・社会・国際奉仕
5月16日(火)
優良職業人表彰
職業奉仕(委)担当
5月のおよろこび
◆ 誕
生
日
祝
1日森隆、3日中嶋、13日梶山、18日湖中、21日伊藤
27日前田
◆ 結婚記念日祝
1日鷲尾、中嶋、6日枝川、14日釜谷、17日柿坪、25日稲岡
26日釜江、29日田中
◆ 出 席 表 彰
◆ 会社創立記念日
19年柿坪、9年城
長谷川昌、井澤、西海、川村、釜谷、藤本
雑誌委員会
『友』インターネット速報
No.229
パリで開催される水保全会議への招待
ユネスコと国際ロータリー(RI)がスポンサーとなる水保全の会議が、5 月 12 日、パリのユ
ネスコ本部で開催されます。カール・ヴィルヘルム・ステンハマーRI会長も出席し、講演をす
る予定です。
全世界のロータリアン、ローターアクター、そしてゲストに向けた、この会議への招待状の中で
セルジュ・グーテイロンRI副会長は、出席者は非政府組織との共同プロジェクトを実施する機
会を広げることができると説明し、
「歴史的に見てもユネスコとロータリーとの絆はとても固いも
のであり、この二つの組織には教育と水保全という、人類とその未来に対する共通の目標があり
ます」と述べています。
この会議への参加費は無料ですが、5 月 1 日までの登録が必要です。また、席数などの関係上
受付は先着順となります。登録用紙と会議のスケジュールは、下記のサイトで入手できます。
www.rotary.org/newsroom/downloadcenter/pdfs/unesco_flyer06.pdf
『友』インターネット速報
No.230
メル・ギブソンがロータリーに 100 万米ドル寄付
ハリウッドを代表する俳優・監督である、メル・ギブソン氏はこのほど、彼の映画最新作
「Apocalypto」のロケ地であるメキシコ南部を視察。昨年 10 月、この地域を襲ったハリケーン・
スタンによる災害地の復興資金として、ロータリー財団を通じ 100 万米ドルを寄付しました。
ハリケーン・スタンはメキシコのチアパス州とベラクルス州に上陸し、15 人が死亡、37 万人が
避難する被害をもたらしました。ギブソン氏はメキシコのビセンテ・フォックス大統領と会見し
復興資金として 100 万米ドルの寄付を約束しました。そして、ロータリー財団を寄贈先の条件と
したのは、アメリカ・カリフォルニア州のロータリアンと旅をしたことのある親戚を通じてロー
タリーのことを知り、同財団こそ寄付をするのに最適であるという印象を受けたからです。なお
ギブソン氏の寄付はNGOとの協議のもと、低額でできる住宅の建設に充てられます。
『友』インターネット速報
No.231
環境に優しいクラブが未来を守る
1990 年、高まる環境危機に取り組む必要性を認識した国際ロータリー(RI)は、パウロ・コ
スタRI会長(当時)を中心に、「Preserve Planet Earth」計画を立ち上げました。以降、世界
のロータリークラブは未来のための環境保全を推進し続けています。
現在の活動として、例えば、南アフリカ・プレトニアシルバートンRC は、荒地に建っている
学校で植樹プロジェクトを実施。今の子どもたちが植樹を手伝った木々を、未来の子どもたちも
満喫することでしょう。また、アメリカ・テキサス州エルパソウェストRCとメキシコ・ファレ
スインテグラRCは、マッチング・グラントによって、エルパソ動物園の教育プログラムを支援。
コンピューターを使った環境学習ができるようになりました。
ちなみに、ウィリアム・ボイドRI会長エレクトは、土壌浸食を防ぎ、自生樹木の成長と植林を
推進する、New Zealand’s Trees for SurvivalTrust の理事を務めています。