VATと源泉所得税の未還付問題 上 ︵ 会 計 上 ︶ 売 上 計 上 し て い る 場 合 に は 、 し て 購 入 者 が 製 品 を 検 収 し た 日 で 帳 簿 な い も の の 区 分 で す 。 仕 入 V A T と し て 控 除 で き る も の と で き 13 15 V A T 経 理 実 務 で 注 意 す べ き こ と は 、 常 に 重 い 罰 則 金 を 支 払 う こ と に な り ま す 。 帳 簿 上 の 金 額 と 上 記 の 台 帳 及 び V A T ︵ 5 ︶ 控 除 で き な い 仕 入 税 額 ③ 棚 卸 資 産 受 払 簿 ② 仕 入 V A T 台 帳 り ま せ ん 。 が は 額 過 の 右 、 タ 2 イ 少 倍 記 で 申 以 の は 告 上 例 の 1 に 0 対 と よ う 0 す な っ % る て に と 加 し 、 本 な 算 ま 来 っ 税 い て は ま 納 い 1 す 付 る 0 す た % 。 日 べ め で 本 き 非 す で 税 ① 売 上 V A T 台 帳 求 め ら れ ま す の で 予 め 留 意 し な け れ ば な ② 本 発 支 行 店 者 区 の 分 名 及 称 び 支 、 住 店 所 番 、 号 納 税 者 番 号 、 る 義 務 が あ り ま す 。 以 下 に な り ま す 。 ① タ ッ ク ス イ ン ボ イ ス 表 示 分 お よ び 支 店 番 号 ﹂ が 必 要 と な り ま す 。 2 0 1 5 年 1 月 1 日 以 降 の 記 載 事 項 は ︵ 4 ︶ 整 備 す べ き 帳 票 発 行 者 及 び 購 入 者 の ﹁ 本 店 か 支 店 か の 区 来 の 記 載 事 項 に 合 わ せ て ﹁ 購 入 者 の 番 号 ﹂ 、 タ ッ ク ス イ ン ボ イ ス を 発 行 す る 場 合 に は 従 更 と な り ま し た の で 注 意 が 必 要 で す 。 今 後 、 ス を 発 行 す る 場 合 に 必 要 な 記 載 事 項 が 変 ︵ 3 ︶ タ ッ ク ス イ ン ボ イ ス の 記 載 事 項 2 0 1 5 年 1 月 1 日 か ら タ ッ ク ス イ ン ボ イ と は 、 タ イ の 税 務 実 務 上 、 極 め て 重 要 で す 。 た 適 切 な タ ッ ク ス イ ン ボ イ ス を 発 行 す る こ か け て し ま う 為 、 税 務 上 の 要 件 を 満 た し T を 納 税 せ ね ば な ら ず 、 取 引 先 に 迷 惑 を し て い な い 場 合 に は 、 取 引 先 が 過 大 な V A 適 切 な タ ッ ク ス イ ン ボ イ ス を 取 引 先 に 発 行 逆 に 売 上 に よ り 受 取 っ た V A T に 関 す る を 納 税 し な く て は な ら な く な り ま す 。 事業の存続をも左右する! ? VATと源泉所得税の 未還付問題 売上に伴うタックスインボイスを発行した場合の業務フロー 業 者 に は 原 則 的 に 以 下 の 帳 票 を 完 備 す タ ッ ク ス イ ン ボ イ ス 以 外 に も V A T 登 録 調 査 に お い て 必 ず 不 一 致 の 理 由 の 説 明 が す 。 こ の よ う な 差 異 が あ る 場 合 に は 、 税 務 T 台 帳 の 金 額 に 差 異 が 発 生 し て し ま い ま た ぐ 場 合 、 月 次 で の 帳 簿 上 の 金 額 と V A 発 行 す る た め 、 検 収 日 と 出 荷 日 が 月 を ま タ ッ ク ス イ ン ボ イ ス は 原 則 と し て 出 荷 日 に ま す 。 り 1 ・ 5 % で 計 算 さ れ た 延 滞 税 が 課 さ れ な い 仕 入 V A T の 同 額 の 加 算 税 と 月 あ た の 誤 り が 指 摘 さ れ た 場 合 に は 、 控 除 で き 告 ・ 納 税 し て し ま い 、 後 日 、 税 務 調 査 で そ 仕 入 V A T を 売 上 V A T か ら 控 除 し て 申 売上タックスイン 売上タックスイン 売上タックスイン ボイス (原本) ボイス (写し) ボイス (写し) VATおよび源泉所得税についての概要や、日々の 売上伝票 購入者へ渡す ファイル 業務処理で注意が必要となるポイントから未還付問題 とその対策まで、永峰・バンチキ会計事務所のタイ国 棚卸資産受払簿に記録 弁護士 サリドポール・チョムパイサル氏と日本国公認 (物品の販売のみ) VAT申告書 (PP30) の作成 会計士 山崎宏史氏に解説してもらった。 売上VAT台帳に記録 売上VAT綴りへ 仕入に伴うタックスインボイスを受領した場合の業務フロー 仕入先 コピー 仕入タックスイン ボイス (原本) 仕入タックスインボイス (コピー) 棚卸資産受払簿に記録 購入伝票 (物品の購入のみ) ファイル VAT申告書 (PP30) の作成 仕入VAT台帳に記録 仕入VAT綴りへ V A T 申 告 の 際 に 、 誤 っ て 控 除 で き な い 【例】2012年1月に控除できない仕入VAT、1,000,000B を誤って売上VATから控除して申告しており、2014年1月 の税務調査でその誤りが指摘された場合 (追徴税額)1,000,000B (加算税) 1,000,000B (延滞税) 1,000,000×1.5%×24ヵ月=360,000B (合計税額) 1,000,000B+1,000,000B+360,000B=2,360,000B に よ り 補 足 さ れ る ・ 取 引 の 課 税 関 係 は タ ッ ク ス イ ン ボ イ ス 結 果 と し て そ の 金 額 分 だ け 過 大 な V A T ︵ 日 本 の 消 費 税 と 異 な る 点 ︶ 分 の V A T を 計 算 に 含 め る こ と が で き ず 、 ボ イ ス が 保 管 さ れ て い な い 場 合 、 そ の 取 引 則 的 に す べ て が 納 税 額 か ら 控 除 さ れ る ・ 取 引 の 前 段 階 で 課 税 さ れ た 税 額 は 原 ・ 取 引 の 各 段 階 で 課 税 さ れ る 払 っ た V A T に 関 す る 適 切 な タ ッ ク ス イ ン す 。 こ の た め 、 も し 仮 に 仕 入 れ た 際 に 支 引 は タ ッ ク ス イ ン ボ イ ス 方 式 で 処 理 さ れ ま に つ い て 課 税 さ れ る A T は 日 本 の 消 費 税 と 異 な り 、 す べ て の 取 ・ 原 則 的 に 事 業 者 が 行 う す べ て の 取 引 と い え ま す 。 ︵ 日 本 の 消 費 税 と 同 じ 点 ︶ と な り ま す が 、 前 述 し た と お り タ イ の V 納 税 す る V A T の 計 算 は 上 記 の 計 算 式 り 、 概 し て 論 じ れ ば 以 下 の 同 異 点 が あ る は ﹁ 3 V A T 還 付 の し く み ﹂ に 記 載 T は 日 本 の 消 費 税 と 同 じ 仕 組 の 税 金 で あ り 1 9 9 2 年 か ら 施 行 さ れ ま し た 。 V A V A T 納 税 額 が マ イ ナ ス と な る ケ ー ス V A T 納 税 額 = 控 除 で き な い 仕 入 V A T に は 以 下 の も 申 告 書 に 記 載 さ れ た 金 額 は 一 致 し て い る ④ タ ッ ク ス イ ン ボ イ ス の 連 番 表 記 ③ 本 購 支 入 店 者 区 の 分 名 及 称 び 支 、 住 店 所 番 、 号 納 税 者 番 号 、 ※ の が あ り ま す 。 必 要 が あ り ま す 。 た だ し 製 品 の 販 売 に 際 ⑤ 数 物 量 品 及 又 び は 金 役 額 務 の 名 称 、 種 類 、 類 別 、 売 上 V A T − ⑦ タ ッ ク ス イ ン ボ イ ス の 発 行 日 ⑥ V 物 A 品 T 又 の 金 は 額 役 務 の 金 額 か ら 計 算 し た 仕 入 V A T と し て 不 公 平 感 の 強 か っ た 事 業 税 に 代 わ V A T は 、 課 税 の 範 囲 が 限 定 的 で あ る す る 形 で 納 税 し ま す 。 ︵ 1 ︶ 概 要 2 V A T に つ い て 入 れ た 際 に 支 払 っ た V A T の 差 額 を 精 算 業 者 は 売 上 の 際 に 受 取 っ た V A T か ら 仕 す る 者 は 異 な り ま す 。 従 っ て V A T 登 録 V A T 登 録 業 者 と 、 実 際 に V A T を 負 担 様 に V A T を 計 算 し て 納 め る 義 務 の あ る り ま す 。 そ れ が 未 還 付 問 題 で す 。 V A T は 間 接 税 な の で 日 本 の 消 費 税 同 ら に 深 刻 な 問 題 を 引 き 起 こ す リ ス ク が あ に よ っ て は 、 こ の V A T と 源 泉 所 得 税 に さ ︵ 2 ︶ 納 税 の し く み わ れ ま す 。 し か し 、 企 業 の ビ ジ ネ ス モ デ ル て い る 在 タ イ 日 系 企 業 も 多 い の で は と 思 と か ら 日 々 の 業 務 処 理 で 大 変 な 思 い を し ら ず 、 関 連 書 類 の 管 理 も 手 間 が か か る こ ど ち ら も 月 次 で 税 務 申 告 を せ ね ば な 登 録 が 免 除 さ れ て い ま す 。 間 売 上 高 が 1 8 0 万 B 以 下 の 事 業 者 に は の 申 告 ・ 納 税 が 必 要 に な り ま す 。 な お 、 年 期 限 は 翌 月 の 1 5 日 と な っ て お り 、 月 次 で 得 税 で す 。 力 で す 。 課 税 期 間 は 1 ヵ 月 で 、 申 告 納 税 的 な の が V A T ︵ 付 加 価 値 税 ︶ と 源 泉 所 日 本 と 比 較 し て タ イ の 経 理 実 務 で 特 徴 は 未 確 定 で す が 、 増 税 す る と の 憶 測 が 有 さ れ る こ と が 確 定 し て い ま す 。 そ れ 以 降 1 は じ め に の 税 率 は 2 0 1 5 年 9 月 3 0 日 ま で 適 用 現 在 の 暫 定 税 率 は 7 % と な っ て お り 、 こ 12 VATと源泉所得税の未還付問題 T と 控 除 で き る 見 込 み は あ り ま せ ん の で 、 繰 り 越 し た 場 合 で も 、 将 来 的 に 売 上 V A 了 す る こ と は 非 常 に 困 難 と な っ て い ま す 。 り 、 一 切 の 追 徴 税 額 を 課 さ れ る こ と な く 終 過 払 い 金 額 を 仕 入 控 除 と し て 翌 月 以 降 に イ の 税 務 調 査 は 企 業 の 悩 み の 種 に な っ て お 入 V A T が 売 上 V A T を 上 回 る こ と に な り 、 す れ 主 よ 。 る 義 っ 輸 ﹂ て 出 を 、 取 採 輸 引 用 出 に し 企 つ て 業 い い に て る お は た い 免 め て 税 、 は と 国 経 な 外 常 る で 的 た 消 に め 費 仕 で さ 比 較 し て 税 務 調 査 官 の 裁 量 権 限 の 強 い タ に 立 ち は だ か る の が 税 務 調 査 で す 。 日 本 と 還 付 を 実 施 し よ う と す る 際 に 輸 出 企 業 い え る で し ょ う 。 続 を 左 右 す る ほ ど の 非 常 に 重 要 な 手 続 と T が 日 本 の 消 費 税 と 同 様 に ﹁ 消 費 地 課 税 は 0 % 課 税 と な り ま す 。 こ れ は タ イ の V A こ の V A T 還 付 手 続 き は ま さ に 事 業 の 存 が で き ま す 。 輸 出 比 率 の 高 い 企 業 に と っ て 、 現 在 ︶ さ れ ま す が 、 一 方 、 輸 出 取 引 に つ い て 益 と ほ ぼ 同 額 の V A T 還 付 を 受 け る こ と V A T は 7 % が 課 税 ︵ 2 0 1 5 年 1 月 1 日 な る 在 タ イ の 輸 出 製 造 業 者 の 場 合 は 純 利 タ イ 国 内 で の 販 売 や 輸 入 取 引 に つ い て は す の で 、 売 上 の 全 て が タ イ 国 外 へ の 輸 出 と 控除できない仕入VAT V A T と 未 還 付 問 題 明可能なケースを除く) 輸 出 企 業 に お け る ②タックスインボイスが記載要件を満たしていない場合 ③事業に直接関係のない支出に関わるもの ④交際費 ⑤乗用車又は10人乗り以下のバスの購入やリース、及びそ の関連役務給付(自動車販売を事業とする場合を除く) ⑥略式タックスインボイスによるもの ⑦非課税事業に使用するためのもの ⑧不動産の建設費用にかかるもので、当該不動産が当初、 業 の 純 利 益 率 が 7 % 程 度 と 言 わ れ て い ま で あ り 、 タ イ に お け る 平 均 的 な 日 系 製 造 在 タ イ 日 系 輸 出 企 業 の 大 多 数 は 製 造 業 課税事業用途だったが完成後3年以内に非課税事業用 途に変更したもの 還 付 申 請 を 実 施 す る 必 要 が あ り ま す 。 ⑨タックスインボイスに記載されている「Tax Invoice」の表 記が当初は印刷されていない場合、又はその記載全部が コンピューター出力によるもので、明らかにコンピューター 出力によるっているとはいえない記載があるもの ⑩タックスインボイスが他の書類とセットで発行されていな がら 「Documents issued in a set」の文言がないタック スインボイス ⑪課税事業、非課税事業の双方にかかる仕入VATのうち、 非課税事業へ配賦された仕入VAT ⑫課税事業、非課税事業の双方にかかる仕入VATがある 場合で、全収入の90%以上が非課税事業であるために、 簡便法によって当該仕入VATの全額を非課税事業とす 売上 仕入 仕入先 ①タックスインボイスがない場合(不可抗力による場合で証 4 (タイ国外) (タイ国外) VAT 7% (タイ国内) は 除 く ︶ 。 15 て 支 払 わ れ る 額 が 1 0 0 0 B 未 満 の も の 記 が あ り ま す ︵ た だ し 、 単 体 取 引 に 対 し VAT 0% (免税) 輸出製造業者 (タイ国内) 仕入 仕入先 得意先 売上 VAT 7% の 支 払 い に 対 す る 源 泉 徴 収 の 対 象 に は 下 タ イ 国 内 法 人 ︵ 在 タ イ 日 系 企 業 含 む ︶ へ VAT 7% ︵ 2 ︶ 対 象 処 理 を 求 め ら れ ま す 。 す る 必 要 が あ り 、 V A T と 同 様 、 月 次 で の た 月 の 翌 月 7 日 ま で に 歳 入 局 に 申 告 ・ 納 付 源 泉 所 得 税 は 、 所 得 の 支 払 い が 行 わ れ ど へ の 支 払 に 源 泉 徴 収 が な さ れ ま す 。 ど 全 て の サ ー ビ ス 取 引 並 び に 国 外 の 会 社 な 要 と な り ま す 。 一 方 、 タ イ で は 国 内 の ほ と ん 利 子 ・ 配 当 の 支 払 い 等 の 際 に 源 泉 徴 収 が 必 日 本 で は 、 典 型 的 に は 従 業 員 へ の 給 与 や 、 得意先 (タイ国内) ︵ 1 ︶ 概 要 5 源 泉 所 得 税 に つ い て る 多 く の 日 系 企 業 が あ り ま す 。 絶 対 条 件 で あ る の に 、 何 ら か の 原 因 に よ り V A T 還 付 は ビ ジ ネ ス が 成 立 す る 上 で の の 還 付 以 上 に 源 泉 所 得 税 の 還 付 に 苦 慮 す 対 象 と な る 業 種 の 範 囲 が 広 い た め 、 V A T る 状 況 で す 。 ほ ど 還 付 の 金 額 は 大 き く 膨 ら み ま せ ん が 、 伴 う 歳 入 局 の 調 査 は さ ら に 厳 し く な っ て い し 取 っ た 事 件 が お き て お り 、 V A T 還 付 に に も お よ ぶ V A T 還 付 金 を 歳 入 局 か ら 騙 で も 起 こ り ま す 。 繰 り 越 し の で き る V A T と 同 様 の 税 金 の 未 還 付 問 題 は 源 泉 所 得 税 こ の 輸 出 企 業 に お け る V A T 未 還 付 問 題 イ ン ボ イ ス を 発 行 す る こ と で 2 0 億 バ ー ツ 業 が 、 ほ か の 会 社 と 共 謀 し て 、 偽 の タ ッ ク ス る 在 タ イ の 日 系 企 業 は 後 を 絶 ち ま せ ん 。 こ の よ う な V A T の 未 還 付 問 題 に 直 面 す ま た 、 昨 年 の 1 0 月 に は タ イ ロ ー カ ル の 企 還 付 が な さ れ な い ま ま の 状 況 と な っ て い る 。 と が で き ま す 。 売 上 V A T か ら 控 除 す る か を 選 択 す る こ 除 と し て ︶ 翌 月 以 降 に 繰 り 越 し て 将 来 の な っ た 金 額 を 還 付 申 請 す る か 、 ︵ 税 額 控 ま す 。 そ の 際 、 V A T 登 録 業 者 は 過 払 い と 税 金 額 が マ イ ナ ス ︵ 過 払 い ︶ に な っ て し ま い 入 V A T が 売 上 V A T を 上 回 る た め 、 納 仕入VAT>売上VAT こ の 場 合 、 月 次 の V A T 申 告 に お い て 仕 超 え る こ と が あ り ま す 。 行 っ た 際 に は 、 一 時 的 に 支 出 額 が 収 入 額 を ま せ ん が 、 設 備 投 資 や 大 量 の 材 料 仕 入 を 還付か 入 額 を 経 常 的 に 上 回 る こ と は 想 定 さ れ 通 常 の ビ ジ ネ ス に お い て は 支 出 額 が 収 YES NO 翌月繰越 (期限:なし) る場合 ⑬記載事項が修正されたタックスインボイス (ただし、政府が 3 V A T 還 付 の し く み 住所名を変更した場合の旧住所を修正する場合を除く) ⑭乗用車でない車両又は11人乗り以上のバスの購入で、 そ の車両をVAT課税事業に供することを目的としたものの 仕入VATで、当該車両の購入後3年以内にこれを乗用車 や10人乗り以下のバスに改造した場合 ⑮タックスインボイスの記載要件のうち発行者の名称、住 所、納税者番号があらかじめ印刷されていないタックスイ ンボイス、又はすべての記載につきコンピューター出力し ている場合には、 これらの事項が手書き記載のタックスイ ンボイス 還付申請 (期限: 3年) 以 降 に 繰 り 越 す の が 一 般 的 で す 。 過 払 い に 対 し て は 、 税 額 控 除 と し て 翌 月 の あ る 設 備 投 資 や 大 量 の 材 料 仕 入 に よ る 来 的 に 売 上 V A T か ら 控 除 で き る 見 込 み 問 題 を 引 き 起 こ す リ ス ク が あ る の で 、 将 目 も 調 査 の 対 象 と な り 、 新 た な 税 務 上 の わ れ ま す 。 そ の 場 合 、 法 人 税 な ど の 他 項 還 付 申 請 し た 場 合 に は 、 税 務 調 査 が 行 れ て い ま せ ん 。 繰 り 越 し に 関 し て は 期 間 に 制 限 は 設 け ら 還 付 申 告 を 行 わ な け れ ば な り ま せ ん が 、 還 付 に 関 し て は 申 告 月 か ら 3 年 以 内 に 14 VATと源泉所得税の未還付問題 × 売 上 ︵ 1 5 % ー 実 際 の 税 引 前 利 益 率 ︶ × 法 人 税 率 付 申 請 を す る こ と に な り ま す 。 ︻ 毎 年 の 源 泉 所 得 税 の 還 付 金 額 ︼ 企 業 に お け る 消 費 税 の 還 付 と 同 じ し く す 。 輸 出 企 業 の V A T 還 付 が 日 本 の 輸 出 と は ビ ジ ネ ス 上 大 変 大 き な 障 害 と な り ま こ と に な り 、 源 泉 所 得 税 の 還 付 が 滞 る こ に と っ て か な り の 金 額 的 イ ン パ ク ト が あ る 能 で す 。 ま た 、 民 商 法 で は 税 務 時 効 を 原 が 得 ら れ れ ば 5 年 ま で 延 長 す る こ と が 可 税 の 疑 い が あ る と し て 歳 入 局 長 官 の 承 認 申 告 書 の 提 出 期 限 か ら 2 年 間 で す が 、 脱 う 権 限 を 有 す る と 定 め ら れ て い る 期 間 は 、 17 15 該 当 業 者 は 毎 年 の よ う に 下 記 の 金 額 の 還 の 1 2 ・ 5 % か ら 5 0 % に 相 当 し 、 そ の 企 業 税 務 調 査 に お い て 調 査 官 が 職 務 を 行 高 い 数 値 で あ り 、 結 果 と し て ほ と ん ど の こ と に な り ま す 。 こ れ は 税 引 後 純 利 益 額 建 築 業 者 や 製 造 業 者 に と っ て は あ ま り に ら 2 千 万 バ ー ツ も の 還 付 が 毎 年 発 生 す る ︵ 2 ︶ 対 象 期 間 こ の 税 引 前 利 益 率 1 5 % と い う 数 値 は 1 0 % 程 度 と 仮 定 す る と 1 千 万 バ ー ツ か 次 の 簡 単 な 計 算 根 拠 を ご 参 照 下 さ い 。 業 の 場 合 、 実 際 の 税 引 前 利 益 率 を 5 % ∼ し て お り ま す 。 え る 必 要 が あ り ま す 。 な い た め に は 税 引 前 利 益 率 が 1 5 % を 超 人 所 得 税 率 2 0 % に お い て 、 還 付 と な ら 所 得 税 率 は 3 % で す の で 、 現 状 の 暫 定 法 で す 。 請 負 契 約 に よ る 報 酬 に 対 す る 源 泉 る 建 設 業 者 や 金 型 製 造 業 者 な ど の 業 種 契 約 と み な さ れ 、 源 泉 徴 収 の 対 象 と さ れ 深 刻 と な る の が 、 売 上 の ほ と ん ど が 請 負 え こ ま の す 源 。 泉 所 得 税 未 還 付 の 問 題 で さ ら に ま さ に 泣 き っ 面 に 蜂 と い っ た 事 態 が 起 こ り 日本国公認会計士の山崎宏史氏 タイ国弁護士、元上院議員のサリドポール・チョムパイサル氏 売 上 高 が 1 0 億 バ ー ツ に も 及 ぶ 該 当 企 税 さ れ て し ま う と い う こ と も 頻 繁 に 発 生 源泉所得税に よる法人所得 税の前払い (売上×3%) =100×3% =3 し て 、 過 大 な 額 の 所 得 金 額 を 推 計 さ れ 課 官 の 満 足 い く 資 料 が 準 備 で き な い 結 果 と と し て 挙 げ ら れ ま す 。 会 社 側 が 税 務 調 査 権 が 強 く 裁 量 の 余 地 が 大 き い こ と が 特 徴 税引前利益 ⅰ)税引前利益 率が15%であ れば納付も還 付も不要 法人所得税 法人税率20% 売上 行 わ れ 、 そ の 際 の 現 場 の 納 税 調 査 官 の 職 付 し ま す が 、 還 付 申 請 の 場 合 に は 調 査 が T は 日 本 と 同 じ く 納 税 者 が 申 告 し て 納 と が 挙 げ ら れ ま す 。 さ ら に は 、 タ イ の V A 多 く な い こ と 、 さ ら に 文 言 が 曖 昧 で あ る こ の 詳 細 な 取 り 扱 い を 定 め た 法 令 が 決 し て タ イ 税 法 の 特 徴 は 日 本 に 比 較 し て 税 務 い ま す 。 日 本 に 比 較 し て 非 常 に 重 い 罰 則 と な っ て の 加 算 税 及 び 年 率 1 8 % の 延 滞 税 と な り 、 無 申 告 に 対 す る 罰 則 は 、 最 大 で 2 0 0 % 税 と な り ま す 。 一 方 、 タ イ で は 過 少 申 告 、 算 税 及 び 年 率 7 ・ 3 % ∼ 1 4 ・ 6 % の 延 滞 対 す る 罰 則 は 、 5 % ∼ 3 5 % の 範 囲 で の 加 の は タ イ の 税 務 調 査 に な り ま す 。 税 未 還 付 問 題 に お い て も 、 立 ち は だ か る ︵ 1 V ︶ A 概 T 要 未 還 付 問 題 に お い て も 源 泉 所 得 さ れ ま す 。 日 本 で は 、 過 少 申 告 、 無 申 告 に さ れ る だ け で な く 、 加 算 税 や 延 滞 税 も 課 が 指 摘 さ れ る と 、 不 足 分 の 追 徴 税 額 が 課 税 務 調 査 で 、 過 少 申 告 や 無 申 告 の 事 項 ⅱ)仮に税引前利益 率が10%であったと すると 税引前利益は10 法人所得税は2 還付額は (3−2=1) 7 タ イ の 税 務 調 査 ︵ 3 ︶ 罰 則 と し て 日 タ イ 租 税 条 約 で も 変 わ り ま せ ん 。 あ り ま す 。 ﹁ ロ イ ヤ リ テ ィ ﹂ に 該 当 す る の か 、 ﹁ 役 務 提 断 が 難 し い も の と し て は 、 そ の 支 払 い が こ の ほ か 日 本 法 人 に 対 す る 支 払 い で 判 な っ て お り 注 意 が 必 要 で す 。 様 な 業 種 に 対 す る 支 払 い が 徴 収 対 象 と 刷 、 コ ン ピ ュ ー タ ー シ ス テ ム 設 計 な ど 多 種 多 せ ば 建 設 工 事 、 金 型 製 造 、 自 動 車 修 理 、 印 な い タ イ 特 有 の 論 点 で す 。 け る 源 泉 所 得 税 還 付 の 論 点 は 日 本 に は み で あ る 一 方 、 こ ち ら の 請 負 契 約 業 者 に お 生 し た 役 務 提 供 の 対 価 に 関 し て は 、 源 泉 ネ ー ジ メ ン ト フ ィ ー な ど の 日 本 法 人 側 で 発 ま た 、 そ の ほ か の 販 売 コ ミ ッ シ ョ ン や マ 漏 れ を 指 摘 さ れ る こ と が ま ま あ り ま す 。 し て 見 做 さ れ 1 5 % の 源 泉 所 得 税 の 徴 収 い 場 合 で あ っ て も 歳 入 局 に ロ イ ヤ リ テ ィ と 調 査 対 象 と さ れ る こ と に 留 意 す る 必 要 が 過 去 1 0 年 間 、 少 な く と も 過 去 2 年 間 は 則 1 0 年 に し て い ま す 。 こ の こ と か ら 最 悪 る 可 能 性 が 多 々 あ り 、 赤 字 企 業 に と っ て 所 得 税 額 が 取 り 戻 せ な い と い う 事 態 に 陥 れ た り 、 帳 票 の 不 備 を 指 摘 さ れ 結 局 源 泉 摘 さ れ 還 付 金 額 以 上 の 追 徴 税 額 を 課 さ 調 査 に よ っ て 新 た な 税 務 上 の 問 題 点 が 指 税 務 調 査 の 壁 が 立 ち は だ か り ま す 。 税 務 様 の 定 義 が さ れ て お り 、 こ の 要 件 を 満 た 場 合 に は 、 実 態 と し て ノ ウ ハ ウ の 移 転 が な し か し 、 こ れ も V A T 還 付 の 際 と 同 様 、 約 の こ と で あ る ﹂ と ほ ぼ 日 本 の 民 法 と 同 果 に 対 し て 報 酬 を 与 え る こ と を 約 し た 契 せ る こ と を 約 し 、 注 文 者 が そ の 仕 事 の 結 定 義 は タ イ 民 商 法 に ﹁ あ る 仕 事 を 完 成 さ 約 に よ る 報 酬 ﹂ が あ り ま す 。 請 負 契 約 の 定 さ れ て い ま す 。 こ の 税 率 や 取 扱 い は 原 則 と し て 、 タ イ 国 内 に 関 す る も の で ﹁ 請 負 契 税 率 に 代 え て 、 以 下 の 税 率 が 国 内 法 上 規 合 の 源 泉 徴 収 税 率 は 、 国 内 企 業 ど う し の 国内との取引 た だ し 、 支 払 の 相 手 先 が 外 国 企 業 の 場 ︵ 3 ︶ 区 分 判 断 が 難 し い 支 払 い 源 泉 徴 収 の 実 務 で 判 断 が 難 し い 支 払 い や 専 門 家 を 派 遣 す る 契 約 で あ っ た り す る 文 字 が 入 っ て い る 場 合 で あ っ た り 、 技 術 者 ら れ る 傾 向 に あ り 、 契 約 書 に 技 術 と い う は ロ イ ヤ リ テ ィ と い う 概 念 が 広 く と ら え 収 が 必 要 と な り ま す 。 タ イ の 税 務 調 査 で は ロ イ ヤ リ テ ィ に 該 当 し 、 1 5 % の 源 泉 徴 ま す 。 即 ち ノ ウ ハ ウ の 移 転 が 伴 う 場 合 に を 伴 う か 伴 わ な い か に よ り 扱 い が 異 な り 酬 が 支 払 わ れ る 場 合 に は 、 ノ ウ ハ ウ の 移 転 な り ま す 。 日 か ら 3 年 以 内 に 還 付 請 求 を す る こ と に で き な い の で 、 納 税 申 告 書 の 提 出 期 限 の に 過 払 い 額 を 繰 り 越 し て 相 殺 す る こ と は が 可 能 で す が 、 V A T と 異 な り 翌 期 以 降 あ り ま す 。 こ の 場 合 は 還 付 請 求 す る こ と れ た 税 額 が 支 払 超 過 と な る こ と が ま ま が 低 い 場 合 や 赤 字 の 場 合 に は 源 泉 徴 収 さ し て 徴 収 し 支 払 わ れ る た め 、 企 業 の 利 益 支払いの内容 税率 利子 1% 運送料 1% 広告料 2% 仲介手数料・コミッション 3% ロイヤリティ 3% 専門職サービス 3% 請負契約による報酬 3% その他のサービス料 3% 賃貸料 5% コンテスト等の賞金 5% 国外 (日本法人) との取引 支払いの内容 税率 配当 10% 利子 15% ロイヤリティ 15% 課税なし (PEがない場合) 役務提供の対価 社 に 対 し て 、 技 術 指 導 料 の 名 目 で 一 定 の 報 源 泉 所 得 税 は 毎 回 必 ず 取 引 先 が 代 理 設備等のリース料 15% 株式売却益 15% て い ま す の で 、 日 本 親 会 社 か ら タ イ 子 会 領 す る 全 て の 種 類 の 支 払 金 ﹂ と 定 義 さ れ 上 の 経 験 に 関 す る 情 報 の 対 価 と し て 受 し て 、 又 は 産 業 上 、 商 業 上 、 も し く は 学 術 程 の 使 用 も し く は 使 用 の 権 利 の 対 価 と 権 、 意 匠 、 模 型 、 秘 密 方 式 も し く は 秘 密 工 所 得 税 を 控 除 し た 額 を 納 め ま す 。 人 所 得 税 額 か ら 、 予 め 差 し 引 か れ た 源 泉 受 領 し ま す 。 企 業 は 確 定 申 告 の 際 に 、 法 際 に 歳 入 局 に 納 め る た め 、 残 り 9 7 % を 得 税 を サ ー ビ ス 受 領 者 が 報 酬 を 支 払 う 供 を し た 企 業 は 、 報 酬 額 の 3 % の 源 泉 所 学 術 上 の 著 作 物 の 著 作 権 、 特 許 権 、 商 標 イ ヤ リ テ ィ と は ﹁ 文 学 上 、 美 術 上 も し く は 要 が あ り ま せ ん 。 日 タ イ 租 税 条 約 で は ロ を 保 有 し て い な い 限 り 源 泉 徴 収 を す る 必 例 え ば 、 請 負 契 約 に 基 づ く サ ー ビ ス 提 6 未 還 付 問 題 源 泉 所 得 税 の 還 付 の し く み と 本 法 人 が タ イ 国 内 に 恒 久 的 施 設 ︵ P E ︶ は 日 タ イ 租 税 条 約 に よ り 、 支 払 い 先 の 日 が 、 ﹁ 役 務 提 供 の 対 価 ﹂ に 該 当 す る 場 合 に 5 % の 源 泉 徴 収 を し な け れ ば な り ま せ ん ま す 。 ﹁ ロ イ ヤ リ テ ィ ﹂ に 該 当 し ま す と 、 1 供 の 対 価 ﹂ に 該 当 す る の か の 区 分 が あ り で 注 意 が 必 要 と な り ま す 。 損 金 性 を 否 認 さ れ る リ ス ク が あ り ま す の す る か 否 か と い う 点 で 、 法 人 所 得 税 上 の は な り ま せ ん が 、 タ イ 法 人 の 事 業 に 関 連 所 得 税 1 5 % を 徴 収 す る か 否 か の 問 題 に 16 VATと源泉所得税の未還付問題 て は 税 務 調 査 に お い て 問 題 と な る こ と を 付 金 利 息 は 受 取 れ ま せ ん 。 申 請 を 失 念 請 し な け れ ば 、 還 付 金 自 体 が 戻 っ て も 還 あ り ま す 。 こ れ は 還 付 申 請 と は 別 途 で 申 加 算 金 に 該 当 す る 還 付 金 利 息 の 制 度 が 例 え ば タ イ の 税 制 度 で も 日 本 の 還 付 を 依 頼 す る こ と が 考 え ら れ ま す 。 り そ う な 点 を ケ ア す る コ ン サ ル テ ィ ン グ 調 査 を 実 施 し て 予 め 税 務 上 問 題 点 と な 務 調 査 に 耐 え ら れ る 状 況 で あ る か 模 擬 で あ る か の レ ビ ュ ー 、 申 請 後 に 行 わ れ る 税 タ イ 人 公 認 会 計 士 に よ る 会 計 監 査 を 毎 切 で す 。 こ の 点 、 よ ま す 。 還 付 金 利 息 の 起 算 日 は 原 則 と し た り 1 % と 比 較 的 高 い 点 に 特 徴 が あ り し て い る 企 業 が 多 い で す が 、 利 率 は 月 あ 段 よ り 歳 入 局 と の 交 渉 に 慣 れ て お り 、 フ に よ る 歳 入 局 と の 交 渉 に お い て も 、 普 の 整 合 性 を 確 認 し て 管 理 す る こ と や 、 製 理 状 況 の 確 認 を し た り 、 月 次 で の 帳 票 間 に 、 日 本 人 駐 在 員 に お い て も 各 帳 票 の 整 タ イ 人 の 経 理 人 材 を 手 厚 く す る と と も 務 調 査 を 避 け て 通 る こ と は で き ま せ ん 。 右 す る こ と に な り ま す 。 税 務 専 門 知 識 の 多 寡 が 交 渉 を 大 き く 左 入 局 と の 交 渉 に あ た る タ イ 人 ス タ ッ フ の 点 が 非 常 に 重 要 に な り ま す 。 こ の 点 、 歳 策 は 、 い か に 歳 入 局 と 交 渉 す る か と い う 連 絡 が な く 還 付 が な さ れ な い ケ ー ス の 対 還 付 の 申 請 を し た も の の 歳 入 局 か ら ビ ュ ー や 、 還 付 申 請 前 に 申 請 方 法 が 適 切 誤 っ て い な い か を 調 査 す る タ ッ ク ス レ い う 点 で は 、 月 次 で の 税 務 上 の 処 理 が 務 調 査 に 耐 え ら れ る 経 理 体 制 の 構 築 と 応 を 依 頼 す る こ と も で き ま す 。 ︵ 1 ︶ の 税 テ ィ ン グ 会 社 や 法 律 事 務 所 の 専 門 家 に 対 お け る ト ラ ブ ル を 専 門 と す る コ ン サ ル 品 ご と の 利 益 率 な ど を 確 認 し 粗 利 が 低 す る ビ ジ ネ ス モ デ ル の 企 業 で は 、 頻 繁 な 税 経 理 体 制 の 構 築 V A T や 源 泉 所 得 税 還 付 が 必 ず 発 生 持 つ タ イ 人 ス タ ッ フ に よ る 交 渉 で 準 備 す る の が 困 難 な 場 合 に は 、 税 務 に 局 と の 交 渉 に 対 応 で き る ス タ ッ フ を 自 社 ︵ 1 ︶ 税 務 調 査 に 耐 え ら れ る ︵ 2 ︶ ハ イ レ ベ ル な 税 務 専 門 知 識 を 上 記 の よ う な 税 務 調 査 の 準 備 や 歳 入 永峰・バンチキ会計事務所 VAT及び源泉税の還付や税務調査における歳入局との折衝をフルサポート致します。 87 Modern Town Building (Floor 3) Ekamai soi 3, Sukhumvit 63 Road, Watthana, Bangkok 10110 TEL:+66-2381-8355(代表)+66-91-779-9484 (日本語) WEB:http://nagamine-bunchikij.com/ E-mail:thai@nagamine-mishima.com 執筆者 サリドポール・チョムパイサル タイ国弁護士 元上院議員 タマサート大学法学部卒業 カリフォルニア大学 (UCバークレー) 法科大学院法学修士号取得 KPMG及びクリフォードチャンス法律事務所にて税務担当役員として従事後、 永峰・バンチキ会計事務所の取締役に就任。 執筆者 山崎 宏史 日本国公認会計士 名古屋大学経済学部卒業 監査法人トーマツにて金融機関、 グローバル企業の監査業務に従事後、 永峰・三島会計事務所に入所。永峰・バンチキ会計事務所に出向。 19 15 ② 歳 入 局 担 当 官 と の 交 渉 9 対 策 る と 考 え る 必 要 が あ り ま す 。 ︵ 3 ︶ 外 部 の 専 門 業 者 へ の 依 頼 に つ い て は 監 査 と は 別 の ケ ア が 必 要 に な ① タ イ の 厳 し い 税 務 調 査 と い う こ と が 多 々 起 こ り ま す 。 ︻ 税 金 還 付 ま で の 障 害 ︼ な 状 況 に な り 、 資 金 繰 り に 困 っ て し ま う さ れ る 気 配 が な く 煙 に 巻 か れ て い る よ う る も そ の 繰 り 返 し で い っ こ う に 還 付 が な の 提 出 が 求 め ら れ 、 準 備 を し て 提 出 を す 連 絡 を 入 れ ま す が 、 そ の 際 に 追 加 の 資 料 つ い て は 、 原 価 の 一 部 を 否 認 す る こ と で 調 か っ た り 原 価 割 れ し て い る 製 品 の 販 売 に 想 定 し て い た も の と 比 較 し て 著 し く 低 粗 利 率 を 検 証 し て い き 、 粗 利 が 調 査 官 の い る と は 言 え な い の で す 。 税 務 の 適 切 性 て も 、 税 務 上 問 題 が な い 処 理 が な さ れ て 財 務 諸 表 が 作 成 さ れ て い る と 判 断 さ れ 士 に と っ て 、 会 計 上 の 要 件 に 沿 っ て 適 切 な の 話 と な り ま す 。 よ っ て タ イ 人 公 認 会 計 て 適 切 な 税 務 申 告 を す る こ と は 全 く 別 作 成 す る こ と と 、 税 務 上 の 要 件 に 基 づ い 上 の 要 件 に 基 づ い て 適 切 な 財 務 諸 表 を 求 め ら れ る 要 件 は 異 な り ま す の で 、 会 計 同 様 に 会 計 上 求 め ら れ る 要 件 と 、 税 務 上 か と 思 わ れ る こ と で す 。 タ イ で も 日 本 と ら れ れ ば 税 務 上 も 問 題 は な い の で は な い か を 確 認 し て い き ま す 。 も し 不 整 合 な 部 税 務 資 料 や 帳 票 の 整 合 性 が 取 れ て い る ︻ 第 税 1 務 段 資 階 料 ︼ が 適 切 に 保 管 さ れ 、 す べ て の を 指 摘 す る こ と が で き た り も し ま す 。 の 対 応 が 大 き く 外 れ て い る 場 合 に は そ れ 般 的 な 税 金 の 還 付 業 務 処 理 か ら 担 当 官 施 し た り も し ま す 。 ま た 、 タ イ に お け る 一 歳 入 局 側 に 早 期 の 還 付 を 促 す こ と を 実 ど う な る か な ど の 話 を 持 ち 出 す こ と で 、 の 起 算 日 は い つ に な る の か 。 計 算 方 法 は 利 息 の 請 求 は で き る の か 。 今 回 の ケ ー ス 用 い て 歳 入 局 と の 交 渉 に お い て 、 還 付 金 ス タ ッ フ で あ れ ば こ の 還 付 金 利 息 制 度 を 計 算 さ れ ま す 。 高 い 専 門 性 を 持 つ タ イ 人 て 還 付 請 求 を 行 っ た 日 よ り 3 ヵ 月 後 か ら は 源 泉 所 得 税 の 還 付 が 、 そ れ ぞ れ 経 常 的 取 引 と な っ て し ま う 業 種 の 企 業 に 関 し て A T の 還 付 が 、 売 上 の 大 部 分 が 源 泉 対 象 上 述 の よ う に 、 輸 出 企 業 に 関 し て は V 択 す る こ と が 求 め ら れ ま す 。 考 慮 し て も っ と も 会 社 に 合 っ た 対 策 を 選 ケ ー ス バ イ ケ ー ス で す の で 、 費 用 対 効 果 を し 税 ょ 金 う 未 。 還 付 問 題 の 状 況 は 会 社 に よ っ て 士 に 代 行 さ せ る と い う こ と 考 え ら れ る で る キ ャ リ ア も 専 門 知 識 も 高 い タ イ 人 弁 護 一 般 的 な 歳 入 局 の 担 当 官 よ り も 税 務 に 係 は 会 社 か ら 歳 入 局 へ 進 捗 状 況 の 確 認 の て し ま う ケ ー ス で す 。 こ の よ う な 場 合 に 金 還 付 の 進 捗 状 況 が 不 明 な 状 況 に 陥 っ ら 連 絡 が 来 る こ と は な く 、 長 期 に 渡 り 税 粗 利 率 と な る 価 格 と み な し 、 製 品 ご と の の 一 定 の 価 格 を 供 給 者 の 業 種 の 平 均 的 な て 3 段 階 で 実 施 さ れ ま す 。 給 の 関 係 に よ り 決 ま り ま す が 、 市 場 の 機 困 難 で す 。 市 場 価 格 と い う の は 需 要 と 供 市 場 価 格 を 一 つ 一 つ 検 証 す る こ と は 実 務 上 ︵ 5 ︶ 税 務 調 査 の 方 法 際 、 文 言 ど お り 千 差 万 別 の 製 品 に 対 し て 税 務 調 査 に お い て こ の 条 文 を 適 用 す る る と い う 規 定 で す 。 つ ま り 時 価 は と す ら れ る こ と は 稀 で す 。 に 難 し く 、 調 査 官 に 価 格 の 妥 当 性 を 認 め よ る も の で あ る こ と を 説 明 す る の は 非 常 販 売 に 係 る 原 価 の 損 金 否 認 項 目 を 確 認 製 品 を 抽 出 し 、 前 述 の 利 益 率 の 低 い 製 品 粗 利 率 な ど か ら 粗 利 が 赤 字 と な っ て い る ︻ 第 会 3 社 段 全 階 体 ︼ の 利 益 率 の 推 移 や 製 品 別 の で 困 き す そ す っ れ が の 。 て な 、 し い ど 他 ま 状 こ の う 態 に 典 と で ど 型 い 、 の 的 う 還 書 な の 付 類 ケ が の が ー 典 期 あ ス 型 限 る と 的 の か し な み も て ケ が 把 は ー 迫 握 、 還 ス り し 後 任 の タ イ 人 経 理 マ ネ ー ジ ャ ー を 雇 い ま 人 経 理 マ ネ ー ジ ャ ー が 困 っ て し ま い 退 職 、 8 未 還 付 で 悩 む 日 系 企 業 付 申 請 を す る も の の そ れ 以 降 歳 入 局 か 能 に よ り 一 定 の 価 格 に 収 斂 さ れ ま す 。 そ mark to the market く 勘 違 い を さ れ る の が 認 識 し て お く な ど 、 税 務 調 査 に 耐 え ら れ 年 受 け て お り 、 タ イ 人 公 認 会 計 士 の 指 導 ま た ︵ 2 ︶ の 専 門 性 の 高 い タ イ 人 ス タ ッ い 製 品 や 原 価 割 れ を し て い る 製 品 に 関 し る 強 固 な 経 理 体 制 を 構 築 す る こ と が 大 に 従 っ て 適 切 に 修 正 を し 、 適 正 意 見 を 得 税 務 調 査 官 の 調 査 方 法 は 大 き く 分 け し て い き ま す 。 理 マ ネ ー ジ ャ ー に 指 示 を 出 す も 、 そ の タ イ 価 割 れ を し た 理 由 が 市 場 価 格 の 低 下 に 付 で き る 状 態 に す る よ う に と タ イ 人 経 を を し し ま た す 場 と 合 い に う は 趣 、 市 旨 場 の 価 条 格 文 に と 直 な し り て ま 課 す 税 。 正 そ す の る 際 こ に と 粗 が 利 求 が め 低 ら れ く ま な す っ た 。 こ と や 、 原 で な い と い う も の が よ く あ る 例 で す 。 還 こ と が で き る 。 市 場 価 格 よ り 低 い 価 格 を も っ て 取 引 て そ の 対 価 、 報 酬 又 は 利 子 を 査 定 す る 合 に は 、 税 務 調 査 官 は 市 場 価 格 を も っ よ り も 低 廉 な 対 価 、 報 酬 又 は 利 子 の 場 報 酬 又 は 利 子 が な い 場 合 又 は 市 場 価 格 の 提 供 又 は 貸 付 金 の 貸 与 で 、 そ の 対 価 、 正 当 な 理 由 な く 、 財 産 の 譲 渡 、 役 務 第 6 5 条 の 2 ︵ 4 ︶ の 2 ︵ 4 ︶ に よ る 追 加 課 税 で す 。 を 悩 ま せ て い る の が 、 下 記 の 歳 入 法 6 5 条 原 価 の 損 金 否 認 ︵ 4 ︶ 利 益 率 の 低 い 製 品 販 売 に 係 る と も 多 々 あ り ま す 。 き く な る よ う な 修 正 指 導 が な さ れ る こ 分 や 不 明 瞭 な 部 分 が あ れ ば 、 税 額 が 大 は タ イ で ビ ジ ネ ス を 行 う 上 で 不 可 欠 で す 。 額 が 多 額 に な る た め 、 円 滑 な 税 金 の 還 付 に 発 生 す る こ と に な り ま す 。 ど ち ら も 金 タ イ の 税 務 調 査 に お い て 特 に 日 系 企 業 査 官 が 妥 当 と 考 え ら れ る 利 益 率 ま で 修 か ︶ に 関 す る 指 摘 が 散 見 さ れ ま す 。 い て の 適 用 税 率 の 誤 り ︵ 7 % 課 税 か 免 税 A T 関 連 で は 保 税 地 域 を 用 い た 取 引 に つ 損 金 否 認 と さ れ る ケ ー ス が あ り ま す 。 V 金 計 上 で き る 要 件 を 満 た し て い な い た め 本 本 社 か ら 請 求 さ れ た 費 用 が タ イ で 損 も に 納 め る よ う 指 摘 さ れ た ケ ー ス や 、 日 果 と し て 、 前 期 の 納 税 不 足 を 延 滞 税 と と き 項 目 が 当 期 の 益 金 に 含 め ら れ て い た 結 し て は 、 本 来 前 期 に 益 金 と し て 申 告 す べ す 。 法 人 税 関 連 で よ く あ る 指 摘 事 項 と 経 理 状 況 が 税 務 調 査 に 耐 え ら れ る 状 況 事 が 起 こ り え ま す 。 理 由 と し て は 現 在 の は で き な い と 突 然 言 わ れ て し ま う と い う た 際 に タ イ 人 経 理 マ ネ ー ジ ャ ー か ら 還 付 が あ り ま す が 、 い ざ 還 付 申 請 し よ う と し れ る 3 年 以 内 に 還 付 の 申 告 を す る 必 要 向 き に く い 部 分 で す 。 還 付 申 告 期 限 の 切 せ っ き り に な り 、 日 本 人 駐 在 員 の 注 意 が 務 業 務 は タ イ 人 経 理 マ ネ ー ジ ャ ー に 任 な い ケ ー ス が 多 い の で 、 こ う い っ た 日 常 の 税 は 技 術 と 営 業 担 当 の み で 、 経 理 担 当 が い 切 に 処 理 さ れ て い る か を 確 認 し て い き ま 在 タ イ の 日 系 企 業 で は 日 本 人 駐 在 員 ︻ 第 金 2 額 段 の 階 大 ︼ き い 項 目 の 取 引 が 税 務 上 適 企 業 に 散 見 さ れ ま す 。 り わ け タ イ に 進 出 し て ま だ 年 数 が 浅 い 未 還 付 問 題 で 悩 ま れ て い る 日 系 企 業 、 と 18
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