アカデ美和通信「美んなの和」

講座名
アカデ美和歴史講座
~松野編~(全2回)
家でも気軽に
~男の本格フランス料理~(全3回)
世界の文化を楽しむ
~スペインの魅力~(全3回)
親子でつくる!
オモシロ飾り巻き寿司(全1回)
食べて学ぶ!
あなたの街の学校給食(全1回)
わくわく劇場
~アカデ美和へようこそ~(全1回)
実施日
1/11(土) 13:30~14:30
1/18(土) 13:30~15:00
2/2、2/9、2/16(日)
10:00~13:00
2/14、21、28(金)
19:00~20:30
(28日のみ21:00迄)
申込方法
満員御礼!!
1/20(月) 必着
往復ハガキ・Web申込受付中!!
1/24(金) 必着
往復ハガキ・Web申込受付中!!
1/10(金)〜2/14(金) 必着
往復ハガキ・Web申込
1/28(火) 10:00~
2/25(火) 10:00~12:30
電話申込受付開始!!
2/15(土) 10:00~
3/1(土) 10:00~12:00
電話申込受付開始!!
2/23(日) 13:00~15:00
詳細は、広報しずおか「しずおか気分」、チラシ、静岡市生涯学習センターホームページ等をご覧ください。
活 動 日:第 2 土曜日
午後 1 時 30 分~4 時
対
象:どなたでも 活動内容:句会、季語の解説、句誌の発行
参加申込:代表 山下までお気軽にお問い合わせください(296‐0910)
毎月、殆ど全員が出席してにぎやかに句会を行っています。この環境に恵まれている
地に住めることに感謝して、季節ごとの動植物、人々の生活、家族のことなど、日々ふ
と気づいたことをメモするように俳句が作れたらと思います。そして、その積み重ねに
よって、それぞれの足跡を残すことができればと考えています。
現在の会員は、誘われて入会した人が多く「まさか、自分が俳句をやるとは」という人が大半です。紙と鉛筆だけで
でき、級も段もない俳句、始めたら先ずまわりの景色が変わってみえます。たった一行の日記をはじめてみませんか。
アグリロード美和の『ちょっと一品』
免疫力を高めて冬風邪予防!!
「サトイモの安倍川風」
【材料】(4 人前)
・サトイモ 6~7 個(300g)
・切り餅 1 個(50g)
・塩、砂糖、きな粉 適量
【作り方】
① サトイモの皮をむき、厚さ 1.5 ㎝の輪切りにし、塩少々とかぶるくらいの水を
入れ、柔らかくなるまで 7~8 分ゆでる。餅は 1 ㎝角に切っておく。
② ①のゆで汁を捨て、イモをさっと洗い、砂糖大さじ 3 と切った餅を入れ、ふたをして柔らかくなるまで 5 分
蒸し煮し、マッシャー等でつぶす。
③ バットにきな粉 4 分の 1 カップをザルでふるい入れ、②をその上にとり、きな粉 4 分の 1 カップをふるう。
④ ③を手で厚さ 2 ㎝に伸ばし、完全に冷まし、一口大に切り分け、器に盛って砂糖をふる。
協力:アグリロード美和
北部生涯学習センター美和分館では、11 月 9 日(土)、10 日(日)に「美和ふ
れあいのつどい~活動発表会~」、「アカデ美和まつり」を地域の皆様、当
館をご利用いただいている生涯学習団体の皆様のご協力のもと開催いたし
ました。両日ともに、多くのご出演、ご出展、そしてご来場をいただき、地
域やアカデ美和での活動成果を広く地域の皆様に知っていただく機会とな
りました。ご協力、ご来場をいただいた皆様、まことにありがとうございま
した。
(写真提供:アカデ美和フォトクラブ 鈴木)
次号予定
地域を旅する!~安倍口地区 編~
内牧大茶会 ほか
講座日記
陶芸体験
~美和焼で
お皿を作ろう!~
アカデ美和劇場
~コンコン狐と
安倍口太鼓~
編集後記にかえて新年のご挨拶
–平成 26 年 4 月頃発行予定-
まちのかお
地域を旅する!~足久保学区・口組編~
アグリロード美和の『ちょっと一品』
講座日記
活動サークル紹介
アカデ美和写真館
新年あけましておめでとうございます。当館は今年
9 月に開館 5 周年、指定管理者である私達(公財)静
岡市文化振興財団は設立 20 周年を迎えます。今後
も、よりよい事業の実施、施設運営に努めてまいり
ます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
―発行元・お問い合わせ先―
静岡市北部生涯学習センター美和分館(アカデ美和) 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団
〒421-2113 静岡市葵区安倍口団地 5 番 1 号 電話:054-296-7122 FAX:054-296-7124
E メールアドレス:info_miwa@sgc.shizuoka-city.or.jp
静岡市生涯学習センターホームページ:http://sgc.shizuokacity.jp/
安倍城跡
安倍口学区自治会連合会
会長
前田
純彦さん
私達の安倍口学区は、西ヶ谷総
合運動場・西ヶ谷清掃工場・アカ
デ美和・図書館・市民サービスコ
ーナー・小学校・幼稚園・保育園・
児童館などの公共施設や金融機
関・郵便局・JA などあり、美和
地域の人達の交流の多い学区で
す。
住民が楽しみにしているお祭も中之郷・安倍口団地・安倍
口新田・内牧などの町内会・自治会で行なわれております。
特に、内牧町内会で地元特産のお茶の振興のために毎年11
月3日に「内牧大茶会」が開催され、今年は25回目となり
回を重ねる毎に盛大になっております。
会場では、抹茶・煎茶のお茶会と併せて、地元農家の新鮮
な野菜などの農産物やお弁当・お惣菜など販売する出店が並
び多くの地元住民と市内外からの来客で賑わっています。
また、町内会主催の「文化祭」も開催し、地元住民の絵画・
書道・手芸品・盆栽などが展示され、地元の皆さんの交流の
場になっています。
平成 25 年 11 月 29 日撮影・安倍口城跡より富士山を望む
安倍口学区へのアクセス
地域を旅する!~安倍口学区~
JR 静岡駅より路線バス(9番のりば)
美和大谷線で約30分
もっと知りたい!安倍口学区の魅力
1 安倍口新田町内会熊野神社秋期祭典
冬号は、静岡市街から美和地区に入る玄関口にあたる安倍口学区を特集します。
安倍口熊野神社の設立時期などは不明ですが元治元年
(1864)に再建されたと伝えられており、樹齢 300 年以
上とも言われる大きな楠のすぐそばの祠には伊弉冊尊(イザ
ナギノミコト)が祭神として奉られています。当日は、祭殿
にて巫女による舞が奉納され、安倍口新田町内会の発展を祈
願しました。また、子ども達が神輿を担ぎながら近隣地域を練り歩き、演芸
舞台は安倍口太鼓や踊りなどで夜まで賑わっていました。
文
けつじょうじ
結成寺
美和小学校
3
新 東 名
マルウチ茶農協
2
1
内 牧
卍
熊野神社
遠藤新田
内牧公民館
安倍口団地
アグリロード美和
拡
大
あ
!
べ じょうし ふ き ん
アカデ美和
安倍口幼稚園
安倍城跡付近
文
安倍口小学校
駿府学園
2
● 狩野貞長墓
3
安倍口公民館
●
西ヶ谷総合運動場
急坂!
久住砦
久
住
谷
川
増
善卍
寺
美
和
ト
ン
ネ
ル
洞
卍慶
院
老梅林園
…車道
安
●
安倍口保育園
美
和
街
道
西ヶ谷総合運動場
Aaaaaaaaaaaa
安 倍 城 跡
Aaaaaaaaaaaa
29
西ヶ谷清掃工場
安倍口新田
与左衛門新田
富士山絶景ポイント!
安
29
倍
倍
川
川
第三回安倍口文化祭
建 穂
美
和
ト
ン
ネ
ル
第25回
至:結成寺
安倍城跡は、約 600 年前の南北朝時代に、狩
野貞長公が南朝方の武将として北朝方の今川氏
に対抗した際の居城跡として伝えられていま
す。この海抜 435m に位置する城跡からは、富
士山をはじめ、当時、今川館や詰の城があった
と思われる現在の駿府城公園や賤機山、さらに
は清水、三保方面、駿河湾を一望できます。当
時、静岡平野を治めていた今川氏に対抗する軍
事拠点として、この地はうってつけの場所であ
ったのかもしれません。城跡としての遺構は確
認出来るものの、この地が本当に貞長公の安倍
城跡なのかを明確に論証できる歴史資料は残念
ながら見つかっていませんが、現在ではハイキ
ングコースとしても広く親しまれています。ま
た、この城跡の麓から静岡市街に架かる狩野橋
は貞長公に由来して名付けられたそうです。
な
ど
が
た
く
さ
ん
飛
が
り
、
狐
や
狸
、
兎
に
は
一
面
野
原
が
広
当 た 前 か 安
時 。 に ら 倍
開 お 口
、
拓 よ 新
安
さ そ 田
倍
れ 四 は
口
ま 百 、
新
し 年 今
田
平成 25 年 10 月 26 日
(土)
~27 日
(日)
困
っ
て
い
ま
し
た
。
与
え
、
村
人
達
は
大
変
飲
み
水
ま
で
被
害
を
て
、
田
畑
を
あ
ら
し
、
う
い
た
ず
ら
狐
が
い
「
白
里
の
新
八
」
と
い
「
和
田
の
権
八
」
、
し
か
し
、
そ
の
中
に
コ
ン
狐
…
と
い
コ
ン
コ
ン
狐
・
お正月飾り
日本のお正月飾りといえば、玄関
飾り、氏神様飾り、火の神様飾り、
輪飾りなどがあります。そこで、内
牧の海野さんご夫妻にお正月飾りの制作風景を取材させていただきました。
お正月用のしめ縄飾りは、春の田植え、夏の青田刈り、そして冬のお飾り
づくりと、ほぼ 1 年を通して行われます。今では機械も用い、昔に比べれば
楽になったと海野さんは語ります。青緑色の美しい藁を使い、力を使う作業
は海野さん、繊細な作業は奥様と、ご夫婦で分担して作業を進める姿が印象
的でした。12 月上旬までに約 1,000 本のしめ縄を作り、中旬に「紙垂」等
を飾り付け、下旬に出荷します。
お飾りの装飾には以下のような意味が込められているそうです。
と
言
わ
れ
て
い
ま
す
。
キ
ツ
ネ
太
鼓
の
由
来
に
始
め
た
の
が
疫
病
な
ど
も
払
う
為
か
え
し
、
ま
た
、
こ
の
狐
達
を
里
山
に
そ
こ
で
、
村
人
達
は
解説
雷の形をしているのは稲作文化における五穀豊穣を祈願している。ま
た、しめ縄が神社や神棚の前に飾られ内と外を隔てているように、神様
のいる神聖な場所を清らかな気持ちで向き合うための目印のようなも
のといわれている。
橙(だいだい) 翌年も新しい実と共に数年とどまる実もあるため、子孫が代々(だいだ
い)続く言葉に掛けられ縁起が良いとされている。
裏側が白い葉であることから、心の裏も白く清いことを表しており、一
うらじろ
般的に正月飾りでは裏を表にする。また、漢字の八の字に見えることか
ら末広がりで縁起がよいとされている。
親から子へ気持ちを伝えあう(譲り合う)ことを表している。
ゆずり葉
紙垂(しで)
狩 野 橋
うちまきだいちゃかい
安倍城跡とは・・・
び
跳
ね
て
い
ま
し
た
。
安倍口新田町内会と歴代の役員たちによる「安倍口や
まびこ会」が中心となって開催している文化祭。元町内
会役員有志の方たちの何か町内のために役立つことをし
たいという思いから、3 年前より、このような文化祭が
開催されるようになったそうです。安倍口公民館を会場
に、彫刻、陶芸、ミニ盆栽、絵画、書道、つるし雛、手芸、子ども達の図画
工作などバラエティーに富んだ見ごたえのある作品がたくさん展示され、来
場者の会話に花が咲いていました。
名称
…山道
平成 25 年 10 月 12 日(土)午後 1:30~
内牧大茶会
平成 25 年 11 月 3 日(日・祝)
内牧地区は、西ヶ谷総合運動場を西に向かっ
た先に位置し、今年 25 回目を迎えた内牧大茶会
が結成寺(けつじょうじ)で開催されました。
献茶式では、住職による読経がなされた後、
口切りの儀が行われ見事な富士山が茶葉で描か
れました。その後、お茶席が設けられ、美和中
学校のみなさんが運ぶお茶を堪能している人々
の姿が印象的でした。地元の方によると、秋に
お茶会を開催するのは農家の方々が夏の忙しい
季節が一段落し、皆が集まりやすいこと、そし
て農家にとって秋が 1 年の区切りとなることか
らとの事です。広場では地域の旬の野菜、手作
りお菓子などの販売やもちつき大会の餅が振舞
われました。また、内牧公民館では文化祭も同
時開催され、多くの家族連れで賑わっていまし
た。
最後に、海野さんから正月飾りを飾ると清らかな気持ちで神様を迎えるこ
とができると教えていただきました。
ま じ 触 と
す さ れ キ
。 せ 合 ツ
て い ネ
く を 達
れ 感 の
の
音
色
は
、
人
間
悲
し
げ
な
太
鼓
う
ど
こ
か
も
の
(参考文献)
出版社不明(1912)
『美和村史』
美和郷土誌編集委員会発行(1985)
『美和郷土誌』
静岡市役所スポーツ振興課(2013 一部改訂)
『みどりの道』
本誌を作成するにあたり、資料の提供やイベントでの取材を快くご協力してくださった安
倍口学区自治会連合会様、安倍口やまびこ会様、アカデ美和フォトクラブ様、内牧 海野様、
安倍口太鼓 平島様、静岡古城研究会 川嶋様、そして地域の皆様に感謝申し上げます。
講座日記「陶芸体験~美和焼でお皿を作ろう~」
12 月 5 日(木)からアカデ美和で美和焼の陶芸体
験が始まりました。足久保にある諸川池のほとりに工
房をもつ伊藤新三先生に教えていただきながら、今年
は木の葉皿作りに挑戦です。成型は、本物のあじさい
の葉を使って作り上げます。1 月 9 日に釉薬を塗布し
た後に焼成させ、2 月上旬頃には完成する予定です。
完成した作品は、2 月中旬よりアカデ美和 2 階展示
ロビーで作品展を行う予定です。ぜひご覧ください。
安倍口太鼓保存会は安倍口新田町内会の文
化活動の一環として、毎年 10 月に行なわれ
る熊野神社の祭典での奉納をはじめ、様々な
行事で「キツネ太鼓」披露しています。