QLogic BR-1860

QLogic BR-1860
データシート
QLogic BR-1860
ファブリック・アダプター
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クラウドに対応したデータセンターにおけるファ
イバーチャネルおよびイーサネットの接続性に対
するすべてのニーズを満たすアダプター
®
QLogic AnyI/O テクノロジーによる第5 世代 (Gen
5) フ ァ イ バ ー チ ャ ネ ル お よ び TCP/IP, iSCSI,
FCoE をサポートした 10GbE DCB の接続性
vFLink テクノロジーにより、I/O デバイスを統合
し、ネットワークの QoS (Quality of Service) を最
適化
®
Windows Server 2012 仮想ファイバーチャネルや
ネットワーク QoS (帯域管理)機能などの拡張され
た仮想化機能をサポート
®
Brocade Network Advisor による一括集中管理
概要
日々厳しさを増すビジネス要件に対処しようと、多くの企
業では仮想化によりもたらされる効果を最大限に得るため、
自社のデータセンターをプライベート・クラウド・アーキ
テクチャーへ移行しようとしています。このアプローチに
より、企業は初期投資や運用コストを削減しながら、ビジ
ネスの俊敏性を高めるための IT リソースの統合、拡張、
簡素化および自動化を実現することができるようになりま
す。QLogic BR-1860 は今日のデータセンター向けに設計
されており、プライベート・クラウドへの移行を簡素化し
ます。
プライベート・クラウド・アーキテクチャーを可能にする
ためには、サーバー仮想化は依然として重要なテクノロジ
ーとなっています。世界中の企業は、仮想化を次のレベル
に発展させ、仮想マシン (VM) の集約率を高め、ミッショ
ンクリティカルなワークロードを仮想化しています。こう
した動向により、ストレージの共有、よりフラットで拡張
性の高いネットワーク、といった要求が高まると同時に、
クライアント/ サーバーとストレージ・ネットワークにお
ける、広い帯域幅や 大きなI/O 容量への需要が増加してい
ます。
BR-1860 ファブリック・アダプターは、卓越した性能、
アプリケーション・アウェア・サービス、統合管理、コス
トおよび複雑性の軽減を実現しながら、クラウドに対応し
たデータセンターのあらゆる接続性へのニーズを満たしま
す。BR-1860ファブリック・アダプターは、極めて厳しい
要件が課せられる仮想化環境において、ファブリック・サ
ービスを VM とアプリケーションまで拡張できるように設
計された、最もシンプルで、柔軟で、かつ強力なアダプタ
ーです(図1)。
1枚であらゆる接続ニーズにも対応するアダプター
BR-1860 には、1 ポート・モデルと2 ポート・モデルがあ
ります。QLogic AnyIO テクノロジーを採用することによ
り、高度に仮想化されたクラウド対応データセンターに向
けた、業界初のマルチプロトコル・サーバー接続製品とな
ります。BR-1860 は、Gen 5 ファイバーチャネル・ホス
ト・バス・アダプター (HBA) と、10 ギガビット・イーサ
ネット (GbE) コンバージド・ネットワーク・アダプター
(CNA)、ネットワーク・インタフェース・カード (NIC) を
一体化した新しいタイプのアダプターで、ファイバーチャ
ネル、TCP/IP, DCB (Data Center Bridging) イーサネット、
FCoE (Fibre Channel over Ethernet), iSCSI (Internet Small
Computer System Interface) を1つの製品で同時に稼働さ
せることができます。
第5 世代 (Gen 5) ファイバーチャネルは、ストレージに
向けたネットワーク・インフラで、卓越した信頼性、シ
ンプルさ、そして16Gbps の処理性能は、実際のデータ
センターで実証済みです。Gen 5 ファイバーチャネルを
搭載したBR-1860 ファブリック・アダプターは、高密度
のサーバー仮想化、クラウド・アーキテクチャー、次世
代ストレージなどでその実力を発揮します。
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ーラビリティと性能の障害となっています。最高に強力な
プロセッサを利用したとしても、 16Gbps ファイバーチャ
ネルと 10GbE の速度では、ハイパーバイザーは I/O に追
従できず、ラインレート性能を発揮することができません。
BR-1860 は、Virtual Machine Optimized Port (VMOP) を
®
®
実装することによって、VMware NetQueue やMicrosoft
VMQ などのハイパーバイザー・マルチキュー・テクノロ
ジを活用し、サーバー側に入ってくるネットワーク・パケ
ットのクラス分けや分類の処理を、ハイパーバイザーから
アダプターにオフロードすることができ、CPU を解放し
てラインレート性能を実現することができます。
図 1.
BR-1860 ファブリック・アダプターのテクノロジーは、ファイバ
ーチャネル / イーサネット・ファブリック・サービスを、VM と
アプリケーションにまで拡張します。
I/O 仮想化 (IOV) と仮想化スイッチング
BR-1860 では、1 枚のアダプターを 8 個までの vNIC と呼
ばれる仮想アダプターに分割することができます。これは
®
ハ ー ド ウ エ ア で 実 現 さ れ 、 PCIe バ ス 上 の 複 数 の PF
(Physical Function) として実現されますが、OS からは
別々の物理装置のように認識されます。それぞれの仮想リ
ンクには、イーサネットで 10Gbps まで 100Mbps 単位に、
最小帯域幅および最大帯域幅、あるいはそのいずれかを割
り振ることができます。これは、仮想化環境におけるアダ
プター数の増加の問題を解決する機能である一方、管理を
分離するとともに、ネットワークを稼働用、バックアップ
用、管理用、ライブ・マイグレーション用と分けて QoS
を設定することにも有益です(図2)。
使用するアプリケーションとビジネス要件に最も適合した
アダプター・タイプと接続プロトコルをポート単位で柔軟
に選択できます。この柔軟性によって、必要な接続のすべ
てを 1 つのアダプターに標準化することが可能となります。
低速のファイバーチャネル HBA と1GbE NIC を1つのアダ
プターに集約することで、投資費用と運用コストを節減で
きます。またスペースを取らない 1U のラック・マウン
ト・サーバーを使用して、スイッチ・ポートを増設するこ
となく、既設のファイバーチャネルやイーサネット・ネッ
トワークを接続することができ、将来データセンターがマ
ルチプロトコル・ネットワークに移行する際には、そのま
まシームレスに対応することができます。
QLogic BR-1860 は、全二重、ラインレート 16Gbps のフ
ァイバーチャネルと10GbE をサポートし、ファイバーチ
ャネルをはじめ、FCoE や iSCSI までを含めたストレー
ジ・アプリケーションに100万 IOPS (2 ポート) を超える
性能を発揮します。BR-1860 は、最大規模のデータセン
ターに要求される極めて厳しいミッションクリティカルな
処理に理想的なプラットフォームです。また全面的な
FCoE プロトコル・オフロードとともに、10GbE のTCP
チェックサム・オフロードやセグメンテーション・オフロ
ードなどのステートレス・ネットワーキング・オフロード
に対応することで性能をさらに高め、CPU 利用率の向上
を実現します。
プライベート・クラウドに向けた設計
データセンターは、仮想化により、ネットワークのアクセ
ス・レイヤがサーバーの内側に移動するという変容を遂げ
つつあります。VM に共有させるために I/O デバイスを仮
想化することにとどまらず、ハイパーバイザーが、必要に
応じてソフトウェア・ベースのイーサネット・スイッチと
なってネットワーキング・サービスを VM に提供していま
す。これにより、CPU サイクルを消費し、仮想化のスケ
図 2.
I/O 統合を実現する vFLink の•I/O 仮想化テクノロジー
VM は、仮想化環境の処理を向上するうえで、ハイパーバ
イザーをバイパスして I/O デバイスに直接アクセスできる
®
よ う に な っ て い ま す 。 こ れ は 、 Intel の Virtualization
®
Technology for Directed I/O (VT-d) や 、 AMD I/O
Virtualization (AMDVi) などのサーバー・チップセットのテ
クノロジーを活用した機能です。しかし、物理アダプター
や PF を VM に直接マッピングする場合、ライブ VM マイ
グレーションなど、仮想化の重要な機能に影響を及ぼすこ
とがあります。
BR-1860 では、この制限を解決する方法として、PCI®
SIG の SR-IOV 仕様をサポートできるようになっていま
す。これによってvFLink テクノロジーによる仮想アダプ
ターのサポートが 255 にまで拡張されます。SR-IOV は
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PCIe 上の PF の制御をハイパーバイザーに保持したまま、
軽 量 化 さ れ た PCI フ ァ ン ク シ ョ ン で あ る VF (Virtual
Function) を利用して、それを VM に割り振ります。SRIOV を使用することにより、ダイレクト I/O によって高い
性能を発揮しながら、I/O デバイスを VM 間で効率よく共
有できるようになります(図3)。
卓越した管理ビューによる高度なストレージ・ネットワー
クの監視と診断
BR-1860 は、先進のテクノロジーによる以下のような診
断・監視・管理の機能を提供することによって、管理者の
問題解決をサポートし、アプリケーション性能を最大化す
るとともに、運用費を削減することができます。




図 3.
ダイレクトI/O で高い性能を発揮しつつI/O リソースを効率的に共
有可能なSR-IOV
BR-1860 は、ほかにも VM 間のトラフィックのスイッチン
グ処理のすべてをハイパーバイザーからオフロードするた
めに、仮想レイヤー 2 イーサネット・スイッチを内蔵し、
Virtual Ethernet Bridge (VEB) をサポートしているため、
VM に優れたネットワーク性能を提供する一方で、ほかの
アプリケーション処理に CPU を解放することができます。
サーバーおよびアプリケーションへのファブリック・サー
ビスの拡張
®
BR-1860 は、Brocade のファイバーチャネル・ファブリ
ックが持つ、インテリジェントで高度な、業界最高水準の
ファブリック・サービスを、サーバーにまで拡張する
Brocade Server Application Optimization(SAO)テクノロ
ジーをサポートしています。その1つである ,N_Port
Trunking は、ISL Trunking 機能をスイッチからサーバーま
で拡張するものです。2 ポート・アダプターの 2 本の
16Gbps リンクを組み合わせて、負荷分散をフレーム・レ
ベルで行う、1 本の論理的な32Gbps 接続を作成すること
ができます。これにより、卓越した水準の性能とフォール
ト・トレランスを実現します。
Brocade SAO では、さらにファブリックの QoS (Quality
of Service) を、VM とアプリケーションのレベルにまで拡
張することができ、ミッション・クリティカルなアプリケ
ーションにも仮想化を適用して、仮想化環境を確実に1つ
上のレベルに向上することができます。QoS は Brocade
のスイッチと QLogic アダプターのASIC に装備された
Virtual Channel テクノロジーを利用して、トラフィックの
輻輳やデバイスの不正な挙動などからミッション・クリテ
ィカルな処理が阻害されないように、アプリケーションの
SLA(Service Level Agreement)要件をより効率的に遵守
させます。

診断ポート (D_Port) サポート:Gen 5ファイバーチャ
ネルの光トランシーバ/ケーブルの光学系と信号に不
具合がないかをチェックし、高性能ファブリックの導
入や保守が容易に行えるようにします。これは
Brocade の Gen 5 ファイバーチャネル・スイッチ・プ
ラ ッ ト フ ォ ー ム が 備 え る 、 ClearLink 診 断 ポ ー ト
(D_Port)機能を利用した機能です。
Brocade Network Advisor (Brocade BNA) と の 統
合:自由にカスタマイズできるダッシュボードの上で
不具合の有無や稼働状況を表示して問題個所を迅速に
特定することができ、SAN の構成と管理の作業を簡素
化し、運用費を削減します。
重要な診断・監視の各種機能:早期の問題検出とリカ
バリーに有益です。
Forward Error Correction (FEC):ISL のビット・エ
ラーが修正できるようになり、伝送の信頼性と性能を
向上します。
クレジット・ロス・リカバリー:バッファー・クレジ
ット・ロスによる処理性能の低下と輻輳の問題に対処
できます。
診断ポート (D_Port) は、光トランシーバとケーブルにあ
る問題を迅速に特定して切り分け、ファブリックのデプロ
イと診断にかかる時間を短縮する特別なポートタイプです。
Brocade の ClearLink 診断による各種のテストを、
QLogic Host Connectivity Manager (HCM), QLogic BCU
CLI, あるいは Brocade の BNA から実行することができ
ます。CLI から実施すると、ポート、SFP、ケーブルの異
常のほか、レイテンシや、距離などを調べることができま
す。
診断ポート (D_Port) はユーザーが操作してスタティッ
ク・モードで設定する場合と、スイッチ・ポートから強制
的にダイナミックに設定する場合とがあります。ダイナミ
ック・モードは、アダプター上の 診断ポートをスイッチ
から自動的に操作して、導入を円滑化し、運用の手間を軽
減します。Brocade の ClearLink 診断機能を利用する場合
は、BR-1860 は HBA モードで16Gbps 光トランシーバを
装備している必要があります。
BR-1860 は、さらにクレジット・リカバリーと FEC を、
SAN ファブリックからサーバー・レベルにまで拡張しま
す。これらのファブリック・サービスがサーバーまで拡張
されることで、リンクの耐障害性が高まり、アプリケーシ
ョン全体の速度と可用性が向上します。
BR-1860 は、IEEE 802.1Qbg EVB (Edge Virtual Bridging)
規格で規定されている、VEPA (Virtual Ethernet Port
Aggregator) 標準にも対応する準備が整っています。
VEPA は、VM 間トラフィックのスイッチングを、ネット
ワークのアクセス・レイヤ・スイッチで行えるようにする
ものです。QLogic vFLink テクノロジーと VEPA を組み合
わせることにより、イーサネットの物理スイッチを、VM
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QLogic BR-1860
まで論理的に拡張することができます。これにより、VM
単位の粒度でネットワーキング・ポリシーを規定すること
が可能になり、VM アウェアのサービスや VM レベルのト
ラフィック監視が、従来のイーサネット・ネットワークで
実現することができます。
WINDOWS SERVER 2012 の完全サポート
®
Windows Server 2012をサポートすることにより、BR1860 は 、Windows ベースの仮想化による負荷への対応能
力を拡充し、仮想/物理ネットワークのトラフィックを管
理するポリシーベースのツールをネットワーク管理者に提
®
供します。またHyper-V の仮想ファイバーチャネル機能
をサポートしているので、Hyper-V VM をファイバーチャ
ネルSAN に直接接続できるようになります。このため、
ファイバーチャネル SAN は Windows ベースの仮想化に
よる負荷をシームレスにサポートすることができます。
Hyper-V ゲストへのファイバーチャネルのサポートには、
仮想 SAN、クラスタ化 VM、ライブ・マイグレーション、
MPIO (Multi-Path I/O) などの各種の高可用性機能も含まれ
ています。
BR-1860 は、Windows Server 2012 のポリシーベース
QoS をサポートしているため、アプリケーションタイプ
や、ユーザー、サーバーに基づいて、物理ネットワークの
帯域幅の制御を行うことができます。またHyper-V QoS
のサポートによって、クラウド・ホスティング・プロバイ
ダーや大企業のシステムでは、BR-1860 アダプターを
DCB モードで使用することにより、複数のタイプのトラ
フィックに対して、ネットワーク性能を予測可能にするこ
とができるようになります。
DFP によるサーバー展開の簡素化
Dynamic Fabric Provisioning (DFP) により、ホストの
WWN (World Wide Name) が仮想化されるため、サーバー
の増設や更新の際にファブリックを再構成する必要がなく
なります。これは Brocade のスイッチと QLogic のアダプ
ターの技術を組み合わせることにより、ゾーニングと
LUN (論理ユニット番号) マスキングを再設定する必要を
減らすものです。また、DFP によって仮想 WWN を前も
って割り振っておけるようになります。そのため装置を新
設したり、デバイスをスイッチの中で移動したりする場合
に、時間のかかる作業をなくすことができます。
シンプルな運用と一元管理
QLogic の Host Connectivity Manager (HCM) は簡単に使
用できるアダプターの管理ツールで、Qlogic BR シリー
ズ・アダプターの構成、監視、問題解決を行うことができ
ます。HCM により、ローカルでもリモートでも、サーバ
ー管理者は BR シリーズ・アダプターを簡単に構成できま
す。
HCM は SAN 環境を走査し、発見した HBA とそのターゲ
ット LUN を表示します。グラフィカルに HBA, CNA ポー
ト、ターゲット LUN をツリー上に表示することで、簡単
にこれらを管理することができます。また、ユーザーが指
定できるフィルター機能により、様々な状況や問題点を知
ることが可能です。
このようなグラフィカル・ツールに加えて、QLogic は強
力なコマンド・ライン・インターフェース、BCU CLI を
提供しており、スクリプト化、自動化を促進します。
データセンターの全体的な管理のため、QLogic HCM は
Brocade BNA に統合することが可能で、SAN 環境全体の
管理、エンド・ツー・エンドの構成を行うことができます。
管理者は BNA から QLogic HCM を立ち上げることができ、
Brocade ファブリックと QLogic BR シリーズ・アダプタ
ーを一括管理できます。
QLogic はサード・パーティ・アプリケーションとの統合
用に オープン API, 標準準拠のインターフェースを用意し
ています。
投資効果の最大化
QLogic では、技術への投資効果を最適化していただける
よう、販売パートナー各社と協力して、プロフェッショナ
ル・サービス、技術サポート、教育にわたる総合的なソリ
ューションを提供しています。詳細については、QLogic
販売パートナーまでお問い合わせいただくか、またはWeb
サイトをご覧ください。
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QLogic BR-1860
ファイバーチャネル仕様
データレート
 14.025Gbps (1600MBps);8.5Gbps
(800MBps); 4.25Gbps (400MBps);
2.125Gbps (200MBps); 自動検出
(ポート毎);全二重
性能
 ポート当たり 500,000 IOPS 以上
(1,000,000 IOPS; 2 ポート・アダ
プターの時)
トポロジー
 ポイント・ツー・ポイント
(N_Port); スイッチ・ファブリック
(N_Port); FC-AL; FC-AL2
特徴
 Dynamic Fabric Provisioning
(DFP): Fibre Channel fabric
assigned worldwide name (FAPWWN)
 診断ポート (D_Port): 光トランシ
ーバー、もしくはケーブルにある
問題を迅速に特定して切り分ける
ポート
 クレジット・リカバリー: バッフ
ァー・クレジット・ロスの検知お
よび自動リカバリー。16G FC 運
用時
 Forward Error Correction (FEC):
もとのフレームに再送を行わずに
ビット誤りを回復するエラー・リ
カバリーのメカニズム。16G FC
運用時
 N_Port トランキング:二つの
16G FC リンクを一つの 32G FC
リンクとして使用可能
サポート距離
 15m: 16Gbps, 62.5/125um (OM1)
マルチモード・ファイバー (MMF)
 35m: 16Gbps, 50/125um (OM2
MMF)
 100m: 16Gbps, 50/125um (OM3
MMF)
 125m: 16Gbps 50/125um (OM4
MMF)
 10km: 16Gbps 9/125um シングル
モード・ファイバー (SMF)
イーサネット仕様
データレート

10.3125Gbps
サポート距離
 33m: 10Gbps, 62.5/125um (OM1
MMF))
 82m: 10Gbps, 50/125um (OM2
MMF)


300m: 10Gbps, 50/125um (OM3
MMF)
10km: 10Gbps 9/125um (SMF)
フレーム・サイズ
 9600バイトのジャンボ・フレーム
とミニ・ジャンボ・フレームを含
めて標準のイーサネット・フレー
ム・サイズにすべて対応
ブート・オプション
 Preboot eXecution Environment
(PXE, gPXE), BIOS, UEFI
FCoE 仕様
性能
 ポート当たり500,000 IOPS 以上
(1,000,000 IOPS:2 ポート・ア
ダプターのとき)
ホスト 仕様
サーバー・プラットフォーム

Intel (IA32, IEM64T), AMD (x86,
®
®
64), Sun (x86, SPARC )
バス・インターフェース
 PCI Express Gen 2.0 (x8), MSI-X
とINTx
ソフトウエア
管理
 QLogic Host Connectivity
Manager (HCM)
 QLogic BCU CLI
対応オペレーティング・システム
 最新の対応オペレーティング・シ
ステムは以下の URL からご確認
ください
http://driverdownloads.qlogic.com.
物理仕様
フォーム・ファクター
PCI Express ロー・プロファイル・フ
ォーム・ファクター;16.77 cm × 6.89
cm( 6.60 インチ× 2.71インチ)
環境・電源条件
風量
 45 LFM
動作温度範囲
 0℃~ 55℃ /32 ℉~ 131 ℉ (華氏)
保存温度範囲
 -43℃~ 73℃ /-40 ℉~ 163 ℉ (華
氏)
動作湿度

5% ~ 93% ( 相対湿度、結露のな
いこと)
保存湿度
 5% ~ 95% ( 相対湿度、結露のな
いこと)
動作電圧
 12 V
適合基準
アメリカ合衆国
 Bi-Nat UL/CSA 60950-1 2nd Ed;
ANSI C63.4; cCSAus; FCC Class
B
カナダ
 Bi-Nat UL/CSA 60950-1 2nd Ed;
ICES-003 Class B; cCSAus
日本
 CISPR22 Class B and JEIDA
(Harmonics); VCCI-B
European Union
 EN60950-1; EN55022 Class B
and EN55024; TÜV Bauart, CE
Mark
オーストラリア・ニュージーランド
 EN55022 and CISPR22 Class B
or AS/NZS CISPR22; C-Tick
ロシア
 IEC60950-1; 51318.22-99
and .24-99; GOST Mark
韓国
 KN22 and KN24; KC Mark Class B
台湾
 CNS 13438(95) Class A; BSMI
Mark
オーダー情報
BR-1860-1xxx (1 ポート)
 個別梱包でスタンダード・プロフ
ァイルとロー・プロファイルのブ
ラケットが同梱されています
BR-1860-2xxx (2ポート)
 個別梱包でスタンダード・プロフ
ァイルとロー・プロファイルのブ
ラケットが同梱されています
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QLogic BR-1860
注意:
Brocade Network Advisor (BNA) は Brocade 社の管理ソリューションです。BNA により、SAN 及び IP ネットワークの威
厳管理が可能です。Brocade Server Application Optimization (SAO) は Brocade 社スイッチのオプション機能です。SAO
は QLogic BR シリーズ・アダプターと協働し、アプリケーション性能、VM のスケーラビリティを改善します。BNA と
SAO のライセンスは Brocade 社より別途ご購入いただけます。
免責事項
QLogic Corporationは相応の努力を払い、本資料の性能測定の有効性及び正確性を確保していますが、万一本資料内に誤
記が発見された場合、そのいかなる誤りについても一切の責任を負わないものとします。性能値は構成、環境により変化
します。QLogic はテストの結果、正確さ、解析、完全性及び品質に関して、明示的、黙示的にかかわらずいかなる保証
もいたしません。
www.svpcloud-tv.jp/qlogic/
QLogic Limited, Japan Branch
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-12-1 渋谷マークシティW22F
Eメール: japan_sales@qlogic.com
電話:03-4360-5505
© 2013, 2014 QLogic Corporation. All rights reserved worldwide. 本仕様は、予告なしに変更することがあります。QLogic、
QLogicロゴ、AnyIO はQLogic Corporationの商標または登録商標です。AMD は Advanced Micro Devices, Inc.の登録商標
です。Brocade, VCS はBrocade Communications Systems, Inc. の登録商標です。EMC は EMC Corporation の登録商標
です。IBM, FICON, Tivoli はInternational Business Machines Corporation の登録商標です。HP は Hewlett-Packard
Development Company, L.P の登録商標です。 Intel は Intel Corporation の登録商標です。 Microsoft, Windows Server,
Hyper-V はMicrosoft Corporation noの登録商標です。PCI-SIG, PCIe はPCI-SIG Corporation の登録商標です。 Sun は
Oracle Corporation の登録商標です。SPARC は SPARC International, Inc.の登録商標です。 VMware, ESX, vCenter は
VMware Inc. の登録商標です。その他のすべてのブランド名および商品名はそれぞれの所有者の商標または登録商標です。
QLogic Corporationは相応の努力を払い、本資料の有効性および正確性を確保していますが、万一本資料内に誤記が発見
された場合、そのいかなる誤りについても一切の責任を負わないものとします。QLogic Corporationは、製品設計または
仕様の変更を、予告なしに実施する権利を留保します。
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