関連資料:未来医XPO`15 「兵庫の日」 プログラム

第29回日本医学会総会 2015 関西
未来医 XPO'15 兵庫の日
10 : 30 12 : 30
第1部 講演・パネルディスカッション
未来を拓くロボットリハビリテーション
14 : 00 16 : 30
第2部 講演
兵庫県における体にやさしいがん医療
<日時>
2015 年 3 月 30 日(月)
<会場>
神戸国際会議場メインホール(神戸市中央区港島中町 6-9-1)
<主 催> 兵庫県、兵庫県社会福祉事業団、兵庫県健康財団
<共 催> 第 29 回日本医学会総会 2015 関西
<後 援> 兵庫県医師会、兵庫県歯科医師会、兵庫県薬剤師会、兵庫県看護協会、兵庫県病院協会、
兵庫県民間病院協会、兵庫県理学療法士会、兵庫県作業療法士会、
兵庫県リハビリテーション協議会、兵庫県がん診療連携協議会
「未来医 XPO'15 兵庫の日」プログラム
第1部 未来を拓くロボットリハビリテーション
10:30
ウエルカム演奏
野村 真波
前田 健太
氏(バイオリン演奏・看護師)
看護学生だった2004年、交通事故によって右腕を
切断するが、義手により看護師として働く。リハビリ
で始めた水泳で北京・ロンドンパラリンピックの日
本代表となった。5歳から始めたバイオリンを2010
年10月から再開。
10:40
10:45
14:00
ご挨拶 足立 秀治
14:10
ガイダンス 味木 和喜子 (兵庫県健康福祉部参事)
神戸を中心にギター弾き語りの活動中。15歳で独学
で演奏を始める。23歳の時に事故で右腕を失うが、
沢山の方々からの応援と協力を得て、再びギターを
弾くことが実現。
14:20
陳 隆明 先生 (兵庫県立リハビリテーション中央病院ロボットリハビリテーションセンター長)
<プロフィール>
<講演要旨>
1986年徳島大学医学部卒。1992年医学博士(神戸大
学)。2006年から県立リハビリテーション中央病院リハ
ビリテーション科部長、2011年からはロボットリハビリ
テーションセンター長、2014年からは県立福祉のまち
づくり研究所長も務める。多くの障害者に大きな恩恵を
もたらすロボットテクノロジーのリハビリテーション分野
への応用、特に筋電義手の普及に尽力している。
「ロボット」は必ずしも万能ではありませんが、ロボット
を駆使したリハビリは障害を持つ人々の機能改善と機能
代償に必ず役立ちます。そのためには現場(障害を持っ
た人々や臨床のスタッフ)のニードを反映し、それに合致
したロボット技術の研究開発がなされるべきです。その
上でその技術を有効とするための明確なリハビリ戦略
(プログラム)を示し、根気よく有効であることの証拠
を積み重ねていく過程が必須です。
藤井 麿
14:50
コンピューター制御義足、筋電義手ユーザーによるデモンストレーション
濱田 正人
氏
2007年10月、交通事故により両足を切断。CAD、
CG事務所を経営する傍ら、義足行動レベルの向上
を目指し、趣味を兼ねたルアーフィッシングを中心
とした釣り全般をその実践・解析の場としている。
氏
2004年8月、仕事中の事故により両腕を切断。義手
により復職を果たす。仕事の傍ら、義手ユーザーとし
ての講師活動を行い、水泳、サイクリング、アンプ
ティサッカーを楽しむ。
15:30
11:30
パネルディスカッション 「先端技術を生かしたリハビリと障害者の社会参加」
∼
12:30
上地 結衣
氏
エイベックス所属 。兵 庫
県出身、現在20歳。先天
的潜在性二分脊椎症。11
歳で車いすテニスを始め、
2012年ロンドンパラリン
ピックのシングルス・ダブ
ルスでベスト8。車いすテ
ニス女子世界ランキング
において現在1位。2014
年にはダブルスの年間グ
ランドスラムを達成。
藤原 大輔
氏
生後間もなくMRSAの感
染により左足を切断。義
足での生活となる。大学
生活の傍ら小学3年生か
ら続けているバドミント
ンで日本障害者バドミン
トン選手権ダブルス1位。
世界選 手 権 ダ ブルス・シ
ングルス・ミックスダブル
ス3位などの成 績を収め
る。2014年インチョン・
アジアパラ競技大会日本
代表。
中井 貴之
氏
2002年、レース中の事故に
より左下腿切断。兵庫リハに
て治療後に鈴鹿耐久レース復
帰を果たす。以後、ホノルル、
京 都 マラソン など を 完 走 。
ウェイクボード等も挑戦し活
動範囲を広げる。
川合 裕人
氏
小 学 校 2 年から始めた
サッカーを社会人まで続
けていたが、21歳のとき
に交通事故により左足を
切断。その後2010年に偶
然にアンプティサッカー
と出会い人生が180度変
わる。現 在、日本 アンプ
ティサッカー協会関西支
部長、日本代表主将を務
める。
青木 利文
氏
30歳の頃、仕事から車で
帰宅中に大 型トラックと
正面衝突し左大 腿切断。
そ の 後 C - L E G( コ ン
ピュー タ 制 御 高 機 能 義
足)を使用し、活動の場を
広げる。現 在はバリアフ
リーリフォームとデイサー
ビスの送迎運転に従事。
講演①
ダビンチを使ったロボット支援手術
講師 :
藤澤 正人 先生 (神戸大学医学部附属病院院長)
<プロフィール>
<講演要旨>
1984年
1989年
1990年
手術支援ロボット、ダビンチが日本に導入され、泌
尿器科領域では前立腺癌や腎癌に対する低侵襲なロ
ボット支援腹腔鏡手術が急速に普及してきました。
日本におけるロボット支援手術の現状と今後の展望
についてお話しします。
神戸大学医学部卒業
神戸大学大学院医学研究科修了、医学博士取得
The Population Council, The Rockefeller
University, Research fellow
2002年 川崎医科大学泌尿器科教授
2005年 神戸大学大学院腎泌尿器科学分野教授
2014年 神戸大学医学部附属病院長
専門は、泌尿器科悪性腫瘍、腎移植、生殖内分泌、ロボッ
ト手術。
講演 「未来を拓くロボットリハビリテーション」
デモンストレーション
先生 (兵庫県立がんセンター院長、兵庫県がん診療連携協議会議長)
氏(ギター弾き語り・会社員)
主催者代表挨拶 講師 :
11:15
第2部 兵庫県における体にやさしいがん医療
16:00
講演②
高精度放射線による低侵襲がん医療
講師 :
藤井 正彦 先生 (神戸低侵襲がん医療センター院長)
<プロフィール>
<講演要旨>
昭和57年神戸大学卒業後、神戸大学放射線科入局。三木
市民病院放射線科医長、神戸大学医学部附属病院放射線
部部長、放射線科准教授、医学研究科客員教授、現在神戸
低侵襲がん医療センター理事長兼病院長。専門は画像診
断とIVR。
高齢化社会におけるがん治療では、身体機能を出来
るだけ温存する低侵襲がん医療が 望まれています。
放射線治療は臓器とその機能を温存し、患者さんの
QOL を維持する効果があり、高精度の放射線治療
は根治的治療としての役割が大きくなってきました。
講演③
粒子線によるがん医療
講師 :
沖本 智昭 先生 (兵庫県立粒子線医療センター副院長)
<プロフィール>
<講演要旨>
平成2年長崎大学医学部を卒業後、長崎大学医学部附属病
院放射線科医員、広島県立広島病院放射線科医長、山口
大学医学部附属病院放射線科講師、北海道がんセンター
放射線診療部長を経て、平成26年4月から兵庫県立粒子
線医療センター副院長となり現在に至る。全ての固形癌に
対する放射線治療に習熟しており、最近は粒子線治療と抗
癌剤動注療法や免疫療法との併用について研究中。
超高齢化社会を迎え急増する高齢癌患者に対して、
体にやさしい治療 法の確立が急務となっています。
放射線治療は癌の三大療法の中でも比較的体にやさ
しい癌治療法として認知されていますが、特に体に
優しい最先端放射線治療である粒子線治療について
解説します。
講演④
がんの個別化治療
講師 :
里内 美弥子 先生 (兵庫県立がんセンター呼吸器内科部長)
<プロフィール>
<講演要旨>
神戸大学医学部卒業後、神戸大学第一内科入局、兵庫県立
成人病センター(現がんセンター)呼吸器科医長、神戸大学
医学部附属病 院 呼吸器内科助手を経て、現在兵 庫県 立
がんセンター部長。専門は肺がんの診断と治療。
近年、発がんのメカニズムに関わる遺伝子変化の研
究が急速に進み、患者さん個人のがんの遺伝子変化
も検査可能になってきており、それに伴い個別化治
療が進んで、一部では大きな効果を得ています。
本講演では肺がんを中心に最新の個別化治療のこと
をお話しします。
展示の部
B1F
アフラック
オットーボック・ジャパン(株)
見る・聞く・触れるを通じて「がん」のいまを知る展示です。
筋電義手システム、マイオボックは、筋肉が収
縮する際に生じる微弱な電流(筋電シグナル)
を利用してスイッチを作動させ、本人の意思で
物を「つかむ、離す」の動作が可能。
がんに関する最新データや、たばこや食事など
ライフスタイルとの関係、がん検診などについて
知っていただき、がんへの理解を深めていただ
くことができます。
「知る」ことが、あなたを「守る」こと。
問い合わせ
アフラック神戸総合支社 TEL:078-391-8893
問い合わせ
オットーボック・ジャパン株式会社 TEL:03-3798-2111
(代表)
大和ハウス工業(株)
ナブテスコ(株)
脚に障がいを持つ方々や脚力が弱くなった高齢の
方々の脚力・歩行機能をサポートする「ロボットスー
ツ® HAL福祉用」、アニマルセラピーと同様の効果
が 期待できるセラピー用アザラシ型ロボット「パ
ロ」などを展示します。
最新の義足膝継手ALLUXおよびモーターアシス
トで坂道も楽らくの車いす「アシストホイール」
と、急加速時に自動でブレーキが働き不意の転
倒を防止する歩行車「コンパル」を展示します。
問い合わせ
ヒューマン・ケア事業推進部ロボット事業推進室 TEL:06-6342-1565 E-mail:robot@daiwahouse.jp
問い合わせ
TEL:078-413-2724 E-mail:welfare@nabtesco.com
ブリストル・マイヤーズ(株)
本田技研工業(株)
『あなたの肝臓大丈夫ですか?』
歩行リハビリ支援機器
「歩行アシスト」
の展示と体験デモ
肝臓の声、お医者さんに聞いてもらって
ください。
・ウイルス性肝炎に関する情報が入手できま
す。是非、ブースへお立ち寄りください。
・詳しい情報は、弊社の【肝炎.Net】を
ご活用ください。
股関節角度センサーの情報をもとに制御コンピュー
ターがモーターを駆動することで、左右の足の振りだし
と蹴りだしをサポートします。
問い合わせ
お客様相談センター TEL:0120-112010
http://www.honda.co.jp/customer/
宮野医療機器(株)
(株)安川電機
在宅医療・介護のケアに必要な、喀痰吸引・経
管栄養シミュレーターを看護・介護スタッフの
訓練用、家族さんへの説明用として、神戸で開
発しました。また、乳がんを体験されたすべての
女性のQuality of Life―生活の質を向上させる
ためのお手伝いをする製品を展示致します。
1. 歩行アシスト装置「ReWalk」
脊髄損傷完全対麻痺者に、立位や歩行、着座等を 実現する装着型の歩行補助装具
2. 足首アシスト歩行装置
脳卒中等による歩行障害に対する歩容の改善
問い合わせ
宮野医療器株式会社 健康ショップモイヤン TEL:078-371-2130
問い合わせ
マーケティング本部新規市場開発部 TEL:03-5402-4663
兵庫県立福祉のまちづくり研究所
ロボットリハビリテーションの研究成果を展示します。
・ヴァーチャル筋電義手訓練システム
・バイオリモート(環境制御装置)
・改良型筋電義手プロトタイプ
・小児筋電義手バンク等事業パネル
問い合わせ
福祉のまちづくり研究所情報企画課
TEL:078-925-9283 E-mail:info00@assistech.hwc.or.jp
1F
WHO神戸センター
(公財)兵庫県健康財団
WHOの研究機関として、
「都市化と健康」
「高齢化
社会のためのイノベーション」等、地元との連携の
下、次世代の健康課題を探るための研究に取り組ん
でいます。
もっと知ろう!! がんについて
問い合わせ
WHO神戸センター
TEL:078-230-3105 E-mail:imaia@who.int
問い合わせ
(公財)
兵庫県健康財団健康づくり部(日本対がん協会兵庫県支部)
TEL:078-579-0600 E-mail:h-kenkodukurika@kenkozaidan.or.jp
健康づくりチャレンジ企業の支援
本当に知っていますか? たばこの害
兵庫県では、従業員と家族の健康
づくりに取り組む企業を「健康づ
くりチャレンジ企業 」として登録
し、様々な支援メニューを提供し
ています。
たばこにはたくさんの有害物質が含まれており、受動
喫煙により吸わない人の健康にも影響を及ぼします。
兵庫県では、民間企業と協働で、子どもや妊婦の健
康被害の防止を啓発する等、受動喫煙のない快適な
生活環境づくりを推進しています。
問い合わせ
兵庫県健康福祉部健康局健康増進課
TEL:078-362-9109 E-mail:kenkouzoushinka@pref.hyogo.lg.jp
問い合わせ
兵庫県健康福祉部健康局受動喫煙対策室
TEL:078-362-9153 E-mail:kitsuentaisaku@pref.hyogo.lg.jp
がんについてのパネル展示とがん予防に関する健康ク
イズを実施します。また、健康ひょうご21県民運動に
おける食の健康運動の取り組みなどを紹介します。