第 3 回 加速器ビームを使った 原子核・素粒子実験実習スクール募集要項 東北大学と KEK とが連携して進めている「KEK 大学等連携支援事業」(代表: 東北大学・理研究科・田村裕和)では, 以下のようにサイクロトロン及び電子シ ンクロトロンのビームを使った原子核・素粒子実験のための学部生向け実習ス クールを実施します. ○日時: 2014 年 12 月 23 日(火) ~ 12 月 27 日(土) ○場所: 東北大学サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター(CYRIC) 〒980-8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉 6-3 東北大学電子光理学研究センター 〒982-0826 宮城県仙台市太白区三神峯 1-2-1 ○目的: 原子核・素粒子物理やビーム物理などの加速器サイエンスに興味を持 つ全国の学部学生に, 加速器ビームを用いた実験を体験してもらい, 日本の加速器サイエンスの将来を支える人材の育成につなげる. ○対象: 加速器ビームを使った原子核・素粒子の実験研究に興味のある全国の 大学 3 年生前後の学部生. ○募集人数: 10 名程度. ○選考方法: 志望動機(500 字以内) 等を選考基準とします. ○参加費: 無料. 旅費・滞在費の大部分をサポートします. 旅費は所属大学の最寄駅から仙台駅までの新幹線代を 支給します. 滞在場所は, こちらが指定したホテルに宿泊して頂きます.ホテルの 予約はこちらで行いますので, 不要です. ○実習内容 -見学 CYRIC, 電子光理学研究センター等の見学. - CYRIC (担当:井上壮志): 実習 ① サイクロトロンビームの調整, 診断. ② ビームを使った原子核反応の実験 (放射性元素生成と崩壊粒子測定). ③ 粒子選別装置を用いた放射性ビームの高純度化. 講義 CYRIC 篠塚勉 特任教授 による加速器科学の講義. -東北大学電子光理学研究センター (担当:石川貴嗣): 実習 ① CAMAC を用いたデータ収集系の構築 ② プラスチックシンチレータと鉛ガラスチェレンコフ検出器を 使った宇宙線の測定 ③ 加速器を使って生成された陽電子の運動量と飛行時間測定 (粒子識別方法の体験) 講義 電子光理学研究センター 濱広幸 教授 による加速器科学の講義 ○募集期間: 2014 年 11 月 21 日(金) 迄 ○応募方法: 下記登録フォームにて所定の内容を記入して申し込んでください。 登録フォーム: https://docs.google.com/forms/d/1NTPi4vu9JlYM3I74zk7hGA94ih0QSGXxx7 wMWYtPYd0/viewform?c=0&w=1 本件に対する問い合わせはメールアドレス school2014@cyric.tohoku.ac.jp, または 〒980-8578 宮城県仙台市青葉区荒巻字青葉 6-3 東北大学 学際科学フロンティア研究所 新領域創成研究部/ サイクロトロン・ラジオアイソトープセンター 測定器研究部 実習スクール・講師:井上壮志 E-mail: inoue_t@cyric.tohoku.ac.jp TEL:022-795-4391, FAX:022-795-7796 まで、お願いします. 本スクールホームページ http://cycgw1.cyric.tohoku.ac.jp/~sakemi/cyric2014.html もご参考ください. 応募された方には応募確認のメールを, 応募時に記載されたメールアドレスに お送りします. 応募後, 数日経って連絡がない場合は, 上記問い合わせ先までご 連絡ください. 選考結果は応募者全員にメールで, お知らせする予定です. またスクール参加者にはスクール終了後, 実習レポート及び感想を提出してい ただきます. なお, 提出いただいたレポート, 感想, 及びスクール実施中に撮影 した写真はホームページ上等に公開することがあります. ※個人情報の取り扱いについて お送りいただいた個人情報は本スクールの選考以外には使用いたしません. スクール校長(実施責任者):酒見泰寛 東北大学 CYRIC 教授 スクール講師(実施担当者):井上壮志 東北大学学際科学フロンティア研究所助教
© Copyright 2024 Paperzz