2011年10月 浅海研究室(総合システム)

バックナンバーは九工大生協 HP で
ご覧いただけます。
http://www.coopt.kyutech.ac.jp/
今回ご協力いただいたのは…総合システム工学科の
の皆さんです!
今回は浅海研究室に取材に伺いました。先生は総合教育棟
2Fにお部屋を構えていらっしゃいます。取材当日は実際
にロボットの操作を見せて頂きました!
<先生編>
Q1.先生の研究内容について教えてください。
A.組み込みシステムのロボットビジョンへの応用につい
て研究しています。主に 2 つのテーマに取り込んでおり、1
つはリアルタイムロボットビジョンシステムの構築、もう 1 つ
は視覚ナビゲーションシステムの開発を行っています。リ
アルタイムロボットビジョンは、パソコンでは時間のかかる
画像処理を再構成可能なデバイスを用いてハードウェアで
実現することです。視覚ナビゲーションシステムは、受動的
3 次元計測による環境地図の作成と自律移動ロボット行動
との統合を行います。受動的 3 次元計測とは認識した画像
で物体までの距離を計測していく方法です。センサやレー
ダーによる計測方法よりも天候や形状の影響を受けないと
いうメリットがあります。
(*ロボットを拝見させて頂きましたが、動いて画像を PC に
送ること以外にも色を追跡したり動作を覚えることもでき、
その多機能さに驚きました)
Q2,現在のテーマを研究し始めたきっかけは?
A. 情報工学部(飯塚)での助手時代に、人工心臓制御や
行動ベースロボットなど知能機械学の研究室に所属してい
ました。様々なマイコンシステムやリアルタイム制御システ
ムに興味を持っていました。
Q3,先生の座右の銘は何ですか?
A.何か目標を持つこと。健康を維持すること。困難にあっ
たときに楽観的であること。
Q4,おすすめの本があれば、教えてください。
A. 『考える脳考えるコンピューター』(ジェフ・ホーキンス
著)。これまでに行われてきた人工知能やニューラルネット
の研究を超えて本当の知能を実現するための考察にあふ
れています。脳の本質は予測能力であることを、難しい理
論や数式無しで説明しています。
Q5,研究室に入るまでに、学生さんにはどんなことを身
につけておいてほしいとお考えですか?
A.バイトや部活動を通したコミュニケーション能力です。
Q6, 九工大生へのメッセージをお願いいたします。
A.大学生の時にしか出来ないことを大学生である間に一
生懸命してください。
右から 3 番目が浅海先生
<学生さん編>
Q1.日々の研究について教えてください。
A. 先生の研究を細分化してそれぞれが研究しています。
FPGA 実装について研究している人もいれば、画像通信や
ジェスチャー認識などを研究している人もいます。
Q2.この研究室に入ったきっかけは?
A. ●研究室紹介で知り、面白い研究だと思ったから。●
画像処理や物体追跡に興味があったから。●自分にとっ
て未知の分野で楽しそうだったから(他大学の先生も社会
人大学院生として所属されていました!)。
Q3.研究室のおすすめポイントは何ですか?
A.●仲がよくチームワークがあると思います。●コアタ
イムがない!けれど自主的にしなければならない雰囲気
のようなものがあります(笑)分からないことがあったら先
生達からアドバイスを頂いたりして進めていきます。●研
究を一生懸命しています。先生も誠実に対応してくれま
す。
Q4.ズバリ、生協でオススメの商品は?その他要望など。
A. 要望は●ATM を入れてほしい●カップにお湯を注ぐと
コーヒーが出来る商品を入れて欲しい●体に良いご飯が
あると良い。ヘルシーな油を使っていて少し価格が高くなっ
ている商品があってもいいかも。
★ 間近でロボットを見るという新鮮な経験をさせていただき
ました。浅海研究室の皆様、取材にご協力頂きありがとうご
ざいました!ご要望いただいたカップコーヒーは近日入荷予
定です。また店舗にもいらして下さい(^^)
THE 研究室 皆さんからのリクエスト 大・募・集・中★ ~突撃取材に伺います!~
・自分の研究室に、ぜひ取材に来てほしい! ・○○研究室が、どんな感じか知りたい!
…自薦・他薦は問いません。maikuma@coopt.kyutech.ac.jp へ、メールにてお気軽にご連絡ください。