財団30年の活動 公益財団法人 ライフサイエンス振興財団 LIFE SCIENCE FOUNDATION OF JAPAN 目 次 財団設立 30 周年の挨拶… ………………………………………石井 敏弘… 1 財団設立 30 周年を迎えて… ……………………………………山口 隆祥… 2 ライフサイエンス振興財団設立 30 周年の記念式典に当たって ………………………………………………………清水 信義… 3 財団設立許可書………………………………………………………………… 4 財団活動 30 年の概要… ………………………………………………………… 5 財団の研究助成等主たる事業経費(累積)…………………………………… 10 設立以来の研究助成一覧……………………………………………………… 11 設立 30 周年記念特別研究助成一覧… ………………………………………… 31 設立以来の国際交流援助一覧………………………………………………… 32 資料 歴代役員・評議員一覧………………………………………………………… 48 設立趣意書…………………………………………………………………… 52 寄附行為……………………………………………………………………… 53 定款…………………………………………………………………………… 59 あとがき 財団設立30周年の挨拶 公益財団法人 ライフサイエンス振興財団 理事長 石 井 敏 弘 財団法人ライフサイエンス振興財団は、人々の健康の向上をめざした事業を行っている ジャパンライフ株式会社が提供された多額の拠出金を基として昭和58年12月に設立されま した。爾来、ライフサイエンスの振興を図り、医療、豊かな健康生活その他人々の生活の 向上に寄与することを目的に、ライフサイエンスの分野の研究に対して研究助成等を行っ てまいりました。設立後27年余を経た平成23年 9 月 1 日に、新公益法人制度の下、従来の 事業内容を継承・実施する公益財団法人へと移行し、このたび、財団設立30周年を迎えま した。 この間、本財団は拠出金を基とする基金の運用で安定的に事業を実施してきました。一 時期、特に、リーマンショック後の金利低下及び円高の影響で財務状況が極めて悪くなる 状況にも直面しましたが、ジャパンライフ株式会社のご高配による多額の寄付を得て従来 規模の事業を維持できました。 主要事業である研究開発の助成については、 様々な研究テー マでの応募があり、 採択された課題の研究の中から多くの優れた成果が出されてきました。 研究助成の他にも、国内で開催されるライフサイエンスに関する国際会議の支援や国外で 開催される国際会議等での発表の渡航支援などを行ってきました。 主要事業の研究助成にあたっては、初期段階から、主として 「脳の老化」 (平成19年度よ り「脳神経疾患の診断と治療」 ) 、 「生体と磁場」という二つの特定課題と一般課題とに分け て申請を募り、斯界の権威ある先生方に厳正に審査していただきました。また、公益財団 法人として移行登記された後、平成24年度から、超高齢社会対応を考え 「生体と磁場」 に代 えて「健康科学 (健康な高齢期を迎えるための) 」 を特定課題の一つとしました。その他の一 般課題とあわせて財団設立以来この30年間で、370課題に対して、総額 5 億円を超える研 究助成ができました。 また、ライフサイエンスに関する国際学会あるいはシンポジウムの開催の支援(105件 3 千 7 百万円)を行うとともに、海外における国際学会等への渡航支援 (141人 4 千百万 円)等も実施してきました。その他、普及啓発のための事業も行ってきました。 少子高齢社会に突入した我が国、また人口増大、食糧問題を抱えた国際社会において、 ライフサイエンスの発展が大いに期待される今日、当財団の活動の社会的意義はますます 大きなものとなっております。このような状況のもとに、今後、当財団設立の本旨にのっ とり、また、新公益法人制度の趣旨に鑑み、さらに、これまでの30年の実績を踏まえ、一 層の事業の充実をめざしてまいりたいと考えております。 設立30周年という節目に当たり、これまで当財団の発展にご尽力いただきました、ジャ パンライフ株式会社の山口隆祥会長及び山口ひろみ社長を初め、歴代の理事、監事及び評 議員の皆様並びに研究助成の選考にあたっていただいた選考委員会の先生方に深甚の敬意 と感謝の意を表しますとともに、当財団の研究助成や国際交流の支援を受けられた研究者 の皆様が様々な分野でますます活躍されることを祈念致します。 1 財団設立30周年を迎えて ジャパンライフ株式会社 代表取締会長 山 口 隆 祥 財団法人ライフサイエンス振興財団が、このたび設立30周年を迎え、当財団設立者とし て感慨無量のものがあります。 高度成長時代を経て、日本が豊かになり生活の利便性が高まった後、これからの社会で は長寿が人々のニーズとの考えで、人々に健康で豊かな生活を提供することを目的とした ジャパンライフ株式会社を起こし事業を展開しましたが、より社会貢献を明確にした活動 に活かせないかと思うようになりました。 同郷の福田赳夫元内閣総理大臣に相談したところ、これからは、科学技術がますます重 要になるから科学技術庁に相談するようにと助言していただきました。そこで、科学技術 庁を初めとする関係者と相談しながら検討を進め、当社の収益の一部を拠出し、財団法人 ライフサイエンス振興財団を設立すべく当時の中曽根康弘内閣総理大臣に申請し、許可を 得て設立に至りました。これが昭和58年12月です。 当時、あまり人口に膾炙していなかったライフサイエンス (生命科学) という言葉を名称 としましたが、上記の思いとともに設立にご協力いただいた関係者のご理解があったから ですが、その後のこの分野の科学技術の著しい発展を顧みて先見性のある良い名称であっ たと思うところです。 財団設立以来、ライフサイエンスの諸分野での研究者に対する研究助成や外国での国際 研究集会への参加支援や国内での国際会議開催支援などを着実に、かつ研究者の自主性・ 独創性を尊重するとの一貫した方針の下に実施・運営されてこられた歴代の理事、監事、 評議員、選考委員の方々のご努力に深く敬意を表し、感謝致します。 主要事業の研究助成については、この30年間で、370課題に対して、総額 5 億を超える 研究助成ができました。この研究助成を受けられた研究者の多くは、その後も多くの優れ た成果を挙げられています。平成17年度に助成を受けられた山中伸弥教授がノーベル賞を 受賞された際は自分のことのように嬉しく、本財団を設立し、ライフサイエンス分野の発 展に些かなりとも貢献できたことを喜びとするところであります。 ライフサイエンスの研究開発分野の裾野は広く、応用分野も多岐にわたっていますが、 今後、ますます本格化する我が国の高齢社会への対応も重要と考えます。今や、世界有数 の長寿国となった我が国の将来に思いを馳せますと、単に長生きを求めるのではなく、健 康で元気に天寿を全うする意味での健康寿命を延ばすことが大切と考えます。高齢者に多 くみられるいわゆる 「未病」 なども視野に、予防医学、健康科学などの課題でも研究の進展 があることを希望しております。 設立30周年を迎えた当財団が、今までの成果、経験を活かして公益財団法人に相応しい 活動をなお一層積極的に展開されますよう、評議員会、理事会等の関係者のご尽力に期待 致しますとともに、設立者としまして今後も当財団の円滑な事業遂行の応援をさせていた だく所存です。 2 ライフサイエンス振興財団 設立30周年の記念式典に当たって 財団研究助成選考委員会委員長 慶應義塾大学名誉教授 清 水 信 義 「ライフサイエンス」 という斬新な名前の財団が、30年も前に創られていたというのは驚 きである。まさにジャパンライフ株式会社・山口隆祥会長の卓見・先見性によるものであ り、感服するばかりです。僕がこのライフサイエンス振興財団と関わったのは、もう20年 ほど前になるが、慶應義塾大学医学部の現役教授だった頃、初代選考委員長の東京大学教 授・今堀和友先生 (現顧問) から評議員・研究助成選考委員に推挙されたことに始まる。ラ イフサイエンス振興財団の研究助成のテーマは、当初から特定分野 ( 「脳の老化」 、 「生体と 磁場」等)と 「一般課題」に分類されていた。今堀先生はいつも 「民間財団の使命は、優秀な のに、公的な科研費の選考に恵まれなかった若手研究者を発掘して、その研究を応援する ことにある」と仰っていた。事実、発足以来、研究助成を受けた多くの若手の方々が、今 では、大学や研究所で要職に就いて活躍されている。特筆すべきは、山中伸弥先生のよう にノーベル医学生理学賞の受賞者まで出ている。僕は10年ほど前から、 3 代目の選考委員 長を拝命しているが、この間、 「脳の老化」 は 「脳神経疾患の診断と治療」 に、 「生体と磁場」 は「健康科学 (健康な高齢期を迎えるための) 」 に進化・改名した。 「一般課題」 は、ライフサ イエンス関連の幅広い基礎研究だけでなく、年々、 「ガンや生活習慣病などの動物実験や 臨床研究」が増えつつある。 「磁場や磁気」の研究もなくなったわけではなく、 「一般課題」 の中に分子レベルの先端研究が目立ってきた。財団自身の呼び名も 「財団法人」から 「公益 財団法人」に変わったが、この間、 3 人の理事長に仕え、それぞれの方の永年の経験と深 い見識に触れることができた。また、2003年にヒトゲノム解読国際計画が完了し、その未 曾有の成果がいよいよ浸透してきたためか、 ライフサイエンスは大きく様変わりしている。 実際、多くの申請内容が遺伝子がらみの分子生物学的・ゲノム流のアプローチになってい る。それらの申請の学術内容は急速にレベルアップしており、 審査に際して優劣をつけて、 10人ほどに絞る過程で、選考委員のコンセンサスを得るのにしばしば苦慮するほどになっ ている。特に、今回のように、過去の受賞者の中から 「30周年記念特別助成」 を選考するこ とには、格別な難しさがあった。30周年記念に当たり、山口隆祥会長、山口ひろみ社長、ジャ パンライフ株式会社の皆さんに改めて感謝とお祝いを申し上げる。さらに、 審査を介して、 ライフサイエンスの最先端で活躍する現役研究者の方々と交流できることに感謝し、財団 のさらなる発展を多くの理事・評議員・支援者の方々と共に祈念いたします。 3 財団設立許可書 4 財団活動30年の概要 1.設立の経緯 本財団は、健康寝具の製造・販売を中心業務とする「ジャパンライフ株式会社」の山口隆祥会長が 人々の健康向上への貢献、利益の社会還元等の意図もあって、健康産業と関係の深いライフサイエン スの振興のために財団設立の構想を抱いたのが端緒であり、昭和58年(1983)夏頃から財団法人設立 の具体的準備が進められた。 昭和58年11月15日に開催されたジャパンライフ株式会社取締役会における財団法人ライフサイエン ス振興財団設立に係る決定を受け、同年11月21日の財団法人ライフサイエンス振興財団設立発起人会 において、設立趣意書の趣旨による財団の設立について承認可決するとともに、同財団の寄附行為、 財産目録、設立初年度及び翌年度の事業計画、予算書等の案について承認可決した。 これらの検討を経て、同年12月16日に財団法人ライフサイエンス振興財団設立代表者ジャパンライ フ株式会社から主務官庁である科学技術庁へ「財団法人ライフサイエンス振興財団設立許可申請書」 が提出され、同年12月21日、前頁の設立許可書が中曽根康弘内閣総理大臣から交付された。 2.目的及び事業 本財団の目的は、設立趣意書において、「…このような情勢のなかで、人々が真に求めているもの は、最も基本的な人間の生命と安全に関する技術の進歩であります。科学が、科学のためにあるので はなく、人間の生命と、人間らしい社会生活のためにあるものでなくてはなりません。ここにライフ サイエンスの進歩のため、人々の英知を結集してとりくむのは、現代科学の課題であります。」と述 べ、この趣旨を寄附行為の目的に繋げている。 寄附行為第3条で目的は、「本財団は、ライフサイエンス及びそれに関わる研究に対し研究助成等 を行い、あわせて附属研究所を設置し、ライフサイエンスの振興を図り、もって豊かな健康生活その 他国民生活の向上に寄与することを目的とする。」とされた。 この目的を達成するために、寄付行為第4条において、次の業務を行うと規定された。 (1)ライフサイエンスに関する研究開発の助成 (2)ライフサイエンスに関する調査研究 (3)ライフサイエンスンに関する普及啓発 (4)ライフサイエンスに関する国際交流の援助 (5)ライフサイエンスに関する注目すべき業績に対する褒章 (6)その他本財団の目的を達成するために必要な事業 3.事業活動の概要 (1)研究開発の助成 本事業は、財団設立以来一貫して本財団の主要業務として行われてきた。 設立初年度の昭和58年度には、要望課題に対して380万円の研究費を助成したが、昭和59年度 からは、理事会において定めた「研究助成募集要領」により、課題を募集し、理事会で選任され た選考委員により研究助成対象課題の選考が行われた。 同要領では、研究助成対象課題として、A.特定課題(財団よりの要望課題)とB.一般課題 とに分け、さらに、特定課題は、次の3課題とした。 ① 老化の成因 ② 生体と磁気 5 ③ ニューロ・トランスミッター 特定課題については、昭和62年度から、次の2課題となった。 ① 神経の発生と老化 ② 生体と磁場 その後、特定課題について、②の「生体と磁場」は変更せずに、①について平成5年度から平 成18年度まで、「脳の老化」となり、平成19年度からは、「脳神経疾患の診断と治療」となった。 さらに、公益財団法人への移行後の平成24年度には、高齢社会の進展に対応して、 ① 脳神経疾患の診断と治療 ② 健康科学(健康な高齢期を迎えるための) の2課題を特定課題とした。 このように、過去30年にわたって、その時代の社会のニーズを踏まえながら、特定課題を設定 するとともに、一般課題では、広くライフサイエンス分野の研究課題に対応できるような仕組み の下で研究開発の助成を行ってきた。研究終了後には報告書が提出され、各年度まとめて年報に 掲載してきた。 「設立以来の研究助成一覧」(11頁~30頁)に示す通り、採択された研究課題の中から多くの 優れた成果が出されてきた。 なお、今回の設立30周年記念事業の一環として行った、過去の受賞者に対するアンケート調査 の回答において、本財団の研究助成の特徴を示すものとして以下のようなコメントが多くなされ た。 ・外国から帰国後や帰属機関の変更等により研究資金がない時に援助していただき助かった。 ・他の資金ではなかなか採用されないようなテーマでも評価していただき助成を受けて研究を進 展でき成果が挙げられた。 ・研究室起ち上げ時に援助していただき助かった。 ・年度を超えて使用できるなど使い勝手が良かった。 ・受賞が研究の励み、精神的支えになって、研究を自信を持って展開できた。 (2)国際交流 本事業は、海外での研究集会出席及び調査研究のための渡航援助並びに国内での国際会議開催 の援助を内容としている。 初年度の昭和58年度には、理化学研究所の海外国際研究集会への派遣に対し、120万円の援助 をした。その後も毎年多くの援助申請課題の中から、審査の結果、「設立以来の国際交流援助一 覧」(32頁~46頁)に示す通り、多様な課題が採択された。 なお、国際交流援助についても、国際会議や渡航目的終了後に提出された報告書の内容を年報 に掲載してきた。 (3)調査研究 本事業は、上記(2)国際交流の中にある調査研究の援助と異なり、財団において行う調査研 究であり、受託に応じて行うものと、自主的に行うものがある。 ① 受託調査研究 ・昭和63年度に、「東洋医学研究の現状に関する調査」及び「東洋医学の科学的解明に関する調 査」を内容とする東洋医学の科学的解明の可能性を明らかにするための調査を科学技術庁から 受託。財団に調査ワーキンググループを設け、同ワーキンググループにおける検討を踏まえ、 アンケート調査、現状・展望等のレビュー調査、海外調査、研究項目の選定とその計画化等に 6 関するワークショップの実施等を行い、成果報告書を作成した。 ・平成元年度に、科学技術庁からの受託により、「開放系での組換えDNA実験に関する海外動 向調査報告書」を作成。これは、「トランスジェニック植物を素材とした画期的な新品種・新 作物の開発や改変微生物による地力の維持・向上、環境浄化等組換えDNA技術の産業への利 用は、今後一段と期待されるものであり、安全確保のための基準を順次整備していく必要があ ると思われる」との認識から、諸外国における組換え体の野外実験に関する対応状況について 文献調査を中心とした調査を実施し、安全確保のための基礎資料とした。 ・平成7年度には、科学技術庁から「高齢者・障害者に快適な社会のための参加支援工学に関す る調査」の受託を受け報告を行った。 ・平成8年度には、科学技術庁からの受託研究「スギ花粉症克服に向けた総合的研究に関する調 査」を、また、理化学研究所及び(株)三菱総合研究所からの受託研究「ゲノム解析とこれか らのライフサイエンスに関する調査」を調査検討会もしくは懇談会を設置して検討し、その結 果をまとめた。 ② 自主調査研究 ・平成22年度には、当初から特定分野の1つとして募集、選定を行ってきた「生体と磁場」の課 題に関して、臨床医学の立場からの調査研究を専門家に依頼し、この分野における研究開発の 特徴、現在までの研究開発の進捗状況などについて調査研究した。 ・平成23年度には、平成元年度から平成22年度までの本財団研究助成受賞者の研究者プロファイ ルに関する調査を行った。なお、調査の一部は調査専門会社に依頼した。 ・平成25年度には、財団設立30周年記念事業の一環として、平成元年度から平成22年度までの本 財団研究助成を受賞した研究者を対象に a. 受賞時年齢、受賞課題等の基本事項 b. 受賞後の経歴や顕彰歴 c. 現在の研究課題と受賞時研究課題との関係 d. 当財団の助成制度への提案 等 についてアンケート調査した。 (4)普及啓発 本事業は、ライフサイエンスに関する普及啓発を目的として、各種研究集会に助成することな どを内容としている。 設立初年度には、富山医科薬科大学のシンポジウム開催に対し、5百万円の交付を行った。ま た、昭和59年度に科学技術庁等との共催で実験動物シンポジウムを開催し、昭和60年度には科学 技術庁等主催のシンポジウム「機能性蛋白質の解析・修飾・模擬技術の開発に関する研究」及び 「証、経穴の科学的実証および生薬資源の確保に関する研究」を後援した。 本事業については、表「財団の研究助成等主たる事業経費(累積)」の示す通り、財団設立後の 最初の10年間には、ある程度の額が投入されたが、平成5年度以降は一定の規模に留まっている。 (5)周年記念 財団設立後、節目ごとにそれまでの成果を纏めてきた。 ・設立10周年の際は、平成5年版の年報を「10周年記念号」として、当時の理事長、理事、評議 員の方々からの寄稿とともに、財団10年の推移と題して設立以来10年間の事業の纏めが掲載さ れた。 ・設立20周年の際も、平成15年度版の年報を「20周年記念号」と位置づけ、10周年と同様の寄稿 7 と過去20年の事業の纏めのほか、基本財産、事業経費の支出状況及び役員及び評議員に関する 推移表が掲載された。 ・平成21年3月には、財団設立25周年を記念して「ライフサイエスの輝かしい未来」という テーマでシンポジウムを開催した。演題、講演者は以下の通りであった。 ①.新しい抗がん剤の開発 梅澤一夫慶應義塾大学教授(当時) ②.DNA研究の将来 花岡文雄学習院大学教授 ③.脳科学の未来 井原康夫同志社大学教授 ・平成25年度の30周年記念への対応については、石井敏弘理事長を委員長、評議員の山口ひろみ ジャパンライフ株式会社社長を副委員長とし、評議員、理事若干名からなる設立30周年記念事 業企画委員会を設け、同委員会で検討した結果、次の行事を行うこととなった。 ①.設立30周年記念特別研究助成 平成元年度から平成22年度までの本財団研究助成受賞者を対象に応募者の中から3名に各500 万円の特別研究助成を授与。 ②.上記の案内と併せて上記3.(3) ②に記載のアンケート調査 ③.上記1.の特別研究助成受賞者及び平成25年度研究助成受賞者に対する目録贈呈式、講演会 等を内容とする記念式典と懇親会の開催 4.公益財団法人への移行 平成23年9月1日をもって、財団法人ライフサイエンス振興財団は、新法人「公益財団法人ライフ サイエンス振興財団」に移行した。 これは、平成20年12月1日に、いわゆる「一般法人法」、「公益認定法」及び「整備法」の公益法 人制度改革関連三法が施行され、平成25年11月末(施行後 5 年)までに公益社団・財団法人か一般社 団・財団法人に移行しなければ解散したものとみなされるとされたことによる。 本財団も内閣総理大臣から認定を受けるために理事会、評議員会での審議を経て諸手続きを行い、 平成23年9月1日に「公益財団法人ライフサイエンス振興財団」となった。その主な内容は以下のと おりである。 ① 平成22年3月5日 理事会及び評議員会において「財団法人ライフサイエンス振興財団におけ る最初の評議員の選任方法」を審議・議決 ② 平成22年3月26日 文部科学大臣に対して「最初の評議員の選任に関する理事の定めの認可申 請書」を提出 ③ 平成22年5月14日 文部科学大臣から上記申請に対する認可 ④ 平成22年6月16日 理事会及び評議員会において公益財団法人への移行方針及び公益財団法人 ライフサイエンス振興財団定款案の審議・議決 ⑤ 平成22年12月22日 理事会において、評議員選定委員会規則及び同委員会委員について審議・ 議決 ⑥ 平成22年12月25日 評議員選定委員会において「最初の評議員」を選定 ⑦ 平成23年3月10日 理事会及び評議員会において移行認定申請書の審議・議決 ⑧ 平成23年3月30日 内閣総理大臣宛移行認定申請書を提出(電子申請) ⑨ 平成23年8月29日 内閣総理大臣から移行認定 ⑩ 平成23年9月1日 移行登記 新公益財団法人では、上記公益法人改革関連三法及びこれら法律の施行政府令の下で、定款(旧法 人の寄附行為に代わるもので、新公益財団法人の設置運営の基本を定めるもの)の定めにより、評議 8 員会、理事会、監事の組織体系で、本法人の事業運営が適切に行われることとなっている。 なお、本財団の公益法人移行後の定款は資料(59頁~65頁)に掲載のとおりである。 5.財務 本財団は、当初、基本財産1億3千万円、運用財産2千万円、合計1億5千万円の寄附によるジャ パンライフ株式会社からの拠出金で設立された。初年度58年度に更なる同社からの寄附を得て年度末 の基本財産は4億円となり、2年度目の昭和59年度にはさらに3億7千万円の寄附を得て、昭和59年 度末には基本財産が7億7千万円となった。その後、この基本財産の運用収入から毎年1千万を積み 足し、平成2年度末には基本財産が8億2千万円となった。それ以降、平成23年度の公益財団法人へ の移行まで基本財産の額は8億2千万円であった。 財団の主たる収入は、上記基本財産の運用収入と寄附金である。寄附金のほとんどはジャパンライ フ株式会社からのものであり、特に、リーマンショック後の金利低下、円高の影響による運用収入の 激減時に山口隆祥ジャパンライフ (株)会長及び山口ひろみ同社社長の個人的寄附も含めジャパンライ フ株式会社からの多額の寄附を得て、従来規模の事業を維持できたことは特記に値する。このほかの 収入としては、上記3.(3)①の受託調査研究のための事業収入等があるが、全体の中で占める割合は 極めて少ない。 公益財団法人への移行により、基本財産は理事会で定めることとなり、新たな資産構成のもと効果 的な運用に努めた結果、財務状況は一時的には改善をみたが、今後も世界的な経済情勢による不安定 さからは逃れられない状況である。 6.理事会及び評議員会 第1回理事会は、設立後間もない昭和59年1月10日に財団の事務所において開催された。この理事 会で、梅澤邦臣氏が初代の理事長に選任されたほか、評議員の選任、初年度事業計画及び収支予算書 の承認などが行われた。同年3月には第2回理事会及び第1回評議員会が開催された。 財団の寄附行為(資料53頁~58頁)に基づき、毎年、理事会と評議員会が開催され、公益財団法人 への移行前までに、理事会は62回、評議員会は60回、開催された。平成23年9月の公益財団法人への 移行後は、平成25年度までに、評議員会を6回、理事会を11回開催した。 なお、法人の歴代の役員(理事及び監事)及び評議員は資料(48頁~51頁)のとおりである。 7.財団の事務所 本財団設立時、事務所の所在地は、 ①東京都千代田区麹町5丁目7番地 秀和紀尾井町TBRビル906号室 であったが、昭和60年11月21日下記②に移転した。 ②東京都千代田区隼町2番18号 半蔵門浅井ビル203号室 その後、②のビルの建て替えのため家主から移転を求められ、 平成21年3月23日下記③に移転し設立30周年を迎えた。 ③東京都千代田区麹町二丁目12番1号 グレンパーク半蔵門702号室 9 財団の研究助成等主たる事業経費(累積) 単位(千円) 年 度 昭和/平成 (西暦) 昭和58年 (1983) 59年 (1984) 60年 (1985) 61年 (1986) 62年 (1987) 63年 (1988) 平成元年 (1989) 2 年 (1990) 3 年 (1991) 4 年 (1992) 5 年 (1993) 6 年 (1994) 7 年 (1995) 8 年 (1996) 9 年 (1997) 10年 (1998) 11年 (1999) 12年 (2000) 13年 (2001) 14年 (2002) 15年 (2003) 16年 (2004) 17年 (2005) 18年 (2006) 19年 (2007) 20年 (2008) 21年 (2009) 22年 (2010) 23年 (2011) 24年 (2012) 25年 (2013) 30周年記念 合 計 研 究 助 成 件 金 額 国 際 交 流 会議開催 渡 航 件 金 額 件 金 額 普及啓発等 件 年度別合計 金 額 金 額 1 3,800 0 0 1 1,200 1 5,000 10,000 12 38,700 2 3,500 4 4,000 2 2,810 49,010 13 28,500 0 0 5 2,450 4 5,922 36,872 11 21,000 3 3,000 4 2,000 0 0 26,000 14 21,000 0 0 4 3,600 2 800 25,400 13 20,000 4 2,100 6 2,890 2 1,000 25,990 14 22,000 4 2,000 2 700 4 1,759 26,459 13 21,000 2 900 8 2,380 2 700 24,980 17 22,000 4 1,600 6 2,050 1 200 25,850 15 21,000 5 1,950 9 2,800 2 700 26,450 15 20,000 5 1,500 9 3,050 1 200 24,750 10 12,000 3 850 4 950 1 200 14,000 8 11,700 3 1,050 2 650 1 200 13,600 9 11,800 1 300 2 500 1 200 12,800 12 12,500 4 1,200 1 200 1 200 14,100 10 12,000 4 1,200 1 250 1 200 13,650 10 10,000 3 900 3 600 1 200 11,700 7 11,000 4 1,150 3 550 1 200 12,900 7 11,000 5 1,600 1 200 1 200 13,000 9 12,000 5 1,500 2 450 1 200 14,150 8 12,000 4 1,200 3 650 1 200 14,050 15 14,000 4 1,200 3 650 1 200 16,050 13 12,400 4 1,200 4 800 1 200 14,600 16 15,100 4 1,100 4 1,050 1 200 17,450 17 15,200 3 850 6 1,350 1 200 17,600 16 12,000 5 1,200 5 1,000 2 300 14,500 11 11,000 4 600 7 800 1 200 12,600 11 11,000 6 600 10 1,000 2 550 13,150 15 15,000 3 500 7 1,000 3 558 17,058 14 14,000 4 1,150 8 1,600 2 61 16,811 11 11,000 3 900 7 2,200 2 150 14,250 3 15,000 1 301 15,301 370 500,700 48 24,011 605,081 105 36,800 10 141 43,570 設立以来の研究助成一覧 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) ●昭和58年度 今本 文男 理化学研究所 モノクローナル抗体の産生利用に関する予備的調査研究 村勢 敏郎 東京大学医学部 第三内科 動脈硬化の発症機序に関する基礎的研究 鈴木 継美 東京大学医学部 老化の比較人類生態学 ●昭和59年度 ①老化の成因 木谷 健一 (財)東京都老人総合研究所 生理学 肝細胞膜をモデルとした加齢の膜仮設の検討 部 川島 誠一 (財) 東京都老人総合研究所 蛋白質の変質と老化 ②生体と磁気 雀部 博之 理化学研究所 生体高分子物理研究 動的低磁場の生体細胞に与える効果についての基礎的研究 室 荒田 洋治 東京大学理学部 生物化学教室 モノクローナル構造設計 岡井 治 杏林大学保健学部 血流増大に及ぼす磁気作用の研究(定常磁場) 川村 賢司 日本実験医学研究所 血流増大に及ぼす磁気作用の研究(変動磁場) ③ニューロトランスミッター 野村 靖幸 富山医科薬科大学和漢薬研究所 中枢ニューロトランスミッターレセプターに関する発生工学 的研究 福田 潤 東京大学医学部 小脳のセカンドメッセンジャー機構 国立療養所西別府病院 発達障害児の小児神経学的研究 ④一般課題 三吉野産治 (社)日本筋ジストロフィー協会磁気治療器等による 進行性筋萎縮症者の治療療護に関する磁気治療器等による臨 臨床実験委員会 床実験データ作成に関する研究 ●昭和60年度 ①老化の成因 木谷 健一 (財) 東京都老人総合研究所 生理学部 加齢の膜仮説の発展と抗老化薬の薬効評価法の開発-特に蛍 光消褪方(FRAP)の改善とその応用- 井原 康夫 (財) 東京都老人総合研究所 生理学部 アルツハイマー Paired Helical Filament の構成成分の同定 岡崎 勲 慶應義塾大学 医学部 衛生学 公 老化度予測に関する基礎衛生学的研究-血中・尿中の結合組 衆衛生学 織代謝産物を指標として- 村勢 敏郎 東京大学 医学部 第三内科 動脈硬化の発症機序に関する基礎的研究-マクロファージの 泡沫化機構の検討- ②生体と磁気 雀部 博之 理化学研究所 生体高分子物理研究 動的磁場の生体細胞に与える効果に関する基礎的研究 室 荒田 洋治 東京大学 理学部 生物化学教室 モノクローナル抗体の構造設計 岡井 治 杏林大学 保健学部 血流増大に及ぼす磁気作用の研究(定常磁場) 11 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) 東京大学 医学部附属病院 放射線 31P,1H-NMR(核磁気共鳴)による進行性筋ジストロフィーの 病態解析 科 吉川 宏起 ③ニューロトランスミッター 川合 述史 (財)東京都神経科学総合研究所 病 グルタミン酸レセプターの機能と構造解析 態神経生理学研究室 京都府立医科大学 医学部 第二解 ニューロトランスミッターに関する基礎的研究 剖学教室 藤沢 肇 ④一般課題 酒巻 建夫 国立佐倉病院 研究調査科 腎移植患者血清中の免疫複合物の性状と生物学的な意義につ いての基礎的研究 辻 公美 東海大学 医学部 医学科 ヒト生体防御機構の解明、特にHLA遺伝子の構造と機能及 び疾患素因と発症機序に関する分子免疫学的研究 矢原 一郎 東京都臨床医学総合研究所 細胞生 熱ショック・タンパク質の機能 物学研究部 ●昭和61年度 ①老化の成因 安藤 進 (財) 東京都老人総合研究所 生化学部 β-毒素による生体膜老化の研究 井原 康夫 (財) 東京都老人総合研究所 生理学部 アルツハイマー Paired Helical Filanments の構成成分の同 定 木谷 健一 (財) 東京都老人総合研究所 生理学部 蛍光消褪法(FRAP)を用いた細胞膜老化機序の解明と抗老化 薬の開発 ②生体と磁気 雀部 博之 理化学研究所 生体高分子物理研究 動的磁場の生体細胞に与える効果に関する基礎的研究 室 吉川 宏起 東京大学 医学部附属病院 放射線 31P、1H-NMR(核磁気共鳴)によるミオパチーの病態解析と その他の代謝性疾患、腫瘍代謝への臨床応用 医学教室 渡部 徳子 東京水産大学 水産学部 モノクロナル抗体-DTPA-Gd造影剤の生体内分布とその NMRCTにおける緩和効果の研究 ③ニューロトランスミッター 川合 述史 藤沢 肇 (財)東京都神経科学総合研究所 病 グルタミン酸レセプターの機能と構造解析 態神経生理学研究室 京都府立医科大学医学部 視覚神経回路形成の分子機構の解明 酒巻 建夫 国立佐倉病院 研究検査科 免疫複合物中のウイルス感染由来の抗原の検索と持続感染の 研究 安田 國雄 京都大学 理学部 生物物理 ニワトリのクリスタリン遺伝子の組織特異的発現を調節する 因子の分離と同定 本郷 利憲 東京大学 医学部 脳研究施設 神 運動系のニューロン機構と機能の発現に関する基礎的研究 経生理学 ④一般課題 12 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) ●昭和62年度 ①神経の発生と老化 市川 友行 (財) 東京都神経科学総合研究所 解剖 中枢神経系におけるコリン作動性ニューロンの発生とその神 発生学研究室 経回路網の形成に関する組織化学的研究 末広 牧子 (財) 東京都老人総合研究所 プロジェ ポジトロンCTを用いたニューロリセプターの研究 クト研究部 森 啓 (財) 東京都老人総合研究所 生理学部 ヒト・アウ(アルツハイマー神経原線維主要構成成分)遺伝子 臨床第二 の単離 神田 健郎 (財) 東京都老人総合研究所 生理学部 運動ニューロンの老化とこれに伴う代償性反応に関する基礎 基礎第一研究室 的研究 坂倉 照好 理化学研究所 ライフサイエンス筑 神経細胞の増殖及びプログラム死のメカニズムに関する基礎 波研究センター 真核生物研究室 的研究 八木 國夫 応用生化学研究所 老化に伴う神経障害と過酸化脂質 斉藤 滋 神奈川歯科大学 歯学部 歯学科 培養骨芽細胞におけるパルス電磁場の影響-ホルモンの応答 脳の変化 渡部 徳子 東京水産大学 水産学部 モ ノ ク ロ ー ナ ル 抗 体 -DTPA-Gd造 影 剤 の 高 品 質 化: NMRCTにおける緩和効果と組織選択性の評価 間中 喜雄 北里研究所 東洋医学総合研究所 針刺激時の人体表面の磁界分布ならびに脳磁界計測による針 治療効果の解明 酒巻 建夫 国立佐倉病院 研究検査科 ヒト サイトメガロウイルス(CMV)の再燃及び持続感染に 対する生体防御の研究 本郷 利憲 東京大学 医学部 脳研究施設 運動系のニューロン機構と機能の発現に関する基礎的研究 花岡 文雄 東京大学 薬学部 生理化学教室 哺乳類細胞のDNA複製酵素遺伝子の単離・改変による突然 変異機構の解明 別所 正美 埼玉医科大学 医学部 第一内科 PCKモザイクマウスを用いた放射線誘発白血病の発症機序 に関する研究 村上 康文 理化学研究所 ライフサイエンス筑 超微量抗原によるモノクローナル抗体作製法の開発 波研究センター ジーンバンク室 ②生体と磁場 ③一般課題 ●昭和63年度 ①神経の発生と老化 安藤 進 (財) 東京都老人総合研究所 生化学部 老化に伴う中枢神経機能低下の神経化学的研究 小澤 瀞司 群馬大学 医学部 第二生理学教室 中枢神経系のグルタミン酸受容体チャネル、興奮性シナプス および可塑性神経回路の発達に関する研究 友岡 康弘 理化学研究所 ライフサイエンス筑 In Vitroにおける脳形態形成のモデル系の開発 波研究センター 真核生物研究室 中枢神経におけるコリン作動性ニューロンの発生・分化とそ (財) 東京都神経科学総合研究所 解剖 市川 友行 の神経回路網形成に関する組織化学的および分子生物学的研 発生学研究室 究 13 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) ②生体と磁場 楠見 明弘 東京大学 教養学部 基礎科学科第 分子状酵素と細胞の相互作用の研究 一 海野 雅浩 東京医科歯科大学 歯学部 歯科麻 時間変動磁場の抹消および中枢神経活動に及ぼす影響に関す 酔学教室 る研究 塩野 孝博 東京大学 医学部 医学科 附属病 院 31 P映像法の基礎的検討とその臨床応用 ③一般課題 中澤 了一 国立佐倉病院 内科 透析アミロイドーシスに関する研究 佐藤 智 京都大学 理学部 生物物理学教室 特異的エンドソームにおける分子識別と構造変換機構の研究 柳 進 奈良県立医科大学 医学部 生化学 乳癌発生に対する牛乳油脂成分の抑制効果 教室 岸本 健雄 東京工業大学 理学部 生物学教室 外山比南子 細胞分裂期における細胞周期の調節機構 (財) 東京都老人総合研究所 プロジェ 放射線医薬品を用いた脳機能の測定に関する研究 クト研究部 小林 哲郎 虎の門病院 内分泌代謝科 インスリン依存性糖尿病の成因におけるvirus感染症と自己 免疫異常 ●平成元年度 ①神経の発生と老化 木谷 健一 (財) 東京都老人総合研究所 生理学部 加齢の「蛋白分解酵素阻害仮説」に関する実験的研究 仲村 春和 京都府立医科大学 医学部 生物学 鳥類網膜視蓋投射形成機構:ニワトリ-ウズラ-キメラ法に 教室 よる解析 小澤 瀞司 群馬大学 医学部 第二生理学教室 中枢神経系のグルタミン酸受容体チャネル、興奮性シナプス および可塑性神経回路の発達に関する研究 田中 英明 群馬大学 医学部 薬理学教室 発生過程における運動ニューロン軸索成長を可能にしている 分子の同定 岡本 治正 東京大学 医学部 脳神経施設 神経系発生初期過程における細胞間誘導作用とその分子機序 の解明 北海道大学 応用電気研究所 生体と磁場-脳磁場による大脳の聴覚機能の計測 中澤 了一 国立佐倉病院 内科 透析アミロイドーシスに関する研究 山田 信博 東京大学 医学部 第三内科 粥状動脈硬化症の成因におけるアポE及びそのレセプター機 能 徳久 剛史 神戸大学 医学部附属 医学研究国 c-fosトランスジェニックマウスを用いた免疫応答調節機序 際交流センター の解析 ②生体と磁場 栗城 真也 ③一般課題 外山比南子 (財) 東京都老人総合研究所 プロジェ 放射線医薬品を用いた脳機能の測定に関する研究 クト研究部 佐方 功幸 久留米大学 分子生命科学研究所 細胞分裂制御因子(CSF)としてのc-mosがん遺伝子産物の受 遺伝情報研究部門 精における不活性化の機構の解析 小浜 一弘 群馬大学 医学部 薬理学教室 Caz+のアクトミオシン系に対するdown-regulation に関す る研究 14 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) 山内 卓 (財) 東京都神経科学総合研究所 神経 神経情報伝達の調節およびシナプスの可塑性におけるプロ 生化学研究室 ティンキナーゼの役割 梅村 敏 横浜市立大学 医学部 内科学第二 腎における交感神経α受容体の病態生理学的役割に関する研 講座 究 ●平成2年度 ①老化の成因 発生過程における運動ニューロン軸索成長を可能にしている 分子の同定 田中 英明 群馬大学 医学部 薬理学教室 仲村 春和 京都府立医科大学 医学部 生物学 鳥類網膜視蓋投射形成機構:ニワトリ-ウズラ-キメラ法に 教室 よる解析 岡本 治正 東京大学 医学部 脳神経施設 神経系発生初期過程における細胞間誘導作用とその分子機序 の解明 千田 道雄 (財) 東京都老人総合研究所 ポジトロ 正常老化およびスーパーノーマルな高齢者の脳のポジトロン ン医学研究部門 CTによる研究 神田 健郎 (財) 東京都老人総合研究所 生理老化 運動ニューロンの加齢変化に影響を及ぼす因子の研究 学研究系 山内 卓 (財) 東京都神経科学総合研究所 遺伝 中枢神経の発達および神経情報伝達の調節におけるプロティ 学研究部門 ンキナーゼの役割 ②生体と磁場 金子 裕 東京大学 医学部附属病院 脳神経 脳磁波の臨床応用-各種誘発脳磁波の測定と画像情報化 外科 ③一般課題 下門顕太郎 国立循環器病センター研究所 動脈硬化発生進展におけるリンパ球の役割:とくにガンマー インターフェロンの平滑筋増殖抑制効果について 前田 芳實 鹿児島大学 農学部 生物生産学科 筋肉蛋白質代謝回転速度の制御機構に関する研究 徳久 剛史 神戸大学 医学部附属 医学研究国 c-fosがん遺伝子産物のリンパ球分化における機能の解析 際交流センター 江澤 郁子 日本女子大学 家政学部 食物学科 梅澤 一夫 慶應義塾大学 理工学部 応用化学 がん遺伝子作用阻害物質の検索と応用 科 岡部 哲郎 東京大学 医学部 第三内科 閉経後骨祖鬆症モデルラットの骨塩減少に対する自由運動お よびスイミングの効果 新規なヒト単球マクロファージ成長因子の分離及びその生体 防御系における役割 ●平成3年度 ①神経の発生と老化 小宮 義璋 群馬大学 医学部 神経細胞の老化機構-軸索内細胞骨格蛋白の動態変化からみ たニューロン及び軸索の老化と変性- 井原 康夫 東京大学 医学部 脳神経施設 アルツハイマー神経原線維内fauのリン酸化部位の同定 仲村 春和 京都府立医科大学 医学部 生物学 鳥類網膜視蓋投射形成機構:ニワトリ-ウズラ-キメラ法に 教室 よる解析 田中 (貴邑) 横浜市立大学 医学部 生理学 冨久子 海馬の老化機序におけるストレスの役割 15 申 請 者 氏 名 神田 健郎 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) (財) 東京都老人総合研究所 生理老化 運動ニューロンの加齢変化に影響を及ぼす因子の研究-特に 学研究系 活動量と活性酸素消去系とについて- ②生体と磁場 海野 雅浩 東京医科歯科大学 歯学部 高齢者 変動磁場による生体内誘導電流の生物物理学的解明-伝導電 歯科学講座 流および変位電流周波数依存性について- 有薗 直樹 京都府立医科大学 医学部 医動物 マスト細胞におけるヒスタミン分泌に対する磁場の影響 教室 金子 裕 東京大学 医学部附属病院 脳神経 MEGを用いたpresurgical functional mapping 外科 ③一般課題 勝屋 弘忠 広川 勝昱 名古屋市立大学 医学部 麻酔・蘇 急性呼吸不全時の新しい呼吸管理法の確立 生学教室 (財) 東京都老人総合研究所 免疫病理 自律神経系による胸腺機能の調節とその加齢変化 部門 梅澤 一夫 慶應義塾大学 理工学部 応用化学 がん遺伝子作用阻害物質の検索と応用 科 村勢 敏郎 虎の門病院 内科 (内分泌代謝科) リポ蛋白リパーゼの構造と機能に関する研究 野嶋佐由美 高知女子大学 家政学部 看護学科 問題家族に対する看護ケアを阻害している要因分析 熊田 衛 東京大学医学部 医学科 生理学第 心臓血管中枢の内因性物質による調節とその細胞機構 二講座 西原 克成 東京大学 医学部 医学科 口腔外 支持機械臓器の結合様式と形状効果に関するバイオメカニク 科学教室 ス 植木 哲 京都府立医科大学 医学部 社会科 先端医療をめぐる倫理委員会の役割-諸外国との比較を中心 学教室 に- 江澤 郁子 日本女子大学 家政学部 食物学科 閉経後骨祖鬆症モデルラットの骨代謝に対する自由運動およ びスイミングの効果 ●平成4年度 ①神経の発生と老化 田中 (貴邑) 横浜市立大学 医学部 生理学 冨久子 広川 勝昱 海馬の老化機序におけるストレスの役割 (財) 東京都老人総合研究所 病態老化 脳の発生、分化と老化における成長因子とそのレセプターの 学系 役割:特に受容体プロシンキナーゼとそのリガンドについて 神経細胞の老化機構-軸索内細胞骨格蛋白の動態変化からみ たニューロン及び軸索の老化と変性- 小宮 義璋 群馬大学 医学部 友岡 康弘 理化学研究所 ライフサイエンス筑 三次元培養を用いた中枢神経系発生のメカニズムの解析 波研究センター 小山 文隆 東京大学 医学部脳研究施設 アルツハイマー病の原因に迫る:ダウン病脳の解析 河田 光博 京都府立医科大学 第一解剖学教室 性ステロイドホルモンの情報伝達機構と神経系可塑性に対す る影響 栗山 欣弥 京都府立医科大学 医学部 薬理学 老化に伴う脳内抑制神経情報伝達機構の機能変化に関する神 教室 経化学・分子遺伝学的研究 16 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) ②生体と磁場 宇川 義一 東京大学医学部 医学科 神経内科 ヒトでの非侵襲的な大脳皮質三次元的機能マッピング 吉田 次男 筑波技術短期大学 視覚部 理学療 磁力線温熱治療器による人体の深部温度に対する影響 法学科 ③一般課題 平塚 寿章 旭川医科大学 医学部 化学教室 ミオシン頭部の内部的柔らかさに着目した骨格筋の収縮機構 の研究 金田 信 鹿児島大学 理学部 化学科 微生物由来酵素とのみ一次構造類似性がある新規植物性セリ ンプロテアーゼの分子進化と構造安定性 梅澤 一夫 慶應義塾大学 理工学部応用化学科 がん遺伝子作用抑制物質の検索と応用 横山 一成 理化学研究所 マウス胚性腫瘍細胞の分化誘導機構の解析 三村 俊英 東京大学 医学部 第三内科 全身性エイテマトーデス(SLE)のT細胞機能異常における抗 CD45自己抗体の作用機序 宮崎 純一 東京大学 医学部 医学科 膵β細胞のインスリン分泌制御におけるグルコキナーゼの役 割の解析 ●平成5年度 ①脳の老化 長谷川成人 東京大学医学部 脳研究施設脳病理 アルツハイマー神経原線維変化を構成するタウ蛋白の異常リ 学部門 ン酸化部位の同定 伏木 信次 京都府立医科大学医学部 附属脳・ 加齢に際してのアストログリア・神経細胞相関に関する定量 血管系老化研究センター 的解析 福田 寛 東北大学加齢医学研究所 機能画像 脳の老化 医学研究分野 石渡 喜一 (財) 東京都老人総合研究所 ポジトロ 加齢脳のヘキサン酸代謝:PETによる新しい脳機能診断法を ン医学研究部門 目指して 内田 洋子 (財) 東京都老人総合研究所 病態老化 変性疾患における脳修復機構について 系神経病理部門 ②生体と磁場 海野 雅浩 東京医科歯科大学 歯学部高齢者歯 硬組織の電磁気学的物性に関する生物物理学的研究 科学講座 宮下 保司 東京大学医学部 生理学第一講座 杉下 守弘 東京大学医学部 音声言語医学研究 機能的磁気共鳴画像による高次神経機能の研究 施設 松原 純子 東京大学医学部健康科学・看護学科 磁場曝露と生体防御反応に関する定量的研究 生物統計学教室 河村 弘庸 東京女子医科大学脳神経外科 脳神 双極子追跡法(Dipole Tracing, DT)によるてんかん焦点の検 経センター 索-MEGとの比較- 高速磁気共鳴法による大脳皮質活動の画像計測 ③一般課題 千野 直一 慶應義塾大学医学部 リハビリテー 老年者における運動単位の発射調節 ション科 岡崎 具樹 東京大学医学部第4内科 保健セン 細胞外カルシウムによる遺伝子発現調節機構 ター 17 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) 久保田俊一郎 東京大学医学部 栄養学講座 癌の浸潤・転移を抑制する遺伝子の同定 八木 健 岡崎国立共同研究機構 生理学研究 ジーンターゲティング法による遺伝子欠失マウスを用いた本 所高次神経機構部門 能及び学習行動の遺伝的メカニズムの解析 山形 達也 東京工業大学 生命理工学部生体分 脳神経系における細胞表層ガングリオシドの機能解析 子工学科 ●平成6年度 ①脳の老化 鈴木 利治 東京大学 薬学部薬品製造工学教室 アミロイド前駆体タンパク質(APP)の脳組織特異的リン酸 化機構の解析 那波 宏之 新潟大学脳研究所 神経薬理学部門 老化動物における脳由来神経成長因子(BDNF)の産生と放出 調節 柳澤 勝彦 国立療養所中部病院長寿医療研究セ β- amyloidogenesisに関する生化学的研究 ンター 痴呆疾患研究部 ②生体と磁場 上野 照剛 東京大学医学部 附属医用電子研究 生体と磁場 施設 松原 純子 横浜市立大学 看護短期大学部 磁場曝露と生体反応に関する定量的研究Ⅱ 後藤 英司 横浜市立大学 医学部第2内科 腎疾患に伴う高血圧における自律神経活動の役割の検討 飯野 正光 東京大学 医学部薬理学教室 興奮収縮連関の分子機構の解析 ③一般課題 吉武 (原田) 東京大学 医学部医学科解剖学教室 玲子 細胞内膜小器官小のモーター結合蛋白の同定及び精製 山形 達也 東京工業大学 生命理工学部生体分 ラクトース誘導体を利用した脳機能活性化剤開発の試み 子工学科 七五三木聡 大阪大学 健康体育部 骨折治癒および運動誘発性骨肥大に対するプリナージックア ゴニストの役割 山口 晴保 群馬大学 医療技術短期大学部 βアミロイド沈着を促進する因子の検討 東海林幹夫 群馬大学 医学部神経内科 アルツハイマー病の成因の研究-新しく同定されたS182お よびE5-1遺伝子の神経細胞死、老人斑および神経原線維変化 形成に果たす役割について 山崎 恒夫 東京大学 医学部附属脳研究施設 脳の老化 ●平成7年度 ①脳の老化 ②生体と磁場 伊藤 正光 東京大学 医学部放射線基礎医学教 磁気共鳴分光法による放射線治療後の再発腫瘍の病態生理及 室 びその制御に関する研究 ③一般課題 幡野 雅彦 千葉大学 医学部附属高次機能制御 HOX11遺伝子のリンパ球腫瘍化機序の解析 研究センター 榎本 武美 東北大学 薬学部遺伝子薬学講座 DNAヘリカーゼを中心にした真核細胞のDNA複製開始機 構・細胞周期制御機構の研究 18 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) 荒木 正介 京都府立医科大学 医学部生物学教 胚発生における眼某胞由来組織の分化決定機構-神経栄養因 室 子と組織間相互作用- 伊東 和子 群馬大学 医学部保健学科 産褥期のおける母子の適合性 ●平成8年度 ①脳の老化 白尾 智明 群馬大学医学部附属行動医学研究施 中枢シプナスの発達・老化に関する研究 設行動分析学部門 東海林幹夫 群馬大学 医学部神経内科 トランスジェニックマウスによる脳の病的老化機序の解明 ②生体と磁場 宮越 順二 京都大学大学院医学研究科 分子医 人工的変動磁場による細胞動態の分子機構 学系遺伝医学講座 高梨 芳彰 京都府立医科大学医学部 附属脳血 脳磁計と機能的核磁気共鳴断層法によるヒト視覚機能におけ 管系老化研究センター る情報処理過程の解析 ③一般課題 小島 至 群馬大学生体調節研究所 調節機構 膵β細胞の分化誘導機構の解明 部門 宮坂 京子 東京都老人総合研究所 臨床生理部 Cholecystokinin(CCk)-A受容体欠損と成人病(肥満、高脂血 門 症、糖尿病、胆石症)発症促進 竹島 浩 東京大学大学院 医学系研究科 リアノジン受容体の構造と生理機能 鈴木 崇彦 東京大学 医学部医学科 環境酸素濃度変化に対する心筋細胞機能性受容体数変化の可 逆性について 石崎 泰樹 東京医科歯科大学 歯学部細胞機能 水晶体上皮細胞の増殖・分化調節 制御学 ●平成9年度 ①脳の老化 三井 真一 京都府立医科大学脳・血管系老化研 脳の老化とセリンプロテアーゼ 究センター 白澤 卓二 東京都老人総合研究所 神経生理部 脳の老化と蛋白質アスパラギン酸修飾 門 針谷 康夫 群馬大学医学部 リハビリテーショ アミロイドβ蛋白沈着におけるApolipoproteinE4の効果- ン医学研究施設 トランスジェニックマウスを用いたin vivoでの検討 森 啓 東京都精神医学総合研究所 分子生 早期発症型家族性アルツハイマー病の原因分子プレセニリン 物学研究部門 の分子細胞生物学的研究 辛 龍雲 東北大学医学部 病態神経学講座 ヒトプレセニン1(PS1)ミスセンス変異が引き起こすAβの 沈着とその機序に関する研究-ヒトPS1及びヒトアミロイド 蛋白前駆体(APP)発現トランスジェニックマウスの作製 東京大学医学部 神経内科 磁気刺激、脳磁図、Fmri、誘発電位を用いた電磁場のヒト の中枢神経に対する影響の研究 神戸大学医学部 衛生学講座 小脳外顆粒層細胞の増殖・分化調節 ②生体と磁場 宇川 義一 ③一般課題 石崎 泰樹 19 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) 安田 年博 群馬大学医学部 法医学教室 ヒト下垂体に存在するDnaselの局在、構造および機能に関 する研究 玉置 邦彦 東京大学大学院 医学系研究科 ランゲルハンス細胞 細胞株の樹立とその治療への応用 菅澤 薫 理化学研究所 細胞生理学研究室 哺乳類細胞のヌクレオチド除去修復機構の解明 夏目 長門 愛知学院大学歯学部 口腔外科第二 受精卵移植法による口唇口蓋裂発生の母体環境因子の検討 講座 片岡 万里 高知医科大学医学部 看護学科 ハンセン病療養所入所者の精神的健康状態とその関連要因 ●平成10年度 ①脳の老化 道川 誠 国立長寿医療研究センター 痴呆疾 アルツハイマー病発症に果たすアポリポ蛋白E 4の分子機構 患研究部 の解明-神経細胞に対するコレステロール代謝の影響- 岡本 昌也 兵庫医科大学 医学部 第五内科 森島 真帆 東京大学大学院医学系研究科 脳神 脳におけるアミロイドβ蛋白蓄積機序に関する生化学的研究 経医学専攻神経病理 細胞内小胞輸送タンパク質Mintファミリーから見たアルツ ハイマー病発症機構の解明と新しい原因遺伝子の探求 ②生体と磁場 内田 信裕 愛知県がんセンター研究所 放射線 定常磁場および変動磁場がヒトDNAマイクロサテライト領 部 域に与える影響 ③一般課題 古賀 千恵 理 化 学 研 究 所 ジ ー ン バ ン ク 室 アフリカツメガエル初期胚における転写因子Xmazの遺伝子 DNA開発銀行 発現と作用の研究 小池 和彦 東京大学医学部 感染症内科 トランスジェニックマウスを用いたC型肝炎ウイルスによる 肝発癌機構の解明 松村 賢 群馬大学医学部 行動医学研究施設 脚橋被蓋核の随意及び不随意運動制御における生理学的、解 剖学的意義 柳川右千夫 岡崎国立共同研究機構 生理学研究 GABAニューロンの形成決定因子の同定 所神経化学部門 刀祢 重信 川崎医科大学 生化学 第一講座 川上 泰雄 東京大学大学院 総合文化研究科 加齢による筋機能低下に影響を及ぼす因子の解明 生命環境科学系 アポトーシスにおいて核を凝縮させる因子の単離 ●平成11年度 ①脳の老化 五十嵐道弘 新潟大学大学院医歯学総合研究科 加齢脳のシナプス機能変化の分子基盤 村山 繁雄 東京都老人総合研究所 神経病理部 老化脳における、tauopathyの臨床分子病理学的研究 門 三井 真一 京都府立医科大学脳・血管系老化研 脳老化関連プロテアーゼNeurosin(PRSS9)の神経機能保護 究センター 作用 ②生体と磁場 岩波 明 東京大学 医学部 精神神経科 高解像度脳磁図システムによる精神分裂病の認知機能の検討 20 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) ③一般課題 村上 徹 群馬大学医学部 解剖学第二講座 ゼブラフィッシュ胚発生における、頭部中枢神経領域決定遺 伝子、Otx、Emx、HoxA1の機能発現のメカニズムに関する 分子細胞生物学的研究 小崎 寛子 東京大学 医学部 耳鼻咽喉科 ラット聴覚野における両耳聴missing fundamental現象につ いて 細貝 正江 鳥取大学 医学部 医学科 生理学 延髄内の呼吸性ニューロンの加齢に伴う変化 第二講座 安達めぐみ 農林水産省野菜・茶業試験場 花き 部 政二 慶 東京大学大学院 総合文化研究科 老化による直立姿勢保持能力の減退に関する研究-足圧中心 生命環境科学系 動揺の動的特性と脚筋機能の関連から- 藤江 裕道 大阪大学大学院 基礎工学研究科 ロボットシステムを用いた膝関節軟骨接触動態の解析と変形 システム人間系 性関節症発症・進展メカニズムの解明 ●平成12年度 ①脳の老化 西村 正樹 滋賀医科大学 分子神経科学研究セ アルツハイマー病プレセニリン複合体にみる特異な発現レベ ンター ル調整機構の解明 ②生体と磁場 大塚 邦明 地磁気擾乱と太陽活動の周期性動揺が心電図・心拍変動・血 東京女子医科大学 医学部 附属第 圧・血圧変動に及ぼす影響と心筋梗塞・脳卒中の発症予知・ 二病院内科 予防 ③一般課題 土方 貴雄 群馬大学 医学部 医学科 骨格筋にみられる中間径フィラメント再編成のメカニズムの 解明 仁科 行雄 横浜市立大学 理学部 機能科学科 胚性幹細胞などの生体内移植系による未分化・分化状態の維 持機構の解析 岩下 淑子 東京都老人総合研究所 蛋白質生化 新規プローブを用いた、コレステロールに富む膜機能ドメイ 学部門 ン(ラフト)の可視化とその分子基盤の解明 増田 正雄 東京都老人総合研究所 臨床生理部 摂食調節ホルモン、ペプチド等の中枢神経と末梢臓器での相 門 互機能調節 川口 貞親 管理職として勤務する看護婦の職業性ストレスとその緩衝要 神戸市看護大学 看護学部 看護学 因に関する調査研究~どのような余暇活動がストレス軽減に 科 有効か? ●平成13年度 ①脳の老化 原田 彰宏 群馬大学生体調節研究所 調節機構 アルツハイマー病モデルマウスの作成と解析 部門 山口 陽子 東海大学 工学部生命化学科 特異的タンパク質阻害剤およびエタノールで誘起される長寿 命の機構解明 埼玉医科大学 医学部 磁場が両生類の胚細胞に及ぼす影響の微細形態学的解析 ②生体と磁場 駒崎 伸二 21 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) ③一般課題 小池 学 放射線医学総合研究所 放射線障害 細胞内局在変化に注目した新規蛋白質探索法によるDNA二 研究グループ 重鎖切断修復蛋白質群の探索 玉野上佳明 産業技術総合研究所 脳神経情報研 眼の形成における新規CTP結合タンパク質と転写因子との 究部門 脳遺伝子研究グループ 相互作用の解析 政二 慶 東京大学大学院 総合文化研究科 老化に伴う平衡能の低下と脚筋量・筋機能との関連について 生命環境科学系 丸山 直記 東京都老人総合研究所 分子病理部 高齢者医療における新規Dnase(DLAD)の応用法の検討 門 ●平成14年度 ①脳の老化 竹下 啓蔵 放射線医学総合研究所放射線安全研 脳レドックスバランスのin vivo測定と生理的意義に関する研 究センター 究 清水 孝彦 東京都老人総合研究所分子老化研究 脳酸化ストレス障害蓄積マウスを用いた脳老化機構の解析 グループ 西道 隆臣 理 化 学 研 究 所 脳 科 学 総 合 研 究 セ ン リガンドーレセプターシステムを介したアミロイドβペプチ ター ド分解酵素ネプリライシンの脳内発現調節機構の解明 ②生体と磁場 駒崎 伸二 埼玉医科大学医学部 磁場が胚細胞の運動性に及ぼす作用の解析 村垣 善浩 東京女子医科大学大学院先端生命医 術中MRI(磁気共鳴撮影装置)を利用した手術ナビゲーショ 科学研究所 ン精度向上のためのシステム開発 ③一般課題 山岸 敏之 埼玉医科大学医学部 心臓発生過程の心内膜床形成でおこる内皮-間葉形質転換誘 導因子の同定 島谷 祐一 東京女子医科大学医学部 Sieve電極を用いた再生味神経の動的シナプス形成機序の研究 高取 吉雄 東京大学医学部 生体適合性材料MPCを用いた人工関節弛緩防止に関する基 礎的研究 的崎 尚 群馬大学生体調節研究所附属生理活 細胞機能を負に制御する新しい細胞間信号伝達機構「CD47性物質センター SHPS-1系」 ●平成15年度 ①脳の老化 内田 隆史 東北大学加齢医学研究所・学際科学 アルツハイマー病モデルマウスの作製と解析 国際高等研究センター 鈴木 利治 北海道大学大学院薬学研究科ゲノム 脳の老化におけるAPP代謝制御因子の作用機構 機能学講座・神経科学分野 山口 晴保 群馬大学医学部保健学科 内田 洋子 老化に伴うβアミロイド沈着と細胞膜脂質ラフトの関係究明 (財)東京都高齢者研究・福祉振興財 アルツハイマー病脳に出現する胎児性蛋白MAPIBから見た 団老化病ゲノム研究グループ 痴呆発症機構の解明 ②生体と磁場 宇川 義一 東京大学医学部附属病院神経内科 連続磁気刺激(rTMS)の脳内ドーパミンに対する影響 22 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) ③一般課題 黒川 峰夫 東京大学医学部附属病院血液・腫瘍 転写因子による造血システムの制御と悪性化機構の解明およ 内科 び治療法の開発 井上 勝央 名古屋市立大学大学院薬学研究科薬 寿命制御遺伝子Indyの哺乳類ortholog, NaCTによる脂質代 物動態制御学 謝の調節機構 島谷 祐一 東京女子医科大学医学部第一生理学 マイクロマシン電極を用いた,生体神経信号による人工臓器 教室 の直接制御 ●平成16年度 ①脳の老化 石神 昭人 (財) 東京都老人総合研究所 加齢臓器 アルツハイマー病におけるシトルリン化蛋白質蓄積の原因究 障害研究グループ 明と診断薬の開発 松崎 勝巳 京都大学大学院薬学研究科 アルツハイマーアミロイドβ蛋白線維構造のNMRによる解析 鹿児島大学工学部 経頭蓋磁気刺激パルスによる視覚野時間特性の非侵襲的測定 斉藤裕見子 埼玉医科大学医学部 神経ペプチドによる節食調整機構及び新規シグナル調節因子 の探索 福田 光則 理化学研究所 神経伝達物質放出を司るカルシウムセンサーは小胞と細胞膜 上のどちらに存在するのか? 神崎 素樹 東京大学大学院総合文化研究科 老化に伴う立体バランス能力の低下に及ぼすla群求心性神経 活動の影響 凌 楓 理化学研究所中央研究所 欠失変異ミトコンドリアDNA優勢複製の開始とその制御に 関する研究 今岡 達彦 放射線医学総合研究所放射線安全研 幹細胞の放射線感受性がもたらす小児期被曝後の乳癌発症リ 究センター スクへの影響の実験研究 高野 和敬 埼玉医科大学医学部 内田 さえ 東京都老人総合研究所運動・自律機 皮膚の寒冷刺激が卵巣機能に及ぼす影響とその自律神経性調 能相関研究グループ 節機序 久代 恵介 京都大学大学院人間・環境学研究科 高森 茂雄 東京医科歯科大学大学院医歯学総合 脳高次機能におけるグルタミン酸神経回路の役割 研究科 梅田 真郷 京都大学化学研究所複合基盤化学研 体温調節の分子機構 究系 大塚 文男 岡山大学医学部・歯学部附属病院 骨形成蛋白(BMP)による卵巣での内分泌作用の解明とその 臨床応用 吉武 康栄 大分県立看護科学大学人間科学講座 片側での随意筋力発揮中に付随する不随意的反対側収縮の生 理学的機序の解明 群馬大学医学部保健学科 老化に伴う脳βアミロイド沈着を運動で効率的に予防する方 法の検討 ②生体と磁場 辻村 誠一 ③一般課題 心臓発生における左右非対称性確立メカニズムの解析 空間識形成に前庭器が担う役割の解明 ●平成17年度 ①脳の老化 山口 晴保 23 申 請 者 氏 名 村山 繁雄 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) 東京都高齢者研究・福祉振興財団東 老化変性疾患としての「レヴィー小体病」疾患概念確立のため 京都老人総合研究所 の、動的神経病理学的研究 ②生体と磁場 久保田俊一郎 東京大学大学院総合文化研究科生命 磁場の脳に与える影響 環境科学系 ③一般課題 戸村 秀明 群馬大学生体調節研究所シグナル伝 プロトンをリガンドとするG蛋白連関型受容体を介した細胞 達分野 内シグナル伝達機構の解析 高橋伸一郎 東北大学病院検査部 高井 大哉 東京大学大学院医学系研究科臨床病 肺癌治癒切除例における再発予測の分子マーカーとしての 態検査医学分野 DNAメチル化プロフィールシステムの確立 河崎 洋志 東京大学大学院医学系研究科神経機 高次神経細胞の多様性決定機構の分子メカニズム解析 能解明ユニット 横井 峰人 京都大学大学院医学研究科先端領域 線条体投射神経選択的遺伝子操作マウスによる個体間相互接 融合医学研究機構・分子神経遺伝子 触行動の解析 チーム 山中 伸弥 京都大学再生医科学研究所再生誘導 分化多能性と器官形成におけるSalファミリー蛋白質の機能 研究分野 解明 平田 普三 名古屋大学大学院理学研究科生命理 行動における神経回路機能の遺伝学的解析 学専攻 栗林 太 長崎大学熱帯医学研究所宿主病態解 慢性肉芽腫症のDNA異常部位と治療効果との相関を解明する 析部門炎症細胞機構分野 黒澤美枝子 国際医療福祉大学基礎医学研究セン 体性感覚刺激によって誘発される脊髄血流の反応とその神経 ター 機序 藤野 清大 ニワトリDNAマイクロアレイを用いた内耳有毛再生関連遺 京都大学大学院医学研究科耳鼻咽喉 伝子のスクリーニングおよび哺乳類内耳有毛細胞再生への応 科・頭頸部外科学 用 急性骨髄性白血病発症の分子機構の解析 ●平成18年度 ①脳の老化 高柳 淳 慶應義塾大学医学部分子生物学教室 パーキンソン病原因遺伝子PARKINの新規モデルマウスの 分子生物学的解析 櫻井 隆 順天堂大学医学部薬理学教室 老化に伴うβアミロイド産生増加と膜ラフトの関連 倉永英里奈 東京大学大学院薬学系研究科生命薬 老化に伴う脳機能低下・神経障害の引き金となるリスクファ 学専攻遺伝学教室 クターの同定 高橋 琢哉 横浜市立大学医学部生理学 アミロイド前駆体蛋白(APP)のシナプス機能の解析 ③一般課題 赤水 尚史 京都大学医学部付属病院探索医療セ ペプチドホルモン・グレリンの創薬を目指した橋渡し研究 ンター 漆谷 真 滋賀医科大学分子神経科学研究セン 筋萎縮性側索硬化症におけるプロテアソームの機能低下と疾 ター神経遺伝部門 患関連分泌物質についての研究 平嶋 尚英 名古屋市立大学大学院薬学研究科生 細胞膜におけるリン脂質フリップフロップの高分解能可視化 体超分子システム解析学分野 解析 安川 孝史 高知大学医学部 S-nitrosylationのインスリン抵抗性への関与について 24 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) 永山 雄二 長崎大学大学院医歯薬総合研究科・ アミノ酸代謝と免疫:トリプトファン代謝酵素 (indoleamine2, 原爆後障害医療研究施設分子設計応 3-dioxygenase, IDO)による自己免疫疾患制御の研究 用学分野 冨田 江一 自然科学研究機構生理学研究所行動・ 大脳皮質第一次視覚野に存在する眼優位カラムの形成過程で 代謝分子解析センター 認められる可塑的プロセスを制御する分子メカニズムの解明 初沢 清隆 福島県立医科大学医学部附属生体情 小胞体と細胞膜の融合が引き起こすファゴサイトーシスの分 報伝達研究所細胞科学研究部門 子機構の解明 深田 正紀 国立長寿医療センター研究所遺伝子 AMPA型グルタミン酸受容体の動態制御機構の解明 蛋白質解析室 竹島 浩 京都大学大学院薬学研究科生体分子 小胞体機能破綻による神経可塑性の異常 認識学分野 山下 智也 神戸大学医学部附属病院循環器内科 内匠 透 胎児母体環境(Fetal Programming)が動脈硬化とその関連疾 患の発症に及ぼす影響 (財)大阪バイオサイエンス研究所神 ミオシンVによるRNA輸送の制御機構の解明 経科学部門 中島 友紀 東京医科歯科大学大学院医歯学総合 骨芽細胞の二面性機能を制御する標的遺伝子の解明 研究科分子情報伝達学 ●平成19年度 ①脳神経疾患の診断と治療 矢澤 生 国立長寿医療センター研究所研究資 サイヌクレノパシーの診断と治療の開発 源有効利用室 内村 健治 国立長寿医療センター研究所アルツ アルツハイマー病モデルマウス脳老人斑におけるグリコサミ ハイマー病研究部 ノグリカン糖鎖の発現解析 西堀 正洋 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 抗体医薬による脳卒中治療法開発 九州大学大学院歯学研究院 磁場による骨破壊制御:長期宇宙旅行を可能ならしめる免疫 療法の開発 生沼 泉 京都大学大学院生命科学研究科 軸索ガイダンスシグナルにおけるR-Rasの普遍的役割の解明 石原 康宏 徳島文理大学香川薬学部薬理学講座 心臓再灌流障害における活性酸素生成源の同定と治療薬への 応用 松井 啓隆 広島大学原爆放射線医科学研究所が ヒートショックタンパク質による新規mRNA安定性調節メ ん分子病態研究分野 カニズムの解明 北村 忠広 Fox01遺伝子変異導入を用いて、膵管細胞からインスリン産 群馬大学生体調節研究所代謝シグナ 生細胞を作成する試み-糖尿病に対する再生医療を目指して ル研究展開センター - 佐藤 隆史 群馬大学生体調節研究所生体情報部 細胞極性に関与する遺伝子の組織特異的ノックアウトマウス 門細胞構造分野 の作製とその分子細胞生物学的解析 吉田 清嗣 東京医科歯科大学難治疾患研究所分 DNA損傷におけるp53を介した細胞死誘導のメカニズム 子遺伝 吉原 誠一 奈良県立医科大学先端医学研究機構 ヒト潤脳症原因遺伝子Arxによる神経細胞の移動制御機構の 生命システム医科学 解明 和泉 弘人 産業医科大学医学部分子生物学 ②生体と磁場 久木田敏夫 ③一般課題 概日リズムの分子制御を基盤にした新しいがん時間療法の開 発 25 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) 小野 弥子 骨格筋特異的カルパインp94/calpain3の生理機能について、 (財)東京都医学研究機構東京都臨床 筋弾性タンパク質コネクチンを足場とする筋分子ネットワー 医学総合研究所 クとの協調による活性調節機構の解明 栗崎 晃 産業技術総合研究所器官発生工学研 クロマイン制御因子による幹細胞制御機構の解析と迅速幹細 究ラボ 胞化法への応用 富田 耕造 産業技術総合研究所生物機能工学研 タンパク質分解のシグナル伝達の分子基盤研究 究部門 上地 珠代 宮崎大学・フロンティア科学実験総 ゼブラフィッシュを用いたダイヤモンド・ブラックファン貧 合センター 血の発症機構の解明 市川 幹 東京大学医学部附属病院血液・腫瘍 白血病発症におけるWilms腫瘍関連分子WTXの機能解析 内科 ●平成20年度 ①脳神経疾患の診断と治療 北畠 康司 大阪大学医学部附属病院総合周産期 Wnt阻害因子sFRP3によるうつ病の新たな治療方法の開発 母子センター 城谷 圭朗 福島県立医科大学生化学講座 田中 光一 東京医科歯科大学大学院疾患生命科 総合失調症の発症におけるグルタミン酸輸送体の機能障害の 学研究部分子神経科学 関与 松浦 徹 名古屋大学大学院医学系研究科神経 筋強直性ジストロフィー(DM1)の脳特異的異常スプライシ 遺伝情報学 ング検出と矯正の試み アルツハイマー病の進行度をモニターするバイオマーカーの 開発 ③一般課題 小野 眞弓 九州大学大学院薬学研究院創薬腫瘍 炎症応答と血管新生を標的とした新しいがん治療戦略 科学講座 服部 光治 名古屋市立大学大学院薬学研究科病 神経細胞移動を制御する巨大分子リーリンの、拡散と機能を 態生化学分野 「制限」する分解機構の解明 灘野 大太 名古屋大学大学院生命農学研究科応 幹細胞性(stemness)における新規脳損傷修復関連因子の分 用分子生命科学専攻 子作用機構の解明と応用 赤木 紀之 金沢大学医薬保健研究域医学系再生 マウスES細胞の自己複製におけるがん遺伝子の関与 分子医学 岩木 直 産業技術総合研究所人間福祉医工学 高次脳機能障害メカニズム解明に向けた非侵襲脳機能ネット 研究部門くらし情報工学グループ ワーク解析技術の開発 宮田 卓樹 名古屋大学大学院医学系研究科 沼田 倫征 産業技術総合研究所生物機能工学研 tRNA揺らぎ塩基修飾の構造的基盤解明 究部門 麻生悌二郎 高知大学医学部医学科遺伝子機能解 Elongin AによるRNAポリメラーゼⅡユビキチン化の生物学 析学講座 的意義の解明 永徳 丈 中央大学理工学部応用化学科 加藤 将夫 金沢大学医薬保健研究域 (薬学系)分 ビタミン様化合物カルニチンの吸収トランスポーターと活性 子薬物治療学研究室 化酵素の構造的・機能的連関 大西 浩史 群馬大学生体調節研究所バイオシグ 新規細胞間シグナル伝達系によるうつ様行動の制御機構解明 ナル分野 胎生期小脳におけるニューロンの誕生・移動・配置に関する 研究 新規ナノ粒子計測法の生体分子への適用 26 申 請 者 氏 名 神奈木玲児 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) 愛知県がんセンター分子病態学部 T-ヘルパー 1/T-ヘルパー 2細胞の組織ホーミングを媒介する 糖鎖発現の転写調節機構の研究 ●平成21年度 ①脳神経疾患の診断と治療 堀家 慎一 金沢大学フロンティアサイエンス機 ヒト15番染色体を保持した自閉症モデルマウスの作出とその 構 発症機序の解明 堀江 信貴 長崎大学大学院脳神経外科 原田 彰宏 大阪大学大学院医学研究科細胞生物 神経のシナプス小胞の生成、分布に関与する分子の同定及び 学教室 神経疾患モデルマウスの作製 定方 哲史 理化学研究所脳科学総合研究セン 自閉症の発症メカニズムの解析と生物学的診断法の確立 ター分子神経形成研究チーム 野村 洋 東京大学大学院薬学系研究科 脳梗塞に対する血管内治療を用いた神経再生療法-内在性修 復メカニズムの解明及び効率性を考慮した再生医療の可能性 - 大規模かつ詳細な神経活動イメージングにより、ストレス性 精神疾患モデル動物の異常神経活動を診断する ②生体と磁場 並木 禎尚 東京慈恵医科大学医学部医学科臨床 磁性ナノ粒子を用いた新型インフルエンザの超高感度迅速診 医学研究所 断チップ ③一般課題 西野 邦彦 大阪大学産業科学研究所感染制御学 細菌薬剤耐性化におけるsmall RNAの新機能解明 研究分野 檜井 栄一 金沢大学医薬保健研究域薬学系 竹内 純 東京大学分子細胞生物学研究所高次 心臓構成細胞の運命決定因子研究 機能研究分野 金子 涼輔 群馬大学大学院医学系研究科・附属 神経回路を精微化する新規な分子メカニズムの解明:プロト 動物実験施設 カドヘリンによるニューロン個々の識別 小西 裕之 愛知医科大学医学部生化学講座 骨組織に発現するアミノ酸輸送担体による骨代謝調節メカニ ズムの解明 microRNA発現異常の発癌への関与-ヒト細胞遺伝子ノック アウト法による研究- ●平成22年度 ①脳神経疾患の診断と治療 平野 勝也 九州大学大学院医学研究院附属心臓 くも膜下出血後の脳血管攣縮と神経障害に対するトロンビン 血管研究施設分子細胞情報学分野 受容体を標的とした新たな治療戦略の開発 眞部 孝幸 藤田保健衛生大学総合医科学研究所 前脳基底部アセチルコリン神経分化制御に着目した精神疾患 遺伝子発現機構学研究部門 治療への新規アプローチ 河崎 洋志 東京大学大学院医学系研究科神経機 大脳皮質の感覚地図形成の時空間的制御メカニズムとその異 能解明ユニット 常による脳病態の解明 林 秀樹 熊本大学大学院先導機構代謝病態学 グリア細胞由来リポ蛋白の軸索内輸送系への影響と神経保護 分野 薬開発への応用 山中 智行 理 化 学 研 究 所 脳 科 学 総 合 研 究 セ ン RNAiスクリーニング法を基盤としたポリグルタミン凝集に ター構造神経病理研究チーム 関わる新たな分子制御機構及び治療標的分子の同定 斉木 臣二 順天堂大学医学部脳神経内科 Adenosine 2A receptor拮抗薬によるautophagy調節機構に 着目した新規パーキンソン病治療薬の開発 27 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) ②生体と磁場 宮崎 敏樹 九州工業大学大学院生命体工学研究 マグネタイト-高分子ハイブリッド微小球の作製と生体模倣 科生体機能専攻 環境下での温熱効果検証 中山 晋介 細胞組織の電気的活動によって発生する磁場信号計測への常 温作動・パルス励起型超高感度磁気インピーダンスセンサの 応用 名古屋大学大学院医学系研究科 ③一般課題 海老原史樹文 名古屋大学大学院生命農学研究科応 マウスをモデルとした児童虐待に関する生物学的研究 用分子生命科学専攻 湯川 泰 名古屋市立大学大学院システム自然 タバコ無細胞法による蛇毒有用タンパク質の合成技術確立 科学研究科 西尾 純子 東京大学大学院医学研究科免疫学講 腸内細菌クロストリジウムによる抑制性T細胞の誘導に必要 座 な菌抗原の同定と誘導メカニズムの解明 ●平成23年度 ①脳神経疾患の診断と治療 詫間 浩 筑波大学人間総合科学研究科疾患制 RNA編集とTDP-43に関連した孤発性筋萎縮性側索硬化症の 御医学専攻臨床医学系神経内科 発症に関与するmicroRNAの探索 橋本 健志 立命館大学スポーツ健康科学部ス 認知症に対する運動効果と乳酸を基軸とした分子機序の解明 ポーツ健康科学研究科 小村 豊 産業技術総合研究所ヒューマンライ フテクノロジー研究部門システム脳 視床-皮質ネットワークが司る注意統合機構とその病態解明 科学研究グループ 酒井 康成 九州大学病院小児科 神野 尚三 九州大学大学院医学研究院形態機能 高齢発症うつ病の病態基盤の解明と治療戦略の基礎研究 形成学分野 PTEN遺伝子変異にともなう脳内トランスクリプトーム変化 と治療標的の探索 ②生体と磁場 木下 学 大阪大学大学院医学系研究科脳神経 MRIレポーター遺伝子発現キメラマウスを用いた脳膠芽腫 外科学 免疫療法における骨髄由来細胞のin vivo MRイメージング 平山 順 東京医科歯科大学難治疾患研究所発 概日リズムが磁場に応答する分子機構の解明 生再生生物学分野 ③一般課題 川崎 善博 東京大学分子細胞生物学研究所癌幹 c-Myc標的mRNA型ncRNAによる癌発症機構の解明 細胞制御研究分野 和多 和宏 北海道大学大学院理学研究院生物科 発話コミュニケーション障害「吃音」動物モデルを用いた行動 学部門 薬理学的研究 南野 徹 千葉大学大学院医学研究院循環病態 脳由来栄養因子(BDNF)による虚血性心疾患の治療開発 医科学 高野 博之 千葉大学大学院薬学研究院分子心血 DPP-4阻害薬による新たな心不全治療法の開発と臨床応用 管薬理学 野田 裕美 東京医科歯科大学大学院医歯学総合 水チャネルアクアポリン制御による水分調節異常症の治療法 研究科慢性腎臓病病態治療学講座・ の検討 寄附講座 28 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) 船坂 龍善 金沢大学フロンティアサイエンス機 癌幹細胞誘導過程における核膜孔複合体因子を介したエピ 構 ジェネティクス制御機構に関する研究 稲田 明理 九州大学大学院医学研究院先端医療 膵管上皮細胞からβ細胞への分化メカニズムの解明 医学部門糖尿病遺伝子分野 鈴木 淳史 九州大学生体防御医学研究所器官発 皮膚細胞から肝細胞への運命転換機構の解析 生再生学分野 ●平成24年度 ①脳神経疾患の診断と治療 フェノール化合物に焦点をあてたレビー小体病の予防・治療 薬の開発 小野賢二郎 金沢大学附属病院神経内科 吉冨 徹 筑波大学大学院数理物質系物質工学 レドックスポリマードラッグによる脳神経疾患治療法の開発 域 今居 譲 順天堂大学大学院神経変性疾患病態 若年性パーキンソン病原因遺伝子産物によるミトコンドリア 治療探索講座 の制御機構 ②健康科学 (健康な高齢期を迎えるための) オートファジー機構を応用したスマート・エイジング対策法 の開発 清水 重臣 東京医科歯科大学難治疾患研究所 綾部 誠也 東京都健康長寿医療センター研究所 健康長寿を実現するために最適な高齢者の日常身体活動の概 老化制御研究チーム 日リズムの解明 ③一般課題 久原 篤 甲南大学理工学部生物学科 磁気に対する学習行動と耐性の分子遺伝学的解析 津久井宏行 東京女子医科大学心臓血管外科 僧 帽 弁 逆 流 評 価 機 能 付 き リ ン グ サ イ ザ ー (EVAluator of MITRAl valve: EVAMITRA)の研究・開発 若杉 桂輔 東京大学大学院総合文化研究科広域 蛋白質工学的手法によるヒト・トリプトファニルtRNA合成 科学専攻生命環境科学系 酵素の血管新生抑制機構の解明 深田 俊幸 理化学研究所免疫アレルギー科学総 新規エーラス・ダンロス症候群の発症機序の解明-亜鉛イオ 合研究センターサイトカイン制御研 ンが関わる病気の理解と治療を目指して- 究グループ 河村 和弘 聖マリアンナ医科大学産婦人科 殿山 泰弘 慶應義塾大学先導研・ゲノムスーパー ヒト脳疾患のモデルとなりうるノックアウトメダカの作製と パワー(GSP) センター 性状解析 鈴木 崇之 東京工業大学大学院生命理工学研究 脳内の中枢シナプス結合と可塑性をコントロールする決定因 科 子の解明 吉岡 和晃 金沢大学医薬保健研究域医学系血管 血管形成・恒常性維持におけるクラスII型PI3キナーゼC2aの 分子生理学分野 生理的役割 井垣 達吏 神戸大学大学院医学研究科遺伝学分 細胞老化に着目したがん微小環境構築原理の遺伝学的解析 野 多嚢胞性卵巣症候群患者に対するアクチン重合化剤を用いた 卵胞発育誘導による不妊治療法の開発 29 申 請 者 氏 名 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) ●平成25年度 ①脳神経疾患の診断と治療 那須 亮 京都府立医科大学大学院医学研究科 膠芽腫幹細胞に対するpleiotrophin-ALK軸を標的とした分 腫瘍分子標的治療学講座 化誘導療法の開発 今井 孝 群馬大学大学院医学系研究科国際寄 脳マラリアの新しい評価法の確立 生虫病学 ②健康科学 (健康な高齢期を迎えるための) 中川健太郎 脂肪化を伴う加齢性筋萎縮(sarcopenic obesity)の病態にお 東京医科歯科大学大学院医歯学総合 ける転写コアクチベータ ー TAZ、YAPの役割の解析、およ 研究科 び、TAZ活性化剤とYAP阻害剤の治療有用性の検証 中川 誠司 産業技術総合研究所健康工学研究部 非侵襲計測を用いた骨導超音波知覚の中枢神経機構の解明- 門くらし情報工学研究グループ 重度難聴者のための新型補聴器の開発を目指して- ③一般課題 亀山 俊樹 新たに発見した癌細胞における『成熟mRNA再スプライシン 藤田保健衛生大学総合医科学研究所 グ現象』による広範なトランスクリプトーム異常に対する影 遺伝子発現機構学研究部門 響の探索 長船 健二 京都大学iPS細胞研究所増殖分化機構 ヒトiPS細胞を用いた糖尿病に対する再生医療の前臨床研究 研究部門 廣田 泰 東京大学医学部附属病院女性診療科・ 生理的な細胞老化のクリアランスとその破綻による疾患発生 産科 のメカニズム 坂本 浩隆 感覚・獲得過程の解 岡山大学大学院自然科学研究科地球 逆・系統進化学的アプローチによる 「痒み」 明~脊椎動物における感覚受容メカニズムの起源を探る~ 生命物質科学専攻生物科学講座 金城 雄樹 国立感染症研究所真菌部第三室 新明 洋平 熊本大学大学院生命科学研究部神経 脳回路形成機構とその破綻による脳機能障害の解明 分化学分野 稲田 明理 九州大学大学院医学研究院先端医療 糖尿病マウスにおける新しい膵臓β細胞の分化誘導と増殖の 医学部門糖尿病遺伝子分野 解明 かゆ インフルエンザウイルス感染に続発する細菌性肺炎の制御方 法の開発 30 設立30周年記念特別研究助成 申 請 者 氏 名 西堀 正洋 小野 眞弓 研 究 課 題 名 所 属 (申請時) 岡山大学大学院医歯薬学総合研究科 抗HMGB1抗体医薬による脳血管疾患、脊髄損傷と癌性疼痛 生体制御科学専攻 治療法開発 九州大学大学院薬学研究院創薬腫瘍 分子標的薬治療の“耐性がん”出現メカニズムの解明と耐性克 科学講座 服治療の創出研究 31 設立以来の国際交流援助一覧 ●昭和59年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) ポリアミンに関する国際サテライト会議実行委員会 ポリアミンサテライトシンポジウム WHO東京ワークショップ組織委員会 ワークショップ「がん患者のquality of life」東京1984 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 安田 國雄 出 席 会 議 等 所 属 京都大学 理学部 生物物理学科 第6回国際眼研究会議 理化学研究所 理化学研究所と仏国パスツール研究所との合同シンポジウム 大谷 明 国立予防衛生研究所 海外における新バイオテクノロジー技術によるワクチン開発 浅見 行一 放射線医学総合研究所 がん研究共通基盤技術に関する検討会 ●昭和60年度 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 小谷 正雄 東京理科大学 総合研究所 蛋白質情報データバンク及びその利用 和田 昭允 東京大学 理学部 物理学教室 ニューヨーク州立大学における、生体分子の構造と動力学に 関する会合 鈴木 義昭 岡崎国立共同研究機構 基礎生物学 フィブロインおよびセリシン遺伝子の転写を制御する要因に 研究所 ついて 深田 栄一 理化学研究所 第5回Bioelectrical Repair and Growth Society国際会議出 席及び関連研究機関訪問 荻田 善一 富山医科薬科大学 和漢薬研究所 第5回富山カンファレンス-生命工学の新しい展開を求めて - 松原 謙一 大阪大学 細胞工学センター 診断と予防医学におけるモノクローナル抗体とDNAプロー ブの使用に関する国際シンポジウム ●昭和61年度 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 佐川寿栄子 産業医科大学 第二生理学教室 ウサギの腎臓における有機酸輸送機構に関する共同研究 浅木 恭 東京都老人総合研究所 基礎第一生 体温のホメオスタシスに対する老化の作用に関する共同研究 理 相澤 益男 東京工業大学 工学部 生物工学科 森脇 和郎 国立遺伝学研究所 細胞遺伝研究部 実験動物に関する日中協力協議 門 第38回ピッツバーグ会議 32 ●昭和62年度 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 熊谷 朗 富山医科薬科大学 東洋医学の科学的共通基盤確立のための方策に関する調査 太田 隆久 東京大学 農学部 農芸化学科 第5回日独酵素工学会議、ベルリン工科大学におけるシンポ ジウム出席ならびに東ドイツ科学アカデミーにおける研究交 流 朱 恩新 東京医科歯科大学大学院 歯学部 口腔病理学科 歯原性腫瘍の病理発生に関する実験的研究 中国大連医学院 口腔系 白木 啓三 産業医科大学 医学部 生理学教室 環境生理学研究に関する国際シンポジウム ●昭和63年度 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 朱 恩新 東京医科歯科大学大学院 歯学部 口腔病理学科 歯原性腫瘍の病理発生に関する実験的研究 中国大連医学院 口腔系 越智 五平 筑波大学 臨床医学系 小児外科学 先天性食道閉鎖症の手術法に関する研究 玉井 洋一 北里大学 医学部 生化学 水質汚染によって引き起こされる神経機能障害の生化学的メ カニズムを明らかにする研究 松林 清明 京都大学 霊長類研究所 野生動物の実験動物化開発の研究 今堀 和友 三菱生命科学研究所 蛋白質のPost Processingシンポジウム 宮崎 厚 大阪大学 医学部 第二内科 自己免疫性内分泌疾患の発症機構に関する研究 大島 敏久 京都教育大学 教育学部 理学科 酵素バイオリアクターによる含フッ素生物活性物質の生産に 関する研究 ●平成元年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 上代 淑人 東京大学 医科学研究所 Bioenergetics, Signal Transduction and Gene Expression に関する国際会議 安増 郁夫 早稲田大学 教養学部 生物学科 第7回国際棘皮動物会議 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 新見 英幸 国立循環器病センター 研究所 バイオレオロジー関連国際会議 高畑 尚之 国立遺伝学研究所 集団遺伝研究部 47th Session of the International Statistical Institute 門 33 ●平成2年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 斎藤 泰一 川崎医科大学 医学部 薬理学教室 First International Congress of Biomedical Fuzzy Systems and the 3rd Annual Meeting of Biomedical Fuzzy Systems Association 青山 勲 岡山大学 資源生物科学研究所 第5回環境毒性評価国際シンポジウム 池田 和之 浜松医科大学 医学部 麻酔科学 第6回麻酔・集中治療コンピュータ・モニタ国際シンポジウ ム 栗山 喬之 千葉大学 医学部附属病院 呼吸器 第3回世界睡眠時無呼吸といびき症会議 内科 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 荒川 好満 広島県 農政部 水産漁港課 第2回国際医学・応用貝類学会 平野 正 東京慈恵会医科大学 Institute of Biology, Debrecen Medical University 小黒美枝子 日本大学 医学部 微生物 Department of Pharmacology & Physiology, Mayo Clinic 上平 初穂 工業技術院繊維高分子材料研究所 11th IUPAC Conference on Chemical Thermodynamics 生体工学部 分子機能研究室 河野 敬一 九州大学 歯学部 歯科補綴学第一 XIV International Conference on Magnetic Resonance in 教室 Biological Systems 升田 裕久 University of California Dept of Molecular and Cell Biology 日本細胞生物学会第43回大会 綱脇 祥子 国立小児医療研究センター 1991 Annual Scientific Meeting of the European Society for Clinical Investigation 丸山 宗治 富山医科薬科大学附属病院 内科学 Pulmonary Branch National Heart, Lung and Blood Institute National Institutes of Health ●平成3年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 第6回麻酔・集中治療コンピュータ・モニタ国際シンポジウ ム 池田 和之 浜松医科大学 医学部 麻酔科学 栗山 喬之 千葉大学 医学部附属病院 呼吸器 第3回世界睡眠時無呼吸といびき症会議 内科 高橋 景一 東京大学 理学部 動物学教室 第3回国際比較生理生化学会議 橋本初次郎 岡山理科大学 工学部 機械工学科 第6回日中電子顕微鏡学セミナー 足立 収生 山口大学 農学部 農芸化学科 応 第2回国際PQQシンポジウム 用微生物学研究室 今堀 和友 三菱化成生命科学研究所 第9回蛋白質の一次構造解析法国際会議 34 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 田畑 満生 西東京科学大学 理学部 バイオサ NATO-Advanced Study Institute on RHYTHMS IN イエンス学科 FISHES 石野 史敏 東京工業大学 遺伝子実験施設 AFRC動物生理・遺伝研究所 堀 雅明 放射線医学総合研究所 遺伝研究部 第11回国際ヒト遺伝子地図作製会議 高橋 永一 放射線医学総合研究所 遺伝研究部 第11回国際ヒト遺伝子地図作製会議 山田 陽城 北里研究所 附属東洋医学総合研究 Workshop on the development of anti-viral agents to 所基礎研究部 control influenza 中西 邦昭 防衛医科大学校 病理学 第一講座 81th Annual Meeting United States and Canadian Academy of Pathology ●平成4年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 馬渕 一誠 東京大学 教養学部 生物学教室 細胞分裂の分子機構に関する国際シンポジウム 三井 利夫 明治大学 理工学部 物理学科 第4回生物物理と放射光国際会議 黒田 晴雄 東京大学 理学部 化学科 第7回X線吸収微細構造国際会議 深田 栄一 理化学研究所 第8回国際バイオレオロジー会議 今堀 和友 三菱化成生命科学研究所 第9回蛋白質の一次構造解析法国際会議 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 金光 桂二 名古屋大学 農学部 付属演習林 第19回国際昆虫学会大会 亀下 勇 旭川医科大学 医学部 セカンドメッセンジャーとリン酸化蛋白質に関する国際会議 上村 慎治 東京大学 教養学部 生物学教室 マックス・プランク研究所(分子構造研究部門) 西道 隆臣 東京都臨床医学総合研究所 遺伝情 The Scripps Research Institute 報研究部門 川島 誠一 東京都臨床医学総合研究所 遺伝情 第9回ヨーロッパ神経化学会大会 報研究部門 和田 佳郎 名古屋大学環境医学研究所 高次神 29th Plenary Meeting of the Committee on Space Research 経統御部門 酒井 彦一 日本女子大学 理学部 物質生物科 東北師范大学遺伝細胞学研究所における細胞分裂細胞増殖を 学科 めぐる研究の現状調査と学術交流 今村 一之 大阪バイオサイエンス研究所 神経 第5回学習・記憶の神経生物学会議 科学部門 堀 雅明 放射線医学総合研究所 遺伝研究部 染色体調整会議1992 35 ●平成5年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 池原 森男 INPEC Osaka '93 組織委員長 INPEC Osaka '93 松澤 大樹 東北大学予見医学研究所 第2回国際シンポジウム「ポジトロン断層装置によるガンの 臨床診断」 栗原 堅三 北海道大学 薬学部 総合薬学科 第11回嗅覚・味覚国際シンポジウム 浅田 浩二 京都大学食糧科学研究所 第6回スーパーオキシド・スーパーオキシドジスムターゼ国 際会議 中澤 淳 山口大学 医学部 生化学第二講座 アデニル酸代謝と生体機能のダイナミックス 松原 謙一 大阪大学細胞生体工学センター 国際ヒトゲノム会議93 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 宮本 新吾 九州大学 生体防御医学研究所 生 Lab of Developmental Biology, NIDR, National Institute of 殖生理内分泌学部門 Health 氏家 弘 東京女子医科大学 脳神経外科 若松 秀俊 東京医科歯科大学 医学部 保健衛 第3回人工神経回路網国際会議 生学科 水村 和枝 名古屋大学 環境医学研究所 神経 第32回国際生理学会、および第7回国際疼痛学会議とサテラ 性調節分野 イトシンポジウム 石黒 洋 名古屋大学 医学部 第二内科 大矢 雅則 東京理科大学 理工学部 情報科学 3rd International Congress on Amino Acids, Peptides and 科 Analogues 桝 正幸 An Official Satellite of the 14th Meeting of the International 京都大学 医学部 生体情報科学講 Society for Newrochemistry Excitatory Amino Acid 座 Newrotransmission 板倉 昭二 大分県立芸術文化短期大学 コミュ サセックス大学心理学講演会 ニケーション学科 崎山 高明 岡山大学 工学部 生物応用工学科 University of Wales College of Medicine Department of Physiological Sciences, University of Manchester 食品製造工程における汚れと洗浄に関する国際研究集会 ●平成6年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 鈴木 紘一 東京大学 分子細胞生物学研究所 第10回細胞内蛋白質分解に関する国際会議 熊田 衛 東京大学 医学部 医学科 第2回日台合同神経科学シンポジウム 大村 裕 九州大学 第2回国際病態生理学会総会 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 川俣 貴一 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 東京女子医科大学 脳神経外科 Massachusetts General Hospital(Harvard Medical School) 36 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 渡辺 富夫 岡山県立大学 情報工学部 情報シ 行動発達研究国際会議(ISSBD) ステム工学科 白尾 智明 群馬大学 医学部 行動分析学教室 奈良 清光 東京都臨床医学総合研究所 生命情 Gordon Research Conference Structure and Function of 報研究部門 Glycolipids and Sphingolipids 北米神経科学学会第24回大会 ●平成7年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 栗山 欣弥 京都府立医科大学 薬理学科 第15回国際神経化学会議 井原 康夫 東京大学 医学部 脳研究施設 脳 ISNサテライトシンポジウム 病理学 井川 洋二 東京医科歯科大学大学院 医学系研 第18回国際比較白血病及び関連疾患学会シンポジウム 究科 感染分子制御学講座 網元 愛子 社団法人日本歯科衛生士会 第13回歯科衛生士国際シンポジウム (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 山岡 和子 東京都臨床医学総合研究所 生命情 第13回国際複合糖質シンポジウム 報 堀 雅明 放射線医学総合研究所 第2研究グ 第10回国際放射線研究会議 ループ ●平成8年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 藤田 晢也 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 財団法人 京都パストゥール研究所 第10回国際組織細胞化学会議 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 鳥越 秀峰 理化学研究所 ライフサイエンス筑 第12回国際生物物理学会議 波研究センター ジーンバンク室 河野 秀俊 理化学研究所 ライフサイエンス筑 第2回環太平洋バイオコンピューティング国際会議 波研究センター ジーンバンク室 ●平成9年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 菅野 富夫 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 北海道大学大学院 獣医学研究科・ 国際クロム親和細胞生物学シンポジウム 比較形態機能学講座 生理学教室 37 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 梅澤 一夫 慶應義塾大学 理工学部 応用化学 生物-化学インターフェイス日米合同シンポジウム 第1回 科 シンポジウム:細胞内シグナル伝達 上田 敏 帝京大学 医学部附属市原病院 リ 国際リハビリテーション医学会 第8回世界大会 ハビリテーション科 赤星 光彦 京都大学 原子炉実験所 放射線生 「生命の起源・進化における放射線の役割」 「第23回生命の起 命科学部門 源および進化学会」大会との合同会議 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 竹中 勝信 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 岐阜大学 医学部 脳神経外科学 XVIIIth International Symposium on Cerebral Blood Flow and Metabolism ●平成10年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 中尾 喜久 (社)日本アイソトープ協会 キュリー夫妻ラジウム発見100周年記念事業 高橋 信孝 理化学研究所 フロンティア研究 第16回国際植物生長物質会議 井原 康夫 東京大学大学院 医学系研究科 第17回日本痴呆学会・学術集会 鹿取 信 北里大学 第15回国際キニン会議 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 高橋 裕一 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 山形県衛生研究所 疫学情報室 6th International Congress on Aerobiology ●平成11年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 都河 明子 東京大学理学部 国際交流室 第11回国際女性技術者・科学者会議 伊藤 祥輔 藤田保健衛生大学 衛生学部 第17回国際色素細胞会議 井川 洋二 東京医科歯科大学 医学系研究科 国際バイオサイエンスシンポジウム 感染分子制御学講座 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 松尾香弥子 科学技術振興事業団 Fifth International Conference on Functional Mapping of the Human Brain 奥井 伸雄 国立感染症研究所 遺伝子解析室 アメリカ遺伝子治療学会第2回総会 渡辺 健 東京工業大学 生命理工学部 XI th International Congress of Viology 38 ●平成12年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 神田 啓治 京都大学原子炉実験所 原子炉安全 第9回癌中性子捕捉療法国際シンポジウム 管理研究部門 小田切優樹 熊本大学 薬学部 International Symposium on Serum Albumin & α1-Acid Glycoprotein 宮本 昭正 日本臨床アレルギー研究所 第23回国際アレルギー会議 稲葉 カヨ 京都大学大学院 生命科学研究科 国際マクロファージ分子細胞生物学シンポジウム 高次生命科学専攻体制統御講座 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 椎名 毅 筑波大学 電子・情報工学系 第9回世界超音波医学会議 戸井田敏彦 千葉大学 薬学部 ゴードン研究会議{プロテオグリカン} 増澤 俊幸 静岡県立大学 薬学部 微生物学教 第7回中国-日本国際微生物学会議 室 ●平成13年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 笠原 忠 共立薬科大学 生化学教室 国際マクロファージ分子細胞生物学シンポジウム 郷 信広 京都大学大学院 理学研究科化学専 第4回生物学国際会議 攻 谷口 直之 大阪大学大学院 医学系研究科 生 第7回国際メイラード反応シンポジウム 化学 光岡 知足 財 団 法 人 日 本 ビ フ ィ ズ ス 菌 セ ン 国際腸内細菌学会議 ター 大塚 雅巳 熊本大学大学院 薬学研究科 生物-化学インターフェイス日米合同シンポジウム (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 豊田 哲也 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 久留米大学 医学部 ウイルス学講 ゴードンリサーチカンファレンス 座 ●平成14年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 名和田 新 九州大学大学院 医学研究院 病態 第11回国際ホルモンステロイド学会 制御内科学 内藤 眞 新潟大学大学院 医歯学総合研究科 第11回マクロファージ分子細胞生物学国際シンポジウム 39 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 川島 隆太 東北大学 未来科学技術共同研究セ 第8回ヒト脳機能マッピング国際会議 ンター 金谷 茂則 大阪大学大学院 工学研究科 物質・ 第7回国際会議リボヌクレアーゼH 生命工学専攻 芹川 忠夫 京都大学大学院 医学研究科附属動 第14回国際ラット遺伝システムワークショップ 物実験施設 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 湯ノ口万友 鹿児島大学 工学部 生体工学科 第14回国際電気生理学会議 今西 弘幸 秋田県立大学 短期大学部附属農場 XXVIth International Horticultural Congress & Exhibition ●平成15年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 村瀬 平八 界面科学技術機構 第1回バイオ・ナノインターフェイス国際会議 冨田 勝 慶應義塾大学 環境情報学部 大腸菌システム生物学国際会議 高宮建一郎 東京工業大学大学院 生命理工学研 第11回国際原核光合成生物シンポジウム 究科 水谷 栄彦 名古屋大学大学院 医学研究科 第3回国際蛋白分解学会 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 片野坂友紀 国際循環器病センター研究所 分子 国際心臓病会議・国際心臓病研究会 合同会 生理部 福嶋 伸之 北海道大学大学院 医学研究科 勝田 稔三 大阪府立成人病センター 放射線診 World Congress on Medical Physics and Biomedical 断科 Engineering FASEB( 米 国 実 験 生 物 学 学 会 連 合 )Summer Research Conferences Lysophospholipids and Related Lipids in Biology and Diseases ●平成16年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 大島 泰郎 東京薬科大学 生命科学部 第1回環太平洋蛋白質科学国際会議 笠井 献一 帝京大学 医学部 第21回国際レクチン会議 下東 康幸 九州大学大学院 理学研究院化学部 第1回アジア-太平洋国際ペプチドシンポジウム 門 小澤 俊彦 放射線医学総合研究所 第43回電子スピンサイエンス学会年会 40 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 岡本 安雄 香川大学 医学部 2004 International Cannabinoid Research Society Symposium 千田 浩一 東北大学 医学部 23rd International Congress of Radiology (ICR) 房木ノエミ 東京医科歯科大学大学院 疾患生命 12th International Congress of Immunology 科学 ●平成17年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 榊 佳之 理化学研究所 ゲノム科学総合研究 第10回国際ヒトゲノム会議 センター 朝長万左男 長崎大学大学院 医歯学総合研究科 川上 正舒 自 治 医 科 大 学 附 属 大 宮 医 療 セ ン 第14回マクロファージ分子細胞生物学国際シンポジウム ター 坂井 文彦 北里大学 医学部 内科 第8回国際MDSシンポジウム 第12回国際頭痛学会 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 西原 広史 北海道大学大学院 医学研究科 Experimental Biology 2005 Annual Meeting 内田 勝久 新潟大学 理学部 附属臨海実験所 第15回国際比較内分泌会議 坪井 一人 香川大学 医学部 生体分子医学講 2005 Symposium on the Cannabinoids 座生化学 吉成みやこ 東北大学病院 小児腫瘍科 International Health Care Ethics Colloquium ●平成18年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 成松 久 独)産業技術総合研究所 糖鎖工学研 第5回糖転移酵素国際シンポジウム 究センター 鈴木 康夫 中部大学 生命健康科学部 木南 英紀 順天堂大学 医学部 生化学第一講 第4回オートファジーに関する国際シンポジウム 座 石野 史敏 東京医科歯科大学 難治疾患研究所 国際ゲノムインプリンティング会議2006 エピジェネティクス分野 第5回国際シアロ糖鎖会議2006 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 戸田 弘紀 田附興風会 医学研究所 北野病院 2006 American Association of Neurological Surgeons 脳神経外科 (AANS) Annual Meeting 中野 記嗣 北海道大学大学院 医学研究科 ニュージャージー医科歯科大学 心血管研究所 41 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 竹田 誠 九州大学大学院 医学研究院 第13回マイナス鎖RNA ウイルス国際会議 瀬尾 悌介 金沢大学大学院 自然科学研究科 第12回国際原核光合成生物シンポジウム ●平成19年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 大塚 邦明 東京女子医科大学 医学部 東医療 第2回時間生物学世界大会 センター 安藤 興一 放射線医学総合研究所 山田 敏彦 北海道大学 北方生物圏 フィール 第5回飼料作物および芝草の分子育種に関する国際シンポジ ド科学センター 生物資源創成領域 ウム In Vivo Radiobiology in Cancer Research (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 及川 愛 岩手大学 連合農学研究科 Yale University(エール大学) 西原 広史 北海道大学大学院 医学研究科 分 Mechanisms & Models of Cancer Meeting 子細胞病理学 笹井 研 北海道大学大学院 医学研究科 分 NATURE-CNIO CONFERENCE Oncogenes and Human 子細胞病理学 Cancer:The Next 25 Years 五反田留見 岡山大学大学院 保健学研究科 博 第44回欧州小児医学放射線学会学術大会 士後期課程 山田 温子 北海道大学大学院 理学研究院・日 Marine Biological Laboratory 本学術振興会 寺崎 香織 岐阜大学 連合獣医学研究科 獣医 2007 American Association of Avian Pathologist/American 学専攻 Veterinary Medical Association Annual Meeting ●平成20年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 中川原 章 千葉県がんセンター 研究局 第13回国際神経芽腫学会 斉藤 和季 理 化 学 研 究 所 植 物 科 学 研 究 セ ン 第5回国際植物メタボロミクス会議 ター 栗城 眞也 北海道大学 電子科学研究所 電子 第16回生体磁気国際会議 計測制御部門 内海 英雄 九州大学大学院 薬学研究院 機能 生物医学レドックスナビ国際会議 分子解析学分野 山田 伸志 放送大学 山梨学習センター 第13回低周波音と波動国際会議 42 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 櫛引 俊宏 大阪大学大学院 工学研究科 附属 Photonics Europe 2008 フロンティア研究センター 古村 眞 東京大学大学院 医学研究科 小児 Pacific Association of Pediatric Surgeons 4 lst Annual 外科 Meeting 吉川 究 秋田大学 医学部 構造機能医学講 14th International Symposium on Cells of The Hepatic 座細胞生物学分野 Sinusoid 松本 征仁 埼玉医科大学 分子生物学 木村 哲也 京都大学大学院 人間・環境学研究 欧州糖尿病学会議 科 The Scripps Research Institute ●平成21年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 藤井 紀子 京都大学 原子炉実験所 放射線生 第1回 International Conference of D-Amino Acid Research 命科学研究部門 (IDAR)/第5回 D-アミノ酸研究会学術講演会 内海 英雄 A Joint Conference of the 13th In Vivo ESR/EPR 九州大学大学院 薬学研究院 機能 Spectroscopy & Imaging and the 10th International 分子解析学分野 EPR Spin Trapping/Spin Labeling: Biomedical Redox Navigation 森 啓 大阪市立大学大学院 医学研究科 タウタンパク質国際会議 戸井 雅和 特定非営利活動法人OOTR 第 6 回OOTR年次学会 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 木村 哲也 京都大学大学院 人間・環境学研究 14th Annual Congress of the European College of Sports 科 Science 伊藤 悦朗 徳島文理大学 香川薬学部創薬学科 池永 直樹 九州大学大学院 医学研究院 臨床・ 2009 Joint Annual Meeting of American Pancreatic 腫瘍外科学 Association and Japan Pancreas Society 佐藤 夕紀 北海道大学大学院 薬学研究院 医 療薬学部門 医療薬学分野 薬物動 2009 AAPS Annual Meeting and Exposition 態解析学研究室 廣岡 佳代 Together! 2009-combining the 10th Australian Palliative 聖路加看護大学 看護実践開発研究 Care Conference and the 8th Asia Pacific Hospice センター Conference 西原 広史 北海道大学 大学院医学研究科 探 Genetic and Biology of Brain cancers 索病理学講座 Society for Experimental Biology Annual Main Meeting 2009 43 ●平成22年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 山本 達男 新潟大学大学院 医歯学総合研究科 Japan-Russia International Workshop 2010(JRIW2010) 松藤 千弥 東京慈恵医科大学 医学部 医学科 2010国際ポリアミン会議-医学・生命科学への展開- 谷内 一郎 理 化 学 研 究 所 免 疫 転 写 制 御 研 究 第17回国際RUNXワークショップ2010 チーム 黒崎 知博 大阪大学 免疫学フロンティア研究 第4回国際会議「B細胞と自己免疫」 センター分化制御研究室 喜多村和郎 東京大学大学院 医学系研究科 神 Neuro2010 シンポジウム「小脳回路:発達と可塑性の最前線」 経生理学 小松 節子 農業・食品産業技術総合 研究機構 第2回農学プロテオーム研究の最前線~プロテオミクス技術 作物研究所 は農林水産分野の研究にいかに貢献できるか~ (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 毛受 暁史 京都大学 医学研究科 器官外科学 第101回アメリカ癌学会 呼吸器外科 許斐 亜紀 愛知学泉大学 家政学部 管理栄養 Experimental Biology 2010 士専攻 細野美奈子 東京大学大学院 情報理工学系研究 International Society for Gerontechnololgy 7th World 科知能機械情報学専攻 Conference 八木 光晴 九州大学大学院 環境科学府動物資 Gordon Research Conferences:Metabolic Basis of Ecolgy 源学科 附属水産実験所 白砂 孔明 帯広畜産大学 畜産衛生学研究部門 五十嵐友香 広島大学大学院 先進医療開発科学 第23回国際移植学会 講座 外科学 工藤 史貴 東京工業大学大学院 理工学研究科 Directing Biosynthesis:Discovery, Evolution, Function 化学専攻 有機化学講座 伊勢 優史 東京大学大学院 理学系研究科 附 8th International Sponge Conference 属臨海実験所 後藤 仁志 京都府立医科大学大学院 神経発生 Gold Sping Harbour Laboratory Meeting axon guidance 生物学 後藤 佑樹 東京大学大学院 理学系研究科 化 Pacifichem 2010 学専攻 Society for the Study of Reproduction ●平成23年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 第2回国際マイコウイルスシンポジウム:ヴァイロコント ロール、ニュートラリズム、ミューチュラリズム 鈴木 信弘 岡山大学 資源植物科学研究所 狩野 方伸 東京大学大学院 医学研究科 神経 マックスプランク協会-東京大学大学院 医学系研究科合同 生理学 シンポジウム:「神経科学」 角谷 寛 京都大学大学院 医学研究科 ゲノ 第2回京都国際睡眠シンポジウム ム医学センター 44 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 木村 健一 筑波大学大学院 人間総合科学研究 ISSCR 9th Annual Meeting 科生命システム医学専攻 植村 宗則 九州大学大学院 医学系学府 医学 25th International Congress and Exhibition of Computer 専攻 災害救急医学分野 Assisted Radiology and Surgery (CARS2011) 谷本 昌志 名古屋大学 理学部 生命理学科 8th IBRO World Congress of Neuroscience 加藤 康広 玉川大学 脳科学研究所 32th Annual International Conference of the IEEE Engineering in Medicine and Biology Society(EMBC2011) 淺井理恵子 東京大学大学院 医学系研究科 分 ESC Working Group on Developmental Anatomy and 子細胞 生物学専攻 Pathology 松下 (武藤) 琉球大学大学院 医学研究科 明子 池永 直樹 Scientific Sessions 2011 九州大学大学院 医学研究院 臨床・ 42nd Annual Meeting of American Pancreatic Association 腫瘍外科学 ●平成24年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 山本 雅 沖縄科学技術大学大学院 細胞シグ 国際シンポジウム「細胞内シグナルから見る生命現象と疾患」 ナルユニット 石川 信克 公益財団法人 結核予防会結核研究 国際結核サーベイランス研究会議 所 小西 徹也 新潟薬科大学 応用生命科学部 第6回食と健康に関する新潟国際シンポジウム 冨田 勝 慶應義塾大学 先端生命科学研究所 第4回国際システム生物工学会 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 奥見 雅由 大阪大学大学院 医学系研究科 器 The 2012 American Transplant Congress 官制御外科学 三木 康宏 東北大学大学院 歯学研究科 口腔 第94回米国内分泌学会年会 病態外科学講座 池松 真也 沖縄工業高等専門学校 生物資源工 Advances In Neuroblastoma Research Conference 2012 学科 山口 鉄生 国立相模原病院臨床研究 センター European College of Sports Science 政策医療企画 研究部 粕谷 淳一 慶應義塾大学 理工学部 システム 3rd TERMIS(Tissue Engineering and Regenerative デザイン工学科 Medicine International Society)World Congress 2012 宮成 健司 山口大学大学院 医学系研究科 応用 53rd International Conference on the Bioscience of Lipids 医工学系専攻 永田 崇 総合研究大学院大学 先導科学研究 第15回レチナールタンパク質国際会議 科 戸田 智久 東京大学医学部附属病院 神経内科 第42回アメリカ神経科学学会 45 ●平成25年度 (会議の開催) 代 表 者 氏 名 国 際 会 議 名 所 属 (申請時) 岡本 浩二 大阪大学大学院 生命機能研究科 第4回ミトコンドリア・ダイナミクス国際会議 徳野 博信 東京都医学総合研究所 脳構造研究 Igakuken International Symposium Marmoset 室 Neuroscience -Anatomy, Development and Function 山田 守 山口大学 医学系研究科 (農学系) 第8回山口大学若手研究者セミナー「熱帯性環境生物資源開 発と国際ネットワーク形成」 (研究集会等出席) 研 究 者 氏 名 出 席 会 議 等 所 属 (申請時) 杉谷 利文 The Joint Conference by the International Chinese 大阪大学大学院 医学系研究科 医 Statistical Association (ICSA) and the International Society 学統計学 for Biopharmaceutical Statistics (ISBS) 野地 智法 東北大学大学院 農学研究科 16th International Congress of Mucosal Immunology (ICMI) 前嶋 翔 広島大学大学院 総合科学研究科 17th International congress of comparative endocrinology 2013(第17回国際比較内分泌会議:ICCE2013) 吉種 光 東京大学大学院 理学系研究科 生 Gordon Research Conferences(Chronobiology) 物化学専攻 相澤 直樹 東京大学大学院 医学系研究科 コ International continence society annual meeting(国際禁制 ンチネンス医学講座 学会学術集会) 森口 悠 大阪大学大学院 医学系研究科 器 国際軟骨修復学会2013年次総会 官制御外科学 小森 規代 国 際 医 療 福 祉 大 学 病 院 リ ハ ビ リ The 43rd annual meeting of the Society for Neuroscience テーション室 高村 明孝 大阪大学大学院 連合小児発達学研 Tanz Centre for Research in Neurodegenerative Diseases. 究科 University of Toronto 外山 研介 熊本大学大学院 生命科学研究部 Division of Cardiovascular Medicine, Stanford University 医学系生体機能薬理学 School of Medicine 御園生裕明 同志社大学 脳科学研究科 University of Copenhagen 今泉 直樹 琉球大学 医学部 保健学科 University of Connecticut 46 資 料 47 歴代役員・ 役員等 氏名 就任時の役職(又は就任前の主な役職) S58 59 60 61 62 63 H1 2 3 理 事 長 梅澤 邦臣 元科学技術事務次官 理 事 長 内田 勇夫 元科学技術事務次官 理 事 長 石井 敏弘 元科学技術庁長官官房長 常務理事 山本 剛男 ジャパンライフ株式会社取締役 常務理事 米本 弘司 (財)中山隼雄科学技術文化財団常務理事 常務理事 中野昭二郎 (財)海洋科学振興財団常務理事 常務理事 佐藤 征夫 東京女子医科大学特任教授 理 事 飯尾 正宏 東京大学医学部教授 58/12 理 事 今堀 和友 東京大学名誉教授 58/12 61/3 理 事 岡田 節人 京都大学理学部教授 58/12 61/3 理 事 柴田 克一 ジャパンライフ(株)代表取締役 58/12 理 事 羽生田 進 群馬県医師会名誉会員 58/12 理 事 宮島 龍興 理化学研究所理事長 58/12 理 事 山口 隆祥 ジャパンライフ(株)代表取締役会長 58/12 ~ 理 事 島津 浩 東京大学名誉教授 61/4 理 事 山中 和 (財)日本環境衛生センター専務理事 61/4 理 事 山本 剛男 ジャパンライフ株式会社取締役 61/4 理 事 深田 栄一 理化学研究所研究顧問 理 事 山口 倫義 ジャパンライフ(株)取締役副社長 理 事 積田 亨 東京大学名誉教授 3/4 理 事 戸張 嚴夫 放射線医学総合研究所科学研究官 3/4 理 事 福田 喜朗 ジャパンライフ(株)代表取締役社長 3/4 理 事 井原 康夫 東京大学医学部教授 理 事 川島 勝弘 放射線医学総合研究所科学研究官 理 事 佐藤 弘毅 放射線医学総合研究所科学研究官 理 事 雨村 博光 理化学研究所副理事長 理 事 稲葉 次郎 放射線医学総合研究所科学研究官 理 事 河内 清光 放射線医学総合研究所研究総務官 理 事 吉良 爽 理化学研究所副理事長 理 事 三ツ橋一男 ジャパンライフ(株)専務取締役 理 事 小澤 俊彦 放射線医学総合研究所理事 理 事 鈴木 紘一 東京都老人総合研究所長 理 事 谷津 三雄 ジャパンライフ(株)学術顧問 理 事 小川 智也 理化学研究所副理事長 理 事 米本 弘司 (財)中山隼雄科学技術文化財団 理 事 松尾 篤 ジャパンライフ(株)顧問 理 事 板橋 明 埼玉骨疾患研究センター所長 理 事 堀 佑司 脳科学・ライフテクノロジー研究所常務理事 理 事 干場 静夫 (独)海洋研究開発機構アプリケーションラボ所長代理 監 事 辻 敢 辻会計事務所所長 58/12 監 事 堀越 董 堀越法律事務所弁護士 58/12 ~ 監 事 尾尻 哲洋 辻・本郷税理士法人理事 評 議 員 相川 孝 ジャパンライフ(株)代表取締役社長 58/12 評 議 員 井川 洋二 理化学研究所主任研究員 58/12 評 議 員 石川 春美 クウェート大学客員教授 58/12 評 議 員 井関 尚栄 警察庁科学警察研究所長 58/12 評 議 員 伊藤 正男 東京大学医学部教授 58/12 評 議 員 桑原萬寿太郎 九州大学名誉教授 58/12 58/12 2/4 2/12 死去 63/11 62/3 3/3 2/3 62/4 48 63/9 61/6 61/6 62/3 61/3 3/3 評議員一覧 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 17/3 17/4 21/3 21/4 ~ 18/3 18/4 21/3 21/4 21/9 22/4 ~ 4/4 18/3 7/3 17/3 18/4 21/3 5/3 7/3 5/3 12/3 5/4 ~ 5/4 7/3 7/4 9/3 9/4 11/3 9/4 11/3 11/4 13/3 11/4 12/4 15/3 13/3 17/4 21/3 13/4 ~ 13/4 22/4 死去 13/4 17/3 15/4 ~ 21/4 23/3 21/4 ~ 22/4 ~ 23/4 25/6 25/6 ~ 18/3 18/4 ~ 23/8 6/3 49 役員等 氏名 就任時の役職(又は就任前の主な役職) S58 59 60 61 62 63 H1 2 3 評 議 員 桑原 安治 元慶応義塾大学医学部教授 58/1260/12 評 議 員 後藤 文男 慶応義塾大学医学部教授 58/12 評 議 員 近藤 東郎 慶応義塾大学医学部教授 58/12 評 議 員 高久 史麿 東京大学医学部教授 58/12 評 議 員 竹中はる子 日本女子大学教授 58/12 評 議 員 武安 義光 元科学技術事務次官、科学技術会議議員 58/12 61/3 評 議 員 三輪 大作 浜松ホトニクス(株)代表取締役会長 58/12 61/3 評 議 員 山口 倫義 ジャパンライフ(株)取締役副社長 58/12 評 議 員 山中 和 (財)日本環境衛生センター専務理事 58/12 評 議 員 千葉 玄彌 新技術開発事業団創造科学技術推進事業部長 61/4 評 議 員 橋爪 藤光 国立佐倉病院院長 61/4 評 議 員 深田 栄一 理化学研究所研究顧問 評 議 員 福島 公夫 (財)つくば科学万博記念財団理事長 61/4 評 議 員 山田 正篤 東京大学名誉教授 61/4 評 議 員 安藤 忠彦 日本大学農獣医学部教授 61/6 評 議 員 石井 當男 東京大学医学部助教授 61/6 評 議 員 佐々木孝二 日本経済新聞社編集委員 61/6 評 議 員 新間 寿 (株)流通経済研究所社長 61/6 評 議 員 平嶋 邦猛 埼玉医科大学医学部教授 61/6 評 議 員 栗田 輝夫 ジャパンライフ(株)常務取締役 評 議 員 上田 三郎 (財)日本特産農産物種苗協会理事長 2/4 評 議 員 高倉 公朋 東京大学医学部教授 2/4 ~ 評 議 員 積田 亨 東京大学名誉教授 評 議 員 佐藤 昭夫 (財)東京都老人総合研究所副所長 評 議 員 石井 俊輔 理化学研究所主任研究員 評 議 員 北川 定謙 国立医療・病院管理研究所所長 評 議 員 金澤 一郎 東京大学医学部教授 評 議 員 清水 信義 慶応義塾大学医学部教授 評 議 員 三ツ橋一男 ジャパンライフ(株)専務取締役 評 議 員 太田 隆久 東京大学名誉教授 評 議 員 谷津 三雄 ジャパンライフ(株)学術顧問 評 議 員 平井 俊策 群馬大学名誉教授 評 議 員 八木橋 是 ジャパンライフ(株)常務取締役 評 議 員 山口ひろみ エスエムケージャパン(株)取締役副社長 評 議 員 堀 佑司 脳科学・ライフテクノロジー研究所常務理事 評 議 員 永野 博 科学技術振興機構理事 評 議 員 桑野 信彦 久留米大学教授 評 議 員 岩坪 威 東京大学大学院医学系研究科教授 評 議 員 柴田 武彦 理化学研究所中央研究所上席研究員 評 議 員 松尾 篤 ジャパンライフ(株)顧問 評 議 員 関口 光晴 元東京工業大学副学長 評 議 員 漆原 秀子 筑波大学大学院生命環境科学研究科教授 評 議 員 興 直孝 前静岡大学学長 評 議 員 上原誉志夫 共立女子大学家政学部教授 評 議 員 大井田 隆 日本大学医学部公衆衛生学教授 評 議 員 菅野 純 国立医薬品食品衛生研究所毒性部長 評 議 員 高橋 雅江 日本女子大学理学部教授 評 議 員 別所 正美 埼玉医科大学学長 2/3 2/3 61/6 63/9 61/3 61/4 62/3 2/3 63/9 2/4 50 3/3 3/4 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 23/8 16/3 6/3 6/3 10/3 14/10 23/8 4/3 23/8 7/3 18/3 18/4 4/4 20/3 4/4 23/8 6/4 14/3 6/4 ~ 7/4 12/3 10/4 ~ 12/4 13/3 14/4 20/3 14/4 20/3 15/4 ~ 16/4 23/3 18/4 ~ 19/4 ~ 20/4 ~ 20/4 ~ 20/4 21/3 21/4 ~ 22/4 ~ 22/4 ~ 23/9 ~ 23/9 ~ 23/9 ~ 23/9 ~ 23/9 ~ 51 25 財団法人 ライフサイエンス振興財団 設立趣意書 わが国における高度な産業経済の進歩は、世界における大国としての繁栄をもたらしました。今や 先進国日本として、世界人類の普遍的な利益のために、応分の貢献を国際的責務として求められつつ あります。 資源に乏しいわが国は、他の先進工業国にも増して高度な、しかも、独創的な技術開発にとりくま なくてはなりません。一方、わが国の場合、西欧諸国をはるかに上廻る速さで到来している、高齢化 社会という社会構造の変化があります。 このような情勢のなかで、人々が真に求めているものは、最も基本的な人間の生命と安全に関する 技術の進歩であります。科学が、科学のためにあるのでなく、人間の生命と、人間らしい社会生活の ためにあるものでなければなりません。ここにライフサイエンスの進歩のため、人々の英知を結集し てとりくむのは、現代科学の課題であります。 このような現状において、当財団法人設立の趣旨とするところは、ライフサイエンスに関する研究 開発の助成、附属研究所の設置、普及啓発、国際交流の援助等を行い、ライフサイエンスの振興を図り、 もって豊かな健康生活その他国民生活の向上に寄与しようとするものであります。 ここに、ジャパンライフ株式会社の醵出資金により、当財団法人を設立して目的の遂行を図ろうと するものであります。 以 上 52 財団法人 ライフサイエンス振興財団 寄 附 行 為 (公益財団法人移行前の寄付行為) 第1章 総 則 (名 称) 第1条 本財団は、財団法人ライフサイエンス振興財団という。 (事務所) 第2条 本財団は、主たる事務所を東京都千代田区に置く。 2.本財団は、理事会の議決を経て、必要な地に従たる事務所を置くことができる。 第2章 目的及び事業 (目 的) 第3条 本財団は、ライフサイエンス及びそれに関わる研究に対し研究助成等を行い、あわせて附属 研究所を設置し、ライフサイエンスの振興を図り、もって豊かな健康生活その他国民生活の向上に 寄与することを目的とする。 (事 業) 第4条 本財団は、前条の目的を達成するために、次の事業を行う。 ライフサイエンスに関する研究開発の助成 ライフサイエンスに関する調査研究 ライフサイエンスに関する普及啓発 ライフサイエンスに関する国際交流の援助 ライフサイエンスに関する注目すべき業績に対する褒賞 その他本財団の目的を達成するために必要な事業 第3章 資産及び会計 (資産の構成) 第5条 本財団の資産は、次に掲げるものをもって構成する。 設立当初の財産目録に記載された財産 資産から生じる果実 寄附金品 事業に伴う収入 その他の収入 (資産の区分) 第6条 本財団の資産は、基本財産と運用財産とする。 2.基本財産は、次に掲げるものをもって構成する。 設立当初の財産目録中、基本財産の部に記載された財産 基本財産とすることを指定して寄附された財産 理事会で基本財産に繰り入れることを議決した財産 3.運用財産は、基本財産以外の財産とする。 (資産の管理) 第7条 本財団の資産は、理事長が管理し、その方法は理事会の議決を経て、別に定める。 2.基本財産のうち現金は、郵便局若しくは銀行に預け入れ、又は信託会社に信託し、若しくは確実 な有価証券にかえて保管しなければならない。 (基本財産の処分の制限) 第8条 基本財産は、これを処分し、又は担保に供することができない。ただし、事業遂行上やむを 得ない理由があるときは、理事会において理事現在数の4分の3以上の議決を経て、かつ文部科学大 53 臣の承認を受けて、その一部を処分し又はその全部若しくは一部を担保に供することができる。 (経費の支弁) 第9条 本財団の経費は、運用財産をもって支弁する。 (公益を目的とする事業以外の事業) 第10条 公益を目的とする事業以外の事業を行おうとするときは、理事会において理事現在数の3分 の2以上の議決を経て、文部科学大臣に届け出なければならない。 (事業計画及び収支予算) 第11条 理事長は、毎事業年度開始前に、翌年度の事業計画及びこれに伴う収支予算を作成し、理事 会において出席理事の3分の2以上の議決及び評議員会の同意を経て、文部科学大臣に届け出なけ ればならない。これを変更する場合も同様とする。 (暫定予算) 第11条の2 前条の規定にかかわらず、やむを得ない理由により予算が成立しないときは、理事長は 理事会において出席理事の3分の2以上の議決を経て、予算成立の日まで前年度の予算に準じて、 暫定予算を編成し、収入支出をすることができる。 2.前項の収入支出は、新たに成立した予算の収入支出とみなす。 (長期借入金) 第11条の3 本財団が、資金の借入をしようとするときは、その事業年度の収入をもって償還する短 期借入金を除き、理事会において出席理事の3分の2以上の議決及び評議員会の同意を経て、文部 科学大臣の承認を受けなければならない。 (事業報告及び収支決算) 第12条 理事長は、毎事業年度終了後、監事の監査を受け、事業報告書、収支決算書、正味財産増減 計算書、貸借対照表、及び財産目録を作成し、理事会において出席理事の3分の2以上の議決及び 評議員会の同意を経て、その事業年度終了後3ケ月以内に、文部科学大臣に報告しなければならな い。 2.本財団の収支決算に収支差額があるときは、理事会の議決を経て、その一部若しくは全部を基本 財産に編入し、又は翌年度の運用財産に繰り越すものとする。 3.本財団の資産の総額に変更があったときは、2週間以内に登記を行い、登記簿の謄本を添えて文 部科学大臣に届け出なければならない。 (収支予算外の新たな義務の負担又は権利の放棄) 第13条 収支予算で定めるものを除くほか、新たな義務の負担又は権利の放棄をしようとする場合 は、理事会において出席理事の3分の2以上の議決及び評議員会の同意を経て、文部科学大臣に届 けなければならない。ただし、その事業年度内の収支をもって償還する一時の借入金については、 この限りでない。 (事業年度) 第14条 本財団の事業年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月31日に終わる。 第4章 役員、評議員、顧問及び職員 (役 員) 第15条 本財団に、次の役員を置く。 理 事 8名以上12名以内 監 事 2名以内 (選 任) 第16条 理事及び監事は、評議員会において選任する。 2.理事、監事及び評議員は、相互にその職務を兼ねることができない。 3.理事の選任に当たっては、いずれか一人の理事と親族その他特殊の関係がある理事の数に、その 理事を加えた数が理事現在数の3分の1を超えてはならない。 また、同一業界の関係者の数は、理事現在数の3分の1を超えてはならない。 4.理事の親族、その他理事と特殊の関係がある者は、監事になることができない。 54 5.各監事は、相互に親族その他特殊の関係がある者であってはならない。 6.理事の互選により理事長1名を置き、常務理事1名を置くことができる。 (職 務) 第17条 理事長は、本財団を代表し、その業務を統轄する。 2.理事長に事故があるとき、又は欠けたときは、理事会があらかじめ定めた順序によって、理事が その職務を代行する。 3.理事は、理事会を構成してこの寄附行為に定める事項を議決し、執行する。 (監事の職務) 第18条 監事は、本財団の業務及び財産に関し、次の各号に規定する職務を行う。 本財団の財産と帳簿を監査すること 理事の業務執行の状況を監査すること 財産の状況又は業務の執行について不正の事実を発見したときは、これを理事会、評議員会又 は文部科学大臣に報告すること 前号の報告をするため必要があるときは、理事会又は評議員会を招集すること (役員の任期) 第19条 役員の任期は、2年とし、再任を妨げない。 2.補欠又は増員により選任された役員の任期は、前任者又は現任者の残任期間とする。 3.役員は、任期満了後でも後任者が就任するまでは、なおその職務を行う。 (役員の解任) 第20条 役員は、本財団の役員としてふさわしくない行為のあった場合又は特別の事情がある場合 は、その任期中途であっても評議員会の同意を得て、理事会において出席理事の3分の2以上の議決 により、これを解任することができる。この場合、理事会及び評議員会において、あらかじめ弁明 の機会を与えなければならない。 (役員の報酬) 第21条 役員は、無給とする。ただし、常勤の役員は、理事会の定めるところにより有給とすること ができる。 (評議員の選出) 第22条 本財団には、評議員14名以上20名以内をおく。 2.評議員は、理事会の議決を経て、理事長が委嘱する。 3.評議員及び評議員会に関する必要事項は、理事会の議決を経て、理事長が定める。 4.評議員には、第16条第3項、第19条及び第20条の規定を準用する。この場合、第16条第3項中 「理事」並びに第19条及び第20条中「役員」とあるのは、「評議員」と読み替えるものとする。 (評議員の職務) 第23条 評議員は、評議員会を構成し、この寄附行為に定める事項を行うほか、理事会の議決を経 て、理事長から諮問された事項を審議する。 (顧 問) 第24条 本財団には、名誉顧問及び顧問を若干名置くことができる。 2.名誉顧問及び顧問は、理事会の議決を経て、理事長が委嘱する。 3.名誉顧問及び顧問は、理事長の諮問に応じ、意見を述べる。 4.名誉顧問及び顧問に関する必要事項は、理事会の議決を経て、理事長が定める。 (事務局及び職員) 第25条 本財団の事務を処理するため、事務局を設け、所要の職員を置く。 2.職員は、理事長が任免する。 3.職員は、有給とする。 4.事務局及び職員に関する必要事項は、理事会の議決を経て、理事長が定める。 (備付け書類及び帳簿) 第25条の2 事務所には、常に次に掲げる帳簿及び書類を備えておかなければならない。 寄附行為 55 理事、監事、評議員及び職員の名簿及び履歴書 許可、認可等及び登記に関する書類 寄附行為に定める機関の議事に関する書類 収入、支出に関する帳簿及び証拠書類 資産、負債及び正味財産の状況を示す書類 その他必要な帳簿及び書類 第5章 理事会及び評議員会 (理事会の招集等) 第26条 理事会は、毎年2回理事長が招集する。ただし、理事長が必要と認めた場合又は理事現在数 の3分の1以上から、会議に付議すべき事項を示して理事会の招集を請求されたときは、理事長は その請求のあった日から2週間以内に臨時理事会を招集しなければならない。 また、第18条(4)の規定により、監事から招集の請求があったときは、臨時理事会を招集しな ければならない。 (理事会の議長) 第27条 理事会の議長は、理事長がこれに当たる。 (理事会の定足数) 第28条 理事会は、理事現在数の3分の2以上の出席がなければ開会し、議決することができない。 (理事会の議決) 第29条 理事会の議事は、この寄附行為に別段の定めがある場合を除き、出席理事の過半数をもって 決し、可否同数のときは、議長の決するところによる。 2.理事会の議事について、直接の利害関係を有する理事は、その議決に加わることができない。 (書面による表決) 第30条 やむを得ない理由のため理事会に出席できない理事は、あらかじめ通知された事項について 書面をもって表決することができる。この場合において前2条の規定の適用については出席し、か つ、議決したものとみなす。 (理事会の議決事項) 第31条 理事会は、次の事項を審議決定する。 事業計画及び収支予算に関する事項 事業報告及び収支決算に関する事項 基本財産の処分又は基本財産への編入に関する事項、並びに収支差額の処分に関する事項 不動産の購入に関する事項 長期借入金(その事業年度の収支をもって償還する短期借入金を除く)に関する事項 担保の提供に関する事項 収支予算外の新たな義務の負担又は権利の放棄に関する事項 寄附行為の変更に関する事項 解散に関する事項 残余財産の処分に関する事項 規則の制定及び改廃に関する事項 前各号に掲げるもののほか、この寄附行為により理事会に付議しなければならない事項 その他、本財団の業務に関する重要な事項であって、理事長が必要と認めた事項 (評議員会の招集) 第32条 評議員会は、理事長が招集する。ただし、評議員現在数の3分の1以上から会議に付議すべ き事項を示して評議員会の招集を請求されたときは、理事長は、その請求のあった日から2週間以 内に評議員会を招集しなければならない。 また、18条(4)の規定により、監事から招集の請求があったときは、臨時評議員会を招集しな ければならない。 (評議員会の議長) 56 第33条 評議員会の議長は、評議員の互選により定める。 (評議員会の定足数) 第34条 評議員会は、評議員現在数の過半数の出席がなければ開会することができない。 (評議員会の議決) 第35条 評議員会の議事は、寄附行為に別段の定めがある場合を除き、出席評議員の過半数をもって 決し、可否同数のときは議長の決するところによる。 2.前項の場合において議長は、評議員として議決に加わることができない。 3.評議員会の議事について、直接の利害関係を有する評議員は、その議決に加わることができな い。 (評議員の書面表決等) 第36条 やむを得ない理由のため評議員会に出席できない評議員は、あらかじめ通知された事項につ いて、書面をもって表決することができる。この場合において、前2条の規定の適用については、 出席し、かつ、議決したものとみなす。 (評議員会に対する諮問事項) 第37条 この寄附行為に定める事項のほか、次に掲げる事項については、あらかじめ評議員会の意見 を聴かなければならない。 事業計画及び収支予算に関する事項 事業報告及び収支決算に関する事項 基本財産の処分 (3の2)長期借入金 予算外の新たな義務の負担又は権利の放棄 公益を目的とする事業以外の実施 その他、本財団の業務に関する重要な事項であって、理事長が必要と認めた事項 (議事録) 第38条 理事会及び評議員会の議事については、次の事項を記載した議事録を作成し、議長及び出席 理事又は出席評議員のうちからその会議において選任された議事録署名人2名以上が署名押印の 上、これを保存する。 会議の日時及び場所 理事又は評議員の現在数 会議に出席した理事又は評議員の氏名(書面表決者を含む) 議決事項 議事の経過 議事録署名人の選任に関する事項 第6章 寄附行為の変更及び解散 (寄附行為の変更) 第39条 この寄附行為は、理事会及び評議員会において、それぞれ理事又は評議員の現在数の4分の 3以上の議決を経て、かつ、文部科学大臣の認可を受けなければ変更することができない。 (解 散) 第40条 本財団の解散は、民法第68条第1項第2号から第4号までの規定によるほか、理事会及び評 議員会において、それぞれ理事又は評議員の現在数の4分の3以上の議決を経て、かつ、文部科学 大臣の許可を受けなければならない。 (残余財産の処分) 第41条 本財団の解散に伴う残余財産は、理事会及び評議員会において、それぞれ理事又は評議員の 現在数の4分の3以上の議決を経て、かつ、文部科学大臣の許可を受けて、本財団の目的に類似の 目的を有する公益法人に寄附するものとする。 57 第7章 補 則 (施行細則) 第42条 この寄附行為施行についての細則は、理事会の議決を経て、別に定める。 (付 則) 1.第14条の規定にかかわらず、本財団設立当初の会計年度は、設立許可の日から始まり昭和59年3 月31日までとする。 2.第16条の規定にかかわらず、本財団設立当初の理事及び監事は、次のとおりとし、その任期は第 19条の規定にかかわらず、昭和60年3月31日までとする。 理事 飯 尾 正 宏 理事 今 堀 和 友 理事 梅 澤 邦 臣 理事 岡 田 節 人 理事 柴 田 克 一 理事 羽生田 進 理事 宮 島 龍 興 理事 山 口 隆 祥 監事 辻 敢 監事 堀 越 董 3.本財団の設立当初の事業計画及び収支予算は、第11条の規定にかかわらず設立者の定めるところ による。 4.この寄附行為の変更規定は平成13年4月17日から施行する。 58 公益財団法人ライフサイエンス振興財団 定 款 第1章 総 則 (名 称) 第1条 この法人は、公益財団法人ライフサイエンス振興財団と称し、英文名をLife Science Foundation of Japanと称する。 (事務所) 第2条 この法人は、主たる事務所を東京都千代田区に置く。 2 この法人は、理事会の決議によって、従たる事務所を必要な地に置くことができる。 第2章 目的及び事業 (目 的) 第3条 この法人は、ライフサイエンス及びそれに係る研究に関する研究助成、調査研究等を行うこ とにより、ライフサイエンスの振興を図り、もって豊かな健康生活その他国民生活の向上に寄与す ることを目的とする。 (事 業) 第4条 この法人は、前条の目的を達成するため、次の事業を行う。 ライフサイエンスに関する研究開発の助成 ライフサイエンスに関する国際交流の援助 ライフサイエンスに関する調査研究 ライフサイエンスに関する普及啓発 ライフサイエンスに関する注目すべき業績に対する褒賞 その他この法人の目的を達成するために必要な事業 2 前項の事業は、日本全国において行うものとする。 第3章 資産及び会計 (基本財産) 第5条 この法人の目的である事業を行なうために不可欠な財産で理事会が別に定めるものを、この 法人の基本財産とする。 2 基本財産は、この法人の目的を達成するために善良な管理者の注意をもって管理しなければなら ず、基本財産の一部を処分しようとするとき及び基本財産から除外しようとするときは、あらかじ め理事会及び評議員会の承認を受けなければならない。 (事業年度) 第6条 この法人の事業年度は、毎年4月1日に始まり翌年3月31日に終わる。 (事業計画及び収支予算) 第7条 この法人の事業計画書、収支予算書並びに資金調達及び設備投資の見込みを記載した書類に ついては、毎事業年度開始の日の前日までに、理事長が作成し、理事会の承認を受けなければなら ない。これを変更する場合も同様とする。 2 前項の書類については、主たる事務所及び従たる事務所に、当該事業年度が終了するまでの間据 え置き、一般の閲覧に供するものとする。 (事業報告及び決算) 第8条 この法人の事業報告書及び決算については、毎事業年度終了後、理事長が次の書類を作成 し、監事の監査を受けた上で、理事会の承認を経て、定時評議員会に提出し、第1号及び第2号の 書類についてはその内容を報告し、第3号から第6号までの書類については、承認を受けなければ ならない。 59 事業報告 事業報告の附属明細書 貸借対照表 損益計算書(正味財産増減計算書) 貸借対照表及び損益計算書(正味財産増減計算書)の附属明細書 財産目録 2 前項の書類のほか、次の書類を主たる事務所及び従たる事務所に5年間備え置き、一般の閲覧に 供するとともに、定款を主たる事務所及び従たる事務所に備え置き、一般の閲覧に供するものとす る。 監査報告 理事及び監事並びに評議員の名簿 理事及び監事並びに評議員の報酬等の支給の基準を記載した書類 運営組織及び事業活動の状況の概要及びこれらに関する数値のうち重要なものを記載した書類 (公的目的取得財産残額の算定) 第9条 理事長は、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律施行規則第48条の規定に基 づき、毎事業年度、当該事業年度の末日における公益目的取得財産残高を算定し、前条第2項第4 号の書類に記載するものとする。 第4章 評議員 (評議員) 第10条 この法人に評議員10名以上20名以内を置く。 (評議員の選任及び解任) 第11条 評議員の選任及び解任は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第179条から第195条 の規定に従い、評議員会において行う。 2 評議員を選任する場合には、次の各号の要件をいずれも満たさなければならない。 各評議員について、次のイからへに該当する評議員の合計数が評議員の総数の3分の1を超え ないものであること。 イ 当該評議員及びその配偶者又は3親等内の親族 ロ 当該評議員と婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にあるもの ハ 当該評議員の使用人 ニ ロ又はハに掲げるもの以外のものであって、当該評議員から受ける金銭その他の財産によっ て生計を維持しているもの ホ ハ又はニに掲げるものの配偶者 へ ロからニまでに掲げる者の3親等内の親族であって、これらの者と生計を一にするもの。 他の同一の団体(公益法人を除く。)の次のイからニに該当する評議員の合計数が評議員の総 数の3分の1を超えないものであること。 イ 理事 ロ 使用人 ハ 当該他の同一の団体の理事以外の役員(法人でない団体で代表者又は管理人の定めのあるも のにあっては、その代表者又は管理人)又は業務を執行する社員である者 ニ 次に掲げる団体においてその職員(国会議員及び地方公共団体の議会の議員を除く。)であ る者 ① 国の機関 ② 地方公共団体 ③ 独立行政法人通則法第2条第1項に規定する独立行政法人 ④ 国立大学法人法第2条第1項に規定する国立大学法人又は同条第3項に規定する大学共同 利用機関法人 ⑤ 地方独立行政法人法第2条第1項に規定する地方独立行政法人 60 ⑥ 特殊法人(特別の法律により特別の設立行為をもって設立された法人であって、総務省 設置法第4条第15号の規定を受ける者をいう。)又は、認可法人(特別の法律により設立さ れ、かつ、その設立に関し行政官庁の認可を要する法人をいう。) (任 期) 第12条 評議員の任期は、選任後4年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時評議員 会の終結の時までとする。 2 任期満了前に退任した評議員の補欠として選任された評議員の任期は、退任した評議員の任期の 満了する時までとする。 3 評議員は、第10条に定める定数に足りなくなる時は、任期の満了又は辞任により退任した後も、 新たに選任された者が就任するまで、なお、評議員としての権利義務を有する。 (報酬等) 第13条 評議員会への出席及びその他の業務の遂行をした評議員に対しては、年度総額180万円の範 囲内で、謝金として評議員会で定める基準に基づき報酬を支払うことができる。 2 評議員には、その職務を行うために要する費用を評議員会で定める基準に基づき支払いをするこ とができる。 第5章 評議員会 (構 成) 第14条 評議員会は、すべての評議員をもって構成する。 2 評議員会の議長は、評議員会において互選する。 (権 限) 第15条 評議員会は、次の事項について決議する。 理事及び監事の選任及び解任 評議員及び役員に対する報酬等の支給の基準 貸借対照表及び損益計算書(正味財産増減計算書)並びにこれらの附属明細書の承認 定款の変更 残余財産の処分 基本財産の処分又は除外の承認 その他評議員会で議決するものとして法令又はこの定款で定められている事項 (開 催) 第16条 評議員会は、定時評議員会として毎年6月に開催するほか、必要がある場合に開催する。 (招 集) 第17条 評議員会は、法令に別段の定めがある場合を除き、理事会の決議に基づき理事長が招集す る。 2 評議員は、理事長に対し、評議員会の目的である事項及び招集の理由を示して、評議員会の招集 を請求することができる。 (決 議) 第18条 評議員会の決議は、決議について特別の利害関係を有する評議員を除く評議員の過半数が出 席し、その過半数をもっておこなう。 2 前項の規定にかかわらず、次の決議は、決議について特別の利害関係を有する評議員を除く評議 員の3分の2以上に当たる多数をもって行わなければならない。 監事の解任 評議員に対する報酬等の支給の基準 定款の変更 基本財産の処分又は除外の承認 その他法令で定められた事項 3 理事又は監事を選任する議案を決議するに際しては、各候補者ごとに第1項の決議を行わなけれ ばならない。理事又は監事の候補者の合計数が第22条に定める定数を上回る場合には、過半数の候 61 補者を得た中から得票数の多い順に定数枠に達するまでの者を選任することとする。 (決議の省略) 第19条 理事が、評議員会の目的である事項について提案した場合において、その提案について、決 議に加わることのできる評議員の全員が書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたときは、 その提案を可決する旨の評議員会の決議があったものとみなす。 (報告の省略) 第20条 理事が、評議員の全員に対し、評議員会に報告すべき事項を通知した場合において、その事 項を評議員会に報告することを要しないことについて、評議員の全員が書面又は電磁的記録により 同意の意思表示をしたときは、その事項の評議員会への報告があったものとみなす。 (議事録) 第21条 第19条の決議及び前条の報告を含む評議員会の議事については、法令で定めるところによ り、議事録を作成する。 2 会議に出席した評議員の中から選出された議事録署名人2名は、前項の議事録に記名押印する。 第6章 役 員 (役員の設置) 第22条 この法人に、次の役員を置く。 理事 6名以上12名以内 監事 2名以内 2 理事のうち1名を理事長、理事長以外の理事1名を常務理事とする。 3 前項の理事長及び常務理事をもって一般社団法人及び一般財団法人に関する法律上の代表理事と する。 (役員の選任) 第23条 理事及び監事は、評議員会の決議によって選任する。 2 理事長及び常務理事は、理事会の決議によって理事の中から選定する。 (理事の職務及び権限) 第24条 理事は、理事会を構成し、法令及びこの定款で定めるところにより、職務を執行する。 2 理事長は、法令及びこの定款で定めるところにより、この法人を代表し、その業務を執行する。 3 常務理事は、理事長が欠けたとき又は理事長に事故があるときは、理事長の職務を代行する。 4 理事長及び常務理事は、毎事業年度に4ケ月を超える間隔で2回以上、自己の職務の執行状況を 理事会に報告しなければならない。 (監事の職務及び権限) 第25条 監事は、理事の職務の執行を監査し、法令で定めるところにより、監査報告を作成する。 2 監事は、いつでも、理事及び使用人に対して事業の報告を求め、この法人の業務及び財産の状況 の調査をすることができる。 (役員構成の制限) 第26条 この法人の理事のうちには、理事のいずれか1人及びその親族その他特殊の関係がある者の 合計数が、理事総数(理事現在数)の3分の1を超えて含まれることになってはならない。 2 この法人の監事には、この法人の理事(親族その他特殊の関係がある者を含む。)及び評議員 (親族その他特殊な関係にある者を含む。)並びにこの法人の使用人が含まれてはならない。ま た、各監事は、相互に親族その他特殊の関係があってはならない。 (役員の任期) 第27条 理事及び監事の任期は、選任後2年以内に終了する事業年度のうち最終のものに関する定時 評議員会の終結の時までとする。 2 補欠として選任された理事又は監事の任期は、前任者の任期の満了する時までとする。 3 理事又は監事は、第22条に定める定数に足りなくなるときは、任期の満了又は辞任により退任し た後も、新たに選任された者が就任するまで、なお理事又は監事としての権利義務を有する。 62 (役員の解任) 第28条 理事又は監事が、次のいずれかに該当するときは、評議員会の決議によって解任することが できる。 職務上の義務に違反し、又は職務を怠ったとき。 心身の故障のため、職務の執行に支障があり、又はこれに堪えられないとき。 (報酬等) 第29条 常勤の理事及び監事に対しては、評議員会で別に定める総額の範囲内で、評議員会において 別に定める報酬の支給の基準に従って算定した額を報酬として支給することができる。 2 理事会への出席及びその他の業務の遂行をした理事及び監事に対しては、年度総額150万円の範 囲内で、謝金として評議員会で定める基準に基づき報酬を支払うことができる。 3 理事及び監事には、その職務を行うために要する費用を評議員会で定める基準に基づき支払いを することができる。 第7章 理事会 (構 成) 第30条 理事会は、すべての理事をもって構成する。 2 理事会の議長は、理事長がこれに当たる。理事長が欠けたとき又は理事長に事故があるときは、 常務理事が議長の職務を代行する。 (権 限) 第31条 理事会は、次の職務を行う。 この法人の業務執行の決定 理事の職務執行の監督 理事長及び常務理事の選定及び解職 (招 集) 第32条 理事会は、理事長が招集する。 2 理事長が欠けたとき又は理事長に事故があるときは、常務理事が理事会を招集する。 (決 議) 第33条 理事会の決議は、決議について特別の利害関係を有する理事を除く理事の過半数が出席し、 その過半数をもって行う。 (決議の省略) 第34条 理事が、理事会の決議の目的である事項について提案した場合において、その提案につい て、議決に加わることのできる理事の全員が、書面又は電磁的記録により同意の意思表示をしたと きは、その提案を可決する旨の理事会の決議があったものとみなす。ただし、監事が異議を述べた ときは、その限りではない。 (報告の省略) 第35条 理事又は監事が、理事及び監事の全員に対し、理事会に報告すべき事項を通知した場合にお いては、その事項を理事会に報告することを要しない。 2 前項の規定は、第24条第4項の規定による報告には適用しない。 (議事録) 第36条 理事会の議事については、法令で定めるところにより、議事録を作成する。 2 出席した理事長、常務理事及び監事は、前項の議事録に記名押印する。 第8章 顧 問 (顧 問) 第37条 この法人に、顧問を若干名置くことができる。 2 顧問は、理事会の承認を経て理事長が委嘱する。 3 顧問は、理事長の諮問に応じ意見を述べることができる。 4 顧問の任期は、2年とする。ただし再任は妨げない。 63 5 顧問の報酬は、無償とする。 第9章 定款の変更及び解散 (定款の変更) 第38条 この定款は、評議員会の決議によって変更することができる。 2 前項の規定は、この定款の第3条、第4条及び第11条についても適用する。 (解 散) 第39条 この法人は、基本財産の滅失によるこの法人の目的である事業の成功の不能その他法令で定 められた事由によって解散する。 (公益認定の取消し等に伴う贈与) 第40条 この法人が公益認定取消しの処分を受けた場合又は合併により法人が消滅する場合(その権 利義務を承継する法人が公益法人であるときを除く。)には、評議員会の決議を経て、公益目的取 得財産残額に相当する額の財産を、当該公益認定の取消しの日又は当該合併の日から1ケ月以内 に、公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律第5条第17号に掲げる法人又は国若しく は地方公共団体に贈与するものとする。 (残余財産の帰属) 第41条 この法人が清算をする場合において有する残余財産は、評議員会の決議を経て、国若しくは 地方公共団体又は公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関する法律第5条第17号に掲げる法人 に贈与するものとする。 第10章 公告の方法 (公告の方法) 第42条 この法人の公告は、電子公告により行う。 2 やむを得ない事由により、電子公告によることができない場合には、官報に掲載する方法によ る。 第11章 事務局 (設置等) 第43条 この法人の事務を処理するため、事務局を設置する。 2 事務局には事務局長及び所要の職員を置く。 3 事務局長は、理事会の承認を経て、理事長が任免する。 4 職員は、理事長が任免する。 附 則 1 この定款は、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の 認定等に関する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第106条第1項に定める公益法人 の設立の登記の日から施行する。 2 一般社団法人及び一般財団法人に関する法律及び公益社団法人及び公益財団法人の認定等に関す る法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律第106条第1項に定める特例民法法人の解散の 登記と、公益法人の設立の登記を行ったときは、第6条の規定にかかわらず、解散の登記の日の前 日を事業年度の末日とし、設立の登記の日を事業年度の開始日とする。 3 この法人の最初の評議員は、第11条の規定にかかわらず、次の通りとする。 岩坪 威 上原誉志夫 漆原 秀子 大井田 隆 太田 隆久 興 直孝 菅野 純 桑野 信彦 柴田 武彦 清水 信義 関口 光晴 高倉 公朋 高橋 雅江 永野 博 別所 正美 山口ひろみ 4 この法人の最初の理事及び監事は、第23条第1項の規定にかかわらず、次の通りとする。 64 理事: 石井 敏弘 板橋 明 井原 康夫 小川 智也 小澤 俊彦 佐藤 征夫 松尾 篤 堀 佑司 山口 隆祥 監事: 尾尻 哲洋 堀越 董 5 この法人の最初の理事長及び常務理事は、第23条第2項の規定にかかわらず、次の通りとする。 理 事 長(代表理事) 石井 敏弘 常務理事(代表理事) 佐藤 征夫 65 あとがき 平成25年12月に本財団設立30周年を迎えることができましたことを大変嬉しく思いながら本冊子の 編集にあたらせていただきました。 編集のため、本財団の過去の資料に触れてみて、この30年間のライフサイエンス分野の革命的な展 開ぶりに改めて驚かされました。と同時に、本分野の目覚ましい進展を支えてこられた多くの研究者、 本財団の運営に携わってこられた歴代の理事長をはじめとする役員の皆様、評議員の皆様及び選考委 員の先生方のご努力に自ずと頭が下がりました。 特に、山口隆祥ジャパンライフ会長が、財団設立の構想を抱き、関係者の協力を得て、その構想を 実現されたこと、また、30年間に亘って本財団の理事として本財団を支えてこられたことに心より敬 意を表します。 ライフサイエンス振興財団が設立されたころは、本分野の研究者は多くなく、研究資金も豊富でな かったことから、本財団の研究助成を受賞できた研究者にとって本財団の制度は貴重なものであった と思われます。 ライフサイエンス分野の研究開発の驚異的な進展により、この分野の研究開発は世界的にも極めて 競争が激しくなっており、公的な研究資金が大幅に増えてきている中でも、小規模とは言え本財団の 研究助成や国際交流の援助を期待する研究者の応募が増えています。 常務理事に就任して丸4年になりますが、この間、公益財団法人への移行や設立30周年記念事業と いう大きな節目の時期に業務遂行に携わることができ、貴重な経験となりました。 本冊子が、これからの本財団の業務展開に少しでも役立つことを願っております。 最後に、本冊子を纏めるにあたって必要となった多くの資料を永年にわたってきちんと保存整理し てこられた本財団の千坂美知子さんに感謝の意を表します。 常務理事 佐藤征夫 66 財 団 30 年 の 活 動 平成26年3月14日 発行 編集・発行 公益財団法人 ライフサイエンス振興財団 〒102-0083 東京都千代田区麹町 2 丁目12番 1 号 グレンパーク半蔵門702号室 電話 03(3265)2641 FAX 03(3265)2645 URL :http://www.lifesci-found.com E-mail:japan@lifesci-found.com 印刷・製本 ㈱実業公報社 67
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