株式会社関西アーバン銀行様 携帯電話と電子ペーパー

導入事例
株式会社関西アーバン銀行様
C A S E
S T U D Y
携帯電話と電子ペーパーを組み合わせた
セキュアな業務支援システムが、
渉外員の機動力強化と、顧客満足度の向上に貢献。
近畿エリアNo.1の第二地銀である株式会社関西アーバン銀行様は、
お客さまに対して多様な金融商品を提案し、
『金融商品取引法』
に則った詳細な事前説明を行う渉外員の業務をサポートするため、
『電子ペーパーを利用した渉外支援システム』
を導入。
本システムは、客先での商談に必要な資料やパンフレットを、
携帯電話のセキュアなネットワークでダウンロードし、
A4サイズ・カラー電子ペーパーに表示できるので、大量の紙資料を持ち歩くことなくスムーズな商談を実現。渉外員の機動力強化に貢献している。
ご導入サービス・ソリューション 『電子ペーパーを利用した渉外支援システム』
『
課題
携帯電話(E05SH、BREW®link)』
ご提案・導入効果
1
金融商品の多様化と、
『金融商品取引法』による
事前説明の厳格化によって、渉外員はつねに、
大量の資料を持ち歩く必要があった。
商談に必要なパンフレット等を
携帯電話でダウンロードし、
電子ペーパーに表示してお客さまに説明できるので、
紙資料を持ち歩く必要がなく、
渉外員の機動力向上につながった。
2
3
機密情報や顧客情報の漏洩リスクを回避する
堅牢なセキュリティが求められていた。
KDDI『BREW®link』(閉域網)サービスと、KDDI独自の
暗号化技術(KCipher-2)により万全のセキュリティを実現。
商談をスムーズに進めるため、
渉外支援システムには顧客情報の効率的な
管理・閲覧機能が求められた。
電子ペーパーに手書き回答したお客さまアンケート等を
携帯電話を介してサーバに送信・保存可能。商談中でも
素早くアクセスできるので、ニーズに合わせたご提案が可能に。
(株)関西アーバン銀行様による『電子ペーパーを利用した渉外支援システム』
ご活用イメージ図(2011年3月)
関西アーバン銀行本部
CRMシステム
渉外支援サーバ
パンフレット
説明資料
社外秘マニュアル
お客さま先での商談
KDDI独自の暗号化技術(KCiper-2)で、
セキュアなBluetooth通信を実現
日本初
必要なパンフレットや顧客情報を 携帯電話で
ダウンロードし電子ペーパーに表示
パンフレット表示
説明資料表示
社外秘マニュアル表示
顧客情報
記入済みアンケート表示
記入済みアンケート
アンケート等の手書き入力
世界初
手書きデータの
双方向通信を実現
KDDI『BREW®link』
閉域網サービスであるKDDI「BREW®link」
で、
専用線相当のセキュリティを確保
ポイント1
携帯電話
E05SH
銀行本部のサーバと 携帯電話をKDDI『BREW®link』(閉域網)で結
び、専用線相当のセキュリティを確保。 携帯電話と電子ペーパー間の
Bluetooth®通信も、独自の暗号化技術で情報漏洩リスクを回避します。
電子ペーパー
(株)ブリヂストン
AeroBee
ポイント2
万一、 携帯電話(E05SH)を紛失した場合でも、指紋認証機能を装備し
ているため、第三者によるなりすまし使用を防止。
さらにパソコンからの遠
隔操作でメモリ削除もできるなど、高度なセキュリティを確保します。
C A S E
S T U D Y
携帯電話と電子ペーパーを組み合わせたセキュアな業務支援システムが、
渉外員の機動力強化と、顧客満足度の向上に貢献。
商談に必要なパンフレット等を
携帯電話でダウンロードし、電子ペーパーに表示して
お客さまに説明できるので、紙資料を持ち歩く必要がなく、渉外員の機動力向上につながった。
株式会社関西アーバン銀行様では、多種多様な金融商品をお客さまにわかりやすくご提案するとともに、
「金融商
品取引法」
に則った詳細な事前説明を行うため、渉外員はつねに大量のパンフレットや資料を持ち歩く必要があ
り、機動力の低下が懸念されていた。
こうした渉外員の業務を支援するため、関西アーバン銀行様は、
「電子ペーパーを利用した渉外支援システム」
を導
入。本システムなら、客先での商談中でも銀行本部の渉外支援サーバから必要な資料や最新のパンフレットを
携帯電話にダウンロードし、A4サイズ・カラー電子ペーパーに表示が可能。多くの書類を持ち歩かなくても関連情
報をお客さまに素早くご覧いただくことで、わかりやすくスマートな商談が可能になった。
また、 携帯電話と電
子ペーパーを組み合わせた本システムは、
モバイルパソコンを用いたシステムに比べ、軽量で持ち運びも簡単。消費
電力も少ないので長時間使用も可能であり、渉外員の機動力向上に貢献した。
KDDI『BREW®link』(閉域網)サービスと、
KDDI独自の暗号化技術(KCipher-2)により万全のセキュリティを実現。
銀行業務では多くの機密情報や顧客情報を取り扱うため、
システム導入に際しては、情報漏洩リスクを抑える万全
のセキュリティ対策が求められた。
携帯電話と銀行本部・渉外支援サーバとの通信は、KDDIの
「BREW®link」(閉域網)サービスを利用すること
で専用線相当の高度なセキュリティを確保。
さらに、 携帯電話と電子ペーパー間のBluetooth®通信は、
KDDI研究所が開発した暗号化技術(KCipher-2)によるトンネリングを実装した日本初の通信方式を採用し、情
報漏洩リスクの無い通信環境を実現した。
また商談後、 携帯電話とのBluetooth®通信が切れると電子ペー
パー内の顧客情報は自動消去。 携帯電話(E05SH)も指紋認証機能を搭載し、万一の紛失時にも遠隔操作で
携帯電話内のメモリ削除ができるなど、二重三重の情報漏洩対策を施している。
こうした堅牢なセキュリティ
によって、個人情報や社外秘マニュアルなども外出先で安心して閲覧できるようになり、
営業力強化にもつながった。
『電子ペーパーを利用した
渉外支援システム』
とは
本システムは、
(株)ブリヂストン、
(株)日立ソリューションズ、
(株)博
報 堂ブランドコンサルティング、
MCPCシニアモバイルシステムコ
ンサルタントとKDDI(株)が共同開
発したものです。
●携帯電話
携帯電話 E05SH
●電子ペーパー
ブリヂストン社製 AeroBee
●モバイルプリンタ
ブラザー社製 MPrintMW-140BT
次の戦略
電子ペーパーに手書き回答したお客さまアンケート等を
携帯電話を介してサーバに送信・保存可能。
商談中でも素早くアクセスできるので、ニーズに合わせたご提案が可能に。
商談をスムーズに進めるためには、過去の取引内容など顧客情報の把握が重要であり、渉外支援システムには、
こ
うした顧客情報の効率的な管理機能が求められた。
「電子ペーパーを利用した渉外支援システム」
では、
お客さまアンケートなどを電子ペーパーに表示し、手書き(タッ
チペン)で回答していただくことができ、
その手書きデータを 携帯電話を介して、渉外支援サーバに送信できる
双方向通信システムを世界で初めて商用導入。手書きデータは、 携帯電話のBREW®アプリで簡単に管理で
きるので、過去のお客さまアンケートを商談時に呼び出し、顧客情報を確認することで、
お客さまのニーズに合わせ
た商談をスムーズに進めることができる。
機能を拡充することで、
一層の営業力強化を推進
投信シミュレーションなども可能にし、
さらなる機能進化を。
現在『電子ペーパーを用いた渉外支援システム』
は、
パンフレットなどの
表示と手書き入力のみを活用していますが、今後は、渉外営業力をさら
に向上させるような新機能の拡充を検討しています。例えば、投信の資
産シミュレーションなどを、
その場で電子ペーパーに表示することができ
れば、金融商品のメリットを実感していただきやすく、
お客さまのニーズ
の喚起にもつながります。非常に大きな可能を秘めた本システムをさら
に進化させることで、渉外営業力を強化し、収益向上につなげていきたい
と考えています。
株式会社関西アーバン銀行
C O R P O R AT E P R O F I L E
本 社 所 在 地 大阪府大阪市中央区
西心斎橋1丁目2番4号
設
資
本
U
R
店
舗
立 1922年7月
金 47000百万円
数 147支店、他23出張所 (2011年3月)
L http://www.kansaiurban.co.jp/index.html
関西アーバン銀行は、2010年3月に従来の関西アーバン銀
行とびわこ銀行の合併により、近畿エリアNo.1の第二地銀と
して誕生。地域金融機関としてさらに安定した金融機能を発
揮するため、三井住友銀行グループのリテールバンクとして地
域密着型のリレーションシップバンキングを推進。地域経済
の発展に貢献する広域地銀へと成長を続けている。
http://www.kddi.com/business/
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1104
sales@kddi.com