スライド 1 - 神戸大学連携創造本部

免疫多重染色による病理診断法・
病理診断医療情報網の構築
氏名 伊藤 智雄
所属 医学研究科
1.研究の概要とキーワード
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免疫組織診断学:免疫組織染色、特に免疫多重染色を用いた新たな診断学の創出
医療情報学、インターネットを用いた医療情報発信。
バーチャルスライドなど、医療情報学を用いた遠隔病理診断網の構築
2.他の研究との相違点・新規な点
• 当施設は免疫組織染色に関して高い技術を持っており、特に免疫多重染色の技術
は他に類をみないものである。
• 我が国の病理学で有数の病理情報サイトをインターネット上に構築している。
• 兵庫県における病理診断の中心施設として、バーチャルスライドを併用した病理診断
ネットワークを構築しつつあり、新たな病理診断体制のモデルケースである。
3.内容
• 高い免疫多重染色技術
• 日本最大の病理診断情報サイト「いむーの」 http://immuno.med.kobe-u.ac.jp/
• ひょうご病理ネットワーク構想
免疫多重染色技術
ひょうご病理ネットワーク構想
病理診断&染色総合データベース
「いむーの」
4.研究の適用分野
• 新たな染色キットの開発、自動診断装置の開発
• 企業との連携によるより高度なポータルサイトの運営
• 新たな病理診断支援システムの開発
氏名 伊藤 智雄
所属 医学研究科 医学部付属病院
◇研究歴
病理診断学を専門とし、大学病院や一線病院での病理部門の
構築に携わってきた。特に、免疫組織化学診断学、肝移植病理、
悪性リンパ腫病理、医療情報学を中心に研究を行ってきた。
◇専門分野
• 病理診断
◇代表的な研究論文
• Immunohistochemistry-based cell cycle detection (iCCD) : a novel system to
visualize cell kinetics on formalin-fixed paraffin-embedded tissues. Yanagita E,
Imagawa N, Kamoshida S, Itoh T, Am J Surg Pathol 2012 (publishing)
• Rapid multiplex immunohistochemistry using the 4-antibody cocktail YANA-4 in
differentiating primary adenocarcinoma from squamous cell carcinoma of the
lung. Yanagita E, Imagawa N, Ohbayashi C, Itoh T. Appl Immunohistochem Mol
Morphol. 2011 Dec;19(6):509-13.
• Immunohistochemical detection of hepatocellular carcinoma in the setting of
ongoing necrosis after radiofrequency ablation. Itoh T, Orba Y, Takei H, Ishida Y,
Saitoh M, Nakamura H, Meguro T, Horita S, Fujita M, Nagashima K. Mod
Pathol. 2002 Feb;15(2):110-5.
◇発明名称と特許出願番号
該当なし
◇興味のある共同研究分野
• 免疫組織診断学
• 自動病理診断装置の開発
• 病理ネットワーク技術 等
連絡先:神戸大学 連携創造本部 TEL:078-803-5945 FAX:078-803-5947
E-mail:hicd-ccrd3@office.kobe-u.ac.jp URL:http://www.innov.kobe-u.ac.jp/