YOKOHAMA National University NEWS 卒業生と大学の 「絆」 をより深めるコミュニティマガジン vol.8 2010.5.14 発行 NEWS YNUユニバーシティ・アイデンティティ 平成 22 年、横浜国立大学は公式なロゴ、シンボルカラー、スローガンを制定。 YNUを国際的なブランドへ。 横 浜国立大学は昨年、創立 60 周年を迎えました。これを機 に、本学の理念を再確認し、 その存在意義を社会へ明確に示してい くことになりました。多角的に検討した結 果、 国際都市横浜に誕生したことやこれ までの教育研究の歴史や伝統から、21 世紀のグローバル化の中で 「 実践的学 President's Message 術の国際拠点」 であると自覚し、先進的 な役割を担っていくことを使命とすること 学 長 からのメッセージ としました。こうした目標の達成に向け、 YNU のアイデンティティ(理念・存在意 義・使命) を鮮明にするため、公式なロ ゴ、シンボルカラー、スローガンなどを “YNU University Identity System”とし て平成 22 年より導入しています。 YNUユニバーシティ・アイデンティティ YNUロゴ 横浜国立大学の学長に就任し、1年 余となりました。この間、第一次中期計 画 の 総括、そして本年度からの 第二次 中期計画の策定をはじめ本学の一層の 発展 のために励んでまいりました。とりわ け、卒業生、諸先輩の方々が横浜という 地で築いてくださった歴史や実績、また現 在の本学の教育研究の実態をしっかりと YNU University Identity System 見据え、大学のあり方、目指すべき方向を 示していくことに取り組んでまいりました。そ の 結果、 「 実践的学術 の 国際拠点 」 と YNUスローガン いった道標を掲げ、またこれに伴い公式な ロゴ等を制定しました。 グローバル化が進む中、世界的に通用 する人材の育成と研究を先進的に推進 海外で親しまれている本学の呼称「 YNU 」 を公式 なロゴとして制定。 本学が国際的な学術拠点としてなお一層、信頼と 共感を獲得していく決意を表現。 YNUシンボルマーク YNUカラー DIC 641 青い空を自由に力強く羽ばたくカモメは、未来に向 かって大きく飛翔する、自由な学びの精神を表現。 ウェブサイトをリニューアル! 平成 22 年 4月1日 (木) に、横 浜国立大学のウェブサイトを全面リ ニューアルしました。 情報を探しやすく整理し、検索 機能を充実。更に、デザインにYN UロゴやYNUカラーを取り入れて、 イメージを一新しました。YNUの今 を伝える新しいコンテンツも加わっ て、内容も更に充実しています。 新コンテンツ 1 新コンテンツ 2 すると共に、国立大学として求められてい る存在意義を明確にしてまいります。 とはいえ、まだ道半ばでもあります。教職 員が一丸となって目標に進む覚悟です。 また、 「 実践的学術の国際拠点 」 を実質化する ためには卒業生の皆様、関 係者の方々のご協力が Y N U ブル ー プロセスカラー(CMYK) C:100 M:60 必要です。今後ともよろ web 用カラー(RGB) しくお願い申し上げます。 R:0 G:91 B:172 横浜から世界への広がりと、深い知性を感じるロイ ヤルブルー。 横浜国立大学ウェブサイト www.ynu.ac.jp 年に一度のオープンキャンパスを疑似 体験! オープンキャンパス 2009 の開催 内容や、学部紹介など、知りたい情報 を学生広報サポーター 2 人がナビゲート します。 世界規模で物事を考え、地域で実行 し、世界へ向けて発信するレポート。大 学が 新たに果たすべき、教育・研究、 社会貢献、そして国際交流などを中心 に、様々な視点から伝えていきます。 1 2 TOPICS 創立60 周年記念事業 ① 横浜国立大学創立 60 周年記念募金事業開始から半年を経過して 募金状況のご報告、そして更なるご協力のお願い 急 激なグローバル化の中で本学 はこれまでも国際的な活動を実 施してきました。しかし、昨今の 経済的状況の悪化の中で、国際交流や 海外からの留学生や研究者への支援、ま た日本人学生の海外留学や研究者の海 外での活動を支援する資金が減少してき ています。創立60周年記念募金はこうし た本学の国際化の底上げと、 さらなる推進 を主眼とした事業となっています。国際化 の柱となっている“国際交流基金”を一層 全体の募金件数・募金額の集計 ( 平成 21 年 10月1日- 平成 22 年 3月31日) 募金総件数 …619 件/ 募金総額 …17,417,000 円 1. 募金件数 2. 募金金額 合計 ( 件数) 所属 1.卒業生・修了生 合計 ( 金額) 所属 1.卒業生・修了生 510 11,877,000 2.在学生及びその家族 40 2.在学生及びその家族 3.教職員( 退職者含む ) 61 3.教職員( 退職者含む ) 4.その他( 取引先企業など ) 充実させ、世界のYNUを実現させるため、 皆様のご理解とご協力をお願いいたしま す。なお、本事業を開始した平成21年10 月1日から半年、平成22年3月31日時点ま での募金状況は右のようになっています。 合計 619 教職員( 退職者含む ) 在学生及び その家族 4.その他( 取引先企業など ) 1,755,000 8 合計 その他 ( 取引先企業など ) 10% 教職員 ( 退職者含む ) 卒業生・修了生 20% 在学生及び その家族 82% 2% 卒業生・修了生 68% 横浜国立大学創立 60 周年 記念募金事業専門委員会 募 金 事 業 専 門 委 員 会 委 員 長 か ら の メッ セ ー ジ お陰さまで、募金事業は順調に進んでいます 横浜国立大学創立 60 周年記念募金事業は国際交流事業 ( 国際 交流基金の充実) の促進と60 周年を起点とするキャンパス整備事業等 17,417,000 その他 ( 取引先企業など ) 1.5% 10% 6.5% 425,000 3,360,000 委員長 金子 禎 ( 同窓会連合会長/友松会会長 ) の専門性とグローバルな観点を生かして各界で活躍されることが期待さ れています。また、本学の学生を海外に派遣し、豊かな人材の育成に を目的として、平成 21 年 10月1日から平成 24 年 3月31日までの二年半 努力したいと考えています。更に、常盤台キャンパスでの学生生活がよ にわたって募集金額 1 億 5 千万円を目標にご案内させて頂いています。 り良い環境の下で過ごせるように整備したいと考えています。 現在、横浜国立大学は国内は勿論のこと、国際的にもその名が知 募金活動も今のところ個人による寄附が着々と進み、これから法人 等へのお願いに伺おうと計画しているところです。どうぞ、個人、法人の れ渡り、諸外国からの留学生の在籍数が 800人にも及んでいます。 「 実践性 」 「 先進性 」 「 開放性 」 「 国際性 」 という本学憲章の魅力に 引かれ、学部、院の学生生活を国際性豊かな横浜で過ごし、将来、そ 方々も応分のご寄附をお願いいたします。委員長として皆様にお願い 申し上げます。 Information 本事業の詳細については、大学ウェブサイトにて掲載しております。また、これまでの ご寄附者のうち、公表をご承諾いただいた方についてのみ、ご芳名をウェブサイトに 掲載いたしました。今後も定期的に更新してまいります。 オリジナルエンブレム、スポーツワッペンの 2 種類が、生協にて発売になります! NEWS! 詳しくはこちら www.ynu.ac.jp/about/found/donate.html 横浜国立大学ウェブサイト→創立 60 周年記念事業→募金事業 みんなで 卒業生・学生・教職員 Identity System ” “ YNU University の制定を記念して、 リジナルエンブレムと Uオ YN ンが発売に! YNUスポーツワッペ ! 入れよう! 手に この機会にぜひ、 【 YNUオリジナルエンブレム】 1300円(クリップタイプ) 【 YNUスポーツワッペン】 700円(アイロンタイプ) 、生協で販売予定 ※2010年5月末から お問い合わせは… 横浜国立大学 生活協同組合 TEL : 045-331-5217( 大学会館 1F ) E-mail : info@ynu-coop.jp 製造元:株式会社モンブラン 〒348-0014 埼玉県羽生市喜右ェ門新田 1292-2 TEL : 048-565-2018 ( 代表 )/ FAX : 048-565-2130 5 面で紹介している デニム クラッチバッグも 製造しています TOPICS 創立60 周年記念事業 ② 創立 60 周年記念募金事業の募金の活用について 国際交流事業とキャンパス整備事業のご紹介 国際交流事業 キャンパス整備事業 横浜国立大学国際交流基金によりこれまで、以下のような事業におい 常盤台キャンパスの玄関 て学生支援を行っており、これから更なる支援拡充が求められています。 である国大橋と周辺エリアを より魅力的にするため、コン 1. 学生の海外留学および海外派遣 セプト・デザインコンペを行 海外学術交流協定大学への短期留学に対して、学生 1 人 10 万円 い、最優秀賞に選ばれた 2 程度の奨励金を支給しています。世界を舞台に活躍できる人材育成を 案のアイデアを両方取り入 掲げる本学としては、短期留学を義務づけた副専攻プログラムを設置 れて整備を行っています。 する等、今後、派遣学生の大幅増加を目指しており、奨励金の充実が その他、以下のような整備 望まれます。他にも、大学院生等が国際会議等で発表、調査、研修す を計画し、順次進行中です。 るための奨励金や各部局独自の海外派遣プログラムを実施しています。 整備された第一食堂前 ● メインストリー トの舗装改修 歩行者優先の確保や舗装の改修。 2. 外国人留学生への支援 ● 外灯の整備 本学には、世界各国から、800 名前後の留学生が在籍しています 安全で快適な空間にするため太陽光と風力のハイブリット型外灯の設置。 が、内7割以上の学生が私費留学生であり、物価の高い横浜で勉 ● セキュリティポールの設置 学 に励むには、なんらかの 緊急時に守衛所と連絡が取れるセキュリティポールの設置。 支援を必要としています。 ● 優秀な外国人留学生の 屋外情報基地の設置 案内サイン、掲示板、ベンチ等を一体化した情報・休憩ポイントを数箇所 設置。 獲得は、日本人学生 の 意 ● 識向上 のためにも必要な 構内案内サインの整備 構内の案内サインのデザイン統一、英語表記付加など。 課題となっています。 ●キャンパス内モニュメン トの設置 創立 60 周年を記念したモニュメントを大学正門からメインストリートにかけ設 置。 (予定) フィリピンのアジア開発銀行にお ける海外フィールドワークの様子 創立 60 周年募金事業に 更なるご協力をお願いします。 募金は、郵便振替または、銀行振込にて受け付けております。 「 募金事業のご案内」及び「 振込連絡票・払込取扱票 」 をご希望の方は、 「 創立 60 周年募金事業 資料請求 」 と明記し、 1. ご住所 2. お名前 3. 電話番号 4. 本学とのご関係 を記載の上、 下記問合せ先に FAX またはメールにてお申込みください。 募集金額 1 億 5 千万円 募集期間 平成 21 年 10月1日~平成 24 年 3月31日 受入口数 個人の方 一口 5 千円 法人・団体の方 一口 10 万円 本募金の趣旨をご理解の上、できるだけ複数口での ご協力をお願いいたします。 みなさんの あたたかい ご支援を、 お待ちしています! ご厚志に対する謝意 ●ご芳名の掲載…寄附者のお名前を本学ウェブサイト及び大学広報誌に掲載いたします。 ●感謝状の贈呈…一定額以上 ( 個人は 30 万円以上、法人・団体は 100 万円以上 ) のご寄附をいただいた方に、感謝状を贈呈させていただきます。 ●銘板の掲示…一定額以上 ( 個人は 30 万円以上、法人・団体は 100 万円以上 ) のご寄附をいただいた方に、寄附者 ( ご芳名 ) の銘板を学内に掲示させていただきます。 ●広報誌の送付・イベントのご案内…本学の広報誌の郵送及び本学主催の各種公式行事やイベントのご案内をいたします。 【 お問合せ及び連絡先 】 横浜国立大学 総務部広報・渉外室 〒 240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台 79-1 TEL:045-339-3027 FAX:045-339-3179 E-mail:60y-fund@ynu.ac.jp TOPICS YNU 研究最前線 (火) 平成 22 年 4月13 日 に松本勉教授( 環境情報研究院 ) と四方順司准教授(環境情報研究院 ) が、 「 平成 22 年度科学技術分野の文部科学大臣表彰 」においてそれぞれ科学技術賞、 若手科学者賞を受賞しました。今回は、受賞の対象となったお二人の研究をそれぞれご紹介します。 受賞記事 www.ynu.ac.jp/hus/koho/88/detail.html 生体認証技術のセキュリティ評価方法の研究 表彰式の様子 生体認証技術のセキュリティ評価方法 松本 勉(環境情報研究院教授 ) 指 紋、虹彩、手のひらや指の 静脈などの本人に固有の身 体的特徴を用いて個人認証 を行う生体認証システムには、身体部 分のニセモノを提示して他人になりすま すといった不当な行為に対するセキュ リティが要求され、このセキュリティをい かにして測るかが課題でした。 そこで、人間の身体部分( たとえば 指 )に性質が近い物体からそうでない 物体までを含む一連のテスト物体を生 体認証システムに提示し、受入率など を測定してセキュリティを評価するとい う画期的方法を提案しています。また、 指紋、虹彩、指静脈、手のひら静脈の それぞれにおいてテスト物体群を整備 する方法を開発しました。 この研究により、従来パターン認識や 画像処理の立場でのみ評価されていた 生体認証技術を、セキュリティ面から本格 的に評価することの必要性とその方法論 が示され、学界にはもとより、国際標準団 体、各国政府、各企業などの政策・戦略 判断に大きなインパクトを与えています。 本成果は、よりセキュリティの高い生 体認証技術や製品の開発を企業に促 し、さらに、技術・製品の導入者・利用 者側の生体認証システムに関する意識 改革をも促して、世の中のセキュリティ向 上に寄与することが期待されています。 ゼラチン製人工指 紙製人工虹彩 紙製人工手のひら ( 指紋認証システム用)( 虹彩認証システム用) ( 手のひら静脈 認証システム用) 生体認証システム テスト物体群 テスト・測定実験 受入率などの 結果 テスト物体 群作製 所要技術 ・コスト セキュリティ評価 松本 勉 環境情報研究院教授 専門は情報・物理セキュリティ、 情報学全般 情報理論的安全性を有する暗号及び認証理論の研究 四方順司(環境情報研究院准教授) 今 日の情報化社会において、 暗号・認証技術はインター ネット等を利用した様々な ( 電子商取引等 )の安全性を サービス 支え、多くの人々が安心して通信・契 約等を行うための核となる技術です。 、 本 研 究 室では、暗 号 学( 暗 号 理 論 ) 理論計算機科学、計算数論等の分野 を研究しており、特に暗号理論には力 を入れています。現代の暗号理論は、 科学分野の学問として、暗号及びそれ 難である」 という仮定( つまり、素因数 分解を行う高速なアルゴリズムは存在し ないという仮定 )等を必要とする安全性 です。一方、後者では、そのような計 算量的困難な問題に関する仮定を必 要とせずに、攻撃者への情報漏えい を情報理論的立場 の度合い( 情報量 ) から、客観的に見積もることで安全性 に関連する科学理論を幅広く研究対 象とし、その内容は主として情報学、 理論計算機科学、数学に跨る学際的 を保証する方法論がとられます。現在 の暗号・認証技術の構築においては、 前者の方法論( 計算量理論的安全性 ) が普及していますが、将来の計算アル ゴリズムの発展や新たな計算機技術 の登場( 量子計算機等 )の可能性を考 的安全性に大別されます。前者は「 素 因数分解を行うことは計算量的に困 効率的に実現することが理想的です。 本研究室では、これまで後者の方法 論( 情報理論的安全性 )から、電子署 な学問分野となっています。 さて、現代暗号における安全性は、 主に計算量理論的安全性と情報理論 えると、時代の計算機技術に依存せ ず原理的に安全な暗号・認証技術を 名やステガノグラフィをはじめとする暗 号・認証技術に対して、世界で先駆 的な研究成果を発表してきており、安 全 性に関する諸 概 念 の 数 理モデル 化・定式化を大きく発展させ、また強 い安全性をもつシステム構築理論を 完成させてきました。そして、それら成 果に対して英国計算機学会表彰( The Wilkes Award )受賞、今年度の文部 科学大臣表彰( 若手科学者賞 )受賞等 の栄誉を賜り、これを励みとして現在 当該分野の新理論の構築に取り組ん でいます。 四方順司 環境情報研究院准教授 専門は情報学基礎、 数学一般 ( 含確率論・統計数学 ) Let's go, YNU! 平 第 4 回ホームカミングデー( HCD )開催報告 & 次回予告 平成18 年から年に1回、大学と同窓生の絆を強めることを目的に、母校のキャンパスで ( 大学と同窓生による学園祭) ホームカミングデー を開催しています。 成 21 年 11 月8日 (日)に、毎 年恒例となったホームカミン ( HCD ) を開催しまし グデー た。今年で 4 回目となりますが、年を追 うごとに参加者が増え、今回は 1,000 名以上の方々が大学に集いました。 プログラムの目玉、メイン講演は、本 学元教授・中西準子氏( 現:独立行政 法人 産業技術総合研究所 安全科学研 究部門長 ) が 「 食のリスク、環境のリスク ~食の安全が脅かされているというが、 それはどの程度か? 食の安全のため に、どのくらい温暖化ガスの排出が許さ れるのだろうか?〜 」 と題して平易に語 り、聴衆者から好評を得ました。 今回初の試みとして、毎年単独開催し ていた「-入試特別講演会-横浜国立 大学を目指す人のために」 をHCDの一 貫として開催し、 その他「キャンパス探訪」 や卒業生・在学生交流企画「 業界動向 と求められる人材像」 、講演 ・ 展示会、ス ポーツイベントなどを行いました。 同日、 「 創立 60 周年記念式典及びレ セプション」 を開催しており、 その一環と 緑豊かなキャンパス内を探訪 してHCDで 「 交流会/60 周年祝賀懇 親会」 を実施しました。 参加者は思い思いのイベントに参加 し、充実した一日となったようです。 上/メイン講演 を行った中西準 子先生 下 / 学 生も 交 流会を盛り上げ ました 第 5 回横浜国大 ホームカミングデーの 開催日が 決定 ! 日時:平成 22 年 10 月 30 日( 土) 詳細が 決まり次第、ウェブサイト ( TOPICS homecoming.ynu.ac.jp ) でご紹介していきます。 西沢立衛准教授「プリツカー建築賞」受賞! 工 に し ざ わ り ゅ う え 学研究院の西沢立衛准教授 が、平成 22 年の 「プリツカー 建築賞」 を受賞することが決 定しました。同賞は建築家に与えられる 最高の栄誉で、 「 建築のノーベル賞」と も言われ、世界的に権威あるものです。 TOPICS 受賞は日本のほか、ドイツ、英国、ス ペイン、フランス、オランダ、米国で行っ ている共同建築プロジェクト 「SANAA」 が評価されたことによります。 プリツカー賞は米・ハイアット・ホテ ルチェーン創設者が理事長を務めるハ イアット財 団により昭 和 54 年に設立されました。同賞を日本人 が受賞するのは平成 7 年の安藤 忠雄 氏以来で、これまでに、日本が誇る建 築家、丹下健三氏、槙文彦氏が受賞 しています。まさに快挙の受賞です。 学生考案のデニムクラッチバックを新入生に配布! 平 成 22 年 4 月2日 (金) 、平成 22 年度入学式・大学院入 学式の会場で、 初々しいスー ツ姿に身を包んだ新入生が会場の入り 口をくぐると、大学からの配布物に加え、 デニム製のクラッチバック"Deco.( デ コ)"が手渡されました。 クラッチバックは、教科書などを入れ て手持ちで携帯するバックで、ビニール 製のものが関東圏の大学で流行してい ます。今回の入学式で手渡されたクラッ チバックはデニム製で、平成 21 年に出 来たばかりのビジネスサークル "NoN (ノン)"が開発したものです。 秋の大学祭 「 常盤祭 」 で毎年開かれ る、YNUビジネスプランコンテストでN oNのクラッチバック案は決勝まで進みま した。 その後、商品化のために縫製工場 を探し出し、新しいロゴを新入生にP Rすることを検討していた大学側との 連携が決まり、ついにDeco. が完成 しました。 NoNの学生から直接、Deco.を手 渡された新入生は笑顔で受け取り入学 式に臨んでいました。 左 / 歓 迎の 気持ちを 込めて手渡し ました 下/デニムク ラッチバック "Deco."。大 学 生 協 でも 販売中 卒業生登録のお願い YNUコミュニティカレッジのご案内 本学では、卒業生・修了生との連携を深めるため、 大学ウェブサイトからデータ登録を行っていただくよう お願いをしております。ご登録の特典として、抽選によ る記念品の贈呈、メールマガジンを希望された方には、 月に1 回程度、電子メールで大学の最新ニュースや各 種行事、卒業生をご紹介したウェブページの案内など、 毎回充実した内容の大学情報をお届けしています。現 在はグアムで合気会を主宰されている、本学卒業生 峰岸睦子さんの半生を綴った自伝小説を連載中です。 登録いただいた個人情報について、本学では、上 記の目的以外の利用はいたしません。ぜひご登録くだ さい。ただし、ご了承いただいた方のみ、各学部等の 同窓会に情報をお知らせいたします。 登録 方法 パソコン・携帯電話より 下記ページにアクセスしてください。 本学では、教育・研究の成果を広く社会に公開し、地域社会の文化の 充実と発展に役立つために、毎年様々な内容の公開講座を開催していま す。平成22年度の開催予定内容をご紹介します。お気軽にご参加ください。 開 催 部局 公開講座委員会 ● 教育人間科学部 ● 『 訪問者別メニュー 』→『 卒業生の方 』 『 卒業生登録 』 これからの流域圏を考える(5月 - 7月) 中国を知る シリーズ 1- 5(7月 - 11月) 釣りと釣り餌虫の関係を知る(9月) ● フランス・イタリアの民族音楽(10月) ● 落語と中国の古典(10月) ● 「流れ」の不思議に迫る!(10月) ● 経済学部 ● 工学研究院 ● 健康および体力増進のための トレーニングの基本( 11月) ● 経済人の 『論語』読み( 11月) ● 快適被服を科学する ( 11月) ● ヨコハマの食ワークショップ(10月 -11月) ● 大恐慌期と現代(10月) 都市交通研究成果報告会(5月) ● セラミックス材料の開発と利用のための基礎と実際(9月) ● 都市交通計画最前線(5月) 実務技術者のための機器分析入門(9月) ● 第 4回海洋空間のシステムデザインカップ ● 持続可能な水道システムの確立(9月- 10月) ひれ推進コンテスト(7月- 8月) ● 実験実習を通して学ぶ(10月 - 12月) ● 実践機器分析基礎講座(8月) ● エンジニアのための実験講座①・② ● 講義・実習を通して学ぶ(9月) (平成 23年 1月-2月) ● 環境情報研究院 体感する韓国伝統文化(9月) 磁石に吸い付く特殊な流体(10月) ● 化学物質のリスク評価を考える(10月-12月) ● ● www.jmk.ynu.ac.jp/toroku/ 横浜国大ウェブサイト 講座名( 開催時期 ) 携帯電話 からは QR コードでもア クセスできます ! 統合的海洋教育・ 研究センター 統合的な海洋管理を考える Ⅱ(4月 - 7月) 統合的な海洋管理を考える Ⅰ(10月 - 平成 23年 2月) ● ● ※講座内容は、変更・追加の可能性があります。 詳しくはこちら www.ynu.ac.jp/society/lifelong/public_lecture/ 横浜国立大学ウェブサイト→産学・社会連携→公開講座のご案内 横浜旅行社の特別企画 日光の自然を学び、自然環境の保護に貢献できる・・・ 地元で愛されて 30 年 国大 OB・OG の方、特典多数あります! ◆ 国内・国際線格安航空券(エコノミー&ビジネス) ◆ 同窓会会場の手配、オーダーメイドツアーのご提案 まずはお電話ください! 株式会社横浜エアーアンドシーサービス(横浜旅行社) 神奈川県知事登録旅行業第 2 種 696 号 〒231-0057 横浜市中区曙町 1-1 興信ビル 1F TEL:045-261-5222 FAX:045-261-5-6205 http://www.yokohamatour.jp 横浜国立大学国大 NEWS 第8号 編集・発行 お問い合わせ 専門ガイドと行く日光日帰りエコハイキング 戦場ヶ原・小田城ヶ原 10,000 円 ヨセミテ国立公園公認ガイドが企画する 世界遺産・ヨセミテ国立公園ハイキングと モントレー・カーメル・アメリカ西海岸の旅 オーダーメイドタイプの旅行です。詳細はお問い合わせ下さい。 上海万博を見に行こう! 万博見学と上海市内観光 4 日間(3 泊 6 食付!!) 49,000 円~58,000 円 上記料金は 6 月 30 まで。7 月 1 日以降の料金についてはお問い合わせ下さい 横浜国立大学 総務部広報 ・ 渉外室 〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台 79-1 TEL : 045-339-3027/ 3016 FAX : 045-339-3179 E-mail : press@ynu.ac.jp
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