日刊[華鐘通信] - 上海中经互联网络有限公司

[華鐘通信]
2006 年 11 月 17 日(金)
第 1513 号
日刊
発行:上海華鐘投資コンサルティング有限会社
ニュース提供:上海市信息中心
DAILY HUAZHONG NEWS
★ 本日のニュース
<経済>
海賊版携帯追放に蘇寧電器など5メーカーが提携協力 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
天津港の銅輸入、単価が急上昇=1-10月の数量は13%減 ・・・・・・・・・・ 2
<金融証券>
QFII、総枠上限に近付く=追加付与で86億ドル強に ・・・・・・・・・・・・・・ 2
天津に第3の証券取引所?=人民銀は前向き評価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2
<産業>
上海外経集団、ベトナムで地下鉄建設受注=総額10億ドル ・・・・・・・・・・・・ 3
常州天合光能、太陽光電池向けに8インチウエハー ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
淮南瑞爾特種気体が病院向けに液体酸素=年産5000トン-安徽省 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
伊オクメ、嘉興で液体充てん設備生産=180万ユーロ投じ-浙江省 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 3
山東三星集団がペプタイド生産=トウモロコシ油も・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
中鋼集団、南ア・クロム開発に2億ドル=地元サマンコールと-北京 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
フィンランドのペルロス、携帯向け部品を増産=北京第2工場が稼働 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
独ミューラーワインガルテン、大連でプレス設備生産=遼寧省 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4
<政策・立法>
上海市当局、省エネ建築推進で「星」制度=07年5月から指定 ・・・・・・・・・・ 5
許可なしのカラーコンタクト販売を禁止=上海市当局 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5
<社会>
中国人の出国、06年は11%増=入境者は2.9%拡大 ・・・・・・・・・・・・・・・ 5
★中国ビジネス相談Q&A
<個人所得税>
個人所得の自己申告に関する新通知について ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 6
株価指数(16 日終値、単位:万元)
指数
上海A株
2,041.08
上海B株
106.53
増減(%)
為替レート(16 日、単位:元)
出来高
0.99 3,541,276.3
-1.61
増減(%)
30.95
18,803.8
-13.04
深センA株
5,192.93
0.17 1,742,417.2
31.09
深センB株
2,910.02
0.21
-4.50
25,740.4
(1)
通貨
100米ドル
100HKドル
100日本円
中間価格
787.33
101.112
6.6717
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2006 年 11 月 17 日(金)
<経済>
海賊版携帯追放に蘇寧電器など5メーカーが提携協力
16日付の解放日報によると、中国の携帯電話機市場で無視できない規模になっている密輸品、海賊版
の販売を抑制するため、国内の大手5メーカーと家電量販大手の蘇寧電器がこのほど提携した。蘇寧の大
規模な販売促進キャンペーンに大幅に値下げした製品を提供し、密輸・海賊版からシェアを取り戻す方針
だという。
今回提携したのは聯想、海爾、夏新、波導、TCL。ただ、力を入れる高性能機種を割安で販売する形
になっており、携帯市場の価格全般への悪影響を心配する業界関係者もいるという。
中国の携帯市場では2005年から、海外メーカー製品の密輸や国内外メーカーのコピー製品が数多く
出回るようになり、そのシェアは全体の3分1に達したともいわれた。正規メーカーは経営面で深刻な影
響を受けている。〔電機・電子〕〔流通・不動産〕〔全国〕
天津港の銅輸入、単価が急上昇=1-10月の数量は13%減
ニュースサイト人民網が15日伝えたところによると、天津市の税関当局はこのほど、天津港の200
6年1-10月の未鋳造・未圧延の銅の輸入実績を発表した。輸入量は前年同期比13.6%減の4万69
00トンだったが、金額では同54.3%増の3億1500万ドルとなった。1トン当たりの輸入平均価格
は6723ドルで、同78.7%上昇した。
天津港から輸入される銅は加工貿易用が主体。日本からの輸入が最も多く、同37.5%増の2万700
0トン。韓国からは同32.1%減の1万1700トンとなっている。輸入量全体に占める割合は日本が3
7.5%で、韓国が25.0%。日韓両国で62.5%を占める。
中国では銅の自給率が40%に届かず、年間消費量の約3分の2を輸入に依存している。世界の企業が
中国に生産拠点を移す中、銅の輸入需要はますます高まっている。〔経済〕〔素材・エネルギー〕〔全国〕
<金融証券>
QFII、総枠上限に近付く=追加付与で86億ドル強に
16日付の国際金融報によると、国家外為管理局は15日、中国国内の株式市場などに投資できる「有資
格海外機関投資家(QFII)」制度で、3者に対し計4億ドルの投資枠を付与した。米スタンフォード大学
と、シンガポールの大華銀行にそれぞれ5000万ドルの新枠を設定したほか、野村証券には3億ドルを
追加した。
同紙によると、QFIIに認定される金融機関などは現在、52者。このうち43者に投資枠が設けら
れており、その総額は今回の付与分を含め、86億4500万ドルとなっている。総枠は100億ドルで、
その上限に近付きつつある。〔金融〕〔政策〕〔全国〕
天津に第3の証券取引所?=人民銀は前向き評価
ニュースサイト北方網が16日伝えたところによると、中国人民銀行の李超報道官は15日、新華社の
取材に対し、「天津市当局が近く、上海、深センに次ぐ第3の証券取引所の設立を申請する」との情報につ
いて、「真偽を判断する方法はない」と述べ、明確には否定しなかった。また、「新たな証取の位置付けをは
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っきりさせるのなら、中国資本市場の発展と改善という点から、前向きに評価できる」などと語った。
李報道官によると、中国の資本市場は多様さや厚みが不十分で、多層的な体系が整備されていない。た
とえば、深セン市場の中小企業ボードは、企業の規模がメーンボードと異なるだけで上場の条件は非常に
厳しいという。
同報道官は「中国は直接金融の割合がもともと低い上、2002年以降はさらにウエートが下降している。
多層的な資本市場の建設が必要だ」などと話したという。〔金融〕〔政策〕〔華北・東北〕
<産業>
上海外経集団、ベトナムで地下鉄建設受注=総額10億ドル
16日付の解放日報によると、上海市を拠点とする国有エンジニアリング会社の上海外経集団有限公司
はこのほど、ベトナムのホーチミン市当局から「地下鉄4号線」プロジェクトを受注した。全長24キロメ
ートルで、7つの駅を設ける。事業総額は10億ドル。2008年10月に着工し、12年の完工を見込
むという。
プロジェクトは上海外経集団が請け負い、上海城建集団が提携パートナーとなっている。
同市当局は05年に地下鉄5線の建設を決定。ドイツのシーメンスなどにプロジェクトへの参画を呼び
掛けていたが、中国企業は「技術が水準に達していない」ことを理由に当初は除外されていた。この誤解を
解いた上で逆転受注になったという。〔流通・不動産〕〔運輸・観光〕〔華東〕
常州天合光能、太陽光電池向けに8インチウエハー
15日付の新華日報などによると、同省のシリコンウエハーメーカーの常州天合光能有限公司(本社常州
市)は太陽光電池向けに直径8インチの単結晶タイプを生産する。年産規模は850万枚。原料の単結晶シ
リコンは年560トン生産する。このほど、中央当局から「国家級ハイテクプロジェクト」のモデル事業と
して300万元の資金援助を受けた。
同公司は1998年、地元の中国人研究者らが設立した。2006年4月には米投資会社のメリルリン
チとマイルストーン・キャピタル・マネジメントの出資を受け入れた。両社の出資額は3000万ドル。
同公司は海外での株式上場を視野に入れているという。〔素材・エネルギー〕〔電機・電子〕〔華東〕
淮南瑞爾特種気体が病院向けに液体酸素=年産5000トン-安徽省
14日付の安徽日報によると、安徽省の化学メーカー淮化集団傘下の瑞爾特種気体有限公司(本社淮南
市)は、病院などで使われる液体酸素の生産を本格化する。年産規模は5000トン。このほど、同省当局
から「薬品GMP認証」を取得した。
安徽省で液体酸素を生産するのは同公司が初めて。ただ、同省では病院向けの液体酸素の需要は年間2
000トンにとどまっている。〔素材・エネルギー〕〔飲食・サービス〕〔華東〕
伊オクメ、嘉興で液体充てん設備生産=180万ユーロ投じ-浙江省
ウェブサイト中国開発区信息網が16日伝えたところによると、イタリアの包装機械メーカーのオクメ
は浙江省嘉興市で液体自動充てん設備を生産する。主要な納入先の米コカ・コーラや英BPが中国事業を
拡大する中、現地生産化で顧客ニーズに柔軟に対応する。投資額は180万ユーロ(約1800万元)。
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受け皿の「奥克梅包装設備嘉興有限公司」は嘉興経済開発パークに独資で設立した。関連部品も生産し、
アフターサービスを提供する方針。
オクメは1954年の設立。酒類や清涼飲料水などの充てんや装栓、包装に関する一貫設備を手掛ける。
欧州のほか、北米やアジアなどに販売事務所を置き、年間売上高は世界で1億ユーロ(約10億元)を超え
ているという。〔電機・電子〕〔食品・農業〕〔華東〕
山東三星集団がペプタイド生産=トウモロコシ油も
14日付の中国食品報などによると、山東省鄒平県に本拠を置く山東三星集団はトウモロコシの胚芽を
原料に、栄養補助食品や医薬品などで使われる活性ペプタイドやトウモロコシ油を生産する。年産規模は
活性ペプタイドが2万トンで、トウモロコシ油が8000トン。飼料も年5000トン生産する計画。胚
芽の年間加工量は3万トンで、本格稼働後の売り上げは年4億元と見込む。
新事業の工場には2億元を投じる計画で、2006年中に着工する。
中国ではこれまで、ペプタイドの生産には大豆や小麦が使われてきた。トウモロコシの利用は中国初で、
生産技術は江蘇省の南京緑天源生物化工工程有限公司と共同で開発した。
山東三星は民営企業。食用油やでん粉、紡織、穀物加工設備などの生産や販売を手がける。〔食品・農業〕
〔華東〕
中鋼集団、南ア・クロム開発に2億ドル=地元サマンコールと-北京
16日付の第一財経日報によると、鉱物資源の開発や貿易を手掛ける中鋼集団公司(本社北京市)は、南
アフリカのクロム開発・製錬プロジェクトに参画する。2億ドルを投じ、受け皿の「ツバッチェ・クロム」
を地元フェロクロム大手のサマンコール・クロム社と折半出資で設立する。小規模のクロム鉱を保有、開
発し、フェロクロムを製錬する。年間能力は28万トン規模。
南アのクロム鉱の埋蔵量は世界全体の6-7割を占めている。中鋼集団はこれまで、同国の北方公司(中
国表記名)と共同で大型クロム鉱の開発を進めてきた。この事業は年間40万トンの鉱石を産出し、フェロ
クロムの製錬規模は12万トンに達している。この鉱山の推定埋蔵量は4500万トンで、中国全体の5
-6倍に相当する。
中国は世界最大のステンレス消費国。その主要原料のフェロクロムの輸入量は年を追って増えている。
05年は297万トンだったが、06年は9月までで300万トンを超えたという。〔素材・エネルギー〕
〔華北・東北〕
フィンランドのペルロス、携帯向け部品を増産=北京第2工場が稼働
16日付の中華工商時報や北京商報によると、フィンランドの電機部品メーカーのペルロス社は、北京
市に置く生産子会社・貝爾羅斯北京電子電信部件有限公司で携帯電話機向けの部品を増産する。第2工場
がこのほど稼働した。年産規模が倍増するという。
同公司は2003年に北京経済開発区で生産を始めた。製品はノキアなど通信機器メーカーの現地工場
に納入している。
ペルロスは広東省深セン市や広州市にも生産拠点を設け、金型などを生産している。〔電機・電子〕〔華
北・東北〕
独ミューラーワインガルテン、大連でプレス設備生産=遼寧省
14日付の中国建材報などによると、ドイツのプレス設備大手のミューラーワインガルテン社は、遼寧
省大連市の大連湾臨港産業配套園でプレス設備を生産する。中国第一重型機械集団(本社黒竜江省)との共
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同事業で、投資総額は1億ドル。工場を2期に分けて建設する。
第1期には2000万ドルを投じ、2006年内に稼働する見込み。自動車、航空機分野で使用する設
備を生産する。受け皿は「米勒万家頓大連有限公司」。
ミューラーワインガルテンは上海市の現地法人でも生産している。〔電機・電子〕〔華北・東北〕
<政策・立法>
上海市当局、省エネ建築推進で「星」制度=07年5月から指定
16日付の解放日報によると、上海市当局は建築分野でも省エネを推進するため、オフィスビルや住宅
を対象に省エネ度を評価・認定する「緑色建築」制度を近く導入する。省エネの等級を1-3個の「星」の数
で表す。評価基準や申請手続きなどに関する実施細則案は現在、専門家が審査しており、順調なら11月
末に公布できるという。
この省エネ評価はエネルギー消費のほか、用地の使用効率、上水などの使用法など6分野で行われる。
既存建造物も、建築中のものも、計画段階の建物のいずれも申請が可能。指定は2007年5月に始まる
見通し。
中国では中央当局が06年6月1日に「緑色建築」に関する国家基準を導入。各地で地域の実情に合わせ
て対応するための準備が進んでいる。〔インフラ〕〔政策〕〔華東〕
許可なしのカラーコンタクト販売を禁止=上海市当局
16日付の解放日報によると、上海市当局は15日、雑貨店などはもちろん、眼鏡店でも2007年1
月1日から、許可なしでカラーコンタクトレンズや装飾性の高いコンタクトレンズを販売することを禁止
すると発表した。医師のアドバイスがないままにレンズを装着、あるいは不適合、粗悪なレンズを使い、
角膜などが傷付くのを防ぐための措置。
市の食品薬品監督局は15日、その根拠となる「角膜接触レンズ取り扱い企業の監督管理強化に関する意
見」を公布した。この意見では、コンタクト洗浄保存液の無許可販売も禁じている。中国では医師の処方箋
なしでもコンタクトレンズが購入できる。〔流通・不動産〕〔政策〕〔華東〕
<社会>
中国人の出国、06年は11%増=入境者は2.9%拡大
16日付の文匯報によると、国家旅遊局幹部はこのほど、2006年1-9月に出国・出境した中国国
籍者が延べ2561万人となったことを明らかにした。前年同月比11.0%増の高い伸びで、過去最多。
うち、私用の出国・出境が延べ2139万人と、全体の8割強を占めている。
一方、中国への非中国国籍者の入国は同2.9%増の延べ9222万人(香港、台湾籍含む)だった。この
うち、中国国内で1泊以上した人は同5.4%増の延べ3669万人。海外からの入国者に伴う旅行外貨収
入は同5.6%増の230億ドルとなっている。
中国当局は10年時点での入国者数を、1泊以上の滞在者で延べ6880万人と見込んでいる。〔社会〕
〔経済〕〔華東〕
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★ 中国ビジネス相談Q&A
個人所得の自己申告に関する新通知について
Q:最近、個人所得税の自己申告に関する新しい通知が出ました。詳細を解説してください。
最近、年収が 12 万元を超える場合に自己納税申告をする必要があるとの通知が出たようですが、詳細を
解説してください。<個人所得税><自己納税申告>
A:国家税務総局は、2006 年 1 月に改正された個人所得税法と実施条例に基づいて、高額所得
者の徴税強化策として個人所得税自己申告弁法(試行)を公布し、年収が 12 万元を超える場
合に自己申告するように求めています。
国家税務総局は 2006 年 11 月 6 日、『「個人所得税自己納税申告弁法(試行)」の印刷公布に関する通知』
(国税発[2006]162 号)を公布し、①年収が 12 万元以上のもの、②中国国内の 2 ヵ所以上から給与、賃金所
得を取得しているもの、③中国国外から所得を取得しているもの、④課税所得を取得しているが源泉徴収
義務者がいないもの、⑤国務院が規定したその他の状況-に当てはまる場合、自己申告をしなければなら
ない、と規定しました(実際の申告作業は代理人による申告が可能です)。
1.根拠となる法律
『中華人民共和国個人所得税法』(主席令第 44 号、2005 年 10 月 27 日公布、2006 年 1 月 1 日施行)
『国務院の「中華人民共和国個人所得税法実施条例」修正に関する決定』(国務院令第 452 号、2005 年
12 月 19 日公布、2006 年 1 月 1 日施行)
『中華人民共和国税収徴収管理法』(主席令第 49 号、2001 年 4 月 28 日公布、2001 年 5 月 1 日施行)
『中華人民共和国税収徴収管理法実施細則』(国務院令第 362 号、2002 年 9 月 7 日公布、2002 年 10 月
15 日施行)
2.年収が 12 万元以上の納税人に関する規定
年収が 12 万元以上の納税者は、既に個人所得税を納税したか否かに関わらず、納税年度終了後に主管税
務機関で申告義務が発生します。
(1)年収 12 万元の対象範囲
一納税年度(毎年 1 月 1 日から 12 月 31 日)内に取得する①給与賃金所得、
②個人事業主の生産経営所得、
③企事業単位の経営請負、家賃経営収入、④労務報酬所得、⑤原稿料収入、⑥特許権使用所得、⑦利子、
利息、配当収入、⑧財産レンタル収入、⑨財産譲渡収入、⑩偶然所得、⑪国務院の財政部門が徴税を確定
したその他所得-の合計が 12 万元に達成する場合が対象となります。
(2)対象外となる範囲
年収 12 万元以上の納税者には、中国国内に住所が無く、一納税年度中の中国国内居住が 1 年に満たない
納税者は含まれません。
また、所得のうち、『個人所得税法』第四条第 1 項に規定される免税所得(①省レベル人民政府、国務院
(6)
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部・委員会、中国人民解放軍軍レベル以上の単位、外国組織、国際組織が交付する化学、教育、技術、文
化、衛生、体育、環境保護などの奨励金、②国債や国家が発行した金融債券の利息、③国家規定に基づい
て給付される補助金、手当、④福利費、遺族補助費、救済金、⑤保険賠償金、⑥軍人の除隊費、復員費、
⑦国家規定に基づいて給付される幹部、従業員の転居引越し費、退職費、退職金、離職費、離職生活保護、
⑧関連法規により免税となる各国駐中国公館の外交代表、領事館員とその他人員の所得、⑨中国政府が締
結している協議内で免税が認められるもの)、『個人所得税実施条例』第六条の規定により中国国外の免税
所得や『個人所得税法実施条例』第二十五条に規定される企業が個人に対して納付する個人負担分の養老
保険費、基本医療保険費、失業保険費、住宅積立金は、所得に含まれません。
(3)自己申告地点
①中国国内で職務に就き、雇用単位がある場合は、雇用単位所在地の主管税務機関に申告します。
②中国国内 2 ヵ所以上で職務、雇用単位がある場合、何れか一方の雇用単位の主管税務機関を指定し、
申告します(自由に申告地点を変更することはできません)。
③中国国内で勤務、雇用単位が無く、年収項目で個人事業主として生産、経営所得があるか、企事業単
位に対して経営請負、家賃経営収入がある場合、何れかの 1 ヵ所の実際経営場所所在地主管税務機関
で申告します。
④中国国内で勤務、雇用単位が無く、年収項目で生産、経営所得がない場合、戸籍所在地の主管税務機
関で申告します。戸籍があるが、通常居住地と異なる場合は、何れかの 1 ヵ所の主管税務機関で申告
します。国内に戸籍が無い場合は、通常居住地の主管税務機関で申告します。
(4)申告期間
年収 12 万元以上の納税者は、納税年度終了後 3 ヵ月以内に、主管税務機関で自己申告します。
(5)申告方法
納税人は、データ電文、郵送などの方式で申告できます。税務機関での直接申告、代理機関や代理人に
よる申告、規定に基づいたその他方法で申告が可能です。
以
上
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発行:上海華鐘投資コンサルティング(有) 中国上海市淮海中路 755 号新華聯大厦東楼 23 層
郵便番号:200020 電話:+86-21-6467-1198 FAX:+86-21-6467-9155 Email:Hshcsnews@shcs.com.cnH
発行責任者:古林恒雄
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