す べ て の い の ち の 輝 き の た め に

報道関係各位
2008 年 10 月 17 日
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シンポジウム開催のお知らせ
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国 際 保 健 NGO シ ェ ア 25 周 年 記 念 シ ン ポ ジ ウ ム
すべてのいのちの輝きのために
−海外・日本の医療現場から「いのちの格差」を考える−
日
時:2008 年 11 月 3 日(祝・月)13:30∼16:00
会
場: ECO としま
8 階多目的ホール(東京都東京都豊島区東池袋 1-20-15)
海外及び日本で25年に亘り保健医療支援活動を行ってきた国際保健NGO
力市民の会(東京都台東区
代表理事
シェア=国際保健協
本田徹)は、「いのち」をテーマに25周年記念シンポジ
ウムを開催いたします。
「格差社会」は、日本の現状(の問題)を指す言葉として近年急速に、人々にとって切実な言葉とな
ってきました。格差や差別は、難民や移住労働者、障がい者、地球上の先住民族、宗教的少数者など
を昔から苦しめてきた問題でもあり、すべての人々の健康の実現や、公平な医療・保健の達成にとっ
てもさまざまな足かせとなってきました。格差と多様性の違いはなにか。文化や健康の豊かで多様な
あり方とはなにか。人類史的な視野に立つとともに、日本や途上国の足元の現実をよく見、人々の間
の連帯や 21 世紀の開かれた<市民社会>のあり得べき姿について、来場者と共に考えます。
第一部では、人類の起源を遡る旅「グレート・ジャーニー」で知られている関野吉晴氏(医師・武蔵
野美術大学教授)の記念講演を行います。「グレート・ジャーニーから:類としてのいのち、個とし
てのいのち」と題し、グレート・ジャーニーで出会ったさまざまな「いのち」の姿、人類や日本人の
起源やこれからについて語っていただきます。
第二部では、引き続き関野吉晴氏にご参加いただき、国内外の医療活動に携わった医師・看護師による
パネルディスカッションを行います。
「NGO は格差社会を超えられるか」と題し、日本・途上国で生じ
る「いのちの格差」について、パネリストの医療支援活動の体験に基づく話、討論を行います。探検家
として知られている関野吉晴氏が、医師としての視点からお話しをするまたとない機会となっています。
(特活)シェア=国際保健協力市民の会は国内外におけるこれら「いのちの格差をなくす」活動が評価さ
れ、今年 1 月には東京弁護士会人権賞を、8 月には毎日国際交流賞を受賞しました。シェア設立 25 周年
を迎え、これまでの経験から得た学びを、日本社会へ向けたメッセージとして発信していきます。
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記
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総合タイトル:シェア 25 周年記念シンポジウム「すべてのいのちの輝きのために」
第一部
記念講演
「グレート・ジャーニーから:類としてのいのち、個としてのいのち」
演者
第二部
関野吉晴氏(武蔵野美術大学教授・医師・探検家)
パネルディスカッション
「NGO は格差社会を超えられるか?−多様性のある市民社会を求めてー」
パネリスト
関野吉晴氏
工藤芙美子(元シェアタイ現地代表、看護師)
沢田貴志(シェア副代表理事、港町診療所所長、タイ大使館医療アドバイザー)
司会
本田徹(シェア代表理事、浅草病院医師)
日
時 : 2008 年 11 月 3 日(祝・月)13:30∼16:00
会
場 : ECO としま
8 階多目的ホール(東京都豊島区東池袋 1-20-15)
参 加 費 : 会員、学生:500 円
一般:1000 円
関野吉晴さんのポストカード(5 枚組)をプレゼントいたします
ご希望の方には、シェアの調査・研究レポート集を差し上げます(先着順)
定
員 : 120 名(要申込・当日参加可)
※シンポジウム終了後同会場にて 25 周年記念パーティが行われます(別途申込)
演者・パネリスト・司会者 紹介
関野 吉晴 氏
シェア会員
医師、武蔵野美術大学教授
大学探検部時代から始まる幾度にも亘るの旅の中で、現地での医療の必要性を感じて、医師(外
科)となる。1993 年から、アフリカに誕生した人類がユーラシア大陸を通ってアメリカ大陸
にまで拡散していった約 5 万 3 千キロの行程を、自らの脚力と腕力だけをたよりに遡行する
旅「グレートジャーニー」を始める。
本田 徹
シェア代表理事
浅草病院 医師、第16回若月賞受賞
1977年青年海外協力隊でチュニジアに派遣の後、1979∼83年長野県佐久総合病院で
農村医学を学ぶ。現在東京都台東区浅草病院に勤務し、山谷の地域医療や在宅診療・ケアに取
り組む。昨年は3ヶ月にわたり、海外における保健や医療の実情を視察。
工藤 芙美子
元シェア タイ現地代表
地域保健専門家、看護師、第 26 回医療功労賞受賞
1978年青年海外協力隊でマラウイに派遣。英国で熱帯医学・看護を学び英国の病院に勤務。
1984年よりシェアに参加し、プロジェクトの立ち上げや調査、トレーニングを行う。
JICAの保健プロジェクトにも専門家として従事。
沢田 貴志
シェア副代表理事
港町診療所所長 医師、公衆衛生士、タイ大使館医療アドバイザー、タイ王国ディレクナポン
勲4等授与
フィリピンでスラムや被災地の医療を経験。帰国後、港町診療所とシェアで外国人の医療相談
に参画。国内外の HIV 陽性者支援や、在日外国人の医療支援活動に従事。
関連情報
医療の前ではすべての人は平等である
海外、そして日本で、医療を受けられない人々に寄り添った25年
「すべてのいのちの輝きのために−国際保健NGO・シェアの25年−」
発売日:2008 年 10 月 10 日(金)
定価:2500 円+税
体裁:A5 版/323 ページ
出版社:めこん
シェア(SHARE)とは・・・
健康で平和な世界を全ての人とわかちあう(シェア)ために、草の根の立場から行動を起こし
た医師・看護師・学生等が中心になり、1983 年に結成された国際保健NGOです。私たちは地
域の人々と協力して、自発的な助け合いによる健康づくりを目指しています。タイ、カンボジ
ア、東ティモール、南アフリカ、日本において、地域保健やエイズへの取り組みなどを通して、
いのちを守る活動を続けています。
これまでの活動に対して、大山健康財団大山激励賞(96 年)、保健文化賞(97 年)、医療功労賞(98
年)、People With AIDS 賞(00 年)
、大山健康財団大山激励賞(01 年)、若月賞(07 年)、東京弁
護士会人権賞(08 年)、毎日国際交流賞(08 年)が授与されています。
本件に関するお問合せは
担当:飯沢・森本
(認定)特定非営利活動法人
〒110-0015
シェア=国際保健協力市民の会
東京都台東区東上野 1-20-6
丸幸ビル 5F
TEL:03-5807-7581
FAX:03-3837-2151
E−mail:info@share.or.jp
URL:http://share.or.jp
エコ! 環境を考え、両面印刷でお届けしています。
FAX 03-3837-2151 TEL 03-5807-7581
E-mail info@share.or.jp
シェア=国際保健協力市民の会 宛
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