図書館報でいご第47号 2013(平成25)年4月1日発行

撃
Tゴ 1琶
)年
第47号
沖縄 国際大 学 図書 館
沖縄県宜野湾市宜野湾二丁目6番 1号
〒901‐ 2701
TEL(098)892‐ 1111(代 )内 線2102.2104
FAX 0981893‐ 3274・ 0019
q除 入如 吉 律 払
■ ミぃ
http:〃 library.okiu.ac.jp/index.isp
目
次
利用者の「声」と図書館運営
図書館長 原 田優也 … … …… ………………………… …… 1〜 2
勉強・大学・図書館
………………… 3
法学部教授 芝田秀幹 ……… …
今 も眠る 10余 年前の図書
…… 4
経済学部教授 村上了太 ……… ……………………… ………
図書館の書評等か ら学ぶこと
― …… … …… … …… ……… 5
産業情報学部教授 大城建夫
『23分 間の奇跡』と図書館
… ……
… … ……
6
総合文化学部教授 山口真也
「私の図書館利用法」
法学部地域行政学科 田尾憲司 (平 成 25年 3月 卒業)… ……… … 7
「図書館を利用 して」
経済学部地域環境政策学科 4年 次 宮畑未来 ……………… ………7
「図書館 に行 くとき」
産業情報学部企業 システム学科 4年 次 東演美織 ― … …………8
「図書館の利用法 と期待する点」
総合文化学部社会文化学科 仲宗根理沙 (平 成 25年 3月 卒業)… 8
図書館を利用 して
地域文化研究科 人間福祉専攻 2年 次 渡久地幸哉 …… …… ……9
本、音、図書館
……10
地域産業研究科 地域産業専攻 2年 次 平良太一 ………
図書館を利用 して
法学研究科 法律学専政 2年 次 興谷直欧人 ………………………… 11
一― ― … …… ………… 12
学科長が新入生に薦める 5冊 (種 類)の 本
……
……
……
…………
… ……………… 13
・
24年
平成
度書評 映画評賞
平成24年 度書評・映画評賞作品
「ALSの 現実 逝かな い身体 に幸せを」
…………14〜 15
総合文化学部 人間福祉学科 3年 次 中村綾 …
「沖縄の米軍基地 と軍用地料を読んで」
経済学部 地域環境政策学科 4年 次 比嘉太― ……… … 16〜 17
…
…………… ………… 18
新入生図書館利用オ リエ ンテーシ ョン
…
…
……
… … ………… 18
………
2年 次図書館ガイダンス
… ………… 18
ステ ップア ップガイダンス ……………… … ……
…… … … 19
高校生によるインター ンシップ ………………… …
…
… ………… ……… ……………… 19
フェア開催 …
「米軍 ヘ リ墜落事件展示〜普天間基地か ら沖縄を考える〜」開催 ……… 20
…… … ……… … 21
「米軍ヘ リ墜落事件関連資料室 について」 …
22
図書館防災訓練 …………………………… …… ……………… …
2011(平 成23)年 度 図書館統計 ……… …… ………… …………
23
…
… … ……24〜 25
2011(平 成23)年 度 図書館利用状況 … ……
… … ……………26
2012(平 成24)年 度 図書館活動 …………… … …
… …… …27
2012(平 成24)年 度 図書館員の研修・出張 …… …… …
2012(平 成24)年 度 図書委員会の動向 …………………… … …… … 28
人の動き (新 旧館長/職 員人事異動)… ……………………… …………………30
…
…
…………30
編集後記 ……………… …………………… ……
■ミ
2013(平 成 25)年 4月 1日
Q酷 入学口吉 律 払
第47号
原
図書館長
田
優
也
(産 業情報学部教授
)
図書館側 は、利川 Fiの「声」を活か して、図書館運営方
針 を再検 │す る こ とがで きます。利用者が記入す る
意見用紙 は、1)施 設 2)蔵 書 3)サ ー ビス (例 :レ
I利 用 (ILL)サ ー ビス、
フ ァ レンスサー ビス、相 ′
貸出
サー ビス、ⅨI,11)性 人依頼 な ど)4)ス タ ッフ対応
5)そ の他 、の 5項 IJで 構成 され ます。
「意見ボ
図 111郎 1長 はおよそ 2週 間 に一 回 の割合 で、
ックス │に 投蘭 された意見用紙 を確認 し、整理 します。
そ の 後 、利 川 Fiの 意
見 内容 を 小学 I lll委
!│し
ft会 へ 報 イ ま す 。
利サ
II Fiσ ),I「 │に 応 え
る た め 、必 映 で あオ
ば、1対 係 削 ‖と,止 絡・
調 催 し、ⅨI III角 1舟 ↓″
を 改 ││す る作 業 に 人
ります。
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十
十
十
いた図書館サ ー ビスの利便性
利川 汁σ)│サ 111に
'I(づ
を高めるた めに、ドIttυ )1則 連規程 改正 を行 い、実施 し
ま した。
1.「 図書館 開館時 間」
の変更 :以 前は、図書館 開館
時間 と本学第 │││、 子開く始 I寺 ││││は 午 n19日 寺と同 じ時刻
で した。大学 に1)│IIIく (卜 校 して もあ ま り勉強す る場
で した。そ こで、図書館 開館時間を 1
所があ りませれノ
り、利用 者が始 業時 間前 に、宿
ことによ
め
時 間早 る
題・レポー トυ)作 成、授 業 の予習復習、授業 に必 要 な
情報収 rk̲な ど勉 学・学術調査活動 を
資料 の調 査、
行 う ことがで きるよ うにな ります。学 生が始業前 に
図書鮒 に 来∬│し 、新 聞、雑誌 、図書 な どを読 む ことで、
授業 内容 をよ り深 く理解で きるよ うになるもの と期
´
待 さオ1ま す。
ll「
││サ
0開 館 開 始 日 :2012年 12月 3日 (月 )か ら
0開 館 時 間 :平 日 (月 〜 金 )8:00〜 23:00
※長 期 休 暇 期 間 は 9:00〜 21:00
ることにな ります。
十
十
十
この状況 に対 して、学 内外利用者 の「声」をもっ と
活 かす方法 はな いものか と考 え、
「 意見ボ ックス」を
ことに
しま した。1年 を待 た
図書館入 口に設置す る
ず に、学 内外利用者 は いつで も 自分 の意見・提案・要
望・苦情 な どを直接的 に図書館 へ 伝 え る ことがで き、
■ ミ Q酷 入学口き律払
したが って、卒 業 論 文 作 成 者 に対 し、最 大 15冊 まで
貸 し出す ことが可能 とな りま した。
利用者 の「声」と図書館運営
新入生 の皆 さん、沖縄国際大学 ご入学、おめで とう
ござい ます。多 くの新入生 をお迎 えす る ことができ、
とて もうれ しく思 い ます。充実 した学 生生活 を送 る
ために、まず、新 しい環境 に慣れ る ことが第 一歩 にな
るで しょう。それか ら、大学 で学 ぶ意欲やモチベー シ
ョンを高め、持続 させ る ことが大事です。新 しい環境
の 中 で、様 々な友 人、教員達 と出会 う ことで 、今 まで
知 らなか った考 え方 に出会 い、自分 を再発見 し、可能
性 に気 づ く ことがで きるで しょう。社会 へ 出発す る
前 の大事な 自己鍛錬 の時間 となるよ う願 つて い ます。
十
1
+
私 が本学 図書館長 に着任 してか ら、一 年が経 ちま
した。図書館運営 の 中で、私が一 番気 になるのは利用
者の
「 声」で す。私 は常 々、本学 図書館 は これ まで、直
に学 内利用者 の「声Jを 聞 く機会が少なかった のでは
な いか、そ のために、図書館 は利用 者 の「声Jへ の対応
に遅 くな って しま うので はな いか、と感 じて い ま し
た。そ こで、利用者 の「声」と図書館運用方針 について、
少 し考 えてみた い と思 い ます。本学 図書館利用者 は、
現在 の ところ、学 内利用者 (本 学学 生、大学院生、教員、
職員、非常勤教職員)、 学外利用者 、本学研究所特別研
究員 な どです。
まず、本学 では、授業 の履修 生 に対 し、学期末 に授
業 に関す るア ンケー トを実施 して い ます。そ の 中で、
大学全体 の教育環境等 に関す る意 見欄 があ り、自由
回答 とな って い ます。多 くの学 内利用者 (履 修 生)が
図書館 に対す る意見・提案な どを記入 しています。大
学側 が前期・後期 に実施 したア ンケー ト調査か ら図
「一 年分Jの ア
書館 に関す る意見・提案 な どをま とめ、
ンケー ト結果 として図書館 に送 られてきます。
それ によって、図書館 は学 内利用者 の「声」を聞き、
対応 を検討す る ことができます。しか しなが ら、この
よ うな プ ロセスで は、図書館長は一 年余 りもの 間、学
内利用者 の「声」へ 対応す る ことがで きず、利用者が
抱 く不 満・不便 さに気 づ かず に 図書館 を運営 して い
第47号
2.「 学部生貸出冊数」
の変更 :学 生上限貸 出冊数は
5冊 まで となって い た の を、2012年 12月 3日 (月 )か
ら貸 出冊数 の 引き上げを実施す る ことによ り、10冊
まで貸 出可能 とな りま した。また、3年 次か ら卒業論
文 を作成す る場合、5冊 追加 で借 りる ことがで きます。
これ まで、図書館が利用者 の「声」をあま り把握で
きず、対応 が遅れて しまったため に、不便や不満 を抱
くことが あったか もしれ ませ ん。図書館側 が利用者
の「声」を迅速 に知 る ことがで きれ ば、よ り良 い 図書
館サ ー ビス を提供す る ことが可 能 になると思 い ます。
図書館 に対する不満 (例 :専 門図書が少な い)や 要望
(例 :○ ○サ ー ビスがあった ら良 い)な どがあ りま した
ら、
是非、
意見ボ ックス に投函 して くだ さい。
利用者 の
。
皆様か らいただいた ご意見 要望 を、図書館サ ービス・
運営改善 に活か していきたいと考 えて い ます。
十
1
1
最後 に、H25年 度 の 図書館新規事業 を紹介 しま
す。この新規事業は、本学教授会 で の意見聴取・利用
者 の「声Jな どに基 づ き計画 され た もので、これ か ら
実施 され る予定 です。
1.図 書館 システム及 び学術成 果 リポ ジ トリシス
テムの リプ レイス :平 成 25年 度 に既存 図書館 システ
ム (NALIS)お よび 学術 成果 リポ ジ トリシス テム の
リース 契約ナ
胡間 を再延長 して 運用す る とともに、図
書館 システム・リプレイス とあわせ て システム 更新
を行 う。
2.4階「 学習室 3」 へPCセ ッ トの導入及 び3階 A
Vコ ーナ ーの充実 :ラ ーニ ング・コモ ンズの一環 で 開
放 して いる4階 の学予
ギ室 3の 対面型机 に座席数 のパ
ソ コ ンセ ッ トを設置 し、学習環境 の充実 を図る。また、
3階 AVコ ー ナ ー は液 品 モ ニ ター ヘ の変更及 び AV
資料再 生機器 を整備 し、利用者 のサ ー ビス 向 上 を図
る。
2013(平 成 25)年 4月 1日
者満足・接客方法な どの研修 プ ログラム・講習会 な ど
を受講できる体 制 を整 える。
7.マ イク ロフ ィル ムの電子化 :デ ジタル化 に向け
て既存 マイ ク ロフ ィルムデ ー タの整理業務 を行 う。
8.本 学学生のイ ンタ ー ンシ ップ常1度 の設置 :本 学
学 生 向け の 図書館業務イ ンター ンシ ップ制度 を構 築
す る。そ のために関係部署 と調整 し、実現化 を目指す。
9.学 習支援活動 と設備の整理 :本 学学 生 。
大学院
生 の学習能 力向 上 に資す るため、レポー トの書 き方
講 座、ライテ ィング講座、チ ュー タ リング・プ ロ グラ
ムな どを設 ける。
10.図 書館 ボランテ ィア活動 :学 生ボ ランテ ィアを
募集 し、図書館総合案 内、身体 障害者 に対す る図書館
利用支援な どのサー ビス を行 う。
11.図 書館利用者 アンケ ー ト調査事業 :図 書館サ ー
ビス・運営改善 に活かす ことを 目的 とし、図書館 の利
用状況、利用者満足、図書館サ ー ビス に 関す る意 見・
要望 な どを定期的 に調 査す る。
12.電 子書籍 :こ れ までの とこ/D電 子化資料 として
は、電子 ジ ャー ナルやオ ンライ ン・デ ー タベー ス購入
が主であった。今後 は、図書館 の電子情報化 に向けて、
電子書籍 (ブ ック)導 入 を推進す る。
13.図 書館サ ー ビス・貴重資料 に関する広報活 動の
強化 :図 書館利用促進 の ため、図書館サ ー ビス に関す
るポスター、蔵書案 内資料な どを作成 し、利用者 へ 図
書館サ ー ビス に関す る情報 を発信す る。
3.券 売機の設置 IILLサ ー ビス利用者 の利便性 を
高 めるため、図書館は券売機 を新 た に購入 し、図書館
内 に券売機 を設置す る。これ によ り、ILLサ ー ビス利
用者 は本館会計 課 まで行 かず に、図書館 内 の券売機
で 利用料 を支払 い、依頼 して い る資料 を受 け取 る こ
とが可 能 となる。
4.防 犯カメラの設置 :利 用者が安心 して 図書館 を
利用 できるよ うにす るため、図書館 内 の 防犯 防止対
策 を強化す る。防犯カメラを増設 し、盗難防止 を図る。
14.学 生選書 コー ナ ーの設置 :本 学学部生 (各 学科 2
名)。 大学院生 (各 研究科 1名 )が 集 ま り、学生 による学
生 の ため の 図書選書活動 を行 い、選書 された 図書 を
「学生選書 図書 コー ナ ー」に展示す る。
十
十
1
「意見 ボ
図書館 に関す る要望・意見 が あ りま した ら、
ックス」を ご利用 くだ さい。直 に利用者 の「声」を聞 く
ことが、本学 図書館 の活性化 と発展 に緊が る と信 じ
ています ので、ご協力よろ しくお願 いいた します。
5.教 職員 および学外利用者の 図書館利用カ ー ド
の発行 :図 書館利用 カー ドを、耐久性が強 いカ ー ドヘ
改 める。
員 :教 授 原田優也 (博 主)
専門分野 :消 費者行動・ マ ーケテイング
教
所
6.図 書館職員の教育強化 :図 書館サ ー ビス・利用
属 :産 業情報学部企業ンステム学科
メ ール・ ア ドレス :mongkhol@okiu.ac.jp
2013(平 成 25)年 4月 1日
■ ミ 呵酷 入学口吉 律 払
第47号
■ ミ 呵除 入学口吉館 払
第47号
勉強・ 大学・ 図書館
今 も眠 る 10余 年前 の 図書
法 学 部教 授
なぜ 勉 強 す る の だ /Dう 、とい う質 問 を受 けた こと
が あ ります 。一 体 これ が 何 の 役 に立 つ の か、自分 に
は あ ま り関 係 の な い こ とに 時 間 を費 や して い る の
で は な い だ ろ うか。これ は至 極 当然 の 疑 問 で あ りな
が ら、明 快 な 答 え を見 つ け 出す の は 難 し い ので す 。
2013(平 成 25)年 4月 1日
芝
田 秀
幹
経済学部教授
必 要 です。こうな る と、自分 の 意見 を持 つ と い う こ
とは、単 に思 った こと を言 う とか、とにか く結論 を
私が沖縄 国際大学 に赴任 したのは 1999年 4月
の ことで 、もう 14年 が経過 した。それ まで の 5年 間、
出す とか い う ことだけが重要 ではな さそ うです。歴
史 を振 り返 れ ば らか な よ うに、人 一 人 の誤 りが、
つまり
I)〕
そ の 人個 人に とどま らず、周 囲 まで巻 き込 む という
ことが多 いか らこそ、真実 を見 つめ る力 とい うもの
が是非 とも ・人 ・人に必要な ので す。
1994年 か ら 1999年 まで の ことで あるが、
大 阪 で 院生 生活 を送 って きた。そ う した思 い 出 の
他 に、 時代 の変化 につ いて も下 記 にま とめたい。
村
上
了
太
ドとな る。 改革 に対 す る賛 否両論、 さ らには 条 件
付 きの賛否 両論 な ど、 様 々 に 関 わ るステ ー クホル
ダ ー の 思 惑 を調 べ る と、 1940年 代 の 出来事 と構
造 に共通点が随所 にみ られ る ことがわかった。
こ う した 二 つ の事 象 を経 営形態転換論 争 と位置
研究 内容 を平た くい えば、 1985年 か ら 1987年
づ け る ことがで きた の も、 当時 の 図書館 で の 資料
にか け てわが 国 で 行 われ た三公社 民営化 につ いて 、
収集 が あったか らに他 な らな い。常 に市 場 開放 を
攻 は、経 営学 にお け る公企 業論 )が
果 た して きた役害1と 経営 形態 の 転換 が社会 に どの
狙 う動 き と、 反対 す る動 き、 また時代 の 流れ の 中
な 人 のよ うにいつ も後 の方 で お とな しくして い る
ので す 。悲 い 人が さ らって しま う こ ともあ ります。
よ うな 影 響 を及 ば し、 また 内部 的 には 何 が変 わ っ
て い く過 程、そ して 多 少 の 環境変化 によ って で も
しか も、少 しも
は見えなか った りします。
一 体 、どうや った ら真実 を見逃 さな い眼 が身 につ
くので しょう。 ・つ には 幅広 い見 聞 です。それ も長
い 人類 史 の 中 で れ
│li値 あ りと認 め られ た もの に触 れ
て 何 が 変 わ らな か っ た の か とい っ た検 討 を行 い、
そ の 本質 は 変 わ らな い (す なわ ち、 名 を とるか 実
を取 るか)と い う意 味 で の 歴史 は繰 り返 す、そ ん
る ことです。またれliケ とを交 えず物事 を様 々な角度 か
に握 って きた 日本 中売公社 で あ った。 日本電 信電
話 公社 と 日本 国布鉄道 に比 べ て、そ の着 目度合 い
が低 い割 には、 資料収集 を進 め る うち に歴 史 の 長
転 換 して きた。 国や 地域 によ って は屋 内喫煙 の 禁
しか し、自分 で 考 える とい う ことは、そ れ ほ ど簡
ら見 る心がけ ()│││:要 です。そ して 冷静 で ある ことで
゛
す。す く好 き州ヽい を│!「 ち │││し た り、怒 つた り、付和雷
単な ことで はあ りません。
私達は社会 で生 きて い く中で、自分やそ の周 りの
同 した りす る 0)は 危険 です。人間 の感情 は 自由で あ
り、尊 い もσ)で すが、フ ェアー な判 断 にはな じみ ま
い制度 で ある ことを知 るに至 った。
か けて 考え てか ら怒 りだ して
も遅 くはな いのです。うぬ ばれ も情 けな い ものです。
1980年 代 の大改革 か ら紐 解 き、結
ことにつ いて判 断 し、結論 を出す こと を要求 され て
せ ん。じっ くり
煙 も制 限が加 え られ るよ うにな った。 また包 装箱
の警 告表示 や広 告 ・ 宣伝 につ いて も規 制緩 和 の 時
果 的 には 明治 時代 まで さか の ば る ことに な った の
代 とは逆 行 した 動 き を見 る ことがで きる。 この よ
で あ る。 明治 当初 は 日露戦争 の 戦 費調達 の ため 一
うな動 きは、 関係 当局が複 数 にまたが って い る こ
部 の 制度 が 国営 で 営 まれ (民 間企 業 の 設備 を買収
した)、 第 二 次世界大 戦直後 には 当時 の首相が トッ
とに も要 因が あ る。 こ う した 斜 陽化 を食 い 止 め る
べ く、各社 ともに新 興 国 へ の進 出 で 問題解 決 を進
プダ ウンで 国営企 業 を民間 に転換 させ よ うと した
が、抵 抗 勢 力 との 間 で 「公 社」 と い う形 態 に軟 着
めるに至 ったのである。
陸す る ことに な った。 組織 の 改革 にはステー クホ
ル ダ ー (利 害 関係者 )の 思 惑 が 随所 に反 映 され た
ので あ る。そ の 結果、 国営企 業 が解体 され て三 公
― タバ コ専 売事 業 の 場合
―』 ミネル ヴ ァ書 房、 2001年 で あ る。 現 在 と比
べ れ ば 資料 収集 に時 間 を要 した ことに相違 はな い。
社 五 現業 の一 部 とな り、 86年 間 の経営 を続 けてき
た ので あ った。 1985年 に 日本 た ば こ産 業株 式会
しか し、 時 間 をか け て 資料 収集 を行 い、様 々 な知
見 を得 た ことへ の喜 びは、今 で も忘れ る ことはな い。
世 の 中がそ うな って い るか らとか、学 歴 社 会 だか ら
とい う の は全 く解 答 にな って い ませ ん し、何 よ り逃
げ腰 のよ うに思 えます。や は り正面か ら取 り組 んで、
納得 の い く自分 な りの結論 を見 つ け出す べ きです。
少 な くとも、この努 力 を惜 しんだ り、は じめか ら無
理 な ことだ と決 めつ けた りす るのは、聞 う前か ら敗
北 して い るよ うな ものです。しか も、そ のよ うに と
て も骨 の 折れ る 問題 だか ら、大 人 に尋ね、そ の解 答
を鵜 呑 み にす るの も独 立 を志す 人間 のす る ことで
はあ りませ ん。なぜ な ら、自分 で 考 えて、見 つ け出す
とい うのが 一 番意義 の深 い ことだか らです。
い ます。どんな 仕事 をす るか、どの よ うな職業 に就
で も、其突 はなかなか見 え ませ ん。引 つ込 み思案
,世
(く
││↓
││││を
には調 し、個 人 の狭 い見 聞 を
)よ
うに 話 るのはみ っ ともな い思
さ も宇前 の メ
(μ l!υ
ことさ
くか とか、私 は こう思 う、これ には反対 で ある とか、
内容や 状況、問題 の軽重 に関わ らず決定 を迫 られ ま
経験や専
す。場合 によっては 曖昧 な態度が よ り悪 い結果 を招
く ことさえ あ ります。しか も、自分 が 出 した 結論 に
い上 が りです。糀成
は責任が伴 い ます し、結果 は どんな もので も受 け容
れ な くて はな りませ ん。こうな る と、自分 で 考 えず
う ことを ri定 するか らです。
そ う した liで 冷 静 な意 見 の交 換 を他 人 とす べ き
に他 人 の意見 に寄 りかか って生 きた ほ うが気楽 の
よ うに思 え ます。ですが、これ では人 として の成長
な ど望 む べ くもあ りませ ん。
に勝敗 は あ りませ ん。時 間がかか つて も、
疲れ て も 真突 に一 歩 一 歩近 づ く方法な のです。この
また、我 々の周 囲 には嘘や誤 った 情報 が少な くあ
りませ ん。とん で もな い 大 袈 裟 や ゴマ カ シ、 スル
これ は何 も大 学 での勉強 だけ に限 りませ んが、しか
ー "な どが 目立 ち ます。自分 の利 益 の ため に嘘 をつ
の ことと同様学問 にも真剣な努 力が必要 です。
そ の 際、質・量 の両面 で 社会 の 場 当た り的 な情報
く人 もい ます し、悪意 はな くて も誤 りを含 む可能性
「ウソ も百遍 つ くと本 当にな るJ
が多 々 ある のです。
と言 わ れ ます。大 きな声 で 繰 り返 し 聞か され れ ば、
真実 のよ うに思 える のか も しれ ませ ん。今後 は もっ
と巧妙 な方法 が出て くるで しょう。いよいよ注意が
│‖
│を
1ら
1:義 や神秘主義 も注意深 く退 け
る ことです。なぜな ら、この二 つ は、人が考 える とい
です。1境
li命
こと を体イ
tlす るために、
我 々 は学ぶ必要が あ ります。
し大 学 の 学 問はそ の重要 な一 部 で す。で す か ら、他
を進 か に しの ぐ、人類 の知 的遺産 の宝 庫、図書館 を
中縄地 区 で 屈指
利用 しな い手 は あ りませ ん。九州・辛
の充実度 を誇 る本学 の 図書館 は、まさ しくこのため
にあるのです。
公 的企 業
(専
戦後期 にお ける公企業 の 象徴 で あ った三 公社 とそ
の 民営化 の 今 │1的 意 義 を考 え る ことに あ った。 な
かで も私 が着 に│し た の は国産 たば この 製造 を一手
そ もそ もは
社
(」
T)へ と改組 され た もの の、 内容 と実質 の 間
にギ ャ ップが あ る ことに気 づ い た。形態 は株 式会
社 に改組 され た ものの、 制度 と して の 中身 には 大
きな変 革 が伴 わ な い とい う視 点 で、 改 めて 他 の研
究 との 関連性 を探 る に至 った。 こう した と ころで
「不完全 な民 営化」 とい う結論 に至 った。 組織 が改
編 され る には 当然 の ことな が ら既 得権 がキ ー ワー
で 組織 本体 が 妥協 の 産 物 のよ うな 中で生 み 出 され
な姿 を見 るに至 った。
経営組織 や経 営形態 の 転換 を探 りたば こ業 界 の
動 向 を考 え る一 方、世 の 中は着 実 に禁 煙 社会 へ と
止 をは じめ、 指 定 場所 以外 で の 屋外 喫煙や歩行 喫
ちなみ に上 記 の流 れ を少 し専 門的 に記 した一 冊
が拙著 『 日本公 企 業史
■ミ
2013(平 成 25)年 4月 1日
q酷 入学口吉 律 払
第47号
■ミ
第 47号
Q酷 入学口吉 僚 払
2013(平 成 25)年 4月 1日
『 23分 間 の 奇跡』 と図書館
図書館 の書評等 か ら学ぶ こと
図書館司書 をめざす あなたに読んでほ しい 1冊
産業情報学部教授
大
城
建
夫
総合文化学部教授
山
口
真
也
(図 書館司書資格課程担当 )
大学 図書館 の利用が広が つて いる。特 に、情報化 、
ITの 進展は ,従 来 の 図書館 の利用が多面的 にな っ
活字 離 れ と言 えな いのでは な い か とい う指摘 もあ
ろ う。応 募者 が少 な い理 由 と して、 い ろ い ろな本
て きた ことを私 自身感ず る場面が多 い。
を読 んで い るが 投 稿、応 募 を して いな い とい う学
生 も い るだ ろ う。講 義 等 の テキ ス ト、 参考 書 な ど
例 えば、オ ンライ ン資料 の 増加、学術 資料 の デ
ジタル 化、DVD、 CDな どの利用 な どである。また、
利用面 にお いて は、 図書館 の ホ ー ム ペー ジヘ 簡 単
にア クセ ス、 デ ジタル 化 され た資料 の ダウ ンロー
ドな どである。
このよ うな大学 図書 館 の デ ジタル 化 は、 当然学
生 の活 用や 教員 の研 究支 援 に も役立 って い る。 し
か しな が ら、学 生 には教育 的視 点 か ら目的 を持 っ
て 図書館 内 の体験 をさせ る必 要 が ある と思われ る。
た とえば、ゼ ミで レポー トや卒 業論文 を提 出 さ
せ る 場合 、 当然 図書 館 の 利用 につ いて も指 導 して
いる。 テ ーマの設定 にあた って文献収集 の場所 (1
階 の書 架 、 3階 の 雑誌 コー ナ ー、 地下雑誌 のバ ッ
クナ ンバー の 書架や 全 国大 学 の 紀要書架 、 特殊 文
庫 コー ナ ー、1階 の新聞紙 コー ナ ーな ど)を 案 内 し、
実 際 に館 内 の個 々の場所 に行 って み る こと を勧 め
て い る。 つ ま り、 さき に図 書館 の館 内 を 自分 自身
は読 むが講 義等 と関係 のな い ものは 読 んで な い な
ど様 々 な の だ ろ う。 いず れ に して ももっ と多 くの
学生が応募 してほ しい もので ある。
なぜ、書評等 に応募 した ほ うが よ いので あ ろ う
か考 えてみる。
大 学 Ji活 にお いて 必 要 な総 合 能 力 (読 み、聴 く、
発表 又 は プ レゼ ンテー シ ョン、書 く ことな ど)を
高 め る場 合 に、 書 くことを苦 手 と して いる学 生 は
か な りいるだ ろ う。そ の 点、書 評 等 の 応募 は、そ
の 総 合能 力 を ドiめ るの に適切 な手 段 で ある と思 わ
れ る。 1判
III郎
1内
で は 自分 の感 性 が磨 かれ る小説 の
文庫 な ど社 会不‖卜や 人文科 学 に 関連 した 筋書 き を
ま とめ るの に役 立つ 新 科 な どいず れ も読 みや す く、
夢 中 にな りや す い もの を新 刊 も含 めす べ てそ ろえ
「には、DVD、 ビデオ もそ ろ
υ)資 本
て いる。 映
P`
│IIlititt
で 体 験 す る ことによ リデ ジタルサ ー ビスで 得 られ
って い る。 こオ1ら の 本 な どを利 用 す る ことは、 自
比か に し、 世界観や 人生 の価
分 自身 を心 身 ともに 〈
な い想像 力、 冒険心 を身 に着 け て も らうので あ る。
デ ジタル 空 間 と異 な る館 内 で の 知 的空 間 を楽 しん
値 観 形成 の )1(礎 とな り卒業後 の 就 職 や社会 生活 に
も役 ヾ
たつてい く ことは明確 な ので ある。
で も らうので あ る。 デ ジタル利 用 が広 が った割 に
は必ず しも図書館 を うま く利用 して いるのか とい
う問題 も あ る ので は な い か と考 え る もの で あ る。
この よ うな事 例 と して、書評 ・ 映画評 賞 の 応 募
につ いて 取 り上 げてみ る。
24年 にお け る本学 の書評 ・映画評 賞 の応
募 は、 9名 (昨 年 17名 )で あつた。本学 の学生総
平成
数約 5,800名 の割合か らみ る と応募者はかな り少
な い といわ ざるをえな い。よ く活字離れ (読 書離 れ)
の 話 が 出 るが 本学 の 学 生 に も当て は まる ので な い
の か気 にな る と ころで あ る。 もち /Dん 、表彰 され
た学 生 の みな さんの 書 い た 内容 は、感性 や想像 力
の 豊 か さや 問題 意 識 の 高 さな ど評 価 で き る 点 が
多 々 あ り、応募 者 だ け を見 て一 概 に多 くの学 生 が
さ あ、学 /1iσ )皆 さん、書評等 の源 とな る本 な ど (原
石 )を 探 しに図書館 を うま く利用 しま しょう。
年老 いた先生は怖 くて震えて いた。子 どもたち も
同 じだ。 この国は戦争 に負 けて、海 の 向 こうの見知
らぬ国か ら、新 しい先生がや って くる ことにな って
い る。そ の 人物 は9時 きっか りに教室 にや って きた。
魔女か、 お化 けか、宇宙 人か、 と思 っていた ら、オ
リー ブがか った緑色 のスー ツを着 た若 い女性 で ある。
もとの先生は泣 きなが ら教室 を出て行 った。子 ども
たちは不信感 で いっぱ いだ。 で も、先生は子 どもた
ちの 名前 を3日 かけて暗記 した らしく、笑 顔 で 次 々
に声 をかけて い く。 前の先生は名前 を間違 えてばか
りいたのに。
1人 の子 どもが、 行 日の 日課 になって いる 「国旗
へ の忠誠 の智 い」 を しよ うと言 い 出 した。 飾 ってあ
る国旗 に向か つて 「この旗 の もとなるわが共和 国に
対 し…」 と I赳 するやつだ。先生は子 どもたちに聞
いた。 「ちゅうせ いって どうい う意味 ?」 誰 も答 え
られな い。 「教えて もらえなかったの ?意 味 もわか
らないのに蚊 しい li束 を使 うのはよ くな いわ」
liは 「自分 の国 を好 きになるのに、 国
それか ら先と
旗が なければダヌか しら ?Jと 問 いかけ、子 どもた
ちが考 えているIHlに 、 「きれ いな 国旗ね。 国旗が大
事 な らみ んなで少 しず つ 、持 って い た らどうか し
ら」 と提案 した。rど もの 1人 が言 った。 「は さみ
があれば、切 ってあげるよJ子 どもたちは、 国旗 を
めいめい切 り取 ってポケ ッ トに しまった。 国旗が つ
いていた年 はもうお払 い箱だ。誰かが 「窓か ら捨て
よ う」 と言 った。みんなで力を合わせて投 げ捨 てた
時、教室 には歓声が 上が り、子 どもたちは先生 の こ
とが好 きになっていた。
1人 だけ、 ジ ョニーは先生の ことをまだ警戒 して
いた。戦争 に負 けて、 父親が どこか に連 れ去 られた
か らだ。先生は、 ジ ョニーの父親は間違 った考 えを
もって いたか ら、大人のための学校 に行 って いる と
教 えた。 「大人 も間違 える ことがある、 あなた もそ
う思 った ことはな い ?」 と言 われ ると、 ジ ョニーは
反論が できなかった。
先生は、神様 に 「キ ャ ンデ ィー が欲 しい」 とお祈
りしてみよ うと言 い 出 した。 言われた通 りにや って
み るが、 キ ャンデ ィー は出て こない。先生は 「お祈
りす る相手が間違えていた のね、 じゃあ、私たち の
指導者 に祈 ってみ ましょうJと 提案す る。 先生は子
どもが 目を閉 じて祈 っている間 に、机 の上 にキ ャ ン
│1許
デ ィー を置 いて い く。 皆 は大喜 びだが、 ジ ョニー だ
けはそ の ことに気 づ き、先生 を問 い詰め る。 しか し、
先生はジ ョニー の頭 の 良さを賞賛 し、キ ャ ンデ ィー
を くれ るのは神様 ではない、 「誰か ほかの人」 で あ
り、神 に祈 って も無意 味だ と言 う。
この頃 になる と、 ジ ョニー も先生 の言 つている こ
とは正 しい ことば か りだ と思 うよ うになる。先生が
腕時計 をち らと見 た。時刻は9時 28分 だ つた。
これ は、 ジ ェームズ ・ ク ラベ ルが 書 い た 『23分
間 の奇跡』 (1981年 )と い う短 編小説 の あ らす じです。
よそ の 国か らや って きた若 い先生はわずか 23分 間
とい う時 間 で、 言葉巧み に子 どもたちか ら国家や親
へ の忠誠、宗教 を奪 って い きます。新 しい先生が醸
し出す全体主義的な雰 囲気は読み手 に不気味な印象
を与えますが、子 どもたち に与 える思想は新 しい時
代 のもののよ うにも見 えますので、 どち らの考 えが
正 しいか、 とい う視点 で この作品 を読 むのは 間違 い
で しょう。 作者が最 も言 いたかつた のは、 「子 ども
たちを コン トロールす る ことが いか にたやす いか」
とい う ことだ と思 い ます。
『23分 間 の奇 跡』 を読 み返す たび に、 私 は 「図
書館 の役割」 を考 えさせ られ ます。 情報 の与 え方 に
よって、人の心 は簡単 に コ ン トロールで きます。だ
か らこそ、 図書館は幅広 い立場 の資料 を集め、 人 々
が 自ら主体的 に 自分 の考 えを形成 してい くため の環
境 を整えなければな りません。 アメ リカでは、 図書
館 は 「思想 のひ ろばJと も言われて い ます。それは、
公共図書館 は もちろん、 学校 図書館 も、大 学 図書館
も同 じです。 しか し、 日本 の 図書館は どうで しょう
か。 「こんな本 は読 んではいけない」 「この本 を読
みなさいJと い うよ うな ことを簡単 に利用者 に言 つ
て しまっていな いで しょうか。
この本が示す よ うに、 国家 にとって都合 の良 い人
間 を育 て る ことは簡単 な ことな の か も しれ ませ ん。
この問題は 「国家 と個人」 「戦争 と平和」 というテ
ーマにもつ なが ります。 沖縄国際大学 には、 図書館
司書 になる ことを夢見て入学 して くる学生が毎年た
くさん い ます。沖縄で司書 を目指す学生 の皆様 にぜ
ひ読 んで欲 しい 1冊 として この本 を紹介 します。
2013(平 成 25)年 4月 1日
■ ミ 呵除 群
口吉 律 択
第47号
第 47号
■ミ
Q酷 群
口吉 僚 払
図書館 に行 くとき
私 の 図書館利用法
産業情報学部 企業 システム学科 4年 次
法学部 地域行政学科
2013(平 成 25)年 4月 1日
疎:
耀:
蒙:
織
田
憲
尾
司
(平 成 25年 3月 卒業 )
私 は入 学 当初か ら図書館 を利用 して い ます。本 は全 く興 味 なかった ので すが、 図書館 で福沢諭吉
が著 作 した 『学 問 のすす め』 を読 み、私 もよ り深 く学 問 をや ってみた い と思 い ま した。それ 以降 、
フランス語 と政治学 につ いて 関心があ ったので、毎 日文献 を読 みふ けって い ま した。そ のお か げか、
フランス語準 2級 に受か りま した し、政 治学か ら派 生 して歴 史や文化 の本 な どまで広 げて い きま し
た。最初 の 頃は よ くAVコ ー ナ ー にいき戦後 の 映像や各国 の映画な どを見 て い ま した。それ をきっ
か け にゼ ミの発表 を考 え つ い た り、 また、そ の資料 か ら関連 の文献 を探 して い ま した。 また、 よ く
新聞雑誌 を読 んで、 当時 の流行 の把握 をして い ま した。一 番 印象 に残 った 出来事 は、お雇 い外 国人
ヘ シ リー ・ ダイヤ ー が書 い た 『大 日本』 とい う本 を注文 し、 届 いた時 です。 この本 は高価 で私 には
手が 出な い本 で したが、 図書館 の制度 で 買 つて も らった時 には感慨深か つたです。 この本 は 明治維
新期 の 日本人を統計的か つ客観的 に述 べ られた本 で、 大変面 白い本 で した。
私 が 図書館 に行 くときは、 課題 レポー トの資料探 し、検定 の勉強や家 では勉強 に集 中で きな い と
い うときにお世話 になって い ます。
もう 4年 次 となるので、 これか らは 卒業論文 で 図書館 にはお 世話 にな る と思 い ます。そ の資料探
しは大 変 だ と感 じて いて、探 した い資料が見 つ け られな い と悩 んで い ます。そ んな私 のよ うな悩 み
が ある人 には、 図書館員 の方 にお 手伝 い を して い ただ いた り、 またデー タ ベー スの検索 の仕方 な ど
を教 えて くれ る講座が 開設 されて い ます。それ らを活用 して卒業論文 を乗 り切 り、 晴 れて 卒業 を迎
えた い と思 って い ます。
学 生生活 では 図書館 を訪れ る機会 は多 いで す。充実 した設備 と豊 富 な本 と資料が あ り、有意義 な
時間 を支 えて くれて いる場所だ と思 い ます。
図書館 の利用法 と期待す る点
総合文化学部 社会文化学科
「図書館 を利用 して」
経済学部 地域環境政策学科 4年 次
宮
畑
未
来
沖縄 国際大学 の図書館利用 について、利用者 の立場か ら見て いきます。
学生 として、 沖縄国際大学 の 図書館は平 日も夜 23時 まで開館 している ことか ら、時間 の都合が つ
きやす く、 さ らに個別 自習 室や 自主学習が で きる席が多 く完備 されて い るため とて も利用 しやす い
です。 沖 国大 の 図書館 を利用す る うえで の利点 として、県 内だけでな く県外 の新 聞 を見 る ことが 出
来 る事、そ して 多 くの書物や雑誌が揃 っている ことで す。特 に沖縄関係 の資料 は とて も豊富 に揃 っ
て いて、課題 だけで な く個 人的 に調 べ た い ことや勉強 した い こと、研 究 したい ことな どの題 材 とな
る資料 をいつで も利用す る ことが で きます。 また、検定試験 を受 ける方 は、各検定 の参考書や 問題
集 もそ ろって いるので資格取得 に向けた学習 に励 む こともで きます。貸 出 し中 の資料や本 は予 約 を
入れ る こともで き、 図書館 内 に備 え られて いな い本や資料 は県 内 の 図書館 にな いか どうか調 べ る こ
ともできます。
私 自身、これ らの利点 を活か し、テス ト前 の勉強、課題や資格取得 に向けた勉強は もちろん、そ の他、
講義 の空 いた時間 には DVDや ビデオ鑑賞 の設備利用 もして い ます。
本や新 聞 な ど、 活字 を読 む人が少な くなって きて いる今、学生 のみな さん には沖 国大 の 図書館 を
もっ と利用 して も らい、 自身 の知識 を身 につ け るだ け で な く将来 に 向けた資格 取得 の ため の勉 強、
自主学習や勉強以外 で も DVD鑑 賞 の設備 も最大限 に活 か してほ しいと思 い ます。
理
沙
仲 宗 根
(平 成 25年 3月 卒業 )
皆 さん 図書館 を利用 して い ますか ?大 学生 に とって 図書館 は ライ フス タイル の一 部 とな り得 る
施設 で あ る と言 え ます。 何故 な ら、大 学 で は高校 まで とは 異 な り、 よ り専 門的 な知 識 が求 め られ、
それ に沿 った レポー トな どの課題が 出 され るか らです。講義 だけ の情報 で課題 を こなす ことも可能
ではあ りますが、時 に 図書館 で資料 を利用す る ことも重要 にな ります。そ のよ うな場合、沖縄 国際
大学 の 図書館 では文献 収集 もさる ことなが ら、県 内 に所蔵 されて いな い資料 の複写や相 互 貸借な ど
も行 ってお り、 手 に入 りに くい資料 も集 め る ことが可能です。 また、 レファレンスサ ー ビス にお い
て も、 自分 自身 では探 せな い資料 を司書が検索 して くれ ます。他 のサ ー ビス にお いて は、 図書 の所
在が分か らな くなった場合 に、返 却 カ ー トに戻 してお けば、元 の場所 に返却 して くれ る ことに感動
しました。 これ らのサー ビス を利用 して私 は大 学 生活 の4年 間 の課題 を こな してきましたため、 大学
生生活 において 図書館は欠かせない施設 である と身をもって感 じて い ます。
さ らに、 沖縄国際大学 図書館 の 3階 はパ ソ コ ンやテ レビが並 んでお り、課題 だけでな く、講義 の
合 間 の時間 を有効 に利用す る施設 として も活用 で きます。私 自身 もち ょっ とした空 き時間 を利用 し、
映画や講義関連 の DVDな どを鑑 賞 していました。パ ソ コ ンに関 しては、 自身で持ち込む ことも出来
ますが、入学時 の段階や パ ソ コ ンを持 って い な い 人な どには、 図書館 内 にパ ソ コ ンが完備 されて い
る ことは とで も助か ります。 最大 2時 間 とい う利用時間 の制限 はあ りますが、イ ンターネ ッ トや印
刷 の設備 も整ってお り、講義 の合間 の空き時間を有効利用 出来 ます。
以 上 のよ うに、 図書館 を利用 して きた中で気 にな った点 もい くつ か あ ります。そ の 中で も考古学
を専攻す る私 自身 としては、専 門書 をさ らに豊 富 に取 り揃 えて欲 しい と感 じま した。県 内だけでな く、
県外資料 の充実化 を図る と、 よ り幅広 い知識 を得 る ことが出来 るのではな いか と思 います。考古学
ゼ ミ生は、 郷土資料室 の利用が多 く、 また、図書全体 が 2階 に集 中 しているため、 2階 でのパ ソ コ
ン利用が可 能 になる と、 さ らに便利 になるのではないで しょうか。
本学 の 図書館設備 は他 の 図書館 に比 べ 非常 に優 れ ている と思 い ます。在 学 中だけでな く、卒業後
も利用 した くなるよ うに、 さ らな る図書館設備 の充実 を期待 します。みな さん も、様 々 な施設 を有
効利用 し、 有意義な学生生活 を送 りましょう。
■ ミ 司除 入学口吉律 払
2013(平 成 25)年 4月 1日
第47号
■ミ
第47号
「本 、 音
図書館 を利用 して
地域文化研究科 人間福祉専攻 2年 次
Q酷 入学口吉 律 択
渡久 地
幸
図書館」
地域産業研究科 地域産業専攻 2年 次
哉
2013(平 成 25)年 4月 1日
平
良
太
―
私 はあまり本が好きではなかった。 身体を動かす
専 門分野 の本や資料 はそれ ほどなかった。 しかし、
気付 くと、午後 10時 半。 ここにいる と時 の
が 白熱 して い る光 景 と静か にたたず む本、集 中
ことが好 きだつた私 は、 図書館 より体育館が好きだ
った。たまに図書館 に行 くと 「静か にしてもらえま
沖縄国際大学の図書館 には 「これ、読んでみたい。」、
「この本 おもしろそう。」 と思わせる本が豊富 で、 い
流れが違 うよ うに思 われ ます。 引用文献 を探 し
して勉強 して い る学生 とい う不思議 な光 景が広
に地 下 一 階 へ と降 り、見慣 れ た 675番 の本棚 の
が っています。三 階 に到着す る と、そ の 静 け さ
せんか。」 と言 われるなど、 とにかく図書館は私 の
つの間 にか手に取 って読んでいることが多 くなった。
前 で タイ トル とに らめ っ こ。そ こには、 マー ケ
は一層 深 い もの とな り、 自分 の世界 に入 り込 む
性に合わなかった。
例 え ば、経 営 や マ ー ケ テ ィ ン グ、デ ザ イ ン、
テ ィ ングや 消費者行動 と書か れ た本が、今 か今
ことがで きる くらいシー ンとして い ます。 普段
いまでは、 レポートや修論などで図書館を不可
用す
NPO/NGO、 海外 の福祉 についての本も置 いてあり、
か と私 に手 に取 って も らうべ く、 無言 の主張 を
私 はイヤ フォ ンを して いるので、 曲 と曲 の 間 の
る機会がいつの間にか増えたが、 はじめて図書館 の
何度 行 つて も飽きる ことのな い本 が存在 して いる。
して い ます。 ポツ ンと広 いテ ー ブル の真 ん中で、
静寂 ときた ら、利用者 の 呼吸 さえ 聞 こえて しま
入り口にあるゲートをくぐり抜け、 中に入った時 の驚
また、 雑誌や情報誌 も置 いてある。 私 はよく最新版
無意 味な文字 の配列 の ある黒 い板 を、 力タカタ
うほ どです。
きを鮮 明に覚 えて いる。 いままでに見 た図書館より
の論文 を読 んだ り、 多角的 な視点か ら地 域 の問題
と叩 く音 だけが響 き渡 ります。 先人たちがそ の
私 は大 学院 に入 学す るまで、 あま り図 書館 を
はるかに大きくて、広 い。そして、 高い。地下 2階 、
を解 決 している会社や福祉施設等 の事業展開の記
4階 建て、 豪快 な吹き抜けの空間に圧倒され、
人生 をか け、仕 上 げた努 力 の結 晶が 、先 行研 究
利用 して い ませ んで した。 ほ とん どが、 卒業論
事 に日を通 したり、それだ けではなく、 地下にある
・年分 の雑誌や情報誌 も手 に取 り、 これま
過去数 十
として私 の知識 にな ります。
文 に 関す る資 料 の 貸 し借 りのみ の 利 用 で した。
図書 館 には、 新 聞や 雑 誌 が多 く置 いて あ り、
レポー トや テス トの勉強 は、近 所 の カ フェで 行
での動向 も確認 しなが ら、「私 だつたら、 どんな研
究 をしてみようかな。」、「私 が事業展 開をす るなら
私 を飽 き させ て くれ ませ ん。 ふ と隣 を見 る と、
って いたか らです。 しか し最近 では、 勉強 お断
スポ ー ツ冊子 を読 んで いるジ ャー ジ姿 の部活 生、
りの店舗 が増 えた ことな どで、 どこか落 ち着 く
日本 経 済 新 聞 を 読 ん で い る就 活 生 、
場所がな いか と探 して い ま した。加 えて、大 学
PRESIDENTを 読 んで い る教授。そ れぞれ利用
院 に入学 して、 今 まで 以 上 に本 を読 まな い とい
目的は異 なるけれ ども、 同 じ時 間 を共有 して い
けな くな った ことによ り、 自然 と図書館 へ 足 を
ます。 また、 一 階 には 周 りか ら中 の様子 が見 え
運ぶよ うにな りま した。
地上
しばらく見 とれている自分が いた。 当たり前 ではあ
るが、 これでもかというくらいに本 も多 い。それだ
けでなく、 本を手 にしてレポートが書けるようにパソ
コンも設置 してあれば、 ビデオや
DVDを 鑑賞する
何を取 り入れようかな。」などと想像 している。そして、
ことができる部屋もある。 図書館 で集中して研究や
アイディアが閃いた時には言葉にできないくらいのう
勉強をしたい人のためにパソコンが 設置 された研究
れ しさがある。 いまも、本 を机 に積み上げなが ら、
個室 もあれば、 友達 同士でグループワークをする際
いろいろ想像して本稿を執筆 している。ぜひ、みな
に話 し合 いや意見交換をしながら学習できるグル ー
さんにも自分 の好 きなこと、興味のある分野 の本を
プ学習室 もある。 このように、 いろいろな人のニー
探 して、 い ろい ろ考 え、想 像 して ほしい。そ して、
ズに合わせた図書館 の環境 はいままで見たことがな
かった。そ のため、今まで私が抱 いていた 「図書館
できれば私 と同じ感 動を味わってほしいと思う。本
=静 かにしなければならい場所 =人 と関われない場
所」、「図書館 =本 しかない」 という固定観念は見事
デザイン(図 書館 のつくり)を 楽 しんでほしい。そして、
に消え去 った。それからというもの、ただ本を借 り
沖縄国際大学 を訪 れた際は図書館 を探検してみては
に行 くだけではなく、友達 と会話を交わしながら使
どうだろうか。
用 できる 自習 室 を活用 した り、映画 を鑑 賞 した り、
図書館 の空間を思う存分楽しんでいる。だから、み
なさんにもその時々の気分 に合わせて、 いろいろな
方法で図書館を活用 してほしいと思う。
が嫌 いな人は、 まずは図書館を探検 しながら空間や
ゆっくりと時間をかけて本 に目を向けるといいと思う。
な い よ うな個 室ス ペー スが あ り、地下 三 階 には、
いつ だ ったか、 私 は 「本」 について考 えた こ
パ ソ コ ン とテー ブル ニ 台が置 いて ある、 いか に
とが あ りま した。 「本」 とい う漢字 を眺 めて い
も一人 暮 らしのス ペー ス のよ うな個室 もあ りま
る と、 本質、 本心 、 本 当、 とい うよ うに、 物事
す。 (私 は まだ、 どち らも利用 した ことが あ り
の根源や核心 を表す 時 に使用 され る言葉 で あ る
ませ んが)
ことに気 が つ きま した。 と同時 にある言 葉 を思
い 出 しま した。 「愚者 は経験 に学 び、 賢 者 は歴
一 階 の フロアは、 入 り回の 自動 ドア の 開閉時
史 に学 ぶ」 とい うビス マス クの言葉 です。
の音や 図書館職員 との貸 し出 しのや り取 り、 シ
ャーベ ンや ベ ンを書 き綴 る音、雑誌 をめ くる音
図書館 の静寂 の 中、 時 間が流 れ、 本 とそれ を
な ど、 静かだけれ ども、 なぜ か心地 良 い響 きが
め くる音。や る ことはた くさんある のに、 この
あ ります。 三 階 にあが る と、そ の音 たちは小 さ
「で い ご」 の 執筆 を承諾 して しまったな と思 っ
くな ります。 この フロア には、 グル ー プ学習 の
ているのが、私 の本音 であ ります。
図書館 の楽 しみはもうひとつある。それは、 自分
部屋 が あ ります。 静か な 三 階 の真 ん中にあるグ
の興味 のある分野 の本が多 いということである。 こ
ルー プ学習内は、 4,5人 の学生が議論 して い る姿
れ まで、私 の活用 した 図書館 は本が限 られてお り、
が見 られ ます。そ の会話 は聞 こえず、 ただ彼 ら
10
2013(平 成 25)年 4月 1日
斗 健 司酷 入学口き律払
第47号
恭К
第47号
Q酷 入学口吉 律 払
2013(平 成 25)年 4月 1日
(種 類 )
図書館 を利用 して
奥
谷
直 欧人
産業情報学部産業情報学科長
芝 田秀幹
法 学部法 律学科長
圭日
法学研究科 法律学専攻 2年 次
名
① 学生に与う
著 者 名
発 行 所
河合 栄治郎
社会思想社
池宮城尚也
角川ONEテ ーマ21
大学 時代、私 にとって 図書館 は、試験勉強やレ
った。 最初 は、本 ・雑誌等 の検 索 の仕方か ら覚 え、
② 知的生活の方法
渡部 昇 一
講談社現代新書
ポー ト作成するためだけの空 間だつた。必要な資料
実際 に図書館 を歩 き回 りながら資料 を集めはじめた。
③ 社会認識の歩み
内田義彦
岩波 新書
③ 竺期
があるときは、 ほとんどがインターネットを使って調
本を調 べ ながら歩 き回ることによって、 自分が探 し
④ 自由主義の再検討
藤原保信
岩波 新書
④ ハーバード白熱日本史教室
べ るばかりで、 本を探すときには、 図書館 の職員 に
ていた本 とは別 に、それに関連する思わぬ収穫があ
⑤ 国家
プ ラトン
岩波 文庫
⑤ 聞く力:心 をひらく35の ヒント 阿川佐和子
尋 ねて いたくらいだった。それくらい図書館 は、 と
ったりするため、インターネットにはない調べる楽し
ても身近な場所 といえるような所ではなかった。
みがあることに気付 いた。今では、週の半分は図書
そんな私が、大学 を卒業 した二年後 に沖縄 国際
館 に行 くようになって いる。私 にとって 図書館 は、
大学大学院へ入学し、 図書館へ足を踏み入れること
まるで法学研究科 自習室 に次ぐ第二の研究室のよう
となった。 本学 の図書館 は、 まだ新 しく、 建物 の
な場所である。
外 装は綺麗 で、 中も吹き抜けの空間になって いて、
私が、 本学 のは1書 館を利用 してみて感 じることは、
豊
9尾 工
NHK出 版
こは、私が今まで見てきた図書館 とは、 少し違 った
揃 つており、それら全てが綺麗に整頓されているので、
強
風景だった。そのときは、 まだ この図書館を頻繁 に
勉強をする liで は、 とても環境 の整った場所 である
利用するようになるとは思つてもいなかった。
ということである。 さらに、 学 生がグル ープ学習 で
N佐
経済学部経済学科長
弾
④ 沖縄 ノート
文藝春秋
〜
硫
N弦
大江健 二 郎
⑤ まれびとたちの沖縄
講談 社
NI玲
∽
〜
策
鶴 Й
宮城和宏
① 誤解だらけの沖縄・米軍基地
きるように設けられた部屋や 、大学 4年 生と大 学院
角川ソフィア文庫
③ 沖縄の歴史と文化
金融財政事情研究会
山之口 壊
NttNttNИ
②竺誦齢罫y堺 許年目
の証言―
N労
〜
簸
〜
詰談 社現代新書
漿
ド
小学館 101新 書
(繁 餌 擁
〜
努
素民喜琢磨
著 者 名
発 行 所
① 英語 確実に身につく技術
山田光顕
KAIVADE夢 新書
② 眼の奥の森
目取真俊
影書房
角川文 庫
名
より充実 した環境で勉強できるようになっている。
④ Huckleberry Finn
WIark Twain
⑤ 政府は必ず嘘をつく
ると思っていたが、 大学院ではそうはいかない。論
私は、図書館 を利用するようになって、 学生生活
文を書くにあたり、 判例を一つ分析するにも、 法律
がより充実 したものになった。 皆 さんも、 図書館 を
強
の一 般的な文言解釈や、様 々な学者がそ の判決 に
自分な りに利用 して、 学生生活をより充実 したものに
経済学部地域環境政策学科長
に基づ いて、論理立てなが ら論文 を作成 していく。
ある程度作成すると、今度は、指導教員に面談 を
お願 いして、添削をしてもらいなが ら文章の内容や
構成 を修正 していき完成 に近づ けていくので ある。
ないと話 にならない し、文献 の著者名、 出版年度、
発行元 がわからないと論文 の引用 として載せること
ができないのである。そうなると、 図書館を使わず
して、 修士 論文は作成することはできないのである。
そ のため、私は図書館を頻繁に利用するようにな
(狛 ∞
的
〜
後
NttN勢
終
〔
瀦 其
弦
⑤ A Christmas Carol
〜
①皇
塗
曹る
そ
勢
書
茎
甚
墨
惑
晶
電
考
石田英 敬
岩波書店(岩 波 ニア新書
② 社会の真実の見つけ方
堤
岩波書店(岩 波 ニア
新書
③ マグマ
真山
④ 地元学をはじめよう
吉元哲郎
ニア新書
ュ
岩波書店(岩 波ジ
⑤ 下町ロケット
池井戸潤
小 学館
斃
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〜
第
N切
曲
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未果
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①兵撃至みえ舌
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生至入門
② 13歳 のハローワーク
⑤笑
糾写
スン
どネ
態界のレッ
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崎
〜
(労 NttN擁
ニズム(全 12巻
③ 新編・日本のフェミ
〜
拗
禅
強
N労
弾
頻
斡
澤 田佳世
)
長谷川公一・浜日出夫
藤村正之 町村敬志
)
崎
斡
コースでない
地・産業・文
)
)
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学校化社会 (ち くま文庫
⑤ サヨナラ、
)
N擁
僣
坊
NttN崎
博
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N (考
上野千鶴子
ミ
(娑 掏
総合文化学部人 間福祉学科長
李舷虹
労
NttN鮪
弾
平 山篤史
著 者 名
発 行 所
佐藤 望 編
慶應義塾大学出版会
みすず書房
幻冬舎
講談社 現代 新書
村上
龍
③ 現代経営用語の基礎知識 佐久間信夫 編
④ 聞く力
NF女
勝方=稲 福恵子 ・
角川書店(角 川文庫
仁
誌
Librarv
)
i'ュ
産業情報学部企業 システム学科長
名
黄
Oxford Bookworm
Charles Dickens
総合文化学部社会文化学科長
発 行 所
名
策
根路銘 もえ子
著 者 名
壷日
この面談 のときに、 自分が参考 にした資料が手元 に
(珀 ω
童日
ていかなければならない。そして、その調べた結果
してはいかがだろうか。
匈
角川 SSC新 書
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灰谷健次 郎
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B i
③ 兎の眼
大学時代 のようにインターネットで調べれば何とかな
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生には、研 究 1日 室 が利用で きるようになってお り、
O
べる資料 の数が1シ 大であることに気付 いた。最初は、
ついて述べている見解を調 べ なが ら、論点 を分析 し
NttNttN
総合文化学部英米言語文化学科長
圭日
⑤ 山之口狭詩文集
敏
C)ひ めゆりの塔をめぐる人々の手記 仲 宗根 政善
青木人 志
立花隆
と立花隆の特別講義 東京大学立花隆ゼミ
Чが長く、本 ・雑誌 ・資料等 の数は膨大 に
開館時‖
西岡
発 行 所
ぜ
な
地は
①基
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のか NHK取 材班
笙
幹し
意
識
光文社 新書
②留
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哲
習
焚
翠
宗
峯
堀 内秀晃
③余
天の
至
景 皇告
途
④ 勇赫
北川智 子
総合文化学部 日本文化学科長
著 者 名
名
最初入 つたときはとても驚 いたのを覚えて いる。そ
入学して、大学院 の講義が進 んで いくうちに、調
上江洲純子
法学部地域行政学科長
;克 月
民
するか
学文 社
II佐 和子
阿ナ
文藝 春 秋
北尾謙治 ほか
ひつ じ書房
④靴緒舗τ
厭
く
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⑤ たったひとつのたからもの
12
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ージエア.Mア クスラ
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ル出版部
イン 日
本エディ
■ミ
2013(平 成 25)年 4月 1日
Q酷 入学口吉 律 払
十二
丁房2
第47号
■ミ
第47号
晒 画評吉
中
Q酷 入学口吉 律 払
ALSの 現実
O総 合文化学部
8回 図書委員会 において厳正
成 9年 度か ら平成 17年 度 までは「論文・エ ッセ イ賞」
として 実施 し、平成 18年 度 か ら「書評 ・映画評賞Jと
○総合文化学科
英米言語文化学科 3年 次
土 地 真 雄
「大人 にな ったあなた へJ
24年 度
の受賞者 は次 の通 り。(年 次 は応募時)
O総 合文化学部
表彰式は 12月 14日 (金 )図 書館会議室 で 開催 され、
図書館学担 当 の山 口真也教授 か ら受賞者 に賞状 と副
人間福祉学科 3年 次
新 垣
慶
「〜 善悪 の彼岸 〜 映画「ダー クナイ ト」を観て」
賞が手渡 された。
○総合文化学部
日本文化学科 4年 次
比 嘉 吉 成
「私的音楽鑑賞の探求」
○総合文化学部
人間福祉学科 3年 次
○総合文化学部
中 村
綾
「ALSの 現実 逝かない身体 に幸 せを」
○経済学部
中
本寸
綾
人 間福祉学科 3年 次
大 城 みなみ
「 転ばぬ先の杖 "よ り 転 んだ後の杖 "!」
に審査 した結果、優秀賞 2編 、佳作 6編 を決定 した。
この賞は、平成元年度 に「論文賞」として設け られ、平
して 内容 を新た に募集 した ものである。平成
3年 次
(年 次は受賞時)
書館 書評 ・ 映画評賞」には、9編 の応募があ った。
(金 )の 第
逝 かな い身体 に幸せ を
総 合 文化 学部 人 間福 祉 学科
本学学生 の読書 ・ 映画鑑賞活 動 の 向 上 を図る こと
を 目的 として 実施 した「平成 24年 度沖縄国際大学 図
12月 7日
2013(平 成 25)年 4月 1日
英米言語文化学科 3年 次
児 玉 理 知
「日本 に蜘蛛 の糸を垂 らす」
地域環境政策学科 4年 次
比 嘉 太 ―
「沖縄 の米軍基地 と軍用地料を読 んで」
○総合文化学部
人間福祉学科 3年 次
比 嘉 愛 美
「夢 のある就職」
受賞者 と記念写真
表彰式の様子
13
ALSは 、なんて過酷で残酷 な病気 なんだ ろ う。私
繁 に家族 を呼 び寄 せ 介助 を要求 し、生 きる ことへ の
は、この作 品 を読 み、改 めてそ う感 じた。それ と同時
意思 を見せ る母 の姿 に難 病 を抱 えて 生 き る ことや
に、この病気 と出会わなければ、生きる こととは何か、
尊厳死 を望 み死 ぬ こと、何 が母や家族 に とって、こ
死 ぬ こととは何か、幸福 とは 何か とい う ことを こん
の病気 を含 む 難 病者 や 周 りの人 たち に とって 幸福
なに深 く考 えさせ られ る ことはなかっただろう。
「逝か な い身体 ―
ALS的 日常 を生 き る」は、ALSを
なのか を問 い続 けて い く。
発症 した 母 の介護 を通 し、病気 の 過酷 さ、在宅介護
とい う病 気 や 障害 の 受 容 の 壁、社 会 的 な 扱 わ れ 方 、
の壁、それ らを取 り巻 く社会 の在 り方 を 目の 当た り
そ してALSの 患者 として 家族 として考 える、生 き る
に し、この病気 と生 きて い く こと、死 ぬ こと、幸 せ と
こととは何 か、死 ぬ こととは何 か、幸 福 とは何 か と
は何 か ということな ど様 々 な ことを考 え、奮闘 して
い う点である。
私 が、この作 品 の 中 で 注 目 して ほ しいのは、ALS
先程 か ら説 明 して い るよ うにALSは 特殊 な 病気
い く川 固有美子 さんの壮絶な介護体験記 で ある。
まず、あま り知 られて いないだ ろ う「ALS」 につい
「ALS」 とは、amyotrophic lateral
て 紹介 しよ う。
故 に患者 も家族 も この 病気 やそ れ に 伴 う障害 に対
す る受容が難 しいよ うだ。川 口さんは、母 が「ALS」
sclerosisの 略称 で、日本語 で は「筋萎縮性 側索硬化
と診断 され た ことを聴 き、自ら医学書 を開 き この病
気 につ いて 調 べ て み た。そ して、そ こに並 べ られ た
「ALSマ ニ ュアル 決定版
症」と呼 ばれ る。
!」
とい う
本 による と運動 ニ ュー ロ ン病 の代表 的な疾患 と言
「原 因不 明、平均 8〜 5年 で 死 亡」
言葉 に愕 然 とした。
われ て いる。年 間 の発症 率 は人 口 10万 人 あた り0.4
と書 かれて い た の だ。私 は、この 時 の こと を想 像 す
〜 2.6人 と考 え られてお り、い わゆ る難病 で ある。中
る と胸が苦 しくな り涙が 出て きた。少な くとも この
年以降 に発症す る ことが多 く、症状 としては手や 足
瞬間 の川 口さん 自身 の気持 ちは、私 に も理 解 で きた
な どの 筋萎縮、噸下や構 音 な どの 球麻痺症 状、最 終
と思 うか らで あ る。なぜ な ら、私 もALSの 患者 を持
的 には 呼 吸筋麻痺 に至 る。原 因は不 明 で あ り、現在
つ 家族 な の だ。私 の 場合、患者 は祖母 で あ る。2006
の と ころ病気 を治療す る有効 な方 法 は見 つ か つて
年 、祖母 はALSと 診 断 され た。私 も川 口さん と 同様
いな い。
川 口さんの母がALSと 診断 され た のは 1995年 の
に医学書やイ ンターネ ッ トな どで、どんな 病気 な の
「原 因不 明、難
か 自分 な りに調 べ て み た。そ こに は、
こと。乳 が ん を患 い、摘 出手術 を経 てが ん を克 服 し
病、数年 な い し十 数 年 で 死亡」と記 載 され て い る も
たそ の後 、体 の不 調 を訴 え始 めて い た。初期症 状 は、
の が ほ とん どだ った。高校 生だ った 私 は、今 まで 聞
歩 き に くさや 呂律 が 回 らな い とい うよ うな し ゃ ベ
い た ことの な い病 名 と内容 を疑 う ことしかで きな
リに くさだ った。鍼灸 院や整形外科 な どをたずね 歩
き、知 人 の保健師 の勧 めで 訪 れた神経 内科 でALSと
か った の を覚 えて い る。川 口さんは、こ う した 記述
「ALS、 発症 した ら途 端 に廃
が初心 の忠者 を傷 つ け、
診 断 された。そ の後、病気 の進行 は さ らに加速 し、人
人。そ して 絶望死」とい う意 味 に読 み取れ る と語 つ
工 呼 吸器 装着 の有無 を迫 られ、胃ろ うで の栄養管理 、
て いる。ただ恐怖 と絶望 しか 与 えな い 医学書 な どの
体位 変換や トイ レの介 助 な ど多 くの在宅 介護 の 問
「TLS」 Totally Locked in
題が立ち塞が る。さ らに、
この表現 は、告知 され た ばか りの患者や家族、病気
を受容 しよ うとす る人 た ち の気 持 ち を考 える と果
Stateと い う眼球 の動 きが止 ま り、意思伝 達 がで き
な い 状態 に陥 るので ある。何度 も「死 にたいJと 繰 り
た して 適切 な の だ ろ うか と感 じた。また、治 る こと
のな いALS患 者 や 家族 に とって「病気・障害 を受容
返す母 の言葉 と、それ とは裏腹 にナース コー ル で頻
しない こと」が病気 と闘 つて いる と言 える唯― の こ
14
2013 0「 月
完25)生 F4月 1日
■ ミ Q酷 入学口き律払
第 47号
とで あ るの も受容 を難 し くして いる理 由 の一 つ だ
を託 す のであるが、実際 に家族 には 自分が死 ぬ こと
ろ う。
に 同意 して ほ しくはなか ったのだ とい う。人工呼 吸
ALSは 、体 の 自由や意思伝達 の方法 を奪われて い
「死 にた い」と訴 える ことがよ く
器 を装着 した後 も、
くた め、社 会参 加 の 面 で は大 きな壁 が あ る ことを、
あ り、そ の度 に川 口さんや 家族 は、苦 しむ 母 を生か
この作 品や祖母 の 介護 か ら私 もよ く感 じる ことの
して いるの は 自分 たち のエ ゴなの だ、この まま死 な
一つで ある。この作 品 の 中で は、選挙 の際、自筆厳守
せ て あげる の も辛 せ で は な い か と考 え るので あ る。
の 郵便在宅投票 に四 肢 麻痺 で 寝 た き りの者 の意見
が政治 に反映 されない として「ALS選 挙権 国家賠償
実 際 に、ALSの 息子 の 呼 吸器 を止 めて殺 害 し、自殺
未遂 を した母親 の事 件 もあ り、そ の裁判 について も
請 求 訴 訟 Jに 至 る まで の 話 が取 り上 げ られ て い る。
作 品 の 中 で 取 り上 げ て いる。こ う した、現実 を知 る
体 の 自由が効 かず、自分 の意思 を伝 える ことが困難
と何が患 者や家族 に とって の最善 で、そ の互 いの思
な のは、ALSだ け に言 え る ことで はな い。こうした
■ミ
第 47号
申
Q酷 入学口吉 律 払
2013(平 成 25)年 4月 1日
沖縄 の米軍基地 と軍用地料 を読 んで
経済学部 地域環境政策学科
4年 次 比
嘉
太
―
(年 次 は受賞時 )
今 年 、沖縄 が祖 国復 帰 を果 た して 40年 を迎 えた。
活 を余儀 な くされ、家や 屋敷 を奪 われ、農 業 もで き
復帰 当初 か ら、全 国 との 格差 是正 を 目的 に、沖縄 振
な い状況 にあった。1959年 、軍用地料 が経済 的な水
準 に 引き上 げ られ た。契約 に応 じな い地主 らを説得
いは一 致す るのだ ろ うか、それぞれ の死 生観が 問わ
興計画が実施 されて きたが、今 もなお高失業や低所
`
得 に H帝 く沖縄 の現状 が あ る。世 間 で は、多 くの県 民
問題 は、病気や 障害 を抱 え る多 くの人たちが感 じて
れて くる問題 な の だ と深 く考 え させ られた。私 には、
が オ ス プ レイ強行 配 備や米海 軍兵 によ る集 団女性
とが 要 因だ。この 時期 か ら、軍用 地 を持 つ 者 と持 た
いる こ とだ ろ う と思 った。この エ ピ ソー ドを読 み、
この 問 いの答 えは まだ分 らな いが、私 たち患者家族
暴行致傷事件 に憤 りを見せ て いる 中、私 は この一 冊
な い者 が逆転 しは じめ る。また、地主 らが基地 反対
社会参 加 とい う点 で の 問題 と して ある話 を思 い 出
と患 者 で あ る祖母 の思 い を今一度考 え るき っか け
か ら基地容認 へ と転換 して い く。そ して 1972年 、沖
した。社 会参加 をす る 際、移 動手段 の確保 は重要 な
にな った。
「沖縄 の米軍基地 と軍用地料」だ。
の本 を手 に取 つた。
著者 、来 間泰男氏 は、軍用地料 を 不労所得 "だ と非
縄が 日本 に復陽 して 軍用地料 は大幅 に上が った。通
"だ と
難 し、年 々増加す る軍用地料 の実態 を 不正義
常 の ボ ー ナ ス 額 を遥 か に超 え る地 料 を地 主 た ちは
主張 して い る。本 で は、なぜ 多額 な軍用地料 が支 払
も らい続 け て い る。数字 で み る と、復 帰時 123億 円
われ るよ うにな った の か、軍用地 が沖縄経済 に歪み
か ら08年 には 784億 円 と復帰時 と比 べ て、約 6倍 の
軍用地料 が地主 たちに支払われ ている。
課題 で ある。しか し、ALSな どの難 病患者 の 中 には
この作 品 で私 は、同 じ病気 を抱 える患者や家族 で
人工呼吸器 を装 着 して いる ため、移動 に多 くの制 限
もそ の環境や考 え方 の差違 は、それぞれ の家族 のス
を強 い られ る ことが あ る。例 えば、飛行 機 に乗 る 際
「逝か
トー リー を違 った もの にす るのだ と知 った。
の 問題 で あ る。飛行 機 の離 着 陸 時、電波 を発 す る機
な い 身体」の幸 せ は ど こに あ るのか、この過酷 な 現
器 の使用が で きな くな るが、人工呼 吸器 もそ の対 象
実 の 中 に少 しで も幸 せ が あ る こと を私 はただ望 む
をもた らして いる理 由、軍用地 の過去 と現在 の実態
にな る ことが ある とい うの だ。ア ンビューバ ック と
ばか りである。この作品 を読 む ことで 多 くのALS忠
も含 めて、私 たちが、知 る ことがで きる一 冊 で ある。
い う方法で呼吸 を補助す る ことはで きるものの、大
者 とそ の家族 は、ALS的 日常 を生 きて い くための知
変 な作業 で ある うえ に、さまざまな 場面 に影 響 が 出
す る手段 と して 軍用 地 料 の 引き上 げが行 われ た こ
沖縄県 は全 国 と比 べ て県 民所得 (一 人 あた りの県
第 一 章「軍用地 買 い ます」の章 では、沖縄 の軍用地
民所得)が 全 国最下位 で あるが、年収 1000万 円以 上
恵 を学 び、新 たな視点 を見 出す ことと思 う。そ して、
と本 上 の軍用地 の所有 形態 の違 いが述 べ られ て い
の 高所得者 が 多 い の も事実 。つ ま り、軍用地 を持 つ
て くる。これ では、飛行 機 で の移 動 を検 討す るたび、
ALSを 知 らな い人たちは、この病気や介護 に対す る
る。特 に私 が注 目 した のは、基地用地 の所有 形態別
者 と持 たな い者 とで、所得格差 が生 じ、格差社 会 を
死 を迫 られ、自由 に行動 した い とい う意思 さえ否定
衝 撃 を味わ い、生 と死、幸福 とい う永遠 の テ ー マ を
されて いるよ うに感 じた。このよ うに、ALSだ けで
面積 だ。ア メ リカ軍用地 が 国有地 の場合 、政府 は も
形成 して いる要 因 の 1つ で ある と言 える。政府 が軍
考 えさせ られ る ことだ ろ う。
ち ろん軍用 地料 を支 払 う必 要 はな い。しか し、ア メ
用地料 を上 げ続 け て い る背景 には 日米安 保 が 関係
リカ軍用地 の所有 者 が 民間 (個 人 )、 自治体 (県 と市
して いる。軍用地地 主 らが満足す る額 の地料 を支払
町村 )の 場合、日本政府 は民 門 (個 人)や 自治体 (市 町
う ことによ り、米軍基地 を将来 にわたって 維持 し日
村 )に 対 して軍 用 地 料 を支 払 わ な けれ ば な らな い。
沖縄 に存在す るアメ リカ軍用地 の 約 65%は 民 間や
米安保 も効 率 よ く運営で きるか らである。
来 間氏が軍用 地 を 不 正義 "だ と語 る理 由 には 支
自治体 の土 地で あ る。本 土 の 革 川 地 は約 87%が 国
払 われ る金 額が高額 で あるか らだ。高 い軍用地料 が
有地 で ある のに対 して、沖縄 にある軍用地 の所有者
沖縄 社会 に 及 ぼす 影 響 を著 書 で は6つ 述 べ て い る。
は 国 と 自治体 と民間がそ れぞ れ 3分 の 1ず つ 土地
① 一 般地価 の 引き 上 げ、② 勤労意欲 の減退、③ 非効
を分 け合 って いるのが現 状 として ある。なぜ 沖縄 に
率 な営 業、④ ぜ い た く と遊 興 、⑤ 投機 、詐歎 の 横 行 、
は 多額 な軍 用地料 を貰 う者 が本土 よ り存在す るの
⑥相続 争 い。私 が特 に注 目 した のは、②勤 労意 欲 の
か、軍用地料 が沖縄 で 大 きな問題 として扱 われ る根
減退 で ある。著 書 は軍用 地料 が勤労意欲 を妨 げ、農
源 を本 は語 つて いる。
業振興 を阻害 して いる と、農業 の視点 に沿 って 論 を
はな く難病者・障害者 の社会参加 には 多 くの弊害 が
ある ことを この作 品か らも理 解 して 頂 けるだろう。
参考 文献
中島孝 町:修 (2009)『 ALSマ ニ ュアル 決 定版 !』 儡 日本 プ ラン
ニ ングセ ンター発行
川 口有 美子 (2009)『 逝 かな い 身体 ―ALS的 日常 を生 きる』医
そ して、この作 品 の 中で 最 も注 目 して 頂 きた いの
が、ALSと い う難病 を抱 えなが らも生きる ことを望
む のか、死 ぬ ことを望 むのか につ いて葛藤 して いる
学書院
場面 で あ る。川 回さん の母 は、人工呼 吸器 装着 を躊
「人工 呼 吸器 を つ け て生 きて い く希望
躇 って い た。
も目的 もな く、自信 をもって生 きて い く こともで き
な いので 、人工呼 吸器 を つ けた くな い、死 ぬ ことよ
り生き る ことのほ うが つ らい」と当時 の母 の手記 に
書 いて あつた とい う。死 んで しまいたい と語 る反 面、
「家族 と別れ るのは耐 え られな い」
「パパ のお 金は看
護 師 を雇 う費用 に使 えるはず 」な どと 自分 の今後 に
つ いて 考 えて いる様子 が伺 え る。つ ま り、ALSと い
第 七章は軍用地 主 らの一第記 が綴 られて いる。こ
述 べ て いる。しか し、農業 だけではな く、沖縄 の産業
う難 病 を抱 えて い るつ らさや 苦 しさは 分か って ほ
しいか ら「死 にた い」と い う短 い文 に 自分 の気持 ち
の章 で 軍用地 の過去 と現在 を検 証 した。軍用地地 主
全体 に も同様な ことが言 える。実際 に基地 依存度 の
らは戦後初期 の 14年 間 (1945年 〜 59年 )、 苦 しい 生
高 い市 町村 は失業 率 が 高 い。一 概 に、勤 労意欲 の減
15
16
2013 ∈〒月
完25)全F4月 1日
■ミ
Q酷 入学口吉 律 択
第47号
退 が要 因だ とは言 い きれ な いが、軍用地 を持 つ 者 と
いる。これ らの指標 か ら、今 後米 軍基 地 跡地利用 を
持 たな い者 とでは、勤労意欲 に も差が でて くる こと
考 え る ことが い か に沖縄 経済 に とって重 要 で あ る
は事実 として認識す るべ き事 柄 で あろう。
かがわか る。
「経済 と基 地 を結 びつ けて 論 じ
著 書 の総論 で は、
年 々増加す る軍用地料。基地 の被害 を理 由 に地料
て はな らな い」と主 張 して いる。来 間氏は『「経済 が
の値 上 げを要求す る土地 連 の実情 も含 めて、来 間氏
「経済が
撤去 された ら経済が発展す る」とい うのは、
は「例 え経 済 に悪影 響 が あ つた と して も、基 地 は撤
発 展す るだ ろ うか ら、基 地 に反 対 す る」とい う理論
■螂
第47号
2013(平 成 25)年 4月 1日
酷 入学口吉 律 払
0平 成24年 度実施状況
0平 成24年 度実施状況
図書館 では毎年前期 に新入 生を対象とした図書
平成 24年 度は 10月 10日 か ら10月 22日 にかけて、
館利用 のオリエンテーションを行 っていま現 平成
学部 2年 次 を対象としたガイダンスを実施 しました。
去 させ た い。」と切 実な思 い を著書 に綾 って いる。こ
24年 度 は 5月 2日 か ら6月 14日 に実施 し、新入 生
ゼミ単位 での申し込み制怠 4ゼ ミ51人 が参加 しま
「経済 が発展 しな いの な ら、基地 には反
につなが り、
の本 は、オス プ レイが強行 配備 され、米兵 の事件 、事
1,034人 が参加しました。
した。
対 しな い」とい う倫理 と同居 して いるので ある。』と
故 が絶 えない状況 の 中、沖縄 の基地 の歴史 と実情 を
述 べ て い る。しか し沖縄 経済 を検 証す る際、基地 問
今 一 度 、再認識 で きる と同時 に、次 の 世代 を担 う私
方や利用 のマナー、施設 の紹介などをまとめた映
題 を置 き去 りに考 えてはな らな い。米軍基地 は時代
たちが、基地 とどう向き合 って 経済 を考 えるべ きな
像資料 を紹介し、図書館蔵書検索 システムOPAC
とともに再編 され、日米両政府 との 間 で嘉手納以南
のか、ヒン トを得 る ことができる一冊で ある。
学部 2年 次を対象 としたガイダンスでは、「ゼミ発
表 を行 う」という設定 で①テーマ選び、②情報 の収
オリエンテーションでは図書館 での資料 の探 し
集 と整理、③プレゼ ンテーションの進 め方 について
映像資料で紹介を行 つた後、他大学図書館 の所蔵
(オパ ック)の 使 い方 をレクチャーしました。また、
の基地 を返還・縮 小す る ことが決 まって いるか らだ。
実際 に各 自でOPACを 使 って資料を検索するため
今後 、基地返還跡地 を どう経済発展 に利用す るかが、
の課題票 を配布し、提出期限を設けて課題に取 り
図書 の検索方法やILL(図 書館間相互 利用サ ービ
ス)に ついて説明 しました。また、実際に各自で資料
組んでもらいました。
検索を行う「資料検索実習課題」を配布し、提出期
低所得 、高失業 に喘 ぐ沖縄 の打 開策 として鍵 を握 る。
跡地利用 も含 めて考 え るので あれば、経済 と基地 を
結 びつけて論 じる必 要が ある。
参考文献
来 間泰男 (2012)『 沖縄 の米軍基地 と軍用地料』裕樹書林
前泊博盛 (2011)『 沖縄 と米軍基地』角川書店
内間真人 (2002)『 現代沖縄経済論』沖縄 タイムス社
0平 成 25年 度 実施 のお知 らせ
今 年度 の新入 生図書館 利用オ リエ ンテーション
本上 の経済人や官僚 の 中 には「沖縄経済は基地 が
瘍
は、5月 〜 6月 に実施 を予定 していま現
無 くな る と行 き詰 る」と見解 を示 して いる者 も少 な
沖縄の米軍基地と軍用地料
くな い。また、基地 が あ るか ら沖縄 に手厚 い振興 予
来間 棄男
算 を与 えて いる との リンク論 の考 え も指摘 して い
基礎演習 などの講義時間 1コ マ を利用 して行 いま
現 詳 しい日程が決まり次第、担当の先生へ連絡す
―
率 は 1955年 の27%強 か ら、復 帰 の年 に 10%を 切 り、
(6月
ステ ップアップガイダンスは以下の項 目について
編入 生は、各自で 日程表 を確認 し都合 の良い 日
制 定 した 沖 縄 21世 紀 ビ ジ ョン基 本 計画 の 中 には
「軍用地料」によつてゆがむ
沖縄の痛根をえぐりだす……
「県 の経済的な生産 能 力 を抑 制J「 土地利用 にも歪み
弾
「経済 的 に不効 率 な土地利 用」と米 軍基
を もた らし」
頃)と 後期 (10月 頃)に ステップアップガイダン
スを行 つていま現
ま現
しかな い と述 べ て いる。また、県 が
―
図書館 をより効率良く活用 していただくため、前期
るほか、図書館 の掲示板やwebサ イトでお知 らせ
いたしま現 会場は図書館 4階 のふ「ホールで行 い
る。しか し来 間氏 は、沖縄 経済 が基 地 に依存す る比
今 で は5〜 6%で
限を設けて課題に取 り組んでもらいました。
実施 していま現
時 にご参加 ください。
①OPAC(図 書館蔵書 目録オンライン検索)の 詳
図書館 は知識 の宝庫 で現 図普館 を使 いこなし
細検索や連想検索 の使 い方
て充実 した4年 間を過 ごしましょう
│
②論文の探 し方 (論 文検索 システム「CiNiiサ イ
地 を指摘 し、県 経済 の妨 げ にな って いる ことを強調。
二刊 を中心に)
また、県議会が ま とめた米軍基地 の返還前 と返 還後
③ILL(図 書館間相互利用サービス)の 利用方法
④辞書、年鑑、日録などの参考図書の利用方法
の 経済波及効 果 の 試算 で は、旧・米軍牧港住宅地 区
の返還 に伴 う生産誘発額 は 660億 円で、返還 前 の 55
⑤データベ=ス などの種類や使い方
⑥就職活動に役立つ図書館利用法 (就 職関連 の
億 円 の 12倍 。また米軍ハ ンビー飛 行 場・メイモス カ
ラー 射 撃 訓練 場 に至 って は、生産 誘 発 額 は返還 前
資料の探し方など)
2.8億 円 の約 209倍 、596・ 5億 円、雇用誘発者数は 20
以上、論文作成やゼミ発表、就職活動に役立つ内容
となっています。受講は個人でもゼミ単位でもお 申
人 の約 255倍 、と激 増 して いる ことを証明 して いる。
そ の 他 、県 内 の平均 的な土地 の生 産性 は lk∬ あた
し込みいただけま現 詳 しい日程が決まりましたら
図書館の掲示板やwebサ イトでお知らせいたしま現
り16億 円程度 (2006年 )だ が、基地 は 9億 円 と、米軍
基地 の土地 の 生産性 の低 さ を指摘 して いる学者 も
17
18
2013(平 成 25)年 4月 1日
沖艶
Q酷 入学口吉 僚 払
第 47号
2013(平 成 25)年 4月 1日
沖 霊 口酷 入如 吉 律択
第 47号
「米軍ヘ リ墜落事件展示〜普天間基地か ら沖縄 を考 える〜」開催
本学開学40周 年事業 の一環 として行われた運動
7月 10日
〜11日 に西原高等学校 の3年 生4名 、11
場改修 工事 に伴 い、スポーツに関する知識 の向上、
月6日 〜8日 に陽明高等学校 の2年 生4名 が図書館
運動施設を活用 してもらう目的怠 隊 ポーツに関す
でのインターンシップを行 いました。職員の指導を
る図書 フェア」を2012年 10月 22日
受けなが ら、受入から装備、貸出、返却、配架 など
(月 )か
ら11月 7日
(水 )の 日程 で 開催 しました。
約 500冊 のスポーツ 関連 図書 を揃 え、またフェア
の一 連 の業務を体験 しました。後 日、みなさんから
啄J用 者 の立場で見ていた図書館 の裏 での地道な
作業が体験できてよかった」「これ からの進路決
書・スポーツの秋)と 重 なったため、開催 コーナ ー ヘ
定 に活か していきたい」「笑顔 で仕事 をする大切さ
立ち寄る学生が数多 くみ られ ました。
開催 日が、残 暑 も落 ち着 きしの ざやす い 季 節 (読
を学 び、大きな声 で挨拶が できるように頑張 りた
平成 24年 8月 13日 (月 )、 オス プ レイ 配備 計画 で基地 問題 に 関心が
高 まる中、8年 前 の米軍 ヘ リ墜落事 件 を風化 させ な い ため図書館 2
階 の米 軍 ヘ リ墜 落事 件 関連 資料 室 にお いて 企 画 展 を開催 しま した。
今 回 は、画 家 の 真 喜 志 勉 様 か ら寄 贈 して い た だ い た「黒 い 壁 画 」
(2004年 8月 13日 のヘ リ墜落事 件 に触 発 され て 制作 され た絵画 )2
点 を展示 して来場者 に観 て いただき ました。
県 外 5人 を含 む 87人 の方 に来 場 い ただ き ま した。ア ンケー トで は、
「在 日米軍 の一 大
「ヘ リが墜落 した時 の様子 が生 々 しく伝 わ つた。」、
「今、オス プレイ配
事 が、全 国的 には小 さな扱 いで れ度差 を感 じた。」、
備 の 問題 が取 り上 げ られて いる け ど、また 同 じよ うな事 件が ある の
「写 真は PCや i Padで 閲覧 しやす くなれ
で は と不 安 にな ります。」、
「ビデ オ編 集 が 中途 半端 にカ ッ トされ て いて、内容 を
ば良 い と思 う」
掴 み づ らい。J、 「米国紙 の 削‖ を展示す るの も良 い。」な ど多 くの感想、
「黒 い壁画」の作 品 1点 は資料室 に常
ご意見が寄 せ られ ま した。なお、
い」などの感想が寄せられました。
1,く
:亀
設 してお ります。
『宜 野湾・沖縄 国際大学米軍 ヘ リコプタ ー墜落事件』ア ンケ ー ト集計結果
I.期
間
Ⅱ.場
所
:
Ⅲ.入 場者 数
:
:
二 成 24イ F8月 13日
Iた
(月
)
米 41〔 ヘ リ墜 落 事 件 関 係 資 料 室 (図 書 館 2階 )
37ノ 災
。
性 別 /年 齢
性別/年 齢
20代 以下
1.男
13
40代
50代
60代 以上
無 回答
1
3
2
O
2女
10
3
1
1
1
O
中部
南部
離島
県外・国外
18
14
O
5
無 回答
O
一般
本学教職 員
本学学生
計
30
1
6
30代
計
・住所
増
邪
0
Jと
計
・入 場者 内訳
本学学生
男女
目□
■性別・年齢
■来場者 内訳
旨 栗撃教職 員
日 本学学生
無 回答
60代 以上
■来場者 内訳
50代
13%
北部 0%
離 島 0%
無 回答 0%
40イ 式
30代
20代 以下
19
■ 北部
■ 中言
「
□ 南部
県外 ,国 外
□ 離島
国 県外・国外
□ 無 回答
中部 49%
20
■ミ
2013(平 月比25)上F4月 1日
Q除 入学口吉 律 払
第 47号
■ミ 司酷 入学口き僚払
第47号
2013(平 成 25)年 4月 1日
「米軍 ヘ リ墜落事件関連資料室について」
図書課整 理業務担 当
新
垣
圭
子
平成 16年 8月 13日 、米軍 へ りの墜落 によって本学が受 けた あ らゆる方面 で の衝撃 と惨状。そ の 当時 の記憶
「世界 一
を風化 させな いために本学 図書館 2Fに『米軍 ヘ リ墜落事件 関係資料 室』は設置 され ま した。しか し、
危 険な基地」と言 われ る普天 間基地 に隣接す る本学 が晒 されて いる異常 な 日常 は何 も改善 され る ことな く
今 日を迎 えて い ます。それ どころか、米軍普天間飛行 場 へ の垂 直離着 陸輸送機 M V22オ ス プ レイが大学上
空 を飛ぶ事態 となって い ます。
平成 25年 1月 28日 、オス プ レイ の配備撤 回 な どを求 め る県 内全 41市 町村長 と議 長代表者 らが、首相官邸
で 安倍晋 三 首相 と面談 しオス プ レイ配備撤 回や普天 間飛行 場 の県 内移 設断念 を求 める「建 白書」を直接、安
i:日 して い きた いもので す。
倍首相 に手渡 した との地元紙電子号外 が出ました。今後 の動 きを益 々イ
(写 真
米軍 ヘ リ墜落事 件 関連 資料 室 は、 沖縄や 日本 にお け る真 の 平和や安全 とは 何 か を考 え る場 を提供す る
"と い う思 いか ら設置 され ました。この資料 室 に
沖縄 国際大学 を「平和学習創造 の 場」にす る ことができ る
2:現 場 の瓦 礫
(写 真
)
&寄 贈作 品「黒 い壁 」
)
"、
お いて 、利用者 のみな さまのそれぞれ の価値観 とともに郷土 の現状 を学ぶ機会 を更 に深 めて い ただければ
と願 つて い ます。
提供 中 の資料概要 は、次 の通 りです。(但 し、館 内閲覧 )
米軍 ヘ リ墜落事件 関係資料室
①墜落 ヘ リ残骸、撤去作業 な どの写真 48点 、在 日海兵 隊基地副 司令 1'fJ・ フロ ック准将 ら来 学・謝罪 の模様
写真 16点
②本学 の組織的対応 をま とめた フ ァイル、声明文 、抗議文、要請 i嘩 な ど
③墜落現場写真
本学撮影 46点 、宜野湾市提供 82点
図書館 防災訓練
6月 1日 (金 )と 12月 7日 (◆ )の 定例休館 日に 防災訓練 を行 い ました。沖縄 ホ ーチキ 株式会社 の方か ら防
災設備 の説 明、消火機器 の使 い方 の講習 を受 けた後、初期消火班 、 非常放送班 、避難班、避難誘導班
に分 かれ て 訓練 を 2回 行 い ま した。 特 にアイ マス クや車椅子 を用 い た身障者 の避難誘導訓練 は、 身障
者 の立場 になった意義 ある体験 とな りま した。 最後 に実際 に火 をた いて 消火実践訓練 を行 い終 了 しま
した。
本学 図書館 は地下 2階 、地上 4階 で 床面積 も広 く、 図書館 の性質 上、 多 くの書架 、個室が あ り視 界
が遮 られて い ます。そ の ため利用者 は、 日頃か ら避難経路 の確認が必要 で あ り、 災害 の時、大声 で誘
導す るな ど的確な避対:li秀 導方法 を心 しなが ら働かなければ いけな い と感 じた訓練 で した。
⑦壁 f2)ド (
<毎 志勉氏 による衛贈作品「黒 い壁」
画家 ケ
④墜落ヘ リ軌道模型作品 (平 和学ゼミ生提供)
⑤旧本館南壁面一部
各紙縮刷版
学報、
⑥関連図書、
・毎 日。日経)
(郷 土新聞・読売・朝 日
│‖
③動
1面
i
(li故 直後 の内部映像・市民大会 の様子 など)
(写 真 1:墜 落 ヘ リ軌道 模型作 品)
ミ生が現場 に居合わせた証言 を もとに制作
の平和ゼ
本学
21
22
■ ミ 呵酷 入学口吉 律 択
2013(平 成 25)年 4月 1日
第47号
中 艶 q除 入如 き律払
第 47号
00000
2041鮮 成
20年 度
図書館資料構成 一 覧表
計
和
37,023
141960
25,268
2,216
27,484
計
118,594
14,771
133,365
3,481
語
フ ラ ンス 語
2,109
の
1,021
そ
他
6,217
計
保
教
健
職
体
科
政
18,189
6,040
24,229
済
29,628
8,329
37,957
境 政 策
ス テ ム
情 報
文
化
語 文 化
文
化
福
祉
12.596
1,695
14,291
45,532
と
,271
46,803
13,642
18,581
32,223
18,315
4289
22,604
16,932
2,757
19,689
計
227,081
64,026
291.107
位
文
科 研 費 研 究 成 果
加 除 式 資 料
12,706
マ イ ク ロフ ィルム
マイクロフィッシュ
(283)
(106)
(R)
(11,835冊
(R
(1,758冊 )
視 聴 覚 関 係 資 料
ス
ラ イ
ド
カ セ ッ トテ ー プ
950
ビデ オ テ ー プ
フロッピー・ディスク
4,456
94
ピクチ ャー・カー ド
フラッシュ 'カ ー ド
8
6
1,236
94
ー
コ
407
ド
5
電
D
3
辞
V
DVD―
冷
(マ
86̲481
(452)
(5,141)
(60)
(R)
(1,881冊
(R)
(3,571冊
272
443
保
教
健
職
体
科
計
(A)
8
69
907
政
経
済
205
65
270
地域環境政策
企業 システ ム
36
6
119
39
42
158
産
31
70
58
90
51
6
日
域
業
本
行
情
文
報
化
社
46■ 498
人
合
計
会
文
間
福
計
(B)
(A)十
化
祉
(B)
68
学
1,020
47
英米言語文化
(343)
(106)
0
16
189
地
(27,911)
(40,079)
8
育
目
律
法
大
学
院
l
71
86
45
144
17
135
68
896
348
1,244
1.803
461
2,264
項
数
他
そ
の
他
他
大
学
研
究
者
そ
の
他
研
究
者
8,705
4,943
2,238
1,292
13,101
1,674
5,339
2,966
(3,357
1,788
11881
1,015
5,238
2,803
12,358
6,216
9,325
4,539
7,598
3,891
14,432
7,237
43,713
21,883
32,595
研
専
そ
406
557
5,450
2,172
の 他
計
計
般
3
4
0
0
268
149
284
3,879
仙
17
1
11.013
■413
枚
数
20.796
8239
691
生
29、
学外者
教職員
査
指
導
合
計
計
423
71
43
調
用
71,863
6
526
4[
2
035
lヒ
g
ロ
348%
3,7%
746
614%
1,214
l t10.0%
34
開館 日数 ・入館 者状況
館
館
日
者
数
日
331,403 メ、
数
相互利用
(ILL)状
況
件数
依
相
35,888
貸出人数
PCヨ ー
ナー
AVヨ ー
ナー
平成19年 度 平成20年 度 平成21年 度 平成22年 度 平成23年 度
23
学
分
項
入
貸出冊数
( )内 は内数を表す。
マイクロフィルム・ マイクロフィッシュは一般図書へ加算 される。
1000%
1,800
平成23年 度
12.426
65605
参考業務状況 (比 率 )
開
2
イクロ除く)
0.3%
数
4、
利
339
133
3,595
51.Z%
者
計
事
5
入館者数
448
33.612
47%
l
1,222
41
外
区
4,899
年度別学術雑誌資料構成
23142
3812
者
合
学生数
1,564
他
件
日
内
学
(2011/5/1)
平成22年 度
の
そ
項
)
平成20年 度 平成21年 度
生
02%
01%
04%
353%
文献複 写利用状況
学
(R)
2
牛
校
計
日
学 部 大 学 院 別 利 用 比 率 (学 生数 5,851人
│ □法
(5,329冊 )
員
業
合
7.8%
司 書 講 習 。そ の 他 講 習 生 等
2,550
1,216
職
所
学
文献所在 調査
1,434
務
究
本
割
数
5,126
生
学
2,120
tt等
W下
学
2,823
3,418
I二
人
目
大
i3,728
院「│
′
′
li
1)F
丸
`
今 'Itt I修 ′
不
│ │1 代
L
そ げ)lL ‖
仲iЧ ′
外
学
iV I「
教
員
Jli‖ lnll救 11得
学
(R)
(13,716冊
究 不
+
法 学
κ *ω「 究 イ
地 力
咤″
│
地 城 文 十
ヒ OF究 不
斗
人
4,977
62995
椰
学外者の図書館利用状況
出
研
年度別 図書館資料構成
0
D
ROM
の
計
書
8
0
ピクチャー ,チ ャー ト
子
7
計
総合文化学部
歓
買
6
トランスペアレンシー
ROM
0
1
コンパクト・ディスク
レーザー・ディスク
0
他
産業情報学部
書
´
本
学
0
の
そ
計
│
ハ画
図
7
目
考
35,132
752
(27,459)
(34,938)
5
科
参
7,772
料
2
門
資
垂日
土
硼
盗
郷
仏
21,361
11,954
375̲017
6
3,103
27,360
計
3
928
専
専 門 科 目
A+B合
3
部
地域環境政策学舟
経 済 学 部 計
企業 システム学牟
半
産 業 柑 ‖1学 イ
産 業 情 報 学 部 計
日 本 文 化 学 科
│
英 米 「十,「 文 化 学 不
│
社 会 文 化 学 不
人 ‖l杵 ヽ 側:か 〉 不
│
総 合 文 化 学 部 計
経 済 学 部
つ0
45,473
(
63
79
つる
12,540
済
r∪
32,933
経
ワr
律
154
独
英
部
学
0
計
学
法
つう
170.3υ ユ
3,035
127
50
65
法
冊
科
部
632
2
科
科
科
0じ
1,271
22.455
B
レ
12,562
20,090
行
CD―
6,345
147.936
経
地 域 環
企 業 シ
業
産
日 本
英 米 言
社 会
人
間
1,336
計
法
域
3,721
育
目
A
地
1,612
学
学
学
計 (種 )
9?
41024
1,876
文
社 会
自 然
韮叩 重四
21542
1,605
597
書
839
人
通
1,482
記
洋
図
ンr
1,695
書
35
27
13
14
89
総
共
13,265
玉巾
6,071
ド イ ツ 語
学
目
4,789
47,827
英
外
32.234
和
2
頂
学 術 雑 誌 数
計
(11})
書
3月 31日 現在 )
科
記
合
洋
人 文 科 学
社 会 科 学
自 然 科 学
国
共 通 科 目
般教育
総
書
(平 成 24年
3月 31日 現在 )
成20年 度O000000
1 学科別図書貸出利用状況
学術雑誌等資料構成
(平 成 24年
1
2041(平
2013(平 成 25)年 4月 1日
24
互
用
頼
576
平成 23年 5月 1日 現在 )
受
付
1,006
計
1.582
2013(平 成 25)年 4月 1日
沖釦
酷 入学口吉 億 払
第47号
■ミ
第 47号
Q酷 入学口吉 律 払
2013(平 成 25)年 4月 1日
09000
2042鮮 成
20年 度
7
学年別図書貸出状況
年
次
学生数
(平 成 23年 5月 1日 現在 )
期
貸 出冊数
一人当貸出冊数
貸 出人数
(貸 出冊留 学生徴 )
一回当貸出冊数 一人当貸出回数
4月 2日
(貸 出冊 致/費 出人数 )
4月 23日
∝ 出人留 学 生数 )
行
間
(月
)
(月
事
内
容
図書館報「でいごl卵 46)ナ
上映 作品 :誰 も知 らない Nobody Kno■ vs
上映 会
)
1,440
13,118
7,176
9。
1
18
5.0
5月 2日 (水 )〜
li
平成 24有 W空 和i人 ′
2年
1,409
11,808
6,496
8.4
1.8
46
6月 14日 (木 )
利川オリエンテーシIIン
図書封イ
映像資料「図書館へ行こう │:イ ンターネット時代の情報活用入門」と「本学図書
館内案内 DVDJの 上映、パワーポィントによる図書館利用方法 の説明 (マ ナー、
OPACの 使い方、NIyLbraryの 紹介)、 課題の解説
3年
1,391
16,763
8,801
1,9
6.3
5月 28日 (月
上I映 会
上映作品 :花 より男子
4年
1,543
21,306
10,122
2.1
6.6
全学年
5,783
9留
1年
)
防災設備 の説明、消火機器 の使 い方、利用者 の避難誘導訓練、
13.8
第 〕 牌1許 付イ
防災 徹
6月 1日 化釜)
1山
IV‖
消化器実践訓練等
62,995
32,595
10,9
1.9
5.6
6月 18日
(月
)〜
(前
川)lXき 州lス ァップアッ'ノ ガィダンス
「論文検索」、
「就活に役立つ図書館活用法」
6月 29日 (金 )
6月 26日
年度別図書貸出冊数
(月
│:I吹
)
6月 28日 (木 )
年度別図書貸出人数
lllltttttilpF
1竹
8月 13日
80,000
72.330
(月
)
70,000
35,000
60,000
(月
米軍ヘリ墜落事件関係資料室
定期メンテナンス
点検対象 :1階 指定図書、 〃推薦図書、〃就職資格図書
″留学生図書、地下 1階 書庫 ど
9月 8日 (金 )
I
10月 9日 (火 )〜
学部 2イ 11,火
10,000
│∴ ll〕
ガイダンス
区 斜イ
│〕
1卜
11月 1日 (木 )
10,000
2階
茂 Iヽ 点検
15,000
20,000
図書館
)
9月 5日 (水 )〜
20,000
30,000
出
IH際 大学米キ
l[ヘ リコプター
地 ド電 JJl』 叩1メ ンテナンス
9月 3日
25,000
40,000
II相
就業体験学習
8月 30日 (木 )〜
30,000
50,000
イJFrpJl.
Iイ ンターンシップ(4人 )
高1史 ′
`
出1/h lll件 とは〜 8川 13日 に考える〜」
40,000
71,863
上映作品 :花 より男子
会
映像資料「情報 の達人 ゼミ発表をしよう │"― テーマ選びからプレゼンテーション
まで 一」の上 映、パ ワーポイントによる相互貸借 (ILL)利 用法 の説明および OPAC
課題 の説明と調べ方
5,000
10月 22日
0
()〕
)〜
0
平成19年 度 平成20年 度 平成21年 度 平成22年 度 平成23年 度
│ス
平成19年 度
平成20年 度 平成21年 度 平成22年 度
平成23年 度
‐
ポーツ │に 関可るIメ I訃 フェア
開催場所 :図 書館 2階
11月 7日 (水 )
11月 6日 (火 )〜
(後 川)図
11月 12日
(月
11月 6日 (火 )〜
年度別文献複写利用状況 (枚 数)
陽
年度別参考業務状況
40,000
4,000
35,000
3,500
30.000
3,000
25,000
2.500
20,000
2,000
15,000
1,500
10,000
1,000
5,000
500
0
│サ
.囁
│卜
1交
・ ′
ド
14交 IIイ ンターンシップ (4人 )
11月 8日 (木 )
2
5
毎
5
︐
4
5,000
4,500
﹁﹁﹁﹁﹁﹁﹁﹁
50,000
45,000
訃剣イステッフアップガィダンス
「論文検索J、 「就活に役立つ図書活用法」
)
就業体験学習
防災設備の説明、消火機器 の使い方、
利用の避難誘導訓練、
12月 7日 (◆ )
俯Z
IIII図
ド何I防 災I川 紳
消火器実践訓練等
髄
G
2.528
最優秀賞
該当授賞者なし
優 秀賞
中 村
綾 (総 合文化学部 人間福祉学科 3年 次)
比 嘉 太
― (経 済学部 地域環境政策学科 4年 次)
佳
苺
作
大
城 みなみ (総 合文化学部 人間福祉学科 3年 次)
上
地
平成 24年 度沖縄国際大学図書館
12月 21日 (金 )
真
書評・ 映画評賞表彰式
雄 (総 合文化学部 英米言語文化学科 3年 次)
新 垣
慶 (総 合文化学部 人間福祉学科 3年 次)
比 嘉
吉 成 (総 合文化学部 日本文化学科 4年 次)
0
平成19年 度 平成20年 度 平成21年 度 平成22年 度 平成23年 度
平成19年 度 平成20年 度 平成21年 度 平成22年 度 平成23年 度
児 玉 理 知 (総 合文化学部 英米言語文化学科 3年 次 )
比 嘉 愛
25
26
美 (総 合文化学部 人間福祉学科 3年 次)
■ ミ 呵酷 入学口吉 律 払
2013(平 成 25)年 4月 1日
2団 2鮮
成2→ 年度 口 OCeOo②
期
称
間
場
o9o
出
所
席
1.平 成 24年 度
者
3
4
平成 24年 度機 関 リポ ジ トリ新任担 当者研 修
大学 図書館 ヨ ンソー シアム連合
版元提案説明会
USTICE)
9月 6日 〜
9月 7日
1
課
鹿児島東急イ ン
当番校 :南 九州大学 ・
南 九州短期大学図書館
課
岡山大学附属図書館
係
長
長
垣 花
垣 花
聡
聡
興 儀
真 紀
任
名 幸
沙 織
篤真 浦圭沙卵政
也聡 男紀 り 子織香 秀
優
参
田花 城 儀 西 垣 幸 村 口
原 垣山興仲新 名兼 門
〕IIttL大 学
主
節
9月 26日
関 lll学 院大学 関西学院会館
科
学
地域行 政学科
経
4
地域環境政策学不
‖
、
企業システユ
‖
学イ
5
新規オ ンライ ンデー タ
ベース及 び電子 ジャーナル購入希望 の調査依頼 につ
済
科
学
いて
(2)2012(平 成 24)年 度
学術雑誌購入希望及 び停
止 の調査依頼 について
(3)2012(平 成 24)年 度 図書館整備計画 申込書提
出について
(4)「 整備計画書」 に伴 う教授会会議室 での書籍展示
の案内 につ いて
任
期
124.4.1〜 H26.3.31
124.41〜 H26.3.31
124.4.1〜 H26.3.31
124.4.1〜 H26.3.31
124.4.1´ 彰I■ 26.3,31
8
II III 友希大 H24.4.1〜 H26.3.31
‖ ナ
産業情報学千
占
‖│ '( PI H23.4.1〜 H25.3.31
文
イ
│
日本
化学
I
ヽ Fri 品↓ H24,4,1〜 H26.3.31
‖
英米 I千 評i文 化半千
9
‖
社 会 文 │lt学 イ
10
9月 14日
律
3
7
長
法
名
2
6
長長佐 長任任任員事
第40回 沖縄県 図書館協 議会
(」
4月 20日
鹿児島東急イ ン
当番校:南 九州大学 ・
南九州短期大学図書館
館課課係主主主係副
5
第 63回 九州地 区大学図書館協議会総会
4月 19日
科
図書委員
→
大
i
l
︲ 性 太 榊
2
私立大学図書館協会西地 区部会
2012(平 成 24)年 度第 1回 九州地 区協議会
第4回 平成 24年 7月 13日 (金 )
報告事項
NALIS】 に係 る リプレイス方
(1)図 書館 システム 【
について
針検討
(2)学 術成果 リポ ジ トリシステム に係 るリプレイス
方針検討 について
(3)2011(平 成23)年 度参考資料 (継 続 ・セ ッ ト)
の購入可否 について
(4)2011(平 成 23)年 度参考資料図書館 (DArD)の
購入 について
(5)LLの 報告 について (継 続報告)
(6)各 学科 の図書館執行率 について
審議事項
(1)米 国学位論文 コ レクシ ョン 「沖縄 ・琉球関係」
全 123点 の購入 について
(2)図 書館 の開館時間 について
(3)学 部生の貸出冊数 について
C41 図書 の貸出延滞者 について
連絡事項
(1)「 2012(平 成 24)年 度 後期指定 図書 申込書」
の提出 について (専 任職員)
(2)「 2012(平 成 24)年 度 図書整備計画 申込書」
の提出 について (専 門図書)
1た
,「
人
1送 I
区I
図
│││1仲
1袖 li r/・
IIIRIIか }│││`
14イ
1‖
文11
II卜
;‖ 十 1ぐ
11卜
t lセ
‖
井
II原
i猾
H24,4,1〜 H26.3.31
二 H23.4,1〜 H25.3.31
竹
i lit i叫
1+ ロ ケ
十
( 也 H23.4,1〜 H25,3.31
妍( ││1 促 也
‖
││ │十 二 │̀そ ヽ
職責委員
幹
事
2.平 成24年 度 図宙委員会開催状況
第 1回 平成24年 4月 13日 (金 )
報告事項
について
ケ
ど
(1)平 成211イ げ1判 〕円IIIIIII状 イ
′
││1半
1:41t報
〕
211イ
笠‖
卜
(11に ついて
│ち
(2)平 成
審議事項
III市
k(μ ,る ときの職務代行者 の選 出
(1)yl,Iト ハtt〕 宝
「
について
(2)平 成 24イ lil嵯 IX III Thイ li半 卜について
連絡事項
の提出 について
(1)「 平成24イ │││げ IXltil‖ 卜‖illl lll l中 込 き」
liナ
'卜
││ナ
要望事項
i何 ,111世
今
ド ‖│1中 ‖1世 件れ
(1)私 立大学代
申請 について
'VJJ金
第 2回 平成24年 5月 18日 (金 )
報告事項
ケ
士 ついて
(1)平 成23年 度図 l lt‖ ‖状イ
′
「
(2)平 成 23年 度隊IIIWI"η │̀4H報 (11〕 IIに ついて
可
!P坤 1仙 について
1町 す
(3)平 成24イ IJ笠 ⅨIIII角 十
第5回 平成24年 10月 12日 (金 )
報告事項
(1)2012(平 成 24)年 度 新入生図書館 オ リエ ン
テーシ ョンについて
(2)2012(平 成24)年 度 前期 図書館 ステ ップア ッ
プガイダンス について
(3)マ イ ク ロフィルム の複製及 びデ ジタル化 の入札
について
(4)研 助図書消耗品化 に伴 う処理について
審議事項
(1)平 成25年 度以降購読停止雑誌 。新聞 について
lI卜
審議事項
(1)` r成 24イ 笠 │IЧ II卜 4午
才 `
'111川
こ )い C
イ
確認事項
)│‖ II,は 1 'い
(1)IIッ υ
liナ
Iフ
1'IIl
υ)部 改正 (案 )
│、
̀
第 3回 平成24年 6月 1日 (金 )
報告事項
(1)2011(平 成 23)イ 円壁 理約 オ ンライ ンデ ー タ
ベール及び電子 ジ ャーナル げ)利 川状況 について
(2)LLの 報告 について
審議事項
)F究 設備整備
(1)2012(平 成 2つ 年度 私立大学等イ
の
について
イ
ヤ等補助金 申請
(2)2012(平 成 24)年 度 沖縄 国際大学 図書館書
I評 ・映画評賞応募要領 (案 )に ついて
27
2013(平 成 25)年 4月 1日
(1)2013(平 成25)年 度
餌 ぎ 委 買 会 の動 河
学
1
入如 吉律択
連絡事項
名 秀 久 r = 魁
名
■ミ 輯
第 47号
⁚ 油 t
氏 川 谷 ︱
︐
︐
︐
∫ 入
芝 一
熊 村 十
一
︱
︱
No.
第47号
(2)平 成25年 度 予算オ ンラインデータベース及び
電子ジャーナル の新規導入 について
(3)図 書 の意見ボ ックスの投書及 び運用内規 につい
て
(4)図 書 館 規 程 改 正 (開 館 時 間 ・ 冊 数 及 び期 間 な
ど)に つ いて
(5)デ ジタルイメージプリンター とカラー ブックコ
ピー機購入 について
(6)図 書館 の4階 学習室のPCセ ット及 び3,皆 ビデオ
デッキの導入 について
28
2013(平 成 25)年 4月 1日
■ ミ 司除 入学口吉 律 払
第47号
(7)マ イク ロフィルム のデ ジタル化 について
(8)次 期 図書館 システム及び学術 リポジ トリシステ
(7)沖 縄 国際大 学 図書館 基 本計画 の策 定 につ いて
ムの選定について
連絡事項
(1)「 平成 24年 度 第 2階 図書整備計画 申請書」 の提
出について
(2)平 成 24年 度 沖縄 国際大学 図書館書評 ・ 映画評
賞について
連絡事項
(1)平 成24年 度 沖縄国際大学図書館 書評 ・映画評賞
表彰式
■螂
第47弓
人の動 き
(継 続審議)
【
図書館専任職員】
2012年 7月 1日 付 配置換
氏
第9回 平成25年 1月 18日 (金 )
報告事項
(1)平 成24年 度 図書館防災訓練実施報告 について
(2)平 成 24年 度 私 立大 学等研究設備整備費等補助金
(私 立大学等研 究設備等整備費)の 交付決定 につ
いて
(3)意 見ボ ックス のアンケー ト回答 について
審議事項
(1)平 成 25年 度 予算オ ンライ ンデ ー タベー ス及び
電子 ジャー ナル の新規導入 について (継 続審議)
(2)図 書 の購入 について
第6回 平成24年 10月 26日 (金 )
報告事項
(1)台 風 17号 による障害 のお 詫 びについて (朝 野書
房 よ り)
審議事項
(1)次 期 図書館 システム 及 び学術 リポジ トリシステ
ムの選定について
(2)本 学図書館職員 の専門職員 の配置 について(要 望)
(3)沖 縄国際大学図書館基本計画 の策定 について
第 10回 平成25年 3月 8日 (金 )
報告事項
(1)図 書資料延滞 (学 部 ・大学院)に ついて
(2)平 成 24年 度 蔵書点検 の報告 について
(3)平 成 24年 度 私 立大学等研 究設備整備 費等補助
金計画調書 について(平 成 24年 度補正予算 に係 る事
業)
(つ 意見ボックスのアンケー ト回答 について
審議事項
(1)「 図書館4階 施設利用 内規Jの 一部改正 (案 )に
ついて
(2)「 図書館研究個室利用 内規」 の一 部改 正 (案 )
について
(3)「 図書館スタジオ・編集室利用 内規」 の一 部改正
(案)に ついて
(4)「 図書館AV・ PCコ ーナ ー利用 内規」 の一部改正
(案 )に ついて
(5)【 貸出禁止図書館資料 に関す る 申 し合わせ】
図書館貸 出禁上 の 図書館資料 を図書館外 (学 内)
に講義等 で利用す る場合 (再 審議)
連絡事項
第 7回 平成24年 11月 16日 (金 )
報告事項
(1)平 成24年 度 等整備費)の 審査結果 について
(2)図 書館意見ボ ックス の ア ンケー ト回収結果 につ
いて
審議事項
(1)沖 縄国際大学図書館基本計画 の策定 について
連絡事項
(1)平 成24年 度 沖縄国際大学図書館 書評・映画評賞
の採点表提出について
(2)次 回の図書委員会開催 について
(3)平 成24年 度 沖縄国際大学図書館 書評 ・映画評賞
表彰式
第8回 平成24年 12月 7日 (金 )
報告事項
(1)図 書館内での盗難事件 について
(2)意 見ボ ックス のアンケー ト回答 (10番 〜14番 )
について
(3)2012(平 成24)年 度 後期図書館ステ ップアップ
ガイダンスについて
(4)2012(平 成24)年 度 2年 次図書館ガイダ ンス学
科別受講者数について
(5)台 風 17号 による障害 のお詫 びについて (朝 野書
房 よ り)
(6)2012(平 成24)年 度 第 2図 書整備計画 申込書 の
提出状況 (案)に ついて
(7)「 書」作品 の受け入れ について
審議事項
(1)平 成24年 度 沖縄国際大学図書館 書評 ・映画評賞
の選考 について
(2)図 書館 の貸出手続きの簡素化 について
(3)LLサ ービスの支払 (私 費利用者)に ついて
(41図 書館内での盗難防止 について
(5)平 成 25年 度以降購読停止データベースについて
(6)平 成25年 度 予算オ ンライ ンデータベース及び電
子 ジ ャーナル の新規導入 について (継 続審議)
(1)2013(平 成 25)年度
について
前期指定 図書 申込書 の提 出
現
名
職
名
前 職
名
鞘││││た
興刀卜
会計課課長補佐
図
書
課
係
長
り
h
《十
図 書 課 係 長
会
計
課
係
長
前 職
名
書
課
l.(ホ
│1爽
内′
2013イ ド
1川 IHイ ヽ
1
tl「
氏
│││ド
l,十
己
現
名
図
図 書 課 課 長
研究支援課課長補佐
秀
学 生 課 副 参 事
図 書 課 副 参 事
│
図書課 副参事
学 生 課 副 参 事
1111朱 た
IItl l I‖
lX
ti lち
名
経営政策室副歩事
1総
i
職
課
長
'11′
姦
車 藝
E鰹
働
)))))》 )))》 )))》 )》 )》 )》 )
》
暖かい春の空気 /J川 んなでる季節とな りました。新入生のみなさん、入学あめでこうございます。
本学は、8B和 4r(│〔 )72)年 2月 25日 に設立、同時に図書館も設置されプレハブ校舎からヌタ ー ト
しました。現在の図出鮒は、平成 10(1998)年 3月 に建設され、施設は、地上 4階 、地下 2階 、塔屋
1階 からなる延 べ床 ,IR 10,096.46ド の建物です。蔵書数は、平成 24(2012)年 5月 現在 461,812冊 で、
入館者数は 331,403人 、開館日数は 312日 、共に平成 23(2011)年 4月 1日 〜平成 24(2012)年 3
月 31日 迄のデ ータです(,入 館者数の内訳は、単内者が 265,798人 で学外者が 65,605人 です。 1日 当
たりの入館者の平均は │,062人 です。それから、開館時間は、月曜 日から金躍 日は 8時 00分 〜 23時 迄 (学
外者は 9時 〜 23時 )、 土艘 日は 9時 〜 22時 迄、日曜 日は 10時 〜 18時 迄、長期休 I限 期間 (日 躍日を除 <)は 、
98寺 〜 21時 迄とな っています。このように環境の整 った図書館 を大学の教育研究施設として、大い │こ
利用 して貰いたいと思います。
毎年、各学部の学科長が新入生に扁め る 5冊 の本を図書館 1階 │こ 配架 してあ ります。また、図豊館が
毎年発行 している「沖縄 国際大学図書館報」にも掲載 してあ ります。特に新入生の皆さん │こ は、図書館
利用について、効果的に活用するためにも早め │こ 習得することを希望 します。それから、在単生のみな
さんも充実 した学生生活を過ごすためにも、何かを見つけるためにも大いに有効利用 して<だ さい。
前図書課長 lB花 聡
I向
29
2013(平 成 25)年 4月 1日
酷 入学口吉 偉 払
30