ビルディングオートメーション用 ライブラリ DALI マスタモジュール 750-641 用 ファンクションブロック説明書 英語版 2008.05.26(日本語版 2009.04.16) Copyright 2008 by WAGO Kontakttechnik GmbH All rights reserved. 〒136-0071 東京都江東区亀戸 1-5-7 日鐵 ND タワー WAGO ジャパン株式会社 オートメーション TEL: 03-5627-2059 FAX:03-5627-2055 Web: http://www.wago.co.jp/io WAGO Kontakttechnik GmbH Hansastraße 27 D-32423 Minden Phone: +49 (0) 571/8 87 – 0 Fax: +49 (0) 571/8 87 – 1 69 E-Mail: info@wago.com Web: http://www.wago.com Technical Support Phone: +49 (0) 571/8 87 – 5 55 Fax: +49 (0) 571/8 87 – 85 55 E-Mail: support@wago.com 本書の作成には万全を期しておりますが、お気づきの点やご意見がございましたら下記までお知らせ ください。 E-Mail: io_info@wago.co.jp 本書で使用するソフトウェアおよびハードウェアの名称ならびに会社の商号は、一般に商標法または 特許法により保護されています。 本製品には、カリフォルニア大学バークレー校およびその協力者によって開発されたソフトウェアが 含まれます。 目次 通信.............................................................................................................................1 DALI Job List (FbDALI_Jpblist) ......................................................................................................... 1 DALI Job List IPC (FbDALI_Jpblist_IPC) .......................................................................................... 2 基本ファンクションブロック .....................................................................................3 DALI Master (FbDALI_Master).......................................................................................................... 3 DALI Master Advanced (FbDALI_Master_Adv)................................................................................. 4 照明機能呼び出し .......................................................................................................7 Dimmer Single Button (FbDALI_DimmSingleButton)........................................................................ 7 Dimmer Single Button (Easy) (FbDALI_DimmEasy)......................................................................... 9 Dimmer Double Button (FbDALI_DimmDoubleButton) ................................................................... 10 Latching Relay (FbDALI_LatchingRelay) ........................................................................................ 12 Switch Value (FbDALI_SwitchValue)............................................................................................... 14 Constant Light Control (FbDALI_ConstantLightControl) ................................................................. 15 Selecting Scene (FbDALI_RecallScene) ........................................................................................ 19 Selecting Scene No. (FbSelectSceneNo) ....................................................................................... 21 Selection of Scene No. + Fade Time (FbSelectSceneFadeTime) .................................................. 22 コンフィグレーション..............................................................................................24 DALI Configuration Tool (DALI_Config)........................................................................................... 24 Scene Configuration (DALI_ConfigScene)...................................................................................... 25 Addressing Electronic Ballasts (FbDALI_ConfigShortAddress)...................................................... 26 Searching short Addresses (FbDALI_ShowShortAdr) .................................................................... 28 Configuration of Electronic Ballasts (FbDALI_ConfigDevice) ......................................................... 30 DALI/DSI Switch (FbDALI_DSI) ...................................................................................................... 33 Reset Control Gear (FbResetControlGear)..................................................................................... 34 復帰パラメータ.........................................................................................................35 Restore dimming values (FbRestore_DimmValue) ......................................................................... 35 Query Status Device (FbDALI_StatusDevice)................................................................................. 36 Query for Current Lamp Value (FbDALI_StatusDimmValue) .......................................................... 38 変換...........................................................................................................................40 Converting DALI Dimm Value -> Percentage (FuDimmValue_Percent) ......................................... 40 Converting Percentage -> DALI Dimm Value (FuDimmValue_DALI).............................................. 40 付録...........................................................................................................................41 FbDALI_Master および FbDALI_Master_Adv 用コマンドリスト ................................................... 41 FbDALI_Master_Adv 用コマンドリスト ......................................................................................... 43 拡張コマンド FbDALI_Master_Adv に対する応答.......................................................................... 44 出荷時設定デバイスパラメータ ...................................................................................................... 44 i フェードタイムおよびフェードレート ........................................................................................... 45 数字コード....................................................................................................................................... 45 ii 通信 DALI Job List (FbDALI_Jpblist) FB 名称 FbDALI_Joblist ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bModule_750_641 BYTE コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 出力パラメータ データタイプ 意味 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) FB の図示 説明 ファンクションブロック[FbDALI_joblist]は、フィールドバスコントローラ 750-8XX 上の DALI モジ ュール 750-641 と通信するために使用します。このファンクションブロックは、プログラム内の他 の DALI ファンクションブロックで実行するために待っている全てのコマンドを検出し、それを実 行します。 コントローラは、装着されている DALI モジュールを認識してコントローラから近い順にモジュー ル数をカウントします。 ある DALI モジュールに対して正しいファンクションブロックを割付ける ためには、対応したモジュールインデックスを定数で入力 bModule_750_641 に入力しなければ なりません。 出力 bFeedback は応答を数値で出力します。 数値は付録に表 6 に記載されています。 注 • プログラム開始後に、ファンクションブロックは Terminate (256)コマンドを送ります。 • ファンクションブロック FbDALI_Joblist は、プログラムシーケンスの中で他の全ての DALI ファンクションブロックより先にコールを実行してください。 • このファンクションブロックは実装した各 DALI モジュールに対し、各々一度だけ使用すること ができます。 1 DALI Job List IPC (FbDALI_Jpblist_IPC) FB 名称 FbDALI_Joblist_IPC ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bModule_750_641 BYTE In_Data ARRAY[0..5] OF BYTE コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジ ュールの番号を設定する。コントローラに近い順に 左から右に番号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 DALI マスタモジュール 750-641 の入力アレイ 入出力パラメータ データタイプ 意味 Out_Data ARRAY[0..5] OF BYTE DALI マスタモジュール 750-641 の出力アレイ 出力パラメータ データタイプ 意味 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) FB の図示 説明 ファンクションブロック[FbDALI_joblist_IPC]は、DALI モジュール 750-641 と通信するために使用し ます。このファンクションブロックは、プログラム内の他の DALI ファンクションブロックの全ての コマンドを検出し、それを実行します。 このファンクションブロックが通信する DALI モジュールは入力 bModule_750-641 で選択します。 入力 In_Data および Out_Data には、DALI マスタモジュールのデータ用の入力または出力ア レイを入れます。これら入力の変数は、 対応するハードウェアアドレスに関連させる必要があります。 アドレスは実装したモジュールの位置によって決まります。 例 In_Data = Input AT %IB0 : ARRAY [0..5] OF BYTE; Out_Data = Output AT %QB0 : ARRAY [0..5] OF BYTE; 出力 bFeedback は応答を数値で出力します。 数値は付録に表 6 に記載されています。 注 • プログラム開始後に、ファンクションブロックは Terminate (256)コマンドを送ります。 • ファンクションブロック FbDALI_Joblist_IPC は、プログラムシーケンスの中で他の全ての DALI ファンクションブロックより先にコールを実行してください。 • このファンクションブロックは実装した各 DALI モジュールに対し、各々一度だけ使用すること ができます。 2 基本ファンクションブロック DALI Master (FbDALI_Master) FB 名称 FbDALI_Master ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bAddress BYTE iCommand INT ショートアドレス=1〜64 グループアドレス=1〜16 ブロードキャスト=255 DALI コマンドセット(DIN IEC-60929 参照)に従った DALI コマンドの入力 例:0=Off、1=On、2=減光、その他(付録の表 1 参照) bCommandValue BYTE コマンド値(例えば輝度) bModule_750_641 BYTE コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 入出力パラメータ データタイプ 意味 xStartDaliMaster BOOL 開始コマンド(ユーザがセットするビット) このファンクションブロックはコマンドの実行後にリセッ トされる。 フィードバック値 データタイプ 意味 bQueryValue BYTE DALI 規格に従って問合せコードを返す。 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) FB の図示 説明 [FbDALI_Master]ファンクションブロックを使用すると、DIN IEC60929(付録、表 1 のリスト参照) に規定された DALI コマンドを起動することができます。 1 台のバラストをアドレス指定するためには、対応するバラストのショートアドレス(1〜64)を入 力 bAddress に設定してください。グループをアドレス指定したい場合は、対応するグループア ドレス(1〜16)を入力 bAddress に指定してください。 ブロードキャストコマンドを送ることができるようにするためには、アドレス 16#FF(255)を入 3 力します。 DALI コマンド用のコマンド番号は入力 iCommand に設定します。このコマンドがコマンド値を 追加で必要とする場合は、それを入力 bCommandValue に規定しなければなりません。ショー トアドレスとグループコマンドとの間で区別できるようにするためには、グループコマンドのコマ ンド用にオフセット 300 を加えなければなりません。 例 1. ショートアドレス用コマンド bAddress =1、 iCommand =0 →ショートアドレス 1 で Off コマンドをバラストに送る 2. グループ用コマンド bAddress =1、 iCommand =300 →グループアドレス 1 で Off コマンドをバラストに送る 正しく実行できるようにするために、ショートアドレスコマンドの 32〜128 およびグループコマン ドの 332〜364 を 100ms 以内に 2 度送らなければなりません。 このファンクションブロックで通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 択します。 で選 DALI コマンドの送信は入力 xStartDaliMaster に TRUE 信号をセットすることでトリガされます。 この入力はユーザがセットできる変数を用いて規定しなければなりません。ファンクションブロッ クはこの変数を自分でリセットしますので、ユーザは新たに DALI コマンドを起動することができ ます。 問い合わせが DALI スレーブに送られた場合、応答は bQueryValue 出力に出されます。 出力 bFeedback は 数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っています。 注 調光値の入出力は FbDALI_Master によって、値範囲が 0〜254(対数調光曲線)で実行されます。 DALI 調光値は FuDimmValue_Percent 機能を介してパーセントに変換できます。 DALI Master Advanced (FbDALI_Master_Adv) 4 FB 名称 FbDALI_Master_Adv ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bAddress BYTE iCommand INT ショートアドレス=1〜64 グループアドレス=1〜16 ブロードキャスト=255 DALI コマンドセット(DIN IEC-60929 参照)に従った DALI コマンドの入力 例:0=Off、1=On、2=減光、3=照度 1 レベル増、その 他(付録の表 1 参照) bCommandValue1 BYTE コマンド値 1 bCommandValue2 BYTE コマンド値 2 bModule_750_641 BYTE コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 入出力パラメータ データタイプ 意味 xStartDaliMaster BOOL 開始コマンド(ユーザによってセットされるビット) このファンクションブロックはコマンドの実行後にリセッ トされる。 フィードバック値 データタイプ 意味 bQueryValue BYTE DALI 規格に従って問合せコードを返す。 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) bByte_1 BYTE DALI 応答バイト 1 bByte_2 BYTE DALI 応答バイト 2 bByte_3 BYTE DALI 応答バイト 3 bByte_4 BYTE DALI 応答バイト 4 bByte_5 BYTE DALI 応答バイト 5 FB の図示 説明 [FbDALI_Master_Adv]ファンクションブロックを用いると、DIN IEC60929(付録、表 1 のリスト参 照)に規定された DALI コマンドを起動することができます。このファンクションブロックはいわ ゆる「拡張コマンド」もまたサポートします(付録、表 2 参照)。これらのコマンドは DALI マスタ モジュールにマクロとして保存されます(例:新アドレスを割り当てるマクロ) 。 1 台のバラストをアドレス指定するためには、対応するバラストのショートアドレス(1〜64)を入 力 bAddress に規定してください。グループをアドレス指定したい場合は、対応するグループア ドレス(1〜16)を入力 bAddress に指定してください。 ブロードキャストコマンドを送ることができるようにするためには、アドレス 16#FF(255)を入 力します。ブロードキャストコマンドはグループコマンドを用いてはできません。 DALI コマンド用のコマンド番号は入力 iCommand に設定します。このコマンドがコマンド値を 追加で必要とする場合は、これを入力 bCommandValue1 に規定しなければなりません。 拡張コマンドに関しては 2 番目のパラメータを bCommandValue2 に入れなければなりません。 ショートアドレスとグループのコマンド間で区別できるためには、グループコマンドのコマンド番 5 号 iCommand にオフセット 300 を加えなければなりません。 拡張コマンドのコマンド番号は 500 番から始まります。ショートアドレスとグループアドレス間の 区別はオフセット 300 を用いて同じようにできます。これはグループアドレスの拡張コマンドがコ マンド番号 800 から始まることを意味しています。 例 1. ショートアドレス用コマンド bAddress =1、 iCommand =0 →ショートアドレス 1 で Off コマンドをバラストに送る 2. グループ用コマンド bAddress =1、 iCommand =300 →グループアドレス 1 で Off コマンドをバラストに送る 3. ショートアドレス用拡張コマンド bAddress =1、 iCommand =501、 bCommandValue1 =42、 bCommandValue2 =254 →ショートアドレス 1 で Save max. value 100%(254) コマンドをバラストに送る 4. グループアドレス用拡張コマンド bAddress =1、 iCommand =801、 bCommandValue1 =42、 bCommandValue2 =254 →グループアドレス 1 で Save max. value 100%(254) コマンドをバラストに送る 正しく実行できるようにするために、ショートアドレスコマンドの 32〜128 およびグループコマン ドの 332〜364 を 100ms 以内に 2 度送らなければなりません。 このファンクションブロックで通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 択します。 で選 DALI コマンドの送信は入力 xStartDaliMaster に TRUE 信号をセットすることでトリガされます。 この入力はユーザがセットできる変数を用いて規定しなければなりません。ファンクションブロッ クはこの変数を自分でリセットしますので、ユーザは新たに DALI コマンドを起動することができ ます。 問い合わせが DALI スレーブに送られた場合、応答は bQueryValue 出力に出されます。 出力 bFeedback は 数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っています。 拡張コマンドの問い合わせに対する応答は出力 bByte1-bByte5 に表示されます(付録、表 3 参 照)。 注 調光値の入出力は FbDALI_Master_Adv によって、値範囲が 0〜254(対数調光曲線)で実行さ れます。 DALI 調光値は FuDimmValue_Percent 機能を介してパーセントに変換できます。 6 照明機能呼び出し Dimmer Single Button (FbDALI_DimmSingleButton) FB 名称 FbDALI_DimmSingleButton ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bAddress BYTE xGroup BOOL xButton BOOL ショートアドレス=1〜64 グループアドレス=1〜16 ブロードキャスト=255 ショートまたはグループのアドレス選択 FALSE=ショートアドレスまたはブロードキャスト TRUE=グループアドレス デフォルト設定=FALSE スイッチまたは調光照明要求からの入力 bSwitchOnLevel BOOL xOFF_at_MinLevel BOOL xOFF_as_MinLevel BOOL bFadeRate BYTE bShortPushButton TIME 消灯コマンドの代わりに照明が最小レベルに減光される デフォルト設定=FALSE フェードレート 値範囲=1〜15(255) デフォルト設定=255(不変) ボタンを押すのに割り当てられた短時間 bReferenceaddress1 BYTE 1 番に指定した電子バラストが現在の調光値を決定する bReferenceaddress2 BYTE 2 番に指定した電子バラストが現在の調光値を決定する bModule_750_641 BYTE コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 フィードバック値 データタイプ 意味 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) 電源 ON 時の照度値 値範囲=0〜100(%)、デフォルト=0(最大値) 最小調光値に達したとき照明を OFF にする FB の図示 7 説明 [FbDALI_DimmSingleButton]ファンクションブロックを用いた DALI インタフェースにより、照明 を調光することができます。照明用の調光コマンドや電源 ON/OFF は一つのスイッチの制御によっ て行われます。 DALI コマンドが送られるショートまたはグループアドレスは入力 bAddress に規定します。入 力 xGroup に設定した値はファンクションブロックにより解釈され、入力アドレスがショートア ドレスであるかまたはグループアドレスであるか判断されます(FALSE=ショートアドレス、 TRUE=グループアドレス)。 ボタンを短押しまたは長押したときの反応は以下の通りになります。 • 入力 xButton でボタンの短押し→照明は入力 bSwitchOnLevel で規定された値で点灯する。 電源 ON 時の照度が 0 にセットされた場合、スイッチを ON したとき最大照度が呼び出される。 • 照明が ON の間入力 xButton でボタンの短押し→照明は OFF となる。 • xOFF_as_MinLevel =TRUE および照明が ON のとき入力 xButton でボタンの短押し→ 照明は OFF せずに最小レベルにセットされる • 照明が OFF の間入力 xButton でボタンの長押し→照明は ON し、明るくなる • 照明が ON の間入力 xButton でボタンの長押し→前回のボタンの長押しとは反対に照明は減 光または増光する • xOFF_at_MinLevel 値が TRUE にセットされた場合、照度を徐々に下げたとき最小調光値に 到達したらすぐに照明は OFF になる グループで ON/OFF または調光する場合、グループ内の参照電子バラストを指定しなければなりま せん。二重化するためには 2 つの参照値(bReferenceaddress1 および bReferenceaddress2)を指 定することが可能です。 ボタンの短押しと長押しを区別するための時間は、入力パラメータ tShortPushButton に設定す る値で調整できます。パラメータ設定値よりも短い時間ボタンを押した場合は短押しとみなされま す。 フェードレートの変更は入力パラメータ bFadeRate によってセットすることができます。この パラメータはボタンが押されたか、値が変化したときのみ送られます。値 255 が入力された場合、 フェードレートは変更されません。 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選 択します。 8 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っていま す。 注 入力 bSwitchOnLevel に値 0 を入れると最大照度値を設定したとしてみなされます。 Dimmer Single Button (Easy) (FbDALI_DimmEasy) FB 名称 FbDALI_DimmEasy ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bAddress BYTE xGroup BOOL xButton BOOL ショートアドレス=1〜64 グループアドレス=1〜16 ブロードキャスト=255 ショートまたはグループのアドレス選択 FALSE=ショートアドレスまたはブロードキャスト TRUE=グループアドレス デフォルト設定=FALSE スイッチまたは調光照明要求からの入力 bReferenceaddress1 BYTE 1 番に指定した電子バラストが現在の調光値を決定する bReferenceaddress2 BYTE 2 番に指定した電子バラストが現在の調光値を決定する bModule_750_641 BYTE コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 フィードバック値 データタイプ 意味 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) FB の図示 説明 [FbDALI_DimmEasy]ファンクションブロックを用いることにより、DALI バラスト付の照明を調 光することができます。照明用の調光コマンドや電源 ON/OFF は一つのスイッチの制御によって行 われます。 9 DALI コマンドが送られるショートまたはグループアドレスは入力 bAddress に規定します。入 力 xGroup に設定した値はファンクションブロックにより解釈され、入力アドレスがショートア ドレスであるかまたはグループアドレスであるか判断されます(FALSE=ショートアドレス、 TRUE=グループアドレス)。 ボタンを短押しまたは長押したときの反応は以下の通りになります。 • • • • 入力 xButton でボタンの短押し→照明は点灯する。 照明が ON の間入力 xButton でボタンの短押し→照明は OFF となる。 照明が OFF の間入力 xButton でボタンの長押し→照明は ON し、明るくなる 照明が ON の間入力 xButton でボタンの長押し→前回のボタンの長押しとは反対に照明は減 光または増光する グループで ON/OFF または調光する場合、グループ内の参照電子バラストを指定しなければなりま せん。二重化するためには 2 つの参照値(bReferenceaddress1 および bReferenceaddress2)を指 定することが可能です。 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選 択します。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っていま す。 Dimmer Double Button (FbDALI_DimmDoubleButton) 10 FB 名称 FbDALI_DimmDoubleButton ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bAddress BYTE xGroup BOOL xON_and_StepUp BOOL ショートアドレス=1〜64 グループアドレス=1〜16 ブロードキャスト=255 ショートまたはグループのアドレス選択 FALSE=ショートアドレスまたはブロードキャスト TRUE=グループアドレス デフォルト設定=FALSE 電源 ON およびステップアップ照明用の押しボタン信号 bSwitchOnLevel BOOL xON_and_StepDown BOOL xOFF_at_MinLevel BOOL xOFF_as_MinLevel BOOL bFadeRate BYTE 電源 ON 時の照度値 値範囲=0〜100(%)、デフォルト=0(最大値) 電源 OFF およびステップダウン照明用の押しボタン信号 最小調光値に達したとき照明を OFF にする デフォルト設定=FALSE 消灯コマンドの代わりに照明が最小レベルに減光される デフォルト設定=FALSE フェードレート 値範囲=1〜15(255) デフォルト設定=255(変化なし) bShortPushButton TIME bModule_750_641 BYTE ボタンを押すのに割り当てられた短時間 デフォルト=t#500ms コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 フィードバック値 データタイプ 意味 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) FB の図示 [FbDALI_DimmDoubleButton]ファンクションブロックを用いると、DALI バラスト付照明の調光を することができます。 照明用の調光コマンドや電源 ON/OFF は2個別々のスイッチの制御によって 行われます。 DALI コマンドが送られるショートまたはグループアドレスは入力 bAddress に規定します。入 力 xGroup に設定した値はファンクションブロックにより解釈され、入力アドレスがショートア ドレスであるかまたはグループアドレスであるか判断されます(FALSE=ショートアドレス、 TRUE=グループアドレス)。 ボタンを短押しまたは長押したときの反応は以下の通りになります。 • 入力 xON_and_StepUp でボタンの短押し→照明は入力 bSwitchOnLevel で規定された値 で点灯する。入力 bSwitchOnLevel が 0 にセットされた場合、最大照度に対する値として解 釈される。 • 入力 xOFF_and_StepDown でボタンの短押し→照明は OFF となる。 • 入力 xON_and_StepUp でボタンの長押し→照明は徐々に明るくなる。 • 入力 xOFF_and_StepDown でボタンの長押し→照明は徐々に暗くなる。 xOFF_at_MinLevel 値が TRUE にセットされた場合、照度を徐々に下げて最小調光値に達した らすぐに照明は OFF になります。 電源 OFF コマンドの代わりに xOFF_as_MinLevel 値が TRUE にセットされた場合、照明は最 小値になるまで減光されます。 ボタンの短押しと長押しを区別するための時間は、入力パラメータ tShortPushButton に設定す る値で調整できます。パラメータ設定値よりも短い時間ボタンを押した場合は短押しとみなされま す。 11 フェードレートの変更は入力パラメータ bFadeRate によってセットすることができます。この パラメータは値が変化したときのみ送られます。値の入力がないか、または 255 が入力された場合、 フェードレートは変更されません。 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選 択します。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っていま す。 Latching Relay (FbDALI_LatchingRelay) FB 名称 FbDALI_LatchingRelay ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bAddress BYTE xGroup BOOL xButton BOOL ショートアドレス=1〜64 グループアドレス=1〜16 ブロードキャスト=255 ショートまたはグループのアドレス選択 FALSE=ショートアドレスまたはブロードキャスト TRUE=グループアドレス デフォルト設定=FALSE スイッチまたは調光照明要求からの入力 xOFF_as_MinLevel BOOL xCentr_OFF BOOL 消灯コマンドの代わりに照明が最小レベルに減光される デフォルト設定=FALSE TRUE=グループアドレス xCentr_ON BOOL 中央指令 ON コマンド用入力 bReferenceaddress1 BYTE 1 番に指定した電子バラストが現在の照度値を決定する bReferenceaddress2 BYTE 2 番に指定した電子バラストが現在の調光値を決定する bModule_750_641 BYTE コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 フィードバック値 データタイプ 意味 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) FB の図示 12 説明 このファンクションブロックは、DALI ラッチングリレーの制御に使用することができます。 DALI コマンドが送られるショートまたはグループアドレスは入力 bAddress に規定します。入 力 xGroup に設定した値はファンクションブロックにより解釈され、入力アドレスがショートア ドレスであるかまたはグループアドレスであるか判断されます(FALSE=ショートアドレス、 TRUE=グループアドレス)。 入力 xButton に対して立ち上がり信号入力があると、ショートまたはグループアドレスでアド レス指定された照明が点灯または消灯します。照明が点灯するか消灯するかは、以前の照明状態に より異なります。 電源 OFF コマンドの代わりに xOFF_as_MinLevel 値が TRUE にセットされた場合、照明は最 小値になるまで減光されます。 入力 xCentr_ON および xCentr_OFF ールするのに使用されます。 は、中央指令コマンド経由で照明を強制的にコントロ このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選 択します。 グループで ON/OFF または調光する場合、グループ内の参照電子バラストを指定しなければなりま せん。二重化するためには 2 つの参照値(bReferenceaddress1 および bReferenceaddress2)を指 定することが可能です。グループ内の 1 番目の参照値は必ず存在しなければなりません。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っていま す。 13 Switch Value (FbDALI_SwitchValue) FB 名称 FbDALI_SwitchValue ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bAddress BYTE xGroup BOOL bDimmLevel BYTE bFadeTime BYTE xButton BOOL ショートアドレス=1〜64 グループアドレス=1〜16 ブロードキャスト=255 ショートまたはグループのアドレス選択 FALSE=ショートアドレスまたはブロードキャスト TRUE=グループアドレス デフォルト設定=FALSE 調光値(%) 範囲=0〜100% フェードタイム 範囲=0〜15(255) デフォルト設定=255(変化なし) 調光値を呼び出すスイッチ信号 bModule_750_641 BYTE コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 フィードバック値 データタイプ 意味 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) FB の図示 説明 このモジュールによって DALI デバイス用ラッチングリレーモジュールの制御ができます。 DALI コマンドが送られるショートまたはグループアドレスは入力 bAddress に規定します。入 力 xGroup に設定した値はファンクションブロックにより解釈され、入力アドレスがショートア ドレスであるかまたはグループアドレスであるか判断されます(FALSE=ショートアドレス、 TRUE=グループアドレス)。 入力 xButton に対して立ち上がり信号入力があると、ショートまたはグループアドレスでアド レス指定された照明を bDimmLevel 入力でセットした調光値まで減光します。調光値の入力は 14 0〜100%の範囲で行われます。 入力パラメータ bFadeTime は、変化に対する照度に到達すべきフェード速度を定義します。こ の値は新しい照度値を呼び出す前に適切な DALI デバイスに送信されます。送信はフェード速度の 値変更が実施されるか、アドレス指定が変わったときにのみ行われます。 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選 択します。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っていま す。 Constant Light Control (FbDALI_ConstantLightControl) FB 名称 FbDALI_ConstantLightControl ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bAddress BYTE xGroup BOOL xControlOFF BOOL ショートアドレス=1〜64 グループアドレス=1〜16 ブロードキャスト=255 ショートまたはグループのアドレス選択 FALSE=ショートアドレスまたはブロードキャスト TRUE=グループアドレス デフォルト設定=FALSE コントロールをスイッチ OFF する xON BOOL 照明を点灯する xOFF BOOL 照明を消灯する xToggle BOOL xON_and_StepUp BOOL XOFF_and_StepDown BOOL bShortPushButton TIME wActualValue WORD wBasicSetpValue WORD wMaxMeasuredValue Sensor WORD tSwitchOffDelay TIME xSetpValueShifting BOOL 入力信号の立ち上がりにより照明を ON または OFF す る ボタンを短押しすることにより照明スイッチを ON す る。またボタンを長押しすることにより照明は徐々に明 るくなる。( xStepValueShifting =TRUE のとき) ボタンを短押しすることにより照明スイッチを OFF す る。またボタンを長押しすることにより照明は徐々に暗 くなる。( xStepValueShifting =TRUE のとき) ボタンを押すのに割り当てられた短時間 デフォルト=t#500ms 光センサの入力信号 値範囲=0〜32767 基本セットポイント値「lux」 デフォルト設定=500lx 光センサの最大測定値「lux」 デフォルト設定=2000lx 最小調光レベルでの照明の消灯ディレー 値範囲=1〜30(min) デフォルト設定=t#0s(消灯ディレーなし) セットポイント値修正が起動される。セットポイント値 プ ダ 15 xMemo BOOL xPresenceDetector BOOL XAuto_On_at_Presence BOOL rCalibration REAL bAdaption_in_Percent BYTE bModule_750_641 BYTE この入力が起動された場合、PresenceDetector を用いて 照明を点灯することができる。 条件=実際値<セットポイント値であること デフォルト設定=FALSE 光センサをキャリブレートするのに用いられる入力 デフォルト設定=5 キャリブレーション値を昼間に合わせるのに用いる入 力、 値範囲=0〜100%、デフォルト設定=70 コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュー ルの番号を設定する。コントローラに近い順に左から右 に番号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 入出力パラメータ データタイプ 意味 wSetpValue WORD 光強度用セットポイント値「lux」 フィードバック値 データタイプ 意味 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) FB の図示 16 wSetpValue はシフトアップまたはシフトダウンする ことができる。 これ以外の場合は wBasicSetpValue が有効となる。 デフォルト設定=FALSE Memo が 起 動 さ れ た 場 合 、 電 源 ON 後 ラ ン プ は wSetpValue に調整される。起動されない場合は wBasicSetpValue が有効となる。 デフォルト設定=FALSE 在/不在検知のスイッチング信号 照明およびコントローラは信号立下りによって消灯す る。 説明 このファンクションブロックを使用すると、光センサと接続して均一な光を自動的に制御するこ とができます。 DALI コマンドが送られるショートまたはグループアドレスは入力 bAddress に規定します。入 力 xGroup に設定した値はファンクションブロックにより解釈され、入力アドレスがショートア ドレスであるかまたはグループアドレスであるか判断されます(FALSE=ショートアドレス、 TRUE=グループアドレス)。 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選 択します。 入力 xControlOff を用いてコントロールを止めることができます。たとえば関連アドレスのシー ンを選択するとき、調光値が直ちに書き換えられることはありません。 xOn および xOff 入力により、ライトおよびコントロールをスイッチ ON または OFF するこ とができます。 xToggle 入力での立ち上がり信号は、現在の状態に応じてコントロールおよびライトを ON ま たは OFF します。 入力ボタン xOn_and_StepUp または xOff_and_StepDown を長押しすることにより、入力 wSetpValue でのセットポイント光強度をシフトアップまたはシフトダウンすることができま す。これは入力信号 xSetValueShifting が TRUE のときのみ可能です。 照明は入力ボタン xOn_and_StepUp または xOff_and Stepdown を短押しする ( tShortPushButton 時間より短い)ことにより、点灯または消灯します。点灯したとき、光強 度はセットポイント値 wSetpValue に調整されます。 17 実際の照度値は wActualValue によって呼び出されます。 光センサの測定範囲に測定値 wActualValue を適用するのは wMaxMeasuredValueSensor 入 力経由で行われます。実際の決定値はセットポイント値 wSetpValue と比較されます。照明はこ れら 2 つの値がお互いに異なった場合調光されます。 照明が最小調光位置で消灯することになるディレータイムは、入力 tSwitchOffDelay を用いて設 定されます。このタイムは調光位置がこの期間中に変化した場合は再スタートします。 入力 tSwitchOffDelay に値 t#0s を入れた場合、照明は自動的に消灯しません。 入力 xMemo が TRUE の場合、以前調整したセットポイント値 wSetpValue が電源 OFF 後保 存され、再度電源 ON したときに呼び出されます。 このメモリ機能が必要ない場合、入力 xMemo での値は FALSE にセットします。この場合電源 が ON したとき wBasicSetValue の値が wSetValue 用に設定されます。 在/不在による一定光制御をする場合、在/不在検出器のスイッチ接点は入力 xPresenceDetector に接続されます。照明は在/不在検出器の立下りによって消灯します。 入力 xAuto_On_at_Presence が起動されたとき、照明は xPresenceDetector 入力経由で点灯 することができます。これが実行されるのは、実際の値がセットポイント値よりも小さいときのみ です。 パラメータ rCalibration および bAdaptation_in_Percent を用いることにより、天井設置の光 センサの測定値を作業場の光強度と比較します。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っていま す。 注 1. 一定光制御経由でコントロールする電子バラストは、フェードタイム 0 が必要です。 2. 入力 rCalibration および bAdaptation_in_Percent は定数値として定義してください。 3. 変数 wSetValue は RETAIN 値として定義してください。 キャリブレーション要求事項 • 測定する光源はランプが十分動作できるようにするために、測定前約 20 分点灯しておかなけれ ばなりません。 • セットポイント光強度は、V(λ)カーブに適合する照度計を用いて、作業面上で測定します。 • キャリブレーションは部屋が完全に準備できていない限り実施することはできません。つまり 光センサの測定値は、部屋の反射する物に左右されるからです。 • rCalibration 初期値=5 • bAdaptation_in_Percent 初期値=70 光センサをキャリブレートするためには 2 回の測定が必要になります。両方の測定に対し、照度計 は望ましい光強度が届く作業面に置きます。 最初の測定は完全な人工光を用いて暗い部屋で実施します。キャリブレーション値は以下のように 決定します。 • 18 作業場での光強度がセットポイント光強度よりも高い場合、キャリブレーション値は目的 の光強度に達するまで増加しなければなりません。 • 作業場での光強度がセットポイント光強度よりも低い場合、キャリブレーション値は目的 の光強度に達するまで減少しなければなりません。 安全のために、照度計で測定した光強度は、目的のセットポイント光強度よりも 10%高くしてくだ さい。 2 番目の測定は以下のように実施します。 • 作業場での光強度がセットポイント光強度よりも低い場合、適用するパーセントは目的の 光強度に達するまで増加しなければなりません。 • 作業場での光強度が目的の光強度よりも高い場合、適用するパーセントは目的の光強度に 達するまで減少しなければなりません。 キャリブレーション値のパーセント適用が薄暗い部屋で行われた場合、日光の一部または人工光次 第で可能な限り最小のオフセットが得られます。光強度の実際の値はセットポイント光強度よりも なお低くすることができます。 Selecting Scene (FbDALI_RecallScene) FB 名称 FbDALI_RecallScene ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bAddress BYTE xGroup BOOL bSceneNo BYTE bSceneButton BOOL ショートアドレス=1〜64 グループアドレス=1〜16 ブロードキャスト=255 ショートまたはグループのアドレス選択 FALSE=ショートアドレスまたはブロードキャスト TRUE=グループアドレス デフォルト設定=FALSE 照明シーン選択 範囲=1〜16 立ち上がり信号で選択シーンが呼び出される bFadeTime BYTE bModule_750_641 BYTE フェードタイム 範囲=0〜15(255) デフォルト設定=255(変化なし) コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 フィードバック値 データタイプ 意味 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) 19 FB の図示 説明 このファンクションブロックを用いると、最大 16 の照明シーンをポーリングすることが可能にな ります。シーンの選択ごとに異なったフェードタイムを定義することができます(ファンクション ブロック[FbSelectSceneFadeTime]参照) 。 DALI コマンドが送られるショートまたはグループアドレスは入力 bAddress に規定します。入 力 xGroup に設定した値はファンクションブロックにより解釈され、入力アドレスがショートア ドレスであるかまたはグループアドレスであるか判断されます(FALSE=ショートアドレス、 TRUE=グループアドレス)。 必要なシーンの選択は bSceneNo に入力する値によって決まります。 入力パラメータ bFadeTime は、変化に対する照度に到達すべきフェード速度を定義します。こ の値は新しい照度値を呼び出す前に適切な DALI デバイスに送信されます。送信はフェード速度の 値変更が実施されるか、アドレス指定が変わったときにのみ行われます。 フェードタイム値の入力は 0〜15 の範囲で行います。数値 255 を入力すると、DALI デバイスに対 し値の変更が行われないことを意味します。数字 1 を入れると新しい調光値に即座に達することを 意味し、数値を上げていくに従って調光値に達する時間が遅くなります(表 5 参照)。 入力 xSceneButton に立ち上がり信号を入れることにより、入力値 bSceneNo を変更しなく てもシーン呼び出しを強制的に再転送することができます。これは、たとえば照明が他の場所から 中央に変更されたときなどのアプリケーションで要求することができます。この場合関連シーンボ タンは、 xSceneButton 入力に対し OR 接続を介してスイッチ入力しなければなりません。 このファンクションブロックは照明シーンをポーリングするのに使用されるだけで、コンフィグレ ーション用には使われません。 ファンクションブロック[FbSelectSceneNo]は、シーン選択が BOOL 値入力により行われたときに 使用可能となります。 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選 択します。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っていま す。 20 Selecting Scene No. (FbSelectSceneNo) FB 名称 FbSelectSceneNo ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 xScene1 BOOL 照明シーン選択 1 xScene2 BOOL 照明シーン選択 2 : : : : : : XScene16 BOOL 照明シーン選択 16 フィードバック値 データタイプ 意味 bSceneNo BYTE 照明シーン番号出力 値範囲=1〜16 FB の図示 説明 ファンクションブロック[FbSelectSceneNo]は[FbDALI_RecallScene]ファンクションブロックと 共に用いられます。これは BOOL タイプの入力ボタン信号( xScene1 〜 xScene16 )を BYTE タイプデータ 1〜16 に変換する機能を持っています。 この出力値を用いて、最大 16 の照明シーンをポーリングすることが可能となります。このために、 出力 bSceneNo は[FbDALI_RecallScene]の入力(同じ名前を持つ)と接続しなければなりませ ん。 21 Selection of Scene No. + Fade Time (FbSelectSceneFadeTime) FB 名称 FbSelectSceneFadeTime ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 xScene1 BOOL 照明シーン選択 1 bFadeTime1 BYTE xScene2 BOOL シーン 1 用フェードタイム 範囲=0〜15 照明シーン選択 2 bFadeTime2 BYTE : : 22 シーン 2 用フェードタイム 範囲=0〜15 : : : : XScene16 BOOL 照明シーン選択 16 BFadeTime16 BYTE シーン 16 用フェードタイム 範囲=0〜15 フィードバック値 データタイプ 意味 bSceneNo BYTE bFadeTime BYTE 照明シーン番号出力 値範囲=1〜16 フェードタイム出力 範囲=0〜15 FB の図示 説明 ファンクションブロック[FbSelectSceneFadeTime]は「FbDALI_RecallScene」ファンクションブ ロックと共に用いられます。これは BOOL タイプの入力ボタン信号( xScene1 〜 xScene16 ) を BYTE タイプデータ 1〜16 に変換する機能を持っています。 この出力値を用いて、最大 16 の照明シーンをポーリングすることが可能となります。 同時に個々のフェードタイムは、各照明シーンに対し、入力 bFadeTime1 〜 bFadeTime16 で パ ラ メ ー タ 設 定 を す る こ と が で き ま す 。 出 力 bSceneNo お よ び bFadeTime は [FbDALI_RecallScene]ファンクションブロックへの送信用に、同じ名前の入力と接続しなければな りません。 23 コンフィグレーション DALI Configuration Tool (DALI_Config) FB 名称 DALI_Config ライブラリ名 DALI_02.lib FB の図示 表示画面 説明 DALI ネットワークのコンフィグレーションをするときは、 [DALI_Config] プログラムとビジュ アライゼーション・ページ FrontpageDALI をプロジェクト中で 1 回呼び出さなければなりませ ん。 24 Scene Configuration (DALI_ConfigScene) FB 名称 FbDALI_ConfigScene ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bAddress BYTE xGroup BOOL bSceneNo BYTE ショートアドレス=1〜64 グループアドレス=1〜16 ブロードキャスト=255 ショートまたはグループのアドレス選択 FALSE=ショートアドレスまたはブロードキャスト TRUE=グループアドレス デフォルト設定=FALSE シーン番号=1〜16 bDimmValue BYTE 保存する調光値(%) xSet BOOL シーンを保存するスタート信号 xActualValueAsScene BOOL 現在のランプ電力値をシーンとして保存 bModule_750_641 BYTE コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 フィードバック値 データタイプ 意味 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) FB の図示 説明 このファンクションブロックはシーンを構成するのに使用されます。新しいシーンを保存するた めには以下の手順が必要になります。 • DALI コマンドが送られるショートまたはグループアドレスは入力 bAddress に規定します。 入力 xGroup に設定した値はファンクションブロックにより解釈され、入力アドレスがショ ートアドレスであるかまたはグループアドレスであるか判断されます(FALSE=ショートアド レス、TRUE=グループアドレス)。 • 保存する調光値は入力 bDimmValue で定義します。値の入力は 0〜100%の範囲で行われま す。100%以上の値は MASK としてみなされます(例、変更なし、またはシーンから削除) 。 25 • この調光値が呼び出されたシーン番号は入力 シーンまでが定義できます。 bSceneNo で定義しなければなりません。16 • 現在の入力値は入力 xSet での立ち上がり信号によりシーンとして保存されます。 • 電子バラストの現在のランプ電力値は、入力 xActualValueAsScene での立ち上がり信号によ りシーンとして保存されます。電子バラストは入力 bAddress でアドレス指定されます。ラ ンプ電力値は入力 bSceneNo で指定されるシーン番号の下に保存されます。 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選 択します。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っていま す。 Addressing Electronic Ballasts (FbDALI_ConfigShortAddress) FB 名称 FbDALI_ConfigShortAddress ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 xNewAddressing BOOL xExtendedAddressing BOOL xReset BOOL 新しくアドレス指定するショートアドレス用のスタート 信号(ダブルクリックする) システム拡張用にショートアドレスをアドレス指定する ためのスタート信号 新しくアドレス指定する前にリセットする xSwitchAtAddressing BOOL アドレス指定された DALI 照明が点灯する bDeleteShortAddress BYTE 削除するショートアドレス xDeleteShortAddress BOOL ショートアドレスの削除をスタートする bOldShortAddress BYTE 旧ショートアドレス bNewShortAddress BYTE 新ショートアドレス xReplaceShortAddress BOOL ショートアドレスの置き換えをスタート bModule_750_641 BYTE コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュー ルの番号を設定する。コントローラに近い順に左から右 に番号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 フィードバック値 データタイプ 意味 xReady BOOL コンフィグレーションが起動された場合、出力は FALSE にセットされる。 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) FB の図示 26 説明 このファンクションブロックはショートアドレスを構成するのに使用されます。新しく設置した DALI デバイスのアドレス指定が可能となるように、ショートアドレスをそのデバイスに割り当て なければなりません。接続した DALI デバイスの探索はアルゴリズムで定義します。一般に、ショ ートアドレスの割り当てはランダムに行われます。アドレスは昇順で割り当てられます。 このファンクションブロックにより、以下の機能が実行されます。 • xNewAddressing 入力で 500ms 以内に立ち上がり信号(ダブルクリック)が認識されたと き、DALI モジュールに接続されたすべてのバラストにショートアドレスが割り当てられます。 • 入力 xExtendedAddressing で立ち上がり信号が認識されたとき、ショートアドレスが割り当 てられていないバラストのみがアドレス指定されます。ショートアドレスは、空いている次の アドレスが割り当てられます。 • 電子バラストのアドレス割り当て後 xSwitchAtAddressing 入力を起動したときに、照明は最 大値に設定されます。この方法により、どの電子バラストがすでにアドレス指定されているか を認識することが可能となります。 • xReset に TRUE 信号を入力すると、新しくアドレス指定をスタートしたときにリセットコ マンドが電子バラストに送られ、工場出荷時設定にリセットすることができます。 • xDeleteShortAddress 入力で立ち上がり信号が検知された場合、電子バラストは入力 bDeleteShortAddress で定義されたショートアドレスと共に削除されます。 • 入 力 xReplaceShortAddress に 立 ち 上 が り 信 号 を 入 れ る と 、 シ ョ ー ト ア ド レ ス bOldShortAddress のバラストは bNewShortAddress で指定したショートアドレスに置き 換わります。これを用いれば、ユーザが定義したショートアドレスを選択した DALI デバイスに 割り当てることができます。 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選 択します。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っていま す。 出力 xReady はアドレス指定手順が起動されたことを示します。アドレス指定が起動された場 合、新しいコマンドは送られません。 27 Searching short Addresses (FbDALI_ShowShortAdr) FB 名称 FbDALI_ShowShortAdr ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bAddress BYTE xGroup BOOL bBlinkTime BYTE xBlink BOOL xBlink_OFF BOOL ショートアドレス=1〜64 グループアドレス=1〜16 ブロードキャスト=255 ショートまたはグループのアドレス選択 FALSE=ショートアドレスまたはブロードキャスト TRUE=グループアドレス デフォルト設定=FALSE 点滅時間(秒) 値範囲=3〜255 デフォルト設定=3 この入力に TRUE を入れると指定したアドレスのランプ が点滅する。 点滅時間が切れる前に点滅をリセットする。 XON_OFF BOOL xCentr_ON BOOL xCentr_OFF BOOL xQuery BOOL bModule_750_641 BYTE フィードバック値 データタイプ 意味 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) wShortAddress_16_1 WORD wShortAddress_32_17 WORD wShortAddress_48_33 WORD wShortAddress_64_49 WORD ショートアドレス 1〜16 用にコード化して得られるショ ートアドレスの出力 ショートアドレス 17〜32 用にコード化して得られるシ ョートアドレスの出力 ショートアドレス 33〜48 用にコード化して得られるシ ョートアドレスの出力 ショートアドレス 49〜64 用にコード化して得られるシ ョートアドレスの出力 FB の図示 28 この入力に TRUE を入れると指定したアドレスのランプ を点灯する。 立ち上がり信号によって DALI バス上のすべてのランプ を点灯する。 立ち上がり信号によって DALI バス上のすべてのランプ を消灯する。 立ち上がり信号により、ショートアドレスの問い合わせ をスタートする。 コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュー ルの番号を設定する。コントローラに近い順に左から右 に番号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 説明 新しいショートアドレスの割り当てはランダムに行われます。個々のデバイスは、ショートアドレ スが設置したランプに順序良く割り当てられるように探すことができます。 DALI コマンドが送られるショートまたはグループアドレスは入力 bAddress に規定します。入 力 xGroup に設定した値はファンクションブロックにより解釈され、入力アドレスがショートア ドレスであるかまたはグループアドレスであるか判断されます(FALSE=ショートアドレス、 TRUE=グループアドレス)。 規定したアドレスのランプは、入力 xBlink で立ち上がり信号が検知された場合、時間 bBlinktime で指定した点滅を開始します。点滅動作は入力 xBlink_OFF によっていつでもリセットすること ができます。 点滅シーケンスを起動しない場合、規定したアドレスのランプは、入力 ニュアルで点灯や消灯をすることができます。 xON_OFF を通じてマ 接続した全バラストへのブロードキャストコマンドは、入力 xCentr_ON または xCentr_OFF での立ち上がり信号によって送信することができます。このコマンドは全ランプを点灯または消灯 するのに用いることができます。 入力 xQuery に立ち上がり信号を入れると、接続したアクセス可能なショートアドレスの DALI ス レ ー ブ が 4 つ の 出 力 ( wShortAddress_16_1 、 wShortAddress_32_17 、 wShortAddress_48_33 および wShortAddress_64_49 )に表示されることになります。 例 wShortAddress_16_1 =16#0000 0000 0001 1111 →DALI ラインで得られるショートアドレス 1〜5 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選 択します。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っていま す。 29 Configuration of Electronic Ballasts (FbDALI_ConfigDevice) 30 FB 名称 FbDALI_ConfigDevice ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bAddress BYTE xGroup BOOL bGroupAddress_8_1 BYTE bGroupAddress_16_9 BYTE xSetGroup BOOL ショートアドレス=1〜64 グループアドレス=1〜16 ブロードキャスト=255 ショートまたはグループのアドレス選択 FALSE=ショートアドレスまたはブロードキャスト TRUE=グループアドレス デフォルト設定=FALSE グループ 1〜8 に対するグループ割り当てバイナリコード の入力 グループ 9〜16 に対するグループ割り当てバイナリコー ドの入力 グループを保存するスタート信号 bFadeRate BYTE bFadeTime BYTE bMax_Level BYTE bMin_Level BYTE bSystem_Failure_Level BYTE bPower_On_Level BYTE xSetConfig BOOL xQuery BOOL bModule_750_641 BYTE 立ち上がり信号によりコンフィグレーション値を読み出 す。 コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 フィードバック値 データタイプ 意味 arFeedback ARRAY[0..7] OF BYTE 問い合わせまたは FALSE 入力を伴った応答文字列 [0] = 付録の表 6 エラーリスト参照 フェードレート入力 値範囲=1〜15(255) デフォルト設定=255(変化なし) フェードタイム入力 範囲=0〜15(255) デフォルト設定=255(変化なし) 最大照明レベルの入力(%) 値範囲=1〜100%(255) デフォルト設定=255(変化なし) 最小照明レベルの入力(%) 値範囲=1〜100%(255) デフォルト設定=255(変化なし) システム故障時照明レベルの入力(%) 値範囲=0〜100%(255) デフォルト設定=255(変化なし) 電源 ON レベルの入力(%) 値範囲=0〜100%(255) デフォルト設定=255(変化なし) コンフィグレーションの保存用スタート信号 [1] = 最大値 bGroups_8_1 BYTE [2] = 最小値 [3] = 電源 ON レベル [4] = システム故障時の値 [5] = フェードレート/フェードタイム [6] = groups_8_1 [7] = groups_16_9 応答バイト[1..7]においては 0=OK、255=エラー グループ 1〜8 用グループ割り当てバイナリコード出力 bGroups_16_9 BYTE グループ 9〜16 用グループ割り当てバイナリコード出力 bFadeRate BYTE フェードレート出力(1〜15) bFadeTime BYTE フェードタイム出力(0〜15) bMaxLevel BYTE 最大調光レベル出力(%) bMinLevel BYTE 最小調光レベル出力(%) bSystemFailureLevel BYTE システム故障時調光レベル出力(%) bPowerOnLevel BYTE 電源 ON レベル出力(%) FB の図示 説明 このファンクションブロックによって、DALI デバイスのコンフィグレーション用パラメータの設定 ができます。 DALI コマンドが送られるショートまたはグループアドレスは入力 bAddress に規定します。入力 xGroup に設定した値はファンクションブロックにより解釈され、入力アドレスがショートアド レスであるかまたはグループアドレスであるか判断されます(FALSE=ショートアドレス、TRUE= グループアドレス) 。 以下のコンフィグレーション用パラメータは、このファンクションブロックによって変更することが できます。 31 • 1 台のバラストは、DALI システムで 16 グループまで割り当てることができます。割り当ては 2 つの入力 bGroup_8_1 と bGroup_16_9 によって規定します。 割り当てはバイナリコード化して行われます。 例 bGroupAddress_8_1 =2#11000000 bGroupAddress_16_9 =2#00001111 →バラストはグループ 7〜12 に割り当てられます。 グループ割り当ては、入力 xSetGroup での立ち上がり信号によって送られます。 • パラメータ bFadeRate により調光のためのレベルを決定します。入力は IEC 60929 E4.3.10 に基づいてレベル 1〜15 で行います。数字 1 は粗いグレーシングを、数字 15 は細かいグレーデ ィングを表します。この値は関連した調光コマンドを用いたときのみ有効です。 • パラメータ bFadeTime_0_15 は絶対調光中(固定調光値の仕様)にバラストの調光レートを 決定します。入力は IEC 60929 E4.3.10 に基づいてレベル 0〜15 で行います。数字 0 は新しい値 に即座に到達し、数字 15 は新しい値にゆっくりと到達することを意味します。 • スレーブの最小または最大照度レベルは、入力 bMinLevel_1_100 と bMaxLevel_1_100 の 値によって制限されます。システム故障が検出された場合、DALI デバイスは規定値に減光されま す。この値は入力パラメータ bSystemFailureLevel で決定します。 • 電源 ON 後の照度は入力パラメータ bPowerOnLevel で規定することができます。 入力 xSetConfig に対して立ち上がり信号入力があると、コンフィグレーションパラメータを DALI デバイスに送ります。 入力 xQuery に対して立ち上がり信号入力があると、アドレス指定したバラストのコンフィグレ ーションパラメータを読み出します。このファンクションブロックは出力でのパラメータ値読み出し を可能にしています。グループアドレスに対する問い合わせコマンドは、このファンクションブロッ クでは拒否されています。 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選択 します。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っています。 32 DALI/DSI Switch (FbDALI_DSI) FB 名称 FbDALI_DSI ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 xSet_DALI BOOL モジュールを DALI モードにセットする。 xSet_DSI BOOL モジュールを DSI モードにセットする。 bModule_750_641 BYTE コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 フィードバック値 データタイプ 意味 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) FB の図示 説明 DALI マスタモジュールは 2 つのモードで動作することができます。デフォルトでは DALI モード にセットされています。別のモードへの変更は、入力 xSet_DALI または xSet_DSI に立ち上 がり信号を入れることで実行されます。 動作中のモードはモジュール左下 LED(TxD)で表示されます。DALI モードではこの LED は周期 的に点滅します。一方、DSI モードでは OFF となります。 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選 択します。この入力での変数は通常定数として宣言します。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っていま す。 33 Reset Control Gear (FbResetControlGear) FB 名称 FbResetControlGear ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bShortAddress BYTE DALI ショートアドレス=1〜64(255) xReset BOOL リセットコマンドのスタート bModule_750_641 BYTE コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 フィードバック値 データタイプ 意味 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) FB の図示 説明 このファンクションブロックにより、バラストに保存されたパラメータを工場出荷時デフォルト 値にリセットすることができます。例えばグループ割り当ては削除され、フェードレートはリセッ トされます。 工場出荷時設定 • 電源 ON レベル=100% • システム故障時レベル=100% • 最小値=物理的に最小の値 • 最大レベル=100% • フェードレート=7 • フェードタイム=0 • グループ 1〜8=グループ割り当てなし • グループ 9〜16=グループ割り当てなし • シーン 1〜16=255( MASK =変更なし) アドレス指定する対象デバイスは入力 bShortAddress に入れます。リセットコマンドはショー トアドレスまたはブロードキャスト(255)として実行することができます。グループコマンドは 入力できません。 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選 択します。。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っていま す。 34 復帰パラメータ Restore dimming values (FbRestore_DimmValue) FB 名称 FbRestore_DimmValue ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 xEnable BOOL 周期問い合わせの起動 tCycleTime TIME xRestore BOOL bModule_750_641 BYTE 電子バラストの問い合わせの周期 最小周期=t#30s デフォルト設定=t#5m 立ち上がり信号により、最後に決定した調光値が 64 個 全てのショートアドレスに割り当てられる。 コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュ ールの番号を設定する。コントローラに近い順に左か ら右に番号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 入出力パラメータ データタイプ abDimmValue ARRAY[1..64] OF 最後に決定した 64 個全てのショートアドレスの調光 BYTE 値が入ったデータアレイ フィードバック値 データタイプ 意味 xReady BOOL TRUE = 通信は停止中 FALSE = デバイスステータスの問い合わせが動作中 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) 意味 FB の図示 説明 この FbDALI_RestoreDimmValue ファンクションブロックを用いると、電子バラスト内で最後に 有効な調光値が電源断の後に復帰します。このために現在の調光値は周期的に読み出され、また保存さ れます。 DALI マスタモジュールで分かっている、全ての DALI デバイスに対する調光値の問い合わせは xEnable 入力での立ち上がり信号で起動します。読み出した調光値は abDimmValue アレイにか かれます。 xEnable 入力が永久に TRUE にセットされた場合、値の読み出しは周期的に行われます。 tCycleTime 入力パラメータにより周期を決めます。 35 xRestore 入力で立ち上がり信号を入れると、DALI デバイスにおいて abDimmValue アレイから 最後に決定した調光値を復帰します。 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選択し ます。 電子バラストとの通信は、出力 xReady が FALSE のとき起動します。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っています。 注 abDimmValue は、調光値が電源断後であっても維持されるように、RETAIN として宣言しなければ なりません。 Query Status Device (FbDALI_StatusDevice) FB 名称 FbDALI_StatusDevice ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bShortAddress BYTE ショートアドレス=1〜64 xQuery BOOL デバイスステータスの問い合わせスタート bModule_750_641 BYTE コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 フィードバック値 データタイプ 意味 xReady BOOL TRUE = 通信は停止中 FALSE = デバイスステータスの問い合わせが動作中 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) bDeviceType BYTE 問い合わせステータス:デバイスタイプ 問い合わせステータス:バラスト 問い合わせステータス:ランプ故障 問い合わせステータス:ランプ電源 ON 問い合わせステータス:制限値エラー 問い合わせステータス:フェード準備 OK 問い合わせステータス:リセット状態 問い合わせステータス:ショートアドレス不明 問い合わせステータス:電源断 36 FB の図示 説明 このファンクションブロックを用いると、DALI デバイスのステータスについての一般情報を読むこ とができます。 どの DALI デバイスをアドレス指定するかは、入力 bShortAddress に入れます。 デバイスステータスに対する問い合わせコマンドは、入力 xQuery に立ち上がり信号を入れることに より実行されます。以下の情報は応答として出力されます。 • • • • • • • • • bDeviceType :デバイスタイプの出力 • 0 =標準デバイス • 1 =非常照明用デバイス • 2 =HID ランプ用デバイス • 3 =低電圧ハロゲンランプ用デバイス • 4 =フィラメントランプ調光用デバイス • 99 =応答なし xStatus_of_Ballast : 0 =OK xLampFailure : 0 =OK xLamp_Arc_Power_On : 0 =OK xLimitError : 0 =最後に要求したランプ出力値は最小と最大照明レベルまたは OFF との間にあ る。 xFadeReady : 0 =フェードは終了 xResetState : 0 =No xShortAddressMissing : 0 =No xPowerFailure : 0 =No このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選択し ます。 電子バラストとの通信は、出力 xReady が FALSE のとき起動します。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っています。 37 Query for Current Lamp Value (FbDALI_StatusDimmValue) FB 名称 FbDALI_StatusDimmValue ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 xEnable BOOL bShortAddress BYTE 周期的問い合わせの起動 デフォルト設定=TRUE DALI ショートアドレス=1〜64 tCycleTime TIME bModule_750_641 BYTE 電子バラストの問い合わせ周期 最小周期=t#1s デフォルト設定=t#10s コントローラでアドレス指定する DALI マスタモジュール の番号を設定する。コントローラに近い順に左から右に番 号が振られる。 設定範囲=1〜5、デフォルト=1 フィードバック値 データタイプ 意味 xReady BOOL TRUE = 通信は停止中 FALSE = デバイスステータスの問い合わせが動作中 bFeedback BYTE 応答コード(付録の表 6 参照) xStatus BOOL 照明のステータス確認 bDimmValue BYTE 調光値の指示(%) FB の図示 38 説明 入力 xEnable が TRUE の場合、調光値の周期的ポーリングを実行します。周期は tCycleTime 入力によって定義します。 どの DALI デバイスをアドレス指定するかは、入力 bShortAddress に入れます。 このファンクションブロックが通信する DALI マスタモジュールは入力 bModule_750_641 で選 択します。 電子バラストとの通信は、出力 xReady が FALSE のとき起動します。 出力 bFeedback は応答として数字コードを出力します。数字コードは付録の表 6 に載っていま す。 出力 bDimmValue は現在の調光値を指示します。アドレス指定した電子バラストのステータス は xStatus 出力で示されます。 39 変換 Converting DALI Dimm Value -> Percentage (FuDimmValue_Percent) FB 名称 FuDimmValue_Percent ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bDimmValue_DALI BYTE DALI 調光値=0〜255 フィードバック値 データタイプ 意味 FuDimmValue_Percent BYTE 調光値出力(%) FB の図示 説明 このファンクションブロックは、DALI 調光値(0〜255)を 0〜100 パーセントの調光値に変換 します。 Converting Percentage -> DALI Dimm Value (FuDimmValue_DALI) FB 名称 FuDimmValue_DALI ライブラリ名 DALI_02.lib 入力パラメータ データタイプ 意味 bDimmValue_Percent BYTE 調光値入力(%) フィードバック値 データタイプ 意味 FuDimmValue_DALI BYTE DALI 調光値出力=0〜254 FB の図示 説明 このファンクションブロックは、0〜100 パーセントの調光値を DALI 調光値(0〜255)に変換しま す。 40 付録 FbDALI_Master および FbDALI_Master_Adv 用コマンドリスト 表1 ショートアドレスまたはブロードキャスト用コマンドセット 0 電源 OFF 1 アップ 2 ダウン 3 段階アップ 4 段階ダウン 5 最大レベル呼び出し 6 最小レベル呼び出し 7 段ダウンおよび OFF 8 ON および段階アップ 9 – 15 予約 16 – 31 シーン 1〜16 に行く 32 リセット 33 現在レベルを DTR に保存 34 – 41 予約 42 DTR を最大値として保存 43 DTR を最小値として保存 44 DTR をシステム故障時の値として保存 45 DTR を電源 ON 値として保存 46 DTR をフェードタイムとして保存 47 DTR をフェードレートとして保存 48 – 63 予約 64 – 79 DTR をシーン 1〜16 として保存 80 シーンから削除 81 – 95 「シーンから削除」用に予約 96 – 111 グループ 1〜16 に追加 112 – 127 グループ 1〜16 から削除 128 DTR をショートアドレスとして保存 129 – 143 予約 144 ステータス問い合わせ 145 バラスト問い合わせ 146 ランプ故障問い合わせ 147 ランプ電源 ON 問い合わせ 148 制限値エラー問い合わせ 149 リセット状態問い合わせ 150 不明ショートアドレス問い合わせ 151 バージョン番号問い合わせ 152 DTR 内容問い合わせ 153 デバイスタイプ問い合わせ 154 物理的最小値問い合わせ 155 電源断問い合わせ 156 - 159 予約 41 160 161 162 163 164 165 166 – 175 176 – 191 192 193 194 195 196 197 – 223 224 – 255 999 現在値問い合わせ 最大値問い合わせ 最小値問い合わせ 電源 ON 値問い合わせ システム故障時値問い合わせ フェードタイム/フェードレート問い合わせ 予約 シーン値(シーン 1〜16)問い合わせ グループ 1〜8 問い合わせ グループ 9 から 16 問い合わせ ランダムアドレス(H)問い合わせ ランダムアドレス(M)問い合わせ ランダムアドレス(L)問い合わせ 予約 アプリケーション関係拡張コマンド問い合わせ ランプ電源の直接制御 グループコマンド用コマンドセット(WAGO 固有) 300 グループ・電源 OFF 301 グループ・アップ 302 グループ・ダウン 303 グループ・段階アップ 304 グループ・段階ダウン 305 グループ・最大レベル呼び出し 306 グループ・最小レベル呼び出し 307 グループ・段階ダウンおよび OFF 308 グループ・ON および段階アップ 309 – 315 予約 316 – 331 グループ・シーン 1〜16 に行く 332 グループ・リセット 333 グループ・現在値を DTR に保存 334 – 341 予約 342 グループ・DTR を最大値として保存 343 グループ・DTR を最小値として保存 344 グループ・DTR をシステム故障時値として保存 345 グループ・DTR を電源 ON 値として保存 346 グループ・DTR をフェードタイムとして保存 347 グループ・DTR をフェードレートとして保存 348 – 363 予約 364 – 379 グループ・DTR をシーン 1〜16 として保存 380 – 395 グループ・シーンから削除 396 – 411 グループ・グループに追加 412 – 427 グループ・グループから削除 428 DTR をショートアドレスとして保存 429 – 443 予約 1299 ランプ電源の直接制御 注 DTR=Data Transfer Register 42 FbDALI_Master_Adv 用コマンドリスト 表2 拡張コマンドまたはブロードキャスト用コマンドセット iCommand 機能 bCommandValue1 500 予約 − 501 (シーン 1〜16 を保存) 64−79 501 (グループ 1〜16 を割り当て) 96−111 501 (グループ 1〜16 を削除) 112−127 501 (フェードタイムを保存) 46 501 (フェードレートを保存) 47 501 (最大値を保存) 42 501 (最小値を保存) 43 501 (システム故障時レベルを保存) 44 501 (電源 ON レベルを保存) 45 502 (新アドレス指定拡張) 0 502 503 −504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 517 518 (システム拡張用アドレス指定) ショートアドレスを削除 −ショートアドレスを置き換え ショートアドレスを点滅表示 入手可能ショートアドレス[1-32]問 い合わせ 入手可能ショートアドレス[33-64] 問い合わせ バラスト[1-32]ステータス問い合わ せ バラスト[33-64]ステータス問い合 わせ ランプ故障[1-32]問い合わせ ランプ故障[33-64]問い合わせ ランプ電源 ON[1-32]問い合わせ ランプ電源 ON[33-64]問い合わせ 予約 リセット 現在値をシーン 1〜16 として保存 ポーリングの停止 ポーリングを起動 デバイスタイプ固有コマンド 255 − 1−64 新ショートアドレス 1−255(秒) − bCommandValue2 − 0 – 255(照明) − − 0 – 15(時間) 0 – 15(時間) 0 – 254(照度) 0 – 254(照度) 0 – 255(照度) 1 – 254(照度) 0=照明 ON 1=照明変更せず 0=照明 ON 1=照明変更せず − − − − − − − − − − − − − − − − 64 - 79 255 232 DALI コマンド − − − − − − 255 3 応答(Y) デバイスタイプ(X) YYYYXXXX 43 拡張コマンド FbDALI_Master_Adv に対する応答 表3 拡張コマンドに対する応答 iCommand bByte_1 506 アドレス 入手可能ショ 1–8 ートアドレス 507 アドレス 入手可能ショ 33 – 40 ートアドレス 508 アドレス バラスト 1–8 ステータス 509 アドレス バラスト 33 – 40 ステータス 510 アドレス ランプ故障 1–8 511 アドレス ランプ故障 33 – 40 512 アドレス ランプ電源 1–8 513 アドレス ランプ電源 33 – 40 ビット値の意味 0 = no / 1 = yes 0 = OK / 1 = エラー 0 = OFF / 1 = ON bByte_2 − bByte_3 アドレス 9 – 16 bByte_4 アドレス 17 – 24 bByte_5 アドレス 25 – 32 − アドレス 41 – 48 アドレス 49 – 56 アドレス 57 – 64 − アドレス 9 – 16 アドレス 17 – 24 アドレス 25 – 32 − アドレス 41 – 48 アドレス 49 – 56 アドレス 57 – 64 − アドレス 9 – 16 アドレス 41 – 48 アドレス 9 – 16 アドレス 41 – 48 アドレス 17 – 24 アドレス 49 – 56 アドレス 17 – 24 アドレス 49 – 56 アドレス 25 – 32 アドレス 57 – 64 アドレス 25 – 32 アドレス 57 – 64 − − − 出荷時設定デバイスパラメータ 表4 パラメータ 最小レベル 最大レベル フェードレート フェードタイム 電源 ON レベル システム故障時レベル グループ割り当て シーン値 44 デフォルト値 物理的な最小値 100% 7 0 100% 100% 全削除 シーン未定義 フェードタイムおよびフェードレート 表5 値 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 フェードタイム(秒) < 0.707 0.707 1.00 1.414 2.00 2.828 4.00 5.657 8.00 11.314 16.00 22.627 32.00 45.255 64.00 90.51 フェードレート(フェード数/秒) 適用せず 357.96 253.00 178.898 126.50 89.449 63.25 44.725 31.625 22.362 15.813 11.181 7.906 5.591 3.953 2.795 数字コード 表6 00 (Hex) 01 (Hex) 02 (Hex) 03 (Hex) 04 (Hex) 05 (Hex) 06 (Hex) 07 (Hex) 08 (Hex) 09 (Hex) 0A (Hex) 0B (Hex) 0C (Hex) 0D (Hex) 0E (Hex) 0F (Hex) 10 (Hex) 11 (Hex) 12 (Hex) 13 (Hex) 14 (Hex) 15 (Hex) 16 (Hex) エラーなし OK タイムアウト(コマンドは到達しなかった) コントローラ内の Job list が一杯 DALI モジュールから応答なし コントローラから応答なし − ランプバラスト・エラー フレーミング・エラー DALI バスエラー DALI ライン誤り コマンド誤り Job list 使用不可 シーン番号誤り Yes No 応答誤り アドレス誤り 問い合わせ処理 未知アドレス アドレス割り当て 無効参照アドレス DALI モジュールは認識されなかった 45 〒136-0071 東京都江東区亀戸 1-5-7 日鐵 ND タワー WAGO ジャパン株式会社 TEL: 03-5627-2059 オートメーション FAX:03-5627-2055 Web: http://www.wago.co.jp/io 1
© Copyright 2024 Paperzz