レシピ - 南九州大学

平成 23 年度 食を通した子どもとおとなの交流会事業
平成 23 年 9 月 17 日(土)
豆腐(木綿豆腐・ざる豆腐)
300g
大
豆
水
洗・浸
水切り大豆
磨
砕
300g×2=600ml
漬
300g×2.4≒720g
(重量測定:水を吸って重くなる)
全加水量 2000ml
(数回に分けてミキサー)加水≒900ml~
呉
ミキサーすすぎ水も入れる
鍋(φ30~32cm)
加
(倍量の水で一晩浸す)
熱
≒2.7ℓ(720g+2000ml)
・・・15mins かけて昇温・到達温度 93~95℃
93~95℃×5mins keep 保持(沸騰させないこと)
さらしでろ過し、圧搾する
液
体
さらしの粕
(重量測定)
・のか8の字を書くように2~3回
上下にかき回し
豆
乳
(重量測定)
約2㎏
おから
(後で持帰)
・にがりを一気に入れる。
・再度4~10 回位かき回したら、
ストッパーをいれ静かに止める。
加
温
凝
固
他の原料はここで入れる
(★裏面参照★)
~70℃(コンロ上で)
にがり(約 20ml)添加後、ふたをして 10 分間静置・熟成
絹ごし状・プリン状
(固形分をすくって布巾を敷いた型に入れる)
水 切 り
重量約 500g~1000g の重しを載せ 10 分間、
「ゆ」といわれる水分を抜く。
完
(型から出して重量を測る)
成!
※完成後に水浸漬によりにがりが流出するが、「旨味」も減少するので注意
平成 23 年度 食を通した子どもとおとなの交流会事業
★こだわり豆腐の副原料について★
加える材料は、豆乳に対して 20%(2L に対して 400g)を準備します。
今回は以下のような3つの種類を提案します。
①菜豆腐(宮崎県椎葉の郷土料理)
季節の葉物とニンジンを小さく刻み、豆腐に固め入れたもの。
(http://www.kirishima.co.jp/aji/2011/spring/09/ 参照)
・小松菜、ニンジン、パプリカを熱が通りやすいように細く小さく切り刻みます。
・少し水を入れ、ラップをかけ真中に穴をあけ、数十秒レンジで温めます。
・水蒸気が出て、完全に火が通ったら水分を切り豆乳に入れる。
②枝豆豆腐(今回は枝豆の形を残したもの)
どちらも豆・豆のコンビですが、切り口に豆が見え白と緑の色合いがきれい。
オカズでもツマミでも、一品追加したいときにどうぞ。
・枝豆を塩茹でする。
・さっと冷やし、房から枝豆を出す。
(冷凍の場合少し解凍しておいてから枝豆を出す。)
・水分を切り豆乳に入れる。
③海藻豆腐(今回は彩りを考慮し、海藻ミックスを使用)
海藻ミックスは彩りも良いだけでなく、食物繊維やミネラルを豊富に含みますので
健康にももってこいです!
・ぬるま湯に入れ、数分間戻す(熱すぎると色が抜ける場合があります)。
・大きなものは食べやすい大きさに刻む。
・水分を切り豆乳に入れる。
「こだわりどうふ」と題したのは、食品工場で均一なものを大量に作るのではなく、
「こだわりやアイデア」により「とても簡単に・手早く」という意味を込めています。
少量でも少し形が悪くても、皆さんのご家庭でお好みでアレンジしてみて下さい。
(面白いアイデアがありましたら、ぜひ是非教えて下さい!!!)
☆
★
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
B コース 食品加工学実習担当 竹之山 愼一
南九州大学 健康栄養学部 管理栄養学科
〒880-0032 宮崎県宮崎市霧島 5-1-2 Tel&Fax0985-83-3567
E-mail:s-take@nankyudai.ac.jp
★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★ ★