ウィーンのフォルクスオペラが2003/2004 年シーズンから新総裁

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オペレッタの殿堂、ウィーンのフォルクスオペラが2003/2004
年シーズンから新総裁。
政治
【ウィーン=小笠原正佳】 オペレッタの殿堂として知られるウィーンの「フォルク
経済
スオペラ」が今シーズンから新総裁を採用した。これまで総裁だったドミ ニック・
企業
メンタ氏は、当初の契約より一年早く、99年からの4年間で退任し、今後は20
04/2005年のシーズンからスイスのルツェルン劇場の総裁を 務めることに
社会
なっている。同氏は、92年から99年までチロル州立劇場の総裁を務め、積極
的に新演出や新作を上演することで市民の関心を高め、下火だっ た同劇場の
文化
運営を立て直した。
コンタクト
ウィーンでも同様の方針をつらぬいたが、政府機関が直轄している国立劇場
リンク集
ドミニック・メンタ氏
ドミニック・メンタ氏
において芸術担当次官と経営方針を巡っての対立が 噂されていた。保守的な
ウィーンのフォルクスオペラファンからの批判があったことは確かだが、メンタ氏
が話題性を提供したことで、若い観客層を掘り起こ した功績は誰もが認めると
ころ。ウィーンでレハールの「ロシアの皇太子」で演出家としての仕事を開始し
た同氏は、ロッシーニの「イタリアのトルコ人」が 最後の演出となった。メンタ氏
とともにチロル州立劇場から移籍し、両作品や「椿姫」などでプリマドンナを演
じ、劇場の看板歌手となったソプラノの中嶋彰 子は引き続きフォルクスオペラ
ルドルフ・ベルガー氏
ルドルフ・ベルガー氏
に留まる。
「今のフォルクスオペラでは、観客の信頼を得ることが最大の課題」。こう主張する新総裁ルドルフ・ベルガー
氏(42)は、オペラ界24年の叩き上 げ。1979年にインスブルックでチロル州立劇場の助監督の職を得て以
後、同劇場内の異なる部門で経験を積み、劇場関係の仕事の基礎知識と経験を積んだ 後は1985年から89
年までニースで劇場支配人を務める傍らエクス・アン・プロバンスのオペラ・音楽フェスティバルで制作主任を務
めた。その後、ウィ ーン国立オペラ座の支配人、ウィーン・カマーオペラ総監督などを経て、1997年以後はスト
ラスブールのライン・オペラ座総裁を務める。ベルガー氏の劇 場総裁としての信条は、聴衆に劇場に足を運ん
でもらうことが一番大切なことだとという。「新しいものを積極的に取り上げて行く」という同氏は、その意味 を新
作初演のみに力を注ぐのでなく、20年も新演出のない古典的オペレッタの新演出や、他劇場で評判だった新作
を積極的にとり上げて行くことだ上演する ことだと説明する。同氏は欧州のオペラハウス70か所が集まったオ
ペラ・ヨーロッパの副会長や米国の170余りのオペラ座や劇団の連盟オペラ・アメリカ の理事もつ務める。ベル
ガー氏が、手厳しいウィーンの観客を相手に、大衆迎合主義に落ちいらずに独自路線を開拓できるのか注目さ
れる。
クリスティンソン、中島
クリスティンソン、中島
コリン、中島
コリン、中島
ピーボ、
ピーボ、エレド
(2003年8月25日)
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開催 (2007年10月15日)
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ザルツブルク音楽祭、フィガロの結婚 (Salzburger Festspiele, Le nozze di Figaro) (2007年9月5日)
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2011/12/08
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奇才アペル、ウィーンに初登場 (2002年9月19日)
ウィーンの2002/2003年のコンサートシーズンはウィーンフィルとベルリンフィルの一騎討ちで開幕
(2002年9月17日)
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2011/12/08