ドライブシールド CS インストール/操作ガイド

ドライブシールド CS
インストール/操作ガイド
070215
株式会社アイ・ディ・ケイ
目次
必ずお読みください...........................................................................................................1
1
ドライブシールド CS と CCC の共存について .................................................................. 1
2
試用版について ............................................................................................................ 1
始めに.....................................................................................................................................2
1
ドライブシールド CS とは................................................................................................ 2
2
動作条件 ...................................................................................................................... 2
3
主な機能一覧 ............................................................................................................... 2
4
コンプガードコントロールセンター(CCC)について ........................................................... 4
5
試用版について ............................................................................................................ 4
プロテクトモードの基本概念 .........................................................................................5
インストール方法 ...............................................................................................................6
1
ドライブシールド CS のインストール方法......................................................................... 6
2
CCC 側のインストールと設定方法................................................................................ 11
アイコンの説明................................................................................................................. 12
1
アイコンについて ......................................................................................................... 12
ライセンスの登録............................................................................................................ 13
1
試用ライセンスの登録の方法 ...................................................................................... 13
2
製品版ライセンス登録の方法 ...................................................................................... 14
3
2-1
Web 登録 ............................................................................................................ 14
2-2
手動登録 ............................................................................................................. 15
2-3
コンプガードコントロールセンターからの登録 ......................................................... 17
CCC のライセンス登録 ................................................................................................ 17
各機能の操作方法 ........................................................................................................ 18
1
2
プロテクトモードについて ............................................................................................. 18
1-1
プロテクトモードにする方法 .................................................................................. 18
1-2
プロテクト解除モードにする方法 ........................................................................... 20
USB ブロッキングについて........................................................................................... 20
2-1 USB ブロッキングを有効にする方法 ........................................................................ 20
2-2 USB ブロッキングを解除する方法............................................................................ 20
3
4
ハードディスクの設定について ..................................................................................... 21
3-1
一時保存領域のサイズ変更及び新規作成の方法 ................................................. 21
3-2
特定のドライブをプロテクトの対象外にする方法 .................................................... 22
3-3
仮想ドライブの新規作成方法................................................................................ 23
3-4
仮想ドライブの削除の方法 ................................................................................... 24
3-5
仮想ドライブのマウント解除/マウント .................................................................. 25
3-6
仮想ドライブのサイズ変更の方法 ......................................................................... 26
リモート管理について .................................................................................................. 27
4-1
5
コンプガードコントロールセンターに接続する ......................................................... 27
その他の設定 ............................................................................................................. 28
5-1
ステルスモードについて........................................................................................ 28
5-2
イメージ・セーフモードについて ............................................................................. 28
5-3
パスワードの変更/追加/削除 ........................................................................... 29
コマンドライン.................................................................................................................... 32
1
ctcmd の詳細............................................................................................................. 32
2
具体的な使用例 .......................................................................................................... 33
2-1
プロテクト解除モードにする場合 ........................................................................... 33
2-2
プロテクトモードにする場合 .................................................................................. 34
再インストール/アンインストール ......................................................................................... 35
1
追加インストール方法.................................................................................................. 35
2
再インストール方法 ..................................................................................................... 35
3
アンインストール方法 .................................................................................................. 36
ユーザ登録 / お問合せ先........................................................................................ 38
必ずお読みください
1 ドライブシールド CS と CCC の共存について
同じコンピュータに、ドライブシールド CS やその他の PC 環境復元ツールとコ
ンプガード コントロールセンター(以下 CCC)をインストールした場合、次の
ような問題を生じる可能性がありますのでご注意ください。
・ CCC から、[キーボードとマウスの無効化] を実行した場合、CCC がインス
トールされたコンピュータ自身のキーボードとマウスがロックされてしまいま
すので、解除の操作が出来なくなります。
・ CCC から、スケジューリングを実行した場合、スケジューリングの内容によ
っては、タスクがループ (何度も繰り返し実行) されてしまう場合がありま
す。
・ プロテクトモード時に、ライセンス登録、初期設定、スケジューリング、フ
ィルタリング等の各種設定変更を行っても、再起動後に元の状態に戻ってしま
います。
2 試用版について
試用版としてご利用いただくには、試用版ライセンスコードが必要です。ご不
明な場合は、巻末のサポート窓口までお問い合わせください。
試用版としてご使用いただいた後、製品版のライセンス登録を行っていただけ
れば、そのまま正式版としてご利用いただく事も可能です。
1
始めに
1 ドライブシールド CS とは
ドライブシールド CS は、コンピュータのハードディスクをプロテクトする為の
ツールです。
2
動作条件
対応 OS
Windows2000、XP
ネットワーク
TCP/IP
その他
インターネットを経由したライセンスの登録や追加の際に、
インターネットに接続されていて、SSL プロトコルが利用
可能である必要があります。
3
主な機能一覧
[プロテクトモード]
ハードディスクをプロテクトする機能です。プロテクトモードで起動すると、
コンピュータを起動してからの作業内容は次回の再起動後に全てリセットされ、
予め設定した初期の状態に戻ります。 プロテクト解除モードで起動すると、全
ての作業内容は保存され、通常のコンピュータと同様の状態で使用出来ます。
また、ハードディスクのパーティション単位でプロテクトするかしないかの設
定も可能です。
[仮想ドライブの設定]
パーティション(ドライブ)が一つしかないコンピュータでも、この機能によ
り保存可能なドライブの作成が可能になります。なお、仮想ドライブは、マイ
コンピュータ内に、ハードディスクのアイコンとして表示されます。
[一時保存領域の設定]
一時保存領域のサイズ変更や削除、新規作成メニューが使い易くなりました。
2
[USB ブロッキング]
USB 接続のメモリの使用を禁止する事が出来ます。
[キーボードとマウスのロック]
CCC から、ドライブシールド CS がインストールされたクライアントのキーボ
ードとマウスの操作をロック(無効)にする事が出来ます。
※ CCC の バ ー ジ ョ ン は 、 4.0.0059 以 上 ( イ ン ス ト ー ラ フ ァ イ ル 名
CCCJP0059.exe)が必要です。
[ステルスモード]
ステルスモードでは、プロテクトモードの際は、ドライブシールド CS のアイコ
ンは表示されません。これは、学校の PC 教室やインターネットカフェ等のよう
な不特定多数のユーザーが使用するコンピュータにおすすめのモードです。 ス
テルスモードをオフにすると、プロテクトモードの時でも、常時ドライブシー
ルド CS のアイコンが表示されるようになります。これは、個人で使用するコン
ピュータでおすすめのモードです(デフォルトの状態ではステルスモードがオ
ンになっています)
3
4 コンプガードコントロールセンター(CCC)について
コンプガードコントロールセンター(以下 CCC)は、ドライブシールド CS や、
その他の PC 環境復元ツールをリモートでコントロールする為の管理用ソフト
ウエアです。
CCC の詳細については、
「CCC インストール/操作ガイド」をご参照ください。
5 試用版について
試用版としてご利用いただくには、試用版ライセンスコードが必要です。ご不
明な場合は、巻末のサポート窓口までお問い合わせください。
試用版としてご使用いただいた後、製品版のライセンス登録を行っていただけ
れば、そのまま正式版としてご利用いただく事も可能です。
4
プロテクトモードの基本概念
ドライブシールド CS は、コンピュータのハードディスクへの変更操作をプロテ
クトする為のセキュリティーツールです。
例えば、ファイルの新規作成や変更、削除等の操作を始め、パーティションの
フォーマットや削除、レジストリやシステムフォルダへの変更操作を行っても、
コンピュータを再起動するだけでそれらの操作は無効になり元の状態に戻りま
す。
ドライブシールド CS をインストー
ルしたコンピュータをプロテクト
モードで起動すると、ハードディス
クへの書き込みや削除、設定変更等
の操作は一切禁止されます。 しか
し、これらの操作情報は一時保存領
域に蓄積されていくため、一見通常
と変わりないコンピュータの操作
が可能です。
コンピュータの電源を再スタートすると、一時保存領域に蓄積されたデータは
リセットされ、初期状態の環境が復元されます。
パーティションが複数ある場合は、プロテクトするかしないかの設定をパーテ
ィションごとに行う事が可能です。
プロテクト機能は、お客様が設定したパスワードにより解除が可能です。 プロ
テクトを解除した状態では、通常のコンピュータと同様に、書き込みや削除、
設定変更が可能です。
5
インストール方法
1 ドライブシールド CS のインストール方法
(1) 管理者権限でログオンし、インストール CD の中の DriveShieldCS00xx.exe
というアイコンをダブルクリックしてください(ダウンロードした場合は上記
のファイルをダブルクリックしてください)
(2) 次へクリックしてください。
6
(3) 使用許諾契約の画面が表示されます。
画面の内容をよくお読みの上、同意していただいた場合は、[使用許諾契約の全
条項に同意します]にチェックを入れ、[次へ] をクリックしてください。
(4) コンポーネントの選択画面に進みます(デフォルトのままのチェックで進め
ても、インストール後に変更が可能です)
※ 各項目の説明については、その項目をクリックすると、右側の [説明] の欄
に表示されますのでご参考ください。
注意: [夏時間の自動調整機能を無効にする] は、日本国内の使用では夏時間はあ
りませんので、この項目は実際には機能しません。 従って、チェックは付けても付け
なくても構いません。
7
(5) パスワードの設定画面が表示されますので、ここで、プロテクトを解除する
為のパスワードを入力してください。なお、パスワードは 6 文字以上の半角英
数字を入力してください。入力が終わったら [次へ] をクリックしてください。
(6) このままインストールを進める場合はここで [インストール] をクリックし
てください。
8
(7) コンポーネントの選択画面で、[リモート管理の設定 (CCC)] を選択した場
合は、次の画面が表示されます。ここで、上段に CCC がインストールされたコ
ンピュータのコンピュータ名か IP アドレスを入力してください。なお、下段の
ポートについては特に理由の無い限りデフォルトのままで結構です。
(8) コンポーネントの選択画面で、[仮想ドライブの設定] を選択した場合は、次
の画面が表示されます。ここで、仮想ドライブの容量とドライブレターの設定
をします。なお、ドライブレターについては特に理由の無い限りデフォルトの
ままで結構です。
9
(9) コンポーネントの選択画面で、[ホットキーのカスタマイズ] を選択した場合
は次の画面が表示されます。
なお、これはドライブシールド CS の操作アイコンを呼び出す為のホットキーで
す。
また、[ホットキーのカスタマイズ] を選択しない場合でも、コンピュータの機
種によっては、下記の画面が表示される場合があります。(※)
※ 対象のコンピュータが既に、Ctrl + Alt + F10 というホットキーを使用している場合。
(10) ここで、プロテクトモード時に盾のアイコンを表示させる為のホットキー
の設定を行います。 キーボードの Shift 、Ctrl 、Alt 、F1〜F12 の組み合わせ
の中から選んで、それらのキーを同時に押してください。(例:Ctrl + Alt + F8)
※ そのコンピュータにおいて、既に予約されている組み合わせは、ここでは選
択出来ず「なし」と表示されてしまいます。選択出来ない場合は、組み合わせ
を変えてお試しください。
(11) 次の画面が表示されたら、画面のメッセージの内容に従って [完了] をクリ
ックしてください。
以上でインストールの完了です。
10
2 CCC 側のインストールと設定方法
CCC のインストール、設定方法については 「CCC インストール/操作ガイドを」
ご参照ください。
11
アイコンの説明
1 アイコンについて
プロテクト解除モード時は、タスクトレイに赤い盾のアイコンが表示されます。
プロテクトモード時は、タスクトレイに緑の盾のアイコンが表示されます。
盾のアイコンを右クリック → [設定] を選択します。
次の画面(ドライブシールド CS の登録画面)が表示されます。
12
ライセンスの登録
ご注意!
CCC からリモートでライセンス登録を行う場合は、ここの内容は不要です。
「CCC インストール/操作ガイド」の ライセンスの登録 の内容をご参照くださ
い。
1 試用ライセンスの登録の方法
12 ページをご参照いただき、次の画面を表示させてください。[試用] のタブを
クリックし、お手持ちの試用版ライセンスを入力し、[登録] をクリックしてく
ださい。その後、試用版としてご利用いただけます。
ご注意!
試用版の登録を行うには、インターネットの接続が必要です。
(以前のバージョンのドライブシールドやマックシールド、コーナーストーン
は、インストール後 30 日間の試用版としてご利用出来ましたが、ドライブシー
ルド CS では、試用版ライセンスの登録が必要になります。試用版ライセンスが
ご不明の場合は巻末のサポート窓口までお問い合わせください)
13
2 製品版ライセンス登録の方法
ドライブシールド CS はインストール後、ライセンスの登録が必要です。
ライセンス登録の方法は次の 3 通りあります。
ご注意!
CCC からリモートでライセンス登録を行う場合は、ここの内容は不要です。
「CCC インストール/操作ガイド」の ライセンスの登録 の内容をご参照くださ
い。
2-1 Web 登録
Web 認証は、インターネットに接続されていて、SSL プロトコルが利用可能で
ある必要があります。
(1) 設定画面左側の [登録] をクリックし、[登録方法の選択] にて、[Web から]
を選択します。
(2) [オーダーコード] の欄に、[ライセンス証書] に書かれたオーダーコードを入
力してください。
※ このオーダーコードをテキストデータとして保存する場合は、ここで、[ファ
イルに保存] をクリックし、保存先を指定して保存してください。
ここで保存したテキストファイルは、フロッピー等にコピーして、他のコンピ
ュータで Web 登録をする際に再利用し、入力の手間を省く事が出来ます。
14
ここで保存したテキストを他のコンピュータで利用する場合は、[オーダーコー
ド] を入力する代わりに、[ファイルから] をクリックし、上記で保存したファ
イルの保存先を選択して [開く] をクリックしてください。
(3) 最後に [登録] をクリックしてください。次のメッセージが表示されたら完
了です。
2-2 手動登録
インターネット接続及び、SSL の利用が出来ない場合は、手動登録を選択して
ください。
(1) 設定画面左側の [登録] をクリックし、[登録方法の選択] にて、[手動] を選
択します。
15
(2) [Email] 、[オーダーコード] 、[アクティベーションコード] の欄に、[ドラ
イブシールド CS ライセンス証書] に書かれた内容を入力してください。
※ 以上の内容をテキストデータとして保存する場合は、ここで、[ファイルに保
存] をクリックし、保存先を指定して保存してください。
ここで保存したテキストファイルは、フロッピー等にコピーして、他のコンピ
ュータで手動登録をする際に再利用し、入力の手間を省く事が出来ます。
ここで保存したテキストを他のコンピュータで利用する場合は、[Email] 、[オ
ーダーコード] 、[アクティベーションコード] を入力する代わりに、[ファイル
から] をクリックし、上記で保存したファイルの保存先を選択して [開く] をク
リックしてください。
(3) 最後に [登録] をクリックしてください。次のメッセージが表示されたら完
了です。
16
2-3 コンプガードコントロールセンターからの登録
これは、CCC(コンプガードコントロールセンター)から、ライセンスを取得
する為の画面です。
CCC にてクライアントのライセンスを追加した後で、[登録] をクリックしてく
ださい。
CCC でのライセンスの追加の方法は、
「CCC インストール/操作ガイド」のライ
センスの登録 の内容をご参照ください。
3
CCC のライセンス登録
CCC のライセンス登録の手順については、「CCC インストール/操作ガイド」
をご参照ください。
17
各機能の操作方法
1
プロテクトモードについて
1-1 プロテクトモードにする方法
プロテクトモードでコンピュータを起動すると、ハードディスクに変更を加え
ても、再起動後には、いままでの操作内容は全てリセットされ、元の状態に戻
ります。
(1) タスクトレイの赤い盾のアイコンを右クリック → [設定] を選択するか、赤
い盾のアイコンをダブルクリックしてください。
(2) 次の画面(設定画面)が表示されますので、画面左の [プロテクトモード] の
ボタンが選択されていることを確認し、画面右の [プロテクト] をクリックして
ください。
18
(3) 次のパスワードダイアログが表示されますので、インストール時に設定した
パスワードを入力し、[OK] をクリックしてください。
※ ここで [パスワードを記憶する] にチェックを付けてから [OK] をクリック
すると、次に他の操作をした際にパスワード入力が省略されます。但し、一旦
設定画面を閉じると、ここで記憶したパスワードは一旦クリアされます。
(4) [次回再起動後は、プロテクトモードです。] という表示に変化します。
(5) [終了] ボタンをクリックしてください。次のダイアログが表示されます。ダ
イアログの内容に従って再起動してください。再起動後、プロテクトモードに
なります。
19
1-2
プロテクト解除モードにする方法
(1) キーボードの Ctrl + Alt + F10(又は、インストール時に設定したホットキ
ー)を押してください。
すると、15 秒間、緑色の盾のアイコンが表示されますので、それを右クリック →
[設定] を選択するか、緑色の盾のアイコンをダブルクリックしてください。
(2) 設定画面が表示されますので、画面左の [プロテクトモード] のボタンが選
択されていることを確認し、画面右の [プロテクト解除] をクリックしてくださ
い。
(3) その後、18 ページ、1-1 プロテクトモードにする方法 の(3)、(5)と同様の操作
を行ってください。
2 USB ブロッキングについて
この機能により、USB メモリの使用を不可にする事が出来ます。
2-1 USB ブロッキングを有効にする方法
(1) 設定画面左の [プロテクトモード] をクリックし、[ブロック] をクリックし
てください。 次に表示されるパスワードダイアログでパスワードを入力してく
ださい。
(2) 以上で完了です。 [終了] をクリックしてください。なお、この操作には再
起動は必要ありません。
2-2 USB ブロッキングを解除する方法
(1) 設定画面左の [プロテクトモード] をクリックし、[ブロック解除] をクリッ
クしてください。 次に表示されるパスワードダイアログでパスワードを入力し
20
てください。
(2) 以上で完了です。 [終了] をクリックしてください。なお、この操作には再
起動は必要ありません。
3 ハードディスクの設定について
一時保存領域や仮想ドライブの、サイズ変更や新規作成、削除が可能です。
3-1 一時保存領域のサイズ変更及び新規作成の方法
プロテクトモード中に非常に大きなサイズのファイルを扱う場合等は、一時保
存領域が直ぐに一杯になり、
「遅延書き込みエラー」が発生する場合があります。
また、一時保存領域をハードディスクの容量一杯に作成していると、追加のソ
フトウエアをインストールする為の空き容量が足りなくなる場合があります。
以上のような場合は、次の手順で一時保存領域のサイズ変更を行ってください。
また、一時保存領域が作成されていないパーティションに対し、新規に一時保
存領域を作成する事も出来ます(一時保存領域が作成されていないパーティシ
ョンは、プロテクトの対象外となります)
(1) 設定画面上段の [一時保存領域] のタブが選択されている事を確認し、その
下のドライブのリストから、一時保存領域を変更または新規作成するドライブ
をクリックして選択から、[オプション] をクリックしてください。
21
(2) 次の画面で [ファイルサイズ] の欄に、数字を直接入力するか、レバーでフ
ァイルサイズの変更をして [OK] または [適用] をクリックしてください。
(3) パスワードダイアログが表示されますので、パスワードを入力し [OK] を
クリックしてください。
(4) 設定画面に戻り、更に [終了] をクリックしてください。次のダイアログが
表示されますので、メッセージに従い再起動してください。
3-2 特定のドライブをプロテクトの対象外にする方法
特定のドライブをプロテクトの対象外にする事も出来ます。なお、現在稼動中
の OS がインストールされたドライブ(通常 C:ドライブ)はプロテクトの対象
外にする事は出来ません。
プロテクトの対象外となったドライブは、一時保存領域のサイズが 0(ゼロ)に
なります。
(1) 設定画面で [一時保存領域] のタブが選択されている事を確認し、その下の
ドライブのリストから、一時保存領域を変更または新規作成するドライブをク
リックして選択から、[プロテクト中止] をクリックしてください。
22
(3) パスワードダイアログが表示されますので、パスワードを入力し [OK] を
クリックしてください。
(4) 設定画面に戻り、更に [終了] をクリックしてください。次に表示されるダ
イアログに従い再起動してください。
3-3 仮想ドライブの新規作成方法
仮想ドライブは、ドライブ(パーティション)が一つしかないコンピュータで
も、プロテクトの対象にならない仮想のパーティションを作成する機能です。
これにより、プロテクトモードでもデータの保存が可能になります。
仮想ドライブを作成すると、マイコンピュータ上にハードディスクのアイコン
として表示されます。
ドライブシールド CS のインストール時に、仮想ドライブの設定を行わなかった
場合、仮想ドライブは作成されませんが、この設定画面からも仮想ドライブを
新規に作成する事が出来ます。
(1) 設定画面上段で [仮想ドライブ] のタブを選択し、[作成] をクリックしてく
ださい。次の画面が表示されます。
(2) ここで、[ドライブ] のプルダウンメニューから、仮想ドライブに割り当てた
いドライブレターを選択し(例:E: , F:・・・)
、更に、その下の欄に、仮想ド
ライブに割り当てたいサイズを入力し [次へ] をクリックして選択します。
(3) パスワードダイアログが表示されますので、パスワードを入力し [OK] を
23
クリックしてください。
(4) 処理が完了すると、次の画面が表示されます。画面のメッセージに従い、再
起動してください。
3-4 仮想ドライブの削除の方法
一旦設定した仮想ドライブを削除する事が出来ます。
注意:仮想ドライブを削除すると、そこに保存しているデータも削除されます。
仮想ドライブに大事なデータがある場合は予めバックアップをおとりください。
(1) 設定画面上段で [仮想ドライブ] のタブを選択し、[作成] をクリックしてく
ださい。
(2) 次に [削除] をクリックします。
(3) [はい] をクリックするとパスワードダイアログが表示されますので、パスワ
ードを入力し [OK] をクリックしてください。
24
(4) 設定画面に戻りますので、[終了] をクリックし、メッセージに従いコンピュ
ータを再起動してください。
3-5 仮想ドライブのマウント解除/マウント
仮想ドライブをマウント解除すると、マイコンピュータから、非表示になりま
す。一時的に仮想ドライブを隠したい場合などに便利です。
なお、仮想ドライブをマウント解除しても、その中にあるデータは消えません。
再度マウントすれば、マウント解除前に作られたデータも現れます。
マウント解除
(1) 設定画面上段で [仮想ドライブ] のタブを選択し、[マウント解除] をクリッ
クしてください。
(2) パスワードダイアログが表示されますので、パスワードを入力し [OK] を
クリックしてください。
(3) 設定画面に戻りますので、[終了] をクリックし、メッセージに従いコンピュ
ータを再起動してください。
(4) 再起動後、マイコンピュータの中では、仮想ドライブが非表示になっていま
す。
マウント
(1) 設定画面上段で [仮想ドライブ] のタブを選択し、[マウント] をクリックし
てください。
(2) パスワードダイアログが表示されますので、パスワードを入力し [OK] を
クリックしてください。
(3) 設定画面に戻りますので、[終了] をクリックし、メッセージに従いコンピュ
ータを再起動してください。
(4) 再起動後、マイコンピュータの中に、仮想ドライブが表示されます。
25
3-6 仮想ドライブのサイズ変更の方法
仮想ドライブのサイズ変更をするには、既に作られた仮想ドライブを一旦削除
してから再作成する必要があります。3-4 仮想ドライブの削除の方法 を行ってい
ただいた後、3-3 仮想ドライブの新規作成方法 を行ってください。
26
4 リモート管理について
アップデートの設定や、コントロールセンター(CCC)に関する設定を行う事
が出来ます。
4-1 コンプガードコントロールセンターに接続する
[コンプガードコントロールセンターに接続する] にチェックを入れると、CCC
からのリモート管理が可能になります。チェックを外すと無効になります。ド
ライブシールド CS をスタンドアロンでご使用の場合はチェックを外してくだ
さい。
また、ここで CCC の IP アドレス又はコンピュータ名、ポート番号の変更を行
う事も可能です。
なお、ここで設定した変更を反映させる場合は、[設定を保存] をクリックして
ください。
27
5 その他の設定
ここで、ステルスモードのオン/オフの設定が可能です。
5-1 ステルスモードについて
ステルスモードでは、プロテクトモードの際は、ドライブシールド CS のアイコ
ンは表示されません。これは、学校の PC 教室やインターネットカフェ等のよう
な不特定多数のユーザーが使用するコンピュータにおすすめのモードです。 ス
テルスモードをオフにすると、プロテクトモードの時でも、常時ドライブシー
ルド CS のアイコンが表示されるようになります。これは、個人で使用するコン
ピュータでおすすめのモードです。
[ステルスモードをオンにする] のチェックにて選択してください。
なお、デフォルトではオンになっています。
5-2 イメージ・セーフモードについて
Ghost 等のツールでクローニングで展開された PC が、まれに CCC から正常に
表示されない場合があります(異なる複数の PC の情報が同じになってしまう)
そのような場合は、各クライアントで、イメージ・セーフモードのチェックを
外してください。ドライブシールド CS が保持する各クライアントの情報がリセ
ットされ、CCC から正常に認識されるようになります。
ご注意!
通常、イメージ・セーフモードは、上記のような現象が発生しない限り、操作
28
する必要はありません(デフォルトのままで結構です)上記のような現象が発
生した場合のみ操作してください。
5-3 パスワードの変更/追加/削除
ドライブシールド CS は、1 種類の管理者パスワードと、2 種類のユーザーパス
ワードを作成出来ます。なお、ユーザーパスワードでは、パスワードの変更以
外の全ての操作が可能です。
(管理者パスワードとは、ドライブシールド CS をインストール時に設定したパスワード
です)
パスワードの追加の方法
(1) [追加] をクリックします。すると、次の画面が現れます。
(2) 上段に、管理者パスワードを入力し、中段に追加するパスワードを入力しま
す。更に、確認の為、下段に追加するパスワードを再入力してください。
(3) [OK] をクリックし、次のダイアログが表示されたら完了です。
パスワードの削除の方法
(1) [削除] をクリックします。すると、次の画面が現れます。
29
(2) 上段に、管理者パスワードを入力し、下段に削除するパスワードを入力しま
す。
(3) [OK] をクリックし、次のダイアログが表示されたら完了です。
30
パスワードの変更の方法
(1) [変更] をクリックします。すると、次の画面が現れます。
(2) 1 段目に、管理者パスワードを入力し、2 段目に変更するパスワードを入力
します。
(なお、2 段目に管理者パスワードを入力すれば、管理者パスワードの変更も可
能です)
(3) 次に、3 段目に新しいパスワード(変更後のパスワード)を入力してくださ
い。更に、4 段目に新しいパスワードの再入力をしてください。
(4) [OK] をクリックし、次のダイアログが表示されたら完了です。
31
コマンドライン
(システムインテグレーター様向けの情報です)
ドライブシールド CS はコマンドラインが充実しております。
コマンドラインにより、一般的なリモート管理ツールからの管理も容易になり
ます。
コマンドラインツールは下記のディレクトリにある、ctcmd.exe です。
C:¥Program Files¥Centurion Technologies¥CompuGuard CornerStone¥
使用方法は、ctcmd ‐h にて確認してください。
1
ctcmd の詳細
ctcmd ‐h の内容は以下のとおりです。
Usage:(使用方法)
-----ctcmd <command> <flags>
ctcmd -h for a list of commands
ctcmd <command> -h for specfic command syntax
Commands:
--------status:(現在の状態を表示)
ctcmd status
enable:(プロテクトモードへ)
ctcmd enable -p <password>
disable:(プロテクト解除モードへ)
ctcmd disable -p <password>
32
usb:(USB ブロッキング)
ctcmd usb [ -block ¦ -unblock ] -p <password>
storage:(一時保存領域)
ctcmd storage [ -create ¦ -delete ¦ -resize ] <driveletter> -s <size in MB> -p
<password>
pstorage:(仮想ドライブ)
ctcmd pstorage [ -mount ¦ -unmount ] -p <password>
config:(設定)
ctcmd config -updatesource [web ¦ ccc] -p <password>
-autoupdates [on ¦ off] -p <password>
-allowoops [yes ¦ no] -p <password>
-stealth [on ¦ off] -p <password>
version:(バージョン)
ctcmd version
2
具体的な使用例
[準備]
コマンドプロンプトを起動します(WindowsXP の場合、スタート → すべての
プログラム → アクセサリ → コマンドプロンプト を選択します)
そこで、以下のとおり、入力してください。
cd c:¥Program Files¥Centurion Technologies¥CompuGuard CornerStone[Enter]
2-1 プロテクト解除モードにする場合
(1)次のように入力してください。
33
ctcmd disable ‐p password [Enter]
(password の部分は、実際に設定したパスワードを入力してください。また、スペース
も正確に入力してください)
(2)OK. と表示されれば成功です。コンピュータを再起動後にプロテクト解除モードに
なります。
2-2 プロテクトモードにする場合
(1)次のように入力してください。
ctcmd enable ‐p password [Enter]
(password の部分には実際に設定したパスワードを入力してください。また、スペース
も正確に入力してください。)
(2)OK. と表示されれば成功です。コンピュータを再起動後にプロテクトモードになり
ます。
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再インストール/アンインストール
1 追加インストール方法
最初にインストールした際に選択しなかったコンポーネントをここで追加イン
ストールする事が出来ます。
(1) 管理者権限でログオンし、[コントロールパネル] の [プログラムの追加と削
除] 又は、[アプリケーションの追加と削除] をダブルクリックします。
(2) DriveShieldCS を選択し、[変更と削除] をクリックします。
(3) 次の画面で [変更] にチェックを入れ、[次へ] をクリックします。
(4) 次に、コンポーネントの選択画面が表示されます。ここで、必要なコンポー
ネットにチェックを入れ、メッセージに従ってインストールを進めてください。
コンポーネントのインストール手順の詳細については インストール の章をご参
照ください。
2 再インストール方法
既にインストールしたプログラムを上書きインストールする方法です。
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(1) Administrator 権限でログオンし、[コントロールパネル] の [プログラムの
追加と削除] 又は、[アプリケーションの追加と削除] をダブルクリックします。
(2) DriveShieldCS を選択し、[変更と削除] をクリックします。
(3) 次の画面で [修正] にチェックを入れ、[次へ] をクリックします。
(4) 再インストールが始まります。 メッセージに従って再インストールを完了
してください。
3 アンインストール方法
(1) Administrator 権限でログオンし、[コントロールパネル] の [プログラムの
追加と削除] 又は、[アプリケーションの追加と削除] をダブルクリックします。
※プロテクトが解除状態でないと、削除項目は出現しません。
(2) DriveShieldCS を選択し、[変更と削除] をクリックします。
(3) 次の画面で [削除] にチェックを入れ、[次へ] をクリックします。
(4) 次のダイアログが表示されたら、[はい] をクリックします。
(5) 次の画面が表示されます。もし、仮想ドライブの中に重要なデータが保存さ
れている場合は、ここで [中止] にチェックを入れて [次へ] をクリックしてく
ださい。インストールが中止されます。
仮想ドライブを削除しても問題の無い場合は、[削除] にチェックを入れて [次
へ] をクリックしてください。
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(6) アンインストールが始まります。メッセージに従ってアンインストールを完
了してください。
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