第10号 (2016年10月) 坂出市国際交流協会ニュース Sakaide International Association Newsletter 第15回サウサリート市派遣短期留学生 平成28年7月28日(木)∼8月10日(水)の2週間、短期留学生12名(高校生9名、中学生3名)を姉妹都市である米国カリフォル ニア州サウサリート市へ派遣しました。最初の10日間は、サウサリート市周辺でホームステイをしながら、日中はサウサリー ト姉妹都市協会が準備した様々な研修プログラムに参加しました。その後、ロサンゼルス市を訪問し、ハリウッドやディズ ニーランドを楽しみ、無事に帰国しました。この体験を通じて、留学生達は新しい家族や生涯の友を得て、かけがえのないた くさんの思い出を作りました。ここでは、留学生や引率者のコメントを交えながら、海を越えた2週間の活動をご紹介します。 日本人が 海外でも活 躍していて、 かっこよ かった。 く 風が強 たた 寒かっ 渡る 歩で め、徒 きなか で ことは 出と ど、坂 け た 感 っ 付きを び 結 の とが じるこ 。 できた ゴールデンゲ ートブリッジ エン 野外ゲ ジェル島で ーム& ピクニ ック シスコ 在サンフラン 問 総領事館訪 日本 息を合わせ てこいだり、 競争 したりしてと て も楽しかった 。 し 街ら トの きた。 ー ア で 験が い体 ホスト ファミ リー やいろ んな人 と仲良 くなれ るいい 機会 だった 。 の人々 戦争中だった頃 、絵から の思いや苦労が 伝わってきた。 壁画ツアー ミッション地区 シーカヤッ ク 自分でオ リジナル の ピザを作 れて とても楽 し かった。 ート体験 リサイクルア さよならパーティー ピザ作り 着 ゆかたを ンス たり、ダ して、 をしたり んなと 最後にみ 間を 最高の時 。 過ごせた 海洋ほ乳類センター のため の保護 物 き 生 いて、 くして 尽 命 懸 た。 に一生 よかっ かっこ みんなと もっと仲良 くなれたし、 露 ンス披 ーでダ ィ テ らパー さよな 踊っていて楽 しかった。 1 S I A N★第10号 (2016 年 10 月) S I A N★第10号 (2016 年 10 月) 姉妹都市交流員招へい事業 7月26日と8月2日の2回にわたり、沙弥の海の家でチヨ コさんのお絵かき教室を開催しました。絵が上手なチヨコさん に指導を受けながら、ナカンダ浜のエノキの下で瀬戸大橋を写 今年6月初旬からスタートした、姉妹都市交流員招へい事業。サウサリートから来 坂した交流員のローレン チヨコ ウォンさんは、約3か月間、市内公立幼稚園や小中 学校で出前授業をしたり、姉妹都市カフェを開催したり、英会話講座の講師をしたり と、坂出のみなさんと少しでも多く交流を図るべく東奔西走してくれました。その甲 斐あって、幅広い年齢の方にサウサリートの魅力を伝えてくれただけでなく、 「もっ と継続して英語を教わりたい」という声も多数頂戴しました。お祭りなど地域の行事 にも参加、交流するなどして、坂出市民の国際感覚や意識を向上させてくれ、無事姉 妹都市アンバサダーとしての役割を果たしてくれました。 姉妹都市 カフェ 子ども 国際理解講座 英会話 講 座 生し、その後絵の塗り方のコツも教わり、素敵な絵を完成させ ることができました。 8月9日、16日、23日の3週連続で、勤労福祉センターの割烹室でチヨコさん とお菓子作りに挑戦しました。初回はチョコたっぷりのアメリカンなブラウニーを、 2回目はチヨコさん思い出のフランスのクレープ、そして最後はアメリカらしい しっとりしたクッキーを作りました。参加した子どもたちは英語やフランス語も教 えてもらい、楽しい時間を過ごしました。 出前授業 国際理解講座 8月30日、中央公民館で「素敵に飾ろう! 7月19日、中央公民館に於いて、 「 英語で挑戦!ホームメードハン コラージュアート教室」を開催しました。チヨ バーガー」を開催しました。チヨコさんの祖父自慢のレシピをもとに作 コさんが描いた下絵をもとに、折り紙や雑誌 り、日本のものとはひと味違ったハンバーガーが出来上がりました。 の切り抜きなどを重ねるちぎり絵のような手 法で、素敵なアート作品が完成しました。 読み聞かせ 講座 国 際理 解講 座 旧暦のお正月が終わった後の2月23日、韓国出 身のキム ウンジョンさんを講師に、韓国のお正 月料理を習いました。メニューは韓国のお雑煮 「トック」と、韓国に昔から伝わる五方色を取り 入れた串料理「コチジョン」です。味覚も視覚も 満足した後は、韓国のお正月の楽しみ方や、準備 の大変さを教わりました。 国 際理 解講 座 元々はキリスト教の行事である『イースター』。日本でも、生命の誕 生を祝うイベントとして徐々に知られるようになってきました。 協会では、3月25日にジェームズ先生とヴォネット先生を講師にイ ベントを開催したところ、48名の子どもたちが参加してくれました。 今年2回目の国際理解講座では、インドネシア出身の矢野 ジャマヤさんを講師に招き、 「ソトアヤム(鶏肉のスープ)」と 「ナシクニン(黄色いご飯)」という家庭料理に挑戦しました。 ココナッツミルクでお米を炊いたり、豆腐やピーナッツ、 じゃこを揚げたりと、南国の風を感じるような料理に舌鼓を 打ちました。 2 異文化理解イベント クイズ形式でイースターについて学んだ後は、チームに分かれて卵 をモチーフにしたゲームをし、イースターにお馴染みのエッグカラー リングで思い思いのカラフルな卵を作りました。イベントのクライ マックスは、やっぱりエッグハント!お菓子をゲットするために、一 目散と駆け出す子どもたちの笑い声と、うららかな日差しに包まれ て、みんなで春の訪れを楽しみました。 3 S I A N★第10号 (2016 年 10 月) 」から @坂出 んご 「にほ JICAボランティア帰国報告 「ブラジル」 坂出市国際交流協会の日本語ボランティアとして活躍している福田煕子 さんが、今年7月にJICA日系社会青年ボランティアの活動を終えてブラジル から帰国されました。現地で過ごした2年間を振り返っていただきました。 Boa tarde! ブラジルから帰って来ました、JICAボランティアの福田煕子です。ブラジルでは、日系子 弟が通う日本語学校で日本語や日本文化を教えたり、和太鼓を習ったりしていました。はじめはささいな ことで戸惑い、言われた一言に悩み、2年後、先輩ボランティアのようになじめているだろうかと不安で した。今となっては、そんなことで悩んでいたの!?と思うようなちっぽけなことですが、当時の日記を振 り返ってみると不安でいっぱいだったようです。そんな私が2年間めげずに過ごせたのは、日本語のおか げだと思います。3世4世になると日本語が話せない方も多いですが、それでも私と話すときは日本語で 話しかけてくれていました。日本語忘れちゃったと言う人も「こんにちは」 「ありがとう」の一言は日本語 で話してくれます。お互いが分かる言葉がある、たった一言の日本語がこんなにも嬉しいとは思いません でした。 長いようであっという間でしたが、 言葉の力を知ることができた2年間でした。 みなさんも、近くにいる外国人の方に彼らの母語で挨拶をしてみませんか。簡単な言葉でもきっと喜ん でくれると思います。 子ども国際理解講座2016春( 3月28日∼3月31日) 異文化理解イベント 募集 今年の春は、中高生が英語に触れられる機会をもっと増やせたらと 思い、短期集中型英会話教室を行いました。4日間、ネイティブ講師が 日替わりで、テーマに沿った講座を行いました。ナチュラルスピードに 戸惑った参加者もいましたが、刺激の多い4日間となりました。 ラ先生 アンジェ with 福留 ス先生 リン ペレ with マリ 坂出市の外国籍住民数 (2016年9月) 国 籍 人 数 ベ ト ナ ム 127人 中 国 107人 フィリピン 79人 インドネシア 66人 タ イ 43人 他 2 0 か 国 137人 合 559人 4 計 ズ先生 ィリアム with RTウ セフ先生 リ ジョウ ー コ h it w 日時 10月29日(土) ①午前9時30分∼ ②午前10時30分∼ 場所 坂出市民ふれあい会館 対象 ①、②ともに小学生以下50名 ※未就学児は保護者同伴 申込 下記事務局に電話かメールで。 ※10月6日(木)申込締切 ※応募者多数の場合抽選 ※必要事項は、お名前・ふりがな・ 学年(未就学児は年齢) ・郵便番号・ 住所・連絡先・ご希望の時間 費用 会員300円 講師 タイラー ボイヴィン先生 他2名 <編集後記> 短期留学を終え帰国した学生らが口をそろえて「サウサリートは 寒かった!」と言っていたことを思い出すと、交流員として6月から9月まで坂 出に滞在したチヨコさんには、日本の夏は体に堪えただろうと思います。しかし その暑さ、さらに文化の違う日本での生活に耐え、学校、英会話講座、カフェ、文 化講座等、多くの方々に姉妹都市や英語を身近に感じさせてくれた彼女に感謝 します。また、この姉妹都市交流員招へい事業に参加してくださった方、支援し てくださった方、たくさんの方々のご協力のおかげで、この事業を無事に終えら れたこと、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。今後、サウサリート市 との交流を発展させていくためにも、ご意見、ご感想等ありましたら、下記事務 局までお知らせいただけますと幸いです。 <発 行> 2016年10月1日 <編 集> 坂出市国際交流協会事務局 〒762-8601 香川県坂出市室町2-3-5(坂出市秘書広報課内) Tel:0877-44-5000 E-mail:kokusai@city.sakaide.lg.jp
© Copyright 2024 Paperzz