女子美術大学コース所在地：相模原市南区麻溝台１９００ ※小田急線相模大野駅より女子美術大学行バス終点下車 ※ＪＲ横浜線古淵駅より女子美術大学行バス終点下車翼ある言葉をもとめて－豪奢とエクゾティシズムの西欧文化この講座では、西洋文化におけるさまざまな時代の特質いわゆる時代像を、そして時代を経て継続／変遷する概念や主題についてお話します。なかでも今年度の講座は、世界の焦眉の急とも言えるイスラム世界と西欧世界との関係に焦点をあて、その文化上の相互交流のいくつかの側面を中心に、時代の縦や横の軸を使い分けながら西欧文化を縦横無尽に俯瞰することを目指しています。【受講料】１,９００円【受講料以外の費用】なし【時間・場所・定員】 ●１３：２０～１４：５０ ●２号館２２４教室 ●定員１５０名【その他】 ●車でのご来校はご遠慮ください。【講師】教授勝又俊雄【開講日と内容】（全８回） ① ９月２９日（木）王妃ロドグニの紅い唇に接吻すると－オリエント女王たち／バロック・オペラ／18世紀ギャラント ②１０月６日（木）オリエントは西欧絵画をどう見てきたのか？－メフメト二世／Ｇ. ベルリーニ／ポリフォニー／ 18世紀 ③１０月２０日（木）妖しげな東方の芳香は未だに魅力を失わない－ビザンティン／オスマン・トルコ／ネルヴァル／モロー ④１１月１７日（木）退却する軍隊はヘミングウェイの小説のようでなければならない－クセノフォン／ナポレオン／「アラビアのロレンス」／映画「ひまわり」 ⑤１２月１日（木）ガリヴァーは人間ヤフーを嫌い馬に憧れる－異国から人間社会の本質を見つめる眼差し ⑥１２月１５日（木）ジプシーはなぜいつも普通の人を夢中にさせるのか？－ハンガリー／チゴイネルワイゼン／ジプシー男爵／消えた男の日記 ⑦ １月５日（木）竪琴はいつも古代ギリシアの詩人を思い浮かべさせる－古代憧憬／新古典主義芸術／新興国の民族叙事詩 ⑧ １月１９日（木）ロシア人はオペラで恋を語らない－レーピン／歌劇「ボリス・ゴドノフ」／映画監督エイゼンシュタイン