花き EDI 標準フォーマット仕様書 (Ver. 1.1)

花き EDI 標準フォーマット仕様書
(Ver. 1.1)
平 成 27 年 10 月 改 訂
一般社団法人日本花き卸売市場協会
電算事務改善委員会
花き EDI 標準フォーマット仕様書
(Ver. 1.1)
目
次
1
概要
1
2
背景と目的
2
3
データの構造
3
3.1
メッセージの種類
3
3.2
レコードの構成
3
3.3
文字コード
4
3.4
固定レコード長と可変レコード長
5
3.5
カンマ区切りでの文字表現
6
3.6
文字の前後のトリム
7
3.7
ヌル表現
7
3.8
数値表現
7
4
メッセージ定義
9
4.1
フィールドの構成
9
4.2
妥当性検査
9
4.3
メッセージの訂正と取消
9
5
標準コード
18
5.1
卸売会社コード
18
5.2
系統 JA コード
18
5.3
JF コード(品目コード、品種コード)
18
5.4
等階級コード
19
5.5
原産地コード
19
6
独自コード
28
6.1
出荷者コード
28
6.2
その他の独自コード(拡張項目)
43
花き EDI 標準フォーマット仕様書
(Ver. 1.1)
表 索引
表1
メッセージの種別 .................................................................................................... 3
表2
レコードの種別 ........................................................................................................ 3
表3
メッセージ取扱の種別 ............................................................................................ 9
表4
出荷情報メッセージ .............................................................................................. 11
表5
仕切情報メッセージ .............................................................................................. 14
表6
データ型表 .............................................................................................................. 17
表7
エラーコード表 ...................................................................................................... 17
表8
JF 品目コード表(1/3) ....................................................................................... 28
表9
JF 品目コード表(2/3) ....................................................................................... 31
表 10 JF 品目コード表(3/3) ..................................................................................... 22
表 11
標準等級コード表 ................................................................................................ 36
表 12
標準階級コード表 ................................................................................................ 36
表 13
原産地コード表(1/5)
(都道府県コード).................................................... 37
表 14
原産地コード表(2/5)
(国名コード、英名 ABC 順) ................................. 24
表 14
原産地コード表(3/5)
(国名コード、英名 ABC 順) ................................. 25
表 14
原産地コード表(4/5)
(国名コード、英名 ABC 順) ................................. 26
表 14
原産地コード表(5/5)
(国名コード、英名 ABC 順) ................................. 27
図 索引
図1
出荷情報メッセージのレコード構成の例 ............................................................ 3
図2
複数のメッセージを含むデータファイルの例 .................................................... 4
図3
ダブルクォーテーション保護の例 ........................................................................ 6
図4
ダブルクォーテーションエスケープの例 ............................................................ 6
花き EDI 標準フォーマット仕様書
1
(Ver. 1.1)
1 概要
概要
この仕様書は、花き出荷者と花き卸売会社の間で電子情報を交換(EDI)する際に用
いる標準フォーマットを定めています。
互いに電子情報を交換しようとする花き出荷者と花き卸売会社は、この仕様書の定め
るところに従い、電子情報を取り扱う必要があります。
EDI: Electronic Data Interchange(電子情報交換)
1
2 背景と目的
2
花き EDI 標準フォーマット仕様書
(Ver. 1.1)
背景と目的
事務処理にコンピュータの利用が当然となった現代において、企業活動にかかわる情
報を電子化して、複数企業のコンピュータ同士で通信・交換することは、各企業の事務
作業の削減に大いに役立ちます。
花き流通業界においても、1990 年代のフローラシステムから始まり、現在はフロリ
スネットにいたる系統 JA 標準の EDI が実用化されています。また、これとは別に、一
部の出荷者では、取引関係のある卸売会社との間で、個別に通信仕様を定め、EDI 化を
進めている例も見受けられます。
しかし、どちらも、花き業界全体に EDI を普及させるには不足があるといわざるを
得ません。前者のフロリスネットは、系統 JA の県連・県本部レベルが主体となって整備
してきたもので、組織的な出荷体制を組む比較的出荷規模の大きい JA 向けです。後者
の個別 EDI は、当事者同士の取り決めだけで済むので個人出荷者や中小卸売会社でも
気軽に始められる利点がありますが、個別であるがゆえに、多数の出荷者もしくは多数
の卸売会社と情報交換できないのが難点です。
一般社団法人日本花き卸売市場協会では、上記の課題に対応するため、取引電子化部
会を設けて、花き業界に携わる誰にとっても使いやすくかつ導入しやすい EDI のあり
方を検討し、花き EDI 標準フォーマットを策定するに至りました。この花き EDI 標準
フォーマットの普及促進に関しては、2013 年より発足した電算事務改善委員会が主体
となり、実証試験等による実効性検証、実情に即した仕様見直し等の活動を継続してい
ます。この花き EDI 標準フォーマットの利用により、出荷者と卸売会社の間での EDI
化が一層進展し、花き業界全体の生産性が向上することが大きく期待されます。
2
花き EDI 標準フォーマット仕様書
3
3 データの構造
(Ver. 1.1)
データの構造
3.1
メッセージの種類
花き出荷者と花き卸売会社の間でやり取りされる情報のうち、下表に掲げる 2 つ
について標準フォーマットを定めています。
表 1 メッセージの種別
メッセージ種別
出荷情報
仕切情報
3.2
情報の内容
生産者から卸売会社へ出荷される商品の詳細情報
卸売会社が生産者から委託された、または買い付け
た取引の詳細情報
メッセージ種別番号
2
3
レコードの構成
出荷情報も仕切情報も、1 つのメッセージは必ず下表に掲げる 3 種のレコードで
構成されます。フロリスネットと同じ考え方です。
表2
レコード種別
ヘッダ
レコードの種別
情報の内容
このメッセージ全体にかかわる識別情報
このメッセージの内容を示す商品などの明細(複数行
明細
も可)
トレーラ
このメッセージ全体の合計数値など
レコード種別番号
1
2
3
出荷情報のメッセージ種別番号
レコード種別番号
ヘッダ情報
改行
2 2 1
明細情報
改行
2 2 2
明細情報
改行
2 2 3
明細情報
改行
2 2 4
明細情報
改行
トレーラ情報
改行
2 1
2 3
明細レコード順
図1
出荷情報メッセージのレコード構成の例
3
3 データの構造
花き EDI 標準フォーマット仕様書
(Ver. 1.1)
ひとつのメッセージは、必ずヘッダレコードで始まり、トレーラレコードで終わ
ります。明細レコードは、最低で 1 行は必要ですが、それ以上でもかまいません。
1 組のヘッダレコードとトレーラレコードで挟まれた明細レコードの明細レコード
番号は、必ず 1 から始まる連番でなければなりません。
図 2 のように、1 つのデータファイルの中に複数のメッセージをまとめて格納す
ることもできます。
ヘッダ情報
改行
2 2 1
明細情報
改行
2 2 2
明細情報
改行
2 2 3
明細情報
改行
2 2 4
明細情報
改行
2 3
トレーラ情報
改行
2 1
2 1
ヘッダ情報
改行
2 2 1
明細情報
改行
2 2 2
明細情報
改行
2 3
トレーラ情報
改行
2 1
ヘッダ情報
改行
2 2 1
明細情報
改行
2 2 2
明細情報
改行
2 2 3
明細情報
改行
トレーラ情報
改行
2 3
図2
3.3
1 つ目の出荷情報メッセージ
2 つ目の出荷情報メッセージ
3 つ目の出荷情報メッセージ
複数のメッセージを含むデータファイルの例
文字コード
(1) 文字コード
花き EDI 標準フォーマットのメッセージ中に日本語文字を含める場合、
その文字
コードはシフト JIS コードに限ります。シフト JIS コードは、Microsoft Windows
の日本語版で使用される最も一般的な 2 バイト文字コードです。
使用できる漢字は、JIS 第一水準と JIS 第二水準とします。
パソコンでない一部のコンピュータで使われる JIS コードや EUC コード、コン
ピュータメーカ独自の IBM 漢字コードや富士通漢字コードは使えません。また、
最新のパソコンの一部で使われることがある Unicode(UTF)コードも使えません。
これらのコードのデータは、シフト JIS コードに変換した上で、EDI メッセージを
作成してください。
シフト JIS コードの中の一部にも機種依存コード(「①」「②」など)があります
が、Microsoft Windows の日本語版で正しく扱われる文字は許容するものとします。
(2) 改行コード
各レコードの終わりには改行コードを付す必要がありますが、改行コードは
「CR」コードと「LF」コードの 2 バイトとします。
「CR」コード、
「LF」コードは、
4
花き EDI 標準フォーマット仕様書
(Ver. 1.1)
3 データの構造
それぞれ 16 進数表記で 0x0d、0x0a です。改行を「CR」と「LF」の 2 バイトで表
すことは、シフト JIS コード同様、多くのパソコンで一般的なものです。
Unix 系の OS を使用する一部のコンピュータでは、改行コードが 「LF」
(0x0a)
の 1 バイトだけのことがあるので注意が必要です。
3.4
固定レコード長と可変レコード長
(1) 固定レコード長と可変レコード長の両対応
花き EDI 標準フォーマットは固定レコード長方式と可変レコード長方式の両方
に対応しています。それぞれ一長一短があるので、どちらの方式も標準として採用
されています。花き業界内のあらゆる相手との EDI を実現したければ、両方式に対
応した送受信プログラムを用意しなければなりません。
ただし、1 メッセージ内で両方式を混在させてはいけません。
どのメッセージ種類でも、ヘッダレコードの最初の 2 バイトを見れば、そのメッ
セージがどちらの方式なのかを判別することができます。
(2) 固定レコード長方式
固定レコード長方式では、メッセージデータ内の各レコードのバイト数がすべて
同じになっています。レコード内の各フィールド位置が固定されているので、情報
を読み取りやすい利点があります。その一方で、使用しないフィールドを半角スペ
ース文字(16 進表記 0x20)で埋めなければならないので、メッセージ全体の容量
が大きくなりがちです。
固定レコード長方式では、出荷情報メッセージ、仕切情報メッセージどちらも、
1 レコードあたり、情報フィールド 510 バイト+改行 2 バイト=512 バイトです。
ヘッダレコードの 1 バイト目は「メッセージ種別番号」で、2 バイト目は「1」
(=
レコード種別番号)になっているはずです。
(3) 可変レコード長方式(カンマ区切り)
可変レコード長方式では、フィールドごとに半角カンマ文字で区切るカンマ区切
り CSV 形式(CSV: Comma Separated Values)を使用します。不要なフィールド
や桁をスキップできるので、レコード全体のバイト数が変化し、多くの場合におい
てメッセージ全体の容量は小さくなります。しかし、フィールドの位置が変化する
ので、半角カンマ文字で切り分けてからでないと情報を読み取ることができません。
すべてのフィールドのあとに区切りの半角カンマをつけてください。ただし、各
レコードの最後のフィールドのあとは、区切りの半角カンマをつけずに改行でなけ
ればなりません。レコード内の区切りの半角カンマの数は、そのレコード内のフィ
ールドの数よりひとつ少なくなるはずです。
ヘッダレコードの 1 バイト目は「メッセージ種別番号」で、2 バイト目は「,」
(=
区切りの半角カンマ)になっているはずです。
可変レコード長方式には、カンマ区切り以外の形式もありますが、現在のところ、
5
3 データの構造
花き EDI 標準フォーマット仕様書
(Ver. 1.1)
花き EDI 標準フォーマットでは採用されていません。XML 形式などは次期バージ
ョン以降で開発されていく予定です。
3.5
カンマ区切りでの文字表現
カンマ区切りでは、数値フィールドと文字フィールドの扱いを厳密に区別する必
要があります。メッセージ定義のフィールドごとにデータ型が定義されているので、
それに従ってください。
文字データは、フィールドの値の先頭と末尾を「”」
(=半角ダブルクォーテーシ
ョン)で括らなければなりません。これにより、文字フィールドの内容に半角カン
マが含まれていても、意図しない区切りを防ぐことができます。これをダブルクォ
ーテーション保護と呼びます。
たとえ文字フィールドの内容に半角カンマがない場合であっても、文字フィール
ドはダブルクォーテーション保護が必須です。
フィールド情報
仕立備考: スタンダード
荷姿備考:
商品備考: コンゴウ 50cm,60cm,70cm
カンマ区切りで連結
"スタンダード",,"コンゴウ 50cm,60cm,70cm"
図3
ダブルクォーテーション保護の例
読み出す側は、文字フィールドを読み出す際、半角ダブルクォーテーションで挟
まれている範囲をひとつのフィールドと見なさなければなりません。半角ダブルク
ォーテーションで挟まれている範囲にある半角カンマは、区切りの半角カンマでは
ありません。
ダブルクォーテーション保護下では、フィールド情報に半角ダブルクォーテーシ
ョンが含まれている場合に、特別な注意が必要となります。文字フィールドに半角
ダブルクォーテーションを含めたい場合は、もう 1 バイト繰り返し重複させる必要
があります。これをダブルクォーテーションエスケープと呼びます。
フィールド情報
仕立備考: スタンダード
荷姿備考:
商品備考: トレードフェア "プランツ 2007",グランプリ
カンマ区切りで連結
"スタンダード",,"トレードフェア ""プランツ 2007"",グランプリ"
図4
6
ダブルクォーテーションエスケープの例
花き EDI 標準フォーマット仕様書
(Ver. 1.1)
3 データの構造
読み出す側は、文字フィールドを先頭から走査して末尾の半角ダブルクォーテー
ションを探しますが、それが 2 バイト連続していたら、さらに先を探さなければな
りません。また、その際、2 バイト連続している半角ダブルクォーテーションは 1
バイトに切り落とさなければなりません。2 バイト連続の半角ダブルクォーテーシ
ョンは、保護のための半角ダブルクォーテーションではありません。
一方、数値フィールドは、ダブルクォーテーション保護をしてはいけません。
3.6
文字の前後のトリム
文字フィールドを読み出す際、そのフィールドの先頭から続く半角スペース(16
進表記 0x20)と全角スペース(16 進表記 0x8140)、および末尾から遡る半角スペ
ースと全角スペースは切り落とすこととします(トリム)。半角スペースと全角ス
ペースが混在している場合も、それらすべてを前後からトリムします。
これは、もともと、固定レコード長方式の文字フィールドにおいて、実際に必要
な文字の値の後方に続く無意味な空白を取り除く目的がありますが、後方だけでな
く前方にも適用し、さらに可変レコード長方式にも適用しようというものです。
このルールの適用により、スペース文字だけの文字フィールドは全桁切り落とさ
れ、ヌル(空)と扱われます。したがって、可変レコード長方式においてスペース
文字ばかりの文字フィールドは、スキップされているのと同等になります。
3.7
ヌル表現
必須でないフィールドで、そこに値を持たせたくない場合は、ヌル(空)としま
す。
ヌル表現は、固定レコード長方式と可変レコード長方式では異なります。
固定レコード長方式の場合は、桁位置が決められているためフィールドをスキッ
プすることができませんから、以下の場合をヌル表現とします。
①
数値フィールドが全桁 0 で埋まっていること。
②
文字フィールドが全桁半角スペース(16 進表記 0x20)または全角スペース
(16 進表記 0x8140)で埋まっていること。両者の混在も同様。
可変レコード長方式の場合は、単に半角カンマを連続させれば、そのフィールド
をスキップすることができるので、それをもってヌル表現とします。スキップされ
ていなくても、3.6 項のトリムによりヌルになることもあります。
必須のフィールドではヌルは許されません。数値の 0 は、必須フィールドではヌ
ルではなく 0 の意味を持ちます。しかし、スペース文字だけの文字フィールドはト
リムされてヌルになるので、必須フィールドではエラーになります。
3.8
数値表現
固定レコード長方式で、数量や金額など、数値しか許されないフィールドの扱い
は、以下のようになっています。
①
符号つき数値フィールドの場合は、先頭(最上位)の桁は符号「+」
「-」の
7
3 データの構造
花き EDI 標準フォーマット仕様書
(Ver. 1.1)
どちらかでなければならず、残りの桁は「0」から「9」までの数字でなけれ
ばなりません。0 は例外で、全桁 0 で表すこととします。
符号なし数値フィールドの場合は、すべての桁が「0」から「9」までの数字
でなければなりません。
②
符号ありなしにかかわらず、小数値の場合は上記のほかに小数点がひとつだ
け許され、その桁位置は任意です。
③
数値はフィールド内で右詰めされ、上位桁は「0」で埋められていなければ
なりません。スペース文字は許されません。
可変レコード長方式では、右詰めや 0 埋めは不要です(右詰めの概念自体があり
ません)
。可変レコード長方式でも、符号つき数値フィールドには、0 でない限り、
先頭に符号「+」「-」が必要です。数値フィールドは、ダブルクォーテーション保
護をしてはいけません。
8
花き EDI 標準フォーマット仕様書
4
4 メッセージ定義
(Ver. 1.1)
メッセージ定義
4.1
フィールドの構成
出荷情報メッセージを表 4 に、仕切情報メッセージを表 5 に示します。
メッセージ定義は、固定レコード長方式と可変レコード長方式に共通です。ただ
し、表中の開始位置は固定レコード長方式でだけ使用します。
4.2
妥当性検査
各フィールドは、表に示された妥当性検査を受けます。
各フィールドのデータ型によって、使用できる文字種や符号の有無が異なります
ので、注意深くメッセージデータを作成してください。
固定レコード長方式における数値データ型の前 0 埋め(3.8 項)や、可変レコー
ド長方式における文字データ型のダブルクォーテーション保護(3.5 項)も参考に
してください。
4.3
メッセージの訂正と取消
すでに発信してしまったメッセージに対し、何らかの事情で訂正あるいは取消が
必要になることがあります。花き EDI 標準フォーマットでは、次の 3 通りの方法で
訂正や取消を伝達することを想定しています。
どの方法を取るかは、相手との協議の上で決定してください。
(1) メッセージ取扱種別での指定
訂正または取消が必要となったことを伝達するために、下表に掲げる 3 つの取扱
種別があります。
表 3 メッセージ取扱の種別
メッセージ取扱種別
通常
取り扱い方
通常のメッセージ
メッセージ取扱種別番号
0
すでに発信したメッセージを訂正する場合
訂正
以前のメッセージは、この新しいメッセージで置
1
き換える(上書き)
取消
すでに発信したメッセージを全く取り消す場合
以前のメッセージは削除する
2
訂正メッセージと取消メッセージでは、以前のどのメッセージを訂正あるいは取
消しようとするのかが特定できなければなりません。そのためのキーは、出荷情報
では出荷日と送り状番号、仕切情報では販売日と仕切書番号、です。これらを、そ
れぞれ元出荷日と元送り状番号あるいは元販売日と元仕切書番号のフィールドに
収めておかなければなりません。訂正あるいは取消の対象となるメッセージを特定
できなかった場合はエラーになります。
9
4 メッセージ定義
花き EDI 標準フォーマット仕様書
(Ver. 1.1)
訂正メッセージの各フィールドには、訂正後の新しい内容をすべて記述します。
取消メッセージの各フィールドには、取消対象とするメッセージと全く同じ内容
を記述します。
(2) 全赤伝/全黒伝
訂正の際、訂正メッセージを発信するのではなく、以前のメッセージと内容は同
じで口数や金額などの符号だけを反転させた全赤伝(全行赤伝票)メッセージと、
訂正後の新たな内容をすべて記述した全黒伝(全行黒伝票)メッセージという 2 つ
のメッセージで伝達する方法です。系統 JA 向けの仕切情報では、この方法がよく
要望されます。
出荷情報の全赤伝は、口数の数値の符号を反転(マイナス)させます。それにと
もない、数量などの数値の符号も計算により反転します。
仕切情報の全赤伝は、口数と仕切金額の数値の符号を反転(マイナス)させます。
それにともない、数量や委託手数料などの数値の符号も計算により反転します。単
価の符号は計算により反転しません。
全赤伝メッセージも全黒伝メッセージも、メッセージ取扱種別は「通常」のまま
とします。すなわち、メッセージ取扱種別は事実上使用しません。
全赤伝メッセージにより、以前のメッセージは実質的にまるごと打ち消されるの
で、引き続きなにごともなかったかのように、新たなメッセージ(全黒伝)を発信
します。
メッセージ取扱種別を指定する場合と異なり、以前のメッセージを特定できなく
てもエラーにはなりませんが、元出荷日と元送り状番号あるいは元販売日と元仕切
書番号のフィールドは入力されていることが望ましいです。
(3) 部分赤黒伝
訂正の際、訂正メッセージを発信するのではなく、以前のメッセージと比較して
変化のある行だけに注目し、口数や金額などの符号を反転させた行と訂正後の新た
な内容を記述した行を 1 つのメッセージにまとめた部分赤黒伝メッセージで伝達
する方法です。必要最小限で済む実際的な方法です。
符号の反転と計算の考え方は、全赤/全黒の場合と同じです。訂正されるべき行
だけを対象とする点と、赤行と黒行を 1 メッセージに含めてしまう点が、全赤/全
黒の場合と異なります。
部分赤黒伝メッセージのメッセージ取扱種別は「通常」のままとします。すなわ
ち、メッセージ取扱種別は事実上使用しません。
メッセージ取扱種別を指定する場合と異なり、以前のメッセージを特定できなく
てもエラーにはなりませんが、元出荷日と元送り状番号あるいは元販売日と元仕切
書番号のフィールドは入力されていることが望ましいです。
10
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ኚ᭦
ഛ⪃
花き EDI 標準フォーマット仕様書
4 メッセージ定義
(Ver. 1.1)
表 6 データ型表
データ型名
説明
許容文字種
半角数字
半角英カナ記号
全角文字
半角ピリオド(.)
半角ブランク
半角ハイフン(-)
半角プラス(+)
数値S
符号付き数値
○
×
×
×
×
○
○
数値U
符号なし数値
○
×
×
×
×
×
×
数値SF
符号付き小数値
○
×
×
○
×
○
○
数値UF
符号なし小数値
○
×
×
○
×
×
×
文字Z
全半角すべて
○
○
○
○
○
○
○
文字H
半角すべて
○
○
×
○
○
○
○
文字S
半角数字
○
×
×
×
×
×
×
文字SK
半角数字と一部半角記号
○
×
×
×
○
○
×
文字D
YYYYMMDD形式の日付
○
×
×
×
×
×
×
表7
エラーコード
内容
エラーコード表
エラーメッセージ
001
メッセージ種別エラー 指定されたメッセージ種別が正しくありません。
002
レコード種別エラー
003
データ型文字種エラー 項目のデータ型で許容されていない文字が含まれています。
004
日付エラー
指定された文字列が有効な日付を表していません。
005
必須エラー
必須項目が指定されていません。
006
選択必須エラー
選択必須項目のどちらもが指定されていません。
007
条件必須エラー
条件により必須となる項目が指定されていません。
008
数値符号エラー
数値の符号(正・負・0[ゼロ])が正しくありません。
009
入力値エラー
無効な値です。
010
日付範囲エラー
指定された日付が制限範囲を超えています。
011
計算エラー
レコード内での計算結果が一致しません。
012
コードエラー
指定されたコードが、コード表内に見つかりません。
013
集計エラー
各明細レコードの項目の合計と、トレーラレコードの対応する合計項目の値が一致しません。
014
項目長エラー
項目の最大バイト数を超えています。
015
レコード長エラー
レコードのバイト数が正しくありません。
016
項目数エラー
レコードの項目数が正しくありません。
017
データ構成エラー
データの構成が、ヘッダ・明細・トレーラの順に並んでいません。
018
明細順序エラー
明細レコードが明細レコード番号順に並んでいません。
019
対象データなしエラー メッセージ取扱種別が訂正または取消ですが、その対象となるメッセージが見つかりません。
020
番号重複エラー
指定されたレコード種別が正しくありません。
同一出荷日の同一送状番号または同一販売日の同一仕切書番号が存在します。
17
5 標準コード
5
花き EDI 標準フォーマット仕様書
(Ver. 1.1)
標準コード
花き EDI 標準フォーマットでは、コード類を一切利用しなくても EDI メッセージを
作成することができるようになっています。しかし、本当の意味の生産性向上を実現す
るには、やはり、メッセージの重要な部分はコード化されていることが望まれます。
次に掲げる情報項目には、誰もが利用できる標準コードがあります。
5.1
卸売会社コード
フロリスネット(系統 JA の花き EDI システム)の利用者で作るフロリスネット
利用者協議会が、全国の花き卸売会社に重複しない 6 桁のコード番号(上 2 桁が都
道府県コードになっている)を割り当てています。この卸売会社コードは、フロリ
スネット以前から各方面のシステムで活用されてきており、非常に普及度が高いも
のです。
花き EDI 標準フォーマットにおいてもそのまま採用し、他システムとの互換の利
便を図っています。
5.2
系統 JA コード
出荷者が系統 JA の場合、統一的な農協コードが割り当てられています。フロリ
スネットではこれを、7 桁の県連コードと 10 桁の農協コードで表現します。
花き EDI 標準フォーマットは、必ずしもフロリスネットを利用しているような系
統 JA 向けに用意されているわけではありませんが、そのような系統 JA が出荷者と
なった場合には、フロリスネットと全く同じ方法で系統 JA コードを表現します。
5.3
JF コード(品目コード、品種コード)
わが国で流通する花きの品種すべてにコード番号をつけ、そしてつけ続けるとい
う、壮大かつ意義ある取り組みが始まったのは、1993 年のことです。登録されて
いるコードは、2007 年現在約 70,000 件に達します。品種コードの正式名は日本花
き取引コードですが、
「JF コード」の通称が一般的です。現在、財団法人日本花普
及センターに事務局をおく「日本花き取引コード普及促進協議会」が維持管理を担
っていますが、実際に維持管理において中核的な役割を果たしているのが、一般社
団法人日本花き卸売市場協会とその会員会社です。
花き EDI 標準フォーマットでは、この JF コードを積極的に活用していきます。
JF コードとして公開されている 6 桁の JF 品目コードと 6 桁の JF 品種コードを利用
します。ただし、花き EDI 標準フォーマットでは、JF 品種コードの先頭に半角数
字の「0」を付け加え、7 桁にします。
JF 品目コード表は、表 8 と表 9 に掲げます。
JF 品種コード表は、膨大な数に上るため割愛します。
一般社団法人日本花き卸売市場協会の会員会社であれば、JF コードセンターの有
料会員になることで、最新の JF コードがネットで入手できます。
(
18
JF コードセンターURL:
http://www.jfcode.jp
)
花き EDI 標準フォーマット仕様書
5.4
(Ver. 1.1)
5 標準コード
等階級コード
花きの等級と階級については、使いやすいコード表がなかったため、花き EDI
標準フォーマットの策定に併せて、新たなコード表を作成しました。今後、このコ
ードを花き業界の標準として活用していきます。
5.5
原産地コード
花きの原産地を表示する機会が増えています。特に輸入切花などでは重視される
ようです。
花き EDI 標準フォーマットでは、すべての花きの原産地を表示できるよう、国産
なら都道府県名、海外産なら国名を記述するフィールドを用意しています。これら
に使用するコード表は JIS で規定されています。
都道府県コード: JIS X 0401(数字 2 桁で表現)
例:北海道 01、青森県 02、岩手県 03、・・・
国名コード:
JIS X 0304(アルファベット 3 桁で表現)
例:アンドラ公国 AND、アイスランド共和国 ISL、・・・
桁数を合わせるため、花き EDI 標準フォーマットでは、都道府県コード 2 桁の頭
に「0」を付け加えて 3 桁にして使用します。
19
5 標準コード
花き EDI 標準フォーマット仕様書
表8
コード
060080
060090
060100
060110
060120
060130
060140
060150
060160
060170
060180
060190
060200
060210
060220
060230
060240
060250
060260
060290
060300
060310
060320
060330
060340
060350
060360
060380
060390
060400
060410
060420
060430
060440
060450
060500
060550
060560
060570
060600
060610
060700
060710
060730
060740
060750
060760
060770
060780
060790
060800
060850
060860
060900
060910
060920
060930
060940
060950
060960
061100
061110
061120
061130
061150
061160
061170
品目名
アガパンサス
アスチルベ
アイリス
アザミ
アスター
アネモネ
アマリリス
アリウム
アルストロメリア
アンスリウム
ウイキョウ
オーニソガラム
カーネーション
スプレーカーネ
ガーベラ
カスミ草
カラー
カンパニュラ
エリンジウム
ミニカーネーション
菊
菊 2~3輪
スプレー菊
コギク
キキョウ
金魚草
キンセンカ
サガ菊
クラスペディア
グラジオラス
クレマチス
グロリオサ
孔雀草
クルクマ
けいとう
コスモス
サルタン
サンタンカ
サンダーソニア
芍薬
ジャスミン
スイセン
スイトピー
ストケシア
ストック
ストレリチア
スターチス(1年生)
スターチス(宿根)
スカビオサ
ソリタゴ
ダリア
チューリップ
チューペローズ
デージー
テロピア
デルフィニューム
ラークスパー
テンモンソウ
とりかぶと
トルコ桔梗
なでしこ
菜の花
ニゲラ
ニューサイラン
ハナショウブ
バラ
バラスプレー
追加
1.1
1.1
1.1
1.1
1.1
1.1
コード
061180
061190
061200
061210
061220
061240
061250
061260
061270
061280
061290
061300
061310
061320
061350
061360
061370
061400
061420
061430
061450
061460
061500
061510
061520
061530
061540
061550
061560
061570
061580
061600
061610
061620
061630
061640
061650
061660
061670
061680
061690
061800
061810
061820
061830
061840
061850
061880
061900
062100
062110
062150
062160
062200
062210
062250
062300
062350
062400
062410
062420
062430
062470
062500
062600
062650
062700
(Ver. 1.1)
JF 品目コード表(1/3)
品目名
パンヂー
パンパスグラス
ヒオウギ
ひまわり
ピンポンギク
フウセントウワタ
ブバルディア
フリージア
ブルースター
ブプレウルム
ベニバナ
ホトトギス
ポピー
ホオズキ
マーガレット
マトリカリア
マリーゴールド
都忘れ
ハナムギ
モルセラ
ユウギリソウ
ユーホルビア
ユリ エンチャント
ユリ 鹿子百合
ユリ 新鉄砲百合
ユリ 透百合
ユリ 鉄砲百合
ユリ 姫百合
ユリ その他
ユリ オリエンタル系HB
ユリ(LA)
ラナンキュラス
ラン エビネ
ラン オンシジウム
ラン カトレア
ラン サギソウ
ラン シンビジウム
ラン デンドロビウム
ラン デンファレ
ラン ファレノプシス
ラン その他
リアトリス
リンドウ
ルリタマアザミ
レースフラワー
ササリンドウ
ローダンセ
ワレモッコウ
その他切花
アスパラガス
アワ
オクラ
オモト
カラジウム
カンキツ
クロトン
ゴム
サンセベリア
シダ レザーファン
シダ ゼンマイ
シダ タニワタリ
シダ その他
シャガ
スマイラックス
ソテツ
ナルコユリ
ハラン
追加
1.1
1.1
1.1
1.1
1.1
1.1
コード
062800
062850
062900
062950
062960
062970
063900
064100
064110
064120
064130
064200
064250
064260
064270
064300
064310
064350
064400
064410
064420
064430
064440
064500
064510
064520
064530
064540
064550
064560
064600
064610
064620
064650
064700
064710
064720
064730
064740
064750
064790
064800
064810
064850
064860
064870
064890
064900
065150
065200
065250
065260
065270
065280
065290
065350
065360
065370
065380
065450
065460
065500
065550
065600
065610
065650
065660
品目名
ペラルゴニウム
ミリオフィルム
モンステラ
ヤシ シュロ
ヤシ フェニックス
ヤシ その他
その他切葉
アオキ
アカシア
アジサイ
アセボ
イブキ
ウツギ
ウメ
うめもどき
エニシダ
エリカ
オオデマリ
カイドウ
カキ
カクレミノ
ガマ
カンキツ
キイチゴ
キフジ
キリ
キャラボク
ギョリュウバイ
キンポウジュ
キンモクセイ
クロモジ
クワ
敬翁桜
コデマリ
サイブレス
サカキ
サクラ
サツキ
サンキライ
サンシュ
×榊 くくり
シキビ
シャクナゲ
スギ
スモモ
スモークツリー
×しきみ くくり
センリョウ
そけい
竹
ツツジ
ツノナス
ツバキ
ツルウメモドキ
ツルムラサキ
トウガラシ
ドウダンツツジ
トウモロコシ
ドラセナ
ななかまど
ナンテン
ヌリモノ
野バラ
ハクモクレン
ハゼ
ヒイラギ
ヒバ
追加
1.1
つづく
(※「追加」欄の数字は、コード追加時の EDI 標準フォーマット仕様書のバージョン番号)
20
花き EDI 標準フォーマット仕様書
表9
コード
065670
065680
065690
065700
065710
065720
065850
065900
065910
065920
065930
065940
066100
066150
066200
066210
066220
066230
066240
066300
066310
066320
066330
066400
066410
066450
066500
066510
066520
066600
066650
066900
070100
070110
070120
070130
070140
070150
070160
070170
070180
070190
070200
070250
070260
070300
070310
070350
070360
070370
070380
070450
070460
070500
070510
070520
070530
070540
070550
070560
070570
070580
070650
070660
070670
070680
070690
品目名
ヒメリンゴ
ヒペリカム
×びしゃこ くくり
フウセンカズラ
フジ
ブナ
ボケ
マサキ
松
マタタビ
マンサク
万両
ミズキ
ムラサキシキブ
モクセイ
モクレン
モミ
モミジ
モモ
ヤシャブシ
ヤツデ
ヤナギ
ヤマブキ
ユーカリ
ユキヤナギ
ライラック
リキューバイ
リョウブ
リンショウバイ
レンギョ
ロウバイ
その他切枝
アサガオ
アザレア
アジサイ
アスター
アスパラガス
アッツザクラ
アナナス
アヤメ
アロエ
アンスリウム
アルストロメリア
イワヒバ
インパチェンス
ウメ
ウメモドキ
エキザカム
エニシダ
エリカ
エレンダニカ
オダマキ
オリヅルラン
カーネーション
ガーベラ
ガザニア
カラー
カラジウム
カランコエ
カルセオラリア
カルミア
カンキツ
キキョウ
キク・クッションマム
キク・ケンガイギク
キク・ハマギク
キク・ボサギク
追加
1.1
5 標準コード
(Ver. 1.1)
コード
070700
070710
070720
070750
070760
070800
070810
070820
070830
070840
070850
070860
070900
071100
071110
071120
071130
071140
071150
071160
071200
071210
071220
071230
071240
071250
071260
071270
071280
071290
071300
071350
071360
071370
071380
071390
071400
071410
071420
071430
071440
071450
071460
071500
071510
071520
071550
071560
071570
071600
071650
071660
071700
071750
071760
071770
071800
071810
071820
071830
071840
071900
071910
071920
071930
071940
072100
JF 品目コード表(2/3)
品目名
キク・ポットマム
キク・ユーゼンギク
キク・その他
ギョリウバイ
キンセンカ
クチナシ
クモマグサ
クレマチス
グロキシニア
クロッカス
クロトン
クンシラン
ケイトウ
コーヒーノキ
コケサンゴ
ゴム・ガジュマル
ゴム・ベンジャミン
ゴム・その他
コリウス
コルムネア
サギソウ
サクラ
サクラソウ
ザクロ
サツキ
サボテン カニバ
サボテン タニク
サボテン その他
サルスベリ
サルビア
サンセベリア
シクラメン
シザンサス
シダ・アジアンタム
シダ・タニワタリ
シダ・タマシダ
シダ・その他
シネラリア
シバザクラ
シャクナゲ
シャクヤク
ジャスミン
ジンチョウゲ
スイートピー
スイセン
スズラン
ゼラニウム
セントポーリア
センニチソウ
ソテツ
ダニア
ダリア
チューリップ
ツツジ
ツバキ
ツルムラサキ
デージー
ディオネーア
ディフェンバキア
ディブラデニア
ディモルフォセンカ
トウガラシ
トケイソウ
ドラセナ
トラデスカンティア
トルコギキョウ
ナス
追加
コード
072110
072120
072150
072200
072210
072220
072230
072240
072250
072260
072270
072280
072350
072360
072370
072380
072450
072460
072470
072480
072490
072500
072510
072520
072530
072540
072550
072560
072600
072650
072660
072670
072700
072710
072720
072730
072740
072800
072810
072820
072830
072840
072850
072860
072870
072880
073100
073110
073120
073130
073140
073200
073210
073250
073300
073310
073350
073360
073370
073450
073460
073470
073480
073490
073500
073510
073520
品目名
追加
ナデシコ・セキチク
ナデシコ・その他
ニチニチソウ
バーベナ
ハイビスカス
ハチス
ハトス
ハナキリン
ハナショウブ
バビアーナ
ハボタン
バラ
ピレア
ヒアシンス
ヒメノボタン
ピラカンサス
ブーゲンビリア
フィロデンドロ
フクジュソウ
ブバルディア
ブライダルベール
フリージア
プリムラ・オブコニカ
プリムラ・シネンシス
プリムラ・ジュリアン
プリムラ・ポリアンサ
プリムラ・マラコイデス
プリムラ・その他
ブルーデージ
ベゴニア・センパー
ベゴニア・リーガー
ベゴニア・その他
ペチュニア
ヘデラ
ペペロミア
ペラルゴニウム
ベルフラワー
ポインセチア
ホオズキ
ホクシア
ボケ
ボタン
ポトス
ホヤ
ボローニア
ホンコン・カボック
マコヤーナ
マツ
マリーゴールド
マランタ
マンリョウ
ミニカンヨウ
ミヤコワスレ
ムラサキシキブ
モモ
モンステラ
ヤシ・カンノンチク
ヤシ・フェニックス
ヤシ・その他
ライラック
ラナンキュラス
ランタナ
ラン・エビキ
ラン・オンシジウム
ラン・カトレア
ラン・シンビジウム
ラン・デンドロビウム
つづく
(※「追加」欄の数字は、コード追加時の EDI 標準フォーマット仕様書のバージョン番号)
21
5 標準コード
花き EDI 標準フォーマット仕様書
(Ver. 1.1)
表 10 JF 品目コード表(3/3)
コード
073530
073540
073550
073560
073570
073600
073610
073620
073630
073700
073750
073800
073900
074100
074150
074200
074250
074300
074350
074360
074370
074400
074450
074500
074550
074900
075100
075110
075150
075200
075210
075250
075300
075350
075400
075500
075600
075610
075620
075630
075900
076100
076900
082100
082200
082300
082400
082500
082510
082520
082530
082600
082900
082910
082920
083100
083150
083200
083250
083300
083350
083400
083450
083500
083550
083600
083900
品目名
追加
ラン・デンファレ
ラン・パフィオぺディルム
ラン・ファレノプシス
ラン・その他
ラン・エピデンドラム
リンゴ・カイドウ
リンゴ・ヒメリンゴ
リンゴ・その他
リンドウ
ルピナス
ローケア
ワスレナグサ
その他鉢物
イブキ
ウメ
カイズカイブキ
サツキ
タマイブキ
ツゲ
ツツジ
ツバキ
ヒバ
マキ
マツ
モミジ
その他花木
アイリス
アマリリス
カンナ
グラジオラス
クロッカス
スイセン
ダリア
チューリップ
ヒアシンス
フリージア
ユリ・カノコユリ
ユリ・スカシユリ
ユリ・テッポウユリ
ユリ・その他
その他球根
加工植物
花きその他
米種子
麦種子
豆種子
穀類その他種子
野菜種子
種子ばれいしょ
種子甘しょ
種子さといも
花き類種子
その他種子
ハト麦種子
コンニャク種子
カボチャ
キュウリ
スイカ
トウガラシ
トマト
ナス
ネギ
パセリ
ピーマン
ヘチマ
レタス
その他果菜苗物
コード
084100
084110
084150
084200
084210
084250
084300
084330
084350
084400
084430
084450
084480
084500
084550
084600
084610
084650
084700
084750
084800
084850
084900
品目名
アサガオ
アルメリア
オジギソウ
キク
キンセンカ
サルビア
シバザクラ
ストック
セキチク
チューリップ
×ストック
デージー
ナデシコ
ニチニチソウ
ハゲイトウ
パンジー
ハボタン
ヒャクニチソウ
プリムラ
ペチュニア
マツバボタン
マリーゴールド
その他花き類苗物
追加
コード
品目名
追加
(※「追加」欄の数字は、コード追加時の EDI 標準フォーマット仕様書のバージョン番号)
22
花き EDI 標準フォーマット仕様書
表 11
コード
000
501
502
503
504
505
506
507
508
509
510
511
512
513
514
515
516
517
518
519
520
等級名
(無等級)
特級
1級
2級
3級
4級
5級
6級
7級
特等
1等
2等
3等
4等
5等
6等
7等
A
A1
A2
AA
等級カナ
(ナシ)
トッキュウ
1キュウ
2キュウ
3キュウ
4キュウ
5キュウ
6キュウ
7キュウ
トクトウ
1トウ
2トウ
3トウ
4トウ
5トウ
6トウ
7トウ
A
A1
A2
AA
コード
521
522
523
524
525
526
527
528
529
530
531
532
533
534
535
536
537
538
539
540
541
表 12
コード
000
005
010
~
195
200
205
210
~
290
295
300
317
318
319
321
331
332
341
342
343
352
353
354
363
364
365
階級名
階級カナ
(無階級)
(ナシ)
5cm
5cm 5cm
10cm
き 10cm
ざ ~
195cm
み 195cm
200cm
200cm
0.5m
0.5m
1m
0.5m 1m
き ~
9m
ざ 9m
9.5m
み 9.5m
10m
10m
100~70cm 100-70cm
100~80cm 100-80cm
100~90cm 100-90cm
20~10cm
20-10cm
30~10cm
30-10cm
30~20cm
30-20cm
40~10cm
40-10cm
40~20cm
40-20cm
40~30cm
40-30cm
50~20cm
50-20cm
50~30cm
50-30cm
50~40cm
50-40cm
60~30cm
60-30cm
60~40cm
60-40cm
60~50cm
60-50cm
5 標準コード
(Ver. 1.1)
コード
374
375
376
385
386
387
396
397
398
401
402
403
404
405
406
407
408
409
410
411
412
413
414
415
416
417
418
標準等級コード表
等級名
AAA
B
B1
B2
BB
BBB
AB
C
D
E
F
秀
秀優
秀良
優
優良
良
可
準
特
特上
等級カナ
AAA
B
B1
B2
BB
BBB
AB
C
D
E
F
シュウ
シュウユウ
シュウリョウ
ユウ
ユウリョウ
リョウ
カ
ジュン
トク
トクジョウ
コード
542
543
544
545
546
547
548
549
550
551
552
553
554
555
556
557
558
559
560
561
等級名
特中
上
上中
中
下
特A
特秀
特選
○
○A
○B
○秀
○優
並
SP
EX
外
別
曲り
混合
等級カナ
トクチュウ
ジョウ
ジョウチュウ
チュウ
ゲ
トクA
トクシュウ
トクセン
マル
マルA
マルB
マルシュウ
マルユウ
ナミ
スーパー
エクストラ
ガイ
ベツ
マガリ
コンゴウ
コード
419
420
421
422
423
424
425
426
427
428
429
430
431
432
433
434
435
436
437
438
439
440
441
442
443
階級名
L~M
L~S
M~S
M~2S
S~2S
S~3S
2S~3S
2S~4S
3S~4S
XXL
XL
XS
XXS
特大
大
中
小
極小
極太
太
細
極細
長
短
混合
階級カナ
L-M
L-S
M-S
M-2S
S-2S
S-3S
2S-3S
2S-4S
3S-4S
XXL
XL
XS
XXS
トクダイ
ダイ
チュウ
ショウ
ゴクショウ
ゴクブト
フト
ホソ
ゴクボソ
チョウ
タン
コンゴウ
標準階級コード表
階級名
70~40cm
70~50cm
70~60cm
80~50cm
80~60cm
80~70cm
90~60cm
90~70cm
90~80cm
5L
4L
3L
2L
L
M
S
2S
3S
4S
5L~4L
5L~3L
4L~3L
4L~2L
3L~2L
3L~L
2L~L
2L~M
階級カナ
70-40cm
70-50cm
70-60cm
80-50cm
80-60cm
80-70cm
90-60cm
90-70cm
90-80cm
5L
4L
3L
2L
L
M
S
2S
3S
4S
5L-4L
5L-3L
4L-3L
4L-2L
3L-2L
3L-L
2L-L
2L-M
表 13 原産地コード表(1/5)
(都道府県コード)
コード
001
002
003
004
005
006
007
008
009
010
011
012
都道府県名
北海道
青森県
岩手県
宮城県
秋田県
山形県
福島県
茨城県
栃木県
群馬県
埼玉県
千葉県
コード
013
014
015
016
017
018
019
020
021
022
023
024
都道府県名
東京都
神奈川県
新潟県
富山県
石川県
福井県
山梨県
長野県
岐阜県
静岡県
愛知県
三重県
コード
025
026
027
028
029
030
031
032
033
034
035
036
都道府県名
滋賀県
京都府
大阪府
兵庫県
奈良県
和歌山県
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
徳島県
コード
037
038
039
040
041
042
043
044
045
046
047
都道府県名
香川県
愛媛県
高知県
福岡県
佐賀県
長崎県
熊本県
大分県
宮崎県
鹿児島県
沖縄県
JIS X 0401(数字 2 桁)の頭に「0」を付け加えたもの。
23
5 標準コード
花き EDI 標準フォーマット仕様書
表 14
国名
アルバ
アフガニスタン
アンゴラ
アンギラ
オーランド諸島
アルバニア
アンドラ
オランダ領アンティル
アラブ首長国連邦
アルゼンチン
アルメニア
アメリカ領サモア
南極
フランス領南方・南極地域
アンティグア・バーブーダ
オーストラリア
オーストリア
アゼルバイジャン
ブルンジ
ベルギー
ベナン
ブルキナファソ
バングラデシュ
ブルガリア
バーレーン
バハマ
ボスニア・ヘルツェゴビナ
ベラルーシ
ベリーズ
バミューダ諸島
ボリビア
ブラジル
バルバドス
ブルネイ
ブータン
ブーベ島
ボツワナ
中央アフリカ
カナダ
ココス諸島
スイス
チリ
中華人民共和国
コートジボワール
カメルーン
コンゴ民主共和国
コンゴ共和国
クック諸島
コロンビア
コモロ
カーボベルデ
コスタリカ
キューバ
クリスマス島
ケイマン諸島
キプロス
チェコ
ドイツ
ジブチ
ドミニカ国
デンマーク
ドミニカ共和国
アルジェリア
エクアドル
(Ver. 1.1)
原産地コード表(2/5)
(国名コード、英名 ABC 順)
英名
Aruba
Afghanistan
Angola
Anguilla
Aland Islands
Albania
Andorra
Netherlands Antilles
United Arab Emirates
Argentina
Armenia
American Samoa
Antarctica
French Southern Territories
Antigua and Barbuda
Australia
Austria
Azerbaijan
Burundi
Belgium
Benin
Burkina Faso
Bangladesh
Bulgaria
Bahrain
Bahamas
Bosnia and Herzegovina
Belarus
Belize
Bermuda
Bolivia
Brazil
Barbados
Brunei Darussalam
Bhutan
Bouvet Island
Botswana
Central African Republic
Canada
Cocos Islands
Switzerland
Chile
China
Cote dIvoire
Cameroon
Congo
Congo
Cook Islands
Colombia
Comoros
Cape Verde
Costa Rica
Cuba
Christmas Island
Cayman Islands
Cyprus
Czech Republic
Germany
Djibouti
Dominica
Denmark
Dominican Republic
Algeria
Ecuador
記号
ABW
AFG
AGO
AIA
ALA 1.1追加
ALB
AND
ANT
ARE
ARG
ARM
ASM
ATA
ATF
ATG
AUS
AUT
AZE
BDI
BEL
BEN
BFA
BGD
BGR
BHR
BHS
BIH
BLR
BLZ
BMU
BOL
BRA
BRB
BRN
BTN
BVT
BWA
CAF
CAN
CCK
CHE
CHL
CHN
CIV
CMR
COD
COG
COK
COL
COM
CPV
CRI
CUB
CXR
CYM
CYP
CZE
DEU
DJI
DMA
DNK
DOM
DZA
ECU
更新
つづく
※国名は一般的な名称で表記。正式名称は、JIS X 0304(アルファベット 3 桁で表現)を参照のこと
「更新」欄は、変更時の EDI 標準フォーマット仕様書のバージョン番号と変更内容
24
花き EDI 標準フォーマット仕様書
表 15
国名
エジプト
エリトリア
西サハラ
スペイン
エストニア
エチオピア
フィンランド
フィジー
フォークランド諸島
フランス
フェロー諸島
ミクロネシア連邦
ガボン
イギリス
ジョージア
ガーンジー島
ガーナ
ジブラルタル
ギニア
グアドループ島
ガンビア
ギニアビサウ
赤道ギニア
ギリシャ
グレナダ
グリーンランド
グアテマラ
フランス領ギアナ
グアム
ガイアナ
香港
ヘアド島・マクドナルド諸島
ホンジュラス
クロアチア
ハイチ
ハンガリー
インドネシア
マン島
インド
イギリス領インド洋地域
アイルランド
イラン
イラク
アイスランド
イスラエル
イタリア
ジャマイカ
ジャージー島
ヨルダン
日本
カザフスタン
ケニア
キルギスタン
カンボジア
キリバス
セントクリストファー・ネイビス
大韓民国
クウェート
ラオス
レバノン
リベリア
リビア
セントルシア
リヒテンシュタイン
5 標準コード
(Ver. 1.1)
原産地コード表(3/5)
(国名コード、英名 ABC 順)
国英名
Egypt
Eritrea
Western Sahara
Spain
Estonia
Ethiopia
Finland
Fiji
Falkland Islands
France
Faroe Islands
Micronesia
Gabon
United Kingdom
Georgia
Guernsey
Ghana
Gibraltar
Guinea
Guadeloupe
Gambia
Guinea-Bissau
Equatorial Guinea
Greece
Grenada
Greenland
Guatemala
French Guiana
Guam
Guyana
Hong Kong
Heard Island and McDonald Islands
Honduras
Croatia
Haiti
Hungary
Indonesia
Isle of Man
India
British Indian Ocean Territory
Ireland
Iran
Iraq
Iceland
Israel
Italy
Jamaica
Jersey
Jordan
Japan
Kazakhstan
Kenya
Kyrgyzstan
Cambodia
Kiribati
Saint Kitts and Nevis
Korea
Kuwait
Lao Peoples Democratic Republic
Lebanon
Liberia
Libyan Arab Jamahiriya
Saint Lucia
Liechtenstein
記号
EGY
ERI
ESH
ESP
EST
ETH
FIN
FJI
FLK
FRA
FRO
FSM
GAB
GBR
GEO
GGY
GHA
GIB
GIN
GLP
GMB
GNB
GNQ
GRC
GRD
GRL
GTM
GUF
GUM
GUY
HKG
HMD
HND
HRV
HTI
HUN
IDN
IMN
IND
IOT
IRL
IRN
IRQ
ISL
ISR
ITA
JAM
JEY
JOR
JPN
KAZ
KEN
KGZ
KHM
KIR
KNA
KOR
KWT
LAO
LBN
LBR
LBY
LCA
LIE
更新
1.1変更 (国名の日本語表記をグルジアより変更)
1.1追加
1.1追加
1.1追加
つづく
※国名は一般的な名称で表記。正式名称は、JIS X 0304(アルファベット 3 桁で表現)を参照のこと
「更新」欄は、変更時の EDI 標準フォーマット仕様書のバージョン番号と変更内容
25
5 標準コード
花き EDI 標準フォーマット仕様書
表 16
国名
スリランカ
レソト
リトアニア
ルクセンブルク
ラトビア
マカオ
モロッコ
モナコ
モルドバ
マダガスカル
モルディブ
メキシコ
マーシャル諸島
マケドニア
マリ
マルタ
ミャンマー
モンテネグロ
モンゴル
北マリアナ諸島
モザンビーク
モーリタニア
モントセラト
マルチニーク島
モーリシャス
マラウイ
マレーシア
マヨット島
ナミビア
ニューカレドニア
ニジェール
ノーフォーク島
ナイジェリア
ニカラグア
ニウエ
オランダ
ノルウェー
ネパール
ナウル
ニュージーランド
オマーン
パキスタン
パナマ
ピトケアン
ペルー
フィリピン
パラオ
パプアニューギニア
ポーランド
プエルトリコ
朝鮮民主主義人民共和国
ポルトガル
パラグアイ
パレスチナ
フランス領ポリネシア
カタール
レユニオン
ルーマニア
ロシア
ルワンダ
サウジアラビア
スーダン
セネガル
シンガポール
(Ver. 1.1)
原産地コード表(4/5)
(国名コード、英名 ABC 順)
国英名
Sri Lanka
Lesotho
Lithuania
Luxembourg
Latvia
Macao
Morocco
Monaco
Moldova
Madagascar
Maldives
Mexico
Marshall Islands
Macedonia
Mali
Malta
Myanmar
Montenegro
Mongolia
Northern Mariana Islands
Mozambique
Mauritania
Montserrat
Martinique
Mauritius
Malawi
Malaysia
Mayotte
Namibia
New Caledonia
Niger
Norfolk Island
Nigeria
Nicaragua
Niue
Netherlands
Norway
Nepal
Nauru
New Zealand
Oman
Pakistan
Panama
Pitcairn
Peru
Philippines
Palau
Papua New Guinea
Poland
Puerto Rico
Korea
Portugal
Paraguay
Palestinian Territory
French Polynesia
Qatar
Reunion
Romania
Russian Federation
Rwanda
Saudi Arabia
Sudan
Senegal
Singapore
記号
LKA
LSO
LTU
LUX
LVA
MAC
MAR
MCO
MDA
MDG
MDV
MEX
MHL
MKD
MLI
MLT
MMR
MNE 1.1追加
MNG
MNP
MOZ
MRT
MSR
MTQ
MUS
MWI
MYS
MYT
NAM
NCL
NER
NFK
NGA
NIC
NIU
NLD
NOR
NPL
NRU
NZL
OMN
PAK
PAN
PCN
PER
PHL
PLW
PNG
POL
PRI
PRK
PRT
PRY
PSE 1.1追加
PYF
QAT
REU
ROU
RUS
RWA
SAU
SDN
SEN
SGP
更新
つづく
※国名は一般的な名称で表記。正式名称は、JIS X 0304(アルファベット 3 桁で表現)を参照のこと
「更新」欄は、変更時の EDI 標準フォーマット仕様書のバージョン番号と変更内容
26
花き EDI 標準フォーマット仕様書
表 17
原産地コード表(5/5)
(国名コード、英名 ABC 順)
国名
国英名
南ジョージア島・南サンドイッチ諸島 SouthGeorgiaAndTheSouthSandwichIsland
セントヘレナ島
Saint Helena
スバールバル諸島・ヤンマイエン島 Svalbard and Jan Mayen
ソロモン諸島
Solomon Islands
シエラレオネ
Sierra Leone
エルサルバドル
El Salvador
サンマリノ
San Marino
ソマリア
Somalia
サンピエール島・ミクロン島
Saint Pierre and Miquelon
セルビア
Serbia
サントメ・プリンシペ
Sao Tome and Principe
スリナム
Suriname
スロバキア
Slovakia
スロベニア
Slovenia
スウェーデン
Sweden
スワジランド
Swaziland
セーシェル
Seychelles
シリア
Syrian
タークス・カイコス諸島
Turks and Caicos Islands
チャド
Chad
トーゴ
Togo
タイ
Thailand
タジキスタン
Tajikistan
トケラウ諸島
Tokelau
トルクメニスタン
Turkmenistan
東ティモール
Timor-Leste
トンガ
Tonga
トリニダード・トバゴ
Trinidad and Tobago
チュニジア
Tunisia
トルコ
Turkey
ツバル
Tuvalu
台湾
Taiwan
タンザニア
Tanzania
ウガンダ
Uganda
ウクライナ
Ukraine
アメリカ領太平洋諸島
United States Minor Outlying Islands
ウルグアイ
Uruguay
アメリカ合衆国
United States
ウズベキスタン
Uzbekistan
バチカン市国
Vatican City State
セントビンセントおよびグレナディーン諸島
Saint Vincent and the Grenadines
ベネズエラ
Venezuela
イギリス領ヴァージン諸島
Virgin Islands British
アメリカ領ヴァージン諸島
Virgin Islands US
ベトナム
Viet Nam
バヌアツ
Vanuatu
ウォリス・フツナ
Wallis and Futuna
サモア
Samoa
イエメン
Yemen
南アフリカ
South Africa
ザンビア
Zambia
ジンバブエ
Zimbabwe
国名
ユーゴスラビア
5 標準コード
(Ver. 1.1)
記号
SGS
SHN
SJM
SLB
SLE
SLV
SMR
SOM
SPM
SRB 1.1追加
STP
SUR
SVK
SVN
SWE
SWZ
SYC
SYR
TCA
TCD
TGO
THA
TJK
TKL
TKM
TLS
TON
TTO
TUN
TUR
TUV
TWN
TZA
UGA
UKR
UMI
URY
USA
UZB
VAT
VCT
VEN
VGB
VIR
VNM
VUT
WLF
WSM
YEM
ZAF
ZMB
ZWE
国英名
記号
Jugoslavija
YUG
更新
更新
1.1廃止 (セルビア、モンテネグロへ分離したため廃
止)
※国名は一般的な名称で表記。正式名称は、JIS X 0304(アルファベット 3 桁で表現)を参照のこと
「更新」欄は、変更時の EDI 標準フォーマット仕様書のバージョン番号と変更内容
27
6 独自コード
6
花き EDI 標準フォーマット仕様書
(Ver. 1.1)
独自コード
6.1
出荷者コード
個人生産者を含む全国の花きの出荷者に、統一的なコード番号を割り当てるのは
非常に困難で、標準化およびその維持管理は事実上不可能です。
花き EDI 標準フォーマットでは、出荷者コードは、5.2 項の系統 JA コードを持
っている出荷者を除き、卸売会社が割り当てることになっています。その際、統一
化を意識する必要はなく、各卸売会社固有の出荷者コードを割り当ててかまいませ
ん。卸売会社はその出荷者コードを出荷者本人に通知します。
この方法は、出荷者にとって望ましくないように思えます。なぜなら、複数の卸
売会社と取引する出荷者は、卸売会社ごとに個別に連絡を取り、それぞれに異なる
自分の出荷者コード(その卸売会社が自分を何と呼んでいるか)をすべて知る必要
があるからです。そして、出荷する相手ごとに EDI メッセージ中の出荷者コードを
使い分けなければなりません。
一見不都合に思える方式ですが、実際に EDI を実現する段になると、さして困難
ではないことに気づきます。
出荷者が、卸売会社から出荷者コードを聞き出さなければならないのは、EDI を
開始する最初の 1 回だけです。また、もとより卸売会社コードは必ず相手ごとに使
い分けなければならないのですから、それに連動させて出荷者コードも使い分けれ
ば、実装は容易でしょう。
卸売会社側でも、一度割り当てた出荷者コードを変更することは、頻度が低いと
考えられるので、維持管理には好都合です。
6.2
その他の独自コード(拡張項目)
花き EDI 標準フォーマットでは、
独自コードを極力排し標準コードだけに合わせ
ていく、という考え方はしていません。むしろ、独自コードも活用の余地があれば
積極的に活用していくという考え方を採っています。それは、明細レコードに拡張
項目として、独自コードを埋め込める部分を用意した点に表れています。
独自コードを相手に伝えるということは、そのコードが相手にとって意味のない
ものであっても、必ずしもむだなことではありません。
理由は以下の 2 点です。
①
相手の利便性向上
相手から独自コードをもらうと、たとえば卸売会社が仕切情報を返すとき、
出荷者の独自コードを埋めてあげることができます。それにより、出荷者の
重要な業務の 1 つである照合の効率が改善します。同様に、出荷者が、卸売
会社の独自コードが入った仕切情報を再利用して出荷情報を作成すると、出
荷情報に卸売会社の独自コードを埋めてあげることができ、卸売会社の荷受
の効率が向上します。
28
花き EDI 標準フォーマット仕様書
②
(Ver. 1.1)
6 独自コード
コード変換表への発展
日常的な EDI の中で独自コードをやり取りするうちに、名称などを手がか
りに、お互いの独自コード同士の変換表を作ることができるようになります。
変換表があると、標準コードを利用できない場合でも EDI の効率を向上さ
せることができます。
どちらも、事務処理ソフトウェアに比較的高度な処理が要求されるため、誰もが
実現できるしくみではありませんが、特定の出荷者と卸売会社の組み合わせに限れ
ば、実現性は高いと考えられます。
花き EDI 標準フォーマットを利用する際は、拡張項目の独自コード部分を備忘録
代わりに埋め込んでおくと良いでしょう。
29
花き EDI 標準フォーマット仕様書
発行日
(Ver. 1.1)
平成 19 年 7 月 1 日 初版
平成 27 年 10 月 14 日 改訂(Ver 1.1)
発行者
一般社団法人日本花き卸売市場協会
東京都千代田区神田司町 2-7
福禄ビル(6階)
協
力
JFE エンジニアリング株式会社
横浜市鶴見区末広町 2-1