DME リモートコントロール プロトコル仕様書 Version 3.1 第2版 * このプロトコル仕様書は、DME64N、DME24NおよびDME Satelliteの ファームウェアV1.2以降に対応しています。 1. 設定 1.1. 接続方法 1台のDMEを制御する場合 Remote Controller RS-232C or RS-422 DME 複数のDMEを制御する場合 複数のDMEを制御する場合は、以下のように接続して各DMEを個別に制御する。 DME 1 (Master) RS-232C or RS-422 Remote Controller DME 2 (Slave) PCでHyper Terminalなどのシリアル制御アプリケーションを使用して、リモートコントローラーのデバッグを行なう場合 RS-232C DME リモートコントローラー/PCとDMEは、DMEのリアパネルにあるREMOTE端子を介してRS-232C/RS-422のどちらかで両端がD-sub 9Pin(メ ス)のクロスケーブルで接続する。 DMEのNETWORK端子をDME通信プロトコルによるリモートコントロールに使用する場合(V3.5以前のDME64N/24Nは非対応) Remote Controller Remote Controller Ethernet Network Hub Ethernet Ethernet REMOTE端子のピンアサイン RS-232C Name Pin 1 未使用 2 RxD 3 TxD 4 DTR 5 GND In/Out Pin Name - 6 DSR In 7 RTS Out 8 CTS Out 9 未使用 - In/Out In Out In - 4ピンと6ピンは、機器内部でショートしている。 7ピンと8ピンは、機器内部でショートしている。 RS-422 Name Pin 1 未使用 2 Rx3 Tx4 Tx+ 5 GND In/Out Pin Name - 6 Rx+ In 7 RTS Out 8 CTS Out 9 未使用 - In/Out In Out In - 7ピンと8ピンは、機器内部でショートしている。 使用できるクロスケーブルの結線 2 3 4 5 6 7 8 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 1 2 3 4 5 6 7 8 (インターリンク対応) DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 2 1.2. リモートコントローラーの設定 DMEシリーズは、REMOTE端子経由またはEthernet(NETWORK端子)経由(V3.5以前のDME64N/24Nは非対応)で外部機器から制御できる。 それぞれの接続において、リモートコントローラー側の設定は以下のとおり。 REMOTE端子経由で制御する場合 Baud Rate : 38400 bps Data : 8bit Parity : none Stop Bit : 1bit Flow Control : none Ethernet(NETWORK端子)経由で制御する場合(V3.5以前のDME64N/24Nは非対応) IP Address : 制御したいDMEのIPアドレスを指定 IP Port No. : 制御したいDME本体に設定するIP Port No.を指定 1.3. DME本体の設定 DMEシリーズは、REMOTE端子経由またはEthernet(NETWORK端子)経由(V3.5以前のDME64N/24Nは非対応)で外部機器から制御できる。 それぞれのバージョンおよび接続において、DME本体の設定方法は以下のとおり。 1.3.1. DMEシリーズ V3.8以降の場合 設定画面の表示方法 DME Designerで設定する場合 DME DesignerとDME本体をオンライン状態にしたあと、DME Designerの[Hardware]メニュー→[Utility]→[Remote]ページを 開いて、DME Remote Controlパラメーターを設定する。 DME本体のパネルで設定する場合(DME64N/24Nのみ) [UTILITY]ボタンを3秒間押し続けてユーティリティ画面を表示して、その後[UTILITY]ボタンを繰り返し押すことでRemoteペー ジを選択し、ページ内にあるRmt Ctrlパラメーターを設定する。 パラメーターの設定値 REMOTE端子経由で制御する場合 RS-232C接続でDMEを制御する場合は、「Remote (RS-232C)」を選択する。 RS-422接続でDMEを制御する場合は、「Remote (RS-422)」を選択する。 DME Satelliteの場合のみ、電源を切った状態で本体リアパネルのDIPスイッチ(一番左)もRS-232C(上)またはRS-422(下)に 設定する。また、DIPスイッチの設定を変更した場合は、DME Satellite本体を再起動する。 Ethernet(NETWORK端子)経由で制御する場合 「Network」を選択する。 通常IP Port No.の設定を変更する必要はないが、同じネットワーク内にDMEシリーズ以外のネットワーク機器があり、その 機器のIP Port No.がDMEシリーズのIP Port No.と重複する場合は変更しなければならない。 ポートを変更するとDMEのネットワーク接続が自動的に一旦切断されるので、DME Designerも必ず再起動させる必要がある。 1.3.2. DME64N/24N V3.5以前の場合 (Ethernet経由の制御は非対応) 設定画面の表示方法 DME Designerで設定する場合 DME DesignerとDME本体をオンライン状態にしたあと、DME Designerの[Hardware]メニュー→[Utility]→[Misc]ページを開い て、Remoteパラメーターを設定する。 DME本体のパネルで設定する場合 [UTILITY]ボタンを3秒間押し続けてユーティリティ画面を表示して、その後[UTILITY]ボタンを繰り返し押すことでMiscページ を開いて、Remoteパラメーターを設定する。 パラメーターの設定値 RS-232C接続でDMEを制御する場合は、「Remote Ctrl (232C)」を選択する。 RS-422接続でDMEを制御する場合は、「Remote Ctrl (422)」を選択する。 1.3.3. DME Satellite V3.5以前の場合 設定画面の表示方法 DME DesignerとDME本体をオンライン状態にしたあと、DME Designerの[Hardware]メニュー→[Utility]→[Misc]ページを開 く。 パラメーターの設定値 REMOTE端子経由で制御する場合 RS-232C接続でDMEを制御する場合は、Remoteパラメーターで「Remote Ctrl (232C)」を選択する。 RS-422接続でDMEを制御する場合は、Remoteパラメーターで「Remote Ctrl (422)」を選択する。 電源を切った状態で本体リアパネルのDIPスイッチ(一番左)もRS-232C(上)またはRS-422(下)に設定する。また、DIPスイッ チの設定を変更した場合は、DME Satellite本体を再起動する。 Ethernet(NETWORK端子)経由で制御する場合 [Remote Control via Ethernet]のチェックボックスをチェックします。 通常IP Port No.の設定を変更する必要はないが、同じネットワーク内にDMEシリーズ以外のネットワーク機器があり、その 機器のIP Port No.がDMEシリーズのIP Port No.と重複する場合は変更しなければならない。 ポートを変更するとDMEのネットワーク接続が自動的に一旦切断されるので、DME Designerも必ず再起動させる必要がある。 DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 3 1.4. DME Designerの設定 パラメーターの制御やレベルメーターの取得を行なうためには、DME Desginerの「Remote Control Setup List」ダイアログの各インデック スに対してパラメーターまたはレベルメーターを登録する。コマンド内にこのインデックス*を含めることでDMEは制御対象のパラメーターや レベルメーターを識別する。 * インデックス(index)とは? インデックスとは、「Remote Control Setup List」ダイアログの行番号のことです。リストの一番左の列にそれぞれのインデックス番号 が表示されています。 1.4.1. DMEのパラメーター制御 制御するDMEのパラメーターを登録する。 設定例 FaderコンポーネントのON/OFFとSource Selectorコンポーネントをコントロールする場合 「Remote Control Setup List」ダイアログ Function欄 :Parameter Value Editを選択 Parameter欄: 制御対象パラメーターを選択 フェーダー関連のパラメーターを制御する場合のみ、Type欄でパラメーターの値の指定方式を"Curve Table"と"dB"から選択する。 Curve Table方式 フェーダーの値を0-1023で指定する方式。リモートコントローラーが0-1023の値を送信すると、DMEは内部のフェーダーカー ブテーブルで変換した値(dB)をフェーダーにセットする。この方式を採用することで、フェーダーのdBカーブを考慮せずに容 易にフェーダーを制御できる。 dB方式 フェーダーの値をdBで指定する方式 設定例 FaderコンポーネントのLevelをCurve Table方式とdB方式で制御する場合 「Remote Control Setup List」ダイアログ Function欄: Parameter Value Editを選択 Parameter欄: 制御対象パラメーターを選択 Type欄: フェーダー関連パラメーターの指定方式を選択 1.4.2. DMEのレベルメーターを取得 レベルメーターの値を取得したいコンポーネントを登録する。 設定例 FaderコンポーネントとCascade Outputコンポーネントのレベルメーターを取得する場合 「Remote Control Setup List」ダイアログ Function欄: Level Meterを選択 Parameter欄: レベルメーターを取得したいコンポーネントを選択 DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 4 2. コマンド一覧 DMEからリモートコントローラーに通知されるコマンド No. 1 2 3 4 5 6 7 カテゴリー パラメーター制御 シーン制御 レベルメーター ミュート制御 コマンド PRM VOL SCN CSN SNM MTR MUTE 定義 パラメーター変更通知 パラメーター変更通知 シーンリコール通知 シーンリコール番号通知 シーン名通知 メーター通知 ミュート設定/解除通知 DMEを制御するためのコマンド No. 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 カテゴリー パラメーター制御 シーン制御 レベルメーター ミュート制御 GPI制御 WAV FILE PLAYER制御 ユーティリティーコマンド カテゴリー No. 27 デバッグ用 コマンド SPR SVL RSPR RSVL GPR GVL RSC RRSC GCS GSN GMT GCMT QCMT SMC SMUT GMUT (*1) SGO PWF SWF (*1) 定義 パラメーター設定 パラメーター設定(カーブテーブル方式) パラメーター相対設定 パラメーター相対設定(カーブテーブル方式) パラメーター取得 パラメーター取得(カーブテーブル方式) シーンリコール(シーン番号指定) シーンリコール(相対値指定) カレントシーン番号取得 シーン名称取得 レベルメーター取得 レベルメーター周期取得設定 レベルメーター周期取得解除 レベルメーター取得周期を設定 ミュート設定/解除 ミュート状態取得 GPI OUT制御 ファイル再生 ファイル再生停止 コマンド 定義 ECHO エコーバック設定/解除 *1 DMEのファームウェアV3.11以降でのみ動作 DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 5 3. コマンド仕様 3.1. コマンドの基本仕様 DMEとリモートコントローラーの間で交わされるコマンドは、次のような書式である。 <コマンド名> <オプション1> <オプション2> … <オプションn><改行> - コマンドの最後には改行コードとして LF (0x0A) が必要である コマンド名とオプションの間、オプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースが必要である コマンドはすべてASCII文字列とする。それ以外の文字列は使用できない パラメーターの値を示すオプションの文字列は次のとおり 値 文字列 -Inf -13801 -18dB -1800 -6.5dB -650 0dB 0 10dB 1000 2kHz 2000 400Hz 400 Pan L 63 -63 Pan Center 0 Pan R 63 +63 ON 1 OFF 0 REVERSE 1 NORMAL 0 "ON" や "HARD" などといった文字列がパラメーターの値として返ることはない。 - FaderパラメーターのCurve Table方式では、次のような文字列となる (Curve Table方式については 1.4.1章を参照、dBと文字列が示す値については巻末の付録を参照) 突き当て0dBのフェーダーの場合 値 文字列 -Inf 0 -60dB 173 -40dB 323 -30dB 423 -20dB 623 -10dB 823 0dB 1023 突き当て10dBのフェーダーの場合 値 文字列 -Inf 0 -60dB 123 -40dB 223 -30dB 323 -20dB 423 -10dB 623 0dB 823 10dB 1023 3.2. DMEからリモートコントローラーに通知されるコマンド 3.2.1. パラメーター制御コマンド 1) PRM: フェーダー以外のパラメーター、ならびにdB方式のフェーダーの変更 2) VOL: カーブテーブル方式のフェーダーの変更 コマンド オプション PRM 0 [インデックス] [パラメーター値] VOL 0 [インデックス] [レベル値] コマンド名の文字列は "PaRaMeter","VOLume" の略 DME DesignerのRemote Control Setup Listに登録してあるパラメーターに変更が発生したとき、DMEはこのコマンドを送信する。 - 1つ目のオプションは常に0である。これは将来のための拡張用なので、コントローラーでは無視してよい - [インデックス]、[パラメーター値]、[レベル値]にはそれぞれ適切な文字列が入る - コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には半角スペースが存在する 例) インデックス3のパラメーター(dB方式)が-20dBに変更されたときに、DMEから送信する文字列 PRM 0 3 -2000 インデックス4のパラメーター(カーブテーブル方式、突き当て10dB)が-20dBに変更されたときに、DMEから送信する文字列 VOL 0 4 423 DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 6 3.2.2. シーン制御コマンド 3) SCN: シーンリコール発生 コマンド オプション SCN 0 [シーン番号] コマンド名の文字列は "SCeNe" の略 シーンリコールが発生したとき、DMEはこのコマンドを送信する。 - 1つ目のオプションは常に0である。これは将来のための拡張用なので、コントローラーでは無視してよい - [シーン番号]には適切な文字列が入る - コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には半角スペースが存在する 例) シーン8がリコールされたときに DME がコントローラーに送信する文字列 SCN 0 8 3.2.3. ミュート制御コマンド 7) MUTE: ミュート状態変化 コマンド MUTE オプション 0 [ON/OFF] ミュートON/OFFが変化したとき、DMEはこのコマンドを送信する。 - 1つ目のオプションは常に0である。これは将来のための拡張用なので、コントローラーでは無視してよい - 2つ目のオプションは "ON" もしくは "OFF" という文字列である - コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には半角スペースが存在する 例) ミュートがOFFになったときに DMEがコントローラーに送信する文字列 MUTE 0 OFF 3.3. DMEを制御するためのコマンド 3.3.1. パラメーター制御コマンド 8) SPR: フェーダー以外のパラメーター、ならびにdB方式のフェーダーの設定 9) SVL: カーブテーブル方式のフェーダーの設定 コマンド SPR オプション 成功時のDMEの応答 失敗時のDMEの応答 0 [インデックス] [パラメーター値] SPR OK SPR ERR PRM 0 [インデックス] [パラメーター値] SVL 0 [インデックス] [カーブ値] SVL OK SVL ERR VOL 0 [インデックス] [レベル値] コマンド名の文字列は "Set PaRameter", "Set VoLume" の略 - 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること - [インデックス]、[パラメーター値]、[カーブ値]にはそれぞれ適切な番号を文字列とすること - コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) インデックス5のパラメーターをdB方式で-30dBに変更するとき SPR 0 5 -3000 インデックス6のパラメーターをカーブテーブル方式(突き当て10dB)で-30dBに変更するとき SVL 0 6 323 - 成功すると、DMEは2行の文字列を返す 1行目は "SPR OK" もしくは "SVL OK" という文字列である 2行目の"PRM", "VOL"については3.2.1章を参照 コントローラーでは、パラメーターの変更後の値だけを知りたければ1行目を無視し、2行目だけを参照すればよい - 失敗すると、DME は "SPR ERR" もしくは "SVL ERR" という1行の文字列を返す 例) インデックス5のパラメーターをdB方式で-30dBに変更して、成功したときの応答 SPR OK PRM 0 5 -3000 インデックス5のパラメーターをdB方式で-30dBに変更しようとして、失敗したときの応答 SPR ERR インデックス6のパラメーターをカーブテーブル方式(突き当て10dB)で-30dBに変更しようとして、成功したときの応答 SVL OK VOL 0 6 323 インデックス6のパラメーターをカーブテーブル方式 (突き当て10dB) で-30dBに変更しようとして、失敗したときの応答 SVL ERR DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 7 10) RSPR: フェーダー以外のパラメーター、ならびにdB方式のフェーダーの相対設定 11) RSVL: カーブテーブル方式のフェーダーの相対設定 コマンド RSPR 成功時のDMEの応答 失敗時のDMEの応答 RSPR OK RSPR ERR PRM 0 [インデックス] [パラメーター値] RSVL 0 [インデックス] [カーブ相対値] RSVL OK RSVL ERR VOL 0 [インデックス] [レベル値] コマンド名の文字列は "Relatively Set PaRameter","Relatively Set VoLume" の略 - オプション 0 [インデックス] [パラメーター相対値] 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること [インデックス]には適切な番号を文字列とすること [パラメーター相対値]や[レベル相対値]には、適切な相対値を文字列で与えること コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) インデックス5のパラメーターをdB方式で+30dBするとき RSPR 0 5 3000 インデックス5のパラメーターをdB方式で-30dBするとき RSPR 0 5 -3000 インデックス6のパラメーターをカーブテーブル方式で値を10ステップ分増やすとき RSVL 0 6 10 インデックス6のパラメーターをカーブテーブル方式で値を10ステップ分減らすとき RSVL 0 6 -10 - 成功すると、DMEは2行の文字列を返す 1行目は "RSPR OK" もしくは "RSVL OK" という文字列である 2行目の"PRM", "VOL"については3.2.1章を参照 コントローラーでは、パラメーターの変更後の値だけを知りたければ1行目を無視し、2行目だけを参照すればよい 2行目で返る値は変更後の値 (絶対量) である。相対設定しても、変化量が返るわけではない - 失敗すると、DME は "RSPR ERR" もしくは "RSVL ERR" という1行の文字列を返す 例) -20dBだったインデックス5のパラメーターをdB方式で-30dBに変更して、成功したときの応答 RSPR OK PRM 0 5 -5000 -20dBだったインデックス5のパラメーターをdB方式で-30dBに変更して、失敗したときの応答 RSPR ERR -20dBだったインデックス6のパラメーターをカーブテーブル方式(突き当て10dB)で10ステップ分減らして、 成功したときの応答 RSVL OK VOL 0 6 413 -20dBだったインデックス6のパラメーターをカーブテーブル方式(突き当て10dB)で10ステップ分減らそうとして、 失敗したときの応答 RSVL ERR 12) GPR: dB方式でのパラメーター取得 13) GVL: カーブテーブル方式でのパラメーター取得 オプション 0 [インデックス] 成功時のDMEの応答 失敗時のDMEの応答 GPR OK GPR ERR PRM 0 [インデックス] [パラメーター値] GVL 0 [インデックス] GVL OK GVL ERR VOL 0 [インデックス] [レベル値] コマンド名の文字列は "Get PaRameter","Get VoLume" の略 GPR - 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること - [インデックス]にはそれぞれ適切な番号を文字列で与えること - コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) インデックス5のパラメーターをdB方式で取得するとき GPR 0 5 インデックス6のパラメーターをカーブテーブル方式で取得するとき GVL 0 6 - 成功すると、DMEは2行の文字列を返す 1行目は "GPR OK" もしくは "GVL OK" という文字列である 2行目の"PRM", "VOL"については3.2.1章を参照 コントローラーでは、パラメーターの値だけを知りたければ1行目を無視し、2行目だけを参照すればよい - 失敗すると、DME は "GPR ERR" もしくは "GVL ERR" という1行の文字列を返す DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 8 例) インデックス5のパラメーターをdB方式で取得して、-30dBが返ってくるときの応答 GPR OK PRM 0 5 -3000 インデックス5のパラメーターをdB方式で取得しようとして、失敗したときの応答 GPR ERR インデックス6のパラメーターをカーブテーブル方式 (突き当て 10dB) で取得して、-30dBが返ってくるときの応答 GVL OK VOL 0 6 323 インデックス6のパラメーターをカーブテーブル方式 (突き当て 10dB) で取得しようとして、失敗したときの応答 GVL ERR 3.3.2. シーン制御コマンド 14) RSC: シーンリコール オプション 成功時のDMEの応答 0 [シーン番号] RSC OK SCN 0 [シーン番号] コマンド名の文字列は "Recall SCene" の略 RSC 失敗時のDMEの応答 RSC ERR - 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること - [シーン番号]には適切な番号を文字列で与えること - コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) シーン4をリコールするとき RSC 0 4 - 成功すると、DMEは2行の文字列を返す 1行目は "RSC OK" という文字列である 2行目の"SCN"については3.2.2章を参照 コントローラーでは、シーンがリコールされたことだけを知りたければ1行目を無視し、2行目だけを参照すればよい - 失敗すると、DME は "RSC ERR" という1行の文字列を返す (保存されていないシーンに対してRSCコマンドを送信した場合はERRを返す) 例) シーン4番をリコールして、成功したときの応答 RSC OK SCN 0 4 シーン4番をリコールしようとして、失敗したときの応答 RSC ERR 15) RRSC: 相対シーンリコール 成功時のDMEの応答 RRSC OK SCN 0 [シーン番号] コマンド名の文字列は "Relatively Recall SCene" の略 RRSC オプション 0 [シーン相対番号] 失敗時のDMEの応答 RRSC ERR このコマンドにより相対的なシーンリコールを行なう。たとえば、「1つ次のシーン」や「2つ前のシーン」などの操作が可能である。 - 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること - [シーン相対番号]には適切な番号を文字列で与えること。プラス記号はあってもなくても良い。マイナス記号は省いてはならない - コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) 1つ次のシーンをリコールするとき RRSC 0 1 2つ前のシーンをリコールするとき RRSC 0 -2 - 成功すると、DMEは2行の文字列を返す 1行目は "RRSC OK" という文字列である 2行目の"SCN"については3.2.2章を参照 コントローラーでは、シーンがリコールされたことだけを知りたければ1行目を無視し、2行目だけを参照すればよい 2行目で返るシーン番号はリコール後のシーン番号 (絶対量) である。相対リコールでも、変化量が返るわけではない - 失敗すると、DME は "RRSC ERR" という1行の文字列を返す 例) カレントシーンが3の状態で、1つ次のシーンをリコールして、成功したときの応答 RRSC OK SCN 0 4 カレントシーンが3の状態で、1つ次のシーンをリコールしようとして、失敗したときの応答 RRSC ERR DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 9 16) GCS: カレントシーン番号取得 オプション 0 成功時のDMEの応答 GCS OK CSN 0 [シーン番号] コマンド名の文字列は "Get Current Scene" の略 GCS 失敗時のDMEの応答 GCS ERR このコマンドにより、現在 DME にリコールされているシーン番号をコントローラーから取得することができる。 - オプションは将来の拡張用なので、常に0とすること - コマンドとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) カレントシーン番号を取得するとき GCS 0 - 成功すると、DMEは2行の文字列を返す 1行目は "GCS OK" という文字列である 2行目は "CSN [シーン番号]" という文字列で、[シーン番号] には 1~999 の範囲内のシーン番号か、番号0が文字列で返る シーン番号0は、シーンがリコールされていない (no current scene) ことを表す コントローラーでは、1行目の文字列を無視しても差し支えない - 失敗すると、DMEは "GCS ERR" という1行の文字列を返す 例) カレントシーン番号を取得して、シーン4が返るときの応答 GCS OK CSN 0 4 (文字列の意味は Current Scene Number の略) カレントシーン番号を取得して、「シーン無し」が返るときの応答 GCS OK CSN 0 0 カレントシーン番号を取得しようとして、失敗したときの応答 GCS ERR 17) GSN: シーン名取得 オプション 0 [シーン番号] 成功時のDMEの応答 GSN OK SNM 0 [シーン番号] [シーン名] コマンド名の文字列は "Get Scene Name" の略 GSN 失敗時のDMEの応答 GSN ERR このコマンドにより、DMEの指定番号のシーン名をコントローラーから取得することができる。 - 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること - [シーン番号]には適切な番号を文字列で与えること - コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) シーン4番の名称を取得するとき GSN 0 4 - 成功すると、DMEは2行の文字列を返す 1行目は "GSN OK" という文字列である 2行目は[シーン番号] には 1~999 の範囲内のシーン番号、[シーン名]には新名称が文字列で返る コントローラーでは、1行目の文字列を無視しても差し支えない シーン名が空白のときは見かけ上シーン名が返っていないように見える - 失敗すると、DMEは "GSN ERR" という1行の文字列を返す 例) シーン4番の名称を取得して、"Scene 004" という文字列が返るときの応答 GSN OK SNM 4 Scene 004 (文字列の意味は Scene NaMe の略) シーン4番の名称を取得して、" " という文字列が返るときの応答 GSN OK SNM 4 シーン4番の名称を取得しようとして、失敗したときの応答 GSN ERR DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 10 3.3.3. レベルメーター取得コマンド 18) GMT: レベルメーター取得 オプション 0 [インデックス] [メーター番号] GMT 成功時のDMEの応答 GMT OK MTR 0 [インデックス] CUR [CH1] … HOLD [CH1] … 失敗時のDMEの応答 GMT ERR コマンド名の文字列は "Get MeTer" の略 CURは "CURent meter value"の略 HOLDは "peak HOLD value"の略 このコマンドにより、DMEのメーターの値を取得できる。 - 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること - [インデックス]には適切な番号を文字列で与えること - [メーター番号]には取得したいメーター番号を指定すること 特定のメーターのデータを取得したい場合は、1以上の値をメーター番号に指定する。コンポーネント毎のメータ番号につい ては、DME通信プロトコル仕様書を参照 全チャンネルのメーターデータを取得したい場合は0を指定する - コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) 特定チャンネルのレベルメーターを取得するとき(インデックス1 メーター番号3) GMT 0 1 3 例) 全チャンネルのレベルメーターを取得するとき(インデックス1 メーター番号0) GMT 0 1 0 - 成功すると、DMEは2行の文字列を返す 1行目は "GMT OK" という文字列である 2行目は "MTR [インデックス] CUR [CH1] [CH2] … HOLD [CH1] [CH2] …" という文字列である コントローラーでは、1行目の文字列を無視しても差し支えない 2行目の CUR 以降は、現在のメーターレベルがチャネル数分だけ続く 2行目の HOLD 以降は、現在のメーターのホールドレベルがチャネル数分だけ続く メーターレベルとメーターのホールドレベルは、-13801から1までの数で表現される DME から送られる文字列とレベルの関係を次の表に示す 文字列 -13801 -13800 -10000 -8000 -6000 -4000 -2000 0 1 レベル -Inf -138dB -100dB -80dB -60dB -40dB -20dB 0dB Over Audio Detectorへの入力レベルがスレッショルドをオーバーしているかどうかを検知する方法 Audio Detectorのメーター情報は、他のメーターと異なり、入力レベルがスレッショルドを超えると、レベル メーターもオーバーとなる。したがって、取得した文字列が "MTR 0 1 0 CUR 1 HOLD 1" のようになって いれば、入力レベルがスレッショルドをオーバーしていることになる。 - 失敗すると、DMEは "GMT ERR" という1行の文字列を返す 例) インデックス5のメーター (4チャネル) を取得して、成功したときの応答 (数字は一例) GMT OK MTR 0 5 CUR -13801 -2000 -3000 -13801 HOLD -13801 -1500 -2800 -13801 (文字列は "MeTeR" の略) インデックス5のメーター (8チャネル) を取得して、成功したときの応答 (数字は一例) GMT OK MTR 0 5 CUR -1800 -2300 -200 1 -300 0 -13801 -13801 HOLD -1500 -2000 -0 1 -200 1 -13801 -13801 インデックス5のメーター (4チャネル) を取得しようとして、失敗したときの応答 GMT ERR 19) GCMT: レベルメーター周期取得設定 オプション 成功時のDMEの応答 0 [インデックス] [メーター番号] GCMT OK MTR 0 [インデックス] CUR [CH1] … HOLD [CH1] … コマンド名の文字列は "Get Cyclic MeTer" の略 CURは "CURent meter value"の略 HOLDは "peak HOLD value"の略 GCMT DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 失敗時のDMEの応答 GCMT ERR 11 このコマンドで取得したいメーター番号を登録することにより、レベルメーターの値が周期的にDMEから送信される。 レベルメーターの値は後述のQCMTコマンドで解除するまで送信される。メーターは100個まで登録可能である。 - 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること [インデックス]GMTと同様 [メーター番号]GMTと同様 コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) 特定チャンネルのレベルメーターの周期取得登録を行なうとき(インデックス1 メーター番号3) GCMT 0 1 3 例) 全チャンネルのレベルメーターの周期取得登録を行なうとき(インデックス1 メーター番号0) GCMT 0 1 0 - 成功すると、DMEは2行の文字列を返す 1行目は "GCMT OK" という文字列である 2行目は、GMTでメーターを取得するときの返答と同一文字列である - 失敗すると、DMEは "GCMT ERR" という1行の文字列を返す 例) 特定チャンネル指定を行った場合のDMEの送受信データの例(インデックス1 メーター番号3) GCMT 0 1 3 MTR 0 1 CUR -1800 HOLD 0 : (リモートコントローラーが周期的にDMEからのメーターデータを受信) MTR 0 1 CUR -1700 HOLD 0 例) 全チャンネル指定を行った場合の送受信データの例(インデックス1 メーター番号0) GCMT 0 1 0 MTR 0 1 CUR -1800 -2300 -200 1 -300 0 -13801 -13801 HOLD 0 0 0 0 0 10 : (リモートコントローラーが周期的にDMEからのメーターデータを受信) MTR 0 1 CUR -1800 -2300 -200 1 -300 0 -13801 -13801 HOLD 0 0 0 0 0 10 20) QCMT: レベルメーター周期取得解除 QCMT オプション 成功時のDMEの応答 0 [インデックス] [メーター番号] QCMT OK 失敗時のDMEの応答 QCMT ERR コマンド名の文字列は "Quit Cyclic MeTer" の略 GCMTコマンドでDMEに登録したレベルメーターの周期送信を解除する。 - 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること [インデックス]にはDME Designerで指定した適切な番号を文字列で与えること [メーター番号]は、常に0を指定すること コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) メーターの周期取得の登録を破棄したいとき QCMT 0 1 0 - 成功すると、DMEは "QCMT OK" という1行の文字列を返す - 失敗すると、DMEは "QCMT ERR" という1行の文字列を返す 例) メーター番号の登録を破棄して成功したときの応答 QCMT OK メーター番号の登録を破棄して失敗したときの応答 QCMT ERR 21) SMC: レベルメーター自動取得周期の設定 オプション 0 [周期] SMC 成功時のDMEの応答 SMC OK 失敗時のDMEの応答 SMC ERR コマンド名の文字列は "Set Meter Cycle"の略 このコマンドにより、周期取得設定されたすべてのレベルメーターの送信周期をms単位で設定する。 DMEが一度もこのコマンドを受信していないときは初期設定の100msecで動作する。 - 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること - [周期]にはDMEからのメーター送信間隔をms単位で設定すること - コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) DMEからのメーター送信間隔を200msecに変更したいとき SMC 0 200 DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 12 - 成功すると、DMEは "SMC OK" という1行の文字列を返す - 失敗すると、DMEは "SMC ERR" という1行の文字列を返す 例) DMEからのメーター送信間隔を変更に成功したとき SMC OK DMEからのメーター送信間隔を変更に失敗したとき SMC ERR 周期の設定目安 レベルメーターを周期取得するには、レベルメーターの指定個数に応じて適切な周期を設定する必要がある。 周期は下表より求める。 レベルメーター数と取得に必要な時間の対応表 1コマンドで取得する 取得に必 レベルメーターの数 要な時間 64 239ms 32 122ms 16 64ms 8 34ms 4 20ms 2 12ms 1 9ms 自動取得周期は、コマンドごとに上表の「取得に必要な時間」を加算した値を目安とする。 ただし、レベルメーターの自動取得周期を短くしすぎると通信回線の負荷が増大するため、レベルメーターの自動取得周期は 50msec以上に設定する必要がある。 周期時間の算出例 例1: 16Ch Fader コンポーネントのレベルメーターを1ch分取得する場合 対応表からレベルメーター1個を取得するために必要な周期(9ms)を得る 周期は50ms以上である必要があるため、周期を50msに設定する 例2: 16Ch Fader コンポーネントのレベルメーターを1コンポーネント分(16ch分)取得する場合 対応表からレベルメーター16個を取得するために必要な周期(64ms)を得る 周期を64msに設定する 例3: 2つの 16Ch Faderコンポーネントのレベルメーターを 2コンポーネント分(32ch分)取得する場合 対応表からレベルメーター16個を取得するために必要な周期時間(64ms)を得る 2つのコンポーネントの周期の和をとり、周期を128msに設定する 3.3.4. ミュート制御コマンド 22) SMUT: ミュート設定/解除 成功時のDMEの応答 SMUT OK MUTE 0 [ON/OFF] コマンド名の文字列は "Set MUTe" の略 SMUT オプション 0 [ON/OFF] 失敗時のDMEの応答 SMUT ERR - 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること - 2つ目のオプションとして "ON" もしくは "OFF" という文字列を与えること - コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) ミュートONするとき SMUT 0 ON - 成功すると、DMEは2行の文字列を返す 1行目は "SMUT OK" という文字列である 2行目は、ミュートON/OFFが切替わったときにDMEがコントローラーに対して出力する文字列と同一である コントローラーでは、1行目の文字列を無視しても差し支えない - 失敗すると、DMEは "SMUT ERR" という1行の文字列を返す 例) ミュートONして成功したときの応答 SMUT OK MUTE 0 ON ミュートOFFしようとして失敗したときの応答 SMUT ERR DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 13 23) GMUT: ミュート状態取得 成功時のDMEの応答 失敗時のDMEの応答 SMUT OK SMUT ERR MUTE 0 [ON/OFF] コマンド名の文字列は "Get MUTe" の略 本コマンドはDMEのファームウェア V3.11以降でのみ動作する。 GMUT オプション 0 - オプションは将来の拡張用なので、常に0とすること - コマンドとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) ミュートの状態を取得するとき GMUT 0 - 成功すると、DMEは2行の文字列を返す 1行目は "GMUT OK" という文字列である 2行目は、ミュートON/OFFが切替わったときにDMEがコントローラーに対して出力する文字列と同一である コントローラーでは、1行目の文字列を無視しても差し支えない - 失敗すると、DMEは "GMUT ERR" という1行の文字列を返す 例) ミュート状態取得に成功して、ミュート状態がONだったときの応答 GMUT OK MUTE 0 ON ミュート状態取得に失敗したときの応答 GMUT ERR 3.3.5. GPI 制御コマンド 24) SGO: GPI OUT制御 オプション 成功時のDMEの応答 0 [ポート番号] [ON/OFF] …SGO OK SGO 失敗時のDMEの応答 SGO ERR コマンド名の文字列は "Set Gpi Out" の略 - 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること 2つ目のオプションには、ポート番号を文字列で与えること 3つ目のオプションには、"ON" もしくは "OFF" という文字列を与えること コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること オプションを追加して、複数のGPI出力を制御することも可能 このコマンドは、DMEコンポーネント内のパラメーターに影響を与えることなく、GPI OUTポートの状態を変更します。 例) ポート3をONにしたいとき SGO 0 3 ON ポート10をON, ポート11をOFFにしたいとき SGO 0 10 ON 11 OFF ポート1をON, ポート3をOFF, ポート4をON, ポート5をON にしたいとき SGO 0 1 ON 3 OFF 4 ON 5 ON - 成功すると、DMEは "SGO OK" という1行の文字列を返す - 失敗すると、DMEは "SGO ERR" という1行の文字列を返す 例) GPI OUTのポート3をONして成功したときの応答 SGO OK GPI OUTのポート3をONしようとして失敗したときの応答 SGO ERR DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 14 3.3.6. WAV FILE PLAYER 制御コマンド 25) PWF: ファイル再生 オプション 0 [Wav File Manager のインデックス] PWF 成功時のDMEの応答 PWF OK 失敗時のDMEの応答 PWF ERR コマンド名の文字列は "Play Wav File" の略 このコマンドにより、DME の Wav File Playerの曲を指定して再生できる。 再生するためには、あらかじめWav File Managerにファイルを登録しておく必要がある。 - 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること - 2つ目のオプションには、Wavファイルマネージャのインデックスを文字列で与えること - コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) Wavファイルマネージャの4番に登録されたWAVファイルを再生したいとき PWF 0 4 - 成功すると、DMEは "PWF OK" という1行の文字列を返す - 失敗すると、DMEは "PWF ERR" という1行の文字列を返す 例) Wavファイルマネージャの4番に登録されたWAVファイルを再生して成功したときの応答 PWF OK Wavファイルマネージャの4番に登録されたWAVファイルを再生しようとして失敗したときの応答 PWF ERR 26) SWF: ファイル再生停止 オプション 0 SWF 成功時のDMEの応答 SWF OK 失敗時のDMEの応答 SWF ERR コマンド名の文字列は "Stop Wav File" の略 本コマンドはDMEのファームウェア V3.11以降でのみ動作する。 このコマンドにより、DME の Wav File Playerで再生中の曲を停止させる。 - オプションは将来の拡張用なので、常に0とすること - コマンドとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) 再生中のWAVファイルを停止させたいとき SWF 0 - 成功すると、DMEは "SWF OK" という1行の文字列を返す - 失敗すると、DMEは "SWF ERR" という1行の文字列を返す 例) 再生中のWAVファイルを停止させて成功したときの応答 SWF OK 再生中のWAVファイルを停止させて失敗したときの応答 SWF ERR 3.4 ユーティリティーコマンド 3.4.1 デバッグ用コマンド 27) ECHO: エコーバック設定/解除 コマンド ECHO オプション 0 [ON/OFF] 成功時のDMEの応答 ECHO OK 失敗時のDMEの応答 ECHO ERR コントローラーのデバッグ用に、DMEが受信した文字列をそのままエコーバックすることができる。 エコーをONにすると、エコーOFFされるかDMEの電源が切られるまで、ずっとエコーバックされるようになる。 電源起動時のデフォルトはOFFである。 エコーバック中にも通常どおりの制御が可能である。 - 1つ目のオプションは将来の拡張用なので、常に0とすること - [ON/OFF]には、"ON" または "OFF" という文字列とすること - コマンドとオプションの間、およびオプションとオプションの間には1文字以上の半角スペースを入れること 例) DMEのエコーをONするとき ECHO 0 ON DMEのエコーをOFFするとき ECHO 0 OFF 成功すると "ECHO OK" という文字列が、失敗すると "ECHO ERR" という文字列がコントローラーに対して出力される。 DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 15 4. コマンドシーケンス 以下に、主要なコマンドのシーケンス例を示す。 パラメーター変更(リモートコントローラーから実行) パラメーター設定コマンド DME SPR 0 1 0 (1番のパラメーターを0に設定) Remote Controller SPR OK (DMEからの応答) PRM 0 1 0 (1番のパラメーターが0に設定された) パラメーター変更(リモートコントローラー以外から実行) DME パラメーター設定コマンド Remote Controller PRM 0 1 0 (1番のパラメーターが0に設定された) パラメーター取得 DME GPR 0 1 (1番のパラメーター取得) Remote Controller GPR OK (DMEからの応答) PRM 0 1 0 (1番のパラメーターの現在の値は0) シーンリコール(リモートコントローラーから実行) DME RSC 0 1 (シーン1をリコール) Remote Controller RSC OK (DMEからの応答) SCN 0 1 (シーン1がリコールされた) シーンリコール(リモートコントローラー以外から実行) DME Remote Controller SCN 0 1 (シーン1がリコールされた) カレントシーン情報取得 DME GCS (カレントシーン番号を取得) Remote Controller GCS OK (DMEからの応答) CSN 0 1 (カレントシーンは1番) レベルメーター取得コマンド DME GMT 0 1 (1番に登録されているメーターを取得) Remote Controller GMT OK (DMEからの応答) MTR 0 1 -100 -500 -200 … (1番に登録されているメーターの値) DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 16 レベルメーター周期取得登録 DME SMC 0 500 (メーターの取得周期を500msecに設定) SMC OK GCMT 0 1 0 (1番に登録されているコンポーネントの全メーターを周期取得) GCMT OK Remote Controller MTR 0 1 CUR -100 -500 -200 … (1番に登録されているメーターの値) 500msec MTR 0 1 CUR -100 -500 -200 … (1番に登録されているメーターの値) : : : QCMT 0 1 0 (1番に登録されているコンポーネントのメーターの周期取得中止) QCMT OK ミュート制御 DME SMUT 0 ON (ミュートをONに設定) Remote Controller SMUT OK MUTE 0 ON (ミュートをONに設定されたことを通知) ミュート状態取得 DME GMUT 0 (ミュートの状態を取得) Remote Controller GMUT OK MUTE 0 ON (ミュートがONに設定されていることを通知) GPI OUT制御 DME Remote Controller SGO 0 1 ON 2 OFF 3 ON (GPI OUTのCH1をON, CH2をOFF, CH3をONに設定) SGO OK WAVファイル再生 DME Remote Controller PWF 0 1 (Wav File Managerの1番に登録されているファイルを再生) PWF OK WAVファイル再生停止 DME Remote Controller SWF 0 (再生中のWAVファイルを停止) SWF OK DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 17 トラブルシューティング(FAQ) Q: REMOTE端子経由のシリアル通信において、38400bps以外のボーレートでDMEと通信できますか? A: 38400bps以外のボーレートでの通信はできません。リモートコントローラーのボーレートは必ず38400bpsに合わせてください。 詳細は、「1.2. リモートコントローラーの設定」をご覧ください。 Q: コマンドの改行コードは何を使用すればいいですか? A: 改行コードにはLF(0x0A)を使用してください(AMXの場合は"$0A"、Crestronの場合は"/x0A")。 詳細は、「3.1. コマンドの基本仕様」をご参照ください。 Q: この通信プロトコルでコントロール可能なパラメーター数は最大いくつですか? A: コントロール可能なパラメーター数は、最大256種類です。これに加えて、シーンリコールなどのコントロールも可能です。 Q: 256種類以上のパラメーターをコントロールするにはどうすればいいですか? A: MIDI信号やGPI信号と併用してコントロールすることをご検討ください。 Q: MIDIのパラメーターチェンジやコントロールチェンジをEthernet経由で送信することはできますか? A: MIDIパラメーターチェンジやコントロールチェンジをEthernet経由で送信することはできません。 パラメーターの変更にはSPRコマンド、シーンのリコールにはRSCコマンドを使用してください。 Q: シーンリコールの処理途中にDMEに送信されたパラメーター設定コマンドSPRは有効ですか? A: 無効です。シーンリコールの処理途中にDMEに送信されたコマンドは、すべて破棄されます。 シーンリコールが完了すると、SPRコマンドの受信も再開します。 シーンリコールが完了するとDMEから通知されるSCNコマンドを確認してから、パラメーター設定コマンドを送信してください。 Q: コンポーネントの種類によって、パラメーターが変更される反応時間に違いはありますか? A: パラメーター数が多いコンポーネント(Matrix Mixer 64x64など)はパラメーター数の少ないコンポーネントよりもパラメーターの変更に時間がか かることがあります。 Q: コマンドに対するDMEの反応速度が遅い場合、考えられる原因や対策はありますか? A: DMEに短時間に大量のコマンドが送信されると、受信バッファにデータが蓄積して処理時間がかかることがあります。 このような場合は、リモートコントローラー側でコマンド間の送信間隔を十分に確保してください。 Q: メーターの反応速度が遅い場合、考えられる原因や対策はありますか? A: 表示させるメーター数が多くなると、メーターの反応速度は遅くなります。 このような場合は、以下の対策を試してみてください。 ・メーター自動取得の周期が短かすぎると、データが蓄積されて反応速度が遅くなります。SMCコマンドで周期をできるだけ長く設定してみてく ださい。 ・一回ずつデータを取得するGMTコマンドより、周期的にデータを取得できるGCMTコマンドを使う方が通信量が減るため、反応速度が改善さ れます。 ・同一コンポーネント内のメーターを表示させる場合、メーター番号を指定して個別にデータを取得するよりも、メーター番号0を指定してまとめ てデータを取得することで反応速度が改善されます。 ・Meterコンポーネントのメーターを表示させる場合、1チャンネルのMeterコンポーネントを多数配置するよりも、多チャンネルのMeterコンポー ネントを配置する方が反応速度が改善されます。 コマンドの詳細は、「3.3.3. レベルメーター取得コマンド」のGMTおよびGCMTをご参照ください。 Q: あるパラメーターをGPI OUTにアサインし、SGOコマンドでそのポートを制御した場合、パラメーターも連動して動作しますか? A: 連動しません。 SGOコマンドで指定したポートからのGPI出力のみ制御されます。 Q: Audio Detectorへの入力レベルがスレッショルドを超えたかどうかを検知する方法はありますか? A: 検知できます。 検知方法の詳細は、「3.3.3. レベルメーター取得コマンド」をご参照ください。 DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 18 付録 -∞~0dBのフェーダーテーブル Value 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 Data Value -InfdB 64 -138.00dB 65 -136.00dB 66 -134.00dB 67 -133.00dB 68 -132.00dB 69 -131.00dB 70 -130.00dB 71 -129.00dB 72 -128.00dB 73 -127.00dB 74 -126.00dB 75 -125.00dB 76 -124.00dB 77 -123.00dB 78 -122.00dB 79 -121.00dB 80 -120.00dB 81 -119.00dB 82 -118.00dB 83 -117.00dB 84 -116.00dB 85 -115.00dB 86 -114.00dB 87 -113.00dB 88 -112.00dB 89 -111.00dB 90 -110.00dB 91 -109.00dB 92 -108.00dB 93 -107.00dB 94 -106.00dB 95 -105.00dB 96 -104.00dB 97 -103.00dB 98 -102.00dB 99 -101.50dB 100 -101.00dB 101 -100.50dB 102 -100.00dB 103 -99.50dB 104 -99.00dB 105 -98.50dB 106 -98.00dB 107 -97.50dB 108 -97.00dB 109 -96.50dB 110 -96.00dB 111 -95.50dB 112 -95.00dB 113 -94.50dB 114 -94.00dB 115 -93.50dB 116 -93.00dB 117 -92.50dB 118 -92.00dB 119 -91.50dB 120 -91.00dB 121 -90.50dB 122 -90.00dB 123 -89.50dB 124 -89.00dB 125 -88.50dB 126 -88.00dB 127 Data Value -87.50dB 128 -87.00dB 129 -86.50dB 130 -86.00dB 131 -85.50dB 132 -85.00dB 133 -84.50dB 134 -84.00dB 135 -83.50dB 136 -83.00dB 137 -82.50dB 138 -82.00dB 139 -81.50dB 140 -81.00dB 141 -80.50dB 142 -80.00dB 143 -79.50dB 144 -79.00dB 145 -78.50dB 146 -78.00dB 147 -77.80dB 148 -77.60dB 149 -77.40dB 150 -77.20dB 151 -77.00dB 152 -76.80dB 153 -76.60dB 154 -76.40dB 155 -76.20dB 156 -76.00dB 157 -75.80dB 158 -75.60dB 159 -75.40dB 160 -75.20dB 161 -75.00dB 162 -74.80dB 163 -74.60dB 164 -74.40dB 165 -74.20dB 166 -74.00dB 167 -73.80dB 168 -73.60dB 169 -73.40dB 170 -73.20dB 171 -73.00dB 172 -72.80dB 173 -72.60dB 174 -72.40dB 175 -72.20dB 176 -72.00dB 177 -71.80dB 178 -71.60dB 179 -71.40dB 180 -71.20dB 181 -71.00dB 182 -70.80dB 183 -70.60dB 184 -70.40dB 185 -70.20dB 186 -70.00dB 187 -69.80dB 188 -69.60dB 189 -69.40dB 190 -69.20dB 191 Data Value -69.00dB 192 -68.80dB 193 -68.60dB 194 -68.40dB 195 -68.20dB 196 -68.00dB 197 -67.80dB 198 -67.60dB 199 -67.40dB 200 -67.20dB 201 -67.00dB 202 -66.80dB 203 -66.60dB 204 -66.40dB 205 -66.20dB 206 -66.00dB 207 -65.80dB 208 -65.60dB 209 -65.40dB 210 -65.20dB 211 -65.00dB 212 -64.80dB 213 -64.60dB 214 -64.40dB 215 -64.20dB 216 -64.00dB 217 -63.80dB 218 -63.60dB 219 -63.40dB 220 -63.20dB 221 -63.00dB 222 -62.80dB 223 -62.60dB 224 -62.40dB 225 -62.20dB 226 -62.00dB 227 -61.80dB 228 -61.60dB 229 -61.40dB 230 -61.20dB 231 -61.00dB 232 -60.80dB 233 -60.60dB 234 -60.40dB 235 -60.20dB 236 -60.00dB 237 -59.80dB 238 -59.60dB 239 -59.40dB 240 -59.20dB 241 -59.00dB 242 -58.80dB 243 -58.60dB 244 -58.40dB 245 -58.20dB 246 -58.00dB 247 -57.80dB 248 -57.60dB 249 -57.40dB 250 -57.20dB 251 -57.00dB 252 -56.80dB 253 -56.60dB 254 -56.40dB 255 Data Value -56.20dB 256 -56.00dB 257 -55.80dB 258 -55.60dB 259 -55.40dB 260 -55.20dB 261 -55.00dB 262 -54.80dB 263 -54.60dB 264 -54.40dB 265 -54.20dB 266 -54.00dB 267 -53.80dB 268 -53.60dB 269 -53.40dB 270 -53.20dB 271 -53.00dB 272 -52.80dB 273 -52.60dB 274 -52.40dB 275 -52.20dB 276 -52.00dB 277 -51.80dB 278 -51.60dB 279 -51.40dB 280 -51.20dB 281 -51.00dB 282 -50.80dB 283 -50.60dB 284 -50.40dB 285 -50.20dB 286 -50.00dB 287 -49.90dB 288 -49.80dB 289 -49.70dB 290 -49.60dB 291 -49.50dB 292 -49.40dB 293 -49.30dB 294 -49.20dB 295 -49.10dB 296 -49.00dB 297 -48.90dB 298 -48.80dB 299 -48.70dB 300 -48.60dB 301 -48.50dB 302 -48.40dB 303 -48.30dB 304 -48.20dB 305 -48.10dB 306 -48.00dB 307 -47.90dB 308 -47.80dB 309 -47.70dB 310 -47.60dB 311 -47.50dB 312 -47.40dB 313 -47.30dB 314 -47.20dB 315 -47.10dB 316 -47.00dB 317 -46.90dB 318 -46.80dB 319 Data Value -46.70dB 320 -46.60dB 321 -46.50dB 322 -46.40dB 323 -46.30dB 324 -46.20dB 325 -46.10dB 326 -46.00dB 327 -45.90dB 328 -45.80dB 329 -45.70dB 330 -45.60dB 331 -45.50dB 332 -45.40dB 333 -45.30dB 334 -45.20dB 335 -45.10dB 336 -45.00dB 337 -44.90dB 338 -44.80dB 339 -44.70dB 340 -44.60dB 341 -44.50dB 342 -44.40dB 343 -44.30dB 344 -44.20dB 345 -44.10dB 346 -44.00dB 347 -43.90dB 348 -43.80dB 349 -43.70dB 350 -43.60dB 351 -43.50dB 352 -43.40dB 353 -43.30dB 354 -43.20dB 355 -43.10dB 356 -43.00dB 357 -42.90dB 358 -42.80dB 359 -42.70dB 360 -42.60dB 361 -42.50dB 362 -42.40dB 363 -42.30dB 364 -42.20dB 365 -42.10dB 366 -42.00dB 367 -41.90dB 368 -41.80dB 369 -41.70dB 370 -41.60dB 371 -41.50dB 372 -41.40dB 373 -41.30dB 374 -41.20dB 375 -41.10dB 376 -41.00dB 377 -40.90dB 378 -40.80dB 379 -40.70dB 380 -40.60dB 381 -40.50dB 382 -40.40dB 383 DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 Data Value -40.30dB 384 -40.20dB 385 -40.10dB 386 -40.00dB 387 -39.90dB 388 -39.80dB 389 -39.70dB 390 -39.60dB 391 -39.50dB 392 -39.40dB 393 -39.30dB 394 -39.20dB 395 -39.10dB 396 -39.00dB 397 -38.90dB 398 -38.80dB 399 -38.70dB 400 -38.60dB 401 -38.50dB 402 -38.40dB 403 -38.30dB 404 -38.20dB 405 -38.10dB 406 -38.00dB 407 -37.90dB 408 -37.80dB 409 -37.70dB 410 -37.60dB 411 -37.50dB 412 -37.40dB 413 -37.30dB 414 -37.20dB 415 -37.10dB 416 -37.00dB 417 -36.90dB 418 -36.80dB 419 -36.70dB 420 -36.60dB 421 -36.50dB 422 -36.40dB 423 -36.30dB 424 -36.20dB 425 -36.10dB 426 -36.00dB 427 -35.90dB 428 -35.80dB 429 -35.70dB 430 -35.60dB 431 -35.50dB 432 -35.40dB 433 -35.30dB 434 -35.20dB 435 -35.10dB 436 -35.00dB 437 -34.90dB 438 -34.80dB 439 -34.70dB 440 -34.60dB 441 -34.50dB 442 -34.40dB 443 -34.30dB 444 -34.20dB 445 -34.10dB 446 -34.00dB 447 Data Value -33.90dB 448 -33.80dB 449 -33.70dB 450 -33.60dB 451 -33.50dB 452 -33.40dB 453 -33.30dB 454 -33.20dB 455 -33.10dB 456 -33.00dB 457 -32.90dB 458 -32.80dB 459 -32.70dB 460 -32.60dB 461 -32.50dB 462 -32.40dB 463 -32.30dB 464 -32.20dB 465 -32.10dB 466 -32.00dB 467 -31.90dB 468 -31.80dB 469 -31.70dB 470 -31.60dB 471 -31.50dB 472 -31.40dB 473 -31.30dB 474 -31.20dB 475 -31.10dB 476 -31.00dB 477 -30.90dB 478 -30.80dB 479 -30.70dB 480 -30.60dB 481 -30.50dB 482 -30.40dB 483 -30.30dB 484 -30.20dB 485 -30.10dB 486 -30.00dB 487 -29.95dB 488 -29.90dB 489 -29.85dB 490 -29.80dB 491 -29.75dB 492 -29.70dB 493 -29.65dB 494 -29.60dB 495 -29.55dB 496 -29.50dB 497 -29.45dB 498 -29.40dB 499 -29.35dB 500 -29.30dB 501 -29.25dB 502 -29.20dB 503 -29.15dB 504 -29.10dB 505 -29.05dB 506 -29.00dB 507 -28.95dB 508 -28.90dB 509 -28.85dB 510 -28.80dB 511 Data -28.75dB -28.70dB -28.65dB -28.60dB -28.55dB -28.50dB -28.45dB -28.40dB -28.35dB -28.30dB -28.25dB -28.20dB -28.15dB -28.10dB -28.05dB -28.00dB -27.95dB -27.90dB -27.85dB -27.80dB -27.75dB -27.70dB -27.65dB -27.60dB -27.55dB -27.50dB -27.45dB -27.40dB -27.35dB -27.30dB -27.25dB -27.20dB -27.15dB -27.10dB -27.05dB -27.00dB -26.95dB -26.90dB -26.85dB -26.80dB -26.75dB -26.70dB -26.65dB -26.60dB -26.55dB -26.50dB -26.45dB -26.40dB -26.35dB -26.30dB -26.25dB -26.20dB -26.15dB -26.10dB -26.05dB -26.00dB -25.95dB -25.90dB -25.85dB -25.80dB -25.75dB -25.70dB -25.65dB -25.60dB 19 Value 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 Data Value -25.55dB 576 -25.50dB 577 -25.45dB 578 -25.40dB 579 -25.35dB 580 -25.30dB 581 -25.25dB 582 -25.20dB 583 -25.15dB 584 -25.10dB 585 -25.05dB 586 -25.00dB 587 -24.95dB 588 -24.90dB 589 -24.85dB 590 -24.80dB 591 -24.75dB 592 -24.70dB 593 -24.65dB 594 -24.60dB 595 -24.55dB 596 -24.50dB 597 -24.45dB 598 -24.40dB 599 -24.35dB 600 -24.30dB 601 -24.25dB 602 -24.20dB 603 -24.15dB 604 -24.10dB 605 -24.05dB 606 -24.00dB 607 -23.95dB 608 -23.90dB 609 -23.85dB 610 -23.80dB 611 -23.75dB 612 -23.70dB 613 -23.65dB 614 -23.60dB 615 -23.55dB 616 -23.50dB 617 -23.45dB 618 -23.40dB 619 -23.35dB 620 -23.30dB 621 -23.25dB 622 -23.20dB 623 -23.15dB 624 -23.10dB 625 -23.05dB 626 -23.00dB 627 -22.95dB 628 -22.90dB 629 -22.85dB 630 -22.80dB 631 -22.75dB 632 -22.70dB 633 -22.65dB 634 -22.60dB 635 -22.55dB 636 -22.50dB 637 -22.45dB 638 -22.40dB 639 Data Value -22.35dB 640 -22.30dB 641 -22.25dB 642 -22.20dB 643 -22.15dB 644 -22.10dB 645 -22.05dB 646 -22.00dB 647 -21.95dB 648 -21.90dB 649 -21.85dB 650 -21.80dB 651 -21.75dB 652 -21.70dB 653 -21.65dB 654 -21.60dB 655 -21.55dB 656 -21.50dB 657 -21.45dB 658 -21.40dB 659 -21.35dB 660 -21.30dB 661 -21.25dB 662 -21.20dB 663 -21.15dB 664 -21.10dB 665 -21.05dB 666 -21.00dB 667 -20.95dB 668 -20.90dB 669 -20.85dB 670 -20.80dB 671 -20.75dB 672 -20.70dB 673 -20.65dB 674 -20.60dB 675 -20.55dB 676 -20.50dB 677 -20.45dB 678 -20.40dB 679 -20.35dB 680 -20.30dB 681 -20.25dB 682 -20.20dB 683 -20.15dB 684 -20.10dB 685 -20.05dB 686 -20.00dB 687 -19.95dB 688 -19.90dB 689 -19.85dB 690 -19.80dB 691 -19.75dB 692 -19.70dB 693 -19.65dB 694 -19.60dB 695 -19.55dB 696 -19.50dB 697 -19.45dB 698 -19.40dB 699 -19.35dB 700 -19.30dB 701 -19.25dB 702 -19.20dB 703 Data Value -19.15dB 704 -19.10dB 705 -19.05dB 706 -19.00dB 707 -18.95dB 708 -18.90dB 709 -18.85dB 710 -18.80dB 711 -18.75dB 712 -18.70dB 713 -18.65dB 714 -18.60dB 715 -18.55dB 716 -18.50dB 717 -18.45dB 718 -18.40dB 719 -18.35dB 720 -18.30dB 721 -18.25dB 722 -18.20dB 723 -18.15dB 724 -18.10dB 725 -18.05dB 726 -18.00dB 727 -17.95dB 728 -17.90dB 729 -17.85dB 730 -17.80dB 731 -17.75dB 732 -17.70dB 733 -17.65dB 734 -17.60dB 735 -17.55dB 736 -17.50dB 737 -17.45dB 738 -17.40dB 739 -17.35dB 740 -17.30dB 741 -17.25dB 742 -17.20dB 743 -17.15dB 744 -17.10dB 745 -17.05dB 746 -17.00dB 747 -16.95dB 748 -16.90dB 749 -16.85dB 750 -16.80dB 751 -16.75dB 752 -16.70dB 753 -16.65dB 754 -16.60dB 755 -16.55dB 756 -16.50dB 757 -16.45dB 758 -16.40dB 759 -16.35dB 760 -16.30dB 761 -16.25dB 762 -16.20dB 763 -16.15dB 764 -16.10dB 765 -16.05dB 766 -16.00dB 767 Data Value -15.95dB 768 -15.90dB 769 -15.85dB 770 -15.80dB 771 -15.75dB 772 -15.70dB 773 -15.65dB 774 -15.60dB 775 -15.55dB 776 -15.50dB 777 -15.45dB 778 -15.40dB 779 -15.35dB 780 -15.30dB 781 -15.25dB 782 -15.20dB 783 -15.15dB 784 -15.10dB 785 -15.05dB 786 -15.00dB 787 -14.95dB 788 -14.90dB 789 -14.85dB 790 -14.80dB 791 -14.75dB 792 -14.70dB 793 -14.65dB 794 -14.60dB 795 -14.55dB 796 -14.50dB 797 -14.45dB 798 -14.40dB 799 -14.35dB 800 -14.30dB 801 -14.25dB 802 -14.20dB 803 -14.15dB 804 -14.10dB 805 -14.05dB 806 -14.00dB 807 -13.95dB 808 -13.90dB 809 -13.85dB 810 -13.80dB 811 -13.75dB 812 -13.70dB 813 -13.65dB 814 -13.60dB 815 -13.55dB 816 -13.50dB 817 -13.45dB 818 -13.40dB 819 -13.35dB 820 -13.30dB 821 -13.25dB 822 -13.20dB 823 -13.15dB 824 -13.10dB 825 -13.05dB 826 -13.00dB 827 -12.95dB 828 -12.90dB 829 -12.85dB 830 -12.80dB 831 Data Value -12.75dB 832 -12.70dB 833 -12.65dB 834 -12.60dB 835 -12.55dB 836 -12.50dB 837 -12.45dB 838 -12.40dB 839 -12.35dB 840 -12.30dB 841 -12.25dB 842 -12.20dB 843 -12.15dB 844 -12.10dB 845 -12.05dB 846 -12.00dB 847 -11.95dB 848 -11.90dB 849 -11.85dB 850 -11.80dB 851 -11.75dB 852 -11.70dB 853 -11.65dB 854 -11.60dB 855 -11.55dB 856 -11.50dB 857 -11.45dB 858 -11.40dB 859 -11.35dB 860 -11.30dB 861 -11.25dB 862 -11.20dB 863 -11.15dB 864 -11.10dB 865 -11.05dB 866 -11.00dB 867 -10.95dB 868 -10.90dB 869 -10.85dB 870 -10.80dB 871 -10.75dB 872 -10.70dB 873 -10.65dB 874 -10.60dB 875 -10.55dB 876 -10.50dB 877 -10.45dB 878 -10.40dB 879 -10.35dB 880 -10.30dB 881 -10.25dB 882 -10.20dB 883 -10.15dB 884 -10.10dB 885 -10.05dB 886 -10.00dB 887 -9.95dB 888 -9.90dB 889 -9.85dB 890 -9.80dB 891 -9.75dB 892 -9.70dB 893 -9.65dB 894 -9.60dB 895 DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 Data -9.55dB -9.50dB -9.45dB -9.40dB -9.35dB -9.30dB -9.25dB -9.20dB -9.15dB -9.10dB -9.05dB -9.00dB -8.95dB -8.90dB -8.85dB -8.80dB -8.75dB -8.70dB -8.65dB -8.60dB -8.55dB -8.50dB -8.45dB -8.40dB -8.35dB -8.30dB -8.25dB -8.20dB -8.15dB -8.10dB -8.05dB -8.00dB -7.95dB -7.90dB -7.85dB -7.80dB -7.75dB -7.70dB -7.65dB -7.60dB -7.55dB -7.50dB -7.45dB -7.40dB -7.35dB -7.30dB -7.25dB -7.20dB -7.15dB -7.10dB -7.05dB -7.00dB -6.95dB -6.90dB -6.85dB -6.80dB -6.75dB -6.70dB -6.65dB -6.60dB -6.55dB -6.50dB -6.45dB -6.40dB Value 896 897 898 899 900 901 902 903 904 905 906 907 908 909 910 911 912 913 914 915 916 917 918 919 920 921 922 923 924 925 926 927 928 929 930 931 932 933 934 935 936 937 938 939 940 941 942 943 944 945 946 947 948 949 950 951 952 953 954 955 956 957 958 959 Data -6.35dB -6.30dB -6.25dB -6.20dB -6.15dB -6.10dB -6.05dB -6.00dB -5.95dB -5.90dB -5.85dB -5.80dB -5.75dB -5.70dB -5.65dB -5.60dB -5.55dB -5.50dB -5.45dB -5.40dB -5.35dB -5.30dB -5.25dB -5.20dB -5.15dB -5.10dB -5.05dB -5.00dB -4.95dB -4.90dB -4.85dB -4.80dB -4.75dB -4.70dB -4.65dB -4.60dB -4.55dB -4.50dB -4.45dB -4.40dB -4.35dB -4.30dB -4.25dB -4.20dB -4.15dB -4.10dB -4.05dB -4.00dB -3.95dB -3.90dB -3.85dB -3.80dB -3.75dB -3.70dB -3.65dB -3.60dB -3.55dB -3.50dB -3.45dB -3.40dB -3.35dB -3.30dB -3.25dB -3.20dB Value 960 961 962 963 964 965 966 967 968 969 970 971 972 973 974 975 976 977 978 979 980 981 982 983 984 985 986 987 988 989 990 991 992 993 994 995 996 997 998 999 1000 1001 1002 1003 1004 1005 1006 1007 1008 1009 1010 1011 1012 1013 1014 1015 1016 1017 1018 1019 1020 1021 1022 1023 Data -3.15dB -3.10dB -3.05dB -3.00dB -2.95dB -2.90dB -2.85dB -2.80dB -2.75dB -2.70dB -2.65dB -2.60dB -2.55dB -2.50dB -2.45dB -2.40dB -2.35dB -2.30dB -2.25dB -2.20dB -2.15dB -2.10dB -2.05dB -2.00dB -1.95dB -1.90dB -1.85dB -1.80dB -1.75dB -1.70dB -1.65dB -1.60dB -1.55dB -1.50dB -1.45dB -1.40dB -1.35dB -1.30dB -1.25dB -1.20dB -1.15dB -1.10dB -1.05dB -1.00dB -0.95dB -0.90dB -0.85dB -0.80dB -0.75dB -0.70dB -0.65dB -0.60dB -0.55dB -0.50dB -0.45dB -0.40dB -0.35dB -0.30dB -0.25dB -0.20dB -0.15dB -0.10dB -0.05dB 0.00dB 20 -∞~10dBのフェーダーテーブル Value 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 Data Value -InfdB 64 -138.00dB 65 -135.00dB 66 -132.00dB 67 -129.00dB 68 -126.00dB 69 -123.00dB 70 -120.00dB 71 -117.00dB 72 -114.00dB 73 -111.00dB 74 -108.00dB 75 -105.00dB 76 -102.00dB 77 -99.00dB 78 -96.00dB 79 -95.00dB 80 -94.00dB 81 -93.00dB 82 -92.00dB 83 -91.00dB 84 -90.00dB 85 -89.00dB 86 -88.00dB 87 -87.00dB 88 -86.00dB 89 -85.00dB 90 -84.00dB 91 -83.00dB 92 -82.00dB 93 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-16.20dB -16.15dB -16.10dB -16.05dB -16.00dB -15.95dB -15.90dB -15.85dB -15.80dB -15.75dB -15.70dB -15.65dB -15.60dB 21 Value 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 Data Value -15.55dB 576 -15.50dB 577 -15.45dB 578 -15.40dB 579 -15.35dB 580 -15.30dB 581 -15.25dB 582 -15.20dB 583 -15.15dB 584 -15.10dB 585 -15.05dB 586 -15.00dB 587 -14.95dB 588 -14.90dB 589 -14.85dB 590 -14.80dB 591 -14.75dB 592 -14.70dB 593 -14.65dB 594 -14.60dB 595 -14.55dB 596 -14.50dB 597 -14.45dB 598 -14.40dB 599 -14.35dB 600 -14.30dB 601 -14.25dB 602 -14.20dB 603 -14.15dB 604 -14.10dB 605 -14.05dB 606 -14.00dB 607 -13.95dB 608 -13.90dB 609 -13.85dB 610 -13.80dB 611 -13.75dB 612 -13.70dB 613 -13.65dB 614 -13.60dB 615 -13.55dB 616 -13.50dB 617 -13.45dB 618 -13.40dB 619 -13.35dB 620 -13.30dB 621 -13.25dB 622 -13.20dB 623 -13.15dB 624 -13.10dB 625 -13.05dB 626 -13.00dB 627 -12.95dB 628 -12.90dB 629 -12.85dB 630 -12.80dB 631 -12.75dB 632 -12.70dB 633 -12.65dB 634 -12.60dB 635 -12.55dB 636 -12.50dB 637 -12.45dB 638 -12.40dB 639 Data Value -12.35dB 640 -12.30dB 641 -12.25dB 642 -12.20dB 643 -12.15dB 644 -12.10dB 645 -12.05dB 646 -12.00dB 647 -11.95dB 648 -11.90dB 649 -11.85dB 650 -11.80dB 651 -11.75dB 652 -11.70dB 653 -11.65dB 654 -11.60dB 655 -11.55dB 656 -11.50dB 657 -11.45dB 658 -11.40dB 659 -11.35dB 660 -11.30dB 661 -11.25dB 662 -11.20dB 663 -11.15dB 664 -11.10dB 665 -11.05dB 666 -11.00dB 667 -10.95dB 668 -10.90dB 669 -10.85dB 670 -10.80dB 671 -10.75dB 672 -10.70dB 673 -10.65dB 674 -10.60dB 675 -10.55dB 676 -10.50dB 677 -10.45dB 678 -10.40dB 679 -10.35dB 680 -10.30dB 681 -10.25dB 682 -10.20dB 683 -10.15dB 684 -10.10dB 685 -10.05dB 686 -10.00dB 687 -9.95dB 688 -9.90dB 689 -9.85dB 690 -9.80dB 691 -9.75dB 692 -9.70dB 693 -9.65dB 694 -9.60dB 695 -9.55dB 696 -9.50dB 697 -9.45dB 698 -9.40dB 699 -9.35dB 700 -9.30dB 701 -9.25dB 702 -9.20dB 703 Data -9.15dB -9.10dB -9.05dB -9.00dB -8.95dB -8.90dB -8.85dB -8.80dB -8.75dB -8.70dB -8.65dB -8.60dB -8.55dB -8.50dB -8.45dB -8.40dB -8.35dB -8.30dB -8.25dB -8.20dB -8.15dB -8.10dB -8.05dB -8.00dB -7.95dB -7.90dB -7.85dB -7.80dB -7.75dB -7.70dB -7.65dB -7.60dB -7.55dB -7.50dB -7.45dB -7.40dB -7.35dB -7.30dB -7.25dB -7.20dB -7.15dB -7.10dB -7.05dB -7.00dB -6.95dB -6.90dB -6.85dB -6.80dB -6.75dB -6.70dB -6.65dB -6.60dB -6.55dB -6.50dB -6.45dB -6.40dB -6.35dB -6.30dB -6.25dB -6.20dB -6.15dB -6.10dB -6.05dB -6.00dB Value 704 705 706 707 708 709 710 711 712 713 714 715 716 717 718 719 720 721 722 723 724 725 726 727 728 729 730 731 732 733 734 735 736 737 738 739 740 741 742 743 744 745 746 747 748 749 750 751 752 753 754 755 756 757 758 759 760 761 762 763 764 765 766 767 Data -5.95dB -5.90dB -5.85dB -5.80dB -5.75dB -5.70dB -5.65dB -5.60dB -5.55dB -5.50dB -5.45dB -5.40dB -5.35dB -5.30dB -5.25dB -5.20dB -5.15dB -5.10dB -5.05dB -5.00dB -4.95dB -4.90dB -4.85dB -4.80dB -4.75dB -4.70dB -4.65dB -4.60dB -4.55dB -4.50dB -4.45dB -4.40dB -4.35dB -4.30dB -4.25dB -4.20dB -4.15dB -4.10dB -4.05dB -4.00dB -3.95dB -3.90dB -3.85dB -3.80dB -3.75dB -3.70dB -3.65dB -3.60dB -3.55dB -3.50dB -3.45dB -3.40dB -3.35dB -3.30dB -3.25dB -3.20dB -3.15dB -3.10dB -3.05dB -3.00dB -2.95dB -2.90dB -2.85dB -2.80dB Value 768 769 770 771 772 773 774 775 776 777 778 779 780 781 782 783 784 785 786 787 788 789 790 791 792 793 794 795 796 797 798 799 800 801 802 803 804 805 806 807 808 809 810 811 812 813 814 815 816 817 818 819 820 821 822 823 824 825 826 827 828 829 830 831 Data -2.75dB -2.70dB -2.65dB -2.60dB -2.55dB -2.50dB -2.45dB -2.40dB -2.35dB -2.30dB -2.25dB -2.20dB -2.15dB -2.10dB -2.05dB -2.00dB -1.95dB -1.90dB -1.85dB -1.80dB -1.75dB -1.70dB -1.65dB -1.60dB -1.55dB -1.50dB -1.45dB -1.40dB -1.35dB -1.30dB -1.25dB -1.20dB -1.15dB -1.10dB -1.05dB -1.00dB -0.95dB -0.90dB -0.85dB -0.80dB -0.75dB -0.70dB -0.65dB -0.60dB -0.55dB -0.50dB -0.45dB -0.40dB -0.35dB -0.30dB -0.25dB -0.20dB -0.15dB -0.10dB -0.05dB 0.00dB 0.05dB 0.10dB 0.15dB 0.20dB 0.25dB 0.30dB 0.35dB 0.40dB Value 832 833 834 835 836 837 838 839 840 841 842 843 844 845 846 847 848 849 850 851 852 853 854 855 856 857 858 859 860 861 862 863 864 865 866 867 868 869 870 871 872 873 874 875 876 877 878 879 880 881 882 883 884 885 886 887 888 889 890 891 892 893 894 895 Data 0.45dB 0.50dB 0.55dB 0.60dB 0.65dB 0.70dB 0.75dB 0.80dB 0.85dB 0.90dB 0.95dB 1.00dB 1.05dB 1.10dB 1.15dB 1.20dB 1.25dB 1.30dB 1.35dB 1.40dB 1.45dB 1.50dB 1.55dB 1.60dB 1.65dB 1.70dB 1.75dB 1.80dB 1.85dB 1.90dB 1.95dB 2.00dB 2.05dB 2.10dB 2.15dB 2.20dB 2.25dB 2.30dB 2.35dB 2.40dB 2.45dB 2.50dB 2.55dB 2.60dB 2.65dB 2.70dB 2.75dB 2.80dB 2.85dB 2.90dB 2.95dB 3.00dB 3.05dB 3.10dB 3.15dB 3.20dB 3.25dB 3.30dB 3.35dB 3.40dB 3.45dB 3.50dB 3.55dB 3.60dB Value 896 897 898 899 900 901 902 903 904 905 906 907 908 909 910 911 912 913 914 915 916 917 918 919 920 921 922 923 924 925 926 927 928 929 930 931 932 933 934 935 936 937 938 939 940 941 942 943 944 945 946 947 948 949 950 951 952 953 954 955 956 957 958 959 Data 3.65dB 3.70dB 3.75dB 3.80dB 3.85dB 3.90dB 3.95dB 4.00dB 4.05dB 4.10dB 4.15dB 4.20dB 4.25dB 4.30dB 4.35dB 4.40dB 4.45dB 4.50dB 4.55dB 4.60dB 4.65dB 4.70dB 4.75dB 4.80dB 4.85dB 4.90dB 4.95dB 5.00dB 5.05dB 5.10dB 5.15dB 5.20dB 5.25dB 5.30dB 5.35dB 5.40dB 5.45dB 5.50dB 5.55dB 5.60dB 5.65dB 5.70dB 5.75dB 5.80dB 5.85dB 5.90dB 5.95dB 6.00dB 6.05dB 6.10dB 6.15dB 6.20dB 6.25dB 6.30dB 6.35dB 6.40dB 6.45dB 6.50dB 6.55dB 6.60dB 6.65dB 6.70dB 6.75dB 6.80dB Value 960 961 962 963 964 965 966 967 968 969 970 971 972 973 974 975 976 977 978 979 980 981 982 983 984 985 986 987 988 989 990 991 992 993 994 995 996 997 998 999 1000 1001 1002 1003 1004 1005 1006 1007 1008 1009 1010 1011 1012 1013 1014 1015 1016 1017 1018 1019 1020 1021 1022 1023 Data 6.85dB 6.90dB 6.95dB 7.00dB 7.05dB 7.10dB 7.15dB 7.20dB 7.25dB 7.30dB 7.35dB 7.40dB 7.45dB 7.50dB 7.55dB 7.60dB 7.65dB 7.70dB 7.75dB 7.80dB 7.85dB 7.90dB 7.95dB 8.00dB 8.05dB 8.10dB 8.15dB 8.20dB 8.25dB 8.30dB 8.35dB 8.40dB 8.45dB 8.50dB 8.55dB 8.60dB 8.65dB 8.70dB 8.75dB 8.80dB 8.85dB 8.90dB 8.95dB 9.00dB 9.05dB 9.10dB 9.15dB 9.20dB 9.25dB 9.30dB 9.35dB 9.40dB 9.45dB 9.50dB 9.55dB 9.60dB 9.65dB 9.70dB 9.75dB 9.80dB 9.85dB 9.90dB 9.95dB 10.00dB © 2005-2009 Yamaha Corporation DMEリモートコントロールプロトコル仕様書 V3.1 22
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